Mr.Childrenの全国5ヶ所でのドームツアー「MR.CHILDREN DOME TOUR 2005 "I ♥ U"」。その12/18(日)のナゴヤドーム公演へ行ってきました! 観客代表の一人として、特大級のレポートを公開します!

「アイ ラブ ユー」

Bank Band with Great Artists & Mr.Children「ap bank fes’05」
○レポート閲覧についての注意事項
・これは「12/18(日)・2日目」のレポートです。12/17(土)は不参加です。
・「完全ネタバレ」のスタイルでいきます。今後行く人は要注意!
・「12/18(日)・2日目」のレポート記事として、日本一を目指します!
・当日行かれた方へ
私のレポートを読んで、いろんなことを思い出すこともあるだろうと思います。
逆に私が忘れていたことを、皆さんが覚えているのもあるだろうと思います。
とりあえず多くを書き付けました。
抜けや誤りがあれば些細なことでも情報を提供願います。
当記事のリンク紹介もしてくれるとなおうれしいです!
(12/18分のレポートとしては「国内最大級」だと思われます。「最大」ではないです。)
・その他のミスチルファンの方々へ
皆さんの応援も頼りにしています!
●コンテンツ:
基本情報 セットリスト 全曲感想 ライブの総評
●基本情報
12月18日(日)ナゴヤドーム(名古屋ドーム)
(全指定¥7,875 OPEN16:00 START18:00)
・12/18(日)先負/名古屋の天気:雪(北西の風やや強く海上では北西の風強く)
●セットリスト
・一部の曲のカッコ書き部分“(○○○)”は、私が勝手に名付けました。
Opening 僕らの音(Instrumental)
01. LOVE はじめました
02. Dance Dance Dance
03. ニシエヒガシエ
04. 跳べ
05. innocent world
-MC1-
06. 言わせてみてぇもんだ
07. くるみ
08. CANDY
09. 靴ひも
10. 隔たり
11. ファスナー
12. Monster
13. CENTER OF UNIVERSE
14. ランニングハイ
-MC2-
15. 雪が降る町~君が好き(アコースティックVer.)
16. ラララ
17. overture~蘇生
18. Worlds end
19. Hallelujah("and I love you" Mix)
20. and I love you
-アンコール-
21. 未来
22. 僕らの音
23. 潜水
Ending Sign
※「12/17(土)・1日目」との差分(得られた情報より)
15. 雪が降る町~君が好き→きよしこの夜 & Over
●全曲感想
各曲について、関連記事へのリンクを掲載します。
そのリンクをクリックすると、別ウィンドウを開きます。
ただ、一度開けば次のクリックからはそのウィンドウに更新をかけます。
要するに「2ウィンドウのレビュー多重放送」みたいな・・・。
良かったらたくさん読んでくださいね!
Opening 僕らの音(Instrumental)
開演時刻の18:00頃。
ナゴヤドーム内の照明が一斉に消されました。いよいよ開演です。
それまでピコピコと鳴り響いていた妙な電子音が静まり、
ステージにあるいくつかのビジョンに映像が流れ始めました。
やがて、聴き覚えのある曲のあるメロディがピアノ音で流れました。
「僕らの音」でした。
01. LOVE はじめました
来ちゃったよ。一発目からこれ。来ちゃったよ~!
ステージにはミスチル&サポートメンバーたちが!
距離はあれど、面と向かっての“ご挨拶”は初めて。うひょ~!
そうだよね・・・。
今年のミスチルは、元旦からCMソング「and I love you」でスタート。
改めて「LOVE」で始まった年。「LOVE はじめました」。良いじゃん。
今年の世相を象徴する漢字は「愛」に決まったばかり。良いじゃん。
そして何と言っても、名古屋と言えば愛知県。
「愛・地球博」もあったし、いつでも「愛・120%(推定)」。良いじゃん。
っていうことで、“何たらケバブー”上等。全て良いじゃん!(笑)
ところで、この時点でミスチルを初めて生で見られたことで、
ちょっぴり涙が出ました。この曲聴いて涙なんて、初めてだ・・・。
“♪あぁ お口に合いましたか?”。合いました。イッキに飲み干しました。
【→以前作った替え歌/→以前作った替え歌・完全版】
02. Dance Dance Dance
続いてこれ。いきなり花火がドーン! ドキッとした!
