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2005.10.31

滝が見える山での紅葉

@nifty・ココログ「トラックバック野郎」に参加!

○今週のお題「紅葉ギャラリー」

この週末、新潟地方で多くの親戚と集まった際に、滝が見える山へ行きました。その時に撮った紅葉の写真がこれっ!

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めっちゃキレイだったっ! (ナイスな絵でしょう?)

ところで不思議に思ったのは、もう10月も終わろうとしているのに他の所はまだ木々が青々としていて、紅葉の気配があまり感じられなかったこと。山奥に来ているのにそんな状態だったんですよ! でも11月中旬にもなれば、辺り一面が紅葉になるんだろうなあ。またどこかへ見に行きたいです!

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2005.10.30

田舎への旅行記(長野&新潟)

10/29~30の土日は家族で長野・新潟地方へ向かい、大勢の親戚に会ってきました。その旅行記を報告したいと思います!

・長野編
まずは、長野県にある父親の実家へ。行くのは実に10年以上ぶり! でも近辺の風景はほぼそのままでした。田舎って時間が止まったような雰囲気があるようで、良いなあと思いましたよ。ちょうど選挙戦が行われていて、選挙活動中の車から関係者の皆さんが手を振ってくるもんだから、大きく振り返してあげました。投票はできないけど(苦笑)。さて実家では、もう90歳を超えたおばあちゃんが元気そうで何よりでした。外では私の知らない2匹の犬が歓迎してくれたけど、こっち見て「ワンッワンッ!」とか「アオアオアオアオ~!」とか延々と吠えるばかり。本当に歓迎されていたのか?(笑)

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後に他の親戚の家にも回りました。そば屋を営んでいる所もあって、訪れたついでにご馳走になりました。手打ちそばが上手過ぎ! たくさん盛ってくれて「こんなに食べられないかも?」なんて思ったけど、気付いたら家族一同でペロリと平らげていました。長野のそばは本当に美味しいよ!

・新潟編
次に、少し車を走らせて新潟県の某所へ。今回はこちらのイベントがメインでした。中部・北陸・関東から、母親の家系の親戚一同が集まって、旅館で宴を開くというもの。これが「10年に一度の大集結」という集まりで、正直驚きを隠せませんでした。数年ぶりに会う人もいれば、子供の頃に会っただけの人もいて、全く知らない人までいました。ドンチャン騒ぎで宴が続き、久々にお酒をたらふく飲んだせいで私もダウン気味・・・。ちなみに、宴が終わって部屋で休んでいる時に、日本テレビ系ドラマ「野ブタ。をプロデュース」やNHKの「ディープインパクト(競走馬)」特集を見ていました。録画はしてきたけど、一応現地でも試聴。でもあまり覚えていないという・・・。

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宴が始まった直後、まだ酔いが回らぬうちに、全員で記念撮影。その辺り、幹事の叔父の配慮はお見事! これだけ多くの人を一度に目にしたんだけど、「うちの家系って美男美女が多いなあ」なんて思ったり。小さな子供から老いた大人まで良い顔してたし。まあ私がそれに含まれるかどうかは、置いといても良いよ?(笑) ちなみに、詳しく報告すると参加した若い衆がこの記事を見つけてしまうかもしれないので、極力抑えました。要らぬ心配かも?

早朝に起きて、温泉に入って朝食を取ってチェックアウト。近くに滝の見える山があるということで、急遽そこへ向かうことになりました。駐車場で車を止めて、約15分山を歩いた先に見えるは、素晴らしい紅葉の景色! 感動して写真を何枚も撮りました。秋はやっぱり紅葉ですね!

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その後、近くにある有名なそば屋(つまり連日そばです)で昼食を取って、そこで解散しました。皆さん、また会いましょう! その後私たち家族は、帰り道に長野県の店でこれまた美味しいりんごを買い、りんご農園でもぎたてのりんごを買い、ワイン農園でワインやつまみを買い、お菓子のお土産を買って自宅へ戻りました。気分的には元気なままでいたけど、疲れはやっぱり相当のものでしたね・・・。

以上、「田舎っていいな♪」の旅行記でした!

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2005.10.29

鬼嫁日記・第3話

既に笑いの要素が激減し、不満ばかりのストーリーになりつつあるこのドラマ。これが人気blogの実写版だというから、黙って見ていられません。レビューもかなり書き辛い状況にあり・・・。(「1リットルの涙・第3話」の冒頭文と連動しています)

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「鬼嫁日記」
第3話「浮気裁判地獄絵図」

早苗(観月ありさ)はネコの夢を見た。ネコの夢が夫の浮気の前兆と知った早苗は、一馬(ゴリ)を疑う。一方、達也(東幹久)は、妻のあゆみ(井上和香)に内証で浮気旅行の計画を立てていた。そんな達也を疑うあゆみに、亮介(小池徹平)は浮気発見の極意を伝授。興味を持った早苗は、一日の行動を携帯電話のカメラで報告することを一馬に強要する。

初回話を見て「気楽に見ることにする」と決め、第2話を見て「全く笑えなかった」という感想を残しました。「決定しました!」が口癖の鬼嫁・早苗ですが、せっかくなのでその口癖、ここで大きく使わせていただきましょう。


決定しました! 私、レビューを辞退します!


も~~~うダメ! 何がって、コメディなのに全く笑えん。正直つまらん。我慢できん。結局楽しかったのは「アットホーム・ダッド」つながりだけで、多少あった期待感を裏切られたかのようで最悪! そんな思いでいるのに、何が書ける? どう書けば良い? ダメです。努力してもダメです。努力する時間がムダです。これまでのレビューでは気持ちを抑えて書いてきたけど、不満が増大したのでこれにて終了とします。私の中では、今クールのドラマの中では最下位に近い位置付け!

以下は、私の改善案です。とは言っても、実現はされないだろうけど。

このドラマの原作にあたるblog「実録鬼嫁日記」を踏まえて良く考えてみる。このドラマって弱い夫・一馬と鬼嫁・早苗のやりとりが最大の面白み(面白がって良いのかは不明)なんだよね? まあその様子は描かれてはいるんだけど、どうして毎回他の夫婦が介入してくるの? 何が言いたいかっていうと、正直他の夫婦の話は要りません。一馬と早苗(&子供)だけで良いです。その方が良いと思うんですよ。

それを前提としてさらに考えてみる。実際blogでは、「1記事・1ネタ」って感じなんだよね? 読むにしても、1記事につき1~3分くらいなんじゃない? だったら実写版は、毎日でも毎週でも構わないけど、「『5分ドラマ』としてやったら面白かったんじゃないか?」って思うんです。「さ~て、今日も一笑いするか!」、「はは、鬼嫁っぷりが笑える~」みたいな感じ? 毎回一つのネタを膨らませて長くやるもんだから、「鬼嫁ムカつく~!」とか「このエピソード要ら~ん!」みたいに思ってしまうわけなんですよ。

以前こちら東海地区の東海テレビで、「月9」ドラマの後(21:54~)に「UGATTA」という番組がありました。それは、モロ師岡さんと楠美津香さんの実の夫婦が、話題のテーマについて面白おかしく説明しながら夫婦コントを演じるんだけど、モロ師岡さんの“弱い夫”と楠美津香さんの“鬼嫁”の姿が本当に面白かったんです。これを先に知って楽しんでいたから、「鬼嫁日記」が大して面白くないように思えるんでしょうね。「UGATTA」は地方ローカルだから全国区にはあまり知られていないはずだし、真似でも良いからそのスタイルを取り入れてみたら、「毎話がblogの1記事」みたいな感覚でリンクできるし良いと思うんだけどなあ。逆に、blog・ネットの特性を活かしきれていない現在の状況が、ダメだと思うんだけどなあ。

というわけで、さようなら「鬼嫁日記」。「1リットルの涙」と同日続けての放送っていう編成自体も、私の中では気に入らなくてね。まあ暇な時に見るかもしれないけどさ!

○関連記事「鬼嫁日記・第1話」
○関連記事「鬼嫁日記・第2話」

「鬼嫁日記」DVD-BOX
「鬼嫁日記」DVD-BOX

「実録鬼嫁日記 仕打ちに耐える夫の悲鳴」 「実録鬼嫁日記 仕打ちに耐える夫の悲鳴」 「実録鬼嫁日記 愛されてお金持ちになる18箇条」
・書籍「実録鬼嫁日記 仕打ちに耐える夫の悲鳴」(カズマ)
・書籍「実録鬼嫁日記 仕打ちに耐える夫の悲鳴」(カズマ)
・書籍「実録鬼嫁日記 愛されてお金持ちになる18箇条」(カズマ)

・主題歌「Oh My Darlin’」(中ノ森BAND)
・挿入歌「Spotlight」(Fayray)
・「鬼嫁日記」オリジナル・サウンドトラック

「アットホーム・ダッド」DVD-BOX 「アットホーム・ダッド スペシャル」
・「アットホーム・ダッド」DVD-BOX/「アットホーム・ダッド スペシャル」

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2005.10.28

1リットルの涙・第3話

既に笑いの要素が激減し、悲しみばかりのストーリーになりつつあるこのドラマ。これが現実に起こった話だというから、黙って見ていられません。レビューもかなり書き辛い状況にあり・・・。(「鬼嫁日記・第3話」の冒頭文と連動しています)

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「1リットルの涙」
第3話「病気はどうして私を選んだの」

潮香(しおか・薬師丸ひろ子)と瑞生(みずお・陣内孝則)は、亜也(沢尻エリカ)に病気のことを知らせるのはまだやめようと決意する。だが、時々思い通りに体を動かせない亜也は、自分の病気に気付き始めていた。そんな中、病院を訪れた亜也は一人で水野(藤木直人)に会いに行く。一方、亜也の妹・亜湖(あこ・成海璃子)は、亜也ばかりを構う両親に不信感を抱く。

亜也は自分自身の変化に疑いを感じ、また両親の過度な気遣いに不信感を抱きました。そしてついに、自分が「脊髄小脳変性症」であることを知ってしまった・・・。

クラス全員で練習した合唱コンクールの楽曲「3月9日」。これは挿入歌「粉雪」を歌うレミオロメンの名曲で、ファンならずとも人気は高いです。元々はメンバーの共通する友人の結婚式のために作った曲で、その結婚式が2002年の“3月9日”に行われたことでこのタイトルになったというエピソードがあります。今では、「結婚式ソング」や「卒業ソング」としても名高い曲になっていますね。合唱コンクールの本番では、亜也が指揮する中で見事に合唱を披露できました。

そして亜也は、両親が付き添う場で水野から病気のことをはっきり伝えられることに。うつむいて涙を流す亜也は、「一つ聞いてもいいですか?」と言ってから、「病気は・・・、病気は、どうして私を選んだの?」と一言。そしてこんな字幕が!

病気はどうして私を選んだのだろう
運命なんて言葉ではかたづけられないよ

ここでタイトルバックへ。ダメだ、毎回ながら、このつなげ方に泣ける・・・。「病気はどうして私を選んだの」等という言葉は、実際当事者にならないとなかなか出ないものでしょう。その絶妙な表現のせいで、深い悲しみがより一層伝わってくる気がして・・・。

○関連記事「1リットルの涙・第1話」
○関連記事「1リットルの涙・第2話」
○関連記事「いいとも2005年秋祭・リアルで1リットルの涙」

「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」 「ラストレター『1リットルの涙』亜也の58通の手紙」 「いのちのハードル『1リットルの涙』母の手記」
・原作「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」(木藤亜也)
・書籍「ラストレター『1リットルの涙』亜也の58通の手紙」(木藤亜也)
・書籍「いのちのハードル『1リットルの涙』母の手記」(木藤潮香)

「Only Human」
・主題歌「Only Human」(K)

「粉雪」 「3月9日」
・挿入歌「粉雪」(レミオロメン)
・挿入歌「3月9日」(レミオロメン)

「愛し君へ(ディレクターズカット)」DVD-BOX
・「愛し君へ(ディレクターズカット)」DVD-BOX

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2005.10.27

危険なアネキ・第2話

このドラマ、「月9」だけあって視聴率はすごいみたいですね? 初回話、そして今回第2話と、軽く20%超えしています。数字の面では結構好調だけど、お笑い要素でガンガン押していくからですか? まあ確かに、私もそこを常に期待しているところはありますが・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「危険なアネキ」
第2話「顔だけイイ女が大借金!」

寛子(伊東美咲)の元へ取り立て屋の田中(荒川良々)らがやってきた。借金返済のため、寛子は再びキャバクラで働く。待ち望んでいた客で店は大盛況に。一方、勇太郎(森山未來)は末期がん患者・岩田(坂上二郎)を担当。懸命に看病するが、偏屈な岩田は心を開かない。ある日、病院で寛子を見た岩田は、勇太郎に根掘り葉掘り探りを入れる。

初回話と同様、ものすごい速さでストーリーが進む感じ? これは「テンポが良い」とはちょっと違うんだけどさ・・・。あまりにポンポンと進むから、笑うべきシーンで素通りしてしまい、悲しむべきシーンでそれまでの笑いのシーンを思い出し笑いしてしまい、追うのが何とも難しい状況にあります(笑)。

「笑うべきシーン」と言えば、ゴルフのシーンで北陽(虻川美穂子&伊藤さおり)が出ていましたね。前回インパルスも出たけど(今回も勇太郎の部屋のテレビに映ってた?)、こうして「はねるのトびら」ファミリーが次々と出ていくみたい? 「次回はドランクドラゴンかロバートが出るのかなあ?」と期待してみる(笑)。他には、清水ミチコさん、荒川良々さん、そしてお待ちかねのはらにっさん(FUJIWARA・原西さん)も出ましたね。お笑い要素が満載で、バラエティ番組好きの私としては何かうれしいぞ?

「悲しむべきシーン」と言えば、末期ガン患者・岩田こと坂上二郎さんが出ていましたね。まあお笑い要素もあったわけだけど、キャバクラのシーンで坂上さん自身の持ちネタ「飛びます飛びます!」のパロディ版「触ります触ります!」で笑えたわ~(笑)。でもその後岩田は亡くなってしまい、勇太郎が「森のくまさん」を歌って泣きじゃくる辺り・・・。ここでそれまでの笑いのシーンがぶり返してきて、あまり泣けなかったんだけど(苦笑)。それにしても、森山くんはあんな細いメガネを掛けただけで、随分印象が変わるものですね~。

う~ん、「月9」にしては、満足度について微妙になってきました。はらにっさんのネタも控えめだったし(笑)。ちょっと「不完全燃焼」って感じでレビューも書きにくいけど、とりあえずはお笑い要素に触れまくって誤魔化していくとするか・・・。

○関連記事「危険なアネキ・第1話」

「POP STAR」
主題歌「POP STAR」(平井堅)

「危険なアネキ」オリジナル・サウンドトラック

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2005.10.26

プロ野球日本シリーズ・ロッテが阪神を破り31年ぶりに日本一!

2005年のプロ野球日本シリーズ第4戦(阪神甲子園球場)、千葉ロッテマリーンズと阪神タイガースの対戦は、ロッテが3-2で阪神を破り日本一に輝きました! これが「無敗の4連勝」となり、ロッテにとっては1974年以来・31年ぶり・3度目の日本一!!

○「千葉ロッテマリーンズ」公式サイト
http://www.marines.co.jp/
○Yahoo!ニュース「ロッテ31年ぶり日本一、阪神に4連勝」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051026-00000013-yom-spo

○「ロッテ31年ぶり日本一、阪神に4連勝」より一部抜粋

プロ野球日本シリーズ(七回戦制)第4戦は26日、甲子園球場で行われ、ロッテが3―2で阪神を下し、4連勝で31年ぶり3度目の日本一に輝いた。

(中略)

最終回、阪神は先頭の代打片岡が四球を選び、代走に久慈。しかし、矢野の送りバントが内野フライになり、久慈もかえれず併殺。藤本は三振に倒れ、ゲームセット。

ところで、一つ疑問があるんですが・・・。

ロッテが強過ぎたの? 阪神が弱過ぎたの?

○謎解きのヒント

10/22 ロッテ 10 - 1 阪神(千葉マリンスタジアム・濃霧コールドゲーム)
10/23 ロッテ 10 - 0 阪神(千葉マリンスタジアム)
10/25 ロッテ 10 - 1 阪神(阪神甲子園球場)
10/26 ロッテ 3 - 2 阪神(阪神甲子園球場)

※阪神ファンによる器物損壊事件や暴力事件もあり。


阪神の完敗ロッテに乾杯! ( ^_^)/□☆□\(^_^ )


もう何年も前に「一つの球団の固定ファン」をやめた私ですが、今年の日本シリーズではロッテの選手の名前を良く覚えたものでした。それだけ、ロッテの多くの選手の活躍ぶりを見たということですね。それに対して阪神は、リーグ戦では2位の中日との首位攻防戦ですごい所を見せ付けたというのに、日本シリーズでは良い所もほとんど無く全敗だなんて、いったいどうしてしまったんでしょう? ホーム球場(阪神甲子園球場)で敵チームの胴上げをただ見つめる切ない姿といったら・・・。

まあそれはさておき、ロッテですよ、ロッテ頑張りましたよ! あえて触れるけど、第1・2戦辺り(千葉マリンスタジアム)での試合にて、ロッテの外野席で「負ける気がしねぇ」という応援板を見つけました。ロッテと言えば千葉。千葉と言えば木更津。木更津と言えばTBS系ドラマ「木更津キャッツアイ」。「木更津キャッツアイ」と言えば主人公のぶっさん(田渕公平)。そしてぶっさんと言えば、口癖の「負ける気がしねぇ」。こういうつながりだったんですよね? 私は「木更津」の大ファンなので、そればかりに注目した時もありました(笑)。うん、負ける気がしねぇ。っていうか、負けずに4連勝しちゃったし!


千葉ロッテマリーンズ、日本一おめでとう!

関係者やロッテファンの皆さんも、おめでとう!

さてと、ロッテ日本一の特別セールに期待してみるか・・・。 o(^-^)o
(スーパーや百貨店やロッテリアでやるんですよね~♪)

「千葉ロッテマリーンズ 優勝記念DVD BOOK」
千葉ロッテマリーンズ 優勝記念DVD BOOK

「木更津キャッツアイ」DVD-BOX 映画「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」
「木更津キャッツアイ」DVD-BOX/映画「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」

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がんばっちゃいました、生協の白石さん!

「生協の白石さん」。「誰のこと?」という質問はもはや少なく、説明も要らないかもしれませんが、一応前書きということで。「生協の白石さん」とは東京農工大学の生協職員で、学生からのどんな質問やどんな要望にもユニークで絶妙な回答をしてくれる素敵な方です。やりとりは全て生協で設置している「ひとことカード(目安箱)」によるものだけど、それを紹介したblog「がんばれ、生協の白石さん!」等から噂が急速に広がり、ネットからテレビや雑誌で取り上げられるまでになり大人気となりました。

○関連サイト「がんばれ、生協の白石さん!」(話題のblogです)
http://shiraishi.seesaa.net/

そして10/24、なんと大学側から白石さんに感謝状が贈られたそうです!

○関連記事・がんばれ、生協の白石さん!「生協の白石さんに感謝状!」
http://shiraishi.seesaa.net/article/8562307.html
○関連記事・NIKKEI NET「生協の一言カード、ネットで人気・大学が職員に感謝状」
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20051025STXKB054424102005.html
○関連記事・asahi.com『農工大「生協の白石さん」に感謝状 顔写真は「ご勘弁」』
http://www.asahi.com/national/update/1024/TKY200510240266.html
○関連記事・MSN-Mainichi INTERACTIVE
 『雑記帳:「生協の白石さん」に感謝状 東京農工大』
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051025k0000m040045000c.html

○「NIKKEI NET」の記事より抜粋

東京農工大(東京都小金井市など)の生協で、学生からの質問や要望に生協職員が軽妙に答える一言カードがインターネットで紹介されて人気を集めるようになり、小畑秀文学長が24日、「大学のイメージアップに貢献した」として、職員に感謝状を手渡した。

この職員は白石昌則さん(36)。本名や年齢は「極秘」だったが、初めて公表された。

相談は「死にたい」と深刻なものから「どうしたら人を好きになれますか」までさまざま。「夏休みをもう2カ月ください」という学生に対して、白石さんは「現実を見詰めましょう。生協には平積みの教科書がずらり。後期を存分にご満喫ください」とやんわりと、くぎを刺した。

生協では業務として学生の要望に回答する一言カードがあったが、白石さんのユニークな答えが注目を集めるようになった。

工学部2年の上條景介さん(20)が5月から、インターネットのブログで一言カードを紹介し始めたことがきっかけでブームに。今では1日平均約3万件のアクセスがあり、小畑学長は上條さんにも表彰状を贈った。〔共同〕 (23:25)

長い間(わざわざ)謎とされてきた素顔や本名や年齢が、ついに明らかになりましたね! 男性とも女性ともとれるその書き込み口調、ある意味で見事でした。まあもっとも、日本テレビ系「Theサンデー」内のコーナー「エンタの168」で特集が組まれた際に、某女性リポーター他が「白石さんは『男性』」だということをほのめかす発言をしてしまい、ネット上のあちこちでいろんなトラブルがあったのを良く知っていますけど(苦笑)。もう、頼むよ日テレさん!

私も日頃、blog「がんばれ、生協の白石さん!」を読んでいたりするんですが、そこで公開された白石さんの回答の中で最も好きなのは、これ!

○関連記事・がんばれ、生協の白石さん!「空中で二段ジャンプする術。」
http://shiraishi.seesaa.net/article/4249879.html

Q.どうすれば人間は空中でジャンプできるのですか?
 
白石さん。二段ジャンプのことです。(イタリアーノ(^-^)!)

A.工学部の学生さんが解らない物理的な問題を私などが解明する術など
 
知る由もありません。当方としてできる事があるとすれば、
 
毎週少年ジャンプを読む子が思春期を終え、
 
ヤングジャンプをも読み始める一現象を人間の成長過程に
 
なぞらえ「二段ジャンプ」であると勝手ながらに解釈し、
 
二冊とも毎週品揃えする事のみです。組合員証提示で10%OFFです。(白石)


ナイス切り返しにナイスセールス。もう最高!!


さて、私は結構以前から「生協の白石さん」の存在を知っていたんですが、「ある理由」があって記事にするタイミングをずっと見計らっていました。しかし「ある理由」がある程度解決に至ったことと、このたび「生協の白石さん」の知られざる秘密がある程度公になったことで、ようやく記事を書いたというわけです。タイミングは今しか無いと思ったし、最適だったと思います。ところで「ある理由」とは?

1. 白石さんの気持ち
2. 書籍化にあたっての印税問題
3. 東京農工大生の(以下略)

読む側にとっては、つまらない理由かもしれません。 (^_^;)

まず「1」について。これだけネット他でもてはやされている白石さんは、「実際どんな気持ちでいるんだろう?」としばしば思っていました。しかししばらく様子を伺っていたところ、白石さんご本人がテレビや雑誌の取材に快く応じているようだったので「決して嫌ではない・不愉快ではない」と察し、今後の応援と共に記事を書くことに決めました。

次に「2」について。厳選された「一言カード」と白石さん自身による解説が収録された書籍が講談社から発売されることが決まりました。ここで問題になったのが「印税は誰の手に渡るのか?」という件でした。ユニークで絶妙な回答を放ち続ける白石さんがもらうのは当然のことだと思ったけど、「一言カード」の内容をネットで公開し続けるblog「がんばれ、生協の白石さん!」の管理人・じょびさんにも渡るかどうかで、そのblog他でも大きく議論がなされました。ただ公開するなら良いけど、それが「商売・権利」に関わってくると話は別で、誰もが目を光らせ始めるのも分からなくはありません。実際私もそうでした。だって、「のまネコ」問題が起きた前後だったし? しかし後日、管理人のじょびさんから「印税について」という追記が公開されたことで、問題はある程度沈静化したように思います。

○関連記事・がんばれ、生協の白石さん!『単行本「生協の白石さん」発売のお知らせ』
http://shiraishi.seesaa.net/article/7401697.html

○『単行本「生協の白石さん」発売のお知らせ』・追記部分

【印税について】

現在、コメント欄で印税に関することが話題となっているようですので、
そのことについて追記させていただきます。
本来このようなことは公表することではないと私個人的には考えていますが、
あえてこれについて触れさせていただきます。
結論だけ言わしていただきますと、
本の著作権は全て農工大生協が所有するものであり、
書籍化により私に一切の印税が入ってくるものではありません。

そして、これらは全て企画段階から、白石さんを始め、
農工大生協さんとの間で合意している事項であります。
ただし、私がこの書籍化に全く関わっていないというわけではなく、
編集協力という形で参加させていただいております。
以上、印税に関して私の分かりうる全ての事柄です。
それでは、これからも「生協の白石さん」をどうかよろしくお願いします。

「本来このようなことは公表することではないと私個人的には考えていますが」とあるけど、「それは違うんじゃないか?」と正直思いました。この件こそ、早い時期にはっきりとさせておくべきだったと“私個人的には”考えています。さっきも書いたけど、「のまネコ」問題で騒ぎになった後だったし、遠からず類似の件だったと思うし。しかしそれもはっきりしたことで、晴れた気分で記事を書くことに決めました。

最後に「3」について。「生協の白石さん」については、当然白石さんの回答ばかりに注目がいくけど、東京農工大生がぶつける妙な質問も読み応えがありました。しかし、これだけネット他で公開され続けるのを見ていると、「東京農工大生っていったい・・・」と思われたりもしたのでは?(苦笑) まあその辺は、大丈夫だよね? そして私がさらに気にしていたのが、いずれネットで広まるのを期待して「面白がられる質問を投稿する学生が増えるのではないか?」ということ。テレビ・ラジオでの「投稿マニア」にも似た意味のことです。あまりにも妙な質問が増え過ぎて、「白石さんは困り果ててしまうんじゃないかな?」という不安も。この件はいまだにはっきりせず、不安視でいるままですね・・・。

以上の「ある理由」3件については、「単なる私の独り言」だと思ってください。現在私は、素直に「生協の白石さん」を応援しているし、blog「がんばれ、生協の白石さん!」の管理人・じょびさんの更新も日々心待ちにしていますから!

「生協の白石さん」
「生協の白石さん」(白石昌則 著, 東京農工大学の学生の皆さん 著)

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2005.10.25

“熟年離婚・着信アリ・恋の時間”について

テレビ朝日系「熟年離婚」、テレビ朝日系「着信アリ」、TBS系「恋の時間」の3本のドラマについては、試聴はするかもしれませんが、レビューは辞退することに決めました。


○テレビ朝日系「熟年離婚」

定年退職を迎えた日に妻から離婚を言い渡された男と、破綻(はたん)していく家族の姿を描く。会社員・幸太郎(渡哲也)は、定年退職日を迎えた。娘の律子(高島礼子)は、家族の退職祝いの席で母・洋子(松坂慶子)が離婚を言い渡すと知り、妹のみどり(片瀬那奈)らに相談。一方、それを知らない幸太郎は、同僚のアドバイス通り洋子への贈り物を購入する。

→熟年層がターゲット? この先上手く書けるか自信が無いので・・・。


○テレビ朝日系「着信アリ」

携帯電話に死の予告電話がかかってきた人は、奇怪な死を遂げるという連続事件の謎を追う。雑誌編集者の由美(菊川怜)は、女子高生の服が燃え上がり、階段から転落して絶命する場面に遭遇。刑事・仙堂(石黒賢)からしつこく捜査協力を迫られる。協力を断る由美だったが、オカルト系雑誌に部署異動に。編集長から事件の取材を命じられる。

→ホラーものは、本来苦手なんです(苦笑)。でも映画版は興味アリ・・・。

「着信アリ」DVD-BOX
「着信アリ」DVD-BOX

「着信アリ」 「着信アリ2」
「着信アリ」/「着信アリ2」


○TBS系「恋の時間」

対照的な姉妹の恋模様を描く。主婦・香里(大塚寧々)の元に、母・房子(八千草薫)が倒れたとの電話が。駆け付けた香里は、電話を掛けてきた耕平(大森南朋)の名前も聞かずに救急車に乗る。一方、香里から連絡を受けた姉で会社社長・雪枝(黒木瞳)は、房子の受け入れ先の病院が決まらないと聞いて、昔の恋人の医師・悟志(伊原剛志)に連絡する。

→きっと面白くなるとは思います。「夫婦。」はリタイアしたけど・・・。

「恋の時間」DVD-BOX
「恋の時間」DVD-BOX


実は、レビュー辞退の最大の理由は・・・?


