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2005.11.30

野ブタ。をプロデュース・第7話

“野ブタ・信子”こと堀北真希ちゃんが最近大人気のようで、先日あったカレンダー発売記念の握手会では、なんと約1500人ものファンが詰め掛けたそうです。人気の秘訣はもちろん彼女の魅力にあるだろうけど、このドラマでの名セリフ・名アクションである「野ブタ。パワー、注入!」もかなり効果があるんでしょうね。あれはやっぱり誰でも一度はやってみたいだろうし!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「野ブタ。をプロデュース」
第7話「女を泣かす男」

彰(山下智久)は、修二(亀梨和也)に信子(堀北真希)への思いを打ち明ける。一方、信子は、カスミ(柊瑠美)に放送部への入部を勧められ、修二らに相談。入部を決意した信子は急きょ、放送コンクールで“私のまち”と題した映像を作ることに。そんな中、3人の様子に気付き始めたまり子(戸田恵梨香)は、修二の自分に対する気持ちを確かめたくなる。

放送部に入った信子は、いきなり昼の校内放送で大活躍! クラスの皆にもバカウケで、誰からも注目されなかった頃が懐かしいほど。そんな信子のプロデュースを辞めたがり、修二に「野ブタをオレだけのものにしたい」とまで言った彰だけど、3人の仲は思ったほど険悪にはならなかったみたいです。一緒にコンクールの作品を撮りに行ったりしていたからね。ただ彰は、修二ばかり見ている信子を気にし始め、修二が撮ったテープを床に投げたり捨てようとしました。でも信子がその現場を見つけ、グーでパンチ(笑)。まあ彰が悪いんだけど、でも後で修二にしっかり反省の色を見せていましたね。

そしてできあがったのは、「私の好きなもの」という作品。ゴーヨク堂店主、セバスチャン、キャサリン等、いろんな人たちが登場する内容でした。中にはちゃんと信子の「野ブタ。パワー、注入!」まであったりね。最高の出来だったんだけど、ここでまたもや何者かによるイタズラ発生! せっかくのテープがメチャメチャに破壊されてしまいました。そんなこともあって、彰は信子を諦めることを修二に伝え、放送室で思う存分に本心を叫びました。ただ修二の方も大変で、その場に居合わせたまり子に本心を伝えることに。以前「私たちは本当に付き合っているの?」と問われた返事として、「人を好きになったことが無く、周りの人たちに恋人がいると思われたかっただけ」と伝えました。修二は見せ掛けで動いたとしても、皆からの支持を保ちたかっただけなんですね・・・。

夜の公園で考え込んでいた修二。それをたまたま見つけた信子がやってきて話を聞くと、信子は後ろから修二を抱きしめました。自分の行動に焦ってその場を去る信子。破壊されたテープを直して乱れた映像を見る彰。そして修二は、あることを思っていたのでした。「野ブタに抱きしめられて、初めて分かった。俺は、寂しい人間だ・・・。」。

知らぬ間に動いていた三角関係が、ここに来て浮き彫りになりました。彰は信子が好き。信子は修二がどうやら好き。しかし修二は、今まさに悩んでいる最中・・・。「プロデュース」という面では同方向で、「恋」という面では別方向。仲良き3人の“心のベクトル”が、見ていて微妙に切なくもなります。

最後に「今回の隠れた事実」を2つ挙げてみたいと思います。

・テープを破壊した犯人の真実
女子生徒なのは確か。そして破壊して去るその犯人の口元にホクロがありました! 一瞬だけ映ったんだけど、見逃しませんでした。いったい誰なんでしょう? もしかして、複数犯の可能性もあったりして?

・カラオケシーンでの真実
修二とカラオケに行った吉田(石井智也)。つまらなそうにしている修二に声を掛け、直後に熱唱するシーンがありました。BGMと修二の心の声で音こそ流れなかったけど、口パクを分析したらオフコースの「さよなら」であることが判明!(笑) “♪さよなら~ さよなら~ さよなら~~~”って口が確かに動いていたからね~。というわけで、この今回のレビューもこれにて、さよなら~!

○関連記事「野ブタ。をプロデュース・第1話」
○関連記事「野ブタ。をプロデュース・第2話」
○関連記事「野ブタ。をプロデュース・第3話」
○関連記事「野ブタ。をプロデュース・第4話」
○関連記事「野ブタ。をプロデュース・第5話」
○関連記事「野ブタ。をプロデュース・第6話」

「野ブタ。をプロデュース」
原作「野ブタ。をプロデュース」(白岩玄)

「青春アミーゴ」
主題歌「青春アミーゴ」(修二と彰)

「野ブタ。をプロデュース」オリジナル・サウンドトラック

「すいか」DVD-BOX
「すいか」DVD-BOX(河野英裕&木皿泉の代表作)

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