1リットルの涙・第10話
主人公・亜也の難病「脊髄小脳変性症」を、今更ながら詳しく調べました。「小脳から脊髄にかけての神経細胞が破壊されることによる神経病」の総称だそうです。遺伝に関係する例もあり、原因不明で完全な治療法は無し。改めて難病だと思いました・・・。
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「1リットルの涙」
第10話「ラブレター」
亜也(沢尻エリカ)は養護学校を卒業し、再び家に戻った。一方、遥斗(はると・錦戸亮)は、志望の常南大学医学部に合格。リハビリで病院を訪れた亜也を連れ、大学を案内する。遥斗との楽しい時間を過ごす亜也だが、周囲の新しい環境に寂しさを感じるように。「もっとリハビリをしたい」と、潮香(しおか・薬師丸ひろ子)と水野(藤木直人)に入院を申し出る。
前回気になった亜也の言語障害の現れは、ここに来て顕著になり始めました。思うように話せなくなり、トイレにも困ることに。病室で見られたくない場を遥斗に見られた時、亜也はどれほど悲しかったことか。ある日亜也は遥斗にラブレターを渡したけど、「麻生くんへ」と書かれたそのラブレターの内容は、通常のうれしいものというよりは現在抱いている辛さを訴えたものでした。「正直に言います 麻生くんといると つらいです」や「もう会えません」といった文面を見て、遥斗は涙を流すだけ・・・。病室の亜也も、両親や水野を前に「私、結婚できる? そうだよね・・・。でも、それでも、いつか、いつかが来たら、お花いっぱいに囲まれて、眠り続けたい」等と、笑顔で呟いたのでした。しかしその後、辛さに耐えられず号泣。その心情が、「過去を思い出すと、涙が出てきて困る。」というナレーションで語られました。そしてこんな字幕が。
現実があまりにも残酷で きびしすぎて
夢さえ与えてくれない
将来を想像すると また別の涙が流れる
ここでタイトルバックへ。そして、またも字幕が表示されました。
わたしはどこへ行けばいい?
何も答えてくれないけど
書けば気持ちだけでも晴れてくる
求めているんだよ 救いの手を
だけど届かないし 逢えもしない
ただ暗闇に向かって
吠えるわたしの声が響くだけ「1リットルの涙」より
病状が進む亜也を、黙って見ていられませんでした。ドラマとして、やはり「悲しき最期」までたどりついてしまうのか? 次回最終話の結末を見るのが、やや辛くもあります・・・。
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・原作「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」(木藤亜也)
・書籍「ラストレター『1リットルの涙』亜也の58通の手紙」(木藤亜也)
・書籍「いのちのハードル『1リットルの涙』母の手記」(木藤潮香)
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