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2005.09.30

映画「世界の中心で、愛をさけぶ」

“セカチュー”こと「世界の中心で、愛をさけぶ」の映画版が、昨日9/29にTBS系で放送されました。これが記念すべき地上波初放送! 原作小説に基づいて昨年2004年5月に公開されたこの映画。7月には早くもドラマ化されました。私はドラマ版先行派だけど、“ドラマ→映画→原作小説”と本来の発表の逆順で楽しむことに決めて、実はドラマ版終了後の年末辺りに映画のレンタル版を見ました。「いつか映画版の感想を書こう」と思っていたけど、「地上波で放送されてから」と決めて待っていたら半年以上も経過していたみたい(笑)。私的使用目的で既に録画してあるのに、「地上波初放送」に惹かれてついついDVDレコーダーに録画しながら、ほぼリアルタイムで見ました。好きなんですよ、この作品自体が・・・。

○goo 映画・映画版「世界の中心で、愛をさけぶ」のあらすじ
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD5008/story.html
○Yahoo! JAPAN・映画版「世界の中心で、愛をさけぶ」
http://aiosakebu.yahoo.co.jp/

・原作 片山恭一
・出演
大沢たかお(松本朔太郎) 柴咲コウ(藤村律子)
森山未來(松本朔太郎・高校時代) 長澤まさみ(広瀬亜紀)
山崎努(重蔵) 他(順不同)

○映画版「世界の中心で、愛をさけぶ」・あらすじ(「Yahoo! JAPAN」より)

映画版「世界の中心で、愛をさけぶ」では、小説ではほとんど語られることのなかった、成長し大人になった主人公・朔太郎のストーリーを大幅に追加。映画のオリジナル部分である「現在の愛との対峙(たいじ)」と原作小説にある「過去のアキとの甘くせつない純愛」が織り成すアンサンブル・ストーリーとして再構築されている。

物語は、大人になった朔太郎(大沢たかお)の婚約者・律子(柴咲コウ)が失跡するところから始まる。律子の行き先が四国だと知り、そのあとを追う朔太郎だったが、そこは初恋の相手・アキ(長澤まさみ)との思い出が眠る場所でもあり、朔太郎はしだいにその思い出の中に迷い込んでしまう……。

サク(高校時代の朔太郎:森山未來)とアキの初恋は甘く淡いものだった――二人は一緒にラジオ番組に投稿したり、ウォークマンで声の交換日記のやりとりをしたり、無人島への一泊旅行をしたりと、二人にとってはすべての一瞬が永遠のように感じられた。

ところがアキが不治の病であることが発覚し、運命が急転する。懸命に生きようとするアキだが、直面する現実は避けられない。一方、サクは、アキのあこがれだったオーストラリアの神聖なる土地・ウルルにアキを連れていく計画を思いつく。しかし病院を抜け出した二人は、空港に向かうも、アキは飛行機に乗ることなくロビーで倒れてしまう……。

――現在。思い出の迷宮をさまよう朔太郎と律子は、やがて、隠れていた「真実」を手繰り寄せる。そして、かつて伝えられることのなかったアキの最期のメッセージが、十数年の時間を超えて朔太郎のもとへ届くこととなる……。

愛する人の死。未来を紡ぐ愛――
愛する人の「死」と生きていくために渇望する「愛」が織りなす、純愛タペストリーの誕生。

高校時代、「声の交換日記」を楽しんでいたサクとアキ。そのアキが入院した後、アキに頼まれて高校のサクの下駄箱へカセットテープを届けていたのは、同じ病院で入院していた女性の娘で、アキとそこで仲良しになった少女。なんとその少女が律子だった! その律子が事実上最後となるカセットテープを届ける際に交通事故に遭ってしまい、サクへ渡せないでいた・・・。大人になったサクと律子は、当時一度だけ会ったことのある事実も知らぬまま“運命の再会”。そして律子が現代になってそのカセットテープを部屋で発見し、「自分のせいで“あの二人”の関係を壊してしまった」と責めながら、17年ぶりに香川県にある高校のサクの下駄箱へ向かった・・・。そして二人は、当時アキが行きたがっていた“世界の中心”オーストラリア・ウルルへ向かい、彼女の最後の望み通りにそこで遺灰をまいた。

(オーストラリア・ウルルの丘陵にて)

サク「ここに来て、“世界の中心”がどこにあるか分かった気がする。」

(律子が小瓶を開け、中に入っていたアキの遺灰をサクの両手へ乗せた。
 サクと律子が見守る中、遺灰は風に舞って瞬く間に消え去った。
 それは、アキが得意だった手品のように・・・。)

律子「手品みたい」
サク「アキらしいな」

(エンディング)

サクとアキの恋に律子が関係していたという意外な事実! それが判明する辺りで驚かされ、またそこに面白みがあると思います。高校時代のサクとアキがウルルへ向かおうとした際、空港のロビーでアキが倒れてしまい、サクが抱きかかえながら「助けてください!」と叫ぶ名シーンはあまりにも有名ですね。その後サクはアキがいる病院へお見舞いに行くんだけど、無菌室のドアをそっと開けると、そこには白血病の影響で髪の毛が全て抜け落ちてしまったアキが! このシーンも本当に驚きました。そして最後は、ウルルの広大な景色と共にエンディング。「感動の名作」と言われるのが分かるような気がします・・・。ただこの映画版の主人公は、サクというよりかはサクとアキを見てきたオリジナルキャラの律子のような気がします。

さて私的な視点で、「原作が同じであっても、似て非なるもの」と思っている映画版とドラマ版の二つを比較してみます。映画版はとにかく展開が速く、サクとアキが楽しく「声の交換日記」を楽しんでいる時間も束の間で、すぐに悲しみのストーリーへ切り替わっていくのが特徴です。それに対してドラマ版は、オリジナルストーリーを含めつつ全11話の中で二人でのシーンが存分に描かれ、その後ゆっくりと悲しみのストーリーへ向かうのが特徴です。そしてこれらの作品間において、異なる点がいくつもあることも大きな特徴です。

○映画版とドラマ版の異なる点(主なもののみ紹介)

・現代のサクの恋人
 映画版 :過去・サク(森山未來)&アキ(長澤まさみ)
      現代・サク(大沢たかお)&律子(柴咲コウ)
 ドラマ版:過去・サク(山田孝之)&アキ(綾瀬はるか)
      現代・サク(緒形直人)&明希(桜井幸子)

・アキのフルネームの表記
 映画版 :広瀬亜紀(長澤まさみ)
 ドラマ版:廣瀬亜紀(綾瀬はるか)

・写真館の老人
 映画版 :重蔵・重じい(山崎努)
 ドラマ版:松本謙太郎(仲代達矢)
 (重蔵は“サクと親しい老人”。謙太郎は“サクの実の祖父”。)

・サクとウルルの関係
 映画版 :律子と一緒にアキの遺灰をまきに行った。
 ドラマ版:高校の修学旅行で初めて行き、後にアキの両親と行った。

・アキとウルルの関係
 映画版 :夢島で見つけたカメラに収められていた写真を見て行きたくなった。
 ドラマ版:修学旅行で行けず、サクが撮ってきた写真を見て行きたくなった。

「どちらが良いか?」という“禁断の質問”にあえて答えると、私としてはドラマ版の方が好きでした。映画版に比べて、サクとアキが普通に楽しく過ごしていた時間を長く感じられたからです。それはストーリーの総時間も当然関係するわけですが。逆に言えば、この作品の映像化にあたっては映画版の約2時間でなく、ドラマ版の総時間以下、あるいは数回に渡るSPという形が良かったということです。さらに言えば、ドラマ版は映画版での設定をいくつか受け継ぎながら、「良くぞあそこまで感動的に仕上げた」ということで強く賞賛しています。サクやアキの他に家族や仲間や先生にまでスポットが当てられたことや、名曲「朔と亜紀」を始めとした心に残るBGMが多かった面でも、ドラマ版の方が一歩上だと思っているんですね。こういった評価の違いについての逆パターンの例は、同じく原作小説から映画版とドラマ版が生まれて話題になった「いま、会いにゆきます」。この作品も終盤で意外なエピソードが明かされるけど、それまでの表のエピソードを忘れないうちに裏のエピソードを知れるところから、約2時間に収めた映画版の方が良かったと思いますね・・・。こうして「世界の中心で、愛をさけぶ」の映画版とドラマ版の比較はしたけど、それは「どちらも見て強く感動した」という事実があってこそここで言えた意見だと思ってください。皆さんはいかがだったでしょうか?

それにしても、「声の交換日記」って、良いものですよね。その媒体がウォークマン(商標名)になるわけだけど、ラジカセを前にして雑音が入りつつも懸命に声を吹き込む姿を見て、何とも言えない青春の初々しさみたいなものを感じました。今やケータイやネットを使ったリアルタイムのやりとり(会話&メール)が実現できるわけで。媒体がアナログからデジタルに代わっていき、便利になり過ぎていく世の中を逆に惜しむ気持ちにもなり、全くもって妙な感じです・・・。さて、“ドラマ→映画→原作小説”の楽しみ方で、ようやく「映画」まで来ました。実はいまだに原作小説を読んでいません(苦笑)。数々のサイトで紹介されている書評を読むと、意外にも不満の声が多くて「読んで自分もそうなったらどうしよう?」という不安な気持ちがあるからで・・・。とは言っても、やっぱり一度は読んでおきたいものです。できれば、“世界の中心”で寝転がりながら・・・。

○関連カテゴリ「世界の中心で、愛をさけぶ」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/sekai-ai/
○本館サイト「adsTV-web」内・「世界の中心で、愛をさけぶ」ファンサイト
http://homepage1.nifty.com/sodey/adstv/orange/sekai-ai/

「指先の花―映画『世界の中心で、愛をさけぶ』律子の物語」
・「指先の花―映画『世界の中心で、愛をさけぶ』律子の物語」

・主題歌「瞳をとじて」(平井堅)
・「世界の中心で、愛をさけぶ」オリジナル・サウンドトラック完全版

ドラマ DVD-BOX 映画 DVD 原作小説
・ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」DVD-BOX
・映画「世界の中心で、愛をさけぶ」DVD
・原作小説「世界の中心で、愛をさけぶ」(片山恭一)

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ココログの管理画面リンク集

ココログ用に、「ココログの管理画面リンク集」を作りました。

【管理】

【記事の作成】

【デザイン】

【設定】

【記事検索(管理用)】



 






要するに、管理画面の「ブログ」内のページを機能毎にまとめたものです。
「プロ(有料)」の画面を元に作成しているので、
プランによっては“無効リンク”になります。

なお、「マイフォト(プランによる)」、「マイリスト」、「コントロールパネル」は、
ユーザによって違うので反映しませんでした。

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2005.09.28

advantage Lucy・アルバム「Echo Park」リリース

advantage Lucy(アドバンテージ・ルーシー)の、4年ぶりとなるフルアルバム「Echo Park(エコー・パーク)」が、本日9/28にリリースされました! 「Amazon.co.jp」で注文したそのCDが今日届いたので、現在ループ演奏中です。うれしい! っていうか、Lucyの音楽たちに再会できて、泣きそうになった・・・。

「Echo Park」
advantage Lucy「Echo Park」

01. グライダー
02. spur line
03. Anderson
04. 朱い夏
05. 遠い日
06. 潮騒
07. is this love?
08. splash
09. planetaria
10. everything
11. time after time

2005.09.28
DDCZ-1179
\2,500(no tax)

「『advantage Lucy』って何?」という人が悲しくも多いと思うので、ここで軽くご紹介。まず、1995年に「Lucy Van Pelt(ルーシー・ヴァン・ペルト)」という名前で結成されました。バンド名は、マンガ「ピーナッツ」(スヌーピー等で有名)に出てくる女の子の名前(ルーシー)が由来です。その後、版権の関係で改名して「advantage Lucy」になりました。この名前は、以前リリースしたミニアルバムのタイトル「advantage Lucy」をそのまま採用した形です。インディーズで活躍し、一度は東芝EMIからメジャーデビューを果たしたけど、数年後事情により再びインディーズへ。そして、インディーズレーベル「solaris records」を設立し、現在に至っています。つまり、今回リリースされたニューアルバムはそのレーベルの作品です。

メンバーは、アイコさんと石坂義晴さんの2人。元々雑誌「rockin’on(ロッキングオン)」で知り合った5人でスタートしたけど、坂本和子さん、福村貴行さん、番場要さんの3人が順に脱退され、現在の2人が残りました。ちなみに私は、番場さんがいた3人組の時に知りました。その雑誌で呼び掛けを行ったLucyの生みの親でもある福村さんは、数年前にこの世を去られました・・・。

2000/04/11。名古屋・栄にある「タワーレコード名古屋パルコ店」にて、店内でずっと流れていた軽快なポップが気になり、試聴コーナーで「advantage Lucy」のCD・2nd ALBUM「station」と初対面。翌日2000/04/12に、改めて別の場所で「station」を購入した。全10曲、さまざまな曲調の楽曲を楽しむことができる。アルバムの全曲中半分以上気に入った場合に、そのアーティストを評価し始める私だが、Lucyはこの私的規定を軽々とクリアした。つまり、自分に合うアーティストに、また新たに出会えたということである。

これが、Lucyとの出会いをまとめた私の過去の記録です。現在はインディーズバンドだけど、メジャーバンドとしても活躍したこのバンドは確かに実力があります。エレキ色の強いロックではなく、アコギな雰囲気の軽快なギターポップなので、多くの人が気軽に聴けると思います。私も知った当時は本当にハマってしまい、名古屋のライブハウスでのオムニバスライブに何度か行きました。仕事の関係で東京での長期出張生活を送っていた時も、上手く日取りを調整して新宿のライブハウスでのオムニバスライブに一度行きました。それほど大好きなバンドでした。

Lucyの音楽を、もっともっと多くの人に聴いてもらいたい! そんな思いが増大したので、数年前に内輪向けで公開していたファンサイトを、再公開することに決めました! 是非一度読んでみて、Lucyのことを少しでも知ってください。そして気になったら、是非一度Lucyの音楽を聴いてみてください。特にタワーレコードやHMV等の音楽通が集うCDショップで、きっと出会えるはずです!

○advantage Lucyファンサイト「Take Advantage!」(本館「adsTV-web」内)
http://homepage1.nifty.com/sodey/adstv/blue/lucy/
※デザインがカワイイ系なのは、数年前に作った際の複雑な理由による「仕様」です(笑)。
 私が常日頃書いている音楽批評に共感を持ったことのある人なら、
 Lucyの良さを分かってもらえると思います。私を信じて、是非!

さて、私の“暗黙の義務”として、ニューアルバム「Echo Park」の全曲感想を書かずにはいられません。別記事でしっかり書いていこうと思います! 後日公開!!

「Have a Good Journey the best of advantage Lucy 1996-2000」
advantage Lucy「Have a Good Journey the best of advantage Lucy 1996-2000」

(Lucyのベスト盤。入門編としては最適の一枚です!)

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Google創業7周年~ググるグーグル~

検索サイトのGoogle(グーグル)が創業7周年を迎えたそうで、恒例の「トップページのロゴ変更」が7周年を記念したデザインになりました。現在はもう見られなくなっているけど、「Google」が「Goog7e」になって7つのショートケーキが並べられた“Google's 7th Birthday”バージョンでした。この記念ロゴって、毎回結構凝ってて楽しめるんですよね。Googleによれば「ロゴの転載は禁止」らしいので、残念ながらここでは紹介できません。見たい人は、そのGoogleで画像検索でもして探してみてくださいね。

○関連サイト「Google ロゴ使用」(過去の記念ロゴがいくつか見られます)
http://www.google.co.jp/intl/ja/holidaylogos.html

Googleは同時に、「検索インデックスを大幅に増やし、あらゆる検索エンジンに比べて3倍以上多くした」と、自社のblogで明らかにしました。目安としては、1998年の創業時の1000倍以上らしいです。

○関連記事・Google Blog「We wanted something special for our birthday…」
(英文記事です)
http://googleblog.blogspot.com/2005/09/we-wanted-something-special-for-our.html

Googleといえば、私は1999~2000年(2年目辺り)に「『goo』より検索結果が的確」という噂を聞いて使い始め、今日に至るまでメインで使ってきました。確かに的確で、期待以上の結果を出してくれることもありますね。

「あずスタ」では「SEO(サーチエンジン最適化)」を意識した記事作りを心掛けているため、いろんなキーワードによる検索結果でそれらの記事が上位に表示されることも割と多く、アクセスアップのお世話になっています。その割に、「PageRank(ページランク:GoogleによるWebページの重要度指数)」は長いこと「4」のまま。さらに頑張って規模を拡大、いや良質な記事を書き続けて、素人系Webページとして一歩上の位置付け「5」を目指したいですね。

また、現在Googleのアフィリエイトサービス「Google AdSense」にも参加して活動中です。これは「クリック保障型(クリックされた回数によって報酬が発生)」の広告だけど、クリック単価が割と高いからなかなか重宝していて、毎月のネット代をその報酬でカバーできています。とは言っても、まだ支払い最低限度額の100米ドルに達していないから、報酬をもらっていないままの「見込み計算」なんだけど(苦笑)。参加者自らによる「不正クリック」や巧みに誘ってクリックさせようとする「クリック誘導」(「広告」や「PR」といった紹介は許可)等がプログラムポリシーで厳しく禁止されているので、活動にはそれなりの配慮が必要です。まあ与えられたコードをそのままWebページに貼り付けて、不正行為を行わないようにすれば良いでしょうね。

      

その他、最近ではいろんなサービスを展開したり、企業活動も盛んで常にネットニュースで話題になっています。いろんな検索サイトがあるけど、私はGoogleが一番信頼できるし活用することも多いかな。ネット検索することを“ググる”なんていう俗語で表現する人も多いことだし(ほぼGoogle検索に限定)、検索サイト界ではいまだにトップレベルなんじゃないかな。さて、すっかり忘れていたけど、Google7周年、おめでとうございますっ! 今後もまたここの記事をたくさん拾ってね!(笑)

ちなみに、「Google」をGoogleで検索したら、「Google」が最上位に表示されました。当たり前か、無駄なことをやっちまったようだ・・・(苦笑)。

○関連記事『「Google AdSense」を導入しました』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/08/post_86e5.html
○関連記事『「Googleサジェスト」日本語版~検索の新しいカタチ~』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/03/post_12.html

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2005.09.27

本日のナナちゃん(2005/09/27)

名古屋の待ち合わせスポット「ナナちゃん人形」とは、
名鉄セブン前で立っている高さ約mの巨大マネキン人形です。
季節ごとに衣装替えするナナちゃん、本日の姿は・・・。

緑黄色野菜みたいなエプロン系衣装。 8(*^^*)8

05092701

これはどういうことかと言いますと・・・。明日9/28よりオープンする名鉄百貨店本店の「フードターミナル フレッシュステーション」のキャンペーンらしいです。ナナちゃんの腹の部分には「フレッシュ・ステーション Open」という文字が書かれ、また野菜の絵も描かれていました。そして天井には、同じく広告用の垂れ幕がたくさん下がっていました。「愛・地球博」が終わったばかりだけど、その時の緑系の広告が外されてまた新たな緑系の広告が付けられたというわけです。今年の愛知県のカラーは緑色らしい・・・(笑)。

説明によれば、「駅前メルサ地下1階が、名鉄百貨店本店[メルサ館]地下1階、生鮮食品とお惣菜などの『フレッシュ・ステーション』に生まれ変わってオープン。」となっています。キャッチコピーは「旬の店が、やってくる。旬の風が、ふいてくる。」。オープン前日となる今日の夜は、「プレオープン」として既にオープンしていて、チラシ等を配ったりして盛り上げていました。「フレッシュステーション」のぱっと見のイメージは、ゴタゴタとしていて暗かったフロアを、キレイに整理して明るくしただけ? どうなんでしょう?(苦笑)

明日の正式オープン以降、どうなるかが見ものです。また改めて行ってみようっと!

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2005年夏ドラマ視聴率ランキング

2005年夏ドラマの、平均視聴率ランキングを発表します!

※計算対象:21:00~24:00の時間枠で放映される民放の連続ドラマ。
  ただし、2クールにまたがるドラマ、シリーズものの常連ドラマは、一部対象外。
  平均視聴率は、加重平均ではなく単純平均(全視聴率の和÷放送回数)。

○関連記事・「2005年夏ドラマ・レビュー方針」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/07/post_a14b.html

順位 タイトル 平均視聴率/放送回数 最終話 前回比
1位 電車男 21.03 /11 25.5 1.4
2位 女王の教室 16.93 /11 25.3 5.6
3位 スローダンス 16.89 /11 17.8 1
4位 ドラゴン桜 16.4 /11 20.3 5.8
5位 菊次郎とさき 14.94 /9 15.7 0.1
6位 女系家族 13.84 /11 16.5 0.1
7位 海猿 13.11 /11 13.8 1.1
8位 がんばっていきまっしょい 12.41 /10 13.0 1.7
9位 幸せになりたい! 11.75 /10 11.4 -0.7
10位 いま、会いにゆきます 10.96 /10 11.6 0.9
11位 はるか17 8.83 /10 8.4 1.2
12位 おとなの夏休み 7.99 /10 6.9 0

○参考:ドラマ視聴率表(本館「adsTV-web」該当コーナーより)
http://homepage1.nifty.com/sodey/adstv/orange/drama/rating.htm
(全ドラマ全放送回の経緯が見られます)
○関連記事:「2005年夏ドラマ批評ランキング」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_d2f9.html
○関連記事:「2005年夏ドラマ各部門賞」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_10a2.html

ここでも関連記事が探せるかもしれません

○2005年夏ドラマを視聴率で語ります
・「電車男」首位! キターッ! ここでもか・・・(笑)。平均視聴率で20%超えしたのは、このドラマのみ。最終話に至っては、なんと25%超え! な~んか、昨年に続いて2005年も、「電車男」が持ってっちゃったって感じですか?
・「女王の教室」、「スローダンス」、「ドラゴン桜」は、本当に僅差の勝負でした。「テレビ各局の三つ巴戦(日テレ・フジ・TBS)」という形になったけど、話題性では「スローダンス」が他の2強ドラマに屈した形に。その2強ドラマの前回比を見てくださいよ。共に5%くらいグッと上がっているでしょう? 最後まで注目度が高かったというわけですね。なおこの2強ドラマは、裏に潜んだテーマも同じなら、指導者に注目が集まったのも同じ。私も「各部門賞」の主演賞で、両指導者を演じた二人を最優秀賞に定めました。おっと、「スローダンス」のことを忘れそうになってた(苦笑)。
・「菊次郎とさき」、「女系家族」、「海猿」も良い勝負。「海猿」の視聴率の低迷は意外だったかな。その後に続くのは、「がんばっていきまっしょい」、「幸せになりたい!」、「いま、会いにゆきます」。そしてこれらは皆「全10話作品」という共通点があります。ただし、「がんばっていきまっしょい」は「特別艇」を除いています(あれは「中盤復習編&メイキング集」扱いだから)。「いま、会いにゆきます」も視聴率が低迷していましたね。つまり「映画が先行した作品」は、今クールにおいてはどれもあまり健闘しなかったことに・・・。
・「はるか17」は、深夜帯でなければもう少し良かったかも? 「おとなの夏休み」は、結構納得(苦笑)。「5.0%」っていう汚点からは挽回できなかった? この下位2作品も同じく「全10話作品」。ということは、下位5作品がそうなるじゃん!

※皆さんはこのランキングに納得? 不満? 安定?

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2005.09.26

2005年夏ドラマ各部門賞

2005年夏ドラマの、各部門賞を発表します!
これは、ここ「あずスタ」では初の試みです。ドキドキワクワク・・・。
そのため、どんな賞を設けたら良いか、良く分かっていなかったり・・・(笑)。

※批評対象:21:00~24:00の時間枠で放映される民放の連続ドラマ。
  ただし、2クールにまたがるドラマ、シリーズものの常連ドラマは、一部対象外。
  主要個人賞は、「ノミネート5名のうち1名を決定」という形式で行います。
  ただし、該当者の頭数の問題で、ノミネートが5名に満たない場合もあります。
  落選した人物は「次点」とし、ドラマの放送日順(月~日)に列挙します。

○関連記事・「2005年夏ドラマ・レビュー方針」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/07/post_a14b.html
○関連記事・「2005年夏ドラマ批評ランキング」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_d2f9.html


【作品賞】
<最優秀作品賞>
「電車男」(フジテレビ系)
この結果の詳細は、「2005年夏ドラマ批評ランキング」に委ねます。

【主演男優賞】
<最優秀主演男優賞>
・阿部寛(桜木建二@ドラゴン桜)
最も役にハマっていたと思いました! 数々の名言も残しましたね。
この位置付けはかなり固いです。エクセレントッ!

<次点>
・妻夫木聡(芹沢理一@スローダンス)
安心できる安定した演技、これが決め手ですね。
「理一」だから「東大理I」出身とかだったら、賞の判断で迷ったかも?(笑)

・伊藤英明(仙崎大輔@海猿)
彼は「天体観測」の時よりも役者として随分成長しましたね。
暑い時期に熱い演技、立派でした。

・伊藤淳史(山田剛司/電車男@電車男)
アンタのキスシーンは初めて見たよ。この、色男! じゃない、電車男!(笑)
もうチビノリダーなんて言わせない。そんなパワーを感じました。

【主演女優賞】
<最優秀主演女優賞>
・天海祐希(阿久津真矢@女王の教室)
見事にあの姿勢のまま最後まで演じきりましたね。素晴らしい!
「ドラゴン桜」の桜木に似た心強いキャラでした。つまり指導者たちの勝利。

<次点>
・深津絵里(牧野衣咲@スローダンス)
彼女もまた、理一こと妻夫木くんと同じく、安定した演技を見せてくれました。
それにしても、「衣咲」で検索するとこのドラマのことばかりなんだよね・・・。

・鈴木杏(篠村悦子@がんばっていきまっしょい)
他人を説得させる長セリフを言うシーンは、どれも良かったです。
ほんと、良かったんよ・・・。なんて、方言の効果が強かったのかな。

・平山あや(宮前遥/はるか@はるか17)
初主演にしては、かなり頑張っていたと思ったなあ。
彼女はコメディ向きですね。そのセンスは充分にありそう。

・ミムラ(秋穂澪@いま、会いにゆきます)
コメディ性が薄い役は初めて見たけど、これもなかなか。
いま、あなたに会いたくなったよ・・・。

【助演男優賞】
<最優秀助演男優賞>
・豊原功補(桜井和哉@電車男)
役としては「ダメ人間大賞」でも良いんだけど(笑)。
いや~、自虐自虐で、頑張りました。私生活も気をつけろ!(いらぬお世話?)

<次点>
・温水洋一(一坂進@スローダンス/電車男)
ドラマ連動で、2作品にまたがって同じ役で活躍したタコライサー(笑)。
他局の「はるか17」にも出演。実は彼、今クールのホープ。でもタコライサー。

・仲村トオル(池澤真樹@海猿)
まーくんの死は、ドラマ版で非常に大きな要素でした。
暑い中熱い演技、ご苦労さまです。胸板も厚いっすね~。

・谷原章介(長谷川純一@幸せになりたい!)
あそこまで落ちたコメディ演技は初めて見たけど、良かったよ!
これでシリアスもコメディも充分いける役者に。ねっ、じゅんじゅん?(笑)

・山下智久(矢島勇介@ドラゴン桜)
彼はまだしばらく高校生役でいけそう。いつの時期に大人の役をやるかも期待。
「現役明大生の東大志望者役」っていう妙な設定も面白かったです。

【助演女優賞】
<最優秀助演女優賞>
・白石美帆(陣釜美鈴@電車男)
「すごい!」じゃなくて、すげえ!(笑) あそこまでやっちゃう?
もう見る目が変わりました。今クール史上最強の“S女&ツンデレ”でした!

<次点>
・石田ゆり子(大野仁美@がんばっていきまっしょい)
時には厳しく、時には優しく。ボート部の部員をまとめる女コーチの演技がグー!
ちゃっかり愛車で“ポルテッシモ”。ボートを漕ぐ姿もちょっと見たかったなあ。

・松下由樹(永井雅子@幸せになりたい!)
「助演」で良いんだよね? 敏腕プロデューサーが似合っていました。
ひかりやじゅんじゅんを上手くサポートする演技も良かった。さすがベテラン!

・長澤まさみ(水野直美@ドラゴン桜)
可愛かった~! じゃなくて、演技が良かった~! 泣きながらの演技なんか特に!
もの悲しさが伝わりました。今後も仕事が増えそうですね。

・志田未来(神田和美@女王の教室)
「助演」で・・・OK? 未熟ながら頑張った! 大げさな表現で!(笑)
今後はおそらく、ホラー作品の驚き役でオファーが来ると思われます。ティヒッ!

