古畑任三郎ファイナル・第3夜(シリーズ最終話)
新春ドラマスペシャル「古畑任三郎ファイナル」の、第3夜「ラスト・ダンス」を見ました。
○フジテレビ「古畑任三郎」・公式サイト
【 http://www.fujitv.co.jp/furuhata/index2.html 】
○イントロダクション(公式サイトより)田村正和扮する警部補・古畑任三郎が、知能犯の犯罪をその鋭い洞察力であぶり出し、犯人を追い詰める、という三谷幸喜脚本による大ヒットドラマ「古畑任三郎」。このドラマは、1994 年 4 月に第 1 シリーズが放送されて以来、3 シリーズが放送されたほか、スペシャルドラマとして 5 本が制作され、いずれも好評を博しました。
そんな「古畑任三郎」シリーズが、2006年のお正月――1 月 3 日、4 日、5 日の 3 夜連続スペシャルで遂にファイナルを迎えます。
ゲストとしてお迎えするのは、第 1 夜が石坂浩二さんと藤原竜也さん、第 2 夜がイチロー選手、第 3 夜が松嶋菜々子さん、という超強力な顔ぶれ。そんなゲスト陣に合わせて、いままでのシリーズとはひと味違う三谷脚本の斬新なトリックと、台詞の妙が冴え渡る最後の 3 本に、どうぞご期待下さい!
ついにシリーズ最終篇。1/03~05の3夜連続で放送されるSPです。今回は3夜目・最終話!
○キャスト&スタッフ(公式サイトより)【キャスト】
古畑任三郎:田村正和
今泉慎太郎:西村雅彦
西園寺守 :石井正則 他
(第3夜ゲスト)
加賀美京子(ペンネーム)[大野もみじ(姉)/ 大野かえで(妹)]:松嶋菜々子(二役)【スタッフ】
脚本:三谷幸喜
企画:石原隆
プロデューサー:関口静夫、柳川由起子
音楽:本間勇輔
演出:河野圭太
制作:フジテレビ、共同テレビ
○「古畑任三郎ファイナル・第3夜」あらすじ(公式サイトより)「ずいぶん昔になりますが、あなたにとてもよく似た女性に会ったことがあります」
「その人も誰かを殺したの?」
テレビ局――颯爽と廊下を歩くのは、人気脚本家の加賀美京子こと大野かえで ( 松嶋菜々子 )。すれ違うスタッフは皆一様に売れっ子の作家のかえでに挨拶する。その日、かえでが手がけた連続ドラマ「鬼警部ブルガリ三四郎」の最終回が完成し、試写が行われた。かえでを始め、スタッフは皆、作品の出来に満足しているようだった。「鬼警部ブルガリ三四郎」の打ち上げ会場で、大勢の関係者の中、スピーチするかえで。派手目なメイク、女優を思わせるような衣装。社交的な彼女はいつも華やかなスポットライトを浴びていた。
同じころ、とあるマンションの一室では、もみじ ( 松嶋・2役 ) が、パソコンに向かって原稿を書いていた。化粧もせず、地味な装いの彼女は、かえでの双子の姉であり、もうひとりの加賀美京子だった。テレビ業界では誰もが知っている話だが、かえでともみじはふたりでこのペンネームを使い、共同で仕事をしているのだ。
そんな中、打ち上げ会場にやってきたのは、ご存知、古畑任三郎 ( 田村正和 ) である。古畑は「鬼警部ブルガリ三四郎」の監修として以前からかえでに協力していたのだ。古畑は、かえでに誘われ、打ち上げ会場をこっそり抜け出してダンスホールを訪れた。チークダンスを踊るふたり。かえでは、華麗なステップで踊りながらこうつぶやいた。「私、古畑さん好きよ」と――。
あくる日、古畑は、カフェでかえでと再会する。次回作のことで力を貸してほしい、とかえでに頼まれたのだ。するとそこに、もみじからの電話が入った。「すぐに戻ります」と言い残して、店を出るかえで。しかし、このときすでに彼女の計画は実行されていた…。
そして本編スタート。
○「古畑任三郎ファイナル・第3夜」・予想と結末【予想】
・「双子」という設定を利用したトリックあり。
・双子というのがそもそもフェイク。実は一人の人物。
会話するシーンがあれば、それは想像の世界とか。
・第1シリーズの第1話につながる何かがある。
例えば、その話の犯人・小石川ちなみと同様、後に不起訴から無罪になるとか。【結末】
・もみじとかえでは、確かに「双子」だった。
しかし、死んだと思われたもみじは、実はかえでだった。
