1リットルの涙・第3話
既に笑いの要素が激減し、悲しみばかりのストーリーになりつつあるこのドラマ。これが現実に起こった話だというから、黙って見ていられません。レビューもかなり書き辛い状況にあり・・・。(「鬼嫁日記・第3話」の冒頭文と連動しています)
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「1リットルの涙」
第3話「病気はどうして私を選んだの」
潮香(しおか・薬師丸ひろ子)と瑞生(みずお・陣内孝則)は、亜也(沢尻エリカ)に病気のことを知らせるのはまだやめようと決意する。だが、時々思い通りに体を動かせない亜也は、自分の病気に気付き始めていた。そんな中、病院を訪れた亜也は一人で水野(藤木直人)に会いに行く。一方、亜也の妹・亜湖(あこ・成海璃子)は、亜也ばかりを構う両親に不信感を抱く。
亜也は自分自身の変化に疑いを感じ、また両親の過度な気遣いに不信感を抱きました。そしてついに、自分が「脊髄小脳変性症」であることを知ってしまった・・・。
クラス全員で練習した合唱コンクールの楽曲「3月9日」。これは挿入歌「粉雪」を歌うレミオロメンの名曲で、ファンならずとも人気は高いです。元々はメンバーの共通する友人の結婚式のために作った曲で、その結婚式が2002年の“3月9日”に行われたことでこのタイトルになったというエピソードがあります。今では、「結婚式ソング」や「卒業ソング」としても名高い曲になっていますね。合唱コンクールの本番では、亜也が指揮する中で見事に合唱を披露できました。
そして亜也は、両親が付き添う場で水野から病気のことをはっきり伝えられることに。うつむいて涙を流す亜也は、「一つ聞いてもいいですか?」と言ってから、「病気は・・・、病気は、どうして私を選んだの?」と一言。そしてこんな字幕が!
病気はどうして私を選んだのだろう
運命なんて言葉ではかたづけられないよ
ここでタイトルバックへ。ダメだ、毎回ながら、このつなげ方に泣ける・・・。「病気はどうして私を選んだの」等という言葉は、実際当事者にならないとなかなか出ないものでしょう。その絶妙な表現のせいで、深い悲しみがより一層伝わってくる気がして・・・。
○関連記事「1リットルの涙・第1話」
○関連記事「1リットルの涙・第2話」
○関連記事「いいとも2005年秋祭・リアルで1リットルの涙」
・原作「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」(木藤亜也)
・書籍「ラストレター『1リットルの涙』亜也の58通の手紙」(木藤亜也)
・書籍「いのちのハードル『1リットルの涙』母の手記」(木藤潮香)
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コメント
TBありがとうございます!!
最後に水野先生に亜也が何で病気は私を選んだの??と
聞いたときは本当に辛かったです(>_<)
なぜ15歳の女の子がこんな目にあわないといけないんでしょう。。。
来週はもっと辛そうですね。。。でも、観たいと思います!
投稿: The Sea Monkey | 2005.11.01 13時02分
TBありがとうございました^^
毎回涙でボロボロなんですが、今回の亜矢の言葉はあまりにも重くて辛かったです。
何と答えてあげたらいいのか、どんな答えがあると言うのか、、、
正直、亜矢ちゃんはもちろん周りの人達の苦悩が窺えてキツイです。
でも、亜矢ちゃんの生きた証を最後まで見守ってあげたいと思っています。
投稿: ぽたぽた | 2005.11.01 15時37分
こんにちは。
TBありがとうございました!
亜也の最後の質問に、ただ涙を流すばかりでした。
病気を目の前にした少女のあまりにも率直な疑問でしたね。
「3月9日」も好きですが、私はエンディングに流れるKの主題歌も大好きです。
投稿: lavish | 2005.11.01 16時02分
TBありがとうございました。
確かに最後に出てくる字幕&Kが歌う主題歌へと繋がる流れに関しては、本当に涙無くしては見れない感じではありますよね♪
俺も毎回あそこになると思わず号泣してしまいます・・・。
投稿: フェイク・ヒーロー | 2005.11.01 22時16分
最近の歌に疎いあたし・・・
「3月9日」は知りませんでした。
でもこのドラマでは雰囲気のある印象的な楽曲が多くて
より一層話に入り込んでしまいますです。どっぷりと・・・
投稿: まこ | 2005.11.02 00時01分
>The Sea Monkeyさん
サブタイトルにもなったラストのセリフは、心に染みましたね・・・。「何故私が?」と亜也が思う辺りで、私も相当辛かったです。自分の病気を知ってしまった亜也は、この先力強く生きていけるのでしょうか?
>ぽたぽたさん
私も毎回ラスト辺りで涙を誘われます。今回は亜也が悲しい現実に直面したことで、相当辛くなりましたね。しかし亜也だけでなく、周りの人たちもこれから悩んでいくんでしょうね・・・。私も実話であるこのストーリーに注目することで、亜也を間接的に見守っていきたいと思います。
>lavishさん
私も亜也の質問に泣けたんだけど、その質問の言葉が聞き慣れない表現でまた悲しくなりました。15歳の少女らしい質問といったところでしょうか。このドラマではレミオロメンによる2曲の挿入曲が効果的に使われているけど、Kによる主題歌の方がやっぱり強いですね。
>フェイク・ヒーローさん
毎回のラストについては、良い言い方ではないけど「ずるい」というか「泣かせる」という作りに徹していますね。タイトルバックで見られる、木藤亜也さんの明るい笑顔も、本当に良くて・・・。私もそこで深い悲しみに陥ります。
>まこさん
合唱コンクールの歌「3月9日」も良い曲ですよね。このドラマは音楽で持っていかれる部分も多いなあ。だから一層ストーリーにのめりこんでしまうという、そんな感じがしますね。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.11.02 02時04分