夏よりも暇な時間が少なくなったっ!


これに尽きます(苦笑)。テレビ朝日のドラマは、今クールはレビュー無しと・・・。ちなみに、この3作品の共通点は、「タイトルが4文字」であること! そして同じく4文字である「鬼嫁日記」も、レビューを辞退することになるかもしれません。複雑な理由でね(笑)。

期待してくれた皆さん、本当にすみません・・・。 m(__)m

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Bank Band・ドラマ「火垂るの墓」のテーマ曲が「生まれ来る子供たちのために」に決定

11/01に日本テレビ系で放送される終戦六十年スペシャルドラマ「火垂るの墓」にて、Bank Bandがエンディングテーマを手掛けることが発表されました! その曲とは、オフコースの名曲「生まれ来る子供たちのために」。Bank Bandとしては現在ライブDVD「BGM Vol.2 ~ 沿志奏逢」のみで聴けるこの曲を、メンバーたちが再結集して新たにリテイクしたそうです。さらにタイトルバックの映像は、Mr.ChildrenのCDジャケットやPV等を手掛ける丹下紘希さんが担当するそうです。久々にBank Band関連の大きな話題が登場しましたね!

○日本テレビ「終戦六十年スペシャルドラマ『火垂るの墓』」
http://www.ntv.co.jp/hotaru/

○「火垂るの墓」キャスト&スタッフ

【キャスト】
松嶋菜々子、伊原剛志、要潤、夏川結衣、沢村一樹、
生瀬勝久、高松英郎、段田安則、岡本麗、岸惠子、他

【スタッフ】
原作:野坂昭如
脚本:井上由美子 音楽:沢田完
エンディングテーマ:Bank Band「生まれ来る子供たちのために」
演出:佐藤東弥 プロデューサー:村瀬健

○関連記事・スポーツ報知
 『ミスチル櫻井、オフコースカバー
  小林武史とタッグ「BankBand」 日テレ「火垂るの墓」エンディング曲』
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/oct/o20051024_20.htm
○関連記事・Yahoo!ニュース・スポーツ報知(同内容)
 『ミスチル櫻井、オフコースカバー
  小林武史とタッグ「BankBand」 日テレ「火垂るの墓」エンディング曲』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051025-00000009-sph-ent

○「ミスチル櫻井、オフコースカバー」の記事を一部抜粋

ミスターチルドレンの櫻井和寿(35)らによる音楽プロジェクト「Bank Band」が松嶋菜々子主演の日テレ系DRAMA COMPLEX「火垂るの墓」(11月1日・後9時)のエンディングテーマを手がけることが24日、分かった。オフコースの名曲「生まれ来る子供たちのために」(1979年)をカバー、放送直後からアップルの音楽配信サイト「iTunes」で期間限定配信し、収益金の一部は環境プロジェクトに使われる。当面CD発売の予定はなく、ダウンロードが殺到しそうだ。

「生まれ来る―」は国を憂いながらも、未来の希望を歌ったバラードで、オフコースが79年に発表したアルバム「three and two」の最後に収録された。佐藤竹善(42)ら数多くのミュージシャンがカバーし、小田和正(58)自身もセルフカバーしている。

制作サイドでは、太平洋戦争末期、自分の力で生き抜こうとする幼い兄妹の姿を描いた「火垂るの墓」のエンディングテーマを探していたところ、この名曲を櫻井らによる「Bank Band」がカバーしていることを知ったという。歌詞の内容に加え、Bank Bandが環境を考える「ap bank」の活動から生まれたということもあり、バンドの中心人物である小林武史氏にオファーし、快諾を得た。

同曲は昨年11月のライブDVD「BGM Vol.2~沿志奏逢」のみ収録で、スタジオ音源はなかったが、小林と櫻井は「ドラマの作品の意味を考えたら、録音し直した方がいい」と申し出。同バンドのメンバーが再結集。タイトルバックの映像はPV界の鬼才・丹下紘希ディレクターが担当することも決まった。

同曲は11月1日のドラマの放送直後から30日までの期間限定で「iTunes Music Store」で独占ダウンロード販売。大物アーティストによる限定曲販売は初めて。価格は税込み200円。収益金の一部は「ap bank」に入金され、環境プロジェクトへの融資の原資や活動資金に使用される。

小林氏は「新たに取り直したテークは、より生命力があふれるものになった。(音楽配信については)現時点でそのすべてがベストであると思いませんが、今回のような即効性が必要とされるケースでは有効なツールであると考えます」と話している。

ミスチルはネットでのダウンロード販売は行っておらず、この「生まれ来る―」は話題を集めそうだ。

私はミスチルファンでありながらオフコースもファンで(特に小田和正さんの楽曲好き)、3枚組のベスト盤「オフコース・グレイテストヒッツ 1969-1989」等のCDも持っているほどなので、「生まれ来る子供たちのために」は当然知っています。また、Bank BandのDVD「BGM Vol.2 ~ 沿志奏逢」も持っているので、さらに良く知っています。そこまで良く知る曲がエンディングテーマになるなんて、もう感動ものかも・・・。

「火垂るの墓」で主演を務める松嶋菜々子さんとBank Bandのつながりといえば、現在も放送されている「住友生命『LIVE ONE』」のCM。彼女の出演映像のバックで、「糸」(元は中島みゆきの歌)が使われていますね。アニメ映画「火垂るの墓」の実写版が放送されるのは以前からネットニュースで知っていたけど、Bank Bandが楽曲で参加するニュースが加わったことで、ますます見逃せなくなりました!

※2005/11/06追記
ドラマ「火垂るの墓」とBank Bandのテーマ曲の感想記事を公開しました。
○関連記事『ドラマ「火垂るの墓」とBank Band「生まれ来る子供たちのために」』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/11/post_0a44.html

「沿志奏逢」 「BGM Vol.2 ~ 沿志奏逢」

Bank Band「沿志奏逢」(CD)/「BGM Vol.2 ~ 沿志奏逢」(DVD)

「火垂るの墓」 「オフコース・グレイテストヒッツ 1969-1989」
アニメ映画「火垂るの墓」/オフコース「オフコース・グレイテストヒッツ 1969-1989」

●サイト内関連記事
○Bank Band・小林武史さんが「bounce」でインタビュー
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/06/post_dabe.html
○Bank Band・住友生命「LIVE ONE」のCMで「糸」が採用
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/05/post_3893.html
○Bank Band・櫻井和寿さん他が「NEWS23」に出演
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/05/post_e195.html
○Bank Band・新曲「to U」が「NEWS23」テーマ曲に決定!
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/03/post_23.html
○Bank Band・「沿志奏逢」ライブDVD発売決定
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/02/post_16.html
○Bank Band・櫻井さんが「EZ!TV」に出演
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/12/post_18.html
○Bank Band・「沿志奏逢」全曲感想
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/10/post_23.html
○櫻井&小林・「Bank Band」のアルバム発売決定
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/09/post_6.html

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2005.10.24

野ブタ。をプロデュース・第2話

ただの「ジャニーズ系ドラマ」とは言えない出来で、私も結構楽しく見ています。タイトルバックの子豚のCGもなかなか可愛くて面白い! キャラクターグッズも出そう?

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「野ブタ。をプロデュース」
第2話「(秘)キレイ作戦」

人形を抱いた髪の長い気味悪い女の目撃談が続出。校内に“女は信子(堀北真希)”とのうわさが広まる。修二(亀梨和也)は、うわさを打ち消そうと、信子に髪を切るように言うが、拒否される。女が信子であることを知った彰(山下智久)は、修二に信子が人形と同じ髪形にこだわっていると教える。そんな中、信子の制服がペンキでイタズラ書きされる。

原作小説では、転校生は小谷信太(こたにしんた)という男の子で、「シンタ」が「ノブタ」としてプロデュースされているそうですね。それでドラマ化にあたっては、何故か「信太」が「信子」という女の子に置き換えられました。メインキャラが男ばかりになっちゃうから、あえて変更したのかな? そのプロデュースの完成形が、「堀北真希」というアイドルだったりして・・・。

制服に黄色いペンキで何者かに「ブス」といたずら書きされた信子。一度は悲しい気持ちになったけど、修二と彰がズボンに自ら落書きを入れて登校し、信子をそっと励ましてあげましたね。あのシーンはベタではあったけど、ちょっと泣けてきました。その後黄色い落書きが校内で大流行したのも面白かったですね。まあ、その流行はすぐに収まったようだったけど・・・。

それはそうと、ゴーヨク堂の店主(忌野清志郎)が「デルヒィーヌ・サクラダ」というペンネームで本を出していたのが笑えた~! しかもその本「グリーン ウィロウ」は、なんと1億円! 侮れん・・・。それから、信子が持っていた人形は、信子にそっくりで怖かった~。でも髪を切って、少しだけイメチェンしましたね。プロデュースはとりあえずこんなところからスタートしました。さあさあ、今後のプロデュースも楽しみですね~!

○関連記事「野ブタ。をプロデュース・第1話」

「野ブタ。をプロデュース」
原作「野ブタ。をプロデュース」(白岩玄)

「青春アミーゴ」
主題歌「青春アミーゴ」(修二と彰)

「野ブタ。をプロデュース」オリジナル・サウンドトラック

「すいか」DVD-BOX
「すいか」DVD-BOX(河野英裕&木皿泉の代表作)

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2005.10.23

第66回菊花賞・武豊騎乗のディープインパクトが無敗の3冠達成

第66回菊花賞(GI)が本日京都競馬場(芝3000メートル・3歳牡馬16頭)にて行われ、武豊騎手が騎乗した1番人気のディープインパクトが2馬身差で優勝! 3歳クラシック三冠(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)を達成しました! この3冠という記録は1994年のナリタブライアン以来で、史上6頭目だそうです。また、ディープインパクトはデビュー以来7戦7勝で、「無敗の3冠」という記録は1984年のシンボリルドルフ以来で、21年ぶりの史上2頭目だそうです。とにかく強かった!

○Yahoo!スポーツ「第66回 菊花賞特集」
http://keiba.yahoo.co.jp/kikkashou/index.html
○Yahoo!スポーツ・競馬「2005年4回京都6日目11R 菊花賞」
http://keiba.yahoo.co.jp/scores/2005/08/04/06/11/denma.html

05102301

普段は競馬をやらない私だけど、大記録がかかるこのレースはどうしても注目したくて、テレビにてリアルタイムで見ました。良いスタートを切り、中盤はずっと中位で様子を伺い、最終コーナーを回った辺りからグングンと加速し、逃げ切るかと思われたアドマイヤジャパンを追い抜いて、見事にトップでゴールしました。あのラストの走りがもう感動もの! ディープインパクトの強さを充分に見せ付けてくれましたね!

このレース、ディープインパクトは圧倒的な支持を受けたせいで、単勝払戻金は100円(歴代最低配当)。100円で買って、100円で返ってくるわけですよ。トップが期待されたガチガチなレースだったんですね。競馬場で観戦した約136,000人もの観衆からは大歓声。私もテレビの前で思わず拍手を送ったほどでした。“3冠の名馬・ディープインパクト”に乗って、3本指(3冠の意味)を立てた左手を高々と上げて声援に応える武豊騎手の、1人と1頭の2ショットが印象的でした。

武豊騎手のレース後のコメントによれば、リズムが良過ぎたディープインパクトをずっと抑えていたそうです。しかしながら、最高のスタートを切れて、また中盤以降はリラックスして走ってくれたようで、やはり競走馬の走りというのは騎手次第で変わるということが良く分かりました。“ディープインパクト”という名のように、今日のこの結果は強烈なインパクトがありましたね!

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花より男子・第1話

累計販売部数が約5000万部という神尾葉子原作の超ベストセラーマンガが、このたびTBS系でドラマ化されました。少女コミックなのもあって、私はその内容をほとんど無知! 知っていることをできるだけ挙げてみると、内田有紀さん主演の映画版があって、それには谷原章介さんや藤木直人さんが出ていて、タイトルは「花より団子」をもじって「花より男子(はなよりだんご)」としていることくらい? だからかなり新鮮な気持ちで見られることになります。実は今クールの期待作の一つでした!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「花より男子」
第1話「宣戦布告!!お金より絶対に大切なモノ」

名門高校に通う貧乏な少女と、学園を牛耳る御曹司4人組との恋と対決を描く。リッチな子供が通う英徳学園に入ったつくし(井上真央)は、“F4”と呼ばれる4人の御曹司が学園を好き勝手に支配する状況にうんざりしていた。ある日、つくしはF4の道明寺(松本潤)に絡まれた同級生を助けてしまい、全校生徒からいじめに遭う。

初回話を見る前の、勝手な妄想・・・。

牧野つくし(井上真央):
 「は~い、私はつくし。「つくし」のつくし。良い名前でしょう?
  高校生活って、楽しい~! あたし、結構モテたりして。
  あっ、向こうから美少年チーム『F4』が来たわ♪」

道明寺司(松本潤)
 「やあ、つくし。今日も決まってるね!」
花沢類(小栗旬)
 「う~ん、相変わらず元気だね!」
西門総二郎(松田翔太)
 「ボクたちは、いつも仲良しさ!」
美作あきら(阿部力)
 「今日は時間空いてる? 一緒に遊ぼうよ!」
 
牧野つくし:
「ウフフ。あたし、今日もごっきげ~ん!」

こんな明るい青春ドラマになると思っていた。いや、マジで(笑)。

しかし、全然違った・・・。 _| ̄|○;;;

「つくし」って、高校生活を辛く嫌がってるじゃん! 「F4(FLOWER 4)」って、見るからに悪の軍団じゃん! あれじゃあまるで、絶望の青春ストーリーじゃん! 読みは激しく外れました(苦笑)。なるほど、つくしがF4に立ち向かっていくストーリーなのか・・・。

名門高校「英徳学園」に通う、高校2年生の牧野つくし。ひょんなことから、学園を牛耳る御曹司の「花の4人組・F4」に目を付けられ、宣戦布告の「赤札」を貼られてしまう。つくしに対する集団イジメはひどく、まともに見られたもんじゃない。他の生徒たちは、止めるどころか騒動を面白がるばかり・・・。つくしは赤札を貼られる前に、一度たまらず校舎の外に向かって「ありえねっつーのっ!」と叫びましたよね? 私はまた、井上真央ちゃんだから、TBS系列CBC制作のドラマ「キッズ・ウォー~ざけんなよ~」つながりで、「ざけんなよっ!」って言うのを期待していたり・・・(苦笑)。初回話にしてインパクトが強く、ほとんど無知な私は衝撃的なものはあったけど、ストーリーはなかなか面白かったと思いましたよ。そっか~、牧野家は貧乏だけど、その甲斐あってつくしは“雑草魂”で明日を生きてゆくんですね。最後はつくしが嫌がらせをされた司に向かって、「調子こいてんじゃねーよっ!」と言って鉄拳パンチ! 大胆な宣戦布告をしました。さあ、この先どうなる?

それにしても、TBSはこのドラマにかなり力を入れているのが強く伝わってきました! メインの生徒たちの顔揃えはもちろん、道明寺楓が加賀まりこさんだったり道明寺椿が特別出演で松嶋菜々子さんだったり、ベテラン勢がそっと支えてる! また、主題歌は嵐の「WISH」でイメージソングは大塚愛の「プラネタリウム」で話題性も抜群! さらに、タイトルバック等も割と凝っていて好印象! これは間違い無く見続けます。もう当初の「勝手な妄想」はすっかり忘れるとするか(笑)。なんか、台湾で先に「流星花園」というタイトルで連続ドラマ化されて、そこから飛び出した「F4」というアイドルグループも大ブレイクしたそうですね。「花より男子」って、想像以上にすごいぞ!(まあまあ、無知なだけですから) もしかしたら、ちょっと古い言葉だけど「一大む~ぶめんと」を起こすかも?

「花より男子 Vol.1 完全版」 「花より男子」
原作コミックス「花より男子 Vol.1 完全版」/映画「花より男子」(内田有紀主演)

「WISH」 「プラネタリウム」
主題歌「WISH」(嵐)/イメージソング「プラネタリウム」(大塚愛)
「花より男子」オリジナル・サウンドトラック

「流星花園~花より男子~」DVD-BOX 1 「流星花園~花より男子~」DVD-BOX 2
「流星花園~花より男子~」スペシャルBOX 「流星花園II~花より男子~」DVD-BOX
「流星花園~花より男子~」DVD-BOX 1/DVD-BOX 2
 /スペシャルBOX/「流星花園II~花より男子~」DVD-BOX

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2005.10.22

今夜ひとりのベッドで・第1話

「今夜ひとりのベッドで」、何するんだろう・・・と思わず考えてしまいそうなタイトルのこのドラマ(笑)。調べてみれば、昼ドラマにありがちなドロドロ劇になるみたいです。こういうタイプのストーリーはやや苦手。でもキャスト陣は良い人を揃えてる! 「今夜ひとりのベッドで」、注目してみるとするか・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「今夜ひとりのベッドで」
第1話「七年目の誘惑」

結婚7年目の夫婦を中心に起こる恋や兄弟の確執を描く。グラフィックデザイナーの明之(あきゆき・本木雅弘)は、元小説家の友(ゆう・瀬戸朝香)と結婚。ある日、明之の異母弟・了(要潤)から結婚式を挙げると連絡が入る。了を嫌う明之は仕事を理由に断ろうとするが、友に諭され出席。当日、了は教会で婚約者・梓(あずさ・奥菜恵)を捨てて他の女性と逃げてしまう。

ほほう~、なかなか面白いじゃん? 夫婦間や兄弟間で、いろいろとトラブルが起きていくんだ? これは結構、スリリングな展開になりそう? はい、ここで私は決めました。このドラマは試聴のみにして、レビューは書かないことにします! 理由は、「今夜ひとりのベッドで」、パソコンに向かえないから(笑)。いやいやそれは冗談で、横目でチラ見していこうと決めたからです。

初回話でまず注目したのは、先日リアルで離婚したばかりの奥菜恵さん。女優復帰の一発目で、了に捨てられて明之を誘惑する女役? 言っちゃあ悪いけど、実生活でもそういう所があったんじゃないかと思ったり?(噂の真偽は不明だけど) ただ・・・、その女の役名が「梓(あずさ)」でしょう? それで、私のハンドルが「ads(あず)」でしょう? 見ているとどうも自分を呼ばれている気がして仕方が無いんです!(笑) ネットで知り合った知人と実際に会うたびに、「あず(さん)」って本当に呼ばれていたりするのでね。この状況は、フジテレビ系ドラマ「優しい時間」で長澤まさみちゃんが演じた「皆川梓(みながわあずさ)」の「あず(さん)」を知った時と同じ・・・。そんな私的な理由で、「あず」キャラを支援することにはなりそうです(笑)。

プロデューサーの伊佐野英樹さんと脚本の龍居由佳里さんは、過去にTBS系ドラマ「白い影」や「砂の器」で仕事を共にされたコンビです。龍居由佳里さんの脚本作は割と好みなので、そういった意味でも気になる作品ではありますね。また、主題歌はポルノグラフィティ「ジョバイロ」。彼らならではのラテン系メロディで、ドラマのスリリングな展開に良く合ってますね。ちなみに「ジョバイロ」とは、スペイン語で「私は踊る」という意味だそうです。踊って平穏な関係を取り戻せるなら、嫌になるほど踊り踊ってやるけど・・・。って私は関係無いですね(笑)。「今夜ひとりのベッドで」、注目してみるだけ・・・。

「今夜ひとりのベッドで」DVD-BOX
「今夜ひとりのベッドで」DVD-BOX

主題歌「ジョバイロ/DON’T CALL ME CRAZY」(ポルノグラフィティ)
「今夜ひとりのベッドで」オリジナル・サウンドトラック

「白い影」DVD-BOX 「白い影 その物語のはじまりと命の記憶」 「砂の器」DVD-BOX

「白い影」DVD-BOX/「白い影 その物語のはじまりと命の記憶」
 /「砂の器」DVD-BOX(伊佐野英樹&龍居由佳里のコンビ作)

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ブラザー☆ビート・第2話

第2話放送の数日前、TBS系「関口宏の東京フレンドパークII(TFP2)」に“田中美佐子&生瀬勝久&速水もこみち”の「ブラザー☆ビート」チームが来園しました(もちろん番宣目的)。田中さんと生瀬さんは共に45歳で、2人ともお若い! 速水さんはとにかく背が高い! ゲームの結果は、1ゲームを外したものの1個10万円相当の金貨5枚を見事に獲得。その金貨と引き換えに挑戦した最後のダーツゲームでは(5本投てき可能)、“たわし(速水)・たわし(生瀬)・フリーランダー(田中)・たわし(速水)・牛肉(生瀬)”という結果になりました。ついでに視聴者プレゼントのダーツは、田中さんの投てきにより“釣り竿”に命中。田中さん、ダーツで大活躍! 「フリーランダー(Freelander)」って、ランドローバー(LAND ROVER)社の車ですよ、車! これにはチーム一同も驚いていました。すごいよなあ~。番宣効果もバッチリといった感じで、見応えがありました!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「ブラザー☆ビート」
第2話「次男のホストNo.1」

陸(りく・速水もこみち)は、春恵(田中美佐子)らに内証でホストのアルバイトを始めた。ある日、達也(玉山鉄二)は陸から借りた腕時計が高級ブランド品だと知る。陸が高価な品を持っていることを不審に思った達也は、帰宅した陸を追及。「客からもらった」と開き直る陸と口論に。達也は「ホストを辞めるまで帰るな」と陸を家から追い出す。

ホストか、ホストクラブか・・・。男の私にとっては、誘われたり血迷ったりすることが無い限りは行く機会が無いであろう、イケメンたちの楽園・・・でも多少興味はあるな(笑)。実体験で印象に残っているのは、東京での長期出張生活時代。会社帰りの夜に宿泊先から近かった新宿・歌舞伎町で徘徊していた時(○○な店には入ってない象~)、たまたま立派な門のホストクラブを発見。イケメンのホストたちが外でキャッチをしておりました。これって、ホスト業界では下っ端の仕事になるんですよね? またJR新宿駅付近には、No.1ホストを含む人気ホストたちがズラリと並んだ、某ホストクラブのドデカい看板がありました。私は男だから「そこへ行きたい」とは思わなかったけど、ホストたちのカッコ良さに憧れたのは確か(笑)。一度お金持ちの女性を前に、「今宵は貴女のために特別なおもてなしを致しましょう(♪マイヤヒ~)」とかほざいて、目の前で高級ワインを注いでみたいもんだ。もちろん、200万は下らない高級時計が目当てさ!(激しい妄想だからこんな戯言は許してね)

イケメンの陸は勤め先のホストクラブで名を上げたが、それを気に入らないのはNo.1ホストを含む人気ホストたち。そんな中、陸の元カノ・アイ(浅見れいな)がそこへ通い出し、ホストたちは彼女をたぶらかして良いように扱おうと計画していました。それを聞いた陸は、勢いでホストたちに猛反発! 業界のルールを知らしめられるように、屋上でホストたちに殴られる陸。そこへホスト勤めの件でケンカ中だった達也が駆けつけたけど、陸は「(アイのためだから)手を出すな」等と言って抑止。しかしさらに殴られる陸を見た達也は、陸に覆い被さってかばおうとしました。おぅ、なんてこったい、“素晴らしきかなイケメン兄弟”だぜぃ! この一件で、ケンカしていた2人は無事仲直り。とりあえず今回はね。どうせまた新たなラウンドが始まるはずだからさ。確実に(笑)。

いや~、この展開が、日本テレビ系ドラマ「ごくせん」の一シーンに見えて仕方が無かったんですよ! 詳しく言えば、「第5話」「第10話(最終話)」辺りかな。「第5話」とは「女のために闘うところ」が同じで、考えてみたらその時敵役だったボクシング部の大学生・奥寺と今回登場したNo.1ホストは、どちらも高杉瑞穂さんが演じていました! そかそか、どうりで小憎たらしい印象が拭えないと思った。また、後から駆けつけて展開を変えた達也は、まさしくヤンクミそのもの! まあセリフのカッコ良さはヤンクミの方が一歩リードしていたけど。それから、「第10話(最終話)」とは「事情があって殴られっ放しを余儀無くされるところ」が同じで、考えてみたら「ごくせん」でも速水もこみちさんが生徒役で出ていて殴られていましたね。そかそか、どうりで「見たことのあるシーンだな?」なんて感じると思った。やっぱり、「ごくせん」ってすごい! おやおや、何かまとめ方が違うような?(笑)

というわけで、一件落着。その他気になったことといえば、家族外でも「ブラザー☆ビート(“ケンカ”と解釈)」が展開されること、三男の純平(中尾明慶)までダメ母の春恵を「春さん」と友達か他人のように呼ぶこと、スーパーの店長・野口(生瀬勝久)のアクションが一つ一つ笑えること、スーパーの主任・知里(国仲涼子)のメガネ姿が予想以上にイケていること、かな(笑)。その知里だけど、ラストで以前駅で出会った達也と新しいメガネを探している時に、達也が「コンタクトにしたら?」みたいなことを言っていましたよね? その時私はテレビの前で、「余計なことを言うな!」と猛反発していました(笑)。これで知里がそうしたもんなら、私がヤンクミのように現れて怒りをぶつけてやる・・・と言いたいところだけど、毎回オープニングで見せるあの鉄拳パンチが強烈で怖そうなので、やめとく・・・。それよか、ホストの方がええ(笑)。

○関連記事「ブラザー☆ビート・第1話」
○関連記事『「“なりきり”メガネ祭り」が大流行!』(知里のメガネ姿が気になる理由)

「Def Tech」
「Def Tech」(Def Tech・テーマソング「My Way」が収録)

「若葉のころ」DVD-BOX 「青の時代」DVD-BOX 「Summer Snow」DVD-BOX
「若葉のころ」DVD-BOX/「青の時代」DVD-BOX
 /「Summer Snow」DVD-BOX(伊藤一尋&小松江里子の代表作“青春三部作”)

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あいのうた・第2話

いろんなblogでのレビューを読んで回ったところ、多くの人が「良い」と評価していたのがこのドラマでした。うんうん、そうだよね、分かる気がするよ。確かに期待以上の出来だと思ったし! このままの勢いで、ラストまで駆け抜けてもらいたいものです。視聴率なんかは気にせずに・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「あいのうた」
第2話「幸せなんて私に似合わない」

幸せそうな片岡(玉置浩二)の家庭に、洋子(菅野美穂)は居心地の悪さを覚えて家を出ようとする。だが、片岡は洋子を引き留め、病院へと連れていく。一方、片岡の元同僚・房子(和久井映見)は、洋子の歓迎会を片岡家で開こうと提案。帰宅した洋子とパーティーを行う中、記憶が戻るかもしれないと全員で思いつくままに名前を列挙する。

「記憶喪失の設定に悩む女」。これは洋子のことだけど、私は経験が無いから見ていて面白く見えたりする。自分もやってみたい気もする。ただ、周りの人には迷惑がかかるね・・・。

片岡家で洋子の歓迎会が開かれました。出席者は、洋子、片岡、その子である大(佐藤和也)・亜希(山内菜々)・隼(渡邉奏人)、房子、柳沼(成宮寛貴)、それに、呼び掛けを忘れられていて自分から参加しに来た飯塚(小日向文世)。以上、8人。飯塚さん、一応セーフ!(笑) そこで行われた、大人5人が中心の会話が面白かったですね~!