・もみじとかえでは、ストーリー中のどこかで入れ替わっていた。
かえでを殺したのは、かえでに変装したもみじ。理由は妬みや憎しみ。
・部屋の物を自然に使うことや車の使用やカップに付いた口紅等から、
古畑は入れ替わり犯罪を見抜いた。
化粧品が無くなっている辺りから「何か変だ」と思い始めた今回。2人の入れ替わりこそ気付かなかったものの、「双子」の設定を利用したトリックであったことだけは当たりました。シリーズ最終話だから、きっと「有り得ない」と思わせる展開になると思っていて、「双子そのものがミスリード」という大胆な予想までしてみたけど、後に「犯人と死体」の両人の存在がはっきりしたためもろくも崩れました。考えてみれば、営業に没頭するもみじより創作に没頭するかえでの方が、巧妙な犯行を思い付く能力が優れているとも言えるわけで・・・。最後は、妹・かえでと違ってダンスが上手く踊れない姉・もみじが、同じく上手く踊れない古畑とぎこちない“ラスト・ダンス”を踊って終わりました。古畑任三郎、これで3勝です!
見た目は同じである「双子」の微妙に異なる性格を読み取って、真相を暴いてしまった古畑の推理力はすごいものがありました(脚本力とも言う)。「双子そのものがミスリード」と当初予想した私は、かえでが犯人だったことが明らかになっても、確かに銃で撃ち殺したとしても、何らかの形で「法的に免れる事態も有り得る」と思っていました。それは何故かというと、10年以上も不定期ながら続いてきたシリーズの最終話だから、「第1シリーズの第1話につながる何かがある」と確信していたから。そしてその予想は罪の有無以外の部分で確信通りになり、古畑はもみじに「ずいぶん昔になりますが、あなたにとてもよく似た女性に会ったことがあります」と、その話の犯人だった漫画家(≒作家)・小石川ちなみの話を持ち出しました。「法的に免れる事態も有り得る」と思っていたのは、後に小石川ちなみが不起訴処分で無罪となったこともつなげてくると予想したため。まあそれは当たらなかったものの、予想通りに小石川ちなみの話が出た時点で、「シリーズの初回話と最終話を結び付けることによる完全なファイナル」を感じたんですね。
これはちょっとした余談。ストーリー内で、「『白い巨塔』の井上由美子(脚本)」というセリフや、「鬼警部ブルガリ三四郎(『古畑任三郎』自体のパロディ)」等が出てきました。三四郎役の小日向文世さんの演技は良かったなあ。でもあれだけの出演っていうのがもったいなかったなあ。それから、“松嶋菜々子&かえで”と聞いて、同局系ドラマシリーズ「救命病棟24時」の女医・楓(かえで)を思い出した人は私だけではないはず? こうした要素が盛り込まれていたことで、「脚本の三谷幸喜さんは、“『古畑任三郎』も同じフジテレビ系人気シリーズ”だと最後に印象付けたかったのでは?」と勝手に推測してしまいました。まあその辺は、言われなくとも多くの人が「人気シリーズ」と思っているから大丈夫だと思われます。それより私は、三谷さんが上手く便乗して、NHK大河ドラマ「新選組!」の例え話を出したり(実際「第1夜」がNHK特番「新選組!!土方歳三 最期の一日」とバッティングした)、近々公開される映画「THE 有頂天ホテル」を意識したホテルを舞台にするんじゃないかと、密かに期待していました(笑)。
ここで、「古畑任三郎ファイナル」の総評をまとめてみます。
○「古畑任三郎ファイナル」の総評・ストーリー別の期待度
第2夜>第3夜>第1夜第2夜:イチロー
第1夜:石坂浩二&藤原竜也
第3夜:松嶋菜々子・ストーリー的に面白かった順
第1夜>第3夜>第2夜第1夜:二重トリック(犯行を行う者と暗に操る者)
第3夜:入れ替わりトリック(殺されたと思われた人物が犯人)
第2夜:フェアトリック(その精神が仇となる)・ストーリー別の視聴率
第3夜>第2夜>第1夜第3夜:平均29.6%(瞬間最高32.7%)
第2夜:平均27.0%(瞬間最高29.6%)
第1夜:平均21.5%(瞬間最高27.5%)
私としては、バランスの良い結果となりました。皆さんはどうだったでしょうか?
