「ハッスル・マニア2005」はもはや“お笑いエンタテインメント”
11/03(祝)に横浜アリーナで行われた「ハッスル・マニア2005」。ネットニュースでその結果を知って、東海テレビによるローカル番組「ハッスル2」でその模様を見たけど、いろんな意味で面白かった~っ!
○「ハッスル」公式サイト
【 http://www.hustlehustle.com/ 】
○「ハッスル」公式サイト内「ハッスル・マニア 2005」
【 http://www.hustlehustle.com/free/fightcard/index.html?id=1129620946 】
○スポーツナビ・格闘技速報「ハッスル・マニア 2005」
【 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200511/03/index.html 】
○スポーツナビ・格闘技
「HG、下ネタ連発で高田総統を圧倒 フォール負けで息絶えたインリン様は黄泉の国へ」
【 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/column/200511/at00006509.html 】
○スポーツナビ・格闘技
『HG、元彌効果で、さらなる異空間を演出 「ハッスル・マニア 2005」詳細トピックス』
【 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/column/200511/at00006510.html 】
○スポーツナビ・格闘技速報「ハッスル・マニア 2005」より一部抜粋昨年1月に産声を上げて以来、日本のプロレス界に旋風を巻き起こし続けてきた「ハッスル」シリーズの集大成となる「ハッスル・マニア2005」が3日、横浜アリーナで開催され、満員となる1万4573人が詰め掛けた。メーンハッスルではこれがプロレスデビュー戦となる”ハードゲイ”HGがインリン様に掟破りの逆M字固めでフォール勝ち。また、同じくプロレス初挑戦の狂言和泉流二十世宗家・和泉元彌も元WWEのスーパースター・鈴木健想を必殺の「空中元彌チョップ」で倒した。
「ハッスル・マニア2005」の全容は、上記記事を読めばほぼ分かると思います。オープニングから「8時だヨ!全員集合」のパロディで、「ハッスル・マニアだよ!! 全員集合!!」だもんなあ(笑)。開催前からマスコミ他によって大きな話題となっていたのが、「第3ハッスル」と「メーンハッスル」。以下は、私の感想です。
【第3ハッスル】○スポーツナビ・「ハッスル・マニア2005」第3ハッスル
【 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200511/03/a03.html 】鈴木健想 with 鈴木浩子
● VS ○
和泉元彌 with セッチー鬼瓦軍団
(8分54秒・空中元彌チョップ→片エビ固め)○注目の話題&キーワード
・プロレスラー(元WWEのスーパースター) VS 狂言師(ひ弱な素人)
・元彌サイドのセコンドが、母・節子さん率いる総勢約20人の「セッチー鬼瓦軍団」
・鈴木健想は、試合日前からずっと「ダブルブッキング」を含めて挑発
・健想サイドのマネージャー兼妻の浩子が、和泉流を侮辱する勇気ある発言を連発
・「空中元彌チョップ」という技名(笑)
試合が始まるというのに、リングへ現れない和泉元彌。代わりにリングへ上がった鬼瓦とAKIRAが簡単にやられると、突然ヘリコプターのプロペラ音が響き、和泉元彌がハシゴにつかまって登場! 場内が暗転してプロペラの形をした照明がいくつも出た時点で、「最初っからそのつもりだったのか!」なんて思った。まあ、驚くことも無いか。それでようやく2人の決戦がスタート。元彌、暑苦しい衣装脱げよ(笑)。そして有り得ないことに、元彌が健想に「空中元彌チョップ」を4発決めてフォール勝ち。笑わせていただきました(笑)。
【メーンハッスル】○スポーツナビ・「ハッスル・マニア2005」メーンハッスル
【 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200511/03/a04.html 】HG “キャプテン・ハッスル”小川直也 “ハッスルあちち”大谷 晋二郎
○ VS ●
インリン様 “モンスターK”川田利明 アン・ジョー司令長官
(13分0秒・掟破りの逆M字固め)○注目の話題&キーワード
・HG「ハッスル、フォーッ!」&背中に「ハードゲイ」の文字
・HGがインリン様の顔面に股間を当てて攻撃
・インリン様がHGにムチで引っぱたいて攻撃
・ラスト、HGとインリン様を除いたメンバーがわざと場外へ転落
・試合後HGたちが、「3、2、1、ハッスル、ハッスル、フォー!」と雄たけび(笑)
目立ったのは、ほとんどHGとインリン様だけ(笑)。HG(レイザーラモンHG・住谷正樹)は、かつて同志社大プロレス同好会に所属し、「京都統一ヘビー級チャンピオン」になったことがあるらしい。ちなみに「レイザーラモン」とは、米WWEの人気レスラー「Razor Ramon」から取ったらしい。だから確かに、HGは技にキレがあった。それに腰振りが添えられた形に。公開練習では、相手の股間を掴んで「セーイ!」とか言っていたり(笑)。試合の方は、HGにやられたインリン様が失神し“昇天”(ぁゃιぃ)。そこへ高田総統が登場し、HGたちと大ボケありの言い合い。笑わせていただきました(笑)。
これだけでも相当笑えたんだけど、ローカル番組「ハッスル2」でのハッスルGM・草間政一氏による試合模様の解説が、本当に絶妙過ぎてツボにハマって笑えた~!
○第3ハッスル・草間GM語録(和泉元彌の「空中元彌チョップ」を見て)
・効いてますよ、これ!
・右手がかなり鍛えられていたようですね
・この4発目が効きましたね
ちょっ、マジで?(笑)
○メーンハッスル・草間GM語録(HGの試合前・試合中の「腰振り」を見て)
・ほんとに良く振れていますね
・震度3くらいあったんじゃないかと思いますけど
・ほんとに“ハード芸”ですね
・お客さん“総立ち”ですね
かなり笑いましたよフォーッ!(笑)
この2試合ばかりが話題で他の試合に目を向けていなかったんだけど、「第2ハッスル」では長州力(現在「長州小力」がブーム?)や藤原喜明(通称“組長”)が、「第5ハッスル」では天龍源一郎が出ていたんですね~。彼らはかつてのプロレス全盛期時代を築き上げた名プロレスラーたち。現在のプロレス界、いや「ハッスル」をどう思っているんでしょうか? 昔は故・ジャイアント馬場がひょいっと上げた足に対戦相手が自ら向かっていって、苦悶の表情を浮かべて倒れるシーンを見ただけでも「おいおい」と思ったものだけど(苦笑)、この「ハッスル・マニア2005」ではそんなシーンをはるかに超えたやらせぶり。プロレスは「ショー」だと思っているけど、プロレスファンはこういう試合を求めているのかな? それとも「ハッスル」自体が別物なのかな? 私には「プロレス的お笑いエンタテインメント」に見えました(笑)。ジャイアント馬場氏は、この現状に何を思う?
ポォゥ・・・。
フォッ、HGみたい(笑)。
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