風のハルカ・これはクルカ?
2005/10/03(月)から始まった、NHK・朝の連続ドラマ小説「風のハルカ」。前作「ファイト」がものすごく好きだった私だけど、ちょっと気になっていたので一週間録画しながら見たところ・・・これが面白い! これは来るか? これはかなり良いんじゃないか?
○NHK・連続テレビ小説・公式サイト
【 http://www.nhk.or.jp/asadora/ 】
○「風のハルカ」の紹介(公式サイトよりストーリーの紹介文を抜粋)平成17(2005)年度後期・連続テレビ小説は、
大分県湯布院と大阪を舞台に大森美香氏が書き下ろす、
ヒロイン・ハルカのハツラツ青春記です。いやしの里・九州の湯布院で
貧しくものびやかに育ったヒロイン・水野ハルカ。
彼女はかつて家族みんなで夢見たレストランを実現させようと、
離婚した母の住む大阪に資金稼ぎに飛び出します。いやしの里・湯布院からいらち(せっかちの意)の街・大阪へ・・・・
幸せの風を呼ぶヒロインが新しい家族の絆を求めて繰り広げる、
ちょっと切なく奇想天外な感動物語です。連続テレビ小説73作目。
大分県が連続テレビ小説の主な舞台となるのは初めてです。
まだ幼い水野ハルカ(村崎真彩・9歳)と妹のアスカ(桝岡明・7歳)が、父親・陽介(渡辺いっけい)に連れられて、母親・木綿子(真矢みき)の故郷である大分県湯布院へ大阪から引っ越してくるシーンから始まります。しかし、いきなりハルカの両親の離婚問題に突入し、木綿子だけ大阪へ行くことに。湯布院恒例の「牛喰い絶叫大会」もありました。伝説の「湖の龍」に会う話もありました。陽介のレストラン開店もありました。そして10年の歳月が流れ・・・。ハルカ(村川絵梨・19歳)は短大生に、アスカ(黒川芽以・17歳)は高校生になり、現在は家族が離れ離れになろうとしているところです。
幼少時代のハルカとアスカが、映画「となりのトトロ」のサツキとメイのように思えてしょうがなかった! いや、本当にそれがモデルじゃないかと。偶然にも、後になって“メイ”と“芽以”が一致しているし?(笑) そしてヒロインの村川絵梨さん。彼女はアイドルグループ「BOYSTYLE」のメンバーだけど、最初に見た時は「なんて普通っぽい人なんだろう!」と思ったものでした(印象悪く聞こえる?)。でも元気一杯の演技を見ていると、「お主、なかなかやるな?」と思わせます(いつの時代だろう?)。ちなみに、ドラマ本編はもちろん、「土曜スタジオパーク」で村川さんが出た回も、「『風のハルカ』スペシャル(メイキング)」も見ました。全ては何気無く見たのが始まりだったけど、段々と引き込まれていって今では毎日録画して見ているほどです。
おっと、見続けている理由は他にもあるんですよ。ドラマの舞台は、大分県湯布院。温泉の街です。この「湯布院(ゆふいん)」という言葉の響きが、何か好き(笑)。ゆふいん、ユッフィン、You Fin!!(意味が分からない) とにかく好きです。何でだろう? それから、このドラマの語り・ナレーションは、中村メイコさんの声による由布岳。山ですよ、山! 「ボクは由布岳ですぅ~」とか言っちゃうんですよ! これが痛快(笑)。大阪から引っ越してきた水野一家が由布院へ着いた時も、由布岳さんは丁寧に出迎えてくれました。声だけでね(笑)。そんな意外性が妙に面白かったりします。NHK朝ドラとしては、新しい切り口ですね。そりゃあ湯布院に行きたくもなりますよ、ね~?
脇が固いのも良い所。木綿子の母親・神崎ちい(朝丘雪路)、伯父の神崎一二三(升毅)、伯母の神崎光代(宮崎美子)、倉田旅館の主・倉田宗吉(藤竜也)、女将・倉田百江(木村佳乃)等と、ここまではハルカたちの幼少時代からずっと出演。それに加えて現代になると、湯布院ではハルカと共に大きくなった友達等が登場したり、これからハルカが向かおうとしている大阪でもいろんな人たちが登場します。湯布院と大阪の方言も楽しめてしまいます。さあさあ、どんなことが起こるかな?
脚本は、数々の民放ドラマで名作を生み出し、最近では監督業もこなしている大森美香さんが初挑戦。彼女の作品だから、どこか安心して見られているのかもしれません。そして主題歌は、森山直太朗さんの「風花」。“♪ルールールー”というハミングから入るイントロと共に、湯布院の自然美をアピールするかのような映像がマッチしていて、それもなかなかのものです。さらに音楽は、故・伊丹十三監督の多くの映画でも印象に残る曲を手掛けた本多俊之さんが担当。特に切ないシーンで流れるピアノによるBGMは、本当に素敵なメロディで感動させられます。
というわけで、かなりハマってます! オススメとも言ってしまいましょう! とりあえず私は、湯布院に行きたい衝動を抑えつつ「入浴剤・由布院の湯」でも買って、ほんのりと行った気分に浸る(つかるとも読ませてみる)としましょう・・・。
『NHK連続テレビ小説「風のハルカ」オリジナル・サウンドトラック』
○関連記事「てるてる家族・感動のグランドフィナーレ」
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/03/post_7.html 】
○関連記事「天花・花は咲き乱れた?」
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/09/post_30.html 】
○関連記事「わかば・若葉の芽は育った?」
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/03/post_29.html 】
○関連記事『「ファイト」を昼休みに楽しむ生活』
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/04/post_27d0.html 】
○関連記事「ファイト・実生活でもファイト!」
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/10/post_14ad.html 】
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
こんにちは・・・私も断片的ながら毎日「風のハルカ」見てますよ~
なんか湯布院というと殺人・・を連想してしまうんですが・・・
「おとうさーん、おかあさーん、離婚しないでー!」「しかたがないんだー!」には
うるっときました。
投稿: きこり | 2005.10.19 06時43分
実は私も見てます。大森さんが朝ドラをどう書くのか興味津々でー。いきなり思い切りトトロでがびょーんと思っていたら、たまに「北の国から」の時もありました。いやーすげえよ。ゆっふーゆふゆふー♪
投稿: lovelytelly | 2005.10.19 06時55分
>きこりさん
そうですか、見ていましたか! 私も「少し様子見」といった感じだったけど、気付いたらかなりハマってしまいました。湯布院・・・いろいろと連想するものもありますね(笑)。そうそう、ハルカの幼少期は、「離婚しないでー!」ばかり聞いていたように思いますよ。
>lovelytellyさん
おおっ! 「大森さんが脚本担当」という方向から注目したのは、私も同じ~。うん、面白いですよね。「トトロ」もあり「北の国から」も確かにあり、そして由布岳のナレーションもあり(笑)。湯布院って、すげえ~! 陽気に歌っちゃうところも同じ~!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.10.20 00時19分