そんなこともあり、ついに終わってしまった「古畑任三郎」シリーズ。「終わりなんて言わないで、もっと続編が見たい!」とか、「スピンオフシリーズでも良いから見てみたい!(例:『警視総監・今泉慎太郎』。有り得ない~!)」等と、誰もが思っているでしょう。でも、こんな豪華ゲスト3組を起用した「古畑任三郎ファイナル」を3夜連続で放送したことだし、できればこれを「完全なファイナル」として続編無く終わってもらいたいものです。ただ・・・、「この人がゲストなら許せる」という人物がたった一人だけいます。その人物とは、この「古畑任三郎」のモチーフとして知られる「刑事コロンボ」で、古畑のモデルでもあるピーター・フォーク。「日米の名刑事対決」なんていうのを見てみたいものです。夢のまた夢でしょうけど・・・。
さて最後に「古畑任三郎」シリーズを軽く振り返ってみます。3シリーズ33回(12回+10回+11回)・スペシャル6回・ファイナル3回の、計42回に及ぶ長編シリーズでした。
○「古畑任三郎」シリーズの全42回リスト○第1シリーズ「警部補・古畑任三郎」(全12回:1994/04/13~06/29)
1. 死者からの伝言 VS 小石川ちなみ(少女コミック作家)/中森明菜
2. 動く死体 VS 中村右近(歌舞伎役者)/堺正章
3. 笑える死体 VS 笹山アリ(精神科医)/古手川祐子
4. 殺しのファックス VS 幡随院大(ミステリー作家)/笑福亭鶴瓶
5. 汚れた王将 VS 米沢八段(棋士)/坂東八十助
6. ピアノ・レッスン VS 井口薫(ピアニスト)/木の実ナナ
7. 殺人リハーサル VS 大宮十四郎(俳優)/小林稔侍
8. 殺人特急 VS 中川淳一(外科医)/鹿賀丈史
9. 殺人公開放送 VS 黒田聖(霊能力者)/石黒賢
10. 矛盾だらけの死体 VS 佐古水茂雄(議員秘書)/小堺一機
11. さよなら、DJ VS 中浦たか子(DJ)/桃井かおり
12. 最後のあいさつ VS 小暮音次郎(警視)/菅原文太
→第1話犯人の小石川ちなみは、その後のシリーズでも名前が良く出ました。
第8話の外科医は、三谷さん脚本作「振り返れば奴がいる」の人物そのまま。
第11話で登場した「赤い洗面器」の話は、今なお謎ですね。「オチない」?○「警部補・古畑任三郎スペシャル」(1995/04/12)[SP1]
笑うカンガルー VS 二本松晋(数学者)/陣内孝則
→これは見ておらず、再放送を録画したので後日追記。○第2シリーズ「古畑任三郎」(全10回:1996/01/10~03/13)
1. しゃべりすぎた男 VS 小清水潔(弁護士)/明石家さんま
2. 笑わない女 VS 宇佐美ヨリエ(教師)/沢口靖子
3. ゲームの達人 VS 乾研一郎(医者)/草刈正雄
4. 赤か、青か VS 林功夫(大学助手)/木村拓哉
5. 偽善の報酬 VS 佐々木高代(脚本家)/加藤治子
6. VSクイズ王 VS 千堂謙吉(クイズ王、学習塾経営)/唐沢寿明
7. 動機の鑑定 VS 春峯堂のご主人(骨董品店)/澤村藤十郎
8. 魔術師の選択 VS 南大門昌男(クラブ経営)/山城新伍
9. 間違われた男 VS 若林仁(雑誌編集長)/風間杜夫
10. ニューヨークでの出来事 VS のり子・ケンドール(小説家の妻)/鈴木保奈美
→第1話犯人の弁護士は、さんまさんのようにしゃべりすぎてアウト。
第4話の大学助手は、古畑が唯一殴ったことでも有名。著作権により再放送は無し。