【音楽・主題歌賞】
※ドラマとのつながりを重視。私が最も力を入れる賞だったり?
<最優秀主題歌賞>
・キラキラ(aiko@がんばっていきまっしょい)
メジャーデビュー以来通算100曲目となる楽曲は、軽快なピアノで素敵な曲!
歌もドラマも“キラキラ”していました。しぇいしゅん(青春)だなあ~!

<次点>
・OCEAN(B’z@海猿)
さすが書き下ろし曲って感じですね。ドラマとも上手くマッチしてたし。
「愛のバクダン」だったら、シャレにならんかったぞ・・・。

・ひまわり(Sugar@幸せになりたい!)
耳に残る「幸せ」フレーズ。これも見事にマッチしていました。
曲のタイトルも「幸せになりたい!」だったら、文句無しの最優秀賞だったかな。

・世界はそれを愛と呼ぶんだぜ(サンボマスター@電車男)
私的な視点によれば、「世界」ではなく「日本」だったと思われ(笑)。
「愛・地球博」のテーマソングだったら・・・。召喚キボンヌ!(もう終わったけど)

・realize(melody.@ドラゴン桜)
一見つながりが無さそうだけど、受験生の気持ちとしっかりリンクしていました。
結構迷ったんだけど、“合格番号”はありませんでした。残念・・・。

<番外>
・キズナ(ORANGE RANGE@いま、会いにゆきます)
「キズナ」、それは素晴らしい。「キズナ?」、それは笑える。
詳しくは最終話のレビューにて。キーポンキーポン百万円!(謎)

<対象外>
・いろいろ(おとなの夏休み)
夏の名曲ばかり集めた、週替わりの全10曲。ずるいですぅ~。
ということで対象外。曲はほとんど好きなんだけどね!

【音楽・BGM賞】
※同じく、力を入れる賞だったりする・・・。
<最優秀BGM賞>
・がんばっていきまっしょい
数々のBGMが、名シーンと共に甦ります。音楽部門はこのドラマが2冠!
BGM担当の吉俣良さんの曲は、私の中では大安定で好きなんです。

・おとなの夏休み
GONTITIのGONTITI的サウンドが良かったです。
このドラマって、音楽関連だけは高く評価できるんだよね・・・(笑)。

・いま、会いにゆきます
メインで使われた、オルゴール音にもなった曲が良かった。
涙を誘われた人も多かったのでは?

・電車男
これも捨て難い。上手く緩急をつけていました。
スレ住人たちのやりとりの時の曲とかが、印象に残ったかな。

・ドラゴン桜
仲西匡さんの繰り出す曲も好きなんだよなあ。特にオープニングBGM?
過去の作品は、「木更津キャッツアイ」、「マンハッタンラブストーリー」等々。



実は、「特別賞」や「勝手にあげちゃう賞」もやりたいんだけど、
とりあえず今回はここまで。ありがとうございました!

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2005年夏ドラマ批評ランキング

2005年夏ドラマの、私的批評ランキングを発表します!

※批評対象:21:00~24:00の時間枠で放映される民放の連続ドラマ。
  ただし、2クールにまたがるドラマ、シリーズものの常連ドラマは、一部対象外。

第1位: 電車男(フジテレビ系・木曜22:00)
2004年に生まれたノンフィクション系ストーリーで、既にネットを始め原作や映画や舞台でも知名度あり。多くの人が結末を知っている物語なのに、何故こんなに楽しめるんだろう? そんな自問を繰り返しながら、本当に楽しませてもらいました! はっきりいって、あそこまでやるとは思わなかったなあ。電車男とエルメスが結ばれるまでの、視聴者を飽きさせない作り込みが良かったと思います。通常ドラマは「フィクション」と割り切って見ることが多い中、このドラマは主人公たちを応援するスレ住人たちがいたことで、彼らと同調して応援する楽しみがありました。独特のキャラ、ガンダムネタ、他番組連動、そして主題歌や挿入歌やBGMに至るまで、ほぼ全てにおいて文句無しの好評価。ランキング首位、キターッ! そうそう、2ちゃんねる用語をレビュー内で存分に使える楽しさもありました。制作陣の力を感じた1クール。乙!

第2位: ドラゴン桜(TBS系・金曜22:00)
ドラマスタート前、阿部寛さんと山下智久くんが何かを言い合っているシーンの写真をテレビ誌で見て、「不良高校の生徒たちを更正していくありがちな物語?」だと思っていました。つまり原作のことを全く知らないし、他のドラマに押されて期待感も特に無し。しかし、実は「東大合格」を目標に定めた勉強物語だったとは! 特進クラスに特別講師がやってきた辺りから注目し始め、大注目となる最終話の合格発表まで、かなり熱心に見ました。途中途中で自分の受験生時代の想い出も振り返ったりして、レビューにも力が入りました。脚本担当の秦建日子さんとblogを通して会話ができたこともうれしかったなあ。期待以上の仕上がりに満足しました! もっと早く出会って、東大を受験してみたかった、なんて・・・。

第3位: がんばっていきまっしょい(フジテレビ系・火曜22:00)
映画版のリメイクだけど、ドラマスタート前にキャスト一覧を見たところ、「この面々で大丈夫?」なんて思ったのが第一印象。現実に起きたある事件によりキャスト変更や脚本変更が発生し、ドラマの中盤前に「特別艇」、一話短縮を補う形の「最終艇(最終話)」が放送され、見る側のリズム感を狂わせる感じは確かにありました。でも、ストーリー重視の展開が良く、主人公・悦ネェ他の長セリフ等は常に書き起こしたくなる思いになりました。一言で言うなら、「自然に囲まれた中でのアットホームさ」が良かったかな。実際制作陣もそんな雰囲気だったみたいだし? 「がんばっていきまっしょい」はがんばりました。しょい!

第4位: 海猿(フジテレビ系・火曜21:00)
「リアリティがあり過ぎて思うようにレビューが書けなかった」という、これまでにない状況に陥ったことで印象に残りました。公開済みの映画版の続編という設定にまずびっくり。しかしその映画版に見劣りせず、映画のようなフィルム映像的な効果を取り入れた中で、壮大なテーマが存分に描かれていたと思います。海上保安庁の全面協力も大きかったですね。主題歌もBGM版と共に名場面を盛り上げていましたね。来春公開される、ドラマ版の続編となる映画が楽しみ!

第5位: 女王の教室(日本テレビ系・土曜21:00)
話題性は常に高く、賛否両論が激しかったドラマ。放送直後は各ドラマレビューサイトのアクセスが急増したのでは?(ここもすごかったです) 一見「鬼教師」というか「冷徹教師」といったイメージが強かった真矢。私はその振る舞いはともかくとして、彼女の信念には常に共感を持っていました。注目すべきは、やはり第10話で描かれた「最後の授業」での言葉の数々ですね。そしてラストは、生徒たちに理解されてハッピーエンド。ここではっきり言うけど、あのラストで留めておきましょうよ。続編は、正直必要性を感じません。

第6位: 幸せになりたい!(TBS系・木曜21:00)
このぉ、「お金がない!」のパクリドラマが! と思って調べたら、脚本家が同じ方だったという・・・。「幸せ」を手にする舞台の一つが、私の本来好きなテレビの番組制作(しかもドラマ)だったこともあり、気になって注目しました。気軽に見るにはもってこいのドラマですね。主題歌とのつながりも良かったし、「脚本家って面白いかも・でも大変かも」なんてことも思いました。幸せって何だろう? 幸せを掴み取るために何をすべきだろう? そう考えると結構深いなあ。ねっ、じゅんじゅん?(笑)

第7位: スローダンス(フジテレビ系・月曜21:00)
何なんだ、このつまらない「月9」ドラマは! この思いはドラマ終盤辺りまで続きました。それは今でも否定し辛いところ。しかし、ラストのハッピーエンドぶりとは別に、ドラマ試聴における「理解」と「誤解」を考えさせられたドラマでした。制作サイドの思いを視聴者に100%伝えることって、難しいんだなあと・・・。「月9」ブランドを意識して期待し過ぎたかもしれません。でも、W主演の二人の演技は本当に良かったです。あの二人でなければ、ラストを見ぬまま間違い無くリタイアしていたことでしょう。発言、許してくださる?(名セリフのパロディ)

第8位: いま、会いにゆきます(TBS系・日曜21:00)
ドラマ中盤で、たまらず先行して映画版鑑賞。この決断、今でも誤った行為だとは思っていません。その中盤部までのオリジナルストーリーは、やや間延び感を感じたせいで面白くなかったような。それで映画版を先行して見たわけで。ただ、ラストはやはりきれいにまとめられていたと思います。本来良質な作品だし、その良さだけは伝わりました。しつこく言っているけど「2時間ドラマ」の方が良かったかも。後は、映画版の“夫婦役二人→本当に結婚”と同じくドラマ版でも・・・ってどうだろう? 「いま、望みにゆきます」。

第9位: はるか17(テレビ朝日系・金曜23:15)
全話を通した評価の推移を水泳に例えると、まさに「潜水」! ドラマ中盤で底を這うくらいに悪印象になりながら、終盤は息が続かず(これは「息苦しいほど大笑い」にあたる)上へ上へと上昇を見せた、そんなドラマでした。実際に「はるか」としての商品も出たし、面白かったかな。あの内容ならゴールデンに進出しても大丈夫そう。いや、既に検討していると思う。また楽しませてくださいよ、特にファインプロの連中!(笑)

第10位: 菊次郎とさき(テレビ朝日系・木曜21:00)
今回新たに描かれた「北野武・青年期編」は、面白かったと思います。でも、レビューを書くのは数回に留まってしまいました(苦笑)。見て「ふふっ」くらいの微笑があっただけでも良かったかな。実際ドラマではあまりにベタな笑いが多かったし、私は笑えませんでした。「昭和の笑い」は、ドラマとしては通用しない? まあ、笑いだけのドラマじゃないけどね。ちなみに、ドラマとのつながりが薄い主題歌の適用は、ずっと不満でした。

第11位: おとなの夏休み(日本テレビ系・水曜22:00)
何がしたかったんだろう? 何が言いたかったんだろう? 「海の家、Yeah!(いえ~ぃ!)」ですか?(笑) 面白みの無い展開に飽きつつ、音楽通として「主題歌が週替わり」というところだけ注目していたような気がします。ほとんど流し見だったので。あまり見ていなかった人は、いずれ発売されるDVD-BOXを買って、来年の夏休みにでもゆっくり見てみてください。おっと、宿題じゃないから視聴が三日坊主になっても別に・・・(以下略)。

第12位: 女系家族(TBS系・木曜22:00)
今クール唯一のリタイアということでグレーゾーンなんだけど、逆に光ってるなあ(苦笑)。良い評価も聞くんだけど、私は米倉涼子さんが苦手(嫌いとは言っていない)なので、その時点で「ダメ系家族」です(?)。ほとんど見ていないので、何も言えず。きっと見ていた人は、「すごい展開、きたーっ!」とか思ったりしたはず? 私は裏番組の方で「すごい展開、キターッ!」と言っていたので・・・。

○参考サイト・過去の私的批評ランキング(本館「adsTV-web」該当コーナーより)
http://homepage1.nifty.com/sodey/adstv/orange/drama/
○参考サイト・ドラマ視聴率表(本館「adsTV-web」該当コーナーより)
http://homepage1.nifty.com/sodey/adstv/orange/drama/rating.htm

ここでも関連記事が探せるかもしれません

○2005年夏ドラマ・総評
今クールは珍しくほとんどのドラマを見てきたので、比較的公平な判断で決めることができたんだけど、もしかして“当たりクール”だったのでは? 映画のリメイク・続編やネームバリューのある作品が多かったのも理由になるけど、とにかくそのほとんどが面白かった! ランキングの首位は、「電車男」か「ドラゴン桜」のどちらにするか本当に悩みました。裏を返せば、この2作品のどちらかしか考えられませんでした。でも冷静に考えた結果、「電車男」の“現在の共感”と「ドラゴン桜」の“過去の共感”が争点になり、そこから広げて思い返してもやはり「電車男」がほんの少しだけリードする形となったので、それに首位を定めました。私としては、「同率首位の数票差」くらいのレベルです。“キターッ!”? “やれやれ・・・”?

「がんばっていきまっしょい」と「海猿」は妥当な線。フジテレビ系火曜ドラマ枠、強し! 「女王の教室」は、ここより他blogのレビューの方が熱かったかも。どこもものすごく長文で語っていましたからね。私は真面目なテーマについてそこまでは語れませんでした。その代わり、ランキングの上位3作品は負けないくらいの長文で語っちゃったけどね。それで「幸せになりたい!」は、気軽に見られたということで「今クールの基準的扱い」になりました。

自分でも驚いたのが、続く「スローダンス」と「いま、会いにゆきます」。今クールの期待3作品(もう一つは「電車男」)として挙げていたのに、結果的にはこの位置、しかも下位グループです。まあ最後の方は印象も良くなっていったんだけど、他のドラマも強かったので追い抜くまではいきませんでした。競馬で本命馬が後半伸びきれなかったような、そんな感じ? 「はるか17」も同じようなことが言えるけど、これに関しては「良く頑張った!」と褒めたいですね。その他、「菊次郎とさき」と「おとなの夏休み」はやや期待外れで、「女系家族」は諸事情により見ず嫌いといった印象です。ランキング的に面白いのは、「電車男」と「女系家族」が裏番組同士でいて、評価順位が正反対ということですね。

今クールで実験的に行ってみた「数話毎のレビュー」。これは自分のペースに合わせて自由にやれたので気楽だったけど、他blogへトラックバックを送る際に「数話毎ってどういう印象で捉えられるんだろう?」という心配はありました。でも私の他にもそういうスタイルを取り入れていた人はいたし、結局のところ「個人で好きなようにやれば良いかな?」という結論に落ち着いてしまったんですけどね。まあ数話毎に書くとしても、「多くのドラマを見てできる限りレビューを書いている」という意志は伝わったと思います。このスタイルはこの夏だけの実験的なものとして始めたので、今後は1話毎のレビューを心掛けようかな。でも、またちょっとはやろうかな。そんな思いでいます。それから、「独自の部門賞」といった企画をやるのはいつも控えてきたんだけど、今クールは「数話毎のレビュー」とか「他にはないような一風変わったレビュー」等と実験的なことばかりやってきたので、その一環として柄でもないけど私もやってみました(下記のリンクからどうぞ)。最後に、首位と決めた「電車男」の名セリフをお借りして・・・。今クール、書く側も読む側も皆含めて、乙!!

※皆さんなりのランキングも知りたいです。コメント欄かトラックバック通知で、教えてもらえませんか?

○関連記事「2005年夏ドラマ・レビュー方針」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/07/post_a14b.html
○関連記事「2005年夏ドラマ視聴率ランキング」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_a078.html
○関連記事「2005年夏ドラマ各部門賞」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_10a2.html

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2005.09.25

「愛・地球博」レポート[2-3]・あとがき

「愛・地球博」レポート・第2弾  3. 【あとがき】

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『あとがき』
「愛・地球博」は、2005/03/25~09/25の185日間を経て、無事に幕を閉じました。

最終公式入場者数は、22,049,544人!

これが成功かどうかはともかくとして、今年愛知県は「愛・地球博」で大変盛り上がりました。もう少し、秋真っ盛りの季節まで続いてくれたら良かったなあ・・・。

というわけで、ありがとう「愛・地球博」!

※全レポートの感想コメント・質問受付は、トップ記事でのみ行います!


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「愛・地球博」レポート[2-2]・長久手会場フィナーレ

「愛・地球博」レポート・第2弾  2. 【長久手会場フィナーレ】

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『瀬戸会場→長久手会場』
瀬戸会場から無料バスで長久手会場へ向かい、「企業パビリオンゾーン」周辺で夕食にしました。時刻は19:30くらいだったけど、売店は売り切れ続出でカレーとソフトクリームくらいしか無かったので、カレーを食べました。食べ終わったところで、「グローバル・コモン1」へ行って外国館を適当に回りました。スリランカ館が大盛況で、中国館や韓国館は既に閉館していました。ちょっと残念。

『長久手会場フィナーレ』
センターゾーンの「愛・地球広場」にて、グランドフィナーレの最後を飾る「愛・地球博グランドフィナーレ フェアウェルパーティー 愛・地球広場」が行われていたので、グローバル・ループ(空中回廊)の舞台正面辺りの位置から遠目で観賞しました。これは、地元ラジオ局のCBCとZIP-FMが共同で運営する、「愛・地球博」公式FM局「FM LOVEARTH(ラバース)」主催の公式イベントです。

○「愛・地球博」公式サイト内
 「愛・地球博グランドフィナーレ フェアウェルパーティー 愛・地球広場の
  ご案内&観覧方法について」
http://www.expo2005.or.jp/jp/N0/N2/N2.6/N2.6.354/

イメージソングである「Everyone, everyone」を書き下ろした、「FM LOVEARTH」のコラボレートアーティストであるLOVE PSYCHEDELICO(ラブ・サイケデリコ)のLIVEを中心に行われました。まさに「LIVE PSYCHEDELICO(ライブ・サイケデリコ)」。これがもう、感動モノのライブだった! 5曲ほど歌ったんだけど、大ヒットシングル「Your Song」が始まった時は震えが止まりませんでした。そして最後は、イメージソングの「Everyone, everyone」。“♪everyone, everyone”や“♪Good People”といった掛け合いで盛り上がって、まるで「We are the world」みたいな感じだったなあ!

その後、マスコットキャラクターの「モリゾーとキッコロ」が森へ帰る儀式が行われ、100以上の国旗が一気に降ろされ、ラストは司会者の合図に従って一斉に掛け声を上げて終了しました。「愛・地球博」を締めくくる、素敵なラストイベントだった・・・。長久手会場、ありがとう!!

分かりやすく例えると、瀬戸会場のフィナーレは「ライブハウス的」、長久手会場のフィナーレは「コンサート的」といった感じでした。とにかく、こうして2会場のフィナーレをその場で体験できました。行って良かった!

終了したのは21:00過ぎ。閉場は22:00だけど、入場客がものすごい勢いで帰り始めたので、交通機関の混雑を恐れて退場することにしました。会場への入場前に帰りの切符を全て買い揃えておいたので、時間のロスなく待ち時間のみ気にするだけで無事帰れました。夕方から行ったこともあって、前回よりも疲れなかったかな。これで終了です。「愛・地球博」、ありがとう!!

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「愛・地球博」レポート[2-1]・瀬戸会場フィナーレ

「愛・地球博」レポート・第2弾  1. 【瀬戸会場フィナーレ】

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『出発→長久手会場→瀬戸会場』
閉会式をテレビで見た後の15:30に出発し、名鉄・愛環・リニモを乗り継いで、16:45に長久手会場の北ゲートに到着。たった1時間くらいで会場に行けることにまず感謝。17:00頃に入場し、すぐにゴンドラに乗って瀬戸会場へ。乗っている途中、住宅地に差し掛かる辺りでゴンドラの全窓が白色で遮断されました。「プライバシーの侵害」対策だそうです。すごい!

『瀬戸会場フィナーレ』
長久手会場の22:00閉場に先駆けて瀬戸会場は18:00に閉場。着いたのは17:30頃で、既にラストイベントで大盛り上がりでした。残り30分で最後のパフォーマンス等が行われ、MCの人の合図に従ってあらゆるものに感謝の言葉を大声で送りました。そして会場には公式イメージソングのDAHLIAによる「I’LL BE YOUR LOVE」が流れ始め、感動のフィナーレとなりました。あまりにドラマチックな演出で、これがもう泣けた泣けた・・・。瀬戸会場、ありがとう!!

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「愛・地球博」レポート・第2弾

9/25に、「愛・地球博」へ行ってきました! 満を持して、レポート・第2弾を公開します!

モリゾーとキッコロ○関連記事
・「愛・地球博」が開幕!(情報ナビ)
・「愛・地球博」公式入場者数の記録
・総入場者数が1千万人突破
・総入場者数が2千万人突破
・レポート第1弾

○「愛・地球博」行き・第2弾を9/25(日)に設定した理由

(経緯を順に書きます)
・会社経由でもらった入場券が1枚残っていたので、もう一度行こうと思った。
・9月中旬の平日に行こうとしたが、仕事の都合で休めなかった。
・閉幕ギリギリになり、「どうせなら閉幕日に」と決め始めた(笑)。
・閉幕日の混雑を予想して、疲れが出ると思って9/26の有休を要望した。
・有休OKの許可が下りたので、適用した(以前の休出の代休扱い)。
・閉幕日の9/25に向かうことに大決定!

続いて、事前に立てた行動予定です。

○「愛・地球博」行き・第2弾の行動予定

・行きたかったパビリオンは前回行けたので、
 今回は「閉幕日は会場にいた」という事実だけでも作ろうとした。
・朝からの混雑が予想されたので、昼からゆっくり向かうことにした。
・午後から始まる閉幕式をテレビで見てから、向かうことにした。
・長久手会場の他に、前回行けなかった瀬戸会場にも行くことにした。

当日(9/25)の行動パターンとタイムスケジュールを先に書いておきます。

○「愛・地球博」・9/25の状況

・09/25: 入場者数:244,052人/総入場者数:22,049,544人(最終結果)
・会場の天気: 晴れ(予想)→晴れ(実際)

○9/25の行動パターン(記事リンク)

・以下に挙げる全3記事で、行動順にレポートします。

1. 【瀬戸会場フィナーレ】
瀬戸会場のフィナーレについて
2. 【長久手会場フィナーレ】
長久手会場のフィナーレについて
3. 【あとがき】
「愛・地球博」を振り返る

○行動順記事リンクの説明


[記事リンク] 【0】【1】【2】【3】

・全レポート記事に、上記の形式で行動順の記事リンクを添えます。
・現在読んでいる記事は、緑色でマーク表示されている位置になります。
・マウスカーソルを数字の上に置くと、記事の内容が表示されます。

→次のレポートへ

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[記事リンク] 【0】【1】【2】【3】

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2005.09.24

大塚製薬・「ポカリスエット(POCARI SWEAT)」のCM・3

大塚製薬の清涼飲料「ポカリスエット(POCARI SWEAT)」のCM、ご存知ですか?

以前ここで同商品のCMについて紹介したけど、今月に入ってそのCMの新バージョンが放送され始めました。出演は綾瀬はるかさんが継続で、平岡祐太くんはお休みか降板。CMソングも変わらずMr.Childrenの「未来」ですが、曲自体は流れず綾瀬さんが口ずさむ形になっています。「走る春」篇と「見上げる夏」篇に続くのは「ブクブクおふろ」篇と「涙の縁側」篇。今回はインドアの2バージョンが登場です!

○関連記事『ミスチル・「ポカリスエット」CMで新曲発表』
(Mr.ChildrenのCMソングについて詳しく紹介しています)
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/03/post_6.html
○関連記事「大塚製薬・『ポカリスエット(POCARI SWEAT)」のCM』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/03/post_7.html
○関連記事『大塚製薬・「ポカリスエット(POCARI SWEAT)」のCM・2』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/06/post_4d51.html

○大塚製薬・CM動画ページ 直リンク
http://www.otsuka-adview.ne.jp/top.html
○CM動画ファイル・1 直リンク(「ブクブクおふろ」篇・15秒バージョン)
http://www.otsuka-adview.ne.jp/movie/asx/po_ct0504001_300k.asx
○CM動画ファイル・2 直リンク(「涙の縁側」篇・15秒バージョン)
http://www.otsuka-adview.ne.jp/movie/asx/po_ct0504003_300k.asx
○今後のCMオンエア情報
http://www.otsuka-adview.ne.jp/schedule/po.html

○「ブクブクおふろ」篇・15秒バージョンのCM映像解説

昼の自宅の風呂場にて。綾瀬はるかさんが風呂に浸かり、Mr.Childrenの「未来」の鼻歌を歌います。“♪生まれたてーのぼー・・・”と言ったところで、そのまま風呂の中へ潜ってブクブク・・・。その後「パァーッ!」と顔を出して、すぐに縁側へ。綾瀬さんはバスタオルを頭にかけて、ポカリスエットをラッパ飲みし、「はぁ・・・」と一息。ここで綾瀬さんによる「お風呂上がりに、ポカリスエット」というナレーションが入り、小太鼓の音と共に「イオンの力で、スッと吸収 & ズッと持続」という絵付きの文字が表示され、柱にもたれて微笑むところで終わります。

綾瀬はるかさんのファンはもちろん、多くの男性が喜びそうな大サービスの映像ですね!(笑) 貴重な風呂のシーンだし、ギリギリまで見せているし、すごい! 少しだけ日焼けしているけど、彼女の白い肌はきれいですね~。ナイス過ぎです! 入浴中は500mlもの汗をかくそうで、それはまさに綾瀬さんが持っているペットボトル1本分。「渇いた体に、ポカリスエットはいかが?」といったメッセージを伝えています。

○「涙の縁側」篇・15秒バージョンのCM映像解説

夜の自宅の縁側にて。綾瀬はるかさんがポカリスエットのペットボトルを顎に当てながら、Mr.Childrenの「未来」の鼻歌を歌います。“♪生まれたてーのぼー・・・”と言ったところで、奥の和室で本を読んでいたおじいちゃんが「寝てる間にポカリは渇きを潤す」と呟き、コップに注いだポカリスエットを飲んで「ぷはーっ」と言って綾瀬さんの方を見ます。綾瀬さんは半泣き状態でいたようで、何かを察したようにポカリスエットをラッパ飲み。ここで綾瀬さんによる「お休み前に、ポカリスエット」というナレーションが入り、ラッパの音と共に「イオンの力で、スッと吸収 & ズッと持続」という絵付きの文字が表示され、ベッドで寝ているところで終わります。

涙を流す綾瀬さんのため、独り言のように呟いて気遣うおじいちゃんの優しさに注目! 直接的じゃないところが良いですね~。それを聞いた綾瀬さんはグイッとポカリスエットを飲んだことだし、渇きを潤せたでしょう。このおじいちゃんは、クレイジー・キャッツのピアノ奏者・桜井センリさん。良い味を出してますね。ところで、「未来」を歌うMr.Childrenのボーカル・桜井和寿さんと同姓だけど、それって偶然なのかな?

今回の「ブクブクおふろ」篇と「涙の縁側」篇は、三崎海岸に近い丘の上の一軒家でロケが行われたそうです。これまではCM1本分の15秒バージョンと30秒バージョンが存在したけど、今回は2つの15秒バージョンのみ。でも内容が全く異なるから、双方共に楽しめますね。さて皆さんはどちらのCMが良かったでしょうか?