・片岡
洋子の年齢当てで「27歳!」とか、洋子をどう呼ぶかで「あいちゃん!」とか。
そのたびに洋子は驚いていたけど、勘はかなり鋭かった。さすが元刑事!

・房子
同じ女性として洋子と比較され、何かと洋子に突っ掛かる不思議キャラ姉。
その言動の数々、いや全てが、ほんっと面白い! 房子、萌え~(笑)。

・柳沼
どうも洋子が気になって気になってソワソワ。現在のところそんな状態。

・飯塚
ネタが“走る(滑る)見事に(転ぶ)”。「キン肉マン」の主題歌のようだ(笑)。

・大
洋子が自分の名前を思い出すまでの仮名決めを提案。この子はしっかり者ですね。

・亜希
“時任三郎+大竹しのぶ”のように見えるのは、きっと私だけでしょうか?(笑)

・隼
「やったー!」の口調は、姉の亜希(ただし七海@HOTMAN)にそっくりだなあ。

・洋子
どーでもいいし。これ、たぶん彼女の心の中の言葉です・・・。

洋子は小学生の頃、その名前を「市役所の女性のネームプレートを見てその場で適当に名付けた」と母親から伝えられた。また、かつて自分のクラスに「愛」という名前だけで人気者になった女の子がいた。それらのことが理由で、「愛・あい」という名前を妬み羨ましく思いながら、「名前」そのものにコンプレックスを抱いていたんですね。それで、現代になって片岡から「あいちゃん!」と突然言われたことで、一瞬驚いた表情を見せたという・・・。そしてその結果、“あいちゃん(愛ちゃん)”という仮の呼び名が皆にも気に入られ、ここに“あいちゃん@本当は洋子だし”が誕生! ドラマのタイトルの「あいのうた」って、ここにも掛かってくるんですね。な~るほどっ!

半ば嫌々片岡家に入ったものの、皮肉にも“あいちゃん”という愛称で親しまれるようになった洋子。翌日隼が保育園のお遊戯会でダンスを披露するというのに、誰も都合で行けないため“あいちゃん(洋子だし)”が代わりを頼まれることに。当日彼女は保育園にも行かずに房子の勤め先で仕事を手伝っていたが、“あいちゃん”として愛されていることに少しずつ目覚め始めた洋子は、ウエイトレス姿のまま保育園へ向かって疾走。既にダンスは終わった後で誰もいなかったけど、洋子は壁に飾られた隼の「ぼくのかぞく」という絵を見てびっくり。なんとそこには、片岡家の面々と赤い服を着た“あいちゃん”の姿が! 洋子は立ちすくんだまま涙を流し、「ぼくのかぞく・・・」と呟いたのでした。その様子を、片岡が外からそっと見ていて・・・。

う~ん、面白い。面白いですよこれはっ! 笑いあり・涙ありで、実に良い! それぞれのキャラも好感が持てて、非常に良い! 「あいのうた」、大絶賛です! しかしながら、片岡の病気の進行も気になりますね。せっかく楽しい生活が始まろうとしているのに。また、房子は洋子の記憶喪失がウソじゃないかと見抜きましたね。口が達者なだけでなく、勘も一応鋭いのか(笑)。この先、本当に目が離せなくなりました!

○関連記事「あいのうた・第1話」

・主題歌「プレゼント」(玉置浩二)

「イグアナの娘」 「アルジャーノンに花束を」DVD-BOX 「ちゅらさん 完全版」DVD-BOX
「イグアナの娘」DVD-BOX/「アルジャーノンに花束を」
 /「ちゅらさん 完全版」DVD-BOX(岡田惠和&菅野美穂の代表作)

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2005年秋ドラマ・レビュー方針

2005年秋ドラマの、序盤の批評とレビュー方針です!
(ドラマのスタート前に、期待作品を3つ決めておきました。)

※批評対象:21:00~24:00の時間枠で放映される民放の連続ドラマ。
  ただし、2クールにまたがるドラマ、シリーズものの常連ドラマは、一部対象外。


■月曜日
○危険なアネキ(フジテレビ系・月曜21:00)
カテゴリを作って毎回レビューを書くことに決定! 期待してみます。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/aneki/

■火曜日
○1リットルの涙(フジテレビ系・火曜21:00)
期待作品その1。カテゴリを作って毎回レビューを書くことに決定!  過去の実話が今ドラマで蘇る。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/tears/

○鬼嫁日記(フジテレビ系・火曜22:00)
とりあえず様子見から始めます。
○関連記事「鬼嫁日記・第1話」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/10/post_7414.html

■水曜日
○あいのうた(日本テレビ系・水曜22:00)
期待作品その2。カテゴリを作って毎回レビューを書くことに決定! キャスティングがお気に入り。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/ai/

■木曜日
○ブラザー☆ビート(TBS系・木曜21:00)
カテゴリを作って毎回レビューを書くことに決定! パワーだけはありそう。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/brotherbeat/

○熟年離婚(テレビ朝日系・木曜21:00)
時間的理由で、試聴のみにしてレビューは書かないことにします。
○関連記事「“熟年離婚・着信アリ・恋の時間”について」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/10/post_e510.html

○今夜ひとりのベッドで(TBS系・木曜22:00)
時間的理由で、試聴のみにしてレビューは書かないことにします。
○関連記事「今夜ひとりのベッドで・第1話」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/10/post_0b54.html

○大奥~華の乱~(フジテレビ系・木曜22:00)
時間的理由で、試聴のみにしてレビューは書かないことにします。
○関連記事「大奥~華の乱~・第1話」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/10/post_9847.html

■金曜日
○花より男子(TBS系・金曜22:00)
期待作品その3。カテゴリを作って毎回レビューを書くことに決定! 大人気マンガがどこまで頑張るか。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/hanayoridango/

○着信アリ(テレビ朝日系・金曜23:15)
時間的理由で、試聴のみにしてレビューは書かないことにします。
○関連記事「“熟年離婚・着信アリ・恋の時間”について」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/10/post_e510.html

■土曜日
○野ブタ。をプロデュース(日本テレビ系・土曜21:00)
カテゴリを作って毎回レビューを書くことに決定! 話題作になること間違い無し。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/nobuta/

■日曜日
○恋の時間(TBS系・日曜21:00)
時間的理由で、試聴のみにしてレビューは書かないことにします。
○関連記事「“熟年離婚・着信アリ・恋の時間”について」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/10/post_e510.html

○その他
特に無し。

以上です。今クールは時間的理由から「曜日毎に1ドラマのレビュー」に近いスタイルでいきます。惜しまれつつも絞ったけど、レビューを書きたいドラマが各曜日に散らばってくれたのもあって、一応ながら安定してやっていけそうです。皆さんはどんな感じかな? 今クールも盛り上がっていきましょう!

※2005/12/31追記
2005年秋ドラマの、最終的な批評&視聴率ランキングを公開しました。
○関連記事「2005年秋ドラマ批評ランキング」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/12/post_651a.html
○関連記事「2005年秋ドラマ視聴率ランキング」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/12/post_4434.html

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ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」人気曲アンケート結果発表

Mr.Childrenのニューアルバム「アイ ラブ ユー」の、人気曲アンケートの結果を発表します!(「あずスタ」調べ)

項目 割合
01. Worlds end 8.28.2%
02. Monster 4.14.1%
03. 未来 2.12.1%
04. 僕らの音 15.115.1%
05. and I love you 1.41.4%
06. 靴ひも 11.611.6%
07. CANDY 28.828.8%
08. ランニングハイ 1.41.4%
09. Sign 6.86.8%
10. Door 2.72.7%
11. 跳べ 10.310.3%
12. 隔たり 3.43.4%
13. 潜水 4.14.1%

アルバムリリース日の9/21より約1ヶ月間に渡って行ってきましたが、150票ほどが集まりました。投票してくださった皆さん、どうもありがとうございました! アンケート企画自体は初めてで、実験的に行った部分もあって手探り状態だったけど、票が続々と集まっていく毎日が楽しかったです。

さて結果的には、7曲目「CANDY」が群を抜いてトップ! この曲は私も第一印象でかなり気に入ったこともあって、やっぱり人気があるんだなあと思いました。続いて2位は4曲目「僕らの音」でしたが、私はこの曲に投票しました。リリース直後に最も多く聴いた曲で、Bank Bandっぽい流れの曲調も大好きでした。そして3位は6曲目「靴ひも」で、僅差で4位に11曲目「跳べ」、5位に1曲目「Worlds end」がランクインしました。その他、アルバムのリリース前に発表されたシングル曲等は、あまり票が入らなかったようですね。

私はこの結果に満足できました。実は、このアルバムで初めて発表された「既発表曲以外の楽曲」の人気度に注目していまして・・・。そういう意味では、項目に既発表曲を入れるべきではなかったかもしれませんが、今回は「実験的だった」ということで今後は考慮し改善していきます。いずれまた、ミスチル以外でもアンケート企画をやっていきたいと思っているので、その際はどうぞよろしくお願いします!

○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」発売決定&DOME TOUR決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/08/post_bb2f.html
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」収録曲決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_51a2.html
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」購入!』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_d5e7.html
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」全曲感想』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_7c14.html
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」がオリコン初登場1位!』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/10/post_c793.html
○関連記事『ミスチル・ドームツアーのチケットをゲット!(名古屋ドーム)』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/10/post_ae33.html

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2005.10.21

連続リンチ事件・「週刊新潮」に実名と顔写真が掲載

1994年、大阪・愛知・岐阜の3府県で4人が殺害された「連続リンチ事件」。今年10/04に行われた控訴審判決公判で死刑判決を受けた3被告の実名と顔写真が、本日10/20発売の「週刊新潮」(新潮社)に掲載され、波紋を呼んでいます。

○Yahoo!ニュース「元少年被告の実名掲載=週刊新潮、連続リンチ殺人記事」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051020-00000007-jij-soci

○「元少年被告の実名掲載」の記事を抜粋

大阪、愛知、岐阜の3府県で1994年、4人が殺害された連続リンチ事件で、名古屋高裁で死刑判決を受けた3被告(犯行当時18-19歳)の実名と2被告の顔写真が、20日発売の「週刊新潮」(新潮社)に掲載されることが19日、分かった。
 同誌は「史上最凶『リンチ殺人』で死刑判決なのに新聞が載せない元少年3人の『実名と顔写真』」と題する記事とグラビアで被告の実名と顔写真を掲載。遺族に送られたとする手紙も載せた。

(時事通信) - 10月20日2時1分更新

今日会社帰りに名古屋市内の書店に寄って、「週刊新潮」を読んできました。確かに、3被告の実名と2被告の顔写真(少年時代)が、はっきりと掲載されていました。ちなみに、私が手に取る前に数人が読んでおり、私が読んでいる時に他の客が手に取っていました。皆この雑誌に大注目。それもそうです、地元・愛知に大きく関わる事件だから・・・。

2001年7月に名古屋地裁で行われた一審では、リーダー格の被告が死刑、他2名が無期懲役とされ、検察・弁護側の双方が控訴。そして先日10/14に、名古屋高裁にて控訴審判決公判が行われました。川原誠裁判長は主文を後回しにして理由を朗読し、判決は午後に持ち越し。この時点で「極刑であることは確実」と報道されていたのですが、判決は周知の通り、一審判決を破棄しての「3名全員の死刑」。残っている裁判記録(1966年以降)の中では例の無い「複数被告の死刑」となりました。

それを受けての「週刊新潮」の特集記事。実名や顔写真の他、当時の残虐極まりない犯行の模様が事細かに書かれていました。それはまるで、彼らを密着取材したかのように・・・。鉄パイプやフォークといった凶器を使い、長時間に渡ってリンチを加えるその描写は、途中で辛くなって読めなくなりました・・・。あれから、被告のうち1名が判決を不服として上告したそうですが、許せない。私は彼らを、許せない。しょく罪の念はあったとしても、誰がそれを認めるのか? 何をもって不服を訴えるのか?

特集記事では、別視点として「少年法に基づく報道」についても触れていました。これだけ凶悪な事件が起きたというのに、テレビ局を始めとする報道機関が少年法に基づき実名を伏せて報道する、その動きについて批判。これについては、私も「少年法」の保護の域に疑問を感じる部分があります。いくら少年犯罪とはいえ、二度と再発を望みたくない凶悪犯罪であり、事の重大さは顕著。「実名を公表せよ」とまでは言えずとも、不安感を抱くのは関係者のみならず、一般人も然り。写真で見た“少年”は、童顔であどけなさも残る顔だったけど、“仮面で素顔を隠した悪魔”のように思えて仕方がありませんでした。現代の日本は、犯罪を起こしそうもない少年が犯罪を犯す傾向にある事例もしばしば。何を信じれば良いのか、分からなくなる時もあり・・・。

私事ですが、以前凶悪な殺人を犯した当時少年の成人男性が、“現在○○県○○市に潜伏”という噂を聞いたことがあり、正直震えが止まりませんでした。有名な事件で実名も広く流出していたため私も知っていたんですが、半ば「遠い世界の話」と決め付けていた状況下で、急に現実味を帯びて震えがきたというわけです。最近は理由が稚拙だったり、理由が理由になっていない動機による凶悪犯罪(特に殺人罪)が多いような気がします。それは少年犯罪に限らないですが、はっきり言わせてもらえば「何でそんなことに我々は恐れ悩まされ続けなければならないのか?」と思う次第です。

○関連記事「地元で起きたスーパー幼児殺傷事件」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/02/post_3.html
○関連記事「地元で起きたスーパー幼児殺傷事件・店のその後」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/08/post_085b.html

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2005.10.20

鬼嫁日記・第2話

フジテレビ系・火曜夜。「手記・日記」が原作のドラマが続くけど、こちらは勝手気ままに流せる笑いのストーリーです。「鬼嫁の生態」が軸になっているけど、あまり馴染みが無いので適当に放っておいたら、本当にどうでも良くなりました。悲劇は、既に始まっている・・・。(「1リットルの涙・第2話」の冒頭文と連動しています)

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「鬼嫁日記」
第2話「節約3万円地獄」

一馬(ゴリ)は、自分の小遣いまで徴収する妻・早苗(観月ありさ)の金遣いの荒さに悩んでいた。そんな中、会社の有志での温泉旅行の話が持ち上がる。一方、早苗もスポーツクラブの仲間とエステ付きの旅行をする計画を。早苗の話を聞いた一馬は、金がないと旅行を反対。早苗には内証で、自分はへそくりを使って温泉へ行こうと考える。

「なるほど、お気楽に見れば良いんだね、このドラマは・・・。」と、初回話を見てそのように決めた私。今回ももちろんお気楽に見ました。いや~、不思議や不思議。このドラマって、超人気blogの実写版ですよね? 映画化の構想も既にあるんですよね? それに一応コメディですよね? いや~、不思議や不思議。その昔、竹中直人さんが「笑いながら怒る人」というお笑いネタで一世を風靡したことがありますよね? あれって面白かったですよね? でも、その気持ちが分かったような気がしたんですよ。いや~、不思議や不思議。「しつこいなあ、何が不思議なんだ?」って、しょうがないなあ、言っちゃいますよ? 全く笑えなかったんですよ♪

書くことが無くなりそうなので、ちょっと面積稼ぎして良いですか? 「鬼嫁日記辞書」というのを発見しましてね。良い機会なので、ここでいくつかご紹介しますよ。

○実録! 「鬼嫁日記辞書」

【妻乱】 読み:「つまらん」
夫の視点で、妻の乱雑な態度を表す語。

【藁園】 読み:「わらえん」
特殊な視点で、選ばれたドラマのみが行ける楽園。

【11タイヤ】 読み:「ジュウイチタイヤ」
11本ものタイヤ。これを使用した車は、バランスが悪いため失速する。
(古典)「11」が「リ」に似ることに由来する間接的表現。

まあ、何が言いたいか、何を思ったかは、お察しの通りだと思いますが・・・(苦笑)。まだ「11タイヤ」とやらの決断は下していませんが、今後しばらくは「空気嫁日記」を展開していきたいと思います。「暇さえあれば」という大前提条件の下で・・・。

○関連記事「鬼嫁日記・第1話」

「実録鬼嫁日記 仕打ちに耐える夫の悲鳴」 「実録鬼嫁日記 仕打ちに耐える夫の悲鳴」 「実録鬼嫁日記 愛されてお金持ちになる18箇条」
・書籍「実録鬼嫁日記 仕打ちに耐える夫の悲鳴」(カズマ)
・書籍「実録鬼嫁日記 仕打ちに耐える夫の悲鳴」(カズマ)
・書籍「実録鬼嫁日記 愛されてお金持ちになる18箇条」(カズマ)

・主題歌「Oh My Darlin’」(中ノ森BAND)
・挿入歌「Spotlight」(Fayray)
・「鬼嫁日記」オリジナル・サウンドトラック

「アットホーム・ダッド」DVD-BOX 「アットホーム・ダッド スペシャル」
・「アットホーム・ダッド」DVD-BOX/「アットホーム・ダッド スペシャル」

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2005.10.19

1リットルの涙・第2話

フジテレビ系・火曜夜。「手記・日記」が原作のドラマが続くけど、こちらはこの上無く泣ける感動のストーリーです。「脊髄小脳変性症」が軸になっているけど、あまり良く知らなかったのでいろいろと調べてみたら、本当に重く辛い難病でした。悲劇は、既に始まっている・・・。(「鬼嫁日記・第2話」の冒頭文と連動しています)

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「1リットルの涙」
第2話「15才、忍びよる病魔」

亜也(沢尻エリカ)の病気は、脊髄小脳変性症(せきずいしょうのうへんせいしょう)と診断された。医師・水野(藤木直人)から完治例がないと聞いた亜也の母・潮香(しおか・薬師丸ひろ子)は、ほかの病院を回るが、同じ病名を告知される。それでも納得できない潮香は神経内科の権威、宮下(森山周一郎)を訪ねる。一方、事情を知らない亜也は、バスケット部の練習試合への出場が決まり喜ぶ。

亜也と池内家に動きがありました。まず、保健師である潮香が亜也の病気「脊髄小脳変性症」を治そうと、本やネットで情報を入手したり水野や宮下に会って相談したけど、その間にこの病気が恐ろしく難病であることを理解。海外治療も考えていたけど、むしろ日本の方が技術は進んでいるらしいですね。その日本で「治療は難しい」ということは、つまり・・・。家族には「自律神経のバランスが崩れている」とウソをついて心配させずにいたけど、ついに夫・瑞生(陣内孝則)へ亜也の病気のことを告白。いつも陽気な瑞生も、この時ばかりは目を見開いて驚き、その事実に直面しました。その陣内さん、自宅での別のシーンでもそうだったけど、あまりにも声のトーンが大き過ぎて残音がスタジオ内に響いていました。この辺りで現実味が損なわれた感(実際の家での会話っぽくない感じ)も少しあったけど、でもそれ以上に彼らしい熱演ぶりを評価したいところです。

次に、亜也が「自分は何か重い病気なのではないか?」と疑い始めたこと。母親から言われるがままに診察を強いられ薬を飲まされ、水野からは「“日記という名の身体記録”を続けろ」と言われたり「リハビリを始める」と言われたり。こういった外的要素の他、亜也自身も自宅の食卓で醤油の入れ物をすぐに取れなかったり、部屋で針に糸をなかなか通せず妹・亜湖(成海璃子)に頼んだり、バスケの練習試合でパスを受ける手が動かなかったり。そして極めつけは、病院で仲良くなった少女(松本梨菜)の父親に会った時。その父親は思うように体が動かぬまま、懸命に平仮名の五十音表を指先でたどってメッセージを伝えていたけど、亜也はネームプレートを見て担当医が水野であることを知りました。そして「彼が担当医ということは?」というところから、「自分も何か重い病気であるに違いない?」と・・・。

重いです。思った以上に重いです。だからちょっとだけ、笑いの要素を・・・。

亜也は公園で捨てられた子犬を見つけ(後に「ガンモ」と命名。小さくて可愛かった!)、そこで会ったクラスメイトの麻生遥斗(錦戸亮)と共に自宅へ行き、飼っても良いかと説得へ。亜也が男を連れてきたことで、瑞生はここでもびっくり! 「初めまして、麻生です。」、「(しかめっ面で)あ、そう・・・(麻生) 亜也の父です。」、このベタなやりとり(笑)。遥斗も思わず亜也に「怖いんだけど」と言っていたけど、遥斗の顔も疑わしい顔でとても怖かったぞ(笑)。そういえば、遥斗が昨年兄を亡くしたという事実も発覚しましたね。それにしても錦戸くん、じゃなくて遥斗は、クールでカッコ良いキャラですよね! 次に、亜也が病院で仲良くなった少女を演じた松本梨菜ちゃんは、沢尻エリカさんにとってはTBS系ドラマ「あいくるしい」以来の共演になりますね。あっ、でも一緒にいたシーンってあったっけ? 確か一度くらいはあったと思うけど?(笑) それにしても、あれからまだ1年も経っていないのに、背が伸びて顔も少し変わりましたね。でも“唄ちゃん”の面影はしっかり残っていたなあ。それから、亜也がバスケの練習試合に出ることになって、瑞生が乾杯しようと一声上げた時に、台所で不安顔でいた潮香が振り返って「お母さんも!」と言いました。その時の薬師丸さんの顔、本気で劇団ひとりさんに見えた・・・(笑)。

というわけで、話を元に戻して・・・。池内家の面々はバスケの練習試合を見に行ったけど、亜也が活躍する姿を見て病気のことを知る潮香と瑞生だけは複雑な表情で応援していました。しかしその亜也も自分が病気ではないかと疑い始め・・・。そしてある日亜也と潮香が病院から帰った時、「ねぇお母さん、私の病気って何?」と亜也から突然聞かれた潮香は、顔が凍り付いてしばらく何も言えませんでした・・・。その直後、亜也のナレーションも交えて、いきなり黒バックに白文字でこんな字幕が!

お母さん
私の心の中にいつも
私を信じてくれているお母さんがいる
これからもよろしくお願いします
心配ばかりかけちゃってごめんね

ここで、Kの主題歌「Only Human」と共に感動とも言えるタイトルバックへ。このつなげ方、ずるいよ、ずる過ぎるよ! 笑いの要素のことなんてすっかり忘れてしまって、もう涙が止まらなかったよ! 毎回ラストだけでも、恐ろしいほどに惹き込まれて行く・・・。

○関連記事「1リットルの涙・第1話」
○関連記事「いいとも2005年秋祭・リアルで1リットルの涙」

「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」 「ラストレター『1リットルの涙』亜也の58通の手紙」 「いのちのハードル『1リットルの涙』母の手記」
・原作「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」(木藤亜也)
・書籍「ラストレター『1リットルの涙』亜也の58通の手紙」(木藤亜也)
・書籍「いのちのハードル『1リットルの涙』母の手記」(木藤潮香)

「Only Human」
・主題歌「Only Human」(K)

「粉雪」 「3月9日」
・挿入歌「粉雪」(レミオロメン)
・挿入歌「3月9日」(レミオロメン)

「愛し君へ(ディレクターズカット)」DVD-BOX
・「愛し君へ(ディレクターズカット)」DVD-BOX

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2005.10.18

危険なアネキ・第1話

今クールの「月9」のタイトルは「危険なアネキ」。なかなか正式に発表されなかったけど、“アネキ”という言葉を採用しましたか。弟が主役なら良いのに(笑)。ところで、私には弟がいるんだけど、もしかしたら「危険なアニキ」とか思われていたりして? うわっ、こんなこと考えなければ良かった・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「危険なアネキ」
第1話「顔だけイイ女が大失恋」

弟思いの姉と、姉に何かと反発する弟の“姉弟愛”を描く。東京で暮らす研修医・勇太郎(森山未來)の部屋に、姉・寛子(伊東美咲)が実家の宮崎から転がり込んできた。寛子は家業の倒産と、父・源太郎(宇津井健)の急死を伝える。が、勇太郎は寛子を煙たがり、取り合おうとしない。ある日寛子は、思いを秘めてキャバクラの面接へ向かう。

ものすごい速さでストーリーが進んで、気が付いたら初回話終了。なんか、「秋のバラエティスペシャル!」みたいな印象だった(笑)。お笑い芸人やら、ベテランの役者やら、珍しい人やらがとにかくたくさん出て、人物を挙げるのが面倒なくらい。その中で最も印象に残ったのは、お笑い芸人「FUJIWARA」の原西さん! 病院にいたけど、“ライライラライ・ライライラライ(以下無限?)”って、あれ持ちネタそのまんまじゃん!(笑) あ~、原西さんのギャグが面白過ぎ。次回からもやらないかなあ~。“アババババ・・・ア~ハァ”とか?(分からないかも?)

皆川源太郎による焼酎「みながわ」で成功を収め、万事安泰に見えた皆川家。しかし、経営コンサルタントと名乗る瀬古博也(奥田達士)とパートナーを組んだせいで不幸が舞い込み、皆川酒造は倒産して多額の借金を抱えることに。かつてミスポンカン娘に選ばれた皆川寛子は、婚約者・谷口誠(鈴木一真)とも連絡が取れなくなり、東京の慶聖医科大学に合格した弟の勇太郎を頼って彼のアパートへ。寛子はひょんなことから「ブルーベルベット」でキャバクラ嬢としてデビューし、一騒動を経ていよいよ姉弟の共同生活へ・・・。といったストーリーでした。この中に盛り沢山の要素を含ませていたということね。寛子こと伊東美咲さんは、最近「田舎生まれの女」という役が似合う~。まあ実際に東北生まれだから当たり前か。でも過去を隠したがる動きがあるんだけど、これらって禁句なんですかね? 勇太郎こと森山未來くんは、また良い役で良い感じ~。皆川家が不幸に追い込まれたのをよそに、彼は大学に合格して自由気ままな人生を送っていたけど、寛子の出現で何かが変わりそう? この2人って似た者姉弟っぽいけど、どこかそれを感じさせない部分あり。もしかして「本当の姉弟ではない」っていう大ドンデン返しがあったりして?