できれば“Dancing all night(徹夜でミスチル)”を希望(笑)。
CD音源でもそうだけど、あのイントロは心を刺激させられますね。
心揺さぶるダンサブルなナンバー、チェケラッ!
それでいて、青系の照明と共に“Give me love Give you up”。
浦さんのピアノ連打がたまんなかったです。
03. ニシエヒガシエ
アオーンッ! 早くもおかしくなってきたのは言うまでもない(笑)。
人気曲がここで登場するんだもんね。そりゃあ吠えたくもなるさ。
ドラマ「きらきらひかる」の主題歌っていう印象が強いから、
深津絵里や鈴木京香の白衣の幻影がすごくチラついたさ。
でもステージでは、桜井さんが走りまくりの“ミギエヒダリエ”。
黄系の照明が多い中、まさに“♪必死で猛ダッシュです”でしたよ!
04. 跳べ
ここでやっと「アイ ラブ ユー」からの曲が登場!
桜井さんは上着を脱いで、黒のシャツ姿にチェンジ。気分はノリノリ(死語?)。
“♪跳べ~”って、会場の“戸部”さんは皆に言われて大喜び。たぶんね(笑)。
2番の“♪「跳びたい 跳びたい」と”の部分では、
ステージ左側で桜井さんが田原さんに内緒話のフリで歌うシーンも。
“プリン体の存在”や“日本中がみんなみのもんた”は、確認できたかい?
“♪ワンツーのスリー”の後は当然、“GO~~~!”って叫んだかい?
私はキッチリ遂行しましたよ! 2番が楽しい「跳べ」なのね。
最後は「離陸せよ」の“リリック(離陸)”連呼。
“♪離陸せよ ナゴヤドーム、フ~”といった桜井さんの粋な計らいに、
「バファリンの半分」以上の優しさを感じました。
分からない方はスルーで構いません。その代わり、跳べ!(そして離陸せよ)
【→アルバム「アイ ラブ ユー」全曲感想】
05. innocent world
正直に言いたいと思います。号泣しました。本当に。
もう一度言いたいと思います。号泣しました。激しく。
涙で青系の照明の多い視界が揺れていました。心地良い気分によるものです。
何かのマンガで「あれ、涙が止まんない・・・」っていうのがあったっけ。
まさしくその状況でした。もう、本当に、泣けた・・・。
っていうか、震えが止まらなかった・・・。
約10年前にミスチルを知り、現在も同じ曲で同じように感動できる自分。
その曲を声高らかに歌う会場のみんな。これが泣かずにいられるものか。
歌で泣けるなんて、最高だと思う。そんな世界こそが「innocent world」。
ほんと、また何処かで会えるといいな。その時は笑って・・・。
【→深い想い出】
-MC1-
「Mr.Childrenでーすっ!」。
桜井さんの一言がナゴヤドーム内に響きました。
彼曰く、「音・言葉・想い」を重んじているとのことでした。
その後、観客に“言わせてみてぇもんだ”と言わんばかりの復唱依頼あり。
「カッコイイー」とか「キモチイイー」とか。
「ヨーレリヨーレリヨーレリ」っていうヨーデルもあったな(笑)。
ヨーデルは過去のツアーでもあったよね。「Q」だったっけ?
なんでも桜井さん、「今日はファルセットが冴えてる」だとか。
それで、どこかHな方向に持っていって、女性ファンを妖しく挑発。
激しく揺れるみたいな話で、JENがドラム連打で見事に同期(笑)。
すごく面白かったです。私にとっては、初のMCノーカット聞き!
そこから、どの曲でもないロック系リズムで歌い出して、次の曲へ。
06. 言わせてみてぇもんだ
なーんて言ってたら、本物の「言わせてみてぇもんだ」が始まってびっくり!
ビジョンには、田原・桜井・JEN・中川の4人が、
縦の4つ割り画面に映し出されました。
曲が終わると、またもロック系リズムで歌い出し、
「アイラブユー」とか「アイニージュー」とか、そんな復唱合戦。
そのうちに、“♪この支配からの卒業~”って、尾崎豊の「卒業」だよ!
さらに、“♪ラララ ヘイジュード”って、ビートルズの「ヘイジュード」だよ!