●綾瀬はるかさんの作品集
○写真集
「HEROINE」 「ひと夏…。」 「Birth in Bali」
写真集「HEROINE」(2004・3作目)
写真集「ひと夏…。」(2002・2作目)
写真集「Birth in Bali」(2001・1作目)

○DVD
「Good Day!」 「・・・揺れる17才。」 「treasure~たからもの。」 DVD「JUMP!」
DVD「Good Day!」(2004)
DVD「・・・揺れる17才。」(2003)
DVD「treasure~たからもの。」(2002)
DVD「JUMP!」(2001)

○ドラマ(キャラが目立った作品)
「あいくるしい」DVD-BOX 「世界の中心で、愛をさけぶ」DVD-BOX
「幸福の王子」DVD-BOX 「僕の生きる道」DVD-BOX
ドラマ「あいくるしい」DVD-BOX
ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」DVD-BOX
ドラマ「幸福の王子」DVD-BOX
ドラマ「僕の生きる道」DVD-BOX

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2005.09.23

昼の長寿番組の興味ある3つの話題

今週はお昼の長寿番組で、興味ある話題がいくつかありました。「笑っていいとも!」、「徹子の部屋」、「おもいッきりテレビ」の3番組です。

・(9/21)フジテレビ系「笑っていいとも!」・“いいとも終了”事件
「テレフォンショッキング」のコーナーで、司会のタモリさんがゲストに山崎邦正さんを迎えてのトーク中、観客席にいた男性が生放送中にとんでもない質問をしたことで、大きな話題になりました。

男性「タモリさん!」
山崎・タモリ「え?・うん?」
男性「いいともって、あのぉ年内で終了するって本当なんですかね?」
山崎「ちょっと待ってください! ものすごいビックリしてんけど?」
観客「ハハハ。」
山崎「何、いいとも年内で終了・・・。」
男性「年内で終了するって本当なんですかね?」
タモリ「いや、聞いてないですよ。」
山崎「ちょと、すみません、あの、僕はどうなったんですか?」
観客・タモリ「ハハハ!」
山崎「僕の質問でもないし。」
男性「○△! ・・・本当な、本当なんですかね?」
タモリ「いや、聞いてないですけど。違うんじゃないですか?」
観客「・・・。」

そしてしばらくしてCMに入り、そのCM明けには、男性のいた席に熊のぬいぐるみが置かれるという緊急措置がとられました。ソースはこちら。

○スポーツニッポン『「いいとも」生放送中に珍事発生』

フジテレビの看板番組「笑っていいとも!」(月~金曜、正午)の生放送中、司会者のタモリ(60)に観客席から質問した男性が退席させられるハプニングが21日、起きた。いきなり「番組は年内に終了するんですか?」という予定外の質問をぶつけられ、タモリが失笑。退席後、番組サイドが男性の席にくまのぬいぐるみを置く緊急措置をとった。この日で放送5887回を迎えた長寿番組で前代未聞の騒動だった。

今年10月で開始から丸23年を迎える長寿番組で「過去にはなかったと思いますが…」(フジ広報担当者)という珍事が発生した。騒動は、定番コーナー「テレホンショッキング」で起きた。ゲストの山崎邦正(37)とタモリがトーク中に、観客席から「いいともが年内に終了すると聞いたのですが、本当ですか?」との質問。タモリは「聞いてないですよ」と冷静に反応。同じ男性が間髪入れずに「終了するって本当なんですか?」と繰り返したため、スタジオは“微妙”な雰囲気に包まれた。

普段から、タモリが観客に突っ込みを入れたり、会話をしたりする光景はよく見られる。しかし、この日だけはスタッフが騒動の男性客に退席を申し入れた。CM明けには男性の姿はなく、席にクマのぬいぐるみが置かれ「あの人、クマに変わっちゃった」(山崎)とギャグにして、放送を乗り切った。

クマのぬいぐるみは、他局の日本テレビで1960~70年代に一世風びした幼児番組「ロンパールーム」の手法。言うことを聞かない子どもを退場させた時のきり返し技として伝説化。今回、スタッフがこれをまねて機転を利かせたようだ。

同局では「進行業務の妨害ということで、CM中に話し合い、ご理解いただいた上でご退席いただいた。ぬいぐるみはたまたまそばにあったので使ったようです」(広報担当)と説明。観客は番組HPなどで募集され、高校生不可で18歳以上なら誰でも申し込める。

生放送ならではのハプニングだが、坪田譲治プロデューサーも「番組は1万回を目指してまい進中ですから、終了はしませんよ」とコメント。この日ばかりは、笑って「いいとも!」とはいかなかったようだ。

この事件は会社で見たネットニュースで知って、自宅に戻った後でネット検索したら早くもまとめサイトがあったので、そこで動画を見ました(私が見たサイトは既に閉鎖)。驚く様子も無く冷静に対処したタモさん、あなたはやはりすごいです。お笑い芸人としてあまり笑えない言葉で対応した山崎さん、「全日本仮装大賞」で超名作「ピンポン」が満点を取った時もかなり引いたコメントを発していたけど、、ほんと頑張ってください(苦笑)。ところでその後のコーナーでは、爆笑問題の大田さんや品川庄司の品川さんが、そのネタで観客の笑いをとっていました。これは、のーこめんと♪

・(9/23)「徹子の部屋」・“ヨン様”特集
黒柳徹子さんが司会を務めるこのトーク番組で、韓国の有名な俳優“ヨン様”ことペ・ヨンジュンさんがゲスト出演した、以前の放送分と未公開シーンを含めた「ダイジェスト版」が放送されました。当日は祝日でお休みだったので、私も見られました。ソースはこちら。

○「徹子の部屋」公式サイト・「新発見…ヨン様お宝映像にうっとり」

スタジオにペ・ヨンジュンさんを迎えた様子を9月4日放送の特番と、9月9日放送の「徹子の部屋」で紹介。視聴者から予想を上回る多くの反響が寄せられたために急遽、未公開シーンを含むダイジェスト版を放送する。「憧れの人はぺ・ヨンジュンさん」と公言していた黒柳の思いと、黒柳の著書「窓ぎわのトットちゃん」を2度も読んでいたぺ・ヨンジュンさんの思いが重なり実現した初顔合わせ。人間を深く思いやる生き方が一致してか、すぐに互いの心を開きあった2人。これまでの番組では紹介しきれなかったぺ・ヨンジュンさんとの対談シーンを織り交ぜながら「永久保存版」として再編集する。今まで見ることの出来なかった“ヨン様“の素顔を堪能して下さい!

ヨン様って、歯がキレイなんだよな・・・、まあ当然なんだけどな・・・。そんなことは置いといて、私はヨン様と2ショット写真を取ってものすごく喜んでいた、徹子おばあちゃんの顔が忘れられなかったです! ヨン様は以前番組に出た直後、「テツコサン」とか「トットチャン」とかを含めたコメントをスタジオ裏で話していました。日本では昨年から「韓流」と騒がれてきたけど、結局ヨン様とジウ姫(チェ・ジウ)の「冬のソナタ」コンビしか目立って来なかったのでは? これは、ちょいこめんと♪

・(9/23)日本テレビ系「おもいッきりテレビ」・“みんなみのもんた”検証
この番組に直接関係することではなくて、9/21にリリースされたばかりのMr.Childrenのニューアルバム「アイ ラブ ユー」の11曲目「跳べ」の話です。歌詞の途中で“♪日本中がみんなみのもんた”っていう詞が急に出てくるもんだから、たまたま見ていたこの番組で彼を見るたびについ口ずさんでしまい、現在「みんなみのもんた症候群」になっています(笑)。だって、日本中みんなだよ? 例外無くみんなみのもんただよ? 喜? 怒? 哀? 楽? ファイナルアンサー? 考えれば考えるほど、“おもいッきり”笑ってしまいます。これは、たくさんこめんと♪

普段は勤務中で見られない昼番組も、結構面白いものですね!

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2005.09.22

電車男・第11話(最終話)

期待し続けていた最終話。放送当日は、会社帰りの電車でうたた寝して終点まで乗り過ごしてしまいました(マジ)。まあそれも、「電車男」の“最終話”の日らしいなあと・・・。自宅に着いたのは夜10時ジャストで最終話の放送直前。この日はDVDレコーダーで録画をしつつ、初めてリアルタイムで試聴しました。感動を生で味わいたいために・・・。さて、“ストーリーの終点”では、いったいどんな展開が待っているのでしょうか?

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「電車男」
第11話(最終話)「史上最大の告白!!涙の卒業式」

沙織(伊東美咲)は、剛司(つよし・伊藤淳史)に懇願され、恐る恐る“掲示板”をのぞくことに。最初はその内容に嫌悪感を覚えるも、読み進めるうちに“電車男”を名乗る剛司の“エルメス”に対する純粋な気持ちと、掲示板の住人たちの優しさを知り、感動。“二人だけの秘密の場所でまっています”という剛司の書き込みを見た沙織は、家を飛び出す。

分かっちゃいたけど、ハッピーエンド。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

その結末は、ネットや原作や映画やコミックスや関連書籍や舞台等でも超有名で、日本の人口の半分以上(だと信じてみるテスト)が知っていると思うので、多くを語る必要は無いでしょう。逆に言えば、「結末が分かっているのに良くここまで楽しめたもんだなあ」と、妙に感心してしまいました。

それでは、「最終話における電車男とエルメス」と題して、「全11話」から総数11点をまとめた“愛のメモリーツリー”を展開していくとしますか!

1. 最終話・90分一本勝負(CMもあるけど)
“最終章のラスト”とされた最終話は、「30分拡大の90分スペシャル」になりました。その構成を・・・。序盤は「これまでの経緯の回想シーン」。これが結構長かったけど、「電車男は当初髪長かったなあ」とか「名セリフがあったなあ」とか、そんな風に思ったりもしました。中盤は「電車男が語るエルメスへの告白前後の回想」。かなり強烈な“ラブスマッシュ”を決めてくれましたね! 放送禁止(でもないか)のモザイクシーンも? そして終盤は「電車男の毒男スレ卒業と未来」。それなりの感動がありました。何よりスレ住人たちの熱い声援に共感。良かったー!

2. キ、キ、キ・・・(「キターッ!」の寸止め状態)
これまでのスレの流れを読んだことで、電車男のことが良く分かって本気で好きになっていったエルメス。「約束の場所(アキバの某建物の屋上)」では、電車男が「僕は、青山さんのことが、大好きです!」と告白すると、エルメスは「私も、山田さんのことが、好きです。」と笑顔で答えました。

キターーーッ! (やっと言えたーっ!)

そして、ついにキス。私的な瞬間最高視聴率、っていうか、最高興奮率か!(笑)

チューしたーーーっ! (オオーッ!)

スレ住人たちは大喜び。ほぼフルメンバーが、涙を流して感動してた。石丸電気、LaOX、オノデンの看板も光ってた。その向こうでは、ちゃんと電車も走ってた。「約束の場所」は、絶好の場所だったかも。

3. 予想だにしなかった「追撃」
電車男の回想は続き、二人の公園でのシーンへ。エルメスからプレゼントをもらい、エルメスに誘われてまたキス。最初は電車男の方から。次はエルメスの方から。そして何度かした後、“大人のキス”までやっちゃったらしい。モザイクかかってましたけど?(笑) 荒れ狂ってその場で倒れるスレ住人たち。それはまさに「電車男」のまとめサイトのタイトル「男達が後ろから撃たれるスレ 衛生兵を呼べ」のようでした。ぐふっ・・・。

4. “友情出演”サンボマスター
ニッポン放送の架空のラジオ番組にて、サンボマスターがライブハウスから「電車男への応援ソング」として主題歌「世界はそれを呼ぶんだぜ」を披露しました。これは“友情出演”と言っても良いでしょうね。私はというと「おっ! 最後はライブバージョン、キターッ?」と期待したけど、イントロ直後からはCD音源と同じ通常バージョンに(苦笑)。ちなみに、タイトルバックでこれまで見られた「JR秋葉原駅にて大勢で歌う映像」は、深夜の駅を貸切にしてロケしたらしいです。こうしてドラマ内で流れた時点で、「今回最終話は彼らの歌で終わるパターンでは無さそうだ」と確信しました。恒例のオープニングアニメが無かったことも関係するけどね。

5. “自作自演”桜井さん
ウソをついてJR秋葉原駅に呼び寄せるエルメスに対し、「『後は任せた。沙織を幸せにしてやってくれ。』と山田(電車男)から言われた」と伝えて彼女を抱きしめる、そんな妄想をしていた桜井さん(豊原功補)。しかしそこへ、偶然(運悪く?)電車男が出現! 結局彼にその言葉のまんまのセリフを言ってのけました(笑)。その後は、エルメスに旅立たれ、婚約指輪をヤンキーの姉ちゃんたちに奪われ、愛車までレッカー移動されたりで、もう~最悪。その全てに「カムバ~ック!」と言って路上に平伏す桜井さん。エコーかかってましたけど?(笑)

6. ツンデレ・エンデビ・トリビア
ケータイを持った陣釜さん(白石美帆)に絡むオヤジを、偶然通りかかった桜井さんが大声を張り上げて退治しました。まあその前に、“陣釜パンチ”がオヤジに炸裂しまくっていたけど(笑)。この二人、“ツンデレラ姫(ツンデレの典型例)”と“エンデビ男(エンジェル&デビル)”は「これは運命」と言って抱き合い、電車男とエルメスの「恋の経過」をよそにたった数分でラブラブになりやがりました(笑)。まあそれはそうと、「ケータイを持った女性がオヤジに絡まれる」というのは、以前「トリビアの泉」でやった「電車男」調査でのシチュエーションと全く同じ! しかもオヤジ役も同一人物! この辺りが面白かったです。ウヒャヒャッ!

7. 電車のママはマチルダさん
これまで間接的な登場ばかりで顔を見せなかった、電車男の母親がようやく登場! マ、マチルダさん・・・じゃなくて、アンパンマンの声でお馴染みの戸田恵子さんでした。これはちょっとしたサプライズ! つまり、電車男・剛司は父親・恒生(岸部シロー)似で、妹・葵(堀北真希)は母親似ってことですね、性格は(笑)。しかも、いつの間にやら子供を宿してるって? 名前は女の子だったら「マチルダ」にするって? 葵も言っていたけど、ほんと、どういう漢字書くの? ところで、「マチルダさん」もそうだけど、初回話から最終話まで「ガンダム」ネタが満載だったと思います。私はほとんど知らないんですが(苦笑)。その「機動戦士ガンダム」シリーズは、従来テレビ朝日系やTBS系で放送されてきたわけだけど、フジテレビ系としてここまで前面に出してくるとは思わなかったなあ。アキバを語るには、ガンダムは欠かせない? まあそれはともかく、きっと他局も喜んでます。

8. “スレですごした、なつのひ!”(卒業式風に)
電車男の「毒男スレからの卒業」は、「電車男用の最新の毒男スレの終了時」に設定されました。残り200レス辺りからスレ住人たちが口々(文字文字?)に暖かい言葉を送り始め、残り少なくなると「991、○○」と発言の番号を言ってカキコするようになりました。どさくさに紛れて、ROM専門の陣釜さんも初カキコを決めてたよね?(笑) その中の「999」では、AA職人の皆本(小栗旬)が「電車男卒業おめでとう!」というメッセージと共に、「電車男」というプレート付きの汽車のAAを貼り付けていました。これは「999」を「銀河鉄道999」とかけたんでしょうね。面白い! そして最後、1000レス目。電車男は事前に決めていた最後のメッセージをカキコしました。

1000 名前:電車男 2005/09/21 20:21
1000。このスレまじで魔力ありすぎ……。おまいらにも光あれ……

最後に、キターッ! これって、原作の「電車男が初カキコした時の言葉」ですよねー!

731 名前:Mr.名無しさん 投稿日:04/03/14 21:25

すまん。俺も裏ぐった。
文才が無いから、過程は書けないけど。

このスレまじで魔力ありすぎ…
おまいらにも光あれ…

最後に持ってくるとは・・・考えましたね。うん、良かったと思う。もし“脱線”して誰かが「1000ゲトー(ズサー)」とか書いて“卒業(終了)”だったら・・・たぶんリモコンを2つくらいテレビに向かってブン投げてた(笑)。卒業の瞬間、電車男とエルメスが「銀河鉄道999」らしき汽車に乗り、スレ住人たちに見守られながら発車するという“幻の映像”が描かれました。2人のイメージは「鉄郎とメーテル」か?(笑) スレ住人たちが勢揃いして、幸福行きの汽車を目で追いながら手を振り続ける姿なんかを見て、ちょっと涙が出そうになったり・・・。この後スレ住人たちは、パソコンから遠ざかって「現実」に戻りました。おまいらにも光あれ!

9. そんな「失恋レストラン」
陣釜さんに騙された男たちが導かれるように集う「失恋レストラン」。そこは黒木(佐藤二朗)がマスターで、及川(前川泰之)や啓介(速水もこみち)や、ラブラブになったかと思われた桜井さんまでいて、さらにスレ住人の顔もちらほら。みーんな、だーまさーれたー!(可愛そう) 陣釜さんは、「私旅立つよ! 今までありがとう 美鈴(ハートマーク)」という写真ハガキを皆に送り付けて、どこかへ行っちゃったみたいですね。そこで、桜井さんを筆頭に「陣釜美鈴・被害者の会」を結成。その活動は「失恋男スレ」がメインだったりして?(笑)

10. いい日旅立ち(JRの前身・国鉄のCMソング)
ラストは、JR東京駅の丸の内方面で待ち合わせた電車男とエルメス、いや、ここではあえて“山田剛司と青山沙織のカップル”としよう、そのカップルが仲良く電車に乗り込んでお出かけしました。座席に座った山田が窓辺に置いたフィギュア、あれは40万円もする高価なものらしいですね。

沙織「良い人たちでしたね。」
剛司「はい。」

その電車には「電車男」というプレートが付けられていました。これらのシーンでは、エレクトリック・ライト・オーケストラのオープニングテーマ「トワイライト」と共に、スタッフロールが流れていました。やはりサンボマスターの「世界はそれを呼ぶんだぜ」ではなかった、と・・・。できれば秋葉原から、開通したばかりの「つくばエクスプレス」で旅立ってほしかったなあ・・・。

11. 隠れた真のメッセージ
二人のラストシーンのことで締めないのが私です。最後の最後、初回話でエルメスが絡まれた酔っ払いオヤジ(泉谷しげる)が、またもや酔っ払いながらホームで独り言を言うシーンが登場しました。そのオヤジこと泉谷しげるさんなんだけど、彼は数々のアーティストがカバーしまくった、名曲「春夏秋冬」を作詞・作曲した一アーティストなんですよね。最近は俳優業の方が目立つから、「歌を歌う人なの?」と思う人もいるかも? その「春夏秋冬」のサビで、こんなフレーズが登場するんですよ・・・。

今日で全てが終わるさ
今日で全てが変わる
今日で全てが報われる
今日で全てが始まるさ

ここ、好きなんだよなあ・・・。実はこのフレーズ、「電車男」本人のこれまでのことやこれからのことを表しているように思えません? 「毒男スレで励まされ、エルメスとの恋が成就し、そして二人の日々が始まる・・・」みたいな? そして「春夏秋冬」というタイトルこそが、「電車男」なる作品自体を表しているように思えません? 「昨年から四季をまたがって常に話題が絶えないのがすごいなオラ~(ヒック!)」みたいな?(笑)

私は最後にあんな姿で登場した泉谷しげるさんが、そんな“隠れた真のメッセージ”を放っているように思えました。「おまいらにも光あれ」の「光」って、こういった何気ないところに潜んでいるものなのかも。現に「電車男」というストーリーは、彼が演じた酔っ払いオヤジがいたからこそ生まれたものですからね。良し、キレイに決まった。ここで「愛のメモリーツリー」は締め!

私的な話ですが、巨大掲示板「Aちゃんねる」のモデルである「2ちゃんねる」の用語や顔文字を詰め込みで覚えて、レビューの中で書き入れていくのが結構楽しかったです。数年前に「2ちゃんねる」の存在を知った当時は、良く知るネット友達に「『sage』って何?」とか「半角文字多いね?」とか素で聞いていたなあ・・・。あれから結構覚えてはみたけど、いまだに初カキコを決める勇気はゼロに近いです。でも、今後ここでの記事の中では思わず使ってしまうかも? というわけで、制作に関わった皆さんと毎回楽しく試聴してきた皆さんへ・・・。


乙!


決定!!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
「電車男・もう一つの最終回」
10月6日(木)夜10時
30分拡大スペシャル!!!

劇団ひとりが演じるアニメオタク「松永勇作」を主人公にした、90分の特別ドラマ「電車男・アナザーストーリー」が放送されるそうです。なんと「ギター男」という設定らしい・・・。10/06は、気軽な感じで見てみましょう!

○関連記事「電車男・第1~3話」
○関連記事「電車男・第4&5話」
○関連記事「電車男・第6話」
○関連記事「電車男・第7話(前編)」
○関連記事「電車男・第7話(中編)」
○関連記事「電車男・第7話(後編)」
○関連記事「電車男・第8話」
○関連記事「電車男・第9話」
○関連記事「電車男・第10話」
○関連記事『映画「電車男」の主演が山田孝之に決定』
○関連記事『トリビアの泉・「電車男」調査(街で女性を助ける男性は100人中何人?)』
○関連カテゴリ「電車男」

●ドラマ
「電車男」DVD-BOX
「電車男」DVD-BOX

・主題歌「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」(サンボマスター)
・電車男「オリジナル・サウンドトラック」

「ベリー・ベスト・オブ・ELO」 「タイム」
・エレクトリック・ライト・オーケストラ「ベリー・ベスト・オブ・ELO」
・エレクトリック・ライト・オーケストラ「タイム」
(いずれも、オープニングテーマ「トワイライト」が収録)

●原作小説&関連書籍
小説「電車男」 書籍「ありがとう!電車男 50万人が涙した純愛」 書籍『封印された「電車男」』 書籍『「電車男」は誰なのか-“ネタ化”するコミュニケーション』
・原作小説「電車男」(中野独人・架空名称)
・書籍「ありがとう!電車男 50万人が涙した純愛」(宝島編集部)
・書籍『封印された「電車男」』(安藤健二)
・書籍『「電車男」は誰なのか-“ネタ化”するコミュニケーション』(鈴木淳史)

●映画
「電車男」スペシャル・エディション 「電車男」スタンダード・エディション
・「電車男」スペシャル・エディション
・「電車男」スタンダード・エディション

書籍『映画「電車男」オフィシャル・ビジュアルブック』
・書籍『映画「電車男」オフィシャル・ビジュアルブック』
・主題歌「ラヴ・パレード」(ORANGE RANGE)
・「電車男」オリジナル・サウンドトラック

●関連コミックス
「電車男」第1巻 「電車男 がんばれ毒男!」第1巻 「電車男 でも、俺旅立つよ。」第1巻 「電車男 美女と純情ヲタク青年のネット発ラブストーリー」
・「電車男」第1巻(原秀則・ヤングサンデーコミックス)
・「電車男 がんばれ毒男!」第1巻(道家大輔・ヤングチャンピオンコミックス)
・「電車男 でも、俺旅立つよ。」第1巻(渡辺航)
・「電車男 美女と純情ヲタク青年のネット発ラブストーリー」
 (御茶まちこ・デザートコミックス)

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2005.09.21

ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」全曲感想

Mr.Childrenのニューアルバム「アイ ラブ ユー」の全曲感想・私的ライナーノーツです。思いのままに書き綴ってみました。共感する点等ありましたら、どうぞ気楽にコメントしてくださいね!
  

Mr.Children 12th ALBUM「I ♥ U(アイ ラブ ユー)」
私的ライナーノーツ

「アイ ラブ ユー」
「I ♥ U(アイ ラブ ユー)」
  「アイ ラブ ユー」


○「アイ ラブ ユー」の全曲感想を読む上での留意点

・各曲について、似ていると思ったミスチルの既発表曲、または他のアーティストの曲を書く場合があります。それは別に「変化が無い」とか「パクリ」とか言っているわけではなく、まだ聴いていない人、あるいはミスチルをあまり知らない人のために、どんな感じの曲かを何となくでも知ってもらうためのものです。

・このアルバムの歌詞カードは少し変わっていて、各曲についてそのイメージとなるような「歌詞で描く絵」が描かれています。それも紹介したいと思います。その絵に興味を持った人は、買ったりレンタル店で確認してみてくださいね。

・全曲感想を書き終わる時点では、他の人のレビューをまだじっくり読んでいないので、私が思ったままの独自の感想だと思ってください。


01. Worlds end
【歌詞カード】半球。地球の北半球? 飛行機も飛んでます。

明るい曲で出発~! もう、いきなり元気が出てきた! 何となく「蘇生」っぽいイメージ。でも、全然違うよ! A・Bメロに見られる“ちょいひねり系”の微妙なコード進行が面白かったりする。サビなんかは、勢い余って「シーソーゲーム」にスイッチングしそう!(笑)

「何に縛られるでもなく 僕らはどこへでも行ける
そう どんな世界の果てへも 気ままに旅して廻って...」

「Worlds end」っていうタイトルから、てっきり「世界の終わり」を歌った曲だと思っていて、当初は「DISCOVERY」とか「シーラカンス」みたいなダークな雰囲気を予想していて、どこかビートルズのジョン・レノンの思想のようなイメージもあったけど・・・。全く違いました。そうではなかったと。「世界の果て」なんだね。「Across The Universe(宇宙の果て)」みたいなものなんだね。まあこれはビートルズの歌でジョンの曲なんだけど(笑)。8分打ちのリズムなんて、「久々」とか「珍しい」の部類。早くもカラオケで歌いたいと思った曲です。最後は余韻を残しつつ、音のブツ切りで、決め!

02. Monster
【歌詞カード】悪魔の顔。黒ベースに白塗りで顔を形成。

ベース音のイントロ。マイナー調で怪しさ漂いまくり。ヘビーロックっぽいかな。この曲を2曲目に持ってきた意味は? アルバム「DISCOVERY」での「アンダーシャツ」みたいなもの? アルバム「BOLERO」での「Brandnew my lover」みたいなもの?

Knock Knock/さぁどんな叫び声をあげようか?

教えてあげよう。もはーーーっ!(笑) やっぱり変わった曲調ですね。でも歌詞が結構面白いなあ。

03. 未来
【歌詞カード】果てしなく続く一本の道。

「四次元 Four Dimensions」の1曲目。やっぱり「初っ端一発目!」という印象が強いんだけど、「○曲目」として聴くとまた違った印象になるものですね。詳しくは、以前書いたレビューで!

○関連記事『ミスチル・「四次元」全曲感想[1]・「未来」』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/07/post_1876.html

04. 僕らの音
【歌詞カード】雨傘と4滴の雫。

今回既知の曲以外で最も多く聴いた曲。つまり、一番大好きです! 曲に関しては、キー(Eメジャー)やコード進行やBPM(曲の速さ)から、ユーミンこと松任谷由実の「ダンデライオン~遅咲きのタンポポ」の雰囲気にかなり近いと思いました。そしてサビへ入る前後の部分は、Bank Bandの「to U」の2番・櫻井さんパートの運びに似てるなあと思いました。

bye-bye bye-bye bye-bye
/会いたい 会えない 会いたい
/まだ まだ まだ
/ホラ ホラ ホラ

君は九月の朝に吹き荒れた通り雨 叩きつけられて
虹を見たんだ そこで世界は変わった

間違ってなんかない ホラ ホラ ホラ
きっと正解もない これが僕らの音

イントロ無しで始まって、随所で言葉を三度ずつ重ねるのが特徴。1番の終わりで“♪まだ まだ まだ イントロも終わってない”と歌われるかと思えば、忘れていたかのようにイントロを思わせる美しいピアノ音の間奏が入ってきます。2番辺りからバックに心地良いストリングスの響きが加わってきて、そのサビでは“♪恋するだけの阿呆になる”なんていう妙な詞もあり。「安らげる場所」を思わせる部分もあり。その後の間奏は「【es】~Theme of es~」をどこか思い出す部分もあり。そして最後は、“♪これが僕らの音”と感動的に結びます。これは、しっとりとした本当に良い曲です。男女の歌ではあるけど、桜井さんは「音楽に対してのラブ・ソング」と語っています。うんうん、分かるよ、分かるなあ。だから音楽って素晴らしい!

05. and I love you
【歌詞カード】一輪の花。真ん中には「and」。花びらと茎には無数の「I love you」。

「四次元 Four Dimensions」の2曲目。今更もう多くを語る必要はないでしょう! 強いているなら、アルバムのタイトル「アイ ラブ ユー」に、一番つながりが深いですよね。でも「and I love you」という表現の方が好き。詳しくは、以前書いたレビューで!

○関連記事『ミスチル・「四次元」全曲感想[2]・「and I love you」』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/07/post_f3ae.html

06. 靴ひも
【歌詞カード】スニーカーの靴ひものみ

タイトルだけ見て、かなり期待していた曲。これは共感してもらえる人がいるかどうか、イントロが熊谷幸子の「風と雲と私」の雰囲気に似てる! 割と歌いやすいなあと思っていると、サビでいきなりグンと上がって、そして最後は・・・いつもの通り、高過ぎるよ!(笑)

靴ひもも結ばずに 駆け足で飛び出して
停留所を通過してく そのバスに飛び乗って
あぁ 一秒でも早く君の待つ場所へ

あぁ 一瞬でも早く君の待つ場所へ

2番サビ後から登場する効果音、あれは本をめくる音? なお、歌詞に出てくる「バス」は、「天頂バス」ということでOK?

07. CANDY
【歌詞カード】包まれた一粒のキャンディーと、開いた一つのキャンディーの包み紙

これ好きだなあ~。歌詞では「キャンディー」でタイトルは「CANDY」。ミスチルにしてはちょっと変わったタイトル? こういう曲を送り出すから、ミスチル大好きなんだよ~。Aメロはアレンジから言っても「さよならは夢の中へ」みたいな感じで。サビは何となく「つよがり」みたいな感じで。でも本当に良くて。「キレイ・メロディ・キャンディー」みたいな? ラストサビの移調も良いんだな!

甘酸っぱいキャンディーが まだ胸のポケットにあるんだ

君が食べておくれ

だって、歌詞カードもそこだけ文字がデカイからさ・・・(笑)。

08. ランニングハイ
【歌詞カード】スニーカーの靴裏の形。足跡に該当する。

「四次元 Four Dimensions」の3曲目。映画「フライ,ダディ,フライ」の主題歌になっただけあって、収録を決めたようですね。それにしても、歌詞カードの絵を最初に見た時は、「こ、こん棒ですか?」って本気で思ったよ(笑)。でも、「靴ひも」での靴ひもの絵とつながりますね。ちょっとしたリンクを発見! 詳しくは、以前書いたレビューで!