主題歌は平井堅さんの「POP STAR」。これが耳に残ってなかなか良い曲! プロデューサーは後藤博幸さんで、演出は久保田哲史さんや松山博昭さん。この演出の2人は「離婚弁護士II~ハンサムウーマン~」でも組んだことがあるんだけど、どうりでそれっぽいカメラワークや効果が伺えると思った! 同じ「月9」の「不機嫌なジーン」を思わせる笑いの重ね合わせも見られるけど、とりあえずはただ思いのままに見られるドラマになりそうです。期待してみよう、伊東美咲さんと森山未來くんに。そして、原西さんの持ちネタ披露に・・・(笑)。

「POP STAR」
主題歌「POP STAR」(平井堅)

「危険なアネキ」オリジナル・サウンドトラック

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2005.10.17

野ブタ。をプロデュース・第1話

第41回文藝賞を受賞した白岩玄さんのベストセラー小説「野ブタ。をプロデュース」が、このたび日本テレビ系でドラマ化されました。つまりこのドラマ化にあたっては、「『野ブタ。をプロデュース』。をプロデュース」って感じですか?(笑) 原作小説は、初回話の放送前からどの本屋でも山積みされて目立っていました。まあ待ってよ、読む前に、見るからさ・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「野ブタ。をプロデュース」
第1話「いじめられっ子転校生を人気者に」

さえない高校生を、級友が人気者に育てる。修二(亀梨和也)と彰(山下智久)の高校に信子(堀北真希)が転校してきた。陰気な信子は、クラスのワル・バンドー(水田芙美子)のグループにいじめを受ける。バンドーは信子に“美男美女以外立ち読み厳禁”の古書店で立ち読みを強要。困った信子を見て、修二はあるアイデアを思いつく。

ほほう~、激しいほどに「『ジャニーズタレント』。をプロデュース」ですね~! いじめられっ子の信子が、修二と彰に「学校一の人気者」を目指してプロデュースされることで合意するまでが、放送拡大の初回話で描かれました。“信子(のぶこ)”で“ブタさん”のアップリケで、“野ブタ”。私的には「それはどうだろう?」とは思うけど?(苦笑) タイトルの「野ブタ。」っていう辺りで「モーニング娘。」を意識してるなあとは思っていたけど、原作では冒頭でモー娘の話が実際にあるようですね。軽く読みが当たりました。でも、さほどうれしくない・・・。

初回話を見て思ったのは、「このドラマは随所でツッコミを入れてほしいのか?」という点。OK、望むところなり~(笑)。これは一つ一つ挙げていった方が良さそうかな。それでは、ツッコミをプロデュース!(何か表現が変?)

・修二の心が分からない
“学校一の人気者”である修二の性格がどうも読めません。きっとありふれた現実が嫌で、「everybody goes-秩序のない現代にドロップキック-(ミスチルです)」って感じなんだろうけど、それに屈する面もあり。亀梨くんは日本テレビ系ドラマ「ごくせん」でも、強がってはいるけどナイーブな面も見せる役でしたね。彼はああいった役が似合っているのかも。良く知らないけど、KAT-TUNの中では彼がイチオシなのかな? 私は個人的に赤西仁くんをイチオシとしたい。見てて、男の私でも、何かしびれる(笑)。

・彰は「あの人」の幻影か?
のらりくらりとしてダラダラとしゃべる、「まこ~っちゃん!」な“キング@TBS系ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」の姿。チョウチョのように手をヒラヒラさせて階段を下りる、「アイキャンフラーイ!」な“ペコ@映画「ピンポン」”の姿。ダラダラした口調で語尾に「○○なり~」と付ける、「SOSなり~」な“佐伯哲也@TBS系ドラマ「ストロベリー・オンザ・ショートケーキ」”の姿。これはどう考えても、あの窪塚洋介さんを意識しているとしか思えない! いや、絶対そう! ただし、「僕はパソコン使いの天才」な“菊池善人@フジテレビ系ドラマ「GTO」”の姿は、無い(笑)。山下くんよ~、君はTBS系ドラマ「ドラゴン桜」で東大に合格したほどのヤツだったろうよ~。

・貞子じゃなくて信子ですから
初登場のシーンは、間違い無く映画「リング」の貞子を意識していたよね?(笑) 堀北真希ちゃんは悲しくもいじめられっ子の役だけど、どんなにひどくメイクしても元が良いから可愛さがどこか際立つってもんだ。「化けないブタはそんな野ブタだ」とは、映画「紅の豚」でも言ってたっけ(大ウソです)。そういえば、フジテレビ系ドラマ「電車男」では「アニメヲタクの兄(電車男)を持つ可愛い妹」っていう役だったけど、今回ああいった役を演じてみたことで兄の気持ちが少しでも分かったかな?

・キャサリン&セバスチャン&ゴーヨクの似非外人さんたち
順番に、教頭・佐田杳子(夏木マリ)、教師・早乙女(木村祐一)、書店「ゴーヨク堂」の店主(忌野清志郎)。この3人が良い感じ。キャサリン、スタイル良くてカッコええ~! セバスチャン、アンタそのまんまキム兄だろ~! ゴーヨク堂店主、正体不明~! っていう印象で、行動や言動に笑いがこぼれます。特に、ゴーヨク堂店主の「店に近寄らせない人物」の基準が良いよね。とりあえず修二と彰と信子は合格(?)で、そのおかげであの書店が安全場所になっているんだけどね。

・マドンナは「まぁ、どんな?」
“学園のマドンナ”的存在の上原まり子(戸田恵梨香)。最初「誰かなあ?」と思って分からなかったなあ。彼女はなんか見るたびに可愛くなっていくように思えますね。修二が大好きなようだけど、心は可愛いままなのか憎らしいのかはまだ分かりません。

・いやいやいや「ウッチー」でしょう
2年B組の担任で国語教師である横山武士(岡田義徳)。鼻の下にヒゲを生やしての登場だけど、あれが無かったらTBS系ドラマ「木更津キャッツアイ」のうっちーですよ、私の心の中ではね(笑)。頼むよ、やる気を出してくれ、先生!

・印象に残ったアクション
「これってディスティニー?」とか「バ~イバイセコォー」とか。流行らせたいのか、ツッコまれたいのか、どっちだ~!(後者キボーン♪)

・か弱き者をいぢめるな~
信子を執拗にいじめる嫌な女子生徒たち。陰湿過ぎて、見るのが辛いシーンもあり・・・。それで君ら、何回かパンチラシーンもあったんだけど、ええんか? 視聴者サービスか?

以上、決して笑えない要素もあれど、とりあえずは「野ブタ(信子)のプロデュース」の過程が見ものとなりそうです。このドラマを“プロデュース”するのは河野英裕さんで、脚本は木皿泉さん。この2人は、かつて同局ドラマ「すいか」でも仕事を共にしたことのあるんだけど、そのドラマのように面白くなっていくかな?

最後に、どうしても言いたいことが! 「ごくせん」では亀梨くんの挿入歌「絆」が、「ドラゴン桜」では山下くんの挿入歌「カラフル」が使われたけど、共に良い曲なのにCD化されることはありませんでした。しかし、今回このドラマの“修二と彰”名義による主題歌「青春アミーゴ」のカップリング曲として、その2曲が入るそうじゃないですか! さんざん期待させておいて、ここに来て2人を共演させて一気にドーンと3曲? それって偶然?(「それって日テレ?」風に) こんな所で、「『ジャニーズタレント』。をプロデュース」というものを強く感じるのでありまして・・・(笑)。

「野ブタ。をプロデュース」
原作「野ブタ。をプロデュース」(白岩玄)

「青春アミーゴ」
主題歌「青春アミーゴ」(修二と彰)

「野ブタ。をプロデュース」オリジナル・サウンドトラック

「すいか」DVD-BOX
「すいか」DVD-BOX(河野英裕&木皿泉の代表作)

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2005.10.16

風のハルカ・これはクルカ?

2005/10/03(月)から始まった、NHK・朝の連続ドラマ小説「風のハルカ」。前作「ファイト」がものすごく好きだった私だけど、ちょっと気になっていたので一週間録画しながら見たところ・・・これが面白い! これは来るか? これはかなり良いんじゃないか?

○NHK・連続テレビ小説・公式サイト
http://www.nhk.or.jp/asadora/

○「風のハルカ」の紹介(公式サイトよりストーリーの紹介文を抜粋)

平成17(2005)年度後期・連続テレビ小説は、
大分県湯布院と大阪を舞台に大森美香氏が書き下ろす、
ヒロイン・ハルカのハツラツ青春記です。

いやしの里・九州の湯布院で
貧しくものびやかに育ったヒロイン・水野ハルカ。
彼女はかつて家族みんなで夢見たレストランを実現させようと、
離婚した母の住む大阪に資金稼ぎに飛び出します。

いやしの里・湯布院からいらち(せっかちの意)の街・大阪へ・・・・
幸せの風を呼ぶヒロインが新しい家族の絆を求めて繰り広げる、
ちょっと切なく奇想天外な感動物語です。

連続テレビ小説73作目。
大分県が連続テレビ小説の主な舞台となるのは初めてです。

まだ幼い水野ハルカ(村崎真彩・9歳)と妹のアスカ(桝岡明・7歳)が、父親・陽介(渡辺いっけい)に連れられて、母親・木綿子(真矢みき)の故郷である大分県湯布院へ大阪から引っ越してくるシーンから始まります。しかし、いきなりハルカの両親の離婚問題に突入し、木綿子だけ大阪へ行くことに。湯布院恒例の「牛喰い絶叫大会」もありました。伝説の「湖の龍」に会う話もありました。陽介のレストラン開店もありました。そして10年の歳月が流れ・・・。ハルカ(村川絵梨・19歳)は短大生に、アスカ(黒川芽以・17歳)は高校生になり、現在は家族が離れ離れになろうとしているところです。

幼少時代のハルカとアスカが、映画「となりのトトロ」のサツキとメイのように思えてしょうがなかった! いや、本当にそれがモデルじゃないかと。偶然にも、後になって“メイ”と“芽以”が一致しているし?(笑) そしてヒロインの村川絵梨さん。彼女はアイドルグループ「BOYSTYLE」のメンバーだけど、最初に見た時は「なんて普通っぽい人なんだろう!」と思ったものでした(印象悪く聞こえる?)。でも元気一杯の演技を見ていると、「お主、なかなかやるな?」と思わせます(いつの時代だろう?)。ちなみに、ドラマ本編はもちろん、「土曜スタジオパーク」で村川さんが出た回も、「『風のハルカ』スペシャル(メイキング)」も見ました。全ては何気無く見たのが始まりだったけど、段々と引き込まれていって今では毎日録画して見ているほどです。

おっと、見続けている理由は他にもあるんですよ。ドラマの舞台は、大分県湯布院。温泉の街です。この「湯布院(ゆふいん)」という言葉の響きが、何か好き(笑)。ゆふいん、ユッフィン、You Fin!!(意味が分からない) とにかく好きです。何でだろう? それから、このドラマの語り・ナレーションは、中村メイコさんの声による由布岳。山ですよ、山! 「ボクは由布岳ですぅ~」とか言っちゃうんですよ! これが痛快(笑)。大阪から引っ越してきた水野一家が由布院へ着いた時も、由布岳さんは丁寧に出迎えてくれました。声だけでね(笑)。そんな意外性が妙に面白かったりします。NHK朝ドラとしては、新しい切り口ですね。そりゃあ湯布院に行きたくもなりますよ、ね~?

脇が固いのも良い所。木綿子の母親・神崎ちい(朝丘雪路)、伯父の神崎一二三(升毅)、伯母の神崎光代(宮崎美子)、倉田旅館の主・倉田宗吉(藤竜也)、女将・倉田百江(木村佳乃)等と、ここまではハルカたちの幼少時代からずっと出演。それに加えて現代になると、湯布院ではハルカと共に大きくなった友達等が登場したり、これからハルカが向かおうとしている大阪でもいろんな人たちが登場します。湯布院と大阪の方言も楽しめてしまいます。さあさあ、どんなことが起こるかな?

脚本は、数々の民放ドラマで名作を生み出し、最近では監督業もこなしている大森美香さんが初挑戦。彼女の作品だから、どこか安心して見られているのかもしれません。そして主題歌は、森山直太朗さんの「風花」。“♪ルールールー”というハミングから入るイントロと共に、湯布院の自然美をアピールするかのような映像がマッチしていて、それもなかなかのものです。さらに音楽は、故・伊丹十三監督の多くの映画でも印象に残る曲を手掛けた本多俊之さんが担当。特に切ないシーンで流れるピアノによるBGMは、本当に素敵なメロディで感動させられます。

というわけで、かなりハマってます! オススメとも言ってしまいましょう! とりあえず私は、湯布院に行きたい衝動を抑えつつ「入浴剤・由布院の湯」でも買って、ほんのりと行った気分に浸る(つかるとも読ませてみる)としましょう・・・。

「連続テレビ小説 風のハルカ NHKドラマ・ガイド」
「連続テレビ小説 風のハルカ NHKドラマ・ガイド」

「風花」
主題歌「風花」(森山直太朗)

『NHK連続テレビ小説「風のハルカ」オリジナル・サウンドトラック』

○関連記事「てるてる家族・感動のグランドフィナーレ」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/03/post_7.html
○関連記事「天花・花は咲き乱れた?」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/09/post_30.html
○関連記事「わかば・若葉の芽は育った?」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/03/post_29.html
○関連記事『「ファイト」を昼休みに楽しむ生活』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/04/post_27d0.html
○関連記事「ファイト・実生活でもファイト!」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/10/post_14ad.html

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2005.10.15

ミスチル・ドームツアーのチケットをゲット!(名古屋ドーム)

Mr.Childrenファンの皆さん、ちょっと聞いてくださいな。この秋から始まる全国5ヶ所でのドームツアー「MR.CHILDREN DOME TOUR 2005 "I ♥ U"」のライブチケットを、一般発売日の本日10/15に無事ゲットできました! 私にとっては、ミスチルの大ファンでありながらこれが初のツアー参加になります。もううれしくてしょうがないです。半分泣きそうです。うぉ~、ミスチル~ッ!

「アイ ラブ ユー」
「アイ ラブ ユー」

12月18日(日)名古屋ドーム
(全指定¥7,875 OPEN16:00 START18:00)

この日に行きます。17日(土)ではなく18日(日)にしました。それではここで、「チケットゲットまでの道のり」を報告しますね!

「ミスチルの大ファン」と言う割には、ファンクラブに入ろうとはしない私。それで良いんです。あえてそうしているんです。一歩控えめな位置から、他人の意見に流されずただ傍観していたいのです・・・。それでも、熱心なミスチルファンであることには変わりません。これまでに公開したミスチル関連の記事を読んでもらえば、そのレベルが分かると思います。そういう風にしてきたから、CDやDVDは買い揃えても「コンサートに絶対行きたい」とはあまり思わず「できれば行きたい」という思いでいました。でも「ミスチルの大ファン」を語るなら、一度はコンサートも体験しておかなきゃ! いつしかそう思い始めたため、公式サイト等で今年大きく発表されたドームツアーに参加してみようと考えました。チケット代は高いけど、ミスチル関連のことは「アフィリエイトの収入で対応」と以前から決めているので、これまでに貯めた収入をもってチケット予約に挑むことにしました。狙いは「名古屋ドーム2日目」の12/18(日)で、座席の良し悪しはこの際意識しませんでした。「とにかく取れればそれで良し」。ここまでが一応前提ということで・・・。

まず、ファンクラブの会員が対象の先行予約がスタート。これについては、私は完全に諦め状態。当然ですね。次に、一般発売日の10/15を前に先行予約がスタート。直接的なチャンスは2日あったけど、「きっと電話予約が殺到するだろう」と思いつつひたすらリダイヤル。しかし全くつながらず、プライベートの都合で時間が取れないのもあって、1時間ほどで諦めました。これは予想以上に厳しそう? 最悪の場合、ネット売買を狙うしかない? でもあまりやりたくはないんだよなあ? 正直に言うと、“♪そんなことを考えている(「Sign」より)”という、消極的なスタイルでいました。

こうなったらラストチャンスに挑むしかない! それが本日10/15からのトライでした。前夜は早めに寝て、当日は早朝に起床。電話予約開始の10:00に備えて、朝食をしっかり摂りました(笑)。そして10:00、いや、正確には10:05。以前別のアーティストのライブ予約をしたことのある「ローソンチケット」を選び、加入電話の子機を片手にひたすらリダイヤルを試みました。やはり電話予約が殺到していて全くつながらず、先行予約の時のように諦めの念が頭をよぎりました。しかし、今日を逃したらもう後が無い! そう思いながら諦めずにリダイヤルを続けたところ・・・つ、つながったっ! 録音テープによるガイダンスに従って、12/18のチケット予約を指定して次に進んだところ・・・「12/18のチケットは完売しました」といったガイダンスが! この時ばかりは本当に諦めました。だって、もうチケットが無いんですもん。無いものは買えないですもん。ミスチルが、空高くにある雲の中へ隠れようとしていました。ああ、“ミスチル in the sky with Diamond”・・・。

こうして一時「チケットゲット失敗」となった私。でも待てよ? 電話予約の受付は何も「ローソンチケット」だけではないぞ? 「チケットぴあ」があるじゃないか? でも一方に攻め続けたせいで、もう随分遅れをとっているぞ? だけど望みはあるんじゃないの? “♪向こう側にいる内面とドッジボール”・“♪まだ間に合うかなクーリングオフ電話予約”・“♪少しだけ感傷に浸った後「まぁそれもそうだなぁ」”・“♪あれっ 俺ッ 何してんだろう? 忘れた 分からねぇいけねぇ 電話予約だ!”。私の中で、突如として「ランニングハイ」の“脳内ヘビーローテーションが繰り広げられていました(笑)。

プッシュ! プッシュ! プッシュ! 何度かリダイヤルをしていたら、なんとさっきまでの苦労がウソのようにすぐつながりました。録音テープによるガイダンスに従って、12/18のチケット予約を指定して次に進んだところ・・・今度こそ「予約席確認OK」といったガイダンスが! やりました。やっちゃいました。すぐさま続けて手続きをして、予約番号を入手して電話の「切」ボタンを押してフィニッシュ。あまりのうれしさと意外な展開にいても立ってもいられなくなって、すぐさま市内にある「チケットぴあ」の窓口へ行き、対人で手続きと最終確認を済ませた後に、無事チケットをゲットできました。“♪自分を信じたなら ほら未来が動き出す(「未来」より)”って感じで、先の知れた未来を変えてみせました。“♪あぁ 生きてるって感じ(「潜水」より)”・・・。

というわけで、改めて・・・。

12月18日(日)名古屋ドーム
(全指定¥7,875 OPEN16:00 START18:00)

この日に行きます。17日(土)ではなく18日(日)にしました。一般予約だから座席はかなり後ろの方だけど、「ドームツアーに参加」という事実をどうしても作りたかった! 私はその日、確実に名古屋ドームにいるはずです。そして「チケットゲットまでの道のり」でも随所でアピールした通り、「I ♥ U」の予習は着々と進んでいます。後はコンサートの当日に、思いっきり発散するのみ! 既にチケットをゲットした皆さん、コンサート当日は好きなだけ楽しみましょう! 特に、私と同じ12/18に行かれる皆さん、当日は同じ空間でミスチルのコンサートを思いっきり楽しみましょう! あぁ、あぁ、あぁ あぁ生きてるって感じ・・・。

○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」発売決定&DOME TOUR決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/08/post_bb2f.html
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」収録曲決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_51a2.html
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」購入!』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_d5e7.html
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」全曲感想』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_7c14.html
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」がオリコン初登場1位!』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/10/post_c793.html

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ドラゴン桜・東大受験マル秘テクニック総伝授SP

2005年の夏に大きな反響を呼び、私も「電車男」と同じくらい高く評価したTBS系ドラマ「ドラゴン桜」。その特別編にあたる『「ドラゴン桜」東大受験マル秘テクニック総伝授SP』が10/14に放送されました。

○TBS系「ドラゴン桜」
http://www.tbs.co.jp/dragonzakura/
○TBS系「ドラゴン桜」・『「ドラゴン桜」東大受験マル秘テクニック総伝授SP』
http://www.tbs.co.jp/dragonzakura/news/008.html

○「ドラゴン桜」公式サイトより抜粋

10月14日(金)オンエアの特別編では、ドラマや原作で紹介されたユニークでためになる勉強法を一挙紹介。さらに、ドラマでは紹介しきれなかった数々の新ウラ技勉強法も公開します。

安東弘樹アナ&江口ともみをMCに迎え、原口あきまさ、さとう珠緒、保田圭、くまきりあさ美らが勉強法を実践。一体、どんな結果があらわれるのか? また、ドラマ『ドラゴン桜』にも出演した新垣結衣やサエコもゲストで登場(ほかにもマル秘ゲストが!?)。オンエアをお見逃しなく!!

「お見逃しなく!!」ということで事前にチェックしていたのに、当日は録画も忘れて途中から見ました(笑)。しかし! ぶっちゃけて言うと本当に「東大受験マル秘テクニック」で、受験生が喜ぶ内容に終わりました。ドラマ本編の続きは無いにしても、名珍場面や裏エピソードはあるだろうと期待していたけど、それもほとんど無し。ややがっかりしたSPだったかな。事もあろうに、途中で寝てしまったし・・・(苦笑)。主な内容としては、ドラマ本編で紹介された特別講師たちの「東大受験マル秘テクニック」をまとめたもので、私も過去のレビューでそのほとんどを書き起こしているので、興味ある方はそちらを読んでいただく思います。まあ受験生でない人にとっては、あまり興味が無いとは思いますが・・・。

それにしても、このドラマが放送されてからは「ドラゴン桜」という接頭語の付いた関連本や勉強本が多く出版されましたよね。気になったので、「Amazon.co.jp」で原作コミックス以外の書籍をちょっと調べてみました。

「ドラゴン桜公式ガイドブック東大へ行こう!」 『東大合格法 「ドラゴン桜」を検証!!」 『「ドラゴン桜」わが子の「東大合格力」を引き出す7つの親力』
・「ドラゴン桜公式ガイドブック東大へ行こう!」
・『東大合格法 「ドラゴン桜」を検証!!」
・『「ドラゴン桜」わが子の「東大合格力」を引き出す7つの親力』

「ドラゴン桜 東大合格をつかむ言葉161」 「ドラゴン桜式 算数力ドリル」 「ドラゴン桜式 数学力ドリル 中学レベル篇」
・「ドラゴン桜 東大合格をつかむ言葉161」
・「ドラゴン桜式 算数力ドリル」
・「ドラゴン桜式 数学力ドリル 中学レベル篇」

「ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学I・A」 「ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学II・B」 「ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学III・C」
・「ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学I・A」
・「ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学II・B」
・「ドラゴン桜式 数学力ドリル 数学III・C」

勉強本は、ほとんど数学!(笑) このドラマでは東大理I志望で受験に挑むわけだし、数学が多くてもおかしくないですよね。理系大学卒業生の私から言わせてもらえば、数学こそ「マル秘テクニック」が生きてくる教科だと思いますね。センター試験用の解法もあれば、筆記を伴う試験用の解法もあります。例えば「センター試験用の解法」は、「代数幾何学」の比率問題があったとすると、つらつらと公式を並べなくても天秤の重み付けみたいな方法でいとも簡単に解けてしまいます。また「筆記を伴う試験用の解法」は、数学的な証明問題があったとすると、最初に解き方の方針をアピールした上で順序良く書き並べていくだけで気楽に解けてしまいます。この辺りは「日頃の勉強による訓練」に左右されるところで、例え類似問題や解いたことのない問題があっても、その訓練で培った解法で挑めば何とか部分点だけでも稼げるというものです。

数学は「何とかなる」というのが私の持論で、また最も好きな学問でもあります。数学って、公式をひたすら覚えたり固い口調で小論文のように解く辺りで、「こんなの将来役に立つのか? 国語や英語の方が重要なんじゃないの?」等と思われがち。しかし侮るなかれ! 世の中の全てのことは、数学で片付けられるとまで言ってしまいましょう!(極論だ!) また実生活におけるあらゆる場面で、数学の要素が常につきまとっているとも言ってしまいましょう!(経験論だ!) 限られた時間内での時間配分だって、地震に強い橋の設計だって、コップの水に水滴を落とした時の王冠だって、それに人間同士の複雑難解な相関図だって、みんな、みーんな、数学的に言い表せるのさ。ああ、数学って素晴らしい~! 何故か「数学万歳!」の感想になっていますが(笑)。

ちなみに私は、某私立大学への推薦入学の話を蹴って(これは正解だった)、センター試験の理数系以外の教科で失敗して国公立大学の受験を諦め、結局私立大学一本に絞りました。そしていくつかの大学で受験したけど、志望大学では2学科で合格して(その後もちろん優先学科に入学)、滑り止めの大学では何故か不合格(苦笑)。大学受験って、いくら勉強して万全な状態であっても、こういった運・不運が影響するというものです。それを自ら体験したことで良く分かりました。これを読んでくれている受験生の皆さん、このような体験談も踏まえた上で、来春頑張って!

ところで・・・。「ドラゴン桜」の最終話のラストで、「桜木が事務所に舞い込んできた桜の花びらを掴み、ゆっくりと手の平を開いてそれを見つめ、ゆっくり前を見る」というシーンがありました。これ、実は初回話の冒頭でも全く同じシーンがあったんですよ! ご存知でしたか? 忘れていたかな? 私の中では、ラストで同じシーンが登場したことで、「状況が巻き戻ったように、いずれ桜木が新たな生徒を東大に導く機会があるだろう」と思っています。「ドラゴン桜」の、ストーリーとしてのSP、いや続編に、強く期待したいところです。これが一番言いたかったりする・・・。

○関連カテゴリ「ドラゴン桜」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/dragonzakura/

●ドラマ
「ドラゴン桜」DVD-BOX
「ドラゴン桜」DVD-BOX

「realize」
主題歌「realize」(melody.)