「ヘイジェーン(JEN?)」とも言ってたっけね?(笑)
【→アルバム「シフクノオト」全曲感想】
07. くるみ
ここからしばらくは、しんみりとしたバラード編が続きました。
まずは、ミスチル自身も思い入れのあるらしいこの曲からスタート。
ただキーは、原曲から半音ほど下げたBかB#だったと思います。
でもラストサビの移調後は、オリジナルキーと同じCでした。
出だしの方のキーはどっちだったか、覚えている人はいませんか?
【→アルバム「シフクノオト」全曲感想】
08. CANDY
ステージの照明が落とされて暗転。聴き覚えのあるフレーズ。
これはまさしく・・・。そしてやはり、「CANDY」でした。
ビジョンにキャンディらしい(?)映像が流れていて、
その間切ないバラードをただ聴き入っているだけでした。
【→アルバム「アイ ラブ ユー」全曲感想】
09. 靴ひも
熊谷幸子の「風と雲と私」、じゃなくて「靴ひも」ですね(笑)。
これもビジョンで映像が流れたんだけど、これがまた妙なもので・・・。
モノクロームの世界の中、ある男がいた。
彼はぜんまい仕掛けの生身の人間。
やがて夢中になって空中でクロール。
いや、もがいていたのかもしれない。
それは途中途中で出てきた、穴を進む蟻のように。
そのうち雲の上に到達し、そこにいたのは・・・といった感じでした。
最後の答えは言いません。靴ひもにでも聞いてみてください。
【→アルバム「アイ ラブ ユー」全曲感想】
10. 隔たり
「噂の0.05ミリ」。たった0.05ミリでも、その壁は厚いのです。
全国5ヶ所でのドームツアーだけど、実は6つ目のドームが存在。
その「ドーム」とはこのこと。意外に奥が深かったりする。当て付けか。
映像は、宇宙をモチーフとしたキレイで幻想的なもの。
ちなみに私とミスチルの間は、たった0.1キロメートルほどの「隔たり」でした。
【→アルバム「アイ ラブ ユー」全曲感想】
11. ファスナー
うわっ! 「隔たり」の後にこれが来ちゃう?(苦笑)
映像は、ファスナーを開ける様子を画面上に散りばめたもの。
ビジョンではここまでずっと用意された映像を流していたけど、
ようやくといった感じで桜井さん他の顔が映し出されるようになりました。
12. Monster
ディディッディ。ディディディッディ。このベース音が怖いぜMonster。
ステージ下から、ドデカいオブジェが出現!
フランケンシュタイン博士の科学研究室のイメージか?
赤い照明が、奇妙な世界を作り出していました。“♪Knock Knock”!
思えば、「アイ ラブ ユー」の中でも一際目立つダークな曲。
当初は“場違い”のようにも思えたものだけど、
実は2曲目に位置する意味が何となく分かってきた今日この頃。
誰にでもある心の中のMonsterが、姿を表すわけです。
こんなダークネスイリュージョンが終わって、時刻は19:30。
あっという間にライブの半分まで来てしまいました。早っ!
【→アルバム「アイ ラブ ユー」全曲感想】
13. CENTER OF UNIVERSE
イントロを聴いた瞬間、妙にテンションが高くなってきました。
「くるみ」から「Monster」までの構成で気分的に落ち着いたものの、
この曲は2番からトチ狂い出すのを知っていたから。
そしてそれは見事に実現し、指数曲線のようにハイテンション気味に!
ラストの“♪あぁ世界は素晴らしい”の時、ビジョンには美しい地球が。
14. ランニングハイ
前曲で持ち上げたテンションをそのままに、さらにハイテンションへ!
桜井さんもステージで走る。まさに「ランニングハイ」!
2番の“♪あれっ、俺ッ、何してんだろう?”のところは、
「跳べ」の時と同じく桜井さんが田原さんに話し掛けるフリをしていました。
相当歌ったし動いたし、桜井さん他メンバーも相当疲れているはず。
“♪「もう疲れた誰か助けてよ!」”というメッセージも伝わった頃でした。
【→シングル「四次元 Four Dimensions」全曲感想】
-MC2-
そしてMCへ入っていくあたり・・・。上手いね。
「ありがとう!」と微笑みながら言う桜井さん。何故か笑いまくりスティー。
ここで「リクエスト受付」という暴挙に出ました(笑)。
「心の譜面台」なんて言葉も発していましたね。この、言葉の魔術師め♪
女性ファンが「○○ー!」とか言っても、「分からない分からない」の一点張り。
でも男性ファンが「●●ー!」とか言うと、今度はちょっと反応。ぷぷっ。
15. 雪が降る町~君が好き(アコースティックVer.)