○関連記事『ミスチル・「四次元」全曲感想[3]・「ランニングハイ」』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/07/post_8475.html

09. Sign
【歌詞カード】一本の木と地面。木には「新芽」という文字の新芽あり。

2004年を代表するシングル曲は、この位置。う~ん、ラストかその前くらいだとうれしかったかも・・・。歌詞カードの木で、緑色の葉っぱの中に黄緑色の「新芽」の文字っていう構成は「ナイス!」って思ったよ。詳しくは、以前書いたレビューで! この曲は本当に思い入れが深かった!

○関連記事『「Sign週間」を盛り上げよう!』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/05/post_19.html
○関連カテゴリ「オレンジデイズ」(このドラマの主題歌でした)
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/orangedays/

10. Door
【歌詞カード】鍵穴。

私は聴く前、勝手に「Mirror」の姉妹ソングみたいなものになるかと思っていました。でも実際に聴いてみたら、「エビバデ・クラップ・ユアー・ハンズ」じゃん! っていうか、シャウト系! そして聴く人皆が、クラップしたくなるはず!

そのドアを開けてくれ そのドアを開けてくれ
もう何十回もノックして ノックしてるよ

桜井さんが一時期ブルースにハマったらしく、その勢いで作られたのがこの歌。だからブルース色が確かに強いんだけど、シャウトもすごいんだよね(笑)。「そろそろ開けてやろうよ」なんて思ったり。「ノック」という面では、2曲目「Monster」の“♪Knock Knock”に通ずるものがありますね。ちょっとしたリンクを発見!

11. 跳べ
【歌詞カード】両手を水平に広げた人型。

元々はこの曲がアルバム1曲目だったそうで、「PADDLE」のような元気さも伺える曲なんだけど、結局はレコーディングの最後の方でできた「Worlds end」が採用されたらしく、この曲はこの位置に。

跳べ! 向かい風に乗って
「どうせ出来やしない」と植え付けた自己暗示を引っこ抜いて
呪縛を解け! カーペットの上 ソファーの上
思い立った瞬間 そこは滑走路 跳べ 跳べ

なるほど、1曲目候補だけあって、これも元気が出る歌だ! ハイテンポの4つ打ちでダンサブル! それでいて、アルバムに必ず1曲は入る「冒険曲」! 歌詞がかなり冒険してます。「ボンクラ」、「プリン体」、「日本中がみんなみのもんた」。みのもんた?(笑) 読んでいて本当に面白いです。最後の方で、“♪ワンツーのスリー GO!”の所は「ゴーッ!」と皆で元気にシャウト。これはライブで思いっきり楽しめそうな曲!

12. 隔たり
【歌詞カード】コンドーム。

このアルバムの詳細発表と共に全国5ヶ所でのドームツアーを発表したけど・・・。そうか、ここが、6ヶ所目で先行型の「ドーム」だったか・・・。

たった0.05ミリ 合成ゴムの隔たりを
その日 君は嫌がった 僕は それに応じる

イントロ無しで、冒頭からこんな歌詞。これだけ見ると「君は美しきエロスパイダー」みたく思えるけど(笑)、実は相手が「これ」を嫌がって自分が「それ」に応じるという、いわゆる“逆パターン”を描いた歌詞で、「少子化」についてのことを表現した歌なんですね。ゆったりとした曲調で、ピアノとストリングスの響きで、一瞬泣ける曲かも? 「隔たり」って、そういうことか・・・。ちなみに彼らが言うには、実際は0.02ミリくらいだそうで・・・。

13. 潜水
【歌詞カード】大きな水滴。

アルバム「シフクノオト」のラスト曲「HERO」みたいな感じでしょうか、あるいはアルバム「深海」のラスト曲「深海」みたいな感じでしょうか。何とも例えられないものがありまして・・・。

そうだ 冷えたビールを飲もう
金と黒のラベル選んで 出来るだけ一息で
あぁ あぁ あぁ あぁ生きてるって感じ

あぁ、「Image」や「空風の帰り道」みたいにも感じるって感じ? 数々の色が出たり、ビールとプールを掛けたりで、最後は潜水までやって、でも“♪あぁ 生きてるって感じ”と締める辺り。「人間の“生”の尊さ」を歌ってるって感じ? きっとその意味はもっと大きいものなんだろうけど・・・。

・「アイ ラブ ユー」の全体感想
まだ聴き慣れていないのもあるけど、CD音源として未発表曲だった9曲を散りばめながら、既発表曲4曲を数箇所に置いて弾みをつけたような曲順だと思います。ただ、既発表曲のマッピングには、ちょっと疑問に思うところがあったかな。「未来」と「and I love you」が1曲を隔てて隣り合わせだったり、「ランニングハイ」と「Sign」が連続していたり。1曲の隔たりの所はやっぱり(?)「隔たり」でしょう。「Sign」については最後に近くても良かったでしょう。 そんな風に思いました。全体的に見ると、「なかなか良い」というちょっと辛口な評価です。アルバムは曲順が命なので、そこだけ強く語ってみました!

次にCDケースとジャケット。紙製ジャケットかと思いきや、今回はプラスチックケースでした。ジャケットはお馴染みの潰れたトマト。原稿用紙の上に乗っているんだけど、良く見たら向きが逆さまで、しかも「ウーロン」って書いてありました。これは「ウーロン舎」から取ったんでしょうね。そして裏は、「I ♥ U」の左半分。右半分は、CDケースのCD受け皿の下にありました。すごく丁寧に開けて調べましたよ(笑)。ところでその受け皿とCD自体は、「黒一色」でした。私的には「白一色」が良かったんだけど、まあそれも制作上の意向でしょうね。外観はこんな感じでした!

それから、奇抜なアイデアが込められた「歌詞カード」。最初見た時は本当に驚いて、「これはシャレでやってるんだよね? きっと後できちんと並べられた歌詞が・・・?」なんて思っていたけど、無い! あるわけがないか!(苦笑) 正直言って、文字が小さくて読み辛いケースを除くと、今まで見た中では最も読みにくいです、はい・・・。一番まともに読めるのは「靴ひも」だけど、「ランニングハイ」や「跳べ」は読む気がしない・・・。これは一度、個人的にワープロ打ちして保管した方が良いかも。でも、アートな所は評価していて、どれも良い出来なんですよね。 見ていて楽しいです、確かに!

以上、「アイ ラブ ユー」の全曲感想でした!

(たぶん今のところ、日本最大級の素人系感想記事。今のところね^^)

おまけ。。。

○「アイ ラブ ユー」・文字表記いろいろ

「アイラブユー」/「アイ ラブ ユー」/「アイ・ラブ・ユー」
「あいらぶゆー」/「あい らぶ ゆー」/「あい・らぶ・ゆー」
「I・LOVE・YOU」/「愛・LOVE・遊」/「愛・地球博」(ん?)
「I ♥ U」/「IvU」/「IVU」
「I♥U」/「IvU」/「IVU」

○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」発売決定&DOME TOUR決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/08/post_bb2f.html
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」収録曲決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_51a2.html
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」購入!』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_d5e7.html

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2005.09.20

ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」購入!

Mr.Childrenのニューアルバム「アイ ラブ ユー」が、正式リリース日9/21を前にして、本日9/20に全国で一斉にリリースされました!

祝・フライングゲットーッ! (^o^)V イエイ!

「アイ ラブ ユー」
Mr.Children 12th ALBUM「I ♥ U(アイ ラブ ユー)」
  「アイ ラブ ユー」

○Mr.Children 12th ALBUM「I ♥ U(アイ ラブ ユー)」収録曲

01.Worlds end
02.Monster
03.未来
04.僕らの音
05.and I love you
06.靴ひも
07.CANDY
08.ランニングハイ
09.Sign
10.Door
11.跳べ
12.隔たり
13.潜水

2005.09.21 in stores!
TFCC-86200  3,059(tax incl.)

Performed by Mr.Children
All tracks written by Kazutoshi Sakurai
Arranged by Mr.Children & Takeshi Kobayashi
Produced by Takeshi Kobayashi

このアルバムのタイトルは機種依存文字の「ハートマーク」があるため、全てのネット環境で読めるような文字表記に悩むところ。それを完全に実現させるには画像を頼るしかありません。でも多くの人が(やむを得ず/気にせず)文字で書いていると思うので、検索サイトでどんなキーワードを指定してもこの記事がまずヒットするように、想定できる表記を並べておきます。ちなみに、ここでは「アイ ラブ ユー」という表記をメインで適用します!

○「アイ ラブ ユー」・文字表記いろいろ

「アイラブユー」/「アイ ラブ ユー」/「アイ・ラブ・ユー」
「あいらぶゆー」/「あい らぶ ゆー」/「あい・らぶ・ゆー」
「I・LOVE・YOU」/「愛・LOVE・遊」/「愛・地球博」(ん?)
「I ♥ U」/「IvU」/「IVU」
「I♥U」/「IvU」/「IVU」

たくさん書いてみたけど、良く考えたらその内容、かなり照れる言葉じゃん(笑)。

さて私は、会社帰りにまず名古屋の某CDショップへ向かいました。店員が「アイ ラブ ユー」の看板を掲げて宣伝していて、「アイ ラブ ユー」の特設コーナーがあって、CDがどっさりと置いてありました。でも、思ったより手に取る人はまばら・・・。とりあえず私はそのCDを手に取ってみたんだけど、今回は最近恒例の「紙製ジャケット」じゃなくて、至ってシンプルな「プラスチックケース」で妙にびっくり! なるほど、“♪探してたものはこんなシンプルなものだったんだ”等と、名曲「Simple」を心の中で歌いながら納得させました(笑)。同じく店内では宣伝用ビデオが流されていたんだけど、良く聴いたらそのCDも店内で流されていて、3曲目「未来」の途中から聴いた後でまだ知らぬ曲が流れ出しました。それが4曲目「僕らの音」になるわけだけど、「おっと、まだ聴かないぞ!」という思いでそこを去りました。買うのは地元のCDショップと決めていたのでね・・・。

そして帰宅後、すぐに地元のCDショップへ向かいました。ここでも当然のように「アイ ラブ ユー」の特設コーナーがあって、CDはやっぱりどっさりと置いてありました。そこへそのコーナーへ向かおうとすると、来る客来る客、特に女性客が、CDを手に取ったかと思えばすぐにレジへ向かうという「超☆アクティブ志向」! 「さすが地元だぜ!」といった感じで、思わず心の中でニンマリしてしまいました(顔には出してないよ)。私も負けじとCDを手に取ろうとすると、既に手に取りながら流されていた宣伝用ビデオに釘付けの女性が一人。完全に「特等席」を陣取られていました。せっかくだから、すぐ隣で私も観賞したけどね(笑)。その時流れていたのは、1曲目の「Worlds end」のPV。これか、アルバムのリリースに先駆けて解禁された曲は! 何だかすごく出来が良いもんだから、例の女性が釘付けになるのが分かりましたよ。しばらく動けなかったし・・・。“♪あれっ 俺ッ 何してんだろう? 忘れた 分かんねぇ”等と、CDの8曲目「ランニングハイ」の一節が頭をよぎったところで、私もようやくレジへ「ヨーイドン」! あっ、この曲はCDには収録されなかったね(苦笑)。というわけで、会計を済ませて即自宅へ戻りました。

それで、今まさに聴いています!

「アイ ラブ ユー」の全曲感想は、正式リリース日の9/21になってからたくさん書いて公開します。ミスチルファンの皆さーん、もうゲットしましたかー?

 
 
当然だよーっ!
 
 

うんうん、そうでしょうそうでしょう、ズバリそうでしょう! 聞こえてきましたよ、数倍のお返しの声が! blogを持っている人は、何度も聴いた後で思う存分感想を書いて、私に教えてくださいね。感想コメント&トラックバックは、この記事ではなくて、明日中に絶対に公開する全曲感想の記事の方で書いてください。ここは「CD購入から聴く寸前までのエピソード記事」として位置付けるので、皆さんなりのそういったエピソードを受け付けています!

○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」発売決定&DOME TOUR決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/08/post_bb2f.html
○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」収録曲決定』
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いま、会いにゆきます・第10話(最終話)

このドラマは、放送時期の設定ミスと二度に渡るお休みがなければ、もっと良いものになっていたかもしれません。ストーリー自体は原作小説や映画版でもある程度認められている作品だけに、やっぱり残念に思うところはありますね・・・。そんなわけで、前回予告で「感動のフィナーレ」と明言しただけあって、期待だけはして見ました。そしてドラマ版最後のレビューをここに。「いま、締めにゆきます」。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「いま、会いにゆきます」
第10話(最終話)「涙の別れ」

澪(みお・ミムラ)は、絵本を見て自分が消えると知ったことを巧(たくみ・成宮寛貴)に明かす。巧は、「奇跡はまた起こる」と澪にエンゲージリングを渡し、2人のなれ初めを聞かせる。一方、佑司(武井証)は、自分を産んだせいで澪が早死にしたと悩み、教師の沙織(MEGUMI)に相談する。そんな中、梅雨明けが宣言。巧と佑司は澪の様子を心配して家路を急ぐ。

巧は澪が残した日記を読んだことで、高校時代の出会いから亡くなる前までの澪の本心を知りました。その多くが巧の知らない澪の気持ちばかり。自らが体験した数々のエピソードはあれど、なんというすれ違い・・・。赤いハチマキをした陸上部員を描いた澪の絵画は、実は巧がモデル。皆に同じものを配ったと思われた手紙は、実は巧のだけ四つ葉のクローバー入りの特別な手紙。その他、電話をかけたり、二人でデートしたり、大きくなって再会した時も、微妙にすれ違いがあり・・・。これまで各話で流れたエピソードの「裏エピソード」が明らかになっていきました。

雨の季節に再会した二人がキスした時、澪にとっては「二度目の恋」で「最初のキス」でした。

○澪が残した日記の結びの文

もしかしたら夢だったかもしれない。
いや、夢なんかじゃない。
私の運命は、巧さんと結婚し、佑司を授かる。
そして佑司が6歳になる誕生日に、
私はこの世を去っていく。
巧さんと結婚する道を選ばなければ、
また、違った人生を歩むことができるのかもしれない。
私は何度生まれ変わっても、必ず同じ道を選びます。
私の幸せは、あなたと生きること。
だから、あなたに、

いま、会いにゆきます

そして最後、元気に咲いたひまわり畑の真ん中で、二人は強く抱きしめ合いました。

○澪が「アーカイブ星」の草原から送った最後のメッセージ

佑司。パパのように、強くて、優しい人になってください。
愛しています。
巧さん。私、あなたたちを忘れないから。

素敵な終わり方でした。映画版でも印象的だったひまわり畑のシーンは丁寧に描かれ、空の青色とひまわりの黄色が、それらの混合色であるひまわりの葉の緑色の中で映えて見えました。ただ言わせてもらえば、やはりこの作品は「2時間ドラマ」向けだと思いました。おそらくそれくらいの時間の中にストーリーを閉じ込めた方が、この作品においては感動の度合いが大きいのではないかと思うんです。それは私が既に映画版を見た後だから言えることかもしれないけど。もしまだ映画版を見ていない方は、是非一度見てみてください。簡潔にまとめられていて非常に良い構成なので、やはり大きな感動があるはずです。たぶん、映画版の方が泣けるかな・・・。ドラマ版についてはこれまでのレビューで書いてきた通りの評価だけど、数々の不満や指摘点はありながら、丁寧な作り込みや印象的なBGMは高く評価したいと思います!

それで主題歌! ORANGE RANGE(オレンジレンジ)の「キズナ」なんだけど、結局ドラマ版の全てのレビューで触れてきました。実は私的な理由がありまして・・・。昨年2004年の春、同じ「日曜劇場」の枠でドラマ「オレンジデイズ」が放送されました。私も大変思い入れが強かったドラマで、ここでのレビューをまとめて「オレンジデイズノート」というファンサイトを作ったほど。そんな中、そのドラマの挿入歌「上海ハニー」を歌うORANGE RANGEが、当時激しく「聴かず嫌い」だったんです。ところが、誰に奨められてもそれさえ聞かずの姿勢でいたのに、今から約1年前に某テレビ番組で出演したのを見た時、とあるきっかけで「好き」ではないにしても「嫌い」ではなくなったんです。そしてその思いは変わらずにいる、1年後の現在。この「1年後」というのが、澪が戻ってきた「1年後」に重なる部分があると決め付けて、私も澪の日記のように思いを書き連ねてきたというわけでした。「二度目の変」で「最初のリスペクト」? ということで、このレビューの本当の締めは「私の日記」とし、最後のメッセージとして「キズナ?」をお届けしようと思います。「いま、歌いにゆきます」。

○今回限りの締めの歌「キズナ?」

いま何してるかな
君も見ているかな
「オレンジデイズ」の時は嫌い
今はそうでもない

何々を何々、何々を何々、
何々、何々何々・・・(以下略)

ロードショー泣きだしたこともある
交差点素足で踊ったこともある(美里さんだったっていいじゃない)
カランコロン カランカランコロン(ゲゲゲの鬼太郎?)
カランコロン また こーろがーれ!(ミスチル「ヨーイドン」?)

ええいああ 君からもらい泣き(何となくメロディが似てる)
あおいあおおおあ(負けずに平仮名で攻める)
離れても同じように 優しくフォローする
ほら これってキズナ?

キーポンキーポン百万円(聴こえるシリーズ・その1)
キーポンキーポン語呂合わせ(聴こえるシリーズ・その2)
コケそうなら そう 客つかめ
Say Wo! Wo! 頭使え

キーポンキーポン百万円(もういっちょ行ってみよう!)
キーポンキーポン語呂合わせ
これ一生 やれそう この歌で
Say Wo! Wo! 皆で歌え
むぎゅ~

最後に来て、レビューが台無しになったかも・・・(苦笑)。

○関連記事「いま、会いにゆきます・第1~3話」
○関連記事「いま、会いにゆきます・第4~6話」
○関連記事「いま、会いにゆきます・第7~9話」

●「あずスタ」実話系短編記事・3部作「いま当て~ジョージア懸賞~」
○前編・ジョージア懸賞「いま、当てにゆきます」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/12/post_10.html
○中編・ジョージア懸賞「いま、当たりました」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/02/post_10.html
○後編・ジョージア懸賞「いま、届きました」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/03/post_27.html
○主題歌?・ミスターチルドレンジレンジ「花」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/02/post_14.html

●ドラマ
「いま、会いにゆきます」DVD-BOX
「いま、会いにゆきます」DVD-BOX

・主題歌「キズナ」(ORANGE RANGE)
・「いま、会いにゆきます」オリジナル・サウンドトラック

●原作小説&映画
小説「いま、会いにゆきます」 映画「いま、会いにゆきます」 主題歌「花」
・原作小説「いま、会いにゆきます」(市川拓司)
・映画「いま、会いにゆきます」(竹内結子、中村獅童、他出演)
・主題歌「花」(ORANGE RANGE)
「いま、会いにゆきます」オリジナル・サウンドトラック

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はるか17・第10話(最終話)

最終話のサブタイトルを見てちょいとびっくり! 「最終回!!」なんて入ってるよ、珍しい(笑)。そんな言葉入れなくても、面白いのに・・・。そう、このドラマは「素人アイドル」の話でありながら、クドカン作品みたいに小ネタを取り入れた「ギャグドラマ」だったと思うんです。ハチャメチャぶりが結構楽しめたなあ・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○テレビ朝日系「はるか17」
第10話(最終話)「遂に最終回!!究極の陰謀」

遥(平山あや)のゴシップがファインプロの策謀と知った福原(古田新太)は、崎谷(杉本哲太)の元に怒鳴り込む。だが、打つ手のない福原は、崎谷の軍門に下ることを決め、事務所の解散を宣言。遥にファインプロへの移籍を勧める。そんな中、森山(載寧龍二)が遥に崎谷の引き抜き工作を手伝ったことを打ち明け、移籍しか残された道がないと告げる。

はるか・究極の選択(?)。大手芸能事務所「ファインプロ」へ移籍するか、小さな芸能事務所「童夢企画」に残留するか? その答えは前者、「ファインプロ移籍」でした、とりあえずは。でも結局、社長・福原(古田新太)の所へ戻り、各所に散った社員たちも戻ってきて、「童夢企画のはるか」として再び晴れ舞台へ! 良くぞ決心した、はるか。そして、皆。そしてそして、尊敬されて羨ましいぞ社長!

この最終話だけ見ても、ハチャメチャぶりはすごかった。特にファインプロの連中! アンタらお笑い芸人としてデビューした方が良いぞ?(笑) 社長・松永(橋本さとし)は何かあれば1ネタ披露するし。アフリカの原住民みたいな格好になったと思えば事務所が爆発して吹っ飛ぶし。裏で巧みに動く崎谷(杉本哲太)は、はるかへ衣装をプレゼントする際に数々の試着姿を見てはおバカさんみたいに一人盛り上がっているし。まさかここまでやるとは思わなかった・・・。そしてそのハチャメチャぶりは、童夢企画の社員たちやテレビ局の関係者たちにも言えるわけで、さらに毎回登場する「ドラマ内韓流ドラマ」の大げさ過ぎてぶったまげてるところにも言えるわけで。「面白い!」というよりは「笑った!」の方が強いかな。うん、皆さん頑張りました!

地区による放送日とその時間帯の違いのせいで、一度は「リタイアかも宣言」までしたけど、リタイアだけはしないでいて良かったです。「再び晴れ舞台へ!」という終わり方だったけど、最後の最後にはるかが晴れ舞台で自己紹介するところで会場の電気が消灯されて、お約束のハプニング。そしてはるかがグチって終わりました。ちっともまとまっていないことだし(笑)、これは続編の構想が既にあるのでは? 深夜帯からゴールデンに昇格する可能性も? 私は、結構いけると思いますよ!

○関連記事「はるか17・第1~3話」
○関連記事「はるか17・第4~6話」
○関連記事「はるか17・第7~9話」

●ドラマ
「はるか17」DVD-BOX
「はるか17」DVD-BOX

「はるか 17歳」 「はるか」
・イメージDVD「はるか 17歳」
・ラスト水着写真集「はるか(平山あや)」
・主題歌「アオバ」(メレンゲ)
・「はるか17」オリジナル・サウンドトラック

●原作コミックス
「はるか17 (1)」
・原作コミックス「はるか17」(山崎さやか)

※あっ! 著者の山崎さやかさんって、大問題になったあのマンガ「マイナス」の作者か~!

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女王の教室・第11話(最終話)

すごいドラマが、すごいまま、すごい終わり方をしました。さて問題、「すごい」はいくつ登場したでしょう?(笑) 放送当日はこのドラマの「最終話・90分スペシャル」に加え、「エンタの神様」にてここで応援中のお笑い芸人3組全てが登場したことで、“瞬間PV数・約80名さま”となりました。ありがとうございます! もはやここのアクセス度は、「土曜の夜」にかかっていると言っても過言ではないかも・・・。「いい加減目覚めなさい」って?(苦笑)

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「女王の教室」
第11話(最終話)「真矢のいない卒業式」

過労で倒れた阿久津(天海祐希)が退院し、行方をくらます。和美(志田未来)は、もう会えないのかと心配を。一方、由介(松川尚瑠輝)は阿久津が常に監視していることを思い出し、援助交際の芝居を女子生徒に打たせる。だが、女子の身に危険が。阿久津が期待通りに現れて助かるものの、暴力ざたに。教頭(半海一晃)は、阿久津の追放を決める。

なるほど~~~! 私には、「3年B組金八先生」「ドラゴン桜」や「ぼくらの七日間戦争」等をベースに、「ごくせん」や「離婚弁護士」や「バトルロワイヤル」等の調味料をブッ込んで、ついでに「推理モノの2時間ドラマ」のエッセンスを込めて、混ーぜこーぜして「オリャー! 召し上がれ♪」みたいな、上っ面だけ妙にステキな特製メニューみたいに見えましたよ?

結局のところ、「長身の大ボス・阿久津真矢」は実は「良い人」でもなく「悪い人」でもなく、何が良く何が悪いのか明確なことが分からず過労で倒れることもある「普通の人」(あえてこう解釈)。生徒たちを良く見て分析してノートにしっかり記録し、パソコンにもこまめにデータ投入。殴られた跡が残っても極力平静さを保ち、キレイ事を言われても皆から慕われても顔に出さず一蹴し、姿勢を良くして歩くのが趣味な「長身の教師・阿久津真矢」でありました。それにしても、オープニングの決まり文句を生徒全員で斉唱したり、スポンサー表示が復活したり、生徒たちが改心したりで、「まーるく収まって感動のラスト!」みたいにはなったけど、またまた最後になって「援交」とか「暴力」とかはマズった? 生徒が若いモンに殴られてたシーンがあったけど、現実だったらマジパンチだったしモロに入ってたし、まだヤワな子供だから「内臓破裂してるんじゃないか?」なんて本気で心配しちゃったよ?

まあこれらのことを地下倉庫に置いといて・・・。和美の両親が昔の出会いを思い出して、「制服の第二ボタン」から「こうして今の家族がある」といった話の流れは良かったですね。また、由介は和美にもぐら人形のタタッキーを“タタク”ようにはしなかったけどプレゼント。和美はお返しに例の第二ボタンを由介に“プレゼント・フォー・ユー、すけ”。アロハな二人め・・・(ほのぼの)。そして最後、和美が“姿勢を良くして歩く”真矢を発見し、「アロハ」の意味で「ハロー」と「グッバイ」と後一つは何かと問うと、真矢は冷静に「アイラブユー」と一言。そしてなんと、去っていく和美を見ながら静かに笑った! 初めて“不敵に”じゃなくて“陽気に”笑った! ボソボソっと何かを言っていたけど、私のあやふやな読唇術では「マヨ」くらいにしか思えなかったけど、「マヤ」ファミリーとして迎え入れる言葉だったのかな?(んなこた~ない)

このドラマはとにかく賛否両論が激しく、数々のドラマレビューを読んでも皆熱く語っていました。そしてキレイな形で最終話を迎えたことで、注目はかなり集まったはず。視聴率の発表が楽しみになっています。さてさて、遅れたけど、皆さんの熱い最終話のレビューを読んで回るとしますか。姿勢を良くして・・・。そんな感じで、EXILEの主題歌「EXIT」に乗せて、このレビューも“EXIT”!

○関連記事「女王の教室・第1~3話」
○関連記事「女王の教室・第4~6話」
○関連記事「女王の教室・第7~9話」
○関連記事「女王の教室・第10話」

「女王の教室」DVD-BOX
「女王の教室」DVD-BOX

「女王の教室 The Book」
「女王の教室 The Book」

「EXIT」
主題歌「EXIT」(EXILE)

「女王の教室」オリジナル・サウンドトラック
「女王の教室」オリジナル・サウンドトラック

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2005.09.19

ドラゴン桜・第11話(最終話)

ついに来た、東大の合格発表! ストーリーとしては約1年、ドラマとしては1クール・3ヶ月、大注目してきました。まさかこんなに良いドラマになるとは、思ってもみなかった・・・。特進クラスの6人の生徒の運命は? そして結果を知った桜木は? 最後まで大注目しました!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「ドラゴン桜」
第11話(最終話)「お前らはもうバカじゃない!運命の合格発表!」

年が明けて1月、センター試験が始まった。勇介(山下智久)や直美(長澤まさみ)ら特進クラスの生徒たちは、試験問題の想像以上の難しさに苦戦しながら、どうにか初日を無事に終えた。東大合格を目指す特進の6人は、励まし合いながら、試験2日目に臨む。そんな中、くも膜下出血で入院していた直美の母・悠子(美保純)の容体が悪化する。

3勝2敗1分け! ∴ 3人合格

勝負に例えるなら、こう表現すれば良いのでしょうか。とにかく、龍山高校の特進クラス6人が挑んだ東大入試は、「3人合格」という結果に終わりました。その流れを振り返ってみましょう!