●原作コミックス&関連書籍
「ドラゴン桜 (1)」 「ドラゴン桜」公式ガイドブック 「ドラゴン桜 東大合格をつかむ言葉161」
・原作コミックス「ドラゴン桜」(三田紀房)
・書籍「ドラゴン桜」公式ガイドブック(三田紀房・モーニング編集部)
・書籍「ドラゴン桜 東大合格をつかむ言葉161」

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大奥~華の乱~・第1話

女性から絶大な支持を得て一大ブームを巻き起こしたスーパー時代劇「大奥」。その第3弾・最終章にあたる「大奥~華の乱~」がいよいよスタートしました。愛憎渦巻く女たちの戦いが、再び凄まじく繰り広げられることでしょう。言い換えると、「ドキ! 丸ごと大奥 女だらけの壮絶バトル大会 in 大奥ロンゲビーチ(キバ戦による“本音ポロリ”が見どころ)」になるのでしょうか?(笑)

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「大奥~華の乱~」
第1話「修羅場」

江戸時代、将軍に仕える大奥の女性の愛憎を描く第3弾。5代将軍・綱吉(谷原章介)の母・桂昌院(けいしょういん・江波杏子)は、綱吉の側室を探させようと、綱吉に能役者の成貞(平泉成)宅で能鑑賞をさせる。当日、綱吉は成貞の妻・阿久里(あぐり・萬田久子)に寝室での相手をさせ、さらに娘の安子(やすこ・内山理名)の大奥入りを要求。強引な求めに成貞は困惑する。

時は、5代将軍・綱吉の時代。正室・信子(藤原紀香)と側室・お伝の方(小池栄子)が敵対関係にある中、安子は夫・成住(田辺誠一)がいながら綱吉の側室として大奥に入ることを余儀無くされる。そして今ここに、女たちの熱き戦いが始まる・・・。ほら、ドロドロじゃん(笑)。

ヒロインの安子には、内山理名さんが大抜擢! 着物姿も良く似合ってて、単純に可愛いですよね。そんな安子を嫌々迎え入れる、信子こと藤原紀香さんは「(いろんな意味で)強い女」という感じが全面に出ていて、お伝の方こと小池栄子さんは「(いろんな意味で)怖い女」という感じが全面に出ていて、軽くヤバイ?(笑) そしてそれら3人の女の中心で好き勝手やる綱吉には、将軍姿がステキな谷原章介さん。今回はかなりの大役ですね。シリーズ最終章だけあって、ものすごい展開になっていくのは間違い無し。きっと注目も集まることでしょう・・・。

しか~し! 「分かりやすいけど本来は時代劇」や「女性からは絶大な支持」という2つの理由もあって、毎回レビューを書いていくことに辛さを感じた! 見て思ったままを書いていけば良いだろうけど、日本史の背景をあまり知らないままに書いていくことに抵抗を感じた! よって、試聴は続けるだろうけど、レビューはあえて書かないことに決めました。そもそもF1・F2層がターゲットだと思うし、「女たちの愛憎劇」は女性視聴者が中心になって語り合うのが一番だとも思う私。もちろん男性視聴者も、「ドキ! 女だらけの(以下略)」として見て楽しめるとは思うけど・・・(私のことですが、何か?)。

脚本は、「大奥」の過去シリーズを手掛けた浅野妙子さんと、サスペンスやホームドラマで本領を発揮する尾崎将也さん。その他、演出や音楽等のスタッフも強力なメンバーを揃えていることから、フジテレビがかなり力を入れていることが分かります。私的に注目したのは主題歌! 「大奥」シリーズは、ストーリーの時代的背景に縛られない斬新な意向で主題歌を決定し、その結果どの曲もヒットしてきました。そして今回は、あの椎名林檎さんが所属する「東京事変」が担当。曲のタイトルは「修羅場」。ここでもバトルか!(笑) すごいですね~。驚きましたね~。椎名さんはソロ時代からたびたび「大奥」スタイルのような着物姿になることもあって、そんな点で上手くリンクしてる気がするわ~。というわけで、ひとまず目が離せません。ドキ!(笑)

「修羅場」
主題歌「修羅場」(東京事変)

●「大奥」
「大奥」DVD-BOX 「大奥スペシャル~幕末の女たち~」 「大奥」オリジナル・サウンドトラック
・「大奥」DVD-BOX
・「大奥スペシャル~幕末の女たち~」
・「大奥」オリジナル・サウンドトラック

小説「大奥」 「I Say A Little Prayer」
・小説「大奥」
・主題歌「I Say A Little Prayer」(kazami)

●「大奥 第一章」
「大奥 第一章」DVD-BOX 「大奥 第一章」スペシャル 「大奥 第一章」オリジナル・サウンドトラック
・「大奥 第一章」DVD-BOX
・「大奥 第一章」スペシャル
・「大奥 第一章」オリジナル・サウンドトラック

小説「大奥 第一章」 「愛と欲望の日々」
・小説「大奥 第一章」
・主題歌「愛と欲望の日々」(サザンオールスターズ)

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2005.10.14

ブラザー☆ビート・第1話

今クールスタートのドラマの中で、密かに期待していたのがこの「ブラザー☆ビート」でした。実の夫婦であるプロデューサーの伊藤一尋さんと脚本の小松江里子さんが組み、連続ドラマの出演が5年振りとなる田中美佐子さんを起用し、その3人息子には玉山鉄二&速水もこみち&中尾明慶のイケメンたち。思いっきり大注目ですよ! 「ブラザー☆ビート」、略して“B☆B”。Hey! Yo! ビート刻んで、行くZE~!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「ブラザー☆ビート」
第1話「長男の逆玉見合い」

母子家庭の母と三兄弟の家族のきずなを描く。スーパーで働く春恵(田中美佐子)は、息子の達也(玉山鉄二)、陸(りく・速水もこみち)、純平(中尾明慶)と家事を分担しながら、幸せに暮らしていた。ある日、陸と合コンに参加した達也は、元恋人に似た理絵(岡本綾)に会いくぎ付けに。さらにその直後、付き合いでお見合いをすると、相手は理絵だった。

思いっきり意気込んでいた私が見たものは、“吠えるドラマ”だった・・・(笑)。勢いを感じさせる内容ではあったけど、実は割と淡々と進む感じで、8ビートも良いトコだったみたい。まあ“ダメ母と3人息子のドタバタホームドラマ”っていう感じではあったなあ。

ドラマスタート前の番宣で流れていた主要キャラたちのスロー映像は、そのままタイトルバックのオープニング映像になったみたいです。春恵が“オリャー!”とコップの水をぶっかけ、達也と陸が“フオアーッ!”とクロスカウンターをかまし、純平が手をかざして1人怖がり、知里(国仲涼子)が手を合わせて驚き、そして「ブラザー☆ビート」のタイトルロゴ。バックで流れるのは、ブレイクしまくりのDef Techの主題歌「Broken Hearts」(テーマソングとして「My Way」でも参加)。その後の映像も、DJ気取りのスクラッチ音&効果で次々に切り替わるという面白さ。おぉ~、カッコ良い~! オープニングが一番良かったかも?(笑)

さて、桜井家。春恵は“ダメ母”という設定だけど、子供たちを良く理解して上手く振舞い、現在はスーパーのパート勤務。達也は亡くなった父親・勤(赤井英和)の教えを受け長男として硬派に生き、現在は広告代理店に勤めるビジネスマン。陸は達也と真逆で軟派野郎だけど、現在はスポーツジムの水泳インストラクター。純平は純情で心優しい性格で、現在は介護士の専門学校通い。こんな親子に、スーパーの店長・野口(生瀬勝久)、理絵(岡本綾)、知里たちが関わっていくようですね。3人兄弟の想い出の歌は、なんと「ウルトラマンタロウ」! あはは、どれくらいの人がついてこられるんだろう?

3人息子を持つダメ母役の田中美佐子さん、いつ見ても若いよなあ~。玉山鉄二さんと速水もこみちさんは、何か本当の兄弟みたいですよね? そうそう、オープニングでの玉山さんの顔が、一瞬“ミッチー”こと及川光博さんに見えるのは私だけかな?(笑) 中尾明慶くんは、以前「ドラゴン桜・第8話」のレビューでも書いた通り、「TBS系ドラマのサラブレッド」らしさが出ていたような。国仲涼子さんは、NHK朝ドラ「ちゅらさん」の頃から密かにファンなんです。今回はメガネっ娘として登場ですね、むふ(笑)。生瀬勝久さんと岡本綾さんは、前クールの同系ドラマ「いま、会いにゆきます」からの継続出演ですね。おっ、そういえば、生瀬さんと速水さんは日本テレビ系ドラマ「ごくせん」でもつながりあるじゃん!

結構楽しめるドラマだと思います。ただ、タイトルに“☆”マークがある時点で、大失敗の感が強い同系ドラマ「刑事☆イチロー」の二の舞になることも若干心配し始めたかな(苦笑)。勢いだけは絶やさずに突き進んでほしいと思います。“吠えるドラマ”で結構。今度は16ビートを刻んでちょうだいなっ!

○関連記事『「“なりきり”メガネ祭り」が大流行!』(知里のメガネ姿が気になる理由)

「Def Tech」
「Def Tech」(Def Tech・テーマソング「My Way」が収録)

「若葉のころ」DVD-BOX 「青の時代」DVD-BOX 「Summer Snow」DVD-BOX
「若葉のころ」DVD-BOX/「青の時代」DVD-BOX
 /「Summer Snow」DVD-BOX(伊藤一尋&小松江里子の代表作“青春三部作”)

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2005.10.13

あいのうた・第1話

人気脚本家の岡田惠和さんが、このたび日本テレビ系で初めて書き下ろすドラマがこの「あいのうた」です。菅野美穂さんにとっては日本テレビ系の連続ドラマでは初主演となり、玉置浩二さんは実に8年ぶりのドラマ出演であり、また主題歌も手掛けています。そして脇を固める多くのキャストも魅力的。これは意外に来るんじゃないですかね?

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「あいのうた」
第1話「愛を知らない女の恋が始まった日」

人生に疲れた性悪女が、お人よしの警官と過ごす中で幸せを見つける。生きることに嫌気が差した洋子(菅野美穂)は川に身投げしたが、死にきれない。ずぶぬれで入った居酒屋で、居合わせた警官の片岡(玉置浩二)に保護される。洋子は過去と決別したい思いから、とっさに記憶喪失のフリを。片岡は洋子を自宅に招き、共同生活を始める。

最初の方をリアルタイムで流し見していたせいで、途中から訳が分からなくなった私(苦笑)。どうせ後から見ようと思って録画しておいたので、もう一度見返しました。う~ん、これ、良いんじゃないですかね? っていうかさ~、「っていうかさ~」っていう洋子のグチで始まる所がまず面白いじゃん? 記憶喪失のフリをする洋子を、人の良さそうな3人の子持ちの優二が家に招いた所で驚くじゃん? 川に入っていた洋子を助けに優二も入っていって、「命がもったいない!」とか「生きよう!」とか言って抱きしめちゃうじゃん? これ良いよ、良いっ! ハマった~、ゴ~ル! 南葛逆転~!(意味不明) というわけで、思った以上に、好・感・触♪

後は列挙した方が分かりやすいみたい。南葛イレブン、行くぞっ! (-o-)/

・性格ブス、語りまくる
冒頭でいきなり登場した、洋子の「っていうかさ~」ですよ。「何で赤ん坊は産まれてすぐに泣くのか知ってる?」だって。「この世界に出てきたくないからあんなに泣くわけよ~。」だって。そのふてくされた口調に笑い、そして妙に納得したりもした。オイラは出たくてしょうがなかった、と思ふ(笑)。

・房子萌え~
元婦人警官の房子(和久井映見)は現在飲食店でフリーターをやってるんだけど、制服がメイド姿っぽくて・・・萌える(笑)。っていうかさ~、自分でも気に入ってるみたいんだよね~。和久井さんならOK牧場?

・逆凸凹コンビとはこういうことさ
墨田警察署の刑事である、飯塚(小日向文世)と柳沼(成宮寛貴)は名コンビ。しかし、上司・飯塚の行動ぶりに笑う(笑)。でも職務の時は、2人とも良い顔してるんだよね。

・片岡3兄弟
優二の子である、大(佐藤和也)、亜希(山内菜々)、隼(渡邉奏人)。なかなか良い3兄弟じゃない? 特に長女の亜希、っていうかさ~、山内菜々ちゃん! “七海~!(TBS系ドラマ「HOTMAN」より)”っていう“ポイズン”な声が聞こえたかのように思えたぞ?(笑) でもあれから髪を伸ばしてて、何だか大人っぽかったぽん。

・それいけ×ココロジー(「あいのうた」編)
公式サイトのトップページで、主要5人がココロジーみたいなことをやってます。これで性格判断ができたりして? お題は「生きるって○○/愛って○○」。これがまた面白い!

飯塚英樹(小日向文世): 「生きるって楽じゃないよね/愛って報われないよね」
柳沼祐介(成宮寛貴): 「生きるって夢に向かうこと!/愛って…まだ、ちょっと…」
松田洋子(管野美穂): 「(大きく×印を打って)どーでもいいし」
片岡優二(玉置浩二): 「生きるって誰かを愛すること/愛って誰かを守ること」
榎本房子(和久井映見): 「生きるって楽しむこと♪/愛って早く欲しいなあ(ハート)」

ちなみに私・ads(あず): 「生きるって、生きてるって感じ?/愛って、愛だろ、愛っ!」


※それぞれのキャラ性が出てる! 最後のはほっといてね(笑)。

イレブン(11)と言っておきながら、5つか・・・。まあ今回はこれくらいにしといたるわ(池乃めだか風)。っていうかさ~、笑えて泣ける良い構成だったよね~! 実は岡田惠和さんの脚本ドラマは、私の中では当たり外れが激しいのでありまして、今回ももちろん不安視しておりました、はい・・・。でも一安心、ハマれそうですよ、かなりハマれそうな予感がしますよ、はい! 岡田さんと菅野さんは、過去にテレビ朝日系ドラマ「イグアナの娘」やフジテレビ系ドラマ「アルジャーノンに花束を」やNHK朝ドラ「ちゅらさん」等で仕事を共にしているけど、今回は両者揃って日テレで“初脚本/初主演”の仕事を始められたようです。そうか、そこに期待するべきだった!

主題歌は、玉置浩二さんが自ら作った「プレゼント」。“♪ア~ア~ア~”っていう優しいフレーズから入るイントロがたまらなく好きです! 「8年ぶりのドラマ出演」というと、最後に出演したのはフジテレビ系ドラマ「こんな恋のはなし」になるわけですかね? そういえば、彼によるそのドラマの主題歌「MR.LONELY」もそんなフレーズから入ったっけ。ついでながら、「あいのうた」といえばやっぱり、岩井俊二監督の映画「スワロウテイル」の主題歌「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~(YEN TOWN BAND)」を思い出しますね。それにしても、「プレゼント」っていうタイトルは、後々ストーリーと強く結び付いてくるんですかね?

そんなわけで、“日テレナイス!”って感じですかね? っていうかさ~、「あいのうた」っていうタイトルがキャッチーで心をくすぐられるような気分になるわけ。っていうかさ~、今回「ですかね?」とか「っていうかさ~」とかが多くてごめんなさい、もう言いません。っていうかさ~・・・(やっぱ次回以降も続いちゃう?)。

・主題歌「プレゼント」(玉置浩二)

「イグアナの娘」 「アルジャーノンに花束を」DVD-BOX 「ちゅらさん 完全版」DVD-BOX
「イグアナの娘」DVD-BOX/「アルジャーノンに花束を」
 /「ちゅらさん 完全版」DVD-BOX(岡田惠和&菅野美穂の代表作)

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2005.10.12

鬼嫁日記・第1話

アメーバブログの超人気blog「実録鬼嫁日記」が、書籍化を経てこのたびフジテレビ系でドラマ化されました。タイトルは「実録」が取れて「鬼嫁日記」となったようです。blog自体はごくたまに読んだことがあったけど・・・。さて、blogで書かれた実録はどのように描かれるのでしょうか?

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「鬼嫁日記」
第1話「家庭内焼肉地獄」

ワガママな妻と夫の苦労を描いたコメディー。会社員の一馬(かずま・ゴリ)は、妻の早苗(観月ありさ)と娘・まどか(遠藤由実)の3人暮らし。ある日、一家は新居へ引っ越しを。だが、早苗は引っ越しを手伝わずエステを満喫。一馬は早苗に言われるがまま家事を引き受ける。そんな一馬のストレス発散法は、早苗に隠れて、ブログで“鬼嫁日記”を書くことだった。

なるほど、お気楽に見れば良いんだね、このドラマは・・・。それが第一印象でした(悪く思わないでね)。だって、2004年春クールに放送された同局ドラマ「アットホーム・ダッド」とのつながりを見つける方が面白かったもん! プロデューサー・脚本・演出と多くのスタッフが同じなのもあって、ドラマの舞台となるロケ地も設定も同じだし、大沢健児(永井大)&大沢冴子(滝沢沙織)夫婦も登場するし、そのドラマでのキャラ名がセリフで出たり、子役たちがいきなり出たり、おまけに夫が痛い目に遭うところまで、みーんなリンク! 逆に「アットホーム・ダッド」が見たくなったわ~(笑)。

それで今回メインで描かれたのは「焼肉騒動」。一馬は鬼嫁・早苗に肉を買ってこいと言われ、途中でお金を無くしてしまい(実は持っていたけど)、安い肉屋で脂身の多い肉をたくさん買って、高い肉屋でコロッケだけ買って紙袋だけもらって、安い肉をその紙袋に入れて持ち帰って、ふぅ~一件落着。なわけねぇよ!(笑) 鬼嫁にバレバレ。鬼嫁はワガママ。鬼嫁アンタは天下一! っていう感じで、初回話からワイワイガヤガヤの内容でした。「鬼嫁」っていう字面から、どうしても「鬼ツノを生やして腕組みして仁王立ちする女」っていうマンガみたいなイメージが浮かんでくるんだけど、別にそうでもなく。実際あの夫婦、仲良くやってるんじゃないの~?(実際の実際はそうなんだよね~?)

実は放送の前日に焼肉屋へ行ったばかりで、そのせいか肉に大注目してしまった私(笑)。なるほど、すり替えか。あれは使える手口だ。でもせめて肉は選びなよ。私なら上手く手配できますぜ?(ニヤリ) というわけで、このドラマのレビューは少々ブッ飛んだ内容で淡々と気楽に書けそうです。きっと見る人の立場によって印象がかなり変わるかも? そうそう、一馬さんはしっかりblogを書いていましたね。それから、公式サイトがblogスタイルだったことは褒めておきましょう!

「実録鬼嫁日記 仕打ちに耐える夫の悲鳴」 「実録鬼嫁日記 仕打ちに耐える夫の悲鳴」 「実録鬼嫁日記 愛されてお金持ちになる18箇条」
・書籍「実録鬼嫁日記 仕打ちに耐える夫の悲鳴」(カズマ)
・書籍「実録鬼嫁日記 仕打ちに耐える夫の悲鳴」(カズマ)
・書籍「実録鬼嫁日記 愛されてお金持ちになる18箇条」(カズマ)

・主題歌「Oh My Darlin’」(中ノ森BAND)
・挿入歌「Spotlight」(Fayray)
・「鬼嫁日記」オリジナル・サウンドトラック

「アットホーム・ダッド」DVD-BOX 「アットホーム・ダッド スペシャル」
・「アットホーム・ダッド」DVD-BOX/「アットホーム・ダッド スペシャル」

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1リットルの涙・第1話

感動のベストセラー手記が、このたびフジテレビ系でドラマ化されました。25歳という若さでこの世を去った木藤亜也さんの同名日記を基に、15歳より難病と闘う1人の少女と彼女を支える人々の愛を描くストーリーです。先日放送された「笑っていいとも!2005秋の祭典SP」では、このドラマチームが見事に優勝を果たしました。私は常日頃「いいとも祭典の私的法則」を主張しているんだけど、今回ばかりは外れてしまうかも? なぜならこのドラマ、今クールの大本命だと思っているから!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「1リットルの涙」
第1話「ある青春の始まり」

’04年には映画化もされた、難病の少女の闘病記をドラマ化。ひたむきに生きる少女と、それを支える家族や周囲を描く。亜也(あや・沢尻エリカ)は、高校受験当日に遅刻。学校へ急ぐ途中、試験をサボろうとしていた遥斗(はると・錦戸亮)に助けられ、一緒に試験を受ける。後日、二人は無事合格。そのころから、もつれて転ぶなど、亜也の体に異変が現われ始める。

いきなり黒バックに白文字でこんな字幕が登場!

特別じゃない
ただ特別な病気に選ばれてしまった
少女の記録─────

成績優秀で名門進学校の明和台東高校に入学した池内亜也は、突然「脊髄小脳変性症」を発病。前兆として、ふらついて転倒が多くなったり、自分と物の距離が上手くとれなくなったり、上手く字が書けなくなったり、言語障害も現れるという・・・。その前兆を見切った保健師で亜也の母親・潮香(薬師丸ひろ子)は、神経内科の医師・水野(藤木直人)を紹介してもらい、亜也の検査を実施。そして結果に声も出さずに驚く潮香。亜也の悲しき難病生活が始まる・・・。

花ならつぼみの私の人生
この青春の始まりを、
悔いのないように大切にしたい

初回話から発病なんて、まだ見始めたばかりで良く知らないというのに、辛い! 亜也はクラス委員になったりバスケ部に入ったりで、楽しい高校生活が始まったばかりだというのに、明るい家族と仲良くやっていたというのに、辛い! これは予想以上。見るたびに辛い気分になっていきそうです。最終話の頃は、感動よりも悲しみの気持ちでいっぱいかも・・・。

亜也を演じる沢尻エリカさんは、TBS系ドラマ「あいくるしい」以来の難病少女役ですね。それにしてもこの子、可愛い~! それなのに、それなのに~! その亜也に入試の時偶然に出会った麻生遥斗を演じる錦戸亮くんは、フジテレビ系ドラマ「がんばっていきまっしょい」以来の続投で、同じく「ムカつくようでいて実はいいヤツ」っていう役柄ですね。フッ、カッコ良いヤツめ!(負けたぜ) また、少々生意気な亜也の妹・亜湖を演じる成海璃子さん、ガンコそうだけど心優しい亜也の父親・瑞生を演じる陣内孝則さん、そして薬師丸ひろ子さんと、やはりこれらの主要人物たちが今は気になっています。

このドラマの企画を担当しているのは、関谷正征さん。2004年春クールに放送された同局ドラマ「愛し君へ」ではプロデューサーを務めたけど、そのドラマもまた病気に関する物語でした。藤木直人さんが出演しているという共通点があるけど、前回が病を医者に診てもらう役で、今回は医者として病を診る役と、役柄が正反対。この辺りで、今後どんな演技を見せてくれるのかを期待しています。

タイトルバックでは、手記を書いた木藤亜也さんの写真が、美しい風景を挟みながらいくつか登場するんだけど、そのバックで流れる韓国人シンガーのKの主題歌「Only Human」が良過ぎて切なくて泣ける・・・。そして最後に、今度は白バックに黒文字でこんな字幕が。

脊髄小脳変性症には、多様の病例があり
病状の程度・進行のスピードは人によって
さまざまです。

この番組は、原作を基に医事監修を受け
制作したフィクションであり、登場する
人物・団体名等はすべて架空です。

「フィクション・架空」であることには違いないけど、決してそれで終わらせることのできない現実味があると思います。とりあえず現在のところは健常者でいる私も、このストーリーを真に捉えて見ていきたいと思います。やっぱりこのドラマ、大本命かも!

○関連記事「いいとも2005年秋祭・リアルで1リットルの涙」

「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」 「ラストレター『1リットルの涙』亜也の58通の手紙」 「いのちのハードル『1リットルの涙』母の手記」
・原作「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」(木藤亜也)
・書籍「ラストレター『1リットルの涙』亜也の58通の手紙」(木藤亜也)
・書籍「いのちのハードル『1リットルの涙』母の手記」(木藤潮香)

「Only Human」
・主題歌「Only Human」(K)

「粉雪」
・挿入歌「粉雪」(レミオロメン)

「愛し君へ(ディレクターズカット)」DVD-BOX
・「愛し君へ(ディレクターズカット)」DVD-BOX

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2005.10.11

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2005.10.10

ごくせん同窓会スペシャル

2005年の卒業シーズンにかけて放送された日本テレビ系ドラマ「ごくせん(第2シリーズ)」。ドラマ史上に残るほどの高視聴率(平均視聴率28%)を記録し、爆発的な人気ぶりだったあの「ごくせん」が、10/08にバラエティ形式の「ごくせん同窓会スペシャル」として帰ってきました。まさに「“ヤンクミ、リターンズ”、リターンズ」っていう感じでした~!

○日本テレビ「ごくせん」公式サイト
http://www.ntv.co.jp/gokusen/

○「ごくせん同窓会スペシャル」主な出演者

<黒銀学園の教師たち>
山口久美子 : 仲間由紀恵(3年D組担任・通称“ヤンクミ”)
猿渡五郎 : 生瀬勝久(教頭)
馬場正義 : 東幹久(体育教師)
白鳥ひとみ : 乙葉(英語教師)

<黒銀学園3年D組の生徒たち>
小田切竜 : 亀梨和也(KAT-TUN)
矢吹隼人 : 赤西仁(KAT-TUN)
土屋光 : 速水もこみち
武田啓太 : 小池徹平
日向浩介 : 小出恵介
他、全員登場!

懐かしいなあ~っ! まだ終わって半年しか経っていないのにね。冒頭で「笑い有り 泣き有り ごくせんの面白い所全部お見せします!!」という字幕が出ていたけど、全10話分のストーリーの見どころを各話毎に紹介したものでした(特にラストシーン)。それだけではなく、ロケの裏話や名珍場面が公開されたり、亀梨くんが挿入歌「絆」を歌ったり、ラストでD-51(ディーゴーイチ)がサプライズゲストで登場して主題歌「NO MORE CRY」を披露したりで、もう「ごくせん」のお祭り状態。見応えありました~!

中でも面白かったのは、「ホームページで募集して多数の反響を頂いた」という、「ごくせん もう一度見たいあのシーン ベスト5」でした。

○「ごくせん もう一度見たいあのシーン ベスト5」

第1位: 【最終話】ヤンクミと3年D組 涙の卒業式
第2位: 【第9話】竜が父の前で「みんなと一緒に卒業したい」と土下座をするシーン
第3位: 【第7話】「ケンカをしない」というヤンクミとの約束を守り、
            竜たちが黙って殴られるシーン
第4位: 【第2話】ヤンクミと隼人がタイマンを張るシーン
第5位: 【第8話】隼人とクマを救うため、
            ヤンクミが地上げ屋の事務所に乗り込むシーン

ほとんど竜と隼人! カトゥーーーン!(笑) まあ“視聴者が選んだ”とは言っても、そのほとんどがKAT-TUNファンだったと思いますね。そうそう、私もこのドラマでKAT-TUNのメンバーを注目し始めたんだっけ(それまでは名前だけ知っていた)。やっぱり亀梨くんと赤西くんが人気なんだろうけど、私は赤西くんの方が「カッコええなあ~」と思っていたりします。男ながらそう思う(笑)。でも「一番カッコええなあ~~~」と思ったのは、ヤンクミですけどね。ダイジェスト版でしか見たことのない第1シリーズも良かったけど、やっぱり毎話熱心に追いかけた第2シリーズは確かに面白過ぎたし、こっちの方が良かったと思いますニャ~!(何故、猫語・・・)

数々の名場面を見て楽しめました。録画しておいて良かった~。でも「どうしてこの時期に早くも同窓会をやったんだ?」と思っていたんだけど、来月11/05にDVD-BOXが発売されるからじゃないかな~? DVD-BOXの発売を前に「同窓会スペシャル」で「ごくせん」自体を大きくPR。これが真意の一つだったのかもしれません。あの日テレですから・・・(笑)。

「ごくせん 2005」DVD-BOX
「ごくせん 2005」DVD-BOX

よしお前ら! DVD-BOXを忘れずにチェックしろよっ!(ヤンクミ風に)

○関連カテゴリ「ごくせん」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/gokusen/

○集英社「ごくせん」サイト(漫画誌「YOU」内)
http://you.shueisha.co.jp/gokusen/

「ごくせん」Vol.1 「ごくせん」Vol.2 「ごくせん」Vol.3 「ごくせん」Vol.4 「ごくせん」スペシャル
「ごくせん」Vol.1~4/「ごくせん」スペシャル

ごくせん (1) ごくせん (2) ごくせん (3) ごくせん (4) ごくせん (5)
ごくせん (6) ごくせん (7) ごくせん (8) ごくせん (9) ごくせん 10 (10)
原作コミックス「ごくせん」1~10巻(森本梢子・集英社「YOU」連載中) ※続巻あり

「ごくせん」オリジナル・サウンドトラック 「ごくせん」オリジナル・サウンドトラック
「ごくせん」サントラ盤・今シリーズ/前シリーズ

主題歌「NO MORE CRY」(D-51) 「Feel your breeze/one」
「ごくせん」主題歌
今シリーズ「NO MORE CRY」(D-51・ディーゴーイチ)
前シリーズ「Feel your breeze/one」(V6)

挿入歌「絆」(亀梨和也・「青春アミーゴ」にc/wとして収録)

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2005.10.09

白線流し ~夢見る頃を過ぎても

1996年の卒業シーズンにかけて放送されたフジテレビ系ドラマ「白線流し」。その後4回のSPを経て、ついに完結編となる「白線流し~夢見る頃を過ぎても」が10/07に放送されました。私がこのドラマの本編を見たのはかなり後のことで、数年前に再放送で見たのが最初。だから過去のSPの内容はあまり知らないけど、前作SP「二十五歳」だけはその再放送を見た後だったのでしっかり見ました。しかし、かなり消化不良の内容だったような・・・。ただその件については制作サイドも一部反省しているらしく、今回の完結編は「納得できる終わり方」だと事前に公表していました。さて、どうだったでしょうか?

