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2006.01.23

功名が辻・第3話

NHK大河ドラマ「功名が辻」の第3話「運命の再会」を見ました。

○NHK大河ドラマ「功名が辻」
第3話「運命の再会」

○冒頭の語り(NHK・三宅民夫アナウンサーによる)

[黒い背景に毛筆体の白文字による「功名」という字幕]
「功名」とは、手柄を立て名を上げることを言います。

[以後、ドラマ内映像や歴史資料の映像]
「『功』を立て、『名』を上げれば、
 父上も必ず分かってくださると存じます(一豊の1シーン)」

時は戦国。能力さえあれば出世できた時代。
一豊が己の夢を託したのはまさに実力でのし上がってきた男・信長である。
親方様である信長は、いわば社長。
新入社員に過ぎない一豊との間には、あまりに大きな隔たりがあった。
一豊たちにとって、合戦の場で手柄を立て
自分を積極的に売り込んでいくことのみが、出世への道であった。

おやかた様 社長 ←信長
家老 取締役
侍大将 部長
足軽大将 課長
足軽頭 係長
足軽 社員 ←一豊

一豊が千代と共に歩んでいく「功名が辻」。
しかし、駆け出しの社員に過ぎない一豊にとって、
一国一城の主に至る道のりには
まだまだいくつもの試練が立ちはだかることとなる。

前回は「ディープインパクト」の話から始まったけど、今回はこのドラマのタイトルに使われている「功名」の話から始まり、戦国時代における功名のエピソードが語られました。注目せよ、冒頭文が、今熱い! 以前のレビューでも書いたけど、ここではこの冒頭文のレビューがメインであり独自ですから(笑)。三宅アナの気合が入った語りが結構好きで、NHKの番組で普通にしゃべっていると「何で気合入っていないんだよ!」等と勝手に不満をもらす始末。まあ、仕方無いか・・・(笑)。

○第3話「運命の再会」・あらすじ(公式サイトより)

千代(仲間由紀恵)の元に幼なじみの六平太(香川照之)が現れる。千代を守るために来たという。故郷の村を焼かれた時、六平太は千代と生き別れになり、甲賀に流れ、そこで忍びとなっていたのだった。千代は『尾張にいる山内一豊様が無事かどうか調べてほしい』と六平太に頼む。藤吉郎(柄本明)は信長(舘ひろし)に対し、美濃攻略のために墨俣に砦を築き、そこを拠点として美濃の武将を調略すべきだと献策する。藤吉郎は見事に砦を築き、信長から秀吉という名を与えられる。その片腕となっていた一豊は織田家の配下・秀吉付きの武将として正式に認められる。
ある日、藤吉郎は一豊を従えて美濃の竹中半兵衛(筒井道隆)を訪れ、信長につけと調略を試みる。半兵衛は、美濃を裏切るつもりはないと拒否するが、一豊は、そこで美しく成長した千代と再会を果たすことが出来たのだった。
しかし、敵味方となり分かれてしまった運命の前にふたりは、親しく語り合う暇もなく、ただ見つめ合うだけであった。一豊はその日以来、千代のことが気になって仕方ない。様子のおかしい一豊に、家来の五藤吉兵衛(武田鉄矢)・祖父江新右衛門(前田吟)らも心配しきり。藤吉郎は半兵衛の調略を何度も試みるが、半兵衛の意志は固い。しかし、ある日半兵衛から、一豊を連れて来てくれとの書状が藤吉郎に届く。半兵衛の庵を訪ねると待っていたのは──。

一豊と千代は、別れの河を隔てて遠目で再会。千代は連れの半兵衛に「あの男を知っているのか?」と聞かれ「命の恩人です」と正直に答えれば、一豊は猿男の藤吉郎に「半兵衛はキャキャキャ!」と猿語の噂話(笑)。やがて千代は、幼馴染みの六平太とも再会! 千代が幼い時に事故で亡くなったと思われたけど、生きていたかい六平太さんよ! 彼に一豊の動向を調べてもらい、後日藤吉郎らと共に美濃へやってくるとの情報を聞いた千代は、心ウキウキ(死語?)。一方で、信長は藤吉郎の功績を認めて「秀吉」の名を与え、猿男・藤吉郎改め秀吉は「うれしいキャキャキャ!」から「うれしいぞい!」になることでしょう。そして当日、一豊と千代は改めて運命の再会を果たし、しばし感動に浸ったのでした。しかし今は敵味方の関係で、自由に会えない状況にあり・・・。まさに「戦国時代のロミオとジュリエット」。“社員”の一豊は、“上司”の猿吉郎改め猿吉(あれ?)の下でどのように「功名」を上げ、どのようにのし上がっていくのか?(三宅アナ風)

昔も今も、実力社会であることは変わりません。ある種IT企業という意味合いが強いかな。特に信長は“戦国のワンウェイマン(一方通行男)”だから、特にその業界人のような気がします。一豊と千代は無事再会して少しだけ会話ができました。美しい女に育った千代にベタ惚れ状態の一豊は、どういう行動を起こすのでしょうか? 今後どう近付いていくのでしょうか? それが本当に楽しみです!

