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2006.01.31

功名が辻・第4話

NHK大河ドラマ「功名が辻」の第4話「炎の中の抱擁」を見ました。

○NHK大河ドラマ「功名が辻」
第4話「炎の中の抱擁」

○冒頭の語り(NHK・三宅民夫アナウンサーによる)

[稲光の中の国会議事堂]
現代で「天下取りの戦」といえばすなわち選挙。
選挙戦を陰で支える参謀のことを「軍師」と呼ぶことがある。

(竹中半兵衛が軍師)

軍師とは、戦国時代には、戦略で武将たちを支えるだけでなく、
古くは出陣の方角や日時を占い、味方の吉凶を判断する等、
占い師としての一面もあったのである。[戦勝祈願]

しかし、“ワンマン社長”のような武将であった信長には
このような軍師がいなかった。
今まで軍師など必要としてこなかった信長。
しかし、難攻不落の稲葉山城攻略のために二人が出会うことで、
城の中にいる千代は、いったいどのような運命をたどるのか?

前回は「功名」の話から始まったけど、今回は「軍師」の話がメインになりました。今回は信長と半兵衛が出会い、そこから一豊と千代の運命が大きく動くことになりました。軍師自体知らなかったけど、占い師という一面もあるなんて、なかなかすごい人材だったんですね。

○第4話「炎の中の抱擁」・あらすじ(公式サイトより)

竹中半兵衛(筒井道隆)の庵で互いの胸の内を語り合う千代(仲間由紀恵)と一豊(上川隆也)。互いに思い合う気持ちを確かめるが、敵味方に分かれてしまった二人に思いをとげる手立てがあろうはずもなく、運命とあきらめ、後ろ髪を引かれながら別れるより他なかった。ところが半兵衛はなぜか信長方につく事を決意、信長(舘ひろし)から、秀吉(柄本明)の配下として認められる。秀吉による美濃方の武将の調略も進み、いよいよ美濃の主城・稲葉山城を攻略せんとする信長軍。千代は養父・市之丞(津川雅彦)らとともに稲葉山城にろう城する。信長方では、城に攻め入れば女子どもも皆殺しにせよとの命令に、一豊は千代を思い、やりきれなさを感じていた。難攻不落の稲葉山城は容易に落ちず、焦る信長に半兵衛は、少人数なら城へ登れる小道があると手立てを示す。そして半兵衛は、一豊に、真っ先に城へ入り、千代を救えとささやくのだった。城内へ踊り込み千代を探す一豊。そして、自刃せんとする養父・市之丞を織田兵から守る長刀姿の千代を見つけ、間一髪でその命を救う。稲葉山城陥落後、城下の一豊の家に、母・法秀尼(佐久間良子)、弟・康豊(玉木宏)らが集まってくる。そして花嫁姿の千代も到着。千代・一豊の祝言がとり行われるのであった。

信長と半兵衛の相反する心の持ち主同士が協力して、難攻不落の稲葉山城を攻略し陥落へ。その中で、一豊は半兵衛に言われた通り千代を救い、二人は市之丞の前で「オレ千代が好き!/ワタシ一豊様が好き!(共に現代風訳)」と告白し合って婚約成立! サブタイトル通り、本当に炎の中で抱擁してたよ・・・暑さを意識せぬままに(笑)。その炎が消えた頃、髪の毛が焦げてコントで使うハゲヅラ頭をかぶったような市之丞から、千代は金子を授かりました。この持参金が、後々一豊のためになるわけですね。「千代は、幸せになりまするー!」と喜ぶ千代。おうよ、幸せになれよ~! 気になったのは、しょんぼりした六平太(香川照之)。あの悲しげな顔が、頭に残ってしまう・・・。

意外に早くここまで来たような。でもそこからがまた長いような。そんな感じがしました。本編と予告の後、一豊が生まれ育った地である岩倉市と一宮市辺りのことが紹介されました。地元近くなので機会があれば行ってみようかな?

○関連記事「功名が辻・第1話」
○関連記事「功名が辻・第2話」
○関連記事「功名が辻・第3話」

「功名が辻(1)」 「功名が辻(2)」 「功名が辻(3)」 「功名が辻(4)」
原作「功名が辻(1)~(4)」(司馬遼太郎・文春文庫)

「功名が辻(前編)NHK大河ドラマ・ストーリー」
「功名が辻(前編)NHK大河ドラマ・ストーリー」

「功名が辻 2006年NHK大河ドラマ完全ガイドブック(Tokyo news mook)」
「NHK大河ドラマ『功名が辻』カドカワムック」

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