○フジテレビ「白線流し」公式サイト
http://www.fujitv.co.jp/hakusen/

○キャスト&スタッフ(公式サイトより)

【キャスト】
大河内渉 … 長瀬智也
七倉園子 … 酒井美紀
富山まどか … 京野ことみ(旧名:飯野まどか・慎司と結婚)
長谷部優介 … 柏原崇
橘冬美 … 馬渕英里何
富山慎司 … 中村竜
汐田茅乃 … 遊井亮子

芳川美里 … 原沙知絵
菅田士郎 … 永井大
千住豊 … 小出恵介
後藤加奈 … 西原亜希
村山賢 … 大杉漣
小澤雅子 … 余貴美子
七倉彩子 … 松本留美

【スタッフ】
■脚本 信本敬子
■企画 山田良明 横山隆晴
■プロデュース 本間欧彦
■演出 加藤裕将
■音楽 岩代太郎
■主題歌 「空も飛べるはず」スピッツ
■制作 フジテレビドラマ制作センター

○「白線流し~夢見る頃を過ぎても」あらすじ(公式サイトより)

園子たちが松本北高校を卒業してから8年の月日が過ぎた。
渉は海外青年協力隊で知り合った美里と結婚してから2年、美里の叔父夫婦が営む製材所で働くため松本を離れ、岐阜県で暮らしている。子供こそいないが保育士として働く美里とは夫婦円満だ。
渉と別れを告げた園子は母校・松本北高校の教員として3年の副担任をしていた。教え子であり公認カップルの豊と加奈を微笑ましくみつめながら、当時の自分たちに思いをはせる。
まどかは一児の母となった。1歳になる息子・慎吾の子育てと看護師の仕事の両立でイライラが続き、警察官として働く夫の慎司とはケンカが絶えない毎日。
東京では優介が弁護士、茅乃はスタイリストとして活躍するなか、脚本家を目指しながらホテルでウエイトレスをする冬美は、同棲中の士郎が失業して以降、仕事を探す様子もなく部屋でゴロゴロする姿に怒りを募らせていた。

ある日、渉は美里の叔母から美里を産婦人科で見かけたという話を聞く。妊娠しているのかと聞く渉に健康診断で行っただけと答える美里。
そんな折、渉の父が勤めていた小川天文台が運営難で閉鎖になるかもしれないという記事が新聞に掲載された。渉にとって大切な場所であると同時に、高校時代の思い出の場所である小川天文台閉鎖の危機に何か協力できることはないかと思い悩む園子。同じく記事を読んだまどかは、同窓会を兼ねて天文台で会おうと園子らにメールを送る。しかし、都合がつかず実際に来たのは園子と優介だけだった。夢が叶い教師になったものの何か物足りなく寂しさを感じている日々を語る園子に、優介は園子への想いを告白し抱きしめる。
そこへ豊と加奈がケガをして病院に運ばれたと連絡が入った。バイクで2人乗りをしていた豊と加奈を、慎司がパトカーで追いかけた末に起きた事故だった…。

「白線流し」とは岐阜県のある高校が行う儀式で、「卒業式当日、卒業生が川辺に整列し、男子学生は学帽に縫いつけられた白線を、女子学生はセーラーの白いスカーフを、一本につないで川に流す。」というものです。ドラマの本編では、松本北高校を卒業した生徒とその仲間が白線流しを行い、その後大人になっていく姿が延々と描かれてきました。そして今回で、それも最後になるわけで・・・。

「完結編」で新たに起きたエピソードは省略しますが、ラストは大勢の子供を入れたプラネタリウムで、SP「19の春」にて渉が見つけて7人の名前を付けた「7つの星」を映し出し、園子たちがそれぞれの想いをナレーションに代えて説明しながら、高校時代からの回想シーンがフラッシュバックされるというものでした。7つの星たちを白い線で結んだことによって、夜空で「白線流し」を実演したんですね・・・。懐かしかったなあ、いろんなことがあったなあ。そして最後に渉が遅れて登場し、園子が迎えたところで全てが終わりました。これがいわゆる「納得できるラスト」。確かにあの曖昧さが、「白線流し」っぽかったような気もしますね。サブタイトルは、「夢見る頃を過ぎても、私たちは今日を生きてゆく」といったことを意味していたような・・・。

私は渉と園子がくっついては別れてしまう展開を見てきて、もどかしくもなり切なくもなりました。渉が美里を選んだ時は、「そ、そんな!」とも思ったり。あの7人は、例外無く「波乱の人生」を送ってきたことも見逃せません。それでもかつて思い描いた夢を実現させようと努力して、今日に至ったんですね・・・。高校時代の回想シーンは懐かしかったです。全員、かなり初々しいし。それでも良くこれまでキャスト変更も無くやってこられたものですね。同局の名作ドラマ「北の国から」には適わないとしても、長年に渡って続けてきた意味はあったと思います。

スピッツの主題歌「空も飛べるはず」も、いまだに色褪せなくて大好き! このドラマの主題歌になったことで、本来「卒業ソング」ではないこの歌がそう呼ばれるようにもなり、長く受け継がれてきたというわけですね。スピッツにしてみたら自身の楽曲を長年見せ付けた形となり、彼らもまた想い出深いドラマだと思っているんでしょうね。そして岩代太郎さんによるBGM。これはストーリーに良く合っていて私の評価も高いです。特に本編では、生徒たちの切ない心を上手く引き出しているように思えましたね。このドラマは、そういった音楽面でも恵まれていたと思います。

こうして「白線流し」のシリーズは完結。もう一度全てを一気に見たくなりました!

「白線流し ~夢見る頃を過ぎても(ディレクターズカット完全版)」
「白線流し ~夢見る頃を過ぎても(ディレクターズカット完全版)」

「白線流し」DVD-BOX 「白線流し」オリジナル・サウンドトラック ~空も飛べるはず
「白線流し」DVD-BOX/「白線流し」オリジナル・サウンドトラック ~空も飛べるはず

「白線流し 19の春」 「白線流し 二十歳の風」 「白線流し 旅立ちの詩」 「白線流し ~二十五歳(ディレクターズカット完全版)」
「白線流し 19の春」/「白線流し 二十歳の風」
 /「白線流し 旅立ちの詩」/「白線流し ~二十五歳(ディレクターズカット完全版)」

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2005.10.08

電車男・もう一つの最終回SP「電車男 VS ギター男!!」

2005年の夏に大きな反響を呼んだフジテレビ系ドラマ「電車男」。その特別編にあたる「電車男・もう一つの最終回SP“電車男 VS ギター男!!”」が10/06に放送されました。2005年夏クールのドラマの中で、「私的批評ランキング」の第1位とした「電車男」ですが、このSPを見る前は、「またまた、楽しませてくれそう!」という期待感と「あらら、やっちゃったかな?」という不満感が交錯して、少々複雑な思いでいました。そこで私は、「おきらくごくらく」の気分で見ることに決めたわけで・・・。

○フジテレビ「電車男・もう一つの最終回SP」・紹介サイト
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/1006denshaotoko/

○キャスト&スタッフ(紹介サイトより)

【キャスト】
青山沙織(25)エルメス … 伊東美咲
山田剛司(23)電車男 … 伊藤淳史
陣釜美鈴(26) … 白石美帆
沢崎果歩(25) … 佐藤江梨子
観月裕子(30) … 須藤理彩
啓介(23) … 速水もこみち(回想のみ)
松永勇作(30) … 劇団ひとり
川本信二(27) … 菅原永二
 <ネットの住人たち>
皆本宗孝(24) … 小栗 旬
牛島貞雄(38) … 六角精児
一坂 進(40) … 温水洋一
富永(40) … 我修院達也
浅野真平(29) … 山崎樹範
若い男 … 山田孝之(回想のみ)
権藤 … 泉谷しげる(回想のみ)
ティファニー … ソニン
桜井和哉(35) … 豊原功補

【スタッフ】
■原作 「電車男」中野独人著(新潮社刊)
■脚本 武藤将吾
■企画 鈴木吉弘
■プロデュース 若松央樹 川西琢
■演出 武内英樹
■音楽 Face 2 fAKE
■主題歌 「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」サンボマスター
■制作 フジテレビドラマ制作センター

○「電車男・もう一つの最終回SP“電車男 VS ギター男!!”」あらすじ(紹介サイトより)

エルメス=沙織(伊東美咲)と電車男=剛司(伊藤淳史)の恋が話題になる前に、インターネットの掲示板を騒がせた“ギター男”こと松永(劇団ひとり)と、沙織の友人である裕子(須藤理彩)の物語を軸に、掲示板の住人たちの知られざるエピソードや、沙織と剛司の後日談も盛り込んだスペシャル。

出会い系サイトで知り合った女性・美代子(岩佐真悠子)に、古びたギターを300万円で売りつけられた松永は、事の顛末を「独身男が毒づくスレ」に報告し、掲示板に別れを告げた。そんな松永に代わって、掲示板の話題をさらったのが、電車の中で酔客にからまれていた女性を助けたという男・剛司だった。松永は、友人の川本(菅原永二)とともに、エルメスと電車男の恋を応援する。そんな折、剛司から合コンに誘われた松永は、そこで出会った裕子に恋してしまう。

ギタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

こんな感想だったよ(笑)。内容は、“ギター男”こと松永勇作の知られざるエピソードだけだと思っていたけど、本編ストーリーのダイジェストと共にその裏エピソードが描かれたり、電車男とエルメスの近況が描かれるという、ドラマ版「電車男」ファンが激しく大喜びするようなものでした。私もダイジェストはある程度予想していたけど、「あのシーンの裏ではこんなことがあったんだ?」という新たな事実が知れて、結構楽しめました。その思いを集約した言葉が、「キターッ!」の一言で表現できるところが、また面白い(笑)。

松永勇作、すなわち「ギター男」。出会い系サイトで知り合った女性・美代子に、彼氏の古ギターを300万で騙されて買わされたことからそう名付けられました。「ギター男」を語るなら、“ヲタク・海ガメ・薬師丸”。これ、何故か定説(笑)。でも彼は「松永氏(まつながしー)」という呼び方が最も似合っていたり。劇団ひとりさんによるヲタク的熱演(怪演?)は、正直電車男(山田)を超えていました。あの口調、あの行動、あのキモさ(苦笑)、すごいよっ! 彼や友人の川本もまた、身近な友人である山田が電車男であるとは知らずに、毒男スレで密かに応援していたんですね。しかも、電車男がエルメスに告白したシーンを、松永氏と川本がアフレコしながらリアルで再現していたとは! をいをい、ここにもチューしてた奴らがいたのかよ!(笑) ギター男(松永氏)は電車男の勇気をもらい、「東京ドーム前の電光掲示板で裕子に告白する」と毒男板の新スレで宣言。久々のギター男光臨に、スレ住人たちも大はしゃぎ。そして当日、それを知る皆が集まる中、ギター男の聴いていられないようなド下手なラブソングが贈られたわけだけど、果歩のフォローもあって裕子の心に大ヒット! この先「恋・成就」のヨカーン(笑)。

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コント○信号? 安○大サーカス? 実は三○春夫でござ(バシッ! ビシッ!)。

一方別の“路線”では、阪神ファン・牛島の恋のストーリーも“進行中”でした。韓国系のスナックで働く韓国人ホステス・ティファニーに恋してしまった牛島も、貸した金を持ち逃げされそうになったりなかなか見つからなかったり(大事なパソコンも壊れたり)で大変だったけど、こちらも最後には「恋・成就」のヨカーン(笑)。牛島の部屋で2人がラブラブでいたからね! それにしても、“ティファニー”という名前はともかくとして、それを演じたソニンさんは「本当の韓国人ホステスの方から片言の日本語の発音を勉強しました」とコメントしています。どないやねん(笑)。

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阪神リーグ優勝にティファニー嬢ゲット。幸せいっぱいじゃねぇかコノヤローッ!(嬉)

ところで、松永氏を苦しめた美代子役の岩佐真悠子さんと牛島を苦しめた借金取り役の小川直也さんの2人は、以前“小川直也★岩佐真悠子”名義で「勝手に侵略者」という歌を出しましたよね。さらにこの歌は人気アニメ「ケロロ軍曹」のエンディングテーマになったんだけど、「ケロロ軍曹」といえば電車男が自宅で愛用する枕等に描かれていたキャラクターでしたよね。この2人の起用は、そこまで視野に入っていたのかな?(考え杉?) でも良い感じで「電車男」のストーリーへ“勝手に侵略者”してた?(笑)

「勝手に侵略者」 「ケロロ軍曹」パペットケロロ軍曹
「勝手に侵略者」(小川直也★岩佐真悠子)/「ケロロ軍曹」パペットケロロ軍曹

後は、電車男の毒男スレ復帰を呼び掛けた、スレ住人たちの裏エピソードですか(本編「第10話」より)。手書き案内、ビラ貼り、街頭ライブ、ポケットティッシュ、店の看板、飛行機雲、等と、いろんな方向から呼び掛け運動を行っていたっけ・・・。車掌のおじさんやメガネの萌え系アイドルの活動ぶりは本編でも分かったけど、靴ヲタクがアキバを買い占めて街中の看板の取り付けを全て指示していたり、飛行機ヲタクが戦闘機を調達して飛行機雲を描いていたりで、マジ驚き~! 結構金と苦労がかかってんじゃん、こりゃあすげえ~っ! 電車男よ、おまいは最高の仲間を持ったもんだよ・・・。そしてラストは、電車男とエルメスがお出かけ先の旅館でなんと混浴へ! “浴場”だけに“欲情”が・・・とか言ってみる(笑)。

05100803
出発前の“純情”がナツカシス・・・。

というわけで、見て満足できました。これが本編最終話の翌週に放送されていたら、また印象が変わったかも? その本編最終話もダイジェストシーンがあったから、再び見ることで飽きてしまってひょっとしたら悪印象になっていたかも? でもあえてしばらく間を置いたことで(番組編成上かもしれないけど)、つい最近まで楽しんだストーリーを思い返しながら楽しめたような希ガス。このSPを含めても、ドラマ版「電車男」の最高評価・第1位は変わりなかったと言えましょう! フジテレビさん、こうなったらそちらお得意の続編シリーズをキボンヌ(笑)。“最強の悪女”と名高い陣釜美鈴の「派遣女」編とか、彼女にコテンパンにやられた経緯が判明した桜井和哉の「悪運男」編とか、もっといろいろ見てみたいし~っ!

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○関連カテゴリ「電車男」

●ドラマ
「電車男」DVD-BOX
「電車男」DVD-BOX

・主題歌「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」(サンボマスター)
・電車男「オリジナル・サウンドトラック」

「ベリー・ベスト・オブ・ELO」 「タイム」
・エレクトリック・ライト・オーケストラ「ベリー・ベスト・オブ・ELO」
・エレクトリック・ライト・オーケストラ「タイム」
(いずれも、オープニングテーマ「トワイライト」が収録)

●原作小説&関連書籍
小説「電車男」 書籍「ありがとう!電車男 50万人が涙した純愛」 書籍『封印された「電車男」』 書籍『「電車男」は誰なのか-“ネタ化”するコミュニケーション』
・原作小説「電車男」(中野独人・架空名称)
・書籍「ありがとう!電車男 50万人が涙した純愛」(宝島編集部)
・書籍『封印された「電車男」』(安藤健二)
・書籍『「電車男」は誰なのか-“ネタ化”するコミュニケーション』(鈴木淳史)

●映画
「電車男」スペシャル・エディション 「電車男」スタンダード・エディション
・「電車男」スペシャル・エディション
・「電車男」スタンダード・エディション

書籍『映画「電車男」オフィシャル・ビジュアルブック』
・書籍『映画「電車男」オフィシャル・ビジュアルブック』
・主題歌「ラヴ・パレード」(ORANGE RANGE)
・「電車男」オリジナル・サウンドトラック

●関連コミックス
「電車男」第1巻 「電車男 がんばれ毒男!」第1巻 「電車男 でも、俺旅立つよ。」第1巻 「電車男 美女と純情ヲタク青年のネット発ラブストーリー」
・「電車男」第1巻(原秀則・ヤングサンデーコミックス)
・「電車男 がんばれ毒男!」第1巻(道家大輔・ヤングチャンピオンコミックス)
・「電車男 でも、俺旅立つよ。」第1巻(渡辺航)
・「電車男 美女と純情ヲタク青年のネット発ラブストーリー」
 (御茶まちこ・デザートコミックス)

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2005.10.07

赤い運命・第3話(最終話)

「TBSテレビ放送50周年ドラマ特別企画」である、「赤い運命」の第3話を見ました。

○TBS「赤い運命」・公式サイト
http://www.tbs.co.jp/a-unmei/

10/04~06の3夜連続で放送されるSPドラマです。今回は3夜目・最終話!

○キャスト&スタッフ(公式サイトより)

【キャスト】
島崎直子  : 綾瀬はるか
島崎栄次  : 船越英一郎
吉野信人  : 榎木孝明
吉野いづみ : 佐藤千亜妃
吉野俊介  : 玉木宏
吉野剛造  : 神山繁
大竹由美子 : 紺野美沙子
大竹修三  : 渡辺いっけい
山村美矢子 : 麻生祐未
下条秋子  : 伊藤かずえ 他

【スタッフ】
製作 ホリプロ,TBS
制作 ホリプロ
企画協力 大映テレビ
監修 春日千春,野添和子
原作 佐々木守,長野洋
脚本 関えり香
企画 小田信吾(ホリプロ)
プロデューサー 菅井敦(ホリプロ)
長坂淳子(大映テレビ)
井上竜太(ホリプロ)
演出 国本雅広

○「赤い運命・第3話」あらすじ(公式サイトより)

剛造の告別式に弁護士の美矢子(麻生祐未)に付き添われ直子が顔を出した。「アンタなんか来て欲しくない!」いづみが罵倒するのもつかの間、島崎が現れ直子の頬を張った。刑事たちに式場から連れ出された島崎はその場を去ったが、検察庁の関係者が多い席でこの立ち振る舞いは、控訴審を控えた島崎にとっては情況を不利にするばかりだった。
由美子(紺野美沙子)がたまらず直子を抱きしめ、信人は2度と島崎のもとには戻さないと言い張るが、直子は島崎のことを案じて家に帰ってしまう。島崎は、直子に全てを明かしてしまった信人に対して怒りを爆発させた。

俊介(玉木宏)は島崎が何故父親を殺したのかを知り、直子との関係を修復して行った。その一方で、いづみは俊介に振り向いてもらえない心の隙間を埋めるように、暴走族と付き合うようになっていった。

信人は直子のため、島崎のために控訴審を受けさせようと努力した。島崎は信人が説得すればするほど、直子に辛く当たるようになっていた。「甘ったれれるのもいい加減にしろ!」こらえきれずに放った信人の一言に島崎がキレて殴りかかる。
と、そのとき間一髪でかわした信人の拳が、島崎の頬に飛んだ。
咄嗟のこととはいえ、信人の行動は迂闊だった。
「俺を殴ったことだけは忘れんなよ」島崎は不気味に笑ってその場を去った。
迫り来る控訴審の日程と信人の執着が空回りして、島崎が満州から抱き続けた"国家"に対する復讐心に再び火をつけてしまった。

突然、新聞記者が信人を訪問した。
投書の内容を確認したいと、取り出した中身には島崎への暴力と、娘の取り違えのおかげで島崎が無罪になったという内容が書かれていた。
信人は、暴力の事実を認め辞表を出す旨を記者に伝え、記事掲載の猶予を申し出た。それは、記事が明るみに出ることによって、いづみが取り違えの秘密に気づいてしまうことを防ぐためでもあった。
しかし、いづみの家出によって事態はあらぬ方向へ進んでしまう。信人と俊介が暴走族の中にいる、いづみを探し当てたとき事故が起きてしまう。病院で付き添う信人の時間は流れ、新聞の投書欄に島崎が書いた記事が掲載されてしまう。上司から理由を問われた信人は「訳はあります」とだけ述べ、検事バッジを外し深々と一礼すると検察庁を後にした。復讐の準備を着々と進める島崎と、職を辞して尚、島崎の説得を続ける信人。直子もまた、父の復讐を阻止しようとその理由をさぐりつつ島崎から離れようとはしなかった。
しかし、運命はここでもまた回転する。
いままで姿を現さなかった直子の母親が現れ、またひとつの真実が告げられてしまうこととなる。

伊勢湾台風で消息をたち記憶を失い、大竹と結婚した由美子は?直子に思いを寄せる俊介と島崎の関係は?信人に想いを寄せる美矢子は?そして、直子といづみは?様々な出来事とそれぞれの想いが交差する怒涛のクライマックス!そしてオリジナル版には無かった現代の直子といづみの『赤い運命』とは・・・。


なななんと、ハッピーエンドかっ!!

血を見ることになりそうだ。死を見ることになりそうだ。衝撃の結末になりそうだ。そう思ってみてきたけど、確かにどれも正解。ただ「衝撃の結末」に関しては、「衝撃! 思わぬハッピーエンド!!」となったわけです。

○石坂浩二さんのナレーションによる冒頭の語り

昭和34年9月26日。
この日潮岬西方より紀伊半島に上陸した台風15号は
各地に甚大な被害をもたらした。
すなわち、死者・行方不明5104名、
負傷者44004名、被災者概数153万。
いわゆる「伊勢湾台風」がこれである。

その日、生後間もない幼子を抱えた若き母親が、
嵐の中で消息を絶った。
それはまさに「運命の日」であった。

実の父親が島崎ではなく信人だということを知った直子。でも、あえて島崎を父親として慕うことにしたんですね。島崎が直子を置いて去ろうとした時も、直子はやはり島崎についていくと伝え、島崎はあまりの愛らしさに直子にすがりつくシーンがありました。実際直子という人物は、優しい娘であり本当に強い娘ですね。私はあの“血のつながらない親子の愛”に感動してしまったなあ。そして直子は、実の両親である信人と由美子とも少しだけ“血のつながった親子のひと時”を過ごしました。しかし、島崎についていくと決めた直子には、両親はもう何も言えず。それに引き換え、いづみはどうだ? “♪パラリラパラリラ~”の暴走族たちとつるんだり、相変わらず“お兄さま命!”で動いたりで、良いこと無しじゃないか! と思ったんだけど、信人の会話を盗み聞きして「彼の子供ではない」という事実を知った辺りからは同情心も芽生えて、その悲しみの気持ちが分かるような気がしたなあ。そりゃあとめどなく涙が溢れる気持ちも分かった。アパートの屋上から飛び降りたくなる気持ちも分かった、分かったさ。それは良いんだけど、何でいづみを助けようとした俊介が誤って落下してしまうんだ?(笑) 信人は落下寸前のいづみを腕一本で掴んで助けたよ? そうそう、島崎をグーで殴った時も思ったけど、信人は検事の割に結構タフな人だったよね・・・。

今回突然現れたいづみの母(岡まゆみ)。また厄介なことを引き起こすんじゃないかと思われたけど、まあ許せる範囲でした(基準は何って?)。それよりも、名古屋から勝手に吉野家へ向かった由美子を追いかけてきた、修三の方が怖かったなあ。彼もまた厄介なことを引き起こすに違いないと思われたけど、由美子に記入済みの離婚届を叩きつけて吉野家の外へ飛び出せば、その直後に交通事故に遭って間も無く他界。病室のベッドで由美子と会話していた時、死亡フラグの定番セリフを言ったもんだから、「嗚呼、湯布院・・・(『風のハルカ』ネタ)」と悲しい思いにもなったり。彼の怒りの衝動も、今回はさすがに分かる気がしたなあ。それから、美矢子がどうも一枚噛んでるんじゃないかと疑っていたけど、全くのシロでしたね、ごめんなさい。秋子は、最後まで良い人でした。まあ、園長が残した2人の少女の貴重な証拠を、すり替わったまま鵜呑みにしてしまった仕方の無いミスはあったけどね。ところで修三の法要が行われた際、出席した信人がそこを後にしようとする時に語られた石坂浩二さんのナレーションが、この物語における「運命のいたずら」の切なさを強調していたかのように思えました・・・。

○石坂浩二さんのナレーションによる中盤の語り

思えば全てはここから始まっていたのだ。
あの日。あの時。
この門を別々に出ていった2人の父と2人の娘。
その小さな偶然が、なんと多くの人々を
大きな運命の渦に巻き込んでいったことであろうか。

直子を一目見たい。立ち去り難くたたずむ信人であった。

最大の謎だった「島崎は何故俊介の父親を殺したのか?」の真相は、「満州への出兵時に自分らを見捨てて帰国した者たちへの逆恨み」でした。「殺されても仕方が無い」と言い続け、国家そのものを憎み続けた島崎の心は、大きなことは言えないけど客観的ながら共感しました。そして最後、河野總一郎(筒井康隆)の時局講演会会場の舞台袖に現れた島崎は、復讐のため刃物を向けながら河野に向かって突進! そこへ慌てて駆けつけた直子が立ちはだかり、刃物は直子の右腹部へ! しかし、直子は一命を取り留めました。良かったよ、“これ”で・・・。そんなこともあって、直子といづみはこれにて一応仲直り。その後、長く延期された(引っ張った)「錦堀傷害致死事件」の控訴審では、直子が島崎の弁護を買って出て、「父(島崎)に刺されることで、彼が無にした“戦後の31数年”を取り戻させ、そのために“復讐”という犯罪を止めさせたかった」と話しました。島崎は「悪かった。許してくれ。」と言って容疑を認め、第一審では河野を狙っているのがバレないように偽証していたことも告白しました。そして信人は、「国家の手による、個人に対する大きな犯罪の結果」と結び、島崎は「錦掘事件の傷害致死」と「河野襲撃未遂事件」で、後日「懲役7年」の実刑に処せられました・・・。

その後・・・。信人は弁護士に。俊介は検事に。直子に戻ったいづみは実母の店を手伝い、いづみに戻った直子は「白百合園」で子供たちの養育にあたりました。そして島崎は「贖罪(しょくざい)の念、顕著なり」と認められて5年後・昭和56年に繰り上げ出所し、彼を暖かく迎え入れた4人と共に、俊介の発案で満州旅行を決行。「全ての始まりは満州にあり」。それを実感するためでした。満州の大地を指差す島崎と、それを見る4人。信人は「一期一会」と地に刻み、それぞれの一期一会を心から噛みしめました。月日が流れて平成16年10月6日、島崎と信人は同じ日に死去。ここで、第1話の冒頭でも登場した「直子といづみが墓前で手を合わせるシーン」につなげてきました。そのシーンは、放送日と同じ平成17年10月6日。つまり、「両父親の一周忌」だったというわけですね。墓石には両人の名前と「一期一会」という文字が刻まれていました。直子といづみにとっては2人とも父親だったから、一つの墓に埋葬したのでしょうか? この結末が、「オリジナル版には無かった現代の直子といづみの『赤い運命』」だったのでしょうか? 「一期一会」・・・山口百恵さんの名曲でもある良い言葉が最後に登場しましたね。私の父親が百恵さんのファンで、その曲が入ったカセットテープを持っていたから知っていました。私もここで、皆さんとの「一期一会」を大切にしていきたい・・・。

○石坂浩二さんのナレーションによる最後の語り

父たちの一周忌である今日。
数奇な運命に翻弄された娘2人は、
父たちが半生を費やして戦った国家の犯罪を、
終生忘れずにいることを墓前に誓った。

戦後60年、彼女たちの戦いは今日から始まる。

長編ドラマだった「過去版」を凝縮してオリジナル要素も交えた「現代版」は、「展開が速過ぎた」とか「無理があった」等の意見も多かったとは思うけど、私としては良いドラマだったと思いました! 特に、島崎という難しい役柄を見事に熱演したふなこっさん(船越英一郎)。私はあなたを役者として尊敬します!