第10話のストーリーは、仮定の名の事実を口頭で解き明かした妙な回でした。○「古畑任三郎スペシャル」(1996/03/27)[SP2]
しばしのお別れ VS 二葉鳳翆(アートフラワースクール経営)/山口智子
→「華道≠フラワーアレンジメント」を強調していました。○「古畑任三郎スペシャル」(1996/04/09)[SP3]
消えた古畑任三郎 古畑任三郎と24人の犯人たち
→異例の総集編。歴代ゲストと過ちを犯した今泉慎太郎で、24人。○「古畑任三郎スペシャル」(1999/01/03)[SP4]
古畑任三郎 VS SMAP SMAP
→木村拓哉は、役どころの違う2度目の出演。○「古畑任三郎スペシャル」(1999/04/06)[SP5]
黒岩博士の恐怖 VS 黒岩健吾(監察医)/緒形拳
→関係無いけど、私の誕生日の放送でした。○第3シリーズ「古畑任三郎」(全11回:1999/04/13~06/22)
1. 若旦那の犯罪 VS 気楽家雅楽(落語家)/市川染五郎
2. その男、多忙につき VS 由良一夫(メディアプランナー)/真田広之
3. 灰色の村 VS 荒木嘉右衛門(雛形村村長)/松村達雄
4. 古畑、歯医者へ行く VS 金森晴子(歯科医)/大地真央
5. 再会 VS 安斎亨(小説家)/津川雅彦
6. 絶対音感殺人事件 VS 黒井川尚(指揮者)/市村正親
7. 哀しき完全犯罪 VS 小田嶋さくら(棋士五段)/田中美佐子
8. 頭でっかちの殺人 VS 堀井岳(化学研究所所員)/福山雅治
9. 追いつめられて VS 臺修三(西洋美術研究家)/玉置浩二
10. 最も危険なゲーム・前編 VS 日下浩司(動物愛護団体リーダー)/江口洋介
11. 最も危険なゲーム・後編 VS 日下浩司(上に同じ)
→見た覚えはあるけど、あまり覚えていないんです。
実を言うと、「古畑シリーズ」は再放送で見ることが非常に多かったんですね。
この第3シリーズも、いずれ再放送があるでしょう。それとも、DVDで見ようかな?○「古畑任三郎スペシャル」(2004/01/03)[SP6]
すべて閣下の仕業 VS 黛竹千代(日本特命全権大使)/松本幸四郎
→顔で日本人か否かを判断してはならないという教訓を得ました。○「古畑任三郎ファイナル」(全3回:2006/01/03~01/05)
1. 今、甦る死 VS 天馬恭介(館長)&堀部音弥(会社役員)/石坂浩二&藤原竜也
→レビューは「古畑任三郎ファイナル・第1夜」に記載。
2. フェアな殺人者 VS イチロー[架空の人物](メジャーリーガー)/イチロー
→レビューは「古畑任三郎ファイナル・第2夜」に記載。
3. ラスト・ダンス VS 加賀美京子[大野もみじ/かえで](作家)/松嶋菜々子(二役)
→レビューは本記事に記載。※テレビ誌「TV Japan」・2006年1月号の特集ページを参考。
このゲストリスト、すご~~~いっ! ベテランから若手まで、本当にいろんな人が出演していたんですね。その各人と1対1の勝負を挑んだ古畑任三郎こと田村正和は、やっぱりすごい! 独特の口調と仕草、そして鋭い推理で、犯人たちをじわりじわりと追い詰めていくのが、見ていて面白かったです!
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コメント
あずさん、おはようございます。
双子は実は一人だったと最初に予想したあずさん。
そんなストーリーも見てみたかった。
古畑全シリーズ、並べて見るとすごいゲストですね。
ほとんど見ているはずなんだけど、忘れているものも多い!!