この日名古屋は、記録的な大雪に見舞われました。
そんな状況を知って、桜井さんがポロっと歌い出したのは・・・。
なななんと、ユニコーンの名曲「雪が降る町」のサビ部分だ!
“♪僕らの町に今年も雪が降る~ 見慣れた町に白い雪がつもるつもる~”だ!
しかもOT(奥田民生)ライクで同じキーのDで披露だ!
感動した!(桜井“小泉純一郎”和寿ライクに)
そしてさらに追い討ち。私が大好きな「君が好き」へスイッチングしました。
しかも一風変わった、ジャズテイストの「アコースティックVer.」。
これには震えましたね。ただ、キーは原曲のAではなくGでした(自信あり)。
この曲は“♪月も濁る東京の夜だ”というフレーズがあるんだけど、
そこで桜井さんは一旦止めて、“♪月も濁る名古屋の夜だ”と歌い直し。
泣かせました。うん、君が好き(笑)。
DVD「シフクノオト」でもこんなシーンがありましたね。
アンコールの「Mirror」で“♪窓際に腰を下ろして”の部分を、
“♪横浜国際に~”とアレンジして歌うシーンね。
会場が「横浜国際競技場」でしたからね。
こういった何気無いアレンジって、
地元の人は特に喜んでしまうんですよね。ええ、ベタですけどね。
でもミスチルだから許せてしまうんですよね。ええ、好きですからね。
私の中では大アリです。うん、ミスチルが好き。
あぁ空しく、何かを訴えている。
【→「君が好き」 in ドラマ「アンティーク」】
16. ラララ
原曲より少しテンポを遅くして、ズッシリ感を織り交ぜたアレンジ。
緑系の照明で、癒されたりもしました。ラララ~。
もちろん桜井さんは、観客に“♪ラララ”を歌わせてくれました。
そんなラララを叫んでる。叫んでる。
17. overture~蘇生
“インスト&パワーある曲”という結び付きの関係だけど、
これはもはや2つで1つと言っても過言では無いと思う。
コーヒーとクリープみたいな関係じゃないかな。ねぇくるみ?(笑)
ビジョンの方は、メンバー4人が再び縦の4つ割り画面に映し出されました。
ラストサビ後は、“何度でも~”を桜井さんと観客で言い合いました。
「蘇生は今宵も順調だ」といったところでしょうか。
18. Worlds end
8分打ちのレッドゾーン。キターッ!
ステージ下からまたもやオブジェが登場して、
「世界の果て」の演出を担いました。
歴代アルバム2作のオープニング曲2連発は、すごいぜ!
思わず足踏みしたくなる瞬間がそこにありました。
【→アルバム「アイ ラブ ユー」全曲感想】
19. Hallelujah("and I love you" Mix)
原曲キーを半音ほど下げた、C#だったと記憶しています。
見どころは何と言っても、途中からこの曲のコードのまま、
「and I love you」の詞を重ねていったこと!
元々「Hallelujah」を題材にしたのが「and I love you」なのもあって、
全く違和感が無いんだよね。ホウレンソウとモロヘイヤみたいな関係。違うか。
こんなシンクロがあったので、“"and I love you" Mix”と名付けました。
さらに、ステージ上部で左右から2つのビジョンが中央に近付いてきて、
映し出された半分ずつの映像が合わさって「I ♥ U」を形成した瞬間、
照明が落とされてブラックアウトで曲終了。
絶妙なタイミングに、ちょっとドキッとさせられました。
20. and I love you
それで、これはこれでちゃんと披露してくれたんですよね。
でも前曲と同じで、原曲キーより低いC#だったと記憶しています。
曲の最後には、PVと同じ映像が流されて、大きなハートも登場。
「LOVE はじめました」に始まり、「and I love you」で終わる。
「愛(LOVE)の再認識」といった感じですかね。
とりあえず全20曲が終了して、メンバーたちがステージから去りました。
ありがとう、ありがとうミスチル!