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「飛べない豚はただの豚だ(『紅の豚』より)」。そう言っているような気もする(笑)。

さて、ここで気になるのはやっぱり「過去版のキャスト」です。

○「赤い運命」・現代版と過去版のキャスト比較

【キャスト】
島崎直子  : 綾瀬はるか → 山口百恵
島崎栄次  : 船越英一郎 → 三國連太郎
吉野信人  : 榎木孝明 → 宇津井健
吉野いづみ : 佐藤千亜妃 → 秋野暢子
吉野俊介  : 玉木宏 → 南条豊
吉野剛造  : 神山繁 → 志村喬
大竹由美子 : 紺野美沙子 → 岸田今日子
大竹修三  : 渡辺いっけい → 前田吟
山村美矢子 : 麻生祐未 → 有馬稲子
下条秋子  : 伊藤かずえ→ 木内みどり 他

一部全く知らない方もいますが、こんなキャスティングだったんですね~。

・綾瀬はるかさんは、「オリジナル(過去版)を見ると意識してしまうから、
  あえて見なかった」といったコメントを某誌で語っていました。
  綾瀬さんにとっては、山口百恵さんはホリプロの大先輩でもありますね。
・島崎役は三國さんですか! かなり粗野で不気味だったみたい。
  その役を船越さんに任せたのは大正解! 少なくとも私の中では大ヒット!
  彼のおかげで大注目できました。ああ、ふなこっさ~~~ん!
・秋野さんによるいづみの意地悪さはかなりすごかったらしく、
  当時は現実でも叩かれて相当苦労なされたようで・・・。
  それを知ると、佐藤さんによるいづみはそうでもなかったなあ。
・修三に関しては、現代版の渡辺いっけいさんの方が合ってるんじゃない?
  いや、過去版は知らないけど、怪しい雰囲気はかなり良かった、と。
  憎んだりもしたけれど、私は平気です。「魔女の宅急便」風に(笑)。
・「赤い」シリーズに欠かせない、山口百恵さんの夫である三浦友和さんが、
  俊介役じゃなかったことにびっくり! なんと、そうでしたか!
  玉木さんが登場した時、「友和さん来た!」って思っていたけどさ!

「あるがまま・・・」さんの記事「赤い運命 旧キャスト」を、
  参考にさせていただきました。特に過去版のエピソード部分です。
  管理人のまこさん、グッジョブ!&サンキュー!

私はかなり過去版を見たくなりました! このリメイクシリーズが「過去版のPR活動」のようにも思えるのは私だけでしょうか? そんなわけで、「赤い疑惑」、「赤い運命」と続いてきたこのリメイクシリーズですが、年内にはそのラストを飾る「赤い衝撃」が放送される予定です。主演は深田恭子さんで、もちろんホリプロ所属です。また楽しませていただきましょう!

○関連記事「赤い運命・第1話」
○関連記事「赤い運命・第2話」

●現代版
「赤い運命」DVD-BOX
「赤い運命」DVD-BOX

「tell me how」

主題歌「赤い運命」(大竹佑季・「tell me how」のc/wとして収録)

「赤い疑惑」DVD-BOX 「赤い疑惑」
「赤い疑惑」DVD-BOX/書籍「赤い疑惑」(石松愛弘, 関えり香, 浅野美和子)

●過去版
「赤い運命」DVD BOX
「赤い運命」DVD BOX

「赤い疑惑」DVD-BOX

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2005.10.06

赤い運命・第2話

「TBSテレビ放送50周年ドラマ特別企画」である、「赤い運命」の第2話を見ました。

○TBS「赤い運命」・公式サイト
http://www.tbs.co.jp/a-unmei/

10/04~06の3夜連続で放送されるSPドラマです。今回は2夜目!

○キャスト&スタッフ(公式サイトより)

【キャスト】
島崎直子  : 綾瀬はるか
島崎栄次  : 船越英一郎
吉野信人  : 榎木孝明
吉野いづみ : 佐藤千亜妃
吉野俊介  : 玉木宏
吉野剛造  : 神山繁
大竹由美子 : 紺野美沙子
大竹修三  : 渡辺いっけい
山村美矢子 : 麻生祐未
下条秋子  : 伊藤かずえ 他

【スタッフ】
製作 ホリプロ,TBS
制作 ホリプロ
企画協力 大映テレビ
監修 春日千春,野添和子
原作 佐々木守,長野洋
脚本 関えり香
企画 小田信吾(ホリプロ)
プロデューサー 菅井敦(ホリプロ)
長坂淳子(大映テレビ)
井上竜太(ホリプロ)
演出 国本雅広

○「赤い運命・第2話」あらすじ(公式サイトより)

東京地方裁判所で被告人・島崎栄次に対する「錦堀傷害致死事件」の第一回公判が開かれた。信人が起訴状を読み終え、裁判官が島崎に公訴事実を確認を促すと、突然無実を主張し始めた。理由は、娘・直子へ信人が行った尋問だという。
新聞は島崎を悲劇の主人公とし、女子高生に精神的苦痛を与えた検察側の新しい拷問だとする記事を掲載した。
大竹の言動から、島崎をたきつけた張本人が夫だと察知した由美子は、本当の家族の所在を知りながら、その距離を遠ざけることとなる。

いづみは、父・信人を困惑させている張本人は直子だと責めたてた。俊介(玉木宏)が直子を庇えば庇うほどいづみの嫉妬心をあおってしまうことになる。剛造(神山繁)は、俊介に直子と付き合うなと意見するが口論となり、俊介の父親を殺したのが島崎であることを口走ってしまう。 余りにも衝撃的な真実を知った俊介は、どうし様もない気持ちを抑えきれず荒れたる。

そんなとき島崎は、拘置所の中で面白い話を聞く「あの日、病院で手当を受けていた若い奴がいた・・・」確かに若い男はぶっ飛ばしたのは覚えているが、殺したとされる奥田かどうかは分からない。弁護士・美矢子(麻生祐未)は、島崎の話から病院を調べ始めた。

直子は島崎が、何故証言を翻したのか知りたかった。
島崎の口から出た言葉は、事件の事ではなく、輝かしい筈の青春時代を過酷な満州で過ごし、終戦と共に裏切られた父の壮絶な体験記だった。
この時、直子は娘である自分が父を信じなければと強く心に誓うのだった。

第二回公判は、検察側の決め手として直子が喚問されることとなった。
直子の真摯な証言が島崎の心だけでなく信人の心まで揺らした「今、あの男から娘を取り上げたら島崎は確実に破滅する・・・」。
危険な要素をはらみつつ、家族それぞれの運命が交差する。
直子との真実を聞かされた俊介の恋、嫉妬に駆られ直子に辛くあたりだしたいづみ、信人と直子を思いながら大竹の元へ帰らねばならない由美子。
さらに、追い討ちをかけるような出来事が直子に降りかかり物語は急展開する。


むむっ、小さく急展開っ!!


「思ったよりはあっさり?」といった感じではあったけど、とにかくほぼ全ての登場人物たちに「運命のいたずら」の秘密が知れ渡りました。直子の父親は、島崎ではなく信人。いづみの父親は、信人ではなく島崎。なるほど、そうだったのかっ!(わざとらしい?)

ストーリーの感想の前に、オープニングについて先に書いておきましょう。紀伊半島に上陸した伊勢湾台風(台風15号)の黄色く古ぼけた実録映像が流れ、ナレーションの石坂浩二さんによりその時の状況が紹介され、主題歌に入っていきました。青色の海から波が打ち寄せて、赤色のバックで「赤い運命」というタイトル画面が登場。こちら東海地区では、放送直前に「アサヒ本生(ラベル)&アサヒ本生アクアブルー(ラベル) [色いビール付き]」のCMが流れたんだけど、すぐ後に出るオープニング映像を見計らってのCM投入かと思ったり(偶然ですよね)。この主題歌「赤い運命」がなかなか良くて聴き入っちゃったんだけど、作曲はベテランの三木たかしさんだと分かって納得! 歌は、第28回ホリプロスカウトキャラバン「ラブミュージックオーディション」でグランプリとなった大竹祐季さん。またホリプロか!(笑) ドラマ制作上モロにホリプロの息がかかっているだけあって、綾瀬はるかさんとか佐藤千亜妃さんとか船越英一郎さんとか和田アキ子さんとか、もう目一杯“ホリプロ三昧”ですな。こんなところでも納得!

今回は島崎の殺人疑惑にまつわる裁判がメインでした。裁判シーンにナレーションの石坂さん・・・「白い巨塔」を思い出すなあ(偶然にも「色を含んだタイトル」で共通してるし)。島崎は突然無罪を主張し始めて、法廷で闘った結果「無罪」。喜び合う島崎と直子に乾杯! そうなんですよ、なぜかあの血のつながらない2人のことを応援してしまうんですよ。どんな仕打ちをしても尽くしてくれる我が娘(実は違う)を可愛く思い始め、拘置所の壁に「直子」と文字を刻んでいたわったり、外に出て早く会いたいと願ったり。ステキじゃん! このままで良いじゃん! でも、既に真相を知って食い付く信人にとっては、そうはいかず・・・。結局「運命のいたずら」とやらで、最終的には直子を巡って島崎と信人が一騎打ち。でも島崎が信人の前で土下座したりすがりついたりしてまで、直子を欲しがったんですね。この際いづみは置いとこう(笑)。直子が良いのさ、良過ぎなのさ、ってことでゴメン!

その他、主要人物以外について。まず俊介は今まで無かったような気性の荒い一面が見られましたね。でも直子が好き好き、大~好き! いづみは嫉妬嫉妬、激しくし~っと! 島崎と決着でもつけるんでしょうか? 次に剛造は危篤で倒れてしまい、信人が何も説明せずに病院へ連れて来させた直子の手を握らせて「お父さん、いづみですよ。あなたの本当の孫ですよ。」と告白。続けて直子に「君が本当の吉野いづみだ」と告白(そりゃあ驚くわな)。剛造はそれを理解した所で他界(涙を流しつつ)。「おじいちゃま~」と泣きじゃくる通称“いづみ”こと本当の直子(君のおじいちゃまじゃないのさ~)。剛造は信人他のせいでかき回された形になったわけで・・・。さらに、裏で動いて真相をバラした修三。あなた(渡辺いっけいさん)は「風のハルカ」で大分県湯布院の「由布岳」とお相手してなさい!(笑) とボケてもみたけど、今回気になったのはこんなところでしょう。

ストーリーはまだ終わりません。島崎が何故俊介の父親を殺したのか? この先伊勢湾台風のようなすごい展開が待ち受けているのか? そして「赤い運命」の結末は?  その辺りがかなり見ものです。

最後に一言。ステキだったぜ、ふなのりの、ふ、ふっ、ふなこっさ~~~ん!
(これが言いたくてしょうがなかった。それも運命?)

○関連記事「赤い運命・第1話」

●現代版
「赤い運命」DVD-BOX
「赤い運命」DVD-BOX

「tell me how」

主題歌「赤い運命」(大竹佑季・「tell me how」のc/wとして収録)

「赤い疑惑」DVD-BOX 「赤い疑惑」
「赤い疑惑」DVD-BOX/書籍「赤い疑惑」(石松愛弘, 関えり香, 浅野美和子)

●過去版
「赤い運命」DVD BOX
「赤い運命」DVD BOX

「赤い疑惑」DVD-BOX

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2005.10.05

赤い運命・第1話

「TBSテレビ放送50周年ドラマ特別企画」である、「赤い運命」の第1話を見ました。

○TBS「赤い運命」・公式サイト
http://www.tbs.co.jp/a-unmei/

○イントロダクション(公式サイトより)

1974年の『赤い迷路』から1980年の『赤い死線』まで10作続いた『赤いシリーズ』。

昭和を代表するビッグスター・山口百恵演じる主人公が、様々な困難を乗り越え、愛の尊さを知って懸命に生きる様を描いたこのシリーズは、当時、視聴者の圧倒的な支持を得て、今もテレビドラマ史に堂々とその名を刻んでいます。

そして、2005年・・・。
この『赤いシリーズ』を大々的にリメイクした石原さとみ主演の『赤い疑惑』に続いて、待望の第2弾『赤い運命』がついにこの秋放送します。
綾瀬はるか主演の『赤い運命』は、運命の悪戯から人生をすり返られてしまった2人の少女と、彼女たちを取り巻く大人たちの葛藤と再生を描いていきます。
孤児院で育ったヒロイン・直子(綾瀬はるか)にとって、「家族」は何にも代えがたい「幸せの象徴」。だからこそ直子は「お父さんだから」というだけの理由で、殺人犯の島崎(船越英一郎)を信じ抜く…。島崎=父親=家族をひたすらに守り、信じる姿は視聴者の共感、感動を呼ぶことでしょう。
どうぞご期待ください。

10/04~06の3夜連続で放送されるSPドラマです。今回は1夜目!

○キャスト&スタッフ(公式サイトより)

【キャスト】
島崎直子  : 綾瀬はるか
島崎栄次  : 船越英一郎
吉野信人  : 榎木孝明
吉野いづみ : 佐藤千亜妃
吉野俊介  : 玉木宏
吉野剛造  : 神山繁
大竹由美子 : 紺野美沙子
大竹修三  : 渡辺いっけい
山村美矢子 : 麻生祐未
下条秋子  : 伊藤かずえ 他

【スタッフ】
製作 ホリプロ,TBS
制作 ホリプロ
企画協力 大映テレビ
監修 春日千春,野添和子
原作 佐々木守,長野洋
脚本 関えり香
企画 小田信吾(ホリプロ)
プロデューサー 菅井敦(ホリプロ)
長坂淳子(大映テレビ)
井上竜太(ホリプロ)
演出 国本雅広

石原さとみさん主演の第1弾「赤い疑惑」はいろいろと忙しくて見られなかったけど、綾瀬はるかさん主演の第2弾となるこの作品は見られそうなので、三夜に渡って注目することにしました。

○「赤い運命・第1話」あらすじ(公式サイトより)

昭和34年9月26日、紀伊半島に上陸した伊勢湾台風は五千百余名もの死者行方不明者を出し各地に甚大な被害をもたらした。
その日、生後間もない幼児を抱えた若き母親が、嵐の中消息をたった。

昭和51年のとある日、養護施設「白百合園」が原因不明の火災に見舞われた。業火の中、園長があわてて持ちだそうとした2つの小箱から中身が飛び出した。助けに入った消防士が、園長の悲痛な叫びから、とっさに中身を拾い上げ小箱の中身を元に戻した。
その時まさに、過酷な運命の歯車が回りだした。
園長が命がけで守り通した小箱には、青山圭子(佐藤千亜妃)が伊勢湾台風のおり決壊した堤防付近で発見された事が書いてある封書と、小鳥刺繍のケープが・・・。若杉京子(綾瀬はるか)と書かれた小箱からは、昭和36年に「白百合園」前に遺棄された幼児である事と、父親の島崎栄次(船越英一郎)は殺人罪にて服役中と記された封書と、水天宮の守り札が入っていた。
白百合園に勤める秋子(伊藤かずえ)が、新聞に掲載されていた行方不明者の消息を探す記事に"小鳥のケープ"とあったことから、吉野信人(榎木孝明)に連絡をいれた。圭子は信人の子・いずみと判断される。
いづみ発見の吉報に祖父・剛造(神山繁)も喜んだ。
一方、京子の目の前には父親を名乗る島崎栄次(船越英一郎)が現れた。
出所間もない島崎は、そのまま京子が圭子と暮らしていたアパートへと転がり込んでしまう。こうして圭子は検事の娘・いづみとして、京子は元殺人犯島崎の娘・直子として引き取られた。

島崎は、ある人物に恨みを持ち積年の計画を実行するという目的があり、直子との暮らしは格好の隠れ蓑だった。
ある夜、アパートにふらりと戻りゴロッと寝転んだ島崎をかいがいしく介抱する直子が、脱がせたジャンパーの袖に付いた血に気づきハッとする。
無言で血を洗い流しながらも、不安を募らせる直子の耳に、テレビから殺人事件のニュースが飛び込んできた。目撃者の証言から、容疑者らしき男の容姿は父・島崎と瓜二つだった。

信人の幼馴染で弁護士の美矢子(麻生祐未)も、いづみが吉野家に戻ったことを喜んだ。しかし、今だ行方不明の妻・世津子(紺野美沙子)への想いを抱き続ける信人に美矢子はその想いを打ち明けるきっかけすら失っていた。ある日、信人がいづみを伴い、世話になった礼を述べるため白百合園の理事を務める大竹由美子(紺野美沙子)を訪れた。信人の目の前に行方不明だった妻・世津子としか思えない女性が現れた。その由美子には、建設会社を経営する大竹(渡辺いっけい)との間に2人の子供がいるという。悲しみと疑惑が信人の心をかき乱す・・・真実は何処にあるのか?

いづみを介して吉野家の養子・俊介(玉木宏)と直子は出会い惹かれて行く。密かに俊介に憧れを抱いていたいづみは、そのことに気づき失意のもと涙する。孫娘を溺愛する剛造は、いづみを案じて信人に呟いた「俊介と結婚させ吉野家を継がせようと思っていたのに・・・」こっそりその話を聞いてしまったいづみの中から、幼馴染の直子が消えた。

そんな頃、島崎が逮捕され送検され検事には信人が任命された。
しかし、情況証拠こそ揃っていても決め手を欠く検察側は、娘・直子を参考人として喚問した。
「お父さんは殺人なんかしていません」真摯に応える直子の姿に、信人は心うたれた。結果、決め手がないまま拘束期限も迫り、島崎は不起訴となる。

娘・直子のけなげな行動に島崎の心に"娘と暮らしたい"という願望が芽生える。それは、島崎の計画を妨げる要素となるのと同時に、荒みきった島崎を変えていくのに充分な力となっていた。「きれいな身体になって娘と暮らしたい・・・」その願望が膨らみ島崎は自首した。新聞にも「島崎自首」は大きく取り上げられ、直子は近所の人たちからも蔑んだ目で見られるようになってしまう。島崎の弁護は、国選弁護人の美矢子が担当することとなるが、記録を調べるうちに俊介の父親を殺害した事を知る。

2人の少女が新しい生活を始めたのと同時に、俊介との恋、信人の妻・世津子の謎、島崎の殺人と様々な出来事が重なり合い、その歯車は次第に大きく動き出して行く。


これは面白いぞよっ!!


放送開始3分で、それを悟りました。以後大注目。

「すりかえられてしまった、二人の未来・・・」。何という運命のいたずら! 園長が保管していた小箱の中身がすりかわったせいで、2人の少女の運命が大きく分かれてしまいました。かたやお金持ちの家に、かたや犯罪者の家に。いったいどうなってしまうんでしょう?

・・・とカッコ良く語ってみたものの、やっぱりこれを現代になって見ると、いろいろと言いたいこともあるわけで。まず、同じ日に2人の少女が父親と名乗る人物に連れていかれました。あっさり我が子と認める父親。あっさり実の親と信じる少女たち。とりあえず疑ってよ、怪しいじゃん! もし今だったら、髪の毛一本からでも分析できる「DNA鑑定」を一発かませば、“赤い運命”なんかをたどらずに“白黒”はっきりするというのに。でも「昭和のストーリー」だからそうはいかず。私も嫌なヤツで、どこかに平成のニオイ(物や景色)が出ていないかどうかを懸命に探してみたり(笑)。

直子、君は本当に心のキレイな娘だ! 犯罪者の父親(実は違う)にどんな仕打ちを受けても、「もう一人になるのはイヤ」と言ってついていこうとする姿を見て、心が温まったよ・・・。いづみ、お前は本当に心のキタナイ娘だ! 検事の父親(実は違う)たちに可愛がられていい気になり、直子に「お兄さんには近付かないで」とか「ドブネズミ」とか言ったりする姿を見て、心が乱れたよ・・・。2人の少女と2人の父親を傍から見て、「ああ、やはりこの(あの)親にしてこの(あの)子か」と思ったよ・・・。私が「さすらいのメッセンジャー」という役を引き受けて、4人に向かって拡声器で真相を教えてあげたいくらい(笑)。

ふなこっさん!(島崎役の船越さん) あなたの演技はもう素晴らし過ぎ! さすがは「2時間ドラマの帝王」だね! 直子に向かって、言い責めたり、手を出したり、挙句の果てにはちゃぶ台ひっくり返しちゃったよ。その熱演ぶりに大笑い大拍手を贈っちゃったよ。そんなふなこっさん、じゃなかった島崎も、直子があまりにも自分を気遣ってくれるから、心が随分と揺らぎ始めていましたね。本当は良い人・・・いやいや、殺人罪で長くムショ生活を送った男だから、大っぴらには共感できないけど。とりあえず、ふなこっさんの演技が今回一番の見どころでした!

気になったのは、ふなこっさん島崎が病に倒れた時に看病にあたった女医の、和田アキ子さんの演技。なんか棒読みっぽくて唖然としてしまったんですが・・・。同局の名作ドラマ「スクール・ウォーズ」の頃は、夫役の梅宮辰夫さんと仲良く元気にやっていたじゃない? あの時の勢いはどうしたのですか! “アッコにおまかせ!”じゃないんですか! とか書いていると見えないキックを浴びそうなのでこの辺で(苦笑)。

今後の展開が楽しみです。早めに衝撃の事実が判明しますように・・・(叶わぬ願い?)。

●現代版
「赤い運命」DVD-BOX
「赤い運命」DVD-BOX

「tell me how」

主題歌「赤い運命」(大竹佑季・「tell me how」のc/wとして収録)

「赤い疑惑」DVD-BOX 「赤い疑惑」
「赤い疑惑」DVD-BOX/書籍「赤い疑惑」(石松愛弘, 関えり香, 浅野美和子)

●過去版
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日経エンタテインメント!「第1回エンタ!検定」を受検

巷で大流行の「エンタ!検定」を受検してみました!

○日経BP社「日経エンタテインメント!」・「第1回エンタ!検定」
http://ent.nikkeibp.co.jp/ent/kentei/

○「エンタ!検定」とは?(上記サイトの説明文を抜粋)

この検定サイトは、総合エンタテインメント流行情報誌の日経エンタテインメント!11月号(10月4日発売)の特集「平成17年 第1回 エンタ!検定」と連動しています。検定を受けるにあたって、名前や住所などの個人情報を記入する必要はありません。どなたでも何回でも受検できます。友達や家族、恋人と競い合ってみてください。ほとんどの問題が3択式で、引っ掛け問題やなぞなぞはありません。純粋に知識を問うものです。1つ1つの問題は比較的簡単なものが多いのですが、すべてのジャンルを知ってる人は稀有でしょう。詳しい解答、解説は発売中の日経エンタ!11月号に掲載してあります。

【受検の前に】
・映画・音楽・本・テレビ・芸能の05年トピック中心の出題です。
・制限時間は30分ですが、超過しても特に問題はありません。
・解答が分からない問題はそのまま飛ばして結構です。
・1問1点で100点満点のテストです。
・問題を解き終えたらすぐに採点、全国ランキングも分かります。
・高得点者にはあの旬な人気女優が祝福してくれます。


風のようなスピードで解答し、約10分ほどで完了しました。さて結果は?


○「第1回エンタ!検定」結果

+++ 第1回 エンタ!検定 成績発表 +++

あなたの総合得点は68点  全国平均 60点
全国順位(10月5日 1時現在)
2345位(10370人中)
--ジャンル別得点表 ---------------
    0_________10__________20点
映画 ■■■■■■■■■■■■■■■
テレビ■■■■■■■■■■■■■■■■
音楽 ■■■■■■■■■■■■
書籍 ■■■■■■■■■■■■■■■
芸能 ■■■■■■■■■■
-------------------------

--講評---------------------
あなたは「エンタの玄人」
あなたは忙しい仕事や勉学のかたわら、世間の流行情報チェックを怠らない努力家に違いありません。ジャンル別にみると、「テレビ」が好きですね。「映画」「音楽」「書籍」「芸能」は平均的に知っています。仲間内で、あなたの好きなジャンルの話題になった場合、率先して盛り上げましょう。情報は発信する人に集まってくるものです。ちなみに、解答の傾向としては、特に「海外」ネタに詳しいですね。
-------------------------


まあまあ、がむばったな、自分! \(^o^)/


「2345位」っていう数字の並びが、いーね、いーーーねっ! どうせなら「1234位」が良かったけど(笑)。


「講評」に一つ一つ回答をしてみました。

・あなたは「エンタの玄人」 →「エンタの神様」を狙ったんだけど(ないない)。
・努力家に違いありません。 →私自身そう思っています。ありがとう!
・「テレビ」が好きですね。 →だからこんなサイトをやれてます。
・平均的に知っています。 →昔から何においてもそうでした。
・率先して盛り上げましょう。 →オッケェー! フゥー!(笑)
・情報は発信する人に集まってくるものです。 →ものすご~く分かります。
・特に「海外」ネタに詳しいですね。 →実はそうでもない(苦笑)。


自己分析してみました。解答した後にでも見てください!(nページ目【正答数/問題数】)

・1ページ目【10/10】
全問正解! ムフフ~♪ っていうか、かなり余裕ッス!
・2ページ目【14/22】
ひらがなで答えてしまった! 合っていたのに! 「この○は誰?」は知らん!(笑)
・3ページ目【8/12】
ランキング系は結構強いのだ。あの男問題は、崇拝していないから間違えた(苦笑)。
・4ページ目【10/12】
ドラマ好きならここで結構稼げます。あとは、CMやら女性やら。燃えたぜ(萌え?)。
・5ページ目【11/13】
東京のテレビ局巡りを2回ほどやっている私にとっては、ものすごく簡単でした。
・6ページ目【8/16】
半分か・・・。映画系は結構弱いことが判明。音楽系で上手く点が取れた。
・7ページ目【7/15】
半分以下か・・・。株式・株主にまで目を向けていないです、はい・・・。

総合得点【68/100】


なかなか面白かったです。皆さんも気軽に受検してみてはいかが?

※blogを持っている方は、是非受検して記事にしてみてください。
  ゲストの方は、良かったらここで結果を貼り付けて教えてください。
  目指せ満点!

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2005.10.04

チリヌルヲワカ・アルバム「イロハ」でデビュー

深夜にある音楽番組を見ていたら、「チリヌルヲワカ」というバンドの1stアルバム「イロハ」のCMが流れたんです。ボーカルの女性と3人の男性による4人組バンドらしく、ある持ち歌を演奏する映像が流れていたんです。それで、ギターを弾きながら歌うその女性。どう見てもどう聴いても「GO!GO!7188(ゴーゴーナナイチハチハチ)」のユウ(中島優美)にそっくりなんだよなあ・・・。なんて思っていたら、激しくビンゴでした! “ユウが参加する個性派バンド”なんだってね。うわ~知らなかった! あちゃ~チェックが遅過ぎた! とりあえず唱えておこう、いろはにほへとちりぬるをわか・・・(笑)。

「イロハ」
チリヌルヲワカ「イロハ」

○「チリヌルヲワカ」公式サイト
http://www.breast.co.jp/chiriwaka/
○Excite ミュージック「チリヌルヲワカ」
http://www.excite.co.jp/music/closeup/0509/chiriwaka.dcg
○Excite ミュージック「チリヌルヲワカ」
 [GO!GO!7188の中島優美が率いるバンド「チリヌルヲワカ」が遂に始動!]
http://www.excite.co.jp/music/story/34511/
○BARKS「チリヌルヲワカ」
 [全員主役の新人バンド、チリヌルヲワカの全貌が、ここに明らかになる!]
http://www.barks.jp/feature/?id=1000012008
○「GO!GO!7188」公式サイト
http://www.breast.co.jp/gogo7188/

○「チリヌルヲワカ」とは?(「Excite ミュージック」の記事を抜粋)

2005年、GO!GO!7188のユウ(Vo&G)を中心に結成された新バンド。メンバーは、The Collectorsのメンバーであり、LOVE JETS、TEXA STAXISなどにも参加している豪腕ドラマー、阿部耕作。スネオヘアー、椎名林檎、トッド・ラングレン、ACIDMANなどの仕事で知られるセッション・ベーシスト、イワイエイキチ。そして、今回オーディションで選ばれた20歳のギタリスト、宮下治人(MIMITTO)の4人。バンドにおけるニックネームは、それぞれ「チリちゃん」、「ヌルヲ先輩」、「リーダー」、「ぼっちゃん」とのこと。9月28日、1stアルバム『イロハ』にて、正式デビュー。

これらの記事で全てが分かりました。なるほど、「実力派バンド」とも言えるし、「個性派バンド」という感が強いバンドです。ちなみに試聴もしたところ、CMで流れていた持ち歌はアルバムの1曲目「カスガイ」でした。そう、この曲でグッときたんだよなあ・・・。どこか椎名林檎の楽曲を感じさせる部分があるんだけど、それはユウのソロワークの形態が似ていたり、イワイエイキチが椎名林檎本人とのセッション歴があることからも言えそう? さらに、アルバム「イロハ」のジャケットにも書かれている、「イロハ」と「チリヌルヲワカ」のカタカナを組み合わせた漢字風の文字。これがまた不気味でしょうがない(笑)。

あらゆる面で強く印象付けられたチリヌルヲワカ。すごいバンドが久々に現れちゃったよ?

