花より男子・第5話
前回のレビューで『完全に「少女マンガ」のペースに移り変わっている』とは書いたけど、それはそれで良いと思います。私自身「少女マンガ」そのものをあまり読んだことがないにしても、今回ドラマを通して結構楽めている方なので・・・。
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「花より男子」
第5話「命がけの愛の告白」
つくし(井上真央)の醜態が写った写真が出回り、つくしは再びいじめに遭う。道明寺(松本潤)に何もなかったことを訴えるも、信じてもらえない。つくしは、道明寺に優しい言葉をかけられていただけに落胆。後日、つくしは写真を撮った犯人捜しを始める。そんな中、道明寺と桜子(佐藤めぐみ)の2ショットを目撃し、複雑な気持ちになる。
つくしの良い友達だと思われた桜子。しかし彼女は“週刊東京「少女A」”だった!
学校でつくしとある男がベッドで寝ている写真を公開したのは、予想通り桜子でした。桜子の健気でか弱き姿は全くの虚像で、本当は恐ろしいほどに悪しき心を持つ女! それどころか本当の本当は、自分の顔の醜さを気にするあまり、整形して美しくなったという過去を持つ女! これは衝撃的でしたね~!
それには深い理由がありました。桜子は道明寺と同じ幼稚園のクラスメイトで、当時好きだった道明寺に「ブス!」と強く言われたことで、道明寺に対して憎しみを抱くと共にその後整形することを決断。1年休学して、道明寺の1学年下、つまりつくしの同級生になりすまし、つくしを利用して彼へ近付き復讐を進めていたのでした。そのせいで、つくしはとんでもないとばっちりを受けていたということに・・・。以前つくしが桜子のお見舞いへ行った時に、つくしがアルバムのようなものを見つけて開こうとした瞬間、桜子は驚いてすぐにアルバムを取り上げたことがありました。今回つくしもその中身を見たんだけど、実はそれは「卒園アルバム」だったことが判明。桜子の顔写真は現在と似つかぬ顔で(つくし未確認)、道明寺の顔写真は桜子によりナイフで引き裂かれていました(つくし確認)。よほど憎かったのでしょうね・・・。
桜子はつくしを預かっていることを電話で道明寺に伝え、1人で学校のカフェまで来るよう指示。そして懸命に走って駆け付けた道明寺へ、桜子はつくしにナイフを突き付けて脅しながら、雇った男たちに指示して暴行を加えさせました。しかし道明寺は完全に無抵抗のままで、逆に桜子が「どうして私じゃダメなの?」と言い始める始末。それでも道明寺はつくしのことばかり心配していたため、桜子は悲しくなってその場を去っていったのでした。そこで道明寺は改めてつくしに好きであることを伝えましたね。つくしも徐々に心を開いている様子で、この2人はいずれ良いカップルになるかも?
しかし、そこでは終わりませんでした。つくしのクラスメイトの女子たちが桜子の「過去の顔」を知ったことでいじめ始めたんですね。でもそれを助けたのがつくし! 「美しさをお金で買って、何が悪いのよ!」と言って、彼女たちを立ち去らせました。つくしは桜子に対する嫌いな気持ちこそ変わらないけど、以前自分の母親が作ってくれたおにぎりを「美味しい!」と言ってくれたことを覚えていて、その借りみたいなものを返した形になったんですね。「あの言葉だけは、本物だったはずだから」とつくしから言われた桜子は、涙を流して「ごめんなさい」と一言。2人の仲もいつか元通りになれると良いですね。その全てを見ていた道明寺は「最高!」と言ってつくしを後ろから抱きしめたけど(正しくは「羽交い絞め」?)、何とそこに以前フランスへ発った類(小栗旬)が登場! つくしと道明寺が良いカップルになりそうなこの時期にいつの間にか帰国したことで、今後また面倒なことになりそうですね!
いや~、前回のレビューで「ちょっと面白みに欠ける部分が正直あります」なんてことも書いたんだけど、今回のストーリーはそれを覆すような面白さで、2、3回見返してしまいました! 今更ながら、前言を撤回したい気分です(笑)。私自身が当初抱いていた「花より男子」のストーリー展開に近付いてきたもんね。まあ「第1話」のレビューを読んでもらえれば分かると思うけど、あくまで「近付いた」というだけね(笑)。
○関連記事「花より男子・第1話」
○関連記事「花より男子・第2話」
○関連記事「花より男子・第3話」
○関連記事「花より男子・第4話」
原作コミックス「花より男子 Vol.1 完全版」/映画「花より男子」(内田有紀主演)
主題歌「WISH」(嵐)/イメージソング「プラネタリウム」(大塚愛)
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