まだまだこの作品に出演したいと思っている役者さんはいるはず。
またいつか、帰ってきてほしいですね。
投稿: ちーず | 2006.01.09 09時03分
あずさん こんにちは!コメントありがとうございます。
謎はやっと溶けました(汗)
こういうドラマ好きなのに、ファイナルとは寂しい(でも信じていない・笑)
あずさんの記事、素晴らしい!すごくわかりやすい!
そうそう「かえで」救命病棟のかえでを思い出しましたよ(笑)
ところどころに脚本の遊び心?が散りばめてありましたよね。
そして視聴率が全てではないってところも。
でも、3話とも高視聴率で、やっぱりみんなの関心の高さを物語っていましたね。
古畑さんはもちろんですが、今泉と西園寺のコンビも大好きだった。
いよいよ新ドラマです。
これからも宜しくお願い致します。
えっとブックマークに登録します!ので宜しくお願いします。
投稿: アンナ | 2006.01.09 10時11分
第3夜の記事も書いたのですが、
ちょっと関係ない(関係はあるのですが)ところのTBをさせていただきました。
全犯人を振り返っていらしたので・・・。
投稿: ryi | 2006.01.09 12時00分
こんにちは。
放送リストを見ながら、昔のシリーズの方をよく覚えている自分に驚きました。第3シリーズはあまり記憶にないです^^; でも、地下室に恋人を残す時のちなみちゃんの表情は昨日見たかのように思い出せます。
私は見れなかったんですが、どうも関東では、年末に古畑の再放送をやっていたようです。かろうじて、第3シリーズの最終話だけ見ることができました。知ってれば全話録画したのに。
ピーターフォークとの競演見てみたいですねぇ。生きてらっしゃれば、声の方との競演はありえたでしょうに、残念ですね。
投稿: ひいな | 2006.01.09 12時00分
はじめまして。
松嶋奈々子の演技は、安心してみられました。
シリーズの初回話と最終話を結び付けられていたとは、気づきませんでした。やはり、ずっと通して見られてる方は違いますね。
ただ、トリックがよくわからない点があります。
入れ替わった点はいいとして、一度マンションを出て、裏口らしきところを通って部屋に戻り、妹を殺して店に行きました。
時間の関係で、裏口からは無理だということになりましたが、
玄関から入ったとき管理人に見つからなかったことを示すシーンがなかったことが、いまいち釈然としません。あと、マンションの構造を説明してくれると、よりわかりやすかったかも。
投稿: 流川 | 2006.01.09 15時53分
あずさんこんばんは
TBありがとうございます。
3話もよかったですね。
このまま終わってしまうのは、おしいシリーズですね。
セリフの遊び心も楽しかったです。
投稿: まりこ | 2006.01.09 22時46分
>ちーずさん
「そんな予想もアリかな」と思ったんです。視聴者を錯乱させてくるんじゃないかと・・・。双子トリックも充分錯乱させられましたけどね。しかし古畑シリーズのゲストは、すごいラインナップですね~。各界の大物まで出ていますし。忘れている回も多いけど、是非一度全てを見返したいものですね!
>アンナさん
完全にファイナルとなるかは、実際微妙ですよね(笑)。フジテレビ系ドラマ「ショムニ」が良い(往生際が悪い?)例ですけど。そうそう、“松嶋菜々子&かえで”で、真っ先に“女医・楓”。その思いは同じでしたか! 意識してるのかな? 偶然かな? ストーリーの面白さと視聴率の高さが不一致だったのが、また面白いところでした。それから、古畑のみならず、古畑ファミリーが良かったですね。さて、今クールも盛り上がりましょう。ブックマーク登録、ありがとうございます。うちもそろそろ相互リンク機能を設けようと思います!
>ryiさん
こんにちは! 読みました。占いですか? そんなのがあったんですね~。今後もまたよろしくお願いしますね!