まずは、第一関門の「センター試験」。

センター試験 自己採点結果

奥野一郎  662点(中尾明慶)
小林麻紀  656点(サエコ)
緒方英喜  651点(小池徹平)
香坂よしの 649点(新垣結衣)
矢島勇介  645点(山下智久)
水野直美  636点(長澤まさみ)

桜木建二(阿部寛)によれば「この点数ならな、6人全員、センター試験無事突破だ!」ということで、まずは全員第一関門突破! おめでとう! 「Excellent!!」と言って褒める、数学・柳鉄之介(品川徹)、英語・川口洋(金田明夫)、理科・阿院修太郎(小林すすむ)、国語・芥山龍三郎(寺田農)の4人の特別講師たち。「やったぁ!」と元気に喜ぶ生徒たち。「良かったぁ、ほんとに良かったぁ!」と喜ぶ井野真々子(長谷川京子)。「良かったぁ、またこれで少しお買い物できるかも、ウッフッフ!」と喜ぶ理事長・龍野百合子(野際陽子)。おい、一人だけ喜ぶものが違うぞ?(笑)

この結果には「う~ん、たった1年でここまでやれたか・・・」と羨む部分もあるけど、まあ良いでしょう。生徒たちはすぐに気持ちを入れ替え、35日後に行われる東大入試本番へ向けて、二次試験対策の勉強を始めました。

数学担当の講師・柳鉄之介より、「数学対策」。

出題者に対して、「この問題の解き方を私は分かっていますよ」とアピール。
そのためには、解答の序盤であえて文章でこれから解こうとしている方法を説明する。

→特に証明問題では基本ですね。私もかつてそう教えられた経験があります。

理科担当の講師・阿院修太郎より、「理科対策」。

単位の確認と同時に、極端な数値を当てはめてみることで、
確実に間違いは無くなる。

→化学も物理も定理式が多いので、これはかなり有効でしょう。

国語担当の講師・芥山龍三郎より、「国語対策」。

古文・漢文を読む時には、キーワードらしきものに線を引く。
良い文章には必ず良いリズムがあるので、
黙読はせず心の中で音読する。

→確かに。理系志望でも、ここで落とすわけにはいきませんね。

英語担当の講師・川口洋より、「英語対策」。

新たに採用された「リスニング問題」までの45分が勝負。
その前に、長文読解と和訳問題を片付けておく。
さらに英作文にも手をつけることができれば、OK牧場!

→最後のは、彼自身の言葉だからさ・・・(笑)。

東京大学試験・前日。最後の授業。桜木より、「最後の忠告」。

世の中に超えられない壁なんてねえんだ。
だからお前ら、どんなことにも「できない」という先入観を持つな!

桜木は6人全員に「バカ」と書かれたバカハチマキを手渡し、「物心ついた時から巻いていた」と責めながら強くこう言いました。

もうすぐそのバカハチマキから自由になれる。
お前らを縛り付けていた「コンプレックス」という名の
たくさんの鎖を断ち切れる。

バカにされて悔しかった日々を思い出せ。
そしてその悔しさを明日からの試験にぶつけろ!

生徒たちはバカハチマキを頭に巻き、これまで学習したことを言い合いながら気合を入れました。そして桜木が一言。

お前ら全員勝てよ。そして東大に入れ!

ここで最後となるタイトル画面が登場。上に「ついに迎える、激動と感動の最終回!!」、下に「次々と巻き起こる意外な展開とは!?」という字幕も出ました。特に下の字幕に注目! 大事な試験を前に、何か起こってしまうのか?

東京大学試験・1日目。真々子と6人の生徒たちは会場前で円陣を組み、「龍山、ファイト!(オー!) ファイト!(オー!) ファイト!(オーーー!)」と掛け合いました。ちなみに試験日程が、試験会場のホワイトボードにしっかりと書かれていました。

平成18年度
東京大学第2次学力試験
<本郷地区試験会場・A会場>
理科一類 試験日程

2月25日(土) 国語   9:30~11:30
          数学  14:00~16:30
2月26日(日) 理科   9:30~12:00
          外国語 14:00~16:00

1日目の試験が無事終了した後、生徒たちは?

水野直美  母親が倒れたため看病に集中。
矢島勇介  水野の母親が倒れるのを助けた時に右手を骨折。
奥野一郎  弟・次郎(水谷百輔)に渡されたサンドイッチを試食。
緒方英喜  麻紀と「合格したらH」の再約束。
小林麻紀  英喜の願いに笑って承諾。
香坂よしの 特に無し。

東京大学試験・2日目。まず直美が試験に遅れることになり、勇介は右手にギブスをはめて登場。一郎は腹痛になっていたけど、それは昨日食べたサンドイッチが賞味期限切れだったため。弟にやられました。賞味期限に気付かなかったのも変だけど、昨日食べた入れ物のゴミを持っていたのも変。まあ良いか、一郎だし(ん?)。他の3人は一応何事も無く来ていました。

勇介は右手が使えず左手で応戦。でも山下智久くんって元々左利きだから、問題無かったりして・・・。一郎はトイレに駆け込みたい衝動を抑えながら応戦。気持ちは分かるかも・・・。他の生徒たちも苦戦していたようだったけど・・・。そして直美は看病を中断して走りました。しかし向かった先は試験会場ではなく、桜木が待つ龍山高校特進クラスの教室。残念ながら、諦めてしまったんですね・・・。薄っすらと涙を流していた直美に、桜木はこう伝えました。

お前は1年間勉強した。
東大を受けようが受けなかろうが、その事実は変わんねえよ。
お前は、変わった。

試験が終わる時刻には迎えに行ってやれよ。
特進クラスはな、お前を含めて6人だ。

良いこと言うぜ、桜木! 可愛かったぜ、直美! その後直美は試験会場へ急ぎ、試験を終えた残りの生徒5人を迎え、「お疲れ!」と言い合いました。ほんと、お疲れ~!

合格発表・当日。いよいよ注目の時が来ました! 生徒の顔、受験番号、生徒の顔、受験番号・・・。長い、長過ぎる、引っ張り過ぎる! DVDレコーダーで1.3倍速で見ていてもイライラしてしまった! さて気を取り直して・・・、直美を除いた5人の結果は?

奥野一郎  A41772 「あった~っ!」
香坂よしの A40886 「あった! 私が、東大、うそ、ああ、すごい!」
矢島勇介  A40732 「ありやがる・・・、俺のあるって、やった、やった!」
緒方英喜  A41862 「・・・」
小林麻紀  A41947 「・・・」
--------
奥野次郎  不合格    「俺が、不合格・・・」

3勝2敗1分け! ∴ 3人合格

龍山高校特進クラスの教室にて報告が行われ、桜木が生徒たちに「最後の言葉」を伝えました。

矢島。奥野。香坂。おめでとう。
自分たちの努力で手に入れたプラチナチケットだ。
東大合格が本当に人生のプラチナチケットかどうか、
それはこれからのお前ら次第だ。
とにかく今お前らはそいつを手に入れた。好きに使え。

それからそこの落ちた二人!
いや受けられなかったヤツも入れたら三人か。
お前らのせいで俺は公約を果たせなかったじゃねえか!
俺が「一年間良く頑張った。お前らにはほんの少しだけツキが足りなかった」
とでも言うと思ったか?
「頑張ったことに意味がある」とか、
「お前らは努力することを通じて合格よりもっと大切な何かを手に入れるはずだ」
と言うとでも思ったのか?
そんな言葉お前らに今更並べたところで、
これからの何の役にも立ちゃしねえ!

俺からの言葉はこれだけだ。このバカどもが!
しっかり反省して、自分の人生は自分で決めろ!

最後にして、かなり威圧的な言葉の数々! たまらず勇介が桜木の胸座を掴んで責めたけど、その勇介は桜木の顔を見て手を引っ込め、こう言いました。

殴れっかよ・・・。
アンタ泣いてんじゃん。心の中で思いっきり泣いてんじゃん。

何も言えなくなってしまった桜木は、理事長に辞表を提出しました。それは「5人現役合格」という当初の約束を果たせなかったため・・・。教室を去った桜木を、真々子や生徒たちや教師たちが追い、「ドラゴン桜」の前に集まりました。「先生がいなくなったら、来年からこの高校はどうすれば良いんですか? 特進クラスはどうすれば良いんですか?」と責める真々子に対し、桜木はこう言いました。

俺がいなくても、お前がいるじゃないか。
何のために、一年間お前は特進にいたんだ。
俺はな、見込みのあるヤツにしかノウハウを教えないぞ。
お前はバカで粗忽で、その上「超」の字が付くほどのお人好しだ。
だから、自分の信じる道を真っ直ぐ迷わず突き進む能力がある。
大丈夫だ。お前ならやれるよ。

きれい事を言ったつもりは、無い!

その後桜木は、生徒たちに「最後の最後の言葉」を伝えました。

入学試験の問題にはな、正解は常に一つしかない。
その一つにたどり着けなかったら不合格。これは厳しいもんだ。
だがな、人生は違う。人生には、正解はいくつもある。
大学に進学するのも正解。行かないのも正解だ。
スポーツに夢中になるのも、音楽に夢中になるのも、
友達ととことん遊び尽くすのも、
そして、誰かのためにあえて遠回りするのも。
これは全て正解だ。
だからよ、お前ら生きることに臆病になるな!

矢島。水野。緒方。小林。香坂。奥野。
お前ら自分の可能性を否定するなよ!
受かったヤツも、そして落ちたヤツもだ。
お前ら胸を張って堂々と生きろ!

以上。

この言葉を聞いた生徒たちは、桜木に誓いの言葉を返しました。

矢島勇介「俺さ、東大には行かねえから!
      独学で勉強して、司法試験目指す。弁護士になる。」
桜木「それも正解だ。」
香坂よしの「私は東大に行く。勇介が行かなくても、私は東大に行く。
      世の中のことを正しく読めるようになりたくなった。」
奥野一郎「僕も胸を張って東大に行きます。」
桜木「正解だ。」
緒方英喜「俺は諦めないぞ!
      何年経ったっていい。俺だって東大に入れるって証明してやる!」
小林麻紀「私だって諦めない!
      東大も、自分の夢も、絶対諦めない!」
桜木「それも正解だ。」
水野直美「桜木先生。ありがとう!
      ウソじゃないよ。私は、私たちは、心の底からそう思ってる。
      『桜木先生ありがとう』って。」
桜木「・・・。」

その場を去っていく桜木に、見ていた教師たちや特別講師たちが拍手を送りました。これは良いシーンでしたね。軽はずみで勉強を始めた生徒たちは、桜木と過ごす中でいつの間にかたくましく成長していたんだなあ・・・。中でも勇介は、東大行きのプラチナチケットを破って、独学による弁護士への道を決めたからすごい! きっと彼が目指すのは、桜木のような弁護士なんでしょうね。

「桜木弁護士事務所」に戻った桜木に、「東大合格」の件を聞きつけたいろんな高校の校長から、「高校再建」の問い合わせが殺到しました。みのもんた校長もいたなあ(笑)。その噂を流していたのは、なんと龍山高校の理事長! “東大(灯台)”下暗し、またアンタか~!

「ドラゴン桜」の木に花が付いた春。皆はそれぞれの道を歩み始めていました。勇介は、バイトの傍ら自宅で六法全書を開いて独学。一郎とよしのは、東大で勉学に励む毎日。直美は、母親を看病しながらしっかり独学。元々英語教師の真々子は、英語教育を極めるために川口先生の「歌と踊り暗記術」を授業に取り入れ、生徒たちと踊りながら教育(笑)。特進クラスを受け持っているようで、生徒も格段に増えていました。その真々子の粋な計らいで、世界史と物理の特別講師として英喜と麻紀を招きました。「他人に教えることで自分への理解もまた深くなる」という桜木の言葉を覚えていたんですね。英喜と麻紀は、昨年授業で使った物理の「解説マンガ」を見せて教えていました。そのうち、自分たちが苦労して作った「メモリーツリー」も登場するんでしょうね。他の教師たちは、廊下で座り込んでいる生徒に向かって「お前ら、バカとブスこそ、東大へ行け!」と言って指差していました(笑)。桜木の影響を受けた者はここにもいましたね。理事長は、たくさん買い揃えた帽子を見ては大喜び。ここはもうスルーしておきましょう(笑)。そして桜木は・・・、弁護士事務所にて空腹で目覚めて、「やれやれ・・・」と一言。その直後、事務所に舞い込んできた桜の花びらを掴み、ゆっくりと手の平を開いてそれを見つめ、ゆっくり前を見たところで終わりました。

いや~、軽く振り返るつもりが、激しく振り返ってしまった~! やれやれ・・・(笑)。桜木のこの名セリフ、結構好きでした。この結末、皆さんはいかがだったでしょうか? 私的な意見ですが、「3勝2敗1分け」、故に(∴)「3人合格」という結末は、「これで良かったのでは?」と思いました。理由は、「東大受験はそんなに甘くねぇ!」、「原作のことを考えなきゃならねぇ!」といったものや、その派生事項によるものです。

誰もが「全員合格」を願ったに違いありません。ただ現実は、ドラマであっても、そう簡単には合格できないわけで。実は私、今更だけど「全員合格はまず無い」と確信していました。原作は最終話放送時の時点ではまだ東大受験すらしておらず、ここで「全員合格」ともなれば「現在進行形」である原作の魅力がいくらか損なわれ、読者もどれほどか先の見えた展開を抱きながら読むことになり。原作での合格発表の時、「ドラマの“全員合格”の方が良かったなあ!」という不満の意見さえ出るかも。それを踏まえてか、「6人のうち半数の3人が合格」という結末にしたのは、ある意味で良かったと思います。そう思った上で、「それじゃあ、誰が合格?」ということが重要になってくるんだけど、結果は上記の通り。これですが、私はある程度予想できていました。

まず、原作でもメインとして登場する勇介と直美。この二人は「揃って合格は無い(浪人合格は有り得る)」と思いました。「原作に影響がある」という大きな理由でね。「だったら、どちらが合格? あるいは両方不合格?」ということになるけど、そこまでは予想できませんでした。ただ実際は直美の母親が倒れたことで、「直美は看病のために東大受験を辞退した」という“無難な形”になりました。上手く理由を付けて、特進クラスの代表的役割だった勇介を立てたというわけですね。おまけに、「東大入学を辞退して桜木のような弁護士を目指す」といった設定にもつなげました。これについては、ありがちだけど良かったなあと思いましたね。

次に、「不合格」だった英喜と麻紀。ここはほぼ予想通り「不合格」でした(ゴメン)。その理由は、最終話前にも話が出ていた「合格したらH」の話、これですよ! 東大合格を目指す傍ら、こんな雑念があったことで「ドラマだとしても倫理上マズイ!」と思っていたのでね。こういう気で目指す生徒たちが実際にいると、教育界他が目くじらを立てますからね。まあ努力につながる面では良いかもだけど・・・。これにより、まず英喜は「合格したらマズイことになる」というわけで「はい、消えた」。麻紀は、合格すればそりゃあ良いけど、「そういう気」でいた英喜に対してはどう接する? ということで「はい、消えた」っぽかったんだけど「ちょっと待った」。逆に英喜が合格して麻紀が不合格だった場合、麻紀は約束とはいえ「そういう気」を受け入れる状態になれるわけもなく(実際ものすごい落ち込み様だったし)、逆に妬みみたいなものも発生するわけで。つまり英喜は、「そういう気」に「こういう気!」と「どういう気?」を付けて、「やっぱり、はい、ダメ」となるわけです。そして英喜と合わせる形で、麻紀も「設定上そうならざるを得ない」というわけで、「残念ながら、はい、消えた」となるわけです。なるほど・ザ・ドラゴン桜! 両人、本当にゴメン!

次に、「合格」だった一郎とよしの。一郎は、最大のライバルである秀才の次郎がいたことで、「素質はある」とは思っていました。特進クラスへは最後に入ったけど、東大模試で他の生徒がE判定の中、唯一D判定となったのが彼でした。この辺りで「少なくとも彼は合格できそう」と思いました。いわゆる“安パイ”ですね。東大受験では次郎の企みにより腹痛に悩まされたけど、一応思考能力は働いて解答を書く手も動いていたようで、無事合格! そして次郎は、不運にも不合格。兄にあんなことを言ったりこんなことをしたりで、最後まで気に入らなかったヤツ。いい気味! でも、できればお互いに合格して、そこで仲を取り持ってほしかったんだけどね。その後はどう過ごしているのかな? よしのは、いわゆる“ホープ”というイメージで、はっきり言って「どうなるか分からない」といった思いでいました(苦笑)。まあある時に改心してからは熱心に勉強していたので、「良い方にはなるかも?」とも思っていたけど。それよりも、いつも授業で一人だけ黒系の衣装だったのが気になっていたけど。結果的には、無事合格! 彼氏の勇介も合格したことで、ここは「揃って合格」になったけど、その時にはたくましい精神を持つようにもなっていました。最後見た感じでは、もう勇介とは別れる気になったのかな? 以上が、私の「予想と現実」でした。小論文の試験があってもバッチリいけそうかな?(笑)

最後の最後は、やはりこの人、桜木について。生徒たちに憎まれながらも、自分なりの信念を貫いて見事に引っ張ってきました。彼の放った強気なセリフは、どれも深くてタメになるものばかりでした。東大合格のために徹底した教育方針を展開したけど、実は東大受験を通して生徒たちに生徒たち自身で「あるべき人生」を気付かせたかった。合格発表直後に伝えた「最後の言葉」は、「そんな言葉お前らに今更並べたところで、これからの何の役にも立ちゃしねえ!」とは言ったけど、まだ未熟な生徒たちは痛感していたと思いますね。真々子に対しては、「見込みのあるヤツにしかノウハウを教えない」と伝えたけど、これは以前勇介が気付いた通りでした。彼は真々子や生徒たちに侮辱的なことを言いながら、「見込みのあるヤツ」と信じて教育し続けてきたんですね。真々子や生徒たちはその心を知って、本当に感謝していたと思います。桜木の、隙の無いところが良かったなあ。あんな男に出会ってみたいものです!

最後はこんなに長文。やれやれ・・・。そんなわけで、ドラマ「ドラゴン桜」のレビューをここで締めたいと思います。“お前ら胸を張って堂々と生きろ!”。桜木のこの言葉、忘れません! Don't forget!!


脚本を担当された秦建日子さんへ。
期待させられる構成、充実した内容、数々の名セリフ、どれも素晴らしかったです! 最終話の視聴率は、納得の20%超え! 「阿部寛さん・弁護士モノ」というと、同じく秦さんの書かれた日テレ系ドラマ「最後の弁護人」を真っ先に思い出してしまいます。そのせいか、有働弁護士のキャラ性の真面目部分や殺伐とした事務所にどこかその雰囲気を感じつつ、はっきり言わせてもらえばその作品以上に強い思い入れがありました。このレビューや以前書いたレビューを読まれても、それを分かっていただけると思います。最高でした。本当にご苦労さまでした!

○関連記事「ドラゴン桜・第1~3話」
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○関連記事「ドラゴン桜・第6話」
○関連記事「ドラゴン桜・第6話(番外編)“英語って楽しい!”」
○関連記事「ドラゴン桜・第7話」
○関連記事「ドラゴン桜・第8話」
○関連記事『ドラゴン桜・第8話(番外編)“melody.の主題歌「realize」に注目!”』
○関連記事「ドラゴン桜・第9話」
○関連記事「ドラゴン桜・第10話」

●ドラマ
「ドラゴン桜」DVD-BOX
「ドラゴン桜」DVD-BOX

「realize」
主題歌「realize」(melody.)

●原作コミックス&関連書籍
「ドラゴン桜 (1)」 「ドラゴン桜」公式ガイドブック 「ドラゴン桜 東大合格をつかむ言葉161」
・原作コミックス「ドラゴン桜」(三田紀房)
・書籍「ドラゴン桜」公式ガイドブック(三田紀房・モーニング編集部)
・書籍「ドラゴン桜 東大合格をつかむ言葉161」

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電車男・第10話

第10話の放送を前に、フジテレビ系で「NG名珍場面5000番組10万人総出演!!がんばった大賞V(第5回)」が放送されました。当日スタジオには、このドラマに出演している伊藤淳史くん、伊東美咲さん、白石美帆さんが、その並び順で出席していました。「NG名珍場面」ということで、40万円もするフィギュアを壊してしまった伊藤くん、意外にドジなNGばかり出していた伊東さん、演技とは思えない口調とアクションを披露していた白石さん、他にはスレ住人たちのロケシーン等が公開されていました。そして「がんばった大賞・MVP」は、なんとドラマ「電車男」に決定! もうこの作品は、どれだけ賞賛を受ければ気が済むんだろう、すごいね・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「電車男」
第10話「最終章!奇跡の大逆転」

“電車男”の掲示板の存在に、啓介(速水もこみち)が気付いた。剛司(伊藤淳史)が自分のことを面白おかしく書いていると聞いた沙織(伊東美咲)は、がくぜん。「もう、私の前に現れないで」と剛司の弁解すら拒絶する。啓介も「姉とお前は住む世界が違う」と剛司に追い打ちをかける。落ち込んだ剛司は、掲示板に感謝と別れの言葉を書き込む。

電車男は掲示板の件でエルメスに再び嫌われひどく落ち込んだ。毒男スレにも現れない電車男を迎えようと、スレ住人たちが呼び掛け運動を実施し、電車男はようやく復帰。そしてエルメスへ「掲示板を見てほしい」と留守電を入れた。さあ、エルメスはそれを見て何を思うか? といったところで終了~。エルメスに何回もフラれている時点で既に原作と全く異なっているけど、途中であるスレ住人が原作に出てくる名言に近いセリフを言いましたね。以下は、原作でのカキコ内容。

正直に言おう。俺は最初電車を舐めてた。
お礼の電話一本掛けるのにうじうじしやがって、
よしここは俺達が徹底的に電車をサポートしてやらなきゃなって感じで。
しかし今では電車は俺の遥か前にいる。

今回はとりあえずここで“キター!”って思いましたよ、ほんと・・・。

さ~て、今回の「電車男」は?

・電車男、カムバック!
・どれが本当の陣釜さん?
・桜井さん、ああ、桜井さん・・・

の3本です。できれば読んでくださいね! ジャン・ケン・萌え~♪(おいおい)

1. 電車男、カムバック!
「スレ住人の、スレ住人による、スレ住人のための呼び掛け運動」はすごかったですね! 手書き案内、ビラ貼り、街頭ライブ、ポケットティッシュ、店の看板、飛行機雲、等ですか。電車男は最初その運動に全く気付かず素通りばかりしていたけど、実際に気付いたのはロス在住の声優の呼び掛けから。そこからは導かれるように毒男スレに向かって、ようやく「おひさ」のカキコに至りました。スレ住人たちの連係プレーは、すごいや!

2. どれが本当の陣釜さん?
とりあえず、陣釜さん(白石美帆)が見せた行動を順不同で書いてみようか。

スレを見る。デレデレ話す。本性見せる。吠える。睨む。
他人をひっぱたく。家に押しかける。脱ぐ。脱がせる。乗る。
そして、ショボンヌ・・・(電車男に一瞬ホレた?)。

こんなところでしょうか。動詞だけ見ると、すごいね(笑)。結論としては「全部陣釜さん」なんだけどね。中でも面白かった(って言っていいのか)のは、電車男の部屋で陣釜さんが電車男を積極的に攻めたシーン。馬乗りになって“ヤル気満々”だったけど、まさに「電車に乗る陣釜」って感じでワロタ(笑)。ところで陣釜さんの本名「陣釜美鈴(じんかまみずず)」って、「ミスマガジン(ズ)」のアナグラムみたくなってるんだけど、真偽は如何に?

3. 桜井さん、ああ、桜井さん・・・
桜井さん(豊原功補)はめげない所がイイ! 彼についても書いてみようか。

スレを見る。喜ぶ。怒る。哀しむ。楽しむ。
操る。失敗する。落ち込む。驚く。困る。
そして、食べられる・・・(ピクミン?)。

こんなところでしょうか。程よく意味不明系(笑)。なんか上手くいかない所を見るたびに、「ああ、桜井さん・・・でも彼らしい」と思ってスルーしちゃうんだけど。でも私はそんなキャラ性が好きだなあ。ところで、前回第9話のレビューからめげないで引っ張るけど、桜井さん、いや豊原功補さんに似ていると勝手に思っている、男子柔道の鈴木桂治さん。先日行われた「世界柔道2005」では男子100kg級で決勝戦まで勝ち進み、最後は一本勝ちを決めて見事に優勝を果たしましたね! 男泣きが良かった~。めげずに行けば、夢は叶うもんだね、本当の桜井さん。そして、電車男モナー。

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漏れ? 鈴木桂治ですが、何か?

というわけで、「最終章」という言葉に騙されたけど、次回こそ本当に「最終話」でいよいよ“終点”。ストーリーでは、感動のラストが待っているはず!

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○関連記事「電車男・第9話」
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○関連記事『トリビアの泉・「電車男」調査(街で女性を助ける男性は100人中何人?)』
○関連カテゴリ「電車男」

●ドラマ
・主題歌「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」(サンボマスター)
・電車男「オリジナル・サウンドトラック」

「ベリー・ベスト・オブ・ELO」
・エレクトリック・ライト・オーケストラ「ベリー・ベスト・オブ・ELO」
(オープニングテーマ「トワイライト」が収録)

●原作小説&関連書籍
小説「電車男」 書籍「ありがとう!電車男 50万人が涙した純愛」 書籍『封印された「電車男」』 書籍『「電車男」は誰なのか-“ネタ化”するコミュニケーション』
・原作小説「電車男」(中野独人・架空名称)
・書籍「ありがとう!電車男 50万人が涙した純愛」(宝島編集部)
・書籍『封印された「電車男」』(安藤健二)
・書籍『「電車男」は誰なのか-“ネタ化”するコミュニケーション』(鈴木淳史)

●映画
書籍『映画「電車男」オフィシャル・ビジュアルブック』
・書籍『映画「電車男」オフィシャル・ビジュアルブック』
・主題歌「ラヴ・パレード」(ORANGE RANGE)
・「電車男」オリジナル・サウンドトラック

●関連コミックス
「電車男」第1巻 「電車男 がんばれ毒男!」第1巻 「電車男 でも、俺旅立つよ。」第1巻 「電車男 美女と純情ヲタク青年のネット発ラブストーリー」
・「電車男」第1巻(原秀則・ヤングサンデーコミックス)
・「電車男 がんばれ毒男!」第1巻(道家大輔・ヤングチャンピオンコミックス)
・「電車男 でも、俺旅立つよ。」第1巻(渡辺航)
・「電車男 美女と純情ヲタク青年のネット発ラブストーリー」
 (御茶まちこ・デザートコミックス)

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2005.09.18

幸せになりたい!・第10話(最終話)

「シナリオ作り」って、やってみると結構面白いかも? このドラマを見て、ふとそんなことを思いました。いつもは「存在するもの」についてレビューを書いたり言及したりすることが多く、「何かがあるから書く」というスタイルでいる自分。一度自ら考えたストーリーを形にしてみようか? シナリオコンテストに応募する意気込みで書き連ねてみようか? 続けてそんなことを思いました。そして、いつか認められる・・・。そんな夢を思い描くことも、このドラマのテーマである「幸せ」だと思いました。本気で取り組んでみようかな?(ボソッ)

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「幸せになりたい!」
第10話(最終話)「よーい!スタート」

ひかり(深田恭子)は弟たちのことを考えて、スーパーで働き始めた。UBSテレビでは、熊野(津川雅彦)に代わって佐久間(伊原剛志)が局長に就任。佐久間から部長昇進の打診を受けた雅子(松下由樹)だが、「おれの女になれ」と迫られて拒否。国際部へ異動となってしまう。そんな中、ひかりは以前出したドラマ企画の脚本を書き、渡米する雅子に手渡す。

ひかり☆脚本家でびゅーっ!

