野ブタ。をプロデュース・第9話
修二・彰・信子の3人によるトライアングルは、最もバランスが良く見える正三角形のように見えます。しかし、時には歪んで曲線を描くことも。青春時代にありがちな「不安定さの表れ」とも言えますね。それでも彼らにとっては、かけがえのない大切な形なのでしょう・・・。
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「野ブタ。をプロデュース」
第9話「別れても友達」
修二(亀梨和也)は、これまで人気者だったのが嘘のようにクラスで孤立していく。戸惑いを隠せない彰(山下智久)と信子(堀北真希)は、修二の本当の姿を知っているのは自分たちしかいないと、修二を信じることを誓う。そんな中、信子は、嫌がらせをした犯人が、親友だと信じていた蒼井(柊瑠美)だったことを知って、がく然とする。
数々の悪さをしてきたのがカスミだと知った修二は、彼女の動きが読めず困惑した状態。やがて「野ブタ(信子)のプロデュースに参加したい」と言い出し、一応は参加させてみたものの、どうもバランスが悪い。そしてある日、信子はカスミの所持品に黄色いペンキが付着しているのを発見! かつて制服やマスコットに使われたあのペンキ。カスミはそれを受け取ると、今までと打って変わった態度で信子を言い責めて、そのせいで信子は登校拒否に。カスミ、何てヤツ!
しかし、修二の呼び掛けがクラスの皆にも伝わって、信子を元気付けるために教室で撮った皆からの励まし映像のビデオテープを送りました。信子は自宅の部屋でそれを見て、涙を流していましたね。すっかり元気付けられた信子はようやく登校し、クラスの皆に歓迎されました。そして、カスミも・・・。
その後修二・彰・信子は、カスミが学校の屋上から飛び降りる夢を同時に見て不思議がり、慌てて学校へ向かってみると誰もいない教室でそのカスミが1人で泣いていました。そのまま屋上へ向かうと、夢で見た飛び降り地点に椅子があり、落下地点には人の形をした跡が。地上へ行って、それを眺める4人。信子はカスミの手を両手で握り、「良かった。生きてて、本当に良かった。」と言ったのでした。後にカスミの方から「仲間になるのをやめる」と言い出し、修二たちの元から去っていきました。夢といい、カスミといい、一体何だったんだろう?
ところで、そのサイドストーリーも見ものでした。ゴーヨク堂の店主改めデルフィーヌ(忌野清志郎)とキャサリン(夏木マリ)が、夜の校内で黒猫と一緒に月を見たり。横山先生(岡田義徳)が酔った勢いで提出した辞表を撤回するため、クラスの皆やキャサリンが徹夜で頑張ってものすごい数の嘆願書を偽造したり(笑)。辞表の件は何とかセーフでした。でも横山先生の表情が、だんだん“うっちー@木更津キャッツアイ”化していく・・・。といったところで、次回はいよいよ最終話。なんと修二の父親が転勤らしく、つまりは転校ということに? 予告では「さよならアミーゴ」とあったけど・・・。そんなの嫌だ!
○関連記事「野ブタ。をプロデュース・第1話」
○関連記事「野ブタ。をプロデュース・第2話」
○関連記事「野ブタ。をプロデュース・第3話」
○関連記事「野ブタ。をプロデュース・第4話」
○関連記事「野ブタ。をプロデュース・第5話」
○関連記事「野ブタ。をプロデュース・第6話」
○関連記事「野ブタ。をプロデュース・第7話」
○関連記事「野ブタ。をプロデュース・第8話」
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント