ドラゴン桜・東大受験マル秘テクニック総伝授SP
2005年の夏に大きな反響を呼び、私も「電車男」と同じくらい高く評価したTBS系ドラマ「ドラゴン桜」。その特別編にあたる『「ドラゴン桜」東大受験マル秘テクニック総伝授SP』が10/14に放送されました。
○TBS系「ドラゴン桜」
【 http://www.tbs.co.jp/dragonzakura/ 】
○TBS系「ドラゴン桜」・『「ドラゴン桜」東大受験マル秘テクニック総伝授SP』
【 http://www.tbs.co.jp/dragonzakura/news/008.html 】
○「ドラゴン桜」公式サイトより抜粋10月14日(金)オンエアの特別編では、ドラマや原作で紹介されたユニークでためになる勉強法を一挙紹介。さらに、ドラマでは紹介しきれなかった数々の新ウラ技勉強法も公開します。
安東弘樹アナ&江口ともみをMCに迎え、原口あきまさ、さとう珠緒、保田圭、くまきりあさ美らが勉強法を実践。一体、どんな結果があらわれるのか? また、ドラマ『ドラゴン桜』にも出演した新垣結衣やサエコもゲストで登場(ほかにもマル秘ゲストが!?)。オンエアをお見逃しなく!!
「お見逃しなく!!」ということで事前にチェックしていたのに、当日は録画も忘れて途中から見ました(笑)。しかし! ぶっちゃけて言うと本当に「東大受験マル秘テクニック」で、受験生が喜ぶ内容に終わりました。ドラマ本編の続きは無いにしても、名珍場面や裏エピソードはあるだろうと期待していたけど、それもほとんど無し。ややがっかりしたSPだったかな。事もあろうに、途中で寝てしまったし・・・(苦笑)。主な内容としては、ドラマ本編で紹介された特別講師たちの「東大受験マル秘テクニック」をまとめたもので、私も過去のレビューでそのほとんどを書き起こしているので、興味ある方はそちらを読んでいただく思います。まあ受験生でない人にとっては、あまり興味が無いとは思いますが・・・。
それにしても、このドラマが放送されてからは「ドラゴン桜」という接頭語の付いた関連本や勉強本が多く出版されましたよね。気になったので、「Amazon.co.jp」で原作コミックス以外の書籍をちょっと調べてみました。
・「ドラゴン桜公式ガイドブック東大へ行こう!」
・『東大合格法 「ドラゴン桜」を検証!!」
・『「ドラゴン桜」わが子の「東大合格力」を引き出す7つの親力』
・「ドラゴン桜 東大合格をつかむ言葉161」
・「ドラゴン桜式 算数力ドリル」
・「ドラゴン桜式 数学力ドリル 中学レベル篇」
・「ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学I・A」
・「ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学II・B」
・「ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学III・C」
勉強本は、ほとんど数学!(笑) このドラマでは東大理I志望で受験に挑むわけだし、数学が多くてもおかしくないですよね。理系大学卒業生の私から言わせてもらえば、数学こそ「マル秘テクニック」が生きてくる教科だと思いますね。センター試験用の解法もあれば、筆記を伴う試験用の解法もあります。例えば「センター試験用の解法」は、「代数幾何学」の比率問題があったとすると、つらつらと公式を並べなくても天秤の重み付けみたいな方法でいとも簡単に解けてしまいます。また「筆記を伴う試験用の解法」は、数学的な証明問題があったとすると、最初に解き方の方針をアピールした上で順序良く書き並べていくだけで気楽に解けてしまいます。この辺りは「日頃の勉強による訓練」に左右されるところで、例え類似問題や解いたことのない問題があっても、その訓練で培った解法で挑めば何とか部分点だけでも稼げるというものです。
数学は「何とかなる」というのが私の持論で、また最も好きな学問でもあります。数学って、公式をひたすら覚えたり固い口調で小論文のように解く辺りで、「こんなの将来役に立つのか? 国語や英語の方が重要なんじゃないの?」等と思われがち。しかし侮るなかれ! 世の中の全てのことは、数学で片付けられるとまで言ってしまいましょう!(極論だ!) また実生活におけるあらゆる場面で、数学の要素が常につきまとっているとも言ってしまいましょう!(経験論だ!) 限られた時間内での時間配分だって、地震に強い橋の設計だって、コップの水に水滴を落とした時の王冠だって、それに人間同士の複雑難解な相関図だって、みんな、みーんな、数学的に言い表せるのさ。ああ、数学って素晴らしい~! 何故か「数学万歳!」の感想になっていますが(笑)。
ちなみに私は、某私立大学への推薦入学の話を蹴って(これは正解だった)、センター試験の理数系以外の教科で失敗して国公立大学の受験を諦め、結局私立大学一本に絞りました。そしていくつかの大学で受験したけど、志望大学では2学科で合格して(その後もちろん優先学科に入学)、滑り止めの大学では何故か不合格(苦笑)。大学受験って、いくら勉強して万全な状態であっても、こういった運・不運が影響するというものです。それを自ら体験したことで良く分かりました。これを読んでくれている受験生の皆さん、このような体験談も踏まえた上で、来春頑張って!
ところで・・・。「ドラゴン桜」の最終話のラストで、「桜木が事務所に舞い込んできた桜の花びらを掴み、ゆっくりと手の平を開いてそれを見つめ、ゆっくり前を見る」というシーンがありました。これ、実は初回話の冒頭でも全く同じシーンがあったんですよ! ご存知でしたか? 忘れていたかな? 私の中では、ラストで同じシーンが登場したことで、「状況が巻き戻ったように、いずれ桜木が新たな生徒を東大に導く機会があるだろう」と思っています。「ドラゴン桜」の、ストーリーとしてのSP、いや続編に、強く期待したいところです。これが一番言いたかったりする・・・。
○関連カテゴリ「ドラゴン桜」
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/dragonzakura/ 】
●ドラマ
「ドラゴン桜」DVD-BOX
●原作コミックス&関連書籍
・原作コミックス「ドラゴン桜」(三田紀房)
・書籍「ドラゴン桜」公式ガイドブック(三田紀房・モーニング編集部)
・書籍「ドラゴン桜 東大合格をつかむ言葉161」
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コメント
おはようございます。
今まで、勉強していなかった人に東大受験用のテクニックで点数が上がったとやるのは、時限がちがうのではないかと、少々腹を立てながら見ていました。
投稿: mari | 2005.10.16 04時46分
mariさん、そこは途中で寝てしまってあまり覚えていない部分です(苦笑)。まあ、それでも後悔しなかったと・・・。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.10.16 22時32分
あずさんこんばんは
TB間違ってしまい、お手数おかけしましたm(__)m
私も、想像してたのとは違って
ちょっと残念でした・・。
投稿: まりこ | 2005.10.17 22時25分
まりこさん、どうもです~。私も想像とは違って残念でした。本当のSPか続編を見てみたいですよね!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.10.17 22時32分