時刻は20:30。でもまだ帰りたくない。っていうか、ほとんどの人が帰らない。
【→シングル「四次元 Four Dimensions」全曲感想】
-アンコール-
暗いナゴヤドーム内。
私を含む観客は、幾度もハンドクラップをしました。
“エビバデ・クラップ・ユアー・ハンズ”ですよ。
「こんな風にひどく帰りたくない日」からの引用ですよ。
これは「こんな風にひどく蒸し暑い日」からの引用だけど(笑)。
すると、数分後にメンバーたちがステージに再登場!
はい、俗に言う「アンコール」ってやつですね。
これを見ずにして帰られるわけがありません。
桜井さんが気分を高めてくれて、
私たちの方にも向かって「後ろー! 後ろー!」って言ってくれました。
「志村後ろ!」じゃないよ?(どうぞツッコミ入れてください)
21. 未来
2005年リリースの「四次元 Four Dimensions」の中で、最も好きな曲。
それがアンコールで登場したことが、うれしかったなあ!
映像は、「進入禁止」や「カーブあり」の標識がたくさん立てられた道を、
ひたすら車で走りぬけるもの。爽快感がありました。
向かう先は「動き出した未来」。目的は「人生に迷う僕を迎えに」。
「ポカリスエット」のCMソングとして人気が高かったことから、
認知度もやはり高く、皆が大合唱していました。
「innocent world」と同じような位置付けですね。
照明も同じく青系で、爽やかさを演出していたかのようでした。
年を経た“清涼飲料水対決(向こうは「アクエリアスイオシス」)”は、
とりあえず五分の勝負だったということで。ミスチル的にね(笑)。
【→シングル「四次元 Four Dimensions」全曲感想】
22. 僕らの音
2005年リリースの「アイ ラブ ユー」の中で、最も好きな曲(シングルを除く)。
それがアンコールで登場したことが、またもやうれしかったなあ!
“♪イントロも終わってない”というフレーズがあるけど、
このツアーでは「Opening」でこの曲のピアノのインストが流れるので、
「それがイントロだった」という風にも捉えることができますね。
この曲を否定するわけではないけどね。単なる冒険心です。
ミスチルが繰り出す「僕らの音」は、私たちの音でもありました。
今回の公演においては、“君は十二月の夜に吹き荒れた通り雪”って感じでしたね。
詞のように虹は出なかったけど、
ステージ上で“七色の光(≒虹)”を見られたのは確か。
“♪虹を見たんだ そして世界は変わった”というのも確か。
間違ってなんかない。きっと正解もない。これが僕らの音。
【→アルバム「アイ ラブ ユー」全曲感想】
23. 潜水
桜井さんにより、「最後の言葉が僕らの想い」として歌われたのがこの曲。
今回のドームツアーで、ラスト曲に位置付けられました。
ちなみに、「アイ ラブ ユー」でもラスト曲になっていますね。
これにて、最初のMCの時に伝えられた「音・言葉・想い」の3要素が、
全て出揃った形になりました。
何気無い生活の中で、日々もがき続ける私たち人間。
しかしそれは、生きている証拠。生命の証。
最後の言葉「あぁ生きてるって感じ」って、“究極の生”なんて思ったり。
最後は桜井さんが「どうもありがとう~~~!」と言って終了しました。
【→アルバム「アイ ラブ ユー」全曲感想】
Ending Sign
今回の演奏はこれにて終了。
以下は、その後ステージ上で展開された全記録です(全て桜井さんの言葉)。
(「潜水」の演奏後)どうもありがとう~~~!
えー、雪の中、ほんとどうもありがとう!
えー、来るのも大変だったでしょうけども、
きっと帰るのも大変だと思います(会場・笑)。
気を付けて帰ってください。どうもありがとう!
えー、メンバー紹介します。
キーボード、浦清英!(パチパチパチ)
ギター、河口修二(パチパチパチ)
キーボード、Sunny!(パチパチパチ)
3人に盛大な拍手を!(パチパチパチ)
ベース、中川敬輔!(パチパチパチ)
ドラムス、鈴木英哉!(パチパチパチ・・・ハハハ!)
(笑い声でどよめくナゴヤドーム内。それもそのはず。
実は、JENが右手をクネッと招き猫みたいに見せてポージング。
「オリエンタルラジオの武勇伝」みたいなポーズです。分かる人だけ分かって!
その後手がつるというパフォーマンスを見せたのでした。さすがJEN!)