>ひいなさん
私もテレビ誌を見て書き起こしながら、自分がどこまで覚えているかをチェックしてみました。リアルタイムで良く見た第2シリーズは痛烈に覚えています。最初に見たシリーズなので(笑)。その後再放送で第1シリーズも見たりもしたけど、小石川ちなみの話はその後も随分と引き摺られたし、印象度は高いですね。こちら東海地区でもスペシャルの再放送をやっていました。いくつか録画したので、暇があれば見ようと思っています。ピーター・フォークとの対決は見てみたいでしょう? 声の吹き替え担当の石田太郎さんは出演歴があるんですけどね!
>流川さん
初めまして! コメントありがとうございました。シリーズ初回話との結び付けは、シリーズものならではの構成ですよね。ああ、マンションの裏口や構造の件は、ちょっと不審な点でしたね。そこは構成の詰めが甘かったと思いました。全てを万全に網羅するのって、難しいんでしょうね。
>まりこさん
この話も面白かったですね! シリーズの完結については、最近流行の言葉で言うと、まさに「もったいない」です。セリフ回しも面白かった!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2006.01.10 03時35分
こんにちは。
コメントとトラックバック、失礼いたします。
詳細な記事を興味深く拝見させて頂きました。
第三夜は、最終夜に相応しい、見応えのある仕上がりでしたね。
僕もスピン・オフの映画『 警視総監 今泉慎太郎 THE MOVIE』を観てみたいです。
そして、近い将来に古畑任三郎氏が帰ってくる事を願っています。
また遊びに来させて頂きます。
改めまして、今度共よろしくお願い致します。
ではまた。
投稿: たろ | 2006.01.11 13時24分
”双子”と言う点で、視聴者が想像するであろうトリックを、三谷さんは頭に置いて上手く書き上げたなぁと思いました。2度見たんですけどね、グラスの口紅を拭き取るシーンを見逃してて。そんなさり気ない仕草を見落とさない古畑の視線に釘付けでした(^_^;)かえでの魅力にやられちゃった古畑も可愛かったぁ♪
しかし”アズラーのリスト”はすごい!(笑)
見てないものも、3度は見たものも、忘れてたものも…こんなにあったんだぁ、懐かしい。小石川ちなみだったのねー!「昔似たような人が…」って!でも見てない(>_<)見たい!あずさんの着眼点には拍手ですよー(^o^)読んでて何かスッキリしたぁ。かえで=楓も、W(゚O゚)Wそうだった~ってな感じで(笑)
毎度「古畑任三郎」を見終えた時の切なさと言うか、殺さなくても良かったのにぃ、と犯人に同情しちゃったり…良かったわぁ。犯人が落ちてからの会話も「古畑~」しかない…何て言い表したらいいのか。古畑ファンなら同じ思いで見てるはず(^_^;)ですよね?例えば私の好きじゃない”2時間ドラマ”でのラスト、岸壁で犯人が自白してるシーンとか、同じお決まりでもつまんない。犯人に同情もしない。
ファイナルはファイナルだもんねぇ。これからもまだまだ見たかったけど、ラストに満足だったから良しとしよう。今までの作品を見返したい♪
古畑任三郎は、結婚した事があった?ような口ぶりでしたね~「忘れました~」なんて(^_^;)永遠に謎かぁ
投稿: マナ | 2006.01.11 22時53分
>たろさん
そうですね、最終夜に相応しいと思いました。双子設定のトリックも見応えあったし。「警視総監・今泉慎太郎」なんていう夢のまた夢のようなスピンオフは、有り得るんでしょうか?(笑) また遊びに来てくださいね!
>マナさん
見返してみると、随所に真相をカバーするシーンがあったりするんですよね。私も第1夜分から見返して、「ああ、ここにヒント出てるじゃん!」等と発見することが多いです。でも、推理はできないという・・・(苦笑)。「アズラーのリスト」って「シンドラーのリスト」みたいだけど(笑)、すごいラインナップですよね! 書いているうちにワクワクしてきました。古畑に追い詰められる毎回のゲストを、「頑張れ、逃げろ!」と応援したくなることもありました(フィクションだから)。でも、痛い所を突いてくるんですよね。さすがは名警部補。私は「あれで完全なファイナルとしておきたい」と思っているんですけど、続きを見たい気持ちは確かにあります。とりあえずは、過去シリーズを再び見てでも楽しみたいですね。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2006.01.12 02時34分