第6話終了時のレビューで、「意外に良い脚本を書きそうな『脚本家の卵』みたいな若手は、一人知っているんだけどね・・・。」と、そうなることを示唆する一文を添えていたけど、この最終話・ラストテイクで現実となりました。っていうか、大体予想できましたよね。比較対象こそ異なるけど、“じゅんじゅん”こと長谷川P(谷原章介)が手掛けるドラマ視聴率の数倍は、確率のパーセンテージが高かったと思われ(笑)。そういえば、UBSテレビの定例会議で視聴率が載った番組表が出たけど、じゅんじゅん制作のドラマ枠の回りが皆ドラマらしき番組に見えました。日本ってこんなにドラマ王国だったっけ? こんな激戦枠って何曜日かにあったっけ? じゅんじゅんって一生じゅんじゅんと呼ばれるんだっけ? なんて思いましたね・・・(笑)。

ひかりは「シナリオの書き方」という本を読んで独学しながら、以前ボツになったドラマ企画の脚本を書き続けました。これなんだけど、今やパソコンやワープロ等を使った“デジタル的作成”が主流なのに、「お金がない!(意味ありげ)」だからそんな高価なものは無く、ついでに言うとビデオデッキさえ無く。だから、原稿用紙、角型鉛筆、手動の鉛筆削りと、今やレトロ感さえ漂う“アナログ的作成”で「ラピスラズリを求めて」という大作を書き上げました。この文豪娘め!(最大の褒め言葉) これをロスへ経つ雅子へ手渡し、飛行機内で読んでビビビっときた雅子が海外で話を進め、日米合作によるドラマ制作が正式に決定。しかもプロデューサーは、雅子とじゅんじゅんの名コンビ(迷コンビ?)。こうしてひかりは、脚本家デビューを果たしたというわけです。「幸せになりたい!」がこんな形で実現されたということかな。

このドラマは、当初同じ脚本家つながりでフジテレビ系ドラマ「お金がない!(再登場)」の設定にそっくりだと言われ続けていたけど、最後は一旦普通の生活に戻ったり、悪役に徹していた借金取り屋が「いいひと。(なぜか意味ありげ)」になったりで、やっぱり似てはいました。でも内容は全く違いましたね。私が本来好きな「番組制作」が専門用語と共に展開され、とても興味深いものがありました。また、その番組制作は「ドラマ制作」と限定されたこともあって、同局・他局構わずいろんなドラマを思わせるセリフがたくさん登場しました。それについては冗談を交えたものが多かったけど、「ボケは2回まで」という暗黙のルールを崩した「ボケは3回やってもいいじゃん」の姿勢が潔くて良かったかな(笑)。ついでに、最後の方で帰国した雅子の全身黒系の姿を見て、彼女の主演作で同じ脚本家つながりでもあるTBS系ドラマ「ドールハウス」でのキャラを思い出してしまったり・・・。そして、“浅田”ひかりを演じた“深田”恭子さんは、役名のように光っていました。彼女は、勢い良く走るシーンでは腕を目一杯横に振り、自転車に乗るシーンでは妙に体をユラユラさせながら漕ぐ、という大きな特徴がありますね。注目し過ぎ? だっていつも気になるからさ! それでいて、ドラマでは少し子供じみた所を見せつつ、CMではすごく大人びた所を見せる、という大きな魅力もありますね。注目し過ぎ? だって随分前から見てきているからさ! 結論としては「深キョンは可愛い」。でも「演技力をさらに磨こう!」と一つムチを打っておきます。こういうのはどうですか?(ひかりの口癖)

最後は、このドラマの主題歌であるSugarの「ひまわり」について。ひまわりが咲くように生きたい気持ちを含ませながら、“♪幸せに 幸せになりたいから 私は今日も歩いてゆく”と歌われる詞は、ストーリーと上手くリンクしていましたね。ここで言う「私」とは、ひかりに限らず他の登場人物たち、もっと言えば、全ての人に当てはまるはず。“「幸せになりたい!」。そんな風に思うのは誰だって同じ。”なんてことを、第2回終了時のレビューでも書きました。私はこのドラマを見ることで、幸せな気分になれたと思います。そして、メインキャラだったひかりと雅子。タイトルバックの映像の冒頭で、しかめっ面をしてたたずむ二人の静止画が毎回出ていたけど、番組終了時のスポンサー紹介後に出た二人の静止画ではニッコリと笑っていました。「ああ、最後は幸せを手にしたんだなあ」と、そんな風に思いました!

○関連記事「幸せになりたい!・第1&2話」
○関連記事「幸せになりたい!・第3&4話」
○関連記事「幸せになりたい!・第5&6話」
○関連記事「幸せになりたい!・第7~9話」

「幸せになりたい!」DVD-BOX
「幸せになりたい!」DVD-BOX

・主題歌「ひまわり」(Sugar)
・主題歌「ひまわり」(Sugar)

・「幸せになりたい!」オリジナル・サウンドトラック

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がんばっていきまっしょい・第10話(最終話)

1クール通して「女子ボート部の伝説」が長々と描かれたこのドラマは、ストーリー、BGM、自然美、そしてアットホームさと、総合して好評価のまま楽しめました。キラキラした青春の一ページって、良いものですよね。さて、レビューもいよいよラストレースへ!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「がんばっていきまっしょい」
第10話(最終話)「サヨナラ」

出場できずふさぎ込んでいた悦子(鈴木杏)は、幸雄(大杉漣)に連れられ、全国大会の応援に向かった。仁美(石田ゆり子)は、試合に向け利絵(相武紗季)たちの座席を変更。予選当日、女子部はペースを乱すが、準決勝進出を決める。一方、同じく準決勝に進出した男子部は、中田(田口淳之介)が関野(錦戸亮)に口を出し、二人は険悪な雰囲気になる。


(ドラマ終了後)うん、満足ぞ!!


とりあえず、ストーリーをじっくり追っていきます。

悦ネェと父・幸雄は全国大会会場の琵琶湖へ車で向かったが、途中で道に迷う有り様(笑)。でも同じく応援に向かっていた佐野(菊池均也)のおかげで、何とか会場へ。翌日の予選では2位に入り、男子部と共に準決勝へ。そして準決勝当日、昨夜スタートダッシュの件で大ゲンカしたブーこと関野と中田だったけど、レースでは息がピッタリ。しかしゴール直前で、下級生部員が漕ぎで失敗してしまい4位に・・・。レース後、「本当にすみませんでした!」と皆に必死で謝る下級生部員。そこで中田が呆れ顔で去ろうとする中、ブーは怒りの表情を見せずに笑ってこう言ったんよ・・・。

○第10話・ブー・関野が下級生部員に向かって伝えた激励の言葉

ありがとう。
一緒に漕いでくれて、ええ想い出になったわ。
ありがとう。頑張れ。

(オールを担ぎ上げるブー)
来年は、お前がこの部、引っ張れ。
今の悔しさを忘れんと、頑張れ!

(オールを受け取り深々と頭を下げる下級生部員が一言)
ありがとうございます!

灯台下暗し。ホントお前は良いヤツ。実はだね、ブーがね、最高の色男さ! みんなみんな、悦ネェだって、そんなブーを見ていたよ。“ブー”なんていう呼び名は、もう卒業! ボートの“ボー”でいこう、“ボー”で!(おいおい)

その頃、男子部の惜敗を見た女子部は、レース前だというのに弱音を吐いて不安そうな状態。そこへ悦ネェが現れて、腰痛のせいで漕ぎたくても漕げない辛い気持ちを含めながら、皆に向かってこう言ったんよ・・・。

○第10話・悦ネェが女子部員たちに向かって伝えた激励の言葉

言い訳や。そんなん言い訳や。
皆レース前に何言うてんの。
そんな言い訳、私は許さん。

逃げとるだけやろ。
レース前の緊張や、不安から。
皆逃げとるだけや。そんなん私許さんよ。
私、自分自身そうやったから分かる。
言い訳してると、「腰のことさえ無かったら」とか、
「運が悪い」とか、「可哀想」とか・・・。
いろいろ言い訳してると、ものすごい疲れてくる。
でも気付いたんよ。私、「楽してた」って。
今一生懸命やらんことの言い訳、探してただけやったって。
自分、ものすごく情けなく思ったんよ。
今、一生懸命やらな。今頑張らな。
言い訳したら、あかんのよ。
皆は今漕げるんよ?
目ぇいっぱい漕いで、頑張ってよ、
できるよ、あんなに練習してきたんやもん。
皆ならできる、できるよ絶対。
絶対できる!

熱心に語った悦ネェ・篠村悦子。それを熱心に聞いて勇気付けられた、リー・矢野利絵、ダッコ・菊池多恵子(岩佐真悠子)、ヒメ・中崎敦子(佐津川愛美)、イモッチ・中浦真由美(藤本静)、そして下級生部員2人。7人の女子部員たちは静かに集まって、気持ちを高めました。毎回ながら、悦ネェの言葉は心に伝わってきますね。良く言った、キャプテン・悦ネェ!

いよいよ女子準決勝。漕げない悦ネェの代わりにリーが指揮を取り、レーススタート! コックスのヒメが「一本!  キャッチ、二本! キャッチ、三本! キャッチ、四本! さぁ行こう!」と声を掛け、「キャッチ、ロー! キャッチ、ロー!」のリズムで前半から飛ばしていきました。その頃岸では、悦ネェがコーチの仁美に「漕ぎたい、思いっきり、漕ぎたい・・・」とうっすら涙を浮かべながら語ると共に、「6人目のクルーになる」と言いました。そのうち悦ネェたちの前に部員たちのボートがやってきたけど、漕ぎのリズムがやや乱れていて心配な状態。そこで悦ネェがボートを追って走り出し、「頑張れー! 松山第一ー! 行けー!」と掛け声を上げて応援しました。それに気付いた部員たちは、本来のリズムを取り戻して漕ぎに集中。痛む腰を押さえながら、必死に走る悦ネェ。その姿はまさに、“ボートに乗らない6人目のクルー”でした。ここで、仁美が語る感動のナレーションが入ったんよ・・・。

○第10話・仁美がレースを振り返った感動の言葉

すごい記録を出すレースがある。
輝かしい勝ち方をするレースがある。
でも、私にとってのベストは、今のこのレースや。
6人目のクルーがいた。
彼女の呼び掛けで、チームが集まった。
念願の大会。彼女は出られんかった。
彼女の名前は、ボート史には、決して残らない。
でも、このレースは、ベストのレースだった。
この日、会場にいた人たちにとって、
6人目のクルーがいたレース。
決して忘れることのない、
皆にとっての・・・ベストのレース。

この間、レースの模様や走る悦ネェはスロー映像で描かれ、さらに感動させられるBGMも流れ、より一層印象的なシーンになりました。「スパート! スパート!」というヒメの掛け声でラストスパートを決めた松山第一の結果は、惜しくも4位。でも仁美が語った通り、確かに意味のある「ベストのレース」でした。ゴールした後で、途中腰の痛みでうずくまっていた悦ネェが静かに立ち上がった時には、私はもう涙が出まくりで・・・。その後女子ボート部一同は、応援に駆けつけた皆の前で「皆さん、3年間、応援ありがとうございました!」と礼を言い、皆は暖かく拍手を送りました。悦ネェたちの最後の夏は、ここで終わり・・・。

この先は「高校卒業後の進路」が描かれました。高校3年・初秋、悦ネェは全国大会の時に撮影していたカメラの魅力に惹かれたせいで、大学には行かず東京にある写真の専門学校に入ってカメラマンになることを決意。父・幸雄は猛反対し母・友子(市毛良枝)は驚いたけど、祖母・キヌ(花原照子)や姉・法子(浅見れいな)はそれに賛成し激励しました。そして、2005年・初春、平成16年度の卒業式の頃。女子ボート部OBとなる5人は、仁美と男子部コーチで夫の大野(池内博之)と最後の会話をし、そのまま艇庫へ。3年間ボートに打ち込んできたんだもんね・・・。そこで、「悦ねぇ・ダッコ、ヒメ、イモッチ、りぃー」とマジックで寄せ書きされたボートにそっと触れ、5人による記念写真を眺めながら数々の想い出を振り返っていました。

その後、ユニフォームに着替えた5人は、卒業記念にボートで漕ぎ出しました。そこで悦ネェが冗談を言う中で、ヒメが「濃い、濃い、濃い、高校生活やったな。」と言い、リーが「深い、深い、深い、毎日やった。」言いました。これらは、初回話で悦ネェがボート部勧誘で訴え掛けた時の言葉で、今いる5人が集まるきっかけとなった言葉。そこから伝説が始まったんだよね。ほんと、いろいろあったなあ・・・。そして「ラスト5本(しぇい!)」を決め、イージーオールでボートを止めました。そして5人で、こんな会話をしたんよ・・・。

○第10話・“伝説の5人”が高校生活最後に語り合った感動の会話

悦ネェ「バウ(イモッチ)、ありがとう。
     2番(ダッコ)、ありがとう。
     3番(リー)、ありがとう。
     コックス(ヒメ)、ありがとう。」
ヒメ「整調(悦ネェ)、ありがとう。」
リー「キャプテン(悦ネェ)、ありがとう。」
ヒメ「悦ネェがおったから、私たち、やってこれたんよ。」
リー「ほうよ、私らの、大事なキャプテンよ。」
ダッコ「自慢のキャプテンや。」
イモッチ「大好きや、キャプテン!」
悦ネェ「(涙を浮かべて)オールメン、ご苦労さんでした!」
他の4人「ご苦労さんでした!」

(全員ボートの上で横たわる)
悦ネェ「高校生活、イコール、ボート。すなわちマル。
     [高校生活=ボート。すなわち○。]」
リー「何それ?」
悦ネェ「青春方程式。」
イモッチ「おっ、悦ネェ、ええこと言うた~。」
リー「高校生活=ボート。すなわち○。」
ヒメ「高校生活=ボート。すなわち○。」
ダッコ「高校生活=ボート。すなわち○。」
イモッチ「高校生活=ボート。すなわち○。」

全員「高校生活=ボート。すなわち○。」

夕方の空と海の中で浮かぶボート。そしてまたもや感動させられるBGMが流れ、素晴らしいシーンになりました。これで悦ネェたちの高校生活の回想シーンは全て終了し、現在の仁美と瓜生みずき(悠城早矢)の会話シーンへ。ここで、仁美により5人のその後が明らかになりました。リーは某大学の医学部へ入り、班長になって張り切っている様子。イモッチは広島の大学に入り、いつかボート部の顧問になりたがっている様子。ヒメは大阪の大学に入り、ボート部のマネージャーとして頑張っている様子。彼女が好きだった安田(北条隆博)もそこにいました。ダッコは地元の愛媛大学に入り、かつてライバル校だった新海高校の元部員・田中ちえみ(関めぐみ)と共にボートをやっていました。ちえみが声調(船首から4番目でコックスの手前)でダッコは2番(船首から2番目)で、お互い反発しながらも頑張っていました。それらを知ったみずきは、「私、ボートやりたい。頑張って、一高(松山一高)受ける。ほんでボート部入る。仲間作る。悦ネェたちみたいに・・・。」と言うと、仁美は笑顔で「待ってるよ!」と答えました。そして最後は、悦ネェの話へ・・・。

まずは、中田が東大文Iに合格。根本満(小日向文世)と妻・緑(友近)が夫婦で経営するお好み焼き屋「メルボルン」で、バイトしていた悦ネェは「東大?」と驚き、中田は「ちょろいもんや」と一言。有り得ん、マジかよ!(笑) そして悦ネェは、東京へ向かう2005/03/22の出発前夜(2005/03/21)、自宅で荷物をまとめていました。そこへブーが登場し、外で悦ネェと会話。ブーは東京商船大学に合格していて、東京へ行くことと共に「俺、船乗りになる」と悦ネェに伝えました。ブーから「自分の生き方」を聞いた悦ネェはそれを理解して、「あんたらしい。ええ答えや。正解やと思うよ。ほいじゃ、腐れ縁もとうとうお終いやね。」と言ったところで、ついに「待ってました!」と言わんばかりのブーの発言が炸裂したんよ・・・。

○第10話・ブーが悦ネェに決めた“改心の一撃”の言葉

俺は・・・。
俺は、悦子のこと、ずっと見てきた。
これからもずっと、大勢の人間に紛れても、
俺は、悦子のことだけ見とる。

(目をそらす悦ネェ。彼女の正面に立つブー。)

誰か、そばにいてほしくなったら、いつでも連絡くれ。
いつでも、どこにおっても、飛んでいく。
それだけは約束する。

(悦ネェの手を取って、連絡先の書かれたメモを渡すブー。)

完璧や! また“ブー”なんて言って悪かった! モ゛ー!(ん?)

最後は、悦ネェの東京行きのシーン。タラップが船から遠ざけられて出発し始めた時、悦ネェは岸で遠くの方から控えめに眺めていた幸雄の姿を発見! 「お父ちゃん・・・」といって船の後方まで駆け寄った悦ネェは、なんと深く一礼しました。当初あれだけ東京行きを猛反対していた幸雄も、あれから悦ネェ自身が決めた道を尊重し認めたんですね。このシーン、撮影日の都合で小雨が降って強い海風が吹いていたんだけど、それが逆に良い効果を生み出していました! そしてそこへ、リー・ダッコ・ヒメ・イモッチの4人が駆けつけ、「がんばっていきまっしょい!」とお互いに大声で掛け合いながら手を振り続けました。静かに目を閉じる悦ネェ。そして一呼吸置き、目を開けて小さく一言。「しょい!」。このドラマらしい、完璧な締めでした!

その直後にエンディング、aikoの主題歌「キラキラ」が流れ出しました。映像は全話のダイジェストで、歌の「♪そうやって悲しい日を越えてきた」の時は悦ネェたち5人が泣くシーンと重なっていました(偶然?)。そしてそれは原曲の1番の部分で、そこから通常のラストサビにつないで「テレビバージョンのエクステンドバージョン」という形になりました。その間キャストやスタッフや衣装・美術協力の字幕が流れたんだけど、高校や大学のボート部や各種団体による撮影協力の字幕がかなり多かったです。さらに“Special Thanks To”として、映画版「がんばっていきまっしょい」の字幕もしっかり含まれていました。やがて、いつも通りのラストカットへ・・・。


(ドラマ終了後)うん、満足ぞ!!


改めて、冒頭で書いた言葉を最後に添えました。しょい! まず「聞かせるセリフ」が良かったです。特に悦ネェの言葉は、毎回書き留めたくなるものばかりで例外無く感動を誘いました。脚本担当の金子ありささんの力ですね。そして「ストーリーに合ったBGM」も良かったです。音楽担当の吉俣良さんによる数々のBGMは、心に残るものばかりでした。彼の音楽の良さは大安定ですね。

このドラマは、現実に起きた“ある事件”によってドラマ自体のリズムが狂い(もう思い出したくない)、第4話の後に「特別艇」が急遽置かれたり、1話短縮もあってか「最終艇(最終話)」が30分拡大放送(スペシャル扱い)になったりで、視聴者としてもリズムを狂わされる気分になったのは、悲しいけど事実です。でも、そういったマイナス面をカバーするかのような、プラス面と言えるストーリーの構成が本当に良かった。そして、アットホームさを伺えるキャストやスタッフたちの雰囲気も良かった。最終話の冒頭で悦ネェたちが道に迷ってしまったけど、悦ネェが電車を頼ろうとして「かみせがわ」駅で駅員に質問するシーンがありました。覚えていますか? その駅員、実は照明担当のスタッフ“かねごん”さん(おそらく関西テレビ所属の金子宗央さん?)だったんですよ! 彼のblog「がんばっていきまっしょい」の、9/12の投稿記事「大事な報告があります。」や9/16の投稿記事「『駅員かねごん』が学んだこと」等を読むと良く分かるけど、他の記事を読むといかにアットホームな雰囲気の中で撮影が行われていたかも良く分かります。そしてこういったスタッフblogが存在したことで、ファンとの交流の場にもなったわけです。とにかくこのドラマは、ボートを通して「リズムと呼吸」のことを強く思い続けた作品でした。

余談だけど、最終話直前のレビューで私が提言した「サブタイトルのすごい秘密」は、最終話のサブタイトルが「サヨナラ」とされたため「該当せず」となりました。ただ、「サブタイトルの文字数が女子ボート部の主要メンバーの現在数と一致」を「サブタイトルの文字数が女子ボート部の主要メンバーでボートを漕げる状態にあるアクティブメンバーの現在数と一致」と置き換えることで、強引ながら何とか維持することができ(笑)、このレビューも無事「イージーオール」とすることができそうです。今後は原作小説を買って読んだり、あえて見なかった映画版を見たりして、ドラマの余韻に浸りながらいずれ発売されるDVDを待っていようかな。

「がんばっていきまっしょい=名作。すなわち○。」

これ、私の「批評方程式」です。最後にもう一度。がんばっていきまっしょい!

○関連記事「がんばっていきまっしょい・第1~3話」
○関連記事「がんばっていきまっしょい・第4話&特別艇」
○関連記事『aiko・Mステで「キラキラ」披露~支持される秘密~』
○関連記事「がんばっていきまっしょい・第5&6話」
○関連記事「がんばっていきまっしょい・第7~9話」

●ドラマ
「がんばっていきまっしょい」DVD-BOX
「がんばっていきまっしょい」DVD-BOX

「キラキラ」
・主題歌「キラキラ」(aiko)
・「がんばっていきまっしょい」オリジナル・サウンドトラック

●原作小説&映画
小説「がんばっていきまっしょい」 映画「がんばっていきまっしょい」
・原作小説「がんばっていきまっしょい」(敷村良子・「第4回坊ちゃん文学賞」大賞作)
・映画「がんばっていきまっしょい」(田中麗奈、他出演)
・「がんばっていきまっしょい」オリジナル・サウンドトラック

○アルタミラピクチャーズの代表作(私のオススメ!)
映画「ウォーターボーイズ」 ドラマ「ウォーターボーイズ」DVD-BOX ドラマ「ウォーターボーイズ2」DVD-BOX
・映画「ウォーターボーイズ」
・ドラマ「ウォーターボーイズ」DVD-BOX
・ドラマ「ウォーターボーイズ2」DVD-BOX

○関連カテゴリ「ウォーターボーイズ2」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/waterboys2/

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海猿・第11話(最終話)

このドラマもついに幕を閉じました。最終話のサブタイトルは「この手を離さない」とされたけど、主題歌「OCEAN」を歌うB’zのデビュー曲は「だからその手を離して」。この辺りで妙な思いを抱いたのは私だけでしょうか?(笑) しかしストーリーは、真面目さを貫いた非常に良い形のラストとなりました!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「海猿」
第11話(最終話)「この手を離さない」

大輔(伊藤英明)らは、ボートの遭難事故に遭った下川(時任三郎)の娘・唯(一木有海)を発見。船の間に挟まれ救出が困難な唯を、特殊救難隊の到着まで励ます。だが、唯は意識を失い、一刻の猶予もない状況に。大輔に促された下川は船の解体に取り掛かり、自ら唯を救出する。その直後、下川は船もろとも海中へ。大輔は下川を追って海に潜っていく。

ドラマ版最後の海難事件は、巡視船「ながれ」潜水士隊長・下川の娘・唯が乗ったボートの遭難でした。捜索し発見した時は、ボートが岩礁に引っ掛かり沈没の危険性もある状態。しかし下川の冷静な判断で、船体に穴を開けて取り残された唯を救助できたけど、下川がボートと共に海底へ沈んでいき、救助した時は意識不明に。そして病院のICUで元妻の里江子(奥貫薫)や唯が見守る中、下川はようやく意識を取り戻しました。このシーンでは、下川の反応の映像よりも先に、それに気付いた唯の顔が出ました。以前第8話で池澤(仲村トオル)が撃たれたシーンでは、撃たれる直接的な映像が無く大輔の顔に血しぶきがかかる演出があったけど、こういった何気無い工夫が上手いなあと思いましたね。

その後大輔は環菜(加藤あい)とその母・歌子(朝加真由美)に会い、「僕は海では絶対に死にません。必ず、生きて帰ります!」と誓ったことで、ようやく認めてもらえました。そして最後は、役目を終えた「ながれ」の廃船式。船体に刻まれた「ながれ」の文字が白ペンキで消されていくシーンは、何だか悲しい気分になったなあ。このドラマ版は「ながれ」で始まって「ながれ」で終わる形になったけど、その間本当にいろんなことがあったし・・・。廃船式の終了後は、大輔と環菜が強く抱き合ってキスをして、全てが終了しました。でも、これが終わりではありません。放送直後に宣伝映像も出たけど、続きは来春公開される映画「海猿」第2弾で!

それでは、ドラマ版「海猿」について、最後に3つのことを書こうと思います。

1. 驚くほどのリアリティ
次々と発生する海難事故は実際に有り得るようなものばかりで、撮影技術や巧みな演出もあってリアリティがあり過ぎました。そのせいでレビューが書き辛いと思うことも多々あったけど・・・。このドラマは「救命病棟24時」と比較しながら見ることが多かったです。しかし「リアリティがある」という共通点がありながら、「救命病棟24時」の舞台は生活上身近な世界である反面、この「海猿」の舞台はあまり馴染みのない世界であり、少々戸惑いはあったのかもしれません。ただ私は、このドラマを通して未知の領域の一部を見ることができ、本当に良かったと思いました。

2. 暑い夏・熱い男
ストーリーの主な季節は放送時期と同じ夏で、見ていて泳ぎたくなる海が毎回出ました。また、海猿(潜水士)たちが仕事やプライベートで何かと裸になるのも話題の一つでした(笑)。とにかく、暑くて熱かった! ただ私は、その裏で真逆の「冬の時期」のことを考えたりもしました。冬の海はかなり水温が低く、海難事故の際には鍛えられた潜水士でさえ耐えられない事態や作業が困難になる事態もあるはず。やはりこの仕事は、並大抵のものではないんだなあと思いました。

3. 映画、ドラマ、そして再び映画へ・・・
ドラマ版は映画の「リメイク」ではなく「続編」というユニークなものでした。そして続編終了後、再び映画で「続編」として公開されるんですね。このドラマ版の役割の一つに、聞こえが悪いけど「1クールかけての『海猿』の大きな宣伝」が挙げられると思います。それは映画第2弾のこともあるけど、映画第1弾や原作コミックス等のことでもあります。私もドラマ放送中に以前録画しておいた映画第1弾を見たり、原作コミックスを読み始めたいと思ったり。ただ私は、良質な作品ではあるのに視聴率が伸び悩んでいたことで、少し残念に思いました。でも作品としては、某ドラマアンケートで人気が上位だったことで安心し、好評だったんだなあと思いました。

終わってみれば、笑いあり悲しみあり感動ありの好評価となりました。まだ半年以上も先だけど、映画第2弾の公開が待ちきれないです!

○関連記事「海猿・第1~3話」
○関連記事「海猿・第4&5話」
○関連記事「海猿・第6&7話」
○関連記事「海猿・第8~10話」

●ドラマ
「海猿」DVD-BOX
「海猿」DVD-BOX

「OCEAN」
・主題歌「OCEAN」(B’z)
・「海猿」オリジナル・サウンドトラック

●原作コミックス&映画
「海猿 (1)」 映画「海猿」
・原作コミックス「海猿」(原作・佐藤秀峰/原案&取材・小森陽一)
・映画「海猿」(伊藤英明、加藤あい、他出演)
・「海猿」オリジナル・サウンドトラック

○原作・佐藤秀峰の代表作「ブラックジャックによろしく」(私のオススメ!)
「ブラックジャックによろしく (1)」 「ブラックジャックによろしく」DVD-BOX ブラックジャックによろしく 涙のがん病棟編
・原作コミックス「ブラックジャックによろしく」(原作・佐藤秀峰)
・ドラマ「ブラックジャックによろしく」DVD-BOX
・ドラマ「ブラックジャックによろしく 涙のがん病棟編」

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2005.09.17

「変漢ミスコンテスト」の結果はこんな漢字(感じ)

日本漢字能力検定協会が、「変漢ミスコンテスト」の“年間変漢賞”を発表しました。このコンテストは、パソコン等を使ったメールや書類の作成中にうっかり打ち間違えた「変漢ミス(変換ミス)」を募集し、秀作の22作品(月間変漢賞と月間e-漢字賞)の中からオンライン投票で1位を決めたものです。

そして決まった年間変漢賞の受賞作は・・・?

「今年から貝が胃に棲み始めました」 (^○^)

(正しい変換は「今年から海外に住み始めました」)

○日本漢字能力検定協会
http://www.kanken.or.jp/
○変漢ミスコンテスト
https://www.challenge-net.jp/henkan/
○変漢ミスコンテスト・年間変漢ミスコンテストエントリー作品発表(22作品)
http://www.kanken.or.jp/henkan/happyou.html

わはは~! 面白いもんですね~。ポイントは、撃ち打ち間違いでも意味はちゃんと通ってて、その上深く不覚にも不覚深く笑ってしまう短文。「投稿用のネタ」も中にはあるだろうけど、「偶然の産物ばかり」だと信じて素直に読むと、とにかく笑えます。私的には、「今年十二枚雑巾を発掘したいと思う(今年中に埋蔵金を発掘したいと思う)」、「政界はお金です。(正解はお金です。)」といった見事な“変漢”や、「その変態変でしょ?(その辺大変でしょ?)」、「電車間に合いそう(電車マニア移送)」といった怪しい“変漢”が面白かったかな。「漢検(日本漢字能力検定)」を展開する組織がこういうコンテストを企画するのも面白いですね。でも一言だけ。“五時だ辻(誤字脱字)”には気を付けましょうね~!(笑)

最後に、私自身が過去にやってしまった“変漢”を。会社の書類作成の仕事を自宅に持ち帰ってやった際、「○○の受注」と書こうと思って、「受注(じゅちゅう)」を変換させたところ・・・。

 
 
 
 
 

「じゅチュドーン (/_;)/」
 
 
 
 
 

となりました(笑)。ウソじゃなくてホントにホント。当時「顔文字辞書」をいくつも入れていたからなあ。それを見て大笑いした後、仕事のやる気が一気に無くなったのは、言うまでもありません・・・。 _・)ぷっ

ちなみに私、「漢検2級」を社会人になってから取りました。かつて会社で「漢字を全てパソコン任せで覚える人」を見て、そういった気の持ち様が嫌になったのと、自分もいずれそうなるかもしれないことを恐れたため、その反発で飽き時間に猛勉強して受験。元々小さい頃から漢字好きだったのもあって、一髪合格できました! あれ、漢字の変換が間違ってる?(笑)

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2005.09.16

「愛・地球博」総入場者数が2千万人突破

こちら愛知県で行われている「愛・地球博」の総入場者数が、開幕から176日目の本日9/16午後に2千万人を突破しました!