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「眞鍋に学べ」・もすかう&ひとり同窓会

タレントの眞鍋かをりさんを「blogの女王」と慕う私ですが、今回もまた面白い情報を提供してくれて、私も面白い体験ができました。きっかけはもちろん、眞鍋さんのblog「眞鍋かをりのココだけの話」。「眞鍋に学べ」とは、誰が考えたか、良くできた言葉だ~!

○眞鍋かをりのココだけの話・9/25「恋の」
http://manabekawori.cocolog-nifty.com/blog/2005/09/post_2259.html

O-ZONE(オゾン)「Disco-Zone~恋のマイアヒ~」
O-ZONE(オゾン)「Disco-Zone~恋のマイアヒ~」

記事自体は、タイトルの「恋の」で察しの通り、いろんな意味で話題になっている曲「恋のマイアヒ」について書かれたもの。これまで私の中で、「恋のマイアヒ」関連については「書いたら負け」という妙な抵抗心があったので(何故だろう?)、この記事でもそれについてはスルーします(ほんと、何故だろう?)。そしてその他の内容について、2つの面白情報がモロにヒットしました!

・「もすかう」

(眞鍋さんがネットで見つけたという空耳系Flash動画)
コレ、やばい!!!!!
とにかくセンスが素晴らしいです。
マイアヒをはるかに超えてるとオイラは思う。


オイラもそう思ったよ!(笑)


○笑いシーク
【 http://www.waraiseek.jp/ 】
○笑いシーク・「もすかう」
【 http://www.waraiseek.jp/flash/base/1125147531.php 】
(いずれもURL表記のみにしておきます)

「もすかう」と呼ばれる歌の元は、ジンギスカン(Dschinghis Khan)の「めざせモスクワ(原題『Moskau』)」。日本が出場をボイコットした、1980年のモスクワ五輪を記念して作られた歌です。「Moskau」の本来の読みが「もすかう(モスコゥ)」であるわけなんだけど(「モスコミュール」の「モスコ」ね)、この空耳日本語や絵的表現のセンスがかなりイケてて笑う笑う! 私的には、「わたしゃ はっはっ 春です(絵)」、「おっさんボートでへーこらほー」、「(『天空の城ラピュタ』のムスカが)ピザ実質3000円」、「コイツって完全体(絵)」、「ハイスピーディ ブーン」、「A4 テリーマン」で、見事にツボった!(笑) いや~、これ良いよ? 「恋のマイアヒ」も良いけど、“♪わたしゃ こっちこっち 好きです~”って感じで“♪あっはっはっはっは”ですよ? お馴染みのAAキャラが総出演しているから、“Aベッコォー”がやったような抱き合わせの商品展開はされないだろうけどね?

・「ひとり同窓会」

(眞鍋さんがこんなことをおっしゃっております)
過去の同級生やバイト仲間などの名前をグーグルで検索して、
ヒットしたページから本人を探す。それだけ。
単純ですが、コレやってみるとけっこう楽しいのよ。

同じようなことはやったことがあります。似た言葉に「エゴサーチ」がありますね。

○はてなダイアリー「エゴサーチ」
[【egosearch】自分の名前やハンドル等をネットで検索すること。]
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%a8%a5%b4%a5%b5%a1%bc%a5%c1

この検索遊び、後々申し訳無い気分になると思って長いことやらなかったんだけど、久々にちょっとやってみました。ターゲットにしたのは小中学生時代の同級生で、パッと浮かんだのが「県内の有名進学校へ行った人」。現在すごい人になっていそうだと思ったのでね。まず、ある同級生の名前で検索したところ、中国のサイトの妙な本文にばかりヒットしたため問題外で却下(笑)。次に別の同級生の名前で検索したところ、ありふれた名前だからたくさんヒットし過ぎて絞りきれず(笑)。「なるほど、同姓同名が少なそうな同級生にした方が良さそうだな?」と思って、ちょうどそれに該当する同級生の名前で検索したところ、ついにヒット! しかも、ある企業の社員インタビューコーナーに写真付きで掲載されていて、お顔を拝見したら間違い無くその同級生の面影あり! 「こんな形で出会えるなんて!」と深く感動すらしたのですが・・・。


典型的なオッサンになってた。


「以下略」としておきましょう(笑)。

そして自分。「ひとり同窓会」と言えども、やはり私自らが出席しなくては。そう思って自分の名前で検索したところ、まず“同姓同名のオイラ”による本の著者を発見。次に“同姓同名のオイラ”による写真付きのペットショップ店員を発見。さらに検索を続けたところ・・・。


本当のオイラ、見つからねえ・・・。


つまり、同窓会は「欠席」扱いです(苦笑)。なんか悲しい~。でもリアルの同窓会にも長年出席していないからなあ~。「グーグル神」は私の行いをしっかり見ていたか? よし、こうなったらもっと同級生を探してみよう! そんな意気込みで、今日も「ひとり同窓会」を楽しんでいるのであります。ああ、虚し(笑)。


というわけでね、まあ感情の起伏はあったけどね、“blogの女王”こと眞鍋かをりさんのおかげで、また楽しいネットライフを過ごすことができましたよ。ほんと、サンキューです!

「眞鍋かをりのココだけの話」
書籍「眞鍋かをりのココだけの話」

○関連記事「ココログ・女性ブロガーたちが大活躍」
(眞鍋かをりさんを激しくヨイショ!)
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/08/post_44f6.html
○関連記事『「@nifty BB Festa 2005」へ行ってきました(後編)』
(眞鍋かをりさんを生で拝見!)
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_f50a.html

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いいとも2005年秋祭・リアルで1リットルの涙

昨夜放送された、フジテレビ系特番「笑っていいとも!2005秋の祭典SP」。略して「秋祭(あきさい)」。春にも同じ内容の特番(春の祭典・春祭)をやるんだけど、これから始まる各連続ドラマのキャスト陣を一同に集めて、面白コーナーで遊びながらドラマの番宣に力を入れちゃうという、そんな構成です。間違ってないでしょう?

「いいとも祭典」・優勝ドラマチーム一覧

2001年・春祭: 「新・お水の花道」チーム
2001年・秋祭: 「スタアの恋」チーム
2002年・春祭: 「整形美人。」チーム
----(ここまでは、あまりドラマ自体を見ていませんでした)
2002年・秋祭: 「天才柳沢教授の生活」チーム
2003年・春祭: 「マルサ!!」チーム
2003年・秋祭: 「白い巨塔」チーム
2004年・新春祭 「FIRE BOYS め組の大吾」チーム
2004年・春祭: 「離婚弁護士」チーム
2004年・秋祭: 「ラストクリスマス」チーム
2005年・新春祭:「優しい時間」チーム
2005年・春祭: 「曲がり角の彼女」チーム
2005年・秋祭: さあ、優勝チームはどのチームなのか?

今回優勝を勝ち取ったのは、主演の沢尻エリカさん他による「1リットルの涙」チーム! 陣内孝則さんがチームを引っ張って、薬師丸ひろ子さんや錦戸亮くんも頑張っていたみたいです。最後はその陣内さんが、ラスト恒例のテーブルクロス引きを見事に成功させたみたいです。かなり良かったみたいですね!

他のドラマチームは、「危険なアネキ」、「鬼嫁日記」、「大奥~最終章~」、「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」で、他には「笑っていいとも!チーム」で、計6チームの戦いだったみたいです。恒例となったアーチェリー対決では、「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」チームの稲垣吾郎さんが200点を連発して、3本討って500点を取ったみたいです。同じSMAPのメンバー・木村拓哉さんの記録を塗り替えたみたいです。他のコーナーも合わせて、かなり盛り上がったみたいですね!

さて・・・。ここまでで「みたいです」ばかりだったことに気付きましたでしょうか? 実は私、放送30分前の時点では「テレビを付けてスタンバイOK!」の状態でいたのに、その直後にちょっとした疲れもあって痛恨の爆睡! 「はっ!」と目覚めてテレビを見た時は番組終了直後の23:30頃で、陽気に流れるCMに悲しみを感じつつテレビを消して再び就寝。優勝チームのドラマのタイトルじゃないけど、まさに「1リットルの涙」を流したような気分になりましたよ(苦笑)。新ドラマの番宣見たさもあって、ある時期から欠かさず見てきたというのに、非常に残念・・・。ということで上記の結果内容は、早朝に起きてネットで情報を集めてまとめたものです。これで一応見た気になったような。でも絵的なイメージが全く浮かばないような。知人が録画しているかもしれないので、可能であれば後からでも見ようと思います。まあ、記事としては「1リットルの涙」も含めて上手くまとまっているでしょう?(笑) それにしても、「1リットルの涙」ってかなり本命なんじゃないの?


○「いいとも祭典の私的法則」
「春祭・秋祭で優勝したドラマは、後々『予想外に良かった』という評価につながる」

つまり、「最高評価」にはなり得ないというマイナスの法則です(苦笑)。
さあ、今回優勝した「1リットルの涙」は?

○関連記事「いいとも祭典の私的法則」 → 当たり
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/04/post_7.html
○関連記事「いいとも2004年秋祭・ラスト大本命が来た!」 → 当たり
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/10/post_4.html
○関連記事「いいとも2005年新春祭・寺尾聰ショー」 → 当たり
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/01/post_12.html
○関連記事「いいとも2005年春祭・彼女たちが勝利」 → 当たり
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/04/post_c500.html

※2005/11/04追記
11/03(文化の日)にこちら東海地区で再放送があり、優勝までを確認できました!
○関連記事「1リットルの涙・第4話」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/11/post_351f.html

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2005.10.03

ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」がオリコン初登場1位!

オリコンの2005/10/03付のアルバムランキングで、ミスチルことMr.Childrenの「I ♥ U(アイ ラブ ユー)」が、初動売上68.7万枚(週間推定売上数:686688枚)で初登場1位を獲得しましたっ! 予想通りの首位だったけど、間違い無く今月10月中に早くも100万枚を突破しそうですね!

「アイ ラブ ユー」
Mr.Children「I ♥ U(アイ ラブ ユー)」

○ORICON STYLE「ミスチル、倖田來未がWで初動50万枚突破!」
http://www.oricon.co.jp/music/topics/chart_t050927_01.html

○「ミスチル、倖田來未がWで初動50万枚突破!」の記事本文を抜粋

今週のアルバムチャートでは、Mr.Childrenの12thアルバム『I ♥ U』と、倖田來未初のベストアルバム『Best~first things~』が1位、2位を獲得。初動(発売1週目)での売上はそれぞれ68.7万枚、55.9万枚と、2作ともに50万枚を突破。異なるアーティストによるアルバム2作がともに初動で50万枚突破したのは、2001/7/16付に倉木麻衣と平井堅がそれぞれ『Perfect Crime』と『gaining through losing』で記録して以来、4年3ヵ月ぶりと、近年稀に見るハイレベルな中での首位争いとなった。

Mr.Childrenにとって、アルバム首位獲得は、2001年7月のベスト盤『Mr.Children 1992-1995』から4作連続、通算では9作目。首位獲得数は、チェッカーズ、GLAYと並び、男性グループ(3人以上)、歴代1位タイとなった。

一方、倖田來未にとって、今回の順位、売上枚数ともに自己最高(最高位、初動売上、累積売上はすべて、今年2月に発売された4thアルバム『secret』が最高で、3位、18.6万枚、49.7万枚)。特に売上は、2月に発売されたBoAのベストアルバム『BEST OF SOUL』の初動48.9万枚を抜く、今年の女性アーティスト最高の初動売上記録、及び今年初の初動50万枚突破となった。

ちなみに、同サイトで現在3曲のPVが見られます!
(「Worlds end」・「and I love you」・「Sign」)
○ORICON STYLE「Mr.Children『遂にリリースされるニューアルバム! PVも到着!!』」
http://www.oricon.co.jp/music/special/050921_01.html

今回の首位獲得には、「4作連続・通算9作目・首位獲得数が歴代1位タイ」という3記録も含まれていたんですね。すごいぞミスチル! それにしても、日本のトップアーティストであるミスチルでさえも、初動売上はこの数字。一昔前は初動で100万枚突破は当たり前の時代だったけど、現在はネット音楽配信やら何やらで売れにくくなったんでしょうね。それを考えると、2005/06/29にミスチルのシングル「四次元 Four Dimensions」と共にリリースされた、ケツメイシの4thアルバム「ケツノポリス4」の初動売上94.8万枚という数字がすごいように思えます。

○ORICON STYLE「ケツメ、今年最高の初動売上&100万枚目前!」
http://www.oricon.co.jp/music/topics/chart_t050705_01.html

「四次元 Four Dimensions」 「ケツノポリス4」
Mr.Children「四次元 Four Dimensions」/ケツメイシ「ケツノポリス4」

それから、冒頭で「(ミスチルが)予想通りの首位」と書いたけど、実は倖田來未のベスト盤「Best~first things~」もすごく好調だったんですよね。ミスチルのアルバムが出た頃に、どのCDショップを回ってもミスチルとは別に倖田來未の特設コーナーがあって、多くの人がCDを手に取っていましたからね。結構良い勝負だったと思います。

「Best~first things~(DVD付)」 「Best~first things~(通常盤)」
倖田來未「Best~first things~(DVD付)」/「Best~first things~(通常盤)」

ケツメイシと倖田來未は、かなり前に地元名古屋で行われた音楽イベントライブで初めて見たんだけど、あれから本当にビッグになったもんだよなあ・・・。その割に2組の音楽はあまり聴けていないので、機会があれば一気に聴こうと思います。まずは売れに売れている上記のアルバムから聴き始めようかな。そして機会があれば、音楽イベントライブの想い出と共に感想記事を書こうと思います。

といったところで、忘れちゃいけない。ミスチル、初登場首位おめでとう!

○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」発売決定&DOME TOUR決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/08/post_bb2f.html
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」収録曲決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_51a2.html
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」購入!』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_d5e7.html
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」全曲感想』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_7c14.html

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2005.10.02

ファイト・実生活でもファイト!

2005/03/28(月)から2005/10/01(土)まで半年間に渡って放送されてきた、NHK・朝の連続ドラマ小説「ファイト」が、ついに幕を閉じました。

○NHK・連続テレビ小説・公式サイト
http://www.nhk.or.jp/asadora/
○Yahoo! テレビ・「ファイト」特設サイト
http://tv.yahoo.co.jp/tv_show/nhk/fight/

普段は出勤の関係で見られない朝ドラだけど、今回の「ファイト」についてはかなり異例で、ある時期から何気無くほとんど見てきました。実は今年春に出向先が変わったんだけど、そこの社内食堂にテレビが設置されていて、昼の再放送分をずっと追い続けてこられたんです。私としては歴史的事件(笑)。

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毎回15分のドラマで、毎回1分も使うオープニング。これを見るのも最後か・・・。最終週(162回)のサブタイトルは「やさしいえがお」。ドラマの舞台が群馬県高崎市だからか、テーマ音楽を演奏するのは群馬交響楽団。私は音楽担当の榊原大さんによるこのテーマ音楽が本当に大好きでした! 自然の美しさと美しいオーケストラが融合して、素晴らしい世界を生み出していました。やっぱり自分、ピアノがメインの音楽に弱いかも・・・。

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優(本仮屋ユイカ)と太郎(瀬川亮)が離れることになり、三年半後からスタート。大学を卒業して、ジョンコ牧場をオープンすることにした優は、街頭でのチラシ配りの最中にある絵描きさんを発見。優を見て「いらっしゃ~い!」。おぉ! 題字やタイトル画を担当した、“サイバラ”こと西原理恵子さんだよ~! これまでにエンディングで発表された数々のイラストと共に、最終話でゲスト出演を果たしました。ここで既に感動~。優もそのイラストたちを気に入ったようで、「家族と動物たち(私が名付けました)」のイラストを手にしたようです(後にジョンコ牧場で飾っていました)。ちなみに、そのイラストたちは公式サイト等で全て見られます。一枚一枚に添えられた一言メッセージも良いですよ! そしてジョンコ牧場オープンの日は、身内と知り合いだけが集まりました。太郎の姿はそこにはなく・・・。

ちなみに西原さんは、ここでは特に言いませんがちょっと複雑な過去を持つ方で(優に一部似てる?)、随分前にそれを雑誌で知って以来応援し始め、そしてファンになりました。ほのぼのとしたイラストも好きだけど、毒吐きまくりのコメントなんかも好き(笑)。「恨ミシュラン」というサイバラ的グルメ評価本は、かなり笑わせてもらいました。「ぼくんち」「ちくろ幼稚園」も読んだなあ。最近では「毎日かあさん」問題で話題になりましたが・・・。

○関連サイト・西原理恵子公式サイト「鳥頭の城/Saibara Riezo Official Site」
【 http://www.toriatama.net/ 】

「恨ミシュラン(上)」 「恨ミシュラン(下)」
恨ミシュラン(上)/恨ミシュラン(下)
それでも行きたい 恨ミシュラン史上最強のグルメガイド
(サイバラの関連作品は、どれも評価が高くてほとんど5つ星!)

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そこへ一台の大きなトラックが! なんと、太郎が北海道からジョンコの子を連れて戻ってきました。そして、再びこの地に滞在すると・・・。太郎は「俺は、お前と同じ夢を見たいんだ。一緒にいたい、優。」と言い、優と抱きしめ合いました。素直に喜びながら涙を流す優。バックでは再び感動のテーマ音楽。すごく感動した・・・。

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一年後、ジョンコ牧場にはこんなにたくさんのお客さんが! 優は満面の笑顔を浮かべました。そして最後に、優によるこんなナレーションが・・・。

私はこの場所を、もっともっと笑顔でいっぱいにしたい。
そして、私は信じている。
「みんな、みーんな、幸せを掴む力を持っているんだ」って。

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毎回オープニングで見られた「太陽と右手」を、ラストシーンへ上手くつなげてきました。最後の最後は「優が馬に乗って野道を行くシーン」で終わり、西原さんによる最終週のイラストが出て完結しました。うん、良いドラマだったっ!

いろんな出来事がありました。優は、地元の高校に入学・ソフトボール部で活動・高校を休学・旅館「駒乃館」で仲居・高校へ復学・村上厩舎でバイト・乗馬クラブで労働・大学に入学・そしてジョンコ牧場オープンと、高校生になってからは良い経験を積んできました。またその裏では、父親・啓太(緒形直人)のバネ工場が不正疑惑で一時閉鎖になったり、村上厩舎が閉鎖のピンチに追い込まれたり、母親・亜沙子(酒井法子)が出産で悩んだりと、数々の困難もありました。でも最後は全て丸く収まり、優も笑顔を見せてくれて本当に良かった! ジョンコ(サイゴウジョンコ)という名馬を演じたあの元競走馬「ダンスアワルツ」には、「助演動物賞」でも贈りたいですね。番組発のあの名曲「サイゴウジョンコの歌」は、CDになるのかな? なったのかな? なってほしいなあ!

また、優の弟・檀(田中冴樹)の無邪気な姿も可愛かったです。優と檀って、本当の姉弟みたいに顔が似てるんですよね。やがて生まれた希(のぞむ)も、三年半後のシーンでは檀役の田中冴樹くんが演じていて、これまた顔がそっくり(当然?)。そうそう、亜沙子の母親・佳代(三林京子)の面倒見も忘れてはならないところ。それから、優を取り囲む周りの人たちも良かったです。「村上厩舎」では、馬主・西郷(藤村俊二)、調教師・村上(田村高廣)、そして太郎。「駒乃館」では、隆行(児玉清)、絹子(由紀さおり)、敏美(三原じゅん子)、大和(おかやまはじめ)や、度々訪れた琴子(川原亜矢子)、川崎(山口馬木也)。学校関連では、友人の里夏(垣内彩未)や岡部(三浦春馬)、担任の真理先生(佐藤仁美)や里夏の父親・黒木(渡辺徹)もいました。黒木は啓太のバネ工場閉鎖にも大きく関係していたなあ。そのバネ工場の従業員たちも理解ある人ばかりだったなあ。そういえば、特別出演として騎手の武豊さんも出ていたなあ。さらに挙げればキリがないけど、とにかく優は出会いに恵まれていたと思います!

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優が街頭で手にした「家族と動物たち」のイラストです。ほのぼの~♪

「ファイト」の脚本を手掛けたのは、近年ではフジテレビ系ドラマ「僕の生きる道」や「僕と彼女と彼女の生きる道」を担当したことでも名高い、橋部敦子さん。私の地元・愛知県の出身です。それらの過去作品での良さを信じて見ていたけど、「NHK朝ドラ」にしてはどこか「民放ドラマ」を感じさせる面白いストーリーに、私はやはり高く評価しました。それから、TBS系ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」で初めてまともに演技を見た優役の本仮屋ユイカさんは、このドラマでも半年間本当に良い演技を見せてくれました。彼女は女優としてまだまだ成長していけると思いますね。こうして終わってしまったわけだけど、「NHK朝ドラ」をあまり見てこなかった私の視点では、「ファイト」は「てるてる家族」(主演は石原さとみさん)以来の秀作ドラマだったと思います。「ファイト」っていうタイトルで実生活でも“ファイト!”と励まされもしたし、何よりある時期からほぼ毎日見てこられた事実もあるし、かなり想い出に残るドラマになりそうです。「ファイト」、ありがとう!

「ファイト (1)」 「ファイト (2)」 「ファイト (3)」
「ファイト」1~3巻(橋部敦子)

「ファイト」NHKドラマガイド 「ファイト」サウンドトラック
「ファイト」NHKドラマガイド/「ファイト」サウンドトラック(榊原大)

「ファイト」西原理恵子イラスト・ポストカード集1 「ファイト」西原理恵子イラスト・ポストカード集2
「ファイト」西原理恵子イラスト・ポストカード集[1・2]

○関連記事「てるてる家族・感動のグランドフィナーレ」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/03/post_7.html
○関連記事「天花・花は咲き乱れた?」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/09/post_30.html
○関連記事「わかば・若葉の芽は育った?」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/03/post_29.html
○関連記事『「ファイト」を昼休みに楽しむ生活』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/04/post_27d0.html

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2005.10.01

新blogスタート(風にあずけて/電車でblog!)

新blogスタートの告知記事です。

○新blogスタート「風にあずけて」

http://plaza.rakuten.co.jp/adswind/

「風にあずけて」というblogを「楽天広場」でスタートしました! 内容は、日々気になる話題の商品を探しては、「楽天アフィリエイト」の活動の一環として紹介していくblogです。ここでも「楽天アフィリエイト」を展開中ですが、その活動の幅が比較的狭いので、「楽天広場」のスペースで広く展開することを考えました。今後は「あずスタ」で書く記事と連動させて、「楽天」でも商品を探せる仕組みを作っていきます。

「楽天アフィリエイト」を幅広くやるなら、「楽天広場」でやるのが一番! そう考えた上での安易な結論です(笑)。「あずスタ」では「Amazon.co.jp」の活動をメインにしているので、「楽天アフィリエイト」をあまり混在させたくない気持ちがずっとありました。そこで専用blogを用意して、そのスペースで書いた記事とこちらで書いた関連記事をトラックバックで結べば、上手く連動できそうだと考えました。私の興味のツボも分かる(バレる?)と思うので、特に楽天ユーザの方は常日頃訪れては購入検討をしていただきたく思います!

ところで、blogのタイトル「風にあずけて」は、私が大好きなバンド「advantage Lucy」の代表曲である、「風にあずけて」から採りました。上手い具合に私のハンドルネーム「あず」が中心にあるし、爽やかなイメージのあるフレーズだし、良い感じ?

○新blogスタート「電車でblog!」

電車でblog!
http://trainblog.seesaa.net/

「電車でblog!」というblogを「Seesaa ブログ」でスタートしました! 内容は「電車に関する体験記」を書き綴っていくblogです。これまでにたまったたくさんの実話を「回想日記」として展開していきます。

正しくは「再スタート」で、以前は「goo ブログ」で同じ内容のblogを公開していました。しかし、「goo ブログ」は仕様面や管理面で不満が多くて・・・。ココログを熟知している分、どうしても一つ一つ比較してしまい、そのたびに制限で悩まされ・・・。私的な「goo ブログ」の印象は、「日々気ままに書く日記用」といった感じですね。デザインテンプレートも多いし、初心者でも気軽に始められて気軽に楽しめる利点はあると思います。私は中級者なので、カスタマイズの自由度が高くて気軽に使えそうな無料blogスペースが欲しかったわけです。

そこで問題になってくるのは、「どのblogサービスを選ぶか?」。私はそういったシステム系に携わる一業界人なので、その知識を活かして実は先月ずっと裏で模索していたんです。それで消去法で絞っていった結果、「Seesaa ブログ」と「アメーバブログ」と「某blogサービス(内緒)」が残りました。思ったより楽に絞れたけど、それって逆に問題ありだと思いますよ、対象のblogサービスさん?(内緒) ちなみに、本当は「ココログ」でも良かったけど、blogを複数持つには有料版の「ココログプラス/プロ」にプラン変更しなければならないため、却下しました(ここはケチりました。いずれ導入するかもしれないけど。)。そしてさらに絞っていった結果、やはりカスタマイズの自由度が高そうなところに大きく着目し、「Seesaa ブログ」を選ぶことにしました! 幸いなことに、「Seesaa ブログ」でblogをやっているネット友達も多いので、いろいろと情報を共有しながらやっていけると思ったからです。これも大きかったかな?

「Seesaa ブログ」をとりあえず軽く試用してみたけど、「ココログ」に匹敵するサービス内容で使うのがなかなか面白い! 選択はひとまず「間違いではなかった」と言えそうです。こうして他のblogサービスも知ることで、元々大好きな「ココログ」にサービス上の提案や改善意見の提出ができるという利点もありますね。「電車でblog!」は、ほとんどが実話だけに読んで結構楽しめると思いますよ!

ところで、blogのタイトル「電車でblog!」は、あまり遊んだことのない電車シミュレーションゲーム「電車でGO!」からひねって作りました。それだけ読むと、「電車でblogを書いたり読んだりするの?」と思われたりして(苦笑)。ひとまずそのタイトルで“発車”して、いずれ記事内容の傾向が偏ってきたら、改名することも考えています。安易に「電車話」とか、陽気に「トレインブログ」とか。「電車男」っていうのは、全く考えていないから(笑)。

テレビ業界では、この10月は「番組改変期」にあたるけど、ここ「あずスタ」は特に改変させることなく、また今まで以上に楽しんでもらえる記事やデザイン等の工夫を取り入れて、できる限り最高の状態で展開していきます。そんな「あずスタ」の応援を求めつつ、今回新たにスタートした2つの姉妹blogたちもよろしくお願いします!

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