○関連記事「功名が辻・第1話」
○関連記事「功名が辻・第2話」

「功名が辻(1)」 「功名が辻(2)」 「功名が辻(3)」 「功名が辻(4)」
原作「功名が辻(1)~(4)」(司馬遼太郎・文春文庫)

「功名が辻(前編)NHK大河ドラマ・ストーリー」
「功名が辻(前編)NHK大河ドラマ・ストーリー」

「功名が辻 2006年NHK大河ドラマ完全ガイドブック(Tokyo news mook)」
「NHK大河ドラマ『功名が辻』カドカワムック」

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コメント

ドラマは全てHDDに録画して見るあたし。
今まではどのドラマもオープニングの音楽等はすっとばし、早く本筋にと焦る思いで
見て来たのですが、どなたかの影響か(笑)、最近はゆったりと音楽に耳を傾け、
更にこのドラマでは三宅アナの語りも気合負けしないように聞き入っている今日この頃です♪
今回も、信長と一豊の立場ってそんなにも遠いのかぁ~とお勉強になりましたです♪
すっかり偉くなったような気分です、ラッキ~でウッキ~♪

投稿: まこ | 2006.01.24 15時10分

あずさん コメントどうもです。

大河は難しいよね。でも、これは私は今のところ楽しく見れてます。
うちの母上が解説してくれるので、助かってます。ちと、横でうるさいけどね(笑)

うちのblogはアドバンスですよ。

投稿: アンナ | 2006.01.25 08時06分

あずさん こんばんは!
一豊の気持ちはあの千代~の叫びでわかっているけどなんかまだ女々しいようです。
それに比べて手紙を書いたり千代の勇ましさは、ステキだわ。
私も、けっこうこれ楽しんでみています。ロンドと重なっているのでロンドを先にあげて
いますがこっちの方が質がいいし、やっぱり面白いって大事ですね。

投稿: かりん | 2006.01.25 20時28分

>まこさん

冒頭の語りとオープニング音楽は、私のイチ押し! 毎回のっけから感動させてくれる、大好きなドラマです。あっ、ストーリーもちゃんと見ていますからね。でもちゃんとイチ押しポイントまで見てくれているのは、もしかして私の影響?(笑) 歴史に詳しくない私のような者にとっては、分かりやすい解説が頼みの綱なのでござるよ。フォッフォッフォッ! 何か違う気がする・・・。

>アンナさん

そばに解説者がいらっしゃるとは、頼もしい! 私は理系の世界史専攻だったので、世界の動きなら追えるんだけどね。今いる日本の過去は大したことは分かんねえ~(苦笑)。なるほど、やはり「gooアドバンス」でしたか。今度ちょっと話を聞かせてくださいな!

>かりんさん

やっぱり一豊は千代いてこその主なんでしょうか。千代の勇ましさは確かに素敵ですよね! 私も今のところは大好きで見ているんだけど(特に冒頭)、そのせいで「輪舞曲-ロンド-」の試聴が大幅に遅れていたりします(苦笑)。早く見ようとは思っているんだけど、日曜はこっちに気を取られ過ぎてしまうんですよ。

投稿: ads(あず)@管理人 | 2006.01.26 00時35分

こんばんわ。
最初の解説。大河ドラマ初心者、というか、歴史に弱い自分にとってためになる話であります。
しかし、、、その後の音楽はすっとばしてしまいますが…(;・∀・)

投稿: demasse | 2006.01.29 22時34分

demasseさんのためにも、そして私の趣味としても、今後も冒頭メインで頑張ります! でも、音楽はしっかり聴いてくれないと、すっとばした分の倍を見てもらいますから~。あるいは、名シーンのモノマネ一発芸でも可ですよ~。この回の一豊の名セリフ「千代ー!」とか(笑)。

投稿: ads(あず)@管理人 | 2006.01.29 22時43分

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