モリゾーとキッコロ

「愛・地球博」-入場券のお買い求めは「楽天チケット」で!

○中日新聞「愛・地球博特集」内記事
 「万博2000万人突破 3連休中に初の入場制限も」
http://www.chunichi.co.jp/expo/news/20050917_007.html

○記事より一部引用

愛・地球博(愛知万博)は16日、総入場者数が2千万人を突破した。閉幕まであと1週間以上残されており、このペースでいけば、最終的に1985年の国際科学技術博(つくば博)の2033万人を上回り、2200万人に達する可能性も出てきた。

2千万人の大台に乗ったことを受け、博覧会協会の中村利雄事務総長はコメントを通し「多くの方々の評価や期待がこれまで以上に高くなっているものと受け止めている。閉幕の日が最良となるよう、最後まで日々改善に努める」と述べた。協会の目標入場者数は1500万人のため、目標達成後の2千万人では、記念行事や記念品プレゼントは行わなかった。

協会は17日から始まる3連休について、会期中で最も入場者数が多くなる期間と予想。特に中日の18日はこれまでの最多入場者数(25万694人)を更新する可能性もあり、連休中、会場内の人数が17万人を超えた場合には初めて入場制限を実施することも想定される。

○「愛・地球博」公式サイト内記事「万博トピックス(9/16)」
 「総来場者数2000万人の大台突破
  9月の来場者数は1日平均19万人、会場は1日中混雑」
http://www.expo2005.or.jp/jp/E0/E1/0916.html

当初目標を500万人上回る入場者数を突破したようで、まずはおめでとうございます! ちなみに、9/16は「国際オゾン層保護デー」で、「愛・地球博」のテーマ「自然の叡智」に相応しいですね~。また、「ハイビジョンの日」でもあって、「グローバル・ハウス」のハイビジョンを使った催しに通ずるものがありますね~。さらに、「メキシコ独立記念日(1810年にメキシコ独立革命が始った日)」でもあって、1千万人を突破した日の7/04(102日目)は「アメリカ独立記念日(Independence Day)」だったけど、またもや「独立記念日」という偶然にしては面白い結果になりました。これはいったい何を物語る?

閉幕まで残り9日間。このままの推移でいくと、最終的な総入場者数は2200万人前後になる見込みです。そして私ですが、大混雑が予想されるとしてもやはり地元民として、閉幕日の9/25は7/12に続いて再び「愛・地球博」へ行ってきますっ!

○関連記事『「愛・地球博」総入場者数が1千万人突破』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/07/post_d9c0.html
○関連記事『「愛・地球博」が開幕!(情報ナビ)』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/03/post_25.html
○関連記事『「愛・地球博」公式入場者数の記録』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/04/post_7.html

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2005.09.15

スローダンス・第11話(最終話)

スローな展開で見どころが「理解」できず、批判ばかりのレビューを書き続け、第9話で不満のピークに達しながら、第10話の時点である種の「誤解」に気付き、最終話の締めくくり方に期待するようになった自分・・・。「理解」と「誤解」の間で、本当にいろんなことを考えてきました。さあ、最終的にどの位置へ収束したのか? いよいよ「スローダンス・レビュー最終章」を披露したいと思います!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「スローダンス」
第11話(最終話)「ずっと好きでした」

理一(りいち・妻夫木聡)は、衣咲(いさき・深津絵里)に完成した映画の編集テープを届けた。衣咲は喜ぶが、そこに梶(真木蔵人)が現れ、衣咲に仕事の話があると会社へ連れて行く。翌日、衣咲は理一に「考えさせられた」と映画の感想を伝え、テープを返却。理一は、衣咲の感想を気に掛ける。そんな中、衣咲は理一を呼び出し、大阪店へ店長として転勤すると明かす。

前回第10話のレビューで最後に挙げた、「最終話における私の見どころ」の3つを掲げながら、まずはその結果を振り返っていきたいと思います。

1. 「登場人物たちの行き着く先」

二組ほどがくっついてハッピーエンドになりそうな感じではあるけど、多くの視聴者が納得できる「理解あり」の結末を望みます。最後まで「誤解」のままなんて悲し過ぎる!

一つずつ消化していきます。

>二組ほどがくっついてハッピーエンドになりそうな感じ

“理一&衣咲”と“英介(藤木直人)&実乃(広末涼子)”の二組がくっつきました。
これは当初の予想通り! ほぼ大安定の予想でもありました。
また、“一坂(温水洋一)&婚約者・花枝(松野明美)”が問題無くくっつき、
意外な線で、八嶋(小泉孝太郎)&西山(村岡希美)がくっつき、
他には、衣咲の母・千景(高畑淳子)と日下部(岩松了)がくっつき・・・。
たぶんこんなところでしょう。というわけで今回は、5組っ!(ねるとん風)

>多くの視聴者が納得できる「理解あり」の結末を望みます。

理一&衣咲は、紆余曲折はあったが良い方向へ。
英介&実乃は、急展開で良い方向へ。
以下、略(笑)。
一応筋は通っていたようですね。これは後ほど詳しく!

2. 「理一の夢・衣咲の夢・皆の夢」

理一の「映画」に対する情熱は、どの程度のものなのか? 夢を再び目覚めさせた衣咲は、どう思い何を感じるのか? これは大きいです。予想では「○年後」というシーンが描かれると思います。そしてラストカットは、二人の後姿のシルエットと共に「Fin.」という字幕が出たりして、映画の1シーンみたいになると良いなあ!

一つずつ消化していきます。

>理一の「映画」に対する情熱は、どの程度のものなのか?

思ったよりはマジ。再燃できたのは衣咲のおかげ?
そのレベルは、映画のコンテストで準グランプリを取るほどのもの。
「グランプリ一歩手前」っていうのが、“理一(リーチ)”っぽいんだけど。

>夢を再び目覚めさせた衣咲は、どう思い何を感じるのか?

衣咲の理一に対する最初のイメージは、
「教習所の教官」というよりは「茶店で出会った嫌な客」。
それ以前に「教育実習生の自分が見る一生徒」ではあったけど。
優柔不断さが付きまとう中、衣咲は理一を理解していった。
最後はお互いに理解し合えるようになった・・・。
これも後ほど詳しく!

>予想では「○年後」というシーンが描かれると思います。

最後のシーンは「2006年初秋」でした。
つまり「1年後」。一応当たっていますね。

>ラストカットは、二人の後姿のシルエットと共に

実際のラストカットは、二人が乗った車の後姿と、パンアップ後の青空でした。

>「Fin.」という字幕が出たりして、

「Fin.」ではなく「このドラマはフィクションです」でした(笑)。

>映画の1シーンみたいになると良いなあ!

映像的には、車が去っていくシーンで終わったから、
「映画の1シーンみたい」だと言えないこともないけど・・・。。
これも後ほど詳しく! 総合すると、予想は半分正解ですね。

3. 「『スローダンス』というタイトルが意味するもの」

まさか「ストーリーがスローだから」というつまらない理由で終わるはずがない? きっと何か本当の理由が見出せるはず? 基本的に「スローダンス」というタイトルはオシャレでキレイで好きでした。エレガントなものは特に求めないけど、ドラマにおける“ラストダンス”は最高のものを求めたい!

意味するものは、全部で5つあったと思います!

一つ、「ストーリーがスロー」。これはもう誰もが思う定番文句(笑)。
二つ、「理一の信念みたいなもの」。「ゆっくりゆったり」のことですね。
三つ、「理一が準グランプリを取った作品のタイトル」。「SLOW DANCER」でした。
四つ、「理一と衣咲が最後に見せたラストダンス」。ぎこちなかった(笑)。
五つ、「曖昧な展開で踊らされた視聴者の思いの一言表現」。これは大きかった!

というわけで、順番が逆になるけど「ラストシーン」について。理一は東京で映画を撮り続け、衣咲は大阪の転勤先で仕事をし続け、約1年後の実乃と英介の結婚式の機会に再会。映画祭参加作品の発表日で遅れて来た理一と、教会で一人残って待っていた衣咲。二人はこんな会話をしました。

理一「グランプリとはいかなかったけど・・・。
    回り道して、遠回りして、道順めちゃくちゃで。
    すっごい時間掛かったけど・・・。
    ほんとは、こんなこと、
    一番最初に言わなきゃいけなかったんだろうけど。
    あなたのことが好きです。衣咲さんが好き。

(笑顔になる二人。その後、涙を浮かべる衣咲。)

衣咲「そうだよ。順番、守ってくださる?」

(強く抱きしめ合い、キスをする二人。そして“ラストダンス”。
 福山雅治の主題歌「東京」に乗せて“ラストシーン”へ)

私、素直に感動してしまいました・・・。何がって、衣咲のセリフ「順番、守ってくださる?」に! これって、初回話の時に茶店で理一と衣咲が、順番待ちの件でもめた時に出た衣咲のセリフと全く同じだから! 「何気無いあのセリフをこんな風に違った形で活かしてきたか!」というところに感動してしまいました。上手過ぎ! そして、「Fin.」。

」.niF「、てしそ !ぎ過手上・→・(中略)・→・・・
・・・1. 「登場人物たちの行き着く先」

11回裏、スタート!

(TBS系ドラマ「木更津キャッツアイ」の巻き戻し演出のイメージで!)

先に書いた「後ほど詳しく!」を改めて消化していきます。

1年後のラストシーンを前に、1年前のあるシーンはかなり重要でした。そのシーンとは、理一が撮った映画「犬とオジサン」の「フィルムフェスティバル」二次審査落選直後のシーン。

撮った映画「犬とオジサン」が二次審査で落選し、「HEMINGWAY COFFEE」で一人寂しげにいた理一。そこへ衣咲がやってきてどう声を掛けるかと思えば、「それで? 次はどんな話撮るの?」という前向きなものでした。衣咲の冗談っぽくさりげない後押しが、実は理一の心を癒して勇気付けていたんですね。そんな衣咲も、大阪への異動の件で「悩んだよ。悩んだ。」と告白。しかし、「そういうのもいいかなって思った。回り道しながら、自分の生き方見つけるのもいいかなって。あの映画(犬とオジサン)見て、そう思った。」と言い直したんですね。映画「犬とオジサン」の全容は見られなかったけど、主役の“オジサン”を演じた一坂さんが“犬”に向かって、「なあ、お前、『キター!』って知ってるか?」とか「ある男を調査してきてくれよ。それで、詳細キボンヌ!」とか、そんなシーンがきっとあったんだろうなあ・・・(ほんとか?)。話を戻して、その後衣咲は「(再び会うのは)10年後にまたここでとか? 10年経ったら私、41かぁ」なんて冗談を言ったんだけど、そこで理一が語ったセリフを一字一句逃さずに書き付けてみます。

理一「大丈夫だよ。
    いくつになってもあなた、そのままだから。
    たぶんずっと、一生ずっと衣咲さん、そのままだから。
    こうやって続いていくだろうね。
    こういうのってさ、終わりなんて無いんだよ。
    好きって言ったから終わりってわけでも。
    キスしたから終わりってわけでも。
    ・・・離れたから終わりってわけでもないんだよ。
    ずっとずっと続いていくものじゃん。
    ゆっくりゆったり、続いていくんだよね。」

衣咲「うん(笑)。」
理一「んん(笑)。」

このシーン、良かったんじゃないの? 何が良いって、理一のセリフが良いわけなんだけど、それを横で聞いている衣咲が可愛いというか、表情がすごく柔らかかったんだよね。衣咲の「回り道しても遠回りしても」という“心のボール”を、理一は「ゆっくりゆったり」という“同意のグローブ”で受け止めた。実は「スローダンス」の中の「スロー」とは、カタカナ表記は同じでも、「slow(遅い)」ではなく「throw(投げる)」だったんじゃないか? なんて思ったりもしました。その直後、二人が夜道を歩く後姿のシーンが登場したけど、ここは私が予想した「二人の後姿のシルエット(Fin.)」に通ずるものがあるようにも思えます。このシーンが最終話の中で最も意味のあるシーンであって、そこでのやりとり(「ゆっくりゆったり」、「回り道しても遠回りしても」等)がラストシーンでも活かされたんだとも思えます。かなり満足してしまったなあ!

理一の中にあった「ゆっくりゆったり」の精神を、衣咲が「回り道しても遠回りしても」として同意を示し、1年後正式に二人で生きていく決意を固めたんですね。ナイスハッピーエンド! ここまで深く理解できるまでに、相当時間が掛かってしまった。最終的には、「理解」と「誤解」の間で「理解」の位置へ収束しました!

延長12回、スタート!

(再び、TBS系ドラマ「木更津キャッツアイ」の定番演出のイメージで!)

【その後が気になる人物】
・理一と離れて登場シーンさえ激減した歩美(小林麻央)。
・英介とさっぱり別れた雪絵(蛯原友里)。
・理一の良き仲間である長谷部(田中圭)と木田(西野亮廣・キングコング)。
・衣咲の元フィアンセ・江上(勝村政信)。
・実乃の元王子様・佐々木(高岡蒼佑)。
・衣咲を最後に惑わせつつ、最後に良いことをした梶。

→以前W主演の二人以外は興味が無くなってる等と書いたけど、今頃気になって興味が湧いてきてるんだよね・・・。

【最終話で気になったこと】
・英介が実乃と電話中、間をつなぐために出たのがプロポーズの言葉!
・花枝が一坂の「夜のネット生活」を赤裸々に! キターとか萌え~とか(笑)。
・自分、やっぱりこのドラマが好きだったんじゃないか?

→最後はこんな自問を・・・。

延長12回、結末へ!

(三たび、TBS系ドラマ「木更津キャッツアイ」の定番演出のイメージで!)

このドラマは、それこそ「木更津キャッツアイ」で出てきた言葉じゃないけど、「“普通”が良い」だったかもしれません。「月9」ドラマゆえに期待感ばかりが膨らんでしまい、後に起こるであろうすごい展開に急ぎ過ぎたかも。実際理一と衣咲のような関係は、現実でも“普通”に有り得ることでそれほど違和感は無い。ただ、「ドラマ」だとそれがものすごくつまらなく見えるわけで。ここにある種の「誤解」が生じ、「理解」に相当悩みました。実際、いろいろと悪く言われた「スローな展開」が「好き」という視聴者もいたわけで、実はそんな展開は何かと直接的な海外ドラマではあまり見られないものなのではないか? 日本ならではの日本人らしいものなのではないか? なんて思ったりもします。それに気付かなかったのは痛いけど、逆にそれを気付かせてくれたとも言えますね。

今更ヨイショするわけじゃないけど、今クールのフジテレビ系ドラマは、「海猿」、「がんばっていきまっしょい」、「電車男」、そしてこの「スローダンス」の4作品がありました。大きな特徴は、「スローダンス」のみがオリジナル作品だということ。他の作品は、原作や映画等でネームバリューや知名度がそれなりにあって、放送開始時点ではやや不利な位置付けでした。しかしそれをカバーしたのが、W主演である妻夫木聡くんと深津絵里さんの熱演ぶり。この二人の演技は本当に上手かったですね。何と言うか、期待していた通り安心して見られたような気がします。これまでレビューであれこれ書いてきたけど、演技に信頼感のあるこの二人が出ているから、リタイアせず最後まで見られたような気がします。そして実際、ストーリーの結末と共にその期待に応えてくれたと思っています。「終わり良ければ全て良し」なんて言葉は使いたくないけど、これまで本当にいろんなことを考えさせられたこともあって、私の最終的な評価はかなり上がりました。過剰な期待感を無くして、素のままにもう一度、今度は“普通”に見たいと思うし。そういった意味で、このドラマには感謝したいです!

○関連記事「スローダンス・第1~3話」
○関連記事「スローダンス・第4&5話」
○関連記事「スローダンス・第6&7話」
○関連記事「スローダンス・第8&9話」
○関連記事「スローダンス・第10話」

●ドラマ
「スローダンス」DVD-BOX
「スローダンス」DVD-BOX

「スローダンス」オリジナル・サウンドトラック
・「スローダンス」オリジナル・サウンドトラック
・主題歌「東京」(福山雅治)

●妻夫木聡くん主演ドラマの私的No.1ドラマ「オレンジデイズ」
「オレンジデイズ」DVD-BOX
○関連カテゴリ「オレンジデイズ」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/orangedays/
○関連サイト「オレンジデイズノート」
http://homepage1.nifty.com/sodey/adstv/orange/odnote/

●深津絵里さん主演ドラマの私的No.1ドラマ「恋ノチカラ」
「恋ノチカラ」DVD-BOX

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2005.09.14

ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」収録曲決定

Mr.Childrenのニューアルバム「アイ ラブ ユー」のリリース日・9/21まで、後一週間に迫りました。何だかあっという間に近付いてきたような感じ? 8/03に公式サイト他でリリースの正式発表があってから、しばらくの間収録曲が公開されないでいたけど、9/01になってようやく発表されましたね。全13曲、こんなラインナップです!
 
「アイ ラブ ユー」
「アイ ラブ ユー」

○Mr.Children公式サイト
http://www.mrchildren.jp/
○Mr.Children公式サイト内・関連記事(2005/09/01)
http://www.mrchildren.jp/topics/050901news/

○Mr.Children New Album「I ♥ U」収録曲決定!(関連記事より)

12th Album「I ♥ U」  ←文字化けしてる? 真ん中は「ハートマーク」! 「アイ ラブ ユー」

01.Worlds end
02.Monster
03.未来
04.僕らの音
05.and I love you
06.靴ひも
07.CANDY
08.ランニングハイ
09.Sign
10.Door
11.跳べ
12.隔たり
13.潜水

2005.09.21 in stores!
TFCC-86200  3,059(tax incl.)

Performed by Mr.Children
All tracks written by Kazutoshi Sakurai
Arranged by Mr.Children & Takeshi Kobayashi
Produced by Takeshi Kobayashi

ほうほう、そう来ましたかっ! 以前、前作「シフクノオト」以降に発表したシングル盤2枚に含まれる全7曲について、どの曲が収録されるか予想しました。シングル「Sign」からは、予想通り「Sign」が収録。シングル「四次元 Four Dimensions」については、「未来」と「and I love you」が「2005年のミスチルを象徴する曲」という意味で再収録されるという予想は当たったけど、まさか「ランニングハイ」まで付いてくるとは思いませんでした。つまり、全7曲中4曲が収録ということになるけど、他の9曲はまだ一度も聴いたことがありません。「2曲目はパワーのある曲」の定番パターンで来ると思われる「Monster」、「聴かせる曲」らしき「靴ひも」、「Mirror」に通ずる何かを感じる「Door」、そしてラストの日本語タイトル曲3曲が気になりますね。っていうか、ほとんど気になる!

ところで、1曲目の「Worlds end」がPVと共に解禁されているようだけど、かつて恒例だった「1曲目はインスト曲」というパターンはもう完全にやめたのかな? 私的には、そのタイトルでジョン・レノンの思想っぽいものを感じるんだけど、実際聴いてみないと分かりませんね。ついでに言ってしまうと、最近公式サイト他で見られる「メンバー4人がそれぞれ別の方向を向いている数種類の写真」が、音楽性他の理由で解散が危うい時期のビートルズの雰囲気を醸し出してるんだよね・・・。桜井さんが何とかつなぎを維持する役目を果たしているようにも見えて、それってポール・マッカートニーの役割みたいじゃん・・・。なんてことをふと思ったりもしたけど、きっとそれは無いよね! あの4人だから良いんですよ。あの4人に「アイ ラブ ユー」なんですよ。だからミスチルが大好きなんですよ!

さて、来週のリリース直後は、全曲レビューでまた忙しくなるぞ~!

○関連記事『ミスチル・アルバム「アイ ラブ ユー」発売決定&DOME TOUR決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/08/post_bb2f.html

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2005.09.13

任天堂「ゲームボーイミクロ」が発売

本日9/13、任天堂の携帯ゲーム機「ゲームボーイミクロ」が発売されました。
 
○任天堂「ゲームボーイミクロ」
http://www.nintendo.co.jp/micro/
○任天堂「HAPPY! MARIO 20th」
http://www.nintendo.co.jp/mario20th/
 
ゲームボーイミクロ(ファミコンバージョン)
ゲームボーイミクロ(ファミコンバージョン)

ゲームボーイミクロ(シルバー) ゲームボーイミクロ(ブラック) ゲームボーイミクロ(ブルー) ゲームボーイミクロ(パープル)
シルバー/ブラック/ブルー/パープル

発売初日から売れ行きが好調のようで、特に初代ファミコンのコントローラーにそっくりな「ファミコンバージョン」が大人気みたいです。そうだよね、やっぱり赤・金のアレを見ると、思わず手に取りたくなるもんね。十字キーとA・BボタンとSELECT・STARTボタンはそのままに、L・Rボタン(本体上部)やスピーカーや外部拡張コネクタが付いて、初代ファミコンが手の平サイズにグッと凝縮されたイメージになっています。子供の頃は、ボタンがめり込むくらいに遊んだっけ。人ん家のやつで(笑)。

それで、本体と同時にあの懐かしい「スーパーマリオブラザーズ」を含む3本のソフトが発売されました。発売日の「9/13」というのは、1985年の同日に「スーパーマリオブラザーズ」が発売された日で、今年2005年で「生誕20周年」を迎えるそうですね。もうそんなに経つんだ? 技術は着実に進歩するもんだなあ。

ところで、この「ゲームボーイミクロ」の発売前後、妻夫木聡くんが出演するテレビCMが頻繁に流れたんだけど、私はそのCMの最後を見てびっくり! 「スーパーマリオブラザーズ」の「WORLD 3-1」のクリア前の場所で、禁断の秘技「無限1UP(残り人数が無限増殖)」をやってるよ! 県内の某ゲームセンターでは、この懐かしゲームの台の前に「無限1UPを発見した場合は電源を切ります」とまで書かれているのに!(順番待ちの人がやれないから当然か) あの秘技もしっかり移植されてるの? ということは、無限増殖しまくった後に一回死んだらいきなり「GAME OVER」になるのも移植されてるの?(笑) 「ゲームボーイミクロ」を買った方は、是非試して教えてくださいなっ! ピロリロリリン・ピロリロリリン・ピロリロリリン♪

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男性が女性誌を求めたくなる衝動

男性が女性誌を手に取って思わず読みたくなったり買いたくなったりする衝動。またはその逆パターンで、女性が男性誌を求めたくなる衝動。こんなことってありませんか? 一例として、最近の私の体験談をお話ししましょう。
 
05091301

○写真: とらばーゆ(東海エリア)・2005年9月12日号
○とらばーゆ*net
【 http://toranet.jp/T/ 】

○とらばーゆ(東海エリア)2005年9月12日号・主な記事

リニュアルから1年間。
とらばーゆで入社した 10人のHappy Report

転職成功した先輩にコツを学ぼう
1カ月で決める!転職活動スケジュール

最初の一歩を踏み出そう!
はじめての就職・転職応援の会社特集

別冊付録
カラダのお悩み解消BOOK

通勤電車の中で、この雑誌を紹介する大きな中吊り広告を発見! この表紙の女性がもうステキで、電車に揺られながら10分くらい凝視していました(笑)。ちなみに、セレクトショップの店長だそうです。はっきり言って、そのすぐそばにあったPanasonicのデジカメ「LUMIX(ルミックス)・FX9」の、浜崎あゆみが「手ブレは、許しまへんぇ」と言っている中吊り広告よりも良かった! どうやら「リニュアル1周年」ということで、一段と目を引く広告を出してきたようだけど・・・。

とらばーゆ、買いました。 (* ̄∇ ̄*)ゞ

後に他人へスルーパスできる見込みになったのでね。あっ、「カラダのお悩み解消BOOK」は、恥ずかしいから開いてもいないぞ~!(笑)

05091302

○写真: JUNON(ジュノン)・2005年10月号(2005/08/23発売)
○主婦と生活社「JUNON」
【 http://www.shufu.co.jp/junon/ 】

○JUNON10月号・主な記事

・『ドラゴン桜』徹底大おっかけ!
 長澤まさみ・小池徹平の単独インタビューの他、
 中尾明慶×新垣結衣×サエコの雑談コーナーや、ドラマ話等が満載!
 ただ、山下智久くんは全く写っていなかったなあ・・・。

・高視聴率で爆走中!『電車男』のココに萌え!
 読んでみると、確かに萌え~!
 「『電車男』のキモは速水もこみちに聞け!」なんてのもある。

・緊急企画最終回 女の子のバイブル『NANA』対談
・33歳の誕生日を迎えて。藤木直人 大人のスローライフ
・成宮寛貴「恋愛でも自分を出していくほうがいいって思う」
・深田恭子 ハッピーオーラの秘密が知りたい!
・塚本高史が語る、北野家と塚本家。
・斉藤祥太&慶太『タッチ』は、ふたりをどう変えた?

会社帰りの本屋で、やけに目立つ表紙のピンク色と「ドラゴン桜」の文字に惹かれて、女性誌ながらたまたま手に取って読んでみると、かなり面白い! 先にJUNONに対して言わせてもらうと・・・。

今後は「ドラマ雑誌」を語るように! ヽ(´▽`)/

現に、私の知っている数軒の本屋は、JUNONを女性誌コーナーでなくエンタテインメント誌や若者向け情報誌のコーナーに置いています。だから普段はそこで読んだりもするんだけど、JUNONはドラマについての記事が結構豊富で、それでいて興味ある内容のものが多いんです。「主な記事」で挙げた見出しは、ほとんどが本人の出演するドラマについても触れていて、しかも話題の映画の話まで載っています。だから女性に限らず、男性も普通に読んで楽しめると思うんですね。ちなみに・・・。

昨年JUNON9月号を、買いました (* ̄∇ ̄*)ゞ

○関連記事「男性が女性誌を読むのって?」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/08/post_22.html


さて・・・。日を変えて若者が多く集まる大型の本屋へ行った時のこと。「女性誌を読む男性」や「男性誌を読む女性」がいるものかどうかを、こっそり調査してみました。すると・・・。

やっぱりいましたよ! 両パターンとも! \(^o^)/

何故か喜んでしまったんですが(笑)。まず「女性誌を読む男性」の例。見るからにデザイン・ファッション系の学生か社会人っぽくて、複数の女性誌を恥ずかしがること無く真剣に読みまくっていました。時折何かを考えながら、ある雑誌を置くと次の雑誌を手に取って、また読む。おい、一冊くらい買ってみようぜ(笑)。でもやっぱり、女性誌を読んで何か参考にしているんだなあと思いましたね。他にも数人の男性がチラっと読んでいくのを見ました。私のように、表紙や見出しが気になったのでしょう。

次に「男性誌を読む女性」の例。男性のファッション誌を、パンク系のお姉ちゃんが真剣に読んでいました。その光景が怖かったです(笑)。雑誌に顔を近付けるようにして、熱心に読んでいるんですよね、パンクスタイルで! その雑誌はロックバンドのバンドマンが出ているわけでもなく、どちらかというとオシャレ系のモデルばかりが出ている雑誌だから、逆に違和感を感じてしまったかも。でもやっぱり、男性誌を読んで男の良さを実感しているんだなあと思いましたね。他にも数人の女性がチラッと読んでいくのを見ました。オシャレ系雑誌が人気だったようです。


結論。読みたきゃ読もう。書いたきゃ買おう。そんだけ! d=(^o^)=b イエイ!


洋服売り場よりは男女別の切り分けが浅いから、CD売り場のような感覚で「求めるものを好きなように追えば良いんじゃない?」と思いました。まあ「自己擁護」になりますけどね!

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はるか17・第7~9話

前回のレビューで「緊急告知」という名の「リタイアかも宣言」をしたけど、一応何とか見続けています。このドラマはもう少し早い時間帯で放送していたら、普通に楽しめるしまずいシーンも少ないし、若い世代の人も普通に楽しめて良いと思うんだけどなあ・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○テレビ朝日系「はるか17」
第7話「ドラマ抜擢…うごめく陰謀」

遥(平山あや)は、笠倉(西岡徳馬)との共演が実現する。そんな中、遥に大物女優・雪乃(朝丘雪路)主演のドラマへの出演話が舞い込む。雪乃は、笠倉が激賞した遥を自分の妹役に指名。だが、そのドラマには遥とCM出演を争ったユリ(瀬戸早妃)もキャスティングされていた。一方、遥は、尾倉(深沢敦)に雪乃が性格が悪くて有名なことを聞かされる。

第8話「ドラマ降板…さらなる悲劇」

遥(平山あや)は大物女優・雪乃(朝丘雪路)の逆鱗(げきりん)に触れ、ドラマを降板。そんな中、崎谷(杉本哲太)が、福原(古田新太)を訪ね、ドラマをめぐる一連の出来事がファインプロの策略であることを明かす。一方、実家で失意の日々を過ごす遥の前に、ドラマの助監督・森山(載寧龍二)が現れた。森山に励まされた遥は二人で夏祭りに行くことを約束する。

第9話「復帰絶望!?さよなら芸能界」

遥(平山あや)は、森山(載寧龍二)とキスしたところを、崎谷(杉本哲太)が手配した写真週刊誌のライター・小林(長江英和)に隠し撮りされた。小林は、福原(古田新太)に記事の掲載をちらつかせる。福原は遥を呼び出し、「タレントの商品価値がなくなる」としかるが、遥は自分を偽ってまでイメージにこだわるタレントの仕事に疑問を抱く。

以下、かなり言い訳っぽいですが、すみません。

まず、こちら東海地区では、関東地区他の「金曜夜放送」ではなく「土曜深夜放送(実質日曜)」になっています。それを踏まえて読んでもらいたいんだけど、第7話の放送をまたもや忘れそうになったんですよ(苦笑)。「うわ~、またやった~!」と思ってテレビを付けたけど、放送されている気配無し。「あれ、あれれ~?」と思って新聞のラテ欄を見ると、番組の存在すら無し。「おいおい、東海地区は打ち切りかよ~!」なんて本気で思ったけど、なんと次の週末に第7話と第8話を連続して放送しやがりました(笑)。これなんですよ、この中途半端さのせいで、試聴する気がますます無くなっていくんですよ。非常に残念。地方だから残念? 頼むぜ、「メ~テレ」こと名古屋テレビ!