つったんだって(笑)。もうね、年齢ですからね。
ギター、田原健一!(パチパチパチ)
そしてボーカル、桜井和寿でした。どうもありがとう!(パチパチパチ)
また会いましょう。バイバーイ! センキュー!
ここで「Sign」がエンディングテーマとして流れ始めました。
そう、「アイ ラブ ユー」の曲の中で何かが抜けていると思っていました。
それが「Sign」でした。2004年の代表曲です。
私もかなり思い入れがあるので、
これを生演奏していたら間違い無く泣いていたかも。
だから、何ひとつ見落としませんでした。
【→「Sign」記事特集】
そういえば、「Door」も抜けていましたね。うっかり・・・。
でも「Monster」の時に散々“♪Knock Knock”したからそれで良しとしようか。
JOKE(ジョーク)はじめました。そいつで納得できました。こんなんどう?(笑)
曲の間、メンバーたちはステージの右へ左へ動いて、
観客の声援に大きく応えていたんですが・・・。
1番サビの終わり辺りで中央に戻ってきて、
“♪(もう)何ひとつ見落とさない そんなことを考えている”の部分だけ、
桜井さんは歌ってくれたんです! 会場内の皆は感激しまくり~!
そして最後・・・。
どうもありがとう! 気を付けて帰ってください!
気を付けてね。どうもありがとう!
こちらこそ、本当にありがとうミスチル!
●ライブの総評
本当に最高のライブでした!
好きなアーティストのライブだから、そうなるのは当然?
いや、そこを曲げても、やっぱり最高のライブだったと思います。
あえて言葉を変えれば「価値あるライブ」。
演奏、演出、会場内の雰囲気。その全てが素晴らしかった!
ミスチルファンになって11年目。
恥ずかしながら、そんな私にとっては初めてのライブでした。
日本で最も好きなアーティスト・Mr.Childrenと、
「ナゴヤドーム」という場所で楽しさを共有できた喜び。
またそのファンたちと、一緒に応援できた喜び。
これはお金に替えられない大きなもの。故に「価値あるライブ」。
心のポケットに、ずっとしまっておきます・・・。
最後に「独り言」。
そんなタイトルのミスチル曲もありますよね。
全曲感想を書くのは、本当に楽しかったです。
音楽誌のライターが書くような、
あんな音楽通ぶったすごい文なんて書けねぇ。
私がライター担当なら、上のように自由に書いちゃいますね。
読んで面白い感想文の方が好みだし。うん、オレ流だ。
こうして今までやってきました。
これで、いい~んです!(某サッカー通芸能人)
こんなレポートで良かったら、
いつでも好きなように書いて差し上げますぜ。
実際、某雑誌でのライターデビュー歴がありますから(マジ)。
それはさておき・・・。
こんな風に自由に書ける「blog」っていうスペースは良いね!
ほんと、苦難は多かったけど、今まで続けてきて良かった。
好きなように書いて、好きなように読んでもらえるって、最高だ。
「It’s a wonderful world」だ。
「言わせてみてぇもんだ」だ。
「粋だね~下町情緒だよね~」だ。
ヤバい。長くなる。締めます。
今日までやってきた「あずスタ」を、今後も大事にしたいと思います。
長文レポートをここまで読んでくれてありがとう! 少なくとも年末までは余韻に浸ることにします。皆さんのコメント、お待ちしていますね!
※ついでに、ライブ以外の体験記もご覧くださいね!
○関連記事「ミスチル・ドームツアーのライブ外体験記(2005/12/18・ナゴヤドーム)」
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/12/post_12b3.html 】
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」発売決定&DOME TOUR決定』
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/08/post_bb2f.html 】
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」収録曲決定』
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_51a2.html 】
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」購入!』
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_d5e7.html 】
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」全曲感想』
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_7c14.html 】
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」がオリコン初登場1位!』
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/10/post_c793.html 】
○関連記事『ミスチル・ドームツアーのチケットをゲット!(名古屋ドーム)』
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/10/post_ae33.html 】
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」人気曲アンケート結果発表』
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/10/post_34a1.html 】
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」が10作目の100万枚突破!』
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/11/post_a167.html 】
○関連記事『ミスチル・ドームツアー行きまで後1ヶ月!(名古屋ドーム)』
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/11/post_cadc.html 】
○関連記事『ミスチル・ドームツアー行きまで後1週間!(名古屋ドーム)』
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/12/post_e1a5.html 】
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