新検索サイト「Mooter(ムーター)」登場
「Google」にそっくりな検索サイト「Mooter(ムーター)」の日本語版が、2/14に登場しました。
○Mooter(ムーター)
【 http://www.mooter.co.jp/ 】
○関連記事・INTERNET Watch『ムーター、検索結果を仕分け表示するWeb検索サイト「Mooter」』
【 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/02/16/10909.html 】
○「INTERNET Watch」の記事を一部抜粋豪MooterMedia社のインターネット検索技術の日本語版開発を行なうムーターは14日、Web検索サイト「Mooter」を開設した。ロボット検索による検索結果のリストとともに、検索結果に含まれる情報を仕分けしたカテゴリを表示するのが特徴だ。
検索方法は「Mooter検索」と「Star Burst検索」の2種類を用意。Mooter検索では検索結果画面の上部にカテゴリを表示し、Star Burst検索ではスター型にカテゴリを表示する。たとえば「アップル」と検索すると、「コンピュータ社」や「ストア」、「自動車」(中古車販売を示す)などのカテゴリが現われる仕組みだ。
カテゴリ検索については、検索結果から抽出したキーワードの情報量や単語の重みを判定して仕分けを行なうアルゴリズムでMooterMediaが開発した「Sufix Tree Clustering Algorithm」を採用。またロボット検索は、Yahoo!が導入する米Inktomiのアルゴリズムを採用した。そのほか検索結果画面の右ペインには、Overtureによる検索連動型広告「スポンサードサーチ」が表示される。
早速Mooterのサイトへ。トップページがいきなり、Googleのそれにそっくり! 名前も「Mooter」と「Google」でかなり似ているし、Googleの「I'm Feeling Lucky」がMooterで「Star Burst検索」になった形だし。検索結果の表示形式もかなり似ているし、スポンサー広告もGoogleの「Google アドワーズ広告」がMooterで「Overture(オーバーチュア)」になった形だし。ここまでやる?
面白いのは、「Mooter検索」と「Star Burst検索」のカテゴリ切り替えに、Ajaxの技術が使われていること。ものすごく簡単に言えば、ページ表示の更新をリアルタイムで瞬時に変化するように見せる仕組みのことです。また、Googleには無い「Star Burst検索」は、見たままのイメージで分かりやすいですね。もっとも検索精度はGoogleにまだ劣るかもしれないけどね。改善を望みたい点は他にもあるけど、今後良くなっていくんじゃないかな? 結果的に、もっとGoogleに似てきたりして?(笑)
ところで、Mooterのように人気のネットサービスを似せる世の動きについて、興味深い記事があります。
○関連記事・ITmedia「ネットサービス“そっくりさん”登場のなぜ」
【 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0602/13/news010.html 】
○「ITmedia」の記事を一部抜粋既存の人気サービスに、デザインも機能もよく似ているサービスが最近、次々に登場している。似せた側は「既存サービスと同じデザインの方が使いやすい」と主張。模倣された側は法的手段に訴えることもなく、事実上黙認する場合がほとんど。背景には、ネットサービスで模倣は“お互い様”という暗黙の了解もありそうだ。
確かに使い慣れたサービスの模倣であれば、多くのユーザが戸惑うことも無く使えるとは思います。今回のGoogleベースのMooterも然り。でもあまりに似過ぎると、素人ながら「さすがにパクリはまずいだろう?」とも思います。この辺りは、上記記事でも「お互い様」という下りだし何とも難しい問題だけど・・・。それにしてもライブドア、サービスのパクリ過ぎにも程があるぞ?(苦笑) まあ私的には、「事情故にパクリは結構。でもオリジナリティも全面に出してよね!」と言いたいですね。
話が変わってしまいました。Googleの検索利用率が9割の私ですが、Mooterにも期待してみます!
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