それで、他事をしながら一応流し見してみる。すると、まさにマンガみたいでバカバカしくて面白い!(一応褒め言葉) 一言で表現するなら「ブッ飛んでる!」かな(笑)。真面目なシーンは他事を辞めて注目してしまうほど良いんだけど、その反面お笑いに走るシーンはもうやりたい放題ですね。特に、はるかが所属する事務所「童夢企画」のライバルである、大手芸能事務所「ファインプロ」の「社長・松永(橋本さとし)とゆかいな仲間たち」のやりとりが面白過ぎる! 怖いんだかお茶目なんだか分からねぇ! それに加えて、いまだに「ドラマ内韓流ドラマ」をやり続けてる! もう笑うしかないです、はい。こういった理由で、普通に楽しめるんじゃないかな?

ところで、ドラマ連動で「はるか」としてDVDや写真集を出している平山あやさんだけど、連続ドラマ初主演の割にその演技っぷりが結構評価されているらしいですね。キー局・テレビ朝日の金曜深夜枠からは、「トリック」で仲間由紀恵さんが、「スカイハイ」で釈由美子さんがそれぞれブレイクしたけど、それに続く形で平山あやさんも今後ブレイクするかもしれないとも言われているようです。そうすると、早くも「はるか17」の続編に期待できるかも? 今度は木曜9時枠まで昇格させてみてはどうでしょう? それなら、注目度が集まるし、中途半端にならないし、私もドラマを追いやすくなるし!(結局そこなのだ)

○関連記事「はるか17・第1~3話」
○関連記事「はるか17・第4~6話」

●ドラマ
「はるか 17歳」 「はるか」
・イメージDVD「はるか 17歳」
・ラスト水着写真集「はるか(平山あや)」
・主題歌「アオバ」(メレンゲ)
・「はるか17」オリジナル・サウンドトラック

●原作コミックス
「はるか17 (1)」
・原作コミックス「はるか17」(山崎さやか)

※あっ! 著者の山崎さやかさんって、大問題になったあのマンガ「マイナス」の作者か~!

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女王の教室・第10話

このドラマは「本来あるべき教育とは何か?」といったことを強く訴え掛けているんだと思います。また、小学校高学年の時点で相応しい教育を模索する題材にもなると思います。ストーリーの中から単数・複数のテーマを見いだすことは非常に重要なことですね。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「女王の教室」
第10話「真矢、最後の授業」

授業参観を通じて、児童に対する保護者の理解が進んだ。和美(志田未来)らの生活態度も変わり、クラスの雰囲気も明るくなる。しかし、阿久津(天海祐希)は児童の中途半端な自立心をたしなめ、相変わらず冷酷な指導を続ける。そんな中、教育委員会のホームページに阿久津の教育方針を告発する書き込みが。教育委員会が調査に乗り出す。

サブタイトルとなった「最後の授業」。かなり見ものでした! 特に印象に残ったセリフを3つだけ挙げてみます。

生徒「どうして勉強をしなければならないのか?」
真矢「勉強は、『しなきゃいけないもの』じゃありません。
   『したい』と思うものです。」

これは本当にそう思う。何かに興味を持って、もっと知りたくなって、自発的に物事を追求しようとする心を育てることが大事だと思う・・・。

真矢「勉強は、受験のためにするのではありません。
   立派な大人になるためにするんです。

これもその通り。っていうか、以前「ドラゴン桜・第9話」のレビューで終わりの方に書いた「私の持論」とほぼ同じ意見だったから驚いた。そう、このドラマって、「ドラゴン桜」のストーリーに通ずるものがあるんですよね。同じ「学校もの」というのもあるけど、教育者が「勉強することの意味」を暗に教えているような・・・。

生徒「先生は本当は良い先生なんじゃないんですか?」

これは真矢じゃなくて和美のセリフだけど、やっぱり同意。一見厳し過ぎて「教育者」として相応しくない教師のように思えるけど、実は将来を踏まえた本来あるべき「教育」を実践している一教師だと思う。このことで賛否両論が発生するわけだけど、私は以前から真矢の教育方針に概ね賛成しているんですよ。真矢の教育のレベルで「厳し過ぎる」と非難するのは、私が思うに「甘過ぎる」と思う。きっと「いい加減目覚めなさい」と言われると思う・・・。

この授業の後、これまであれだけ真矢と敵対してきた生徒たちは、真矢の本心をようやく見抜いて理解し始めましたね。そんな真矢が、教室で一人静かに倒れてしまった! いったいどうなってしまうんでしょうね? 次回最終話の予告を見たけど、もしかしたらとんでもなく良い作品として終わるのではないかと思いました。ついでに、予告でドラマ本のプレゼント告知があったけど、そこで登場した和美・ひかる(福田麻由子)・馬場(永井杏)・由介(松川尚瑠輝)の素の笑顔が良かったなあ!

○関連記事「女王の教室・第1~3話」
○関連記事「女王の教室・第4~6話」
○関連記事「女王の教室・第7~9話」

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2005.09.12

ドラゴン桜・第10話

来年行われる「平成18年度大学入試センター試験」から、英語の試験でリスニングテスト(聞き取り問題)が導入されることを、先日ネットニュースで知りました。試験も時代と共に変わっていくものなんですね。ところで、このドラマではユニークな授業が展開されて「なるほど~!」なんて思ってきたけど、「でもそれってあくまで『二次試験』の対策でしょう? 足切り目的の『一次試験(センター試験)』の対策はどうなってるの?」と、密かに疑問視していたんです。もしかしたら桜木が「試験では『六角鉛筆』を用意しろ。『丸型鉛筆』ではダメだ!」とか言って、マークシートによる択一問題を解くにあたって「選択の鉛筆転がしテク」でも教えるんじゃないか? なんて冗談で思っていました(笑)。そしたら、今回第10話でちゃんとセンター試験の話が出て、しかもリスニングテスト導入の件まで触れたじゃないですか! 驚いたよ~。ドラマが時代に追い付いてるよ~。ついでに、ドラマが原作を追い抜いてるよ~。というわけで、東大受験以前にセンター試験はやっぱり大事! センター試験で失敗した過去がある私が言うのだから間違い無し! ああ、書いてて悲しい・・・(苦笑)。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「ドラゴン桜」
第10話「友情か受験か?最後の決断」

母・悠子(美保純)が入院し、直美(長澤まさみ)は東大受験をあきらめると言いだす。桜木(阿部寛)は「分かった」とだけ言って、慰留しなかった。直美に事情を聞いた勇介(山下智久)は、桜木に直美の受験も彼女の実家の小料理屋も何とかすると宣言。真々子(ままこ・長谷川京子)と勇介らは、交代で店を手伝うが、次第に生徒に疲労の色が目立ち始める。

いくら試験対策が万全でも、外的要素が理由で受験を諦めざるを得ない状況になるのは、意外にありがちな話。今回は直美が母の病気のせいで「東大受験を諦める」と言い出した所から始まりました。その話はちょっと置いといて、先に特進クラスの授業で特別講師たちが伝えた言葉を列挙しておきます(以後、ドラマ内での字幕表示を優先)。

英語担当の講師・川口洋(金田明夫)より、「理想の二学期の過ごし方」。

9月・10月は、得意な分野を更に伸ばし、
自分に対するいいイメージを固める!

11月・12月は、弱点克服。苦手な部分を
ピンポイントで集中勉強!

国語担当の講師・芥山龍三郎(寺田農)より、「センター試験の国語対策」。

試験時間80分の問題を
60分で解く訓練をする!

東大二次試験の量は膨大なので、
今のうちから、正確さと合わせて
スピード力も強化する!

いつもながら、どれも大事。受験生諸君はご参考! そして私も参考にする!(何故?)

直美の母・悠子の店「小料理ゆうこ」の経営をサポートすべく、真々子や勇介たち特進クラス生は手伝うことに。しかし、ただでさえ辛い受験勉強の毎日なのに、店を手伝うとなれば次第に疲労も大きくなるもの。そのうち料理の味付けを誤ったり客に酒をかけたりで、見ていられない状況になってしまいました。そして手伝ってくれる仲間たちが本音で話しているのを聞いてしまった直美は、学校で桜木を呼び出して彼らの手伝いを止めさせるよう頼んだけど、桜木は「甘ったれんな!」と言って自分で解決するよう伝えました。そして、同時にこんな問題を・・・。

体積1リットルのビンと500ミリリットルのビンがあるとする。
この2つのビンには、全く同じ空気が入っている。
にもかかわらず、酸素分子の数も、二酸化炭素分子の数も、
小さい方の500ミリリットルのビンに多く含まれる場合がある。
とすると、それはどういうケースだ?

特進クラスだけが東大の道じゃねえ。
山があれば、そこには100通りの道がある。
今の問題は、そのうちの一つの答えだ。

その後直美は店で、わざと嫌われるような言い方で仲間たちの手伝いを拒否して追い出しました。でも、仲間たちはその本心をちゃんと分かっていたんだよね・・・。また直美は、病院にいる悠子にも桜木の問題を出しつつ、さらに問題を分かりやすく「ウーロンハイ」の例に置き換えて出題すると、悠子は「焼酎の濃さ!」と一発回答。実はあれから桜木が店に訪れていたようで、直美に向かってこんなことを話していました。

良い教師に付いて正しく学ぶ。
それが最速にして最善の方法だと、世の中の大半の連中は思っている。
だがよ、一つだけ、一人で学ぶ独習に適わない部分がある。
それはな、「密度」だ。
勉強に打ち込む「時間の濃さ」だ。
孤独ゆえに濃く、そして濃いがゆえに強い。
だから俺は、俺が最も嫌いな言葉を、一度だけお前に言う。

「頑張れ。頑張れば必ず望みは叶う。」

桜木らしく、素晴らしい言葉による説得でした! 直美は、特進クラスは辞めるけど受験は辞めず、遅れてでも一人ででも“頑張って”、東大を目指す決意を固めたんですね。「一人は一人だけど、でも、皆が作ってくれたノートもある。メモリーツリーもある。一人だけど、でも一人じゃない。だから私は、絶対最後まで頑張れる。」と、悠子に力強く言いました。良く決意した、“頑張れ”直美! ちなみに私は、「頑張れ」という言葉で何度も励まされてきました!

その後、特進クラスの授業で特別講師たちが伝えた言葉を再び列挙しておきます。

10月。英語担当の講師・川口洋より、「東大英語のカギ“リスニング”」。

※2006年からセンター試験でも
リスニングが導入される(←時代に追い付いてるよ~)

英語を聞くな!(「聞くな」とは「漫然と聞くな」の意→お経を聞いているイメージ)

聴く力を鍛えるには、聴いてすぐに
それを言う『追い込み』中心に勉強するのが
大脳のメカニズム的には一番正解!

11月。桜木より、「集中力と得点狙いのアドバイス」。

集中力を切らさないため、
自分の家のトイレや冷蔵庫の内外や携帯電話の裏に、
英単語・世界史・古文の紙を貼る。

弱点教科の試験では、頭から完璧に解こうとしない。
部分点をかき集め、とにかく平均点を狙う。
後は得意分野でガッチリと稼ぐ。

12月。桜木より、「センター試験のアドバイス・1」。

センター試験対策
徹底的にセンター試験の過去問を解く。
1日1教科、1週間で5教科、過去10年分をこなす。

数学担当の講師・柳鉄之介(品川徹)より、「センター数学の対策」。

センター試験対策
数学は時間との闘い。まず問題全体に目を通し、
一番解き易そうな問題をみつけ、どのような
順番で解いていけば良いかを考える。

国語担当の講師・芥山龍三郎より、「センター国語の突破のカギ」。

センター試験対策
国語のカギは消去法。選択肢の中から間違ったもの
を消していく。強い否定、極端な主張、感情的な要素
を持つ選択肢は、全て誤りである。

桜木より、「センター試験のアドバイス・2」。

センター試験対策
出題される問題は完全にパターン化している。
その傾向を分析し、イージーミスをなくすこと。

12/24~12/31。桜木より、「年末の勉強方法」。

暗記もの以外やらない。
気が散りやすい時には、とにかく具体的でシンプルな勉強をすることで、
集中力をキープする。

言うまでも無く、どれも大事。もっと早い時期に聞きたかった・・・(苦笑)。

そして、2006年1月21日土曜日、「大学入試 センター試験の日」。特進クラスの5人、そして直美は、試験会場へ。第1日、第2日と受けたけど、皆かなり苦戦している様子でした。ただ直美だけはやや冷静な様子。もしかしたら、桜木の言った「密度の濃さ」が関係しているのかも? センター試験の結果及びその後の展開は、次回最終話で明らかに。皆さん、大注目しましょう!

○関連記事「ドラゴン桜・第1~3話」
○関連記事「ドラゴン桜・第4&5話」
○関連記事「ドラゴン桜・第6話」
○関連記事「ドラゴン桜・第6話(番外編)“英語って楽しい!”」
○関連記事「ドラゴン桜・第7話」
○関連記事「ドラゴン桜・第8話」
○関連記事『ドラゴン桜・第8話(番外編)“melody.の主題歌「realize」に注目!”』
○関連記事「ドラゴン桜・第9話」

●ドラマ
「realize」
主題歌「realize」(melody.)

●原作コミックス&関連書籍
「ドラゴン桜 (1)」 「ドラゴン桜」公式ガイドブック 「ドラゴン桜 東大合格をつかむ言葉161」
・原作コミックス「ドラゴン桜」(三田紀房)
・書籍「ドラゴン桜」公式ガイドブック(三田紀房・モーニング編集部)
・書籍「ドラゴン桜 東大合格をつかむ言葉161」

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2005.09.11

第44回衆議院議員総選挙

有権者のみんなー、選挙行ったかー?(ダー!)

本日9/11に行われた、第44回衆議院議員総選挙。日付が9/12に変わろうとしている今現在、定数480のうち自民が単独過半数を占め、当初の予想通り「自民圧勝」となりそうです。「歴史的圧勝」とまで報道されていますね。

私は早朝から選挙会場へ出向いて投票してきましたよ。私は「無党派兼無糖派」で(おいおい)、浮動票投票者の一人で(こう言っておく)、思いのままに投票を完了させました。今回は「郵政民営化(まだまだ念押し?)」や「政党別マニフェスト(“口だけ約束”とも言う?)」が争点であるせいか、投票率がやや高かったみたいですね。ところで、以前朝の某番組で「有権者は1億人」と言っていたけど、それってマジ? 日本の人口は約1億3000万人だから、非有権者(未成年者)はそのうちの3000万人ということになるけど、そんなに少ないもんなの? そこを争点に定めたい・・・。

私、難しいことは良く分からないけど、素人なりに言わせていただきます。

まず、「小選挙区比例代表制」が面白くねぇ~! 私の選挙区は某企業の圧力が強いのもあって、毎回完全な「出来レース」なんですよ。そして今回もそうなる見込み。だから良く騒がれる「一票の重み」っていうのを感じたことがありません(苦笑)。「私が一票入れなくても勝負が見えてるじゃん!」みたいな? 立候補者がわざわざ住民票を移して見知らぬ選挙区で出馬するくらいなら、我々有権者だって地元の選挙区を脱して「この人なら任せられる」っていう立候補者に投票したいよ。

次に、いわゆる「ド素人立候補者」は夢の中だけで終わってくれぇ~! あんまり言いたくないので、以上(苦笑)。

それから、今度は良いと思った話。いくつかの中学校や高校で、非有権者による「模擬選挙」が行われたそうです。これってすごく良い動きだと思うなあ。成年になって有権者の一人になったところで、いきなり「選挙行け」なんて言われても躊躇する人が多いと思うし。現に私がそうだったし。社会人になる前に、お金のありがたさと共に労働の基礎を覚える「バイト」みたいなものだと思うし。もっと広く行われてほしいと思うし。私は「模擬選挙」の導入を強く推奨したいです。

さ~てと、まだ開票が続いているようですね。明日の新聞各紙の見出しは、もう決まったようなもの?

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2005.09.10

幸せになりたい!・第7~9話

最近時間が思うように取れなかったため、数話分を録画して後からまとめて見ました。スペシャルドラマの制作が主ではあったけど、何だかすごいことになっていたんですね! リアルタイムで追えなかったことが悔やまれるくらいに・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「幸せになりたい!」
第7話「張り込み大作戦!!」

雅子(松下由樹)が起用した新人脚本家・塚田(あめくみちこ)が失踪した。ひかり(深田恭子)は最悪の事態に備え、手の空いている脚本家をリストアップ。脚本家の交代を迫られる雅子だが、失踪の理由を聞くまでは、と塚田にこだわる。雅子とひかりは塚田を自宅の前で発見。塚田は師匠で、愛人でもある脚本家・小宮山の圧力だと打ち明ける。

第8話「さよなら母ちゃん」

ひかり(深田恭子)の母・芳江(銀粉蝶)が緊急手術を受けた。病院側は、親戚だと名乗った雅子(松下由樹)に芳江の病名はがんだと告知。何も知らず、職場復帰したひかりに、雅子は芳江の余命が長くないと告げ、仕事を休むよう説得する。だが、病床の母の思いを知るひかりは、看病よりも仕事を選ぶ。そんな中、芳江が病院からいなくなってしまう。

第9話「新しいお仕事!?」

ひかり(深田恭子)の母・芳江(銀粉蝶)が死んだ。そんな中、雅子(松下由樹)らが制作したドラマは高視聴率をマーク。だが、雅子やスタッフは祝賀パーティーへの出席を辞退し、ひかりの母の通夜に駆けつける。葬儀場には、街金融の洋二(忍成修吾)らの姿が。雅子はひかりには支払い義務がないと説明。ひかりだけでなく、洋二も一安心する。

脚本家失踪、ひかりの母・芳江死去、ひかりの弟・武史(篠田拓馬)と悟(綾部守人)の寂しさ、テープ紛失騒動、スペシャルドラマのクランクアップ、視聴率25%以上達成、借金問題、借金取立て屋の内部紛争、そしてひかりの退陣・・・。第7~9話の注目点を順不同で挙げたけど、本当にいろんなことがありました。まとめて見たから良く分かったんだけど、中盤以降は結構テンポ良くストーリーが進行しているように思えましたね。ストーリー自体も、ギャグが控えめになってシリアスさが前面に出てきているし、素直に評価できるかも!

中でも大きかったのは、「スペシャルドラマ完成」と「芳江の死」でしょう。スペシャルドラマはなんと視聴率25%超え! 今や単発ドラマでそこまで取るのは難しいものだけど、大胆に出たね~(笑)。それから、亡くなった芳江が生前に送った雅子宛ての手紙を、雅子がひかりに読んであげたシーンは良かった! でも、その後ひかりはいろいろ考えた上で、いつも寂しげな弟たちの面倒を見ることを優先して、雅子に「もうテレビの仕事はできない」と言ってテレビ局を去ってしまいました。最悪な状態で終わった第9話。次回最終話で、ドラマのタイトルである「幸せになりたい!」という願望は叶うのか?

○関連記事「幸せになりたい!・第1&2話」
○関連記事「幸せになりたい!・第3&4話」
○関連記事「幸せになりたい!・第5&6話」

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おとなの夏休み・第10話(最終話)

今クールのドラマの中で最も早く最終話を迎えたのがこの作品。「9月上旬に終わるなんて」と思ったけど、考えてみたらドラマのタイトルに「夏休み」が含まれることだし、「学校の夏休みが終わる頃を狙ったんだ?」と妙に納得しました。「打ち切り・短縮」と言うよりはマシかな。おっと、うっかり発言・・・。。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「おとなの夏休み」
第10話(最終話)「離婚届という恋文」

みゆき(寺島しのぶ)は、浮気の謝罪に来た和幸(石黒賢)との話し合いを拒否。自分の名前を記入した離婚届を自宅マンションのリビングに残す。そんな中、離婚届の件を和幸から聞き、責任を感じた壽美子(中島知子)は、みゆきに謝り、離婚を思いとどまるように説得する。だが、Petit ami(プチタミ)が閉店する日、和幸は離婚届を手に市役所へ。

結局、「ハッピーエンド」でOK? (・_・)?

第8話辺りから急展開があって、思いっきり暗雲が立ち込めていたんだけど・・・。最後は大型の台風でも来たかのように(リアル台風は大変でしたが)全てを吹き飛ばして、良い要素だけが残ったような感じになりましたね。

みゆきは海の家の営業権を優(中越典子)の父・松夫(小野武彦)に売り払ったことで、結果的には黒字で仕事的には赤字。みゆきは夫・和幸と復縁し、息子・洋介(ささの貴斗)も連れて家族3人で海へ。解体作業が進む「Petit ami」の前には、壽美子と優が来ていた・・・。そして女性3人で最後の会話中、優はみゆきへ権利書を差し出した。自宅で松夫が金庫で保管する権利書を持ち出そうと企てた時、そこに現れた松夫が「暗証番号が分かれば好きにしていい。番号は“俺の心”だ。今まで生きてきて、一番幸せだった日だ。“俺の心”が分かれば扉が開く。」と言った。実はその日は「優の誕生日」だった。それを見抜いた優は、約束通り権利書を好きにして、みゆきへ渡したというわけだ。

みゆき「夏の海があるから生きてゆける」
優「やる?」
壽美子「やりますか!」
みゆき「やっちゃいますか!」

(海ではしゃぎまくる3人のシーンで終了)

やっちゃってください! ほどほどに! (^o^;)/

というわけで、来年また海の家を開く決意を固めたようです。再び「Petit ami」という名前で運営するかどうかは分からないけど・・・。うーん、「結果オーライ」の典型例になってしまったけど、このドラマは何を強く訴え掛けたかったのかが良く分かりませんでした。例の急展開について、「あれは何だったの?」というより「単なる盛り上げ要素?」等と思ってしまい、やや拍子抜けした感はありましたね。私が印象に残ったことは、「海の家を開店するまでのワクワク感」と「次第に心を開いていった少女A(佐田真由美)」くらい? 彼女たちの「楽しい夏休み」は「単なる他人の想い出」といった感じで、深く思い入ることができませんでした。ちょっとだけ残念だったかな。

もう一つ注目点「主題歌が週替わり」について。最終話は山下達郎の「高気圧ガール」。私としては「待ってました!」の選曲で、「第1~3話」で予想した通りヤマタツの曲が登場しました! きっと来ると思っていたよ、ヤマタツが。まさか来ないなんて思わなかったよ、チューブが(苦笑)。さあ全10曲が出揃ったところで、レーベルの壁を越えた「おとなの夏休み・主題歌全曲収録盤」をリリースしてくれ! もし実現したら、来年の夏休みにでも聴くさ♪

○関連記事「おとなの夏休み・第1~3話」
○関連記事「おとなの夏休み・第4~6話」
○関連記事「おとなの夏休み・第7~9話」

「おとなの夏休み」DVD-BOX
「おとなの夏休み」DVD-BOX

●ドラマ
・「おとなの夏休み」オリジナル・サウンドトラック

○こんな「夏歌」オムニバス盤もあるよ!
「夏歌」 「夏歌2」
「夏歌」/「夏歌2」

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2005.09.09

がんばっていきまっしょい・第7~9話

このドラマって、「サブタイトル」の付け方が絶妙で上手いと思います。短い中にストーリーの本質が凝縮されているかのようで、それでいてネタバレ要素も控えめで、「いったい何が起こるんだろう?」と毎回思わせられるんですね。実はそれに加えて、びっくりするようなすごい秘密も隠されていたわけで・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「がんばっていきまっしょい」
第7話「別れる二人」

ボートに対する姿勢の違いで悦子(鈴木杏)と対立した利絵(相武紗季)は、関野(錦戸亮)にフラれたこともあり、部活に来なくなる。多恵子(岩佐真悠子)たちは呼び戻そうとするが、悦子は新海高校との対抗戦に勝った姿を見せて戻ってきてもらおうと提案。利絵の仕事までこなすが、中田(田口淳之介)から、利絵が軽音部に入ったと聞かされる。

第8話「初めての夜」

高校2年生の秋、悦子(鈴木杏)たちは、修学旅行で大阪へ。利絵(相武紗季)は、悦子が中田(田口淳之介)を好きだと知り、アプローチを勧める。だが、中田は昔別れた5歳年上の恋人・小百合(石川亜沙美)に会いに行っていた。宿舎に戻ってきた中田は「話せなかった」と浮かない顔を。利絵は中田のことが気になる悦子を誘い、2人で小百合に会いに行く。

第9話「かなわぬ夢」

高校3年の最後の大会で、女子ボート部は決勝戦に進出。先行逃げ切りの勝負に出て新海高校を破り、全国大会への進出を決める。だが、試合で無理をした悦子(鈴木杏)は、腰を痛めてしまう。医師から部活を止められた悦子は、その話を聞いていた中田(田口淳之介)に、全国大会に出るまで、けがのことを誰にも言わないようにと頼む。

悦ネェ、切ねぇ・・・。 (ToT)

この言葉に尽きると思いました。第7話では、意見が合わないリーを何とかしてボート部へ連れ戻そうとする悦ネェ。第8話では、密かに好きな中田を何とかして昔の恋人と会わせようとする悦ネェ。そして第9話では、腰を痛めたためにボートを漕げなくなってしまった悦ネェ。うーん、悦ネェ・・・じゃなくて、切ねぇ・・・。

実は、この作品の重要ポイントである「悦ネェの腰痛」は、原作小説や映画を見ていないけど以前からチラッと耳にしていたんです。それがいつ起こるのかは分からなかったけど、第8話のラスト辺りでボートを漕いでいる最中に伏線となるシーンがまず出ました。そのまま第9話まで暖めておけば良いものの、その直後に湿布を貼るシーンがあったり第9話の予告で後々大きな問題になりそうな映像が出たりで、ちょっともったいないとは思ったなあ(苦笑)。それで第9話になって、予想通り大きな問題に。悦ネェは“がんばっていきまっしょい”の精神で頑張ったけど、他の部員と全く漕ぎのリズムが合わず最悪な状態。そして自ら漕ぐのを辞める決意をしてしまったんですね・・・。そして全国大会当日、病院へ行く前の悦ネェが自宅で家族と朝食の食卓を囲む中で、大会会場の琵琶湖へ向かう部員たちのことを心配したり自分を責め始めてしまったんだけど、その時父親・幸雄(大杉漣)が急に箸を置いて、悦ネェに向かってすごく良い言葉を伝えたんよ・・・。

○第9話・幸雄が娘の悦子に向かって伝えた激励の言葉

(泣きながら家族の前で話す悦子)
何しとるんやろ・・・。
皆が頑張るいうときに、私、何しとるんやろ・・・。
ごめん、最後の最後に、貧乏くじ引いてもうた。
やっぱ、ダメなんやね、私・・・。

(箸を置いて語る幸雄)
満足ぞ。
お前はどうか知らん。けど俺は満足ぞ。
お前がやってきたボート、
別に大会出んでも、どこぞの誰に勝つよりも、
お前はそんな風に仲間を思う。思いやれる。
そういう風にお前感じとる。
それだけで俺は満足ぞ。

いっつもお前は強情っぱりで。
何考えとるかよう分からんくて。
けど分かるようになった。
「ああ、今日は練習できたんや」とか、
「今日は上手いこといかんかったんや」とか、
お前見てりゃあ分かるようになった。
ボートのおかげや。ボートさまさまや!

なのに、背ぇ向けるんか?
ボート好きいう気持ちにまで、背ぇ向けるんか?
それとももう、嫌いになってしもうたんか?

(首を振って号泣しながら語る悦子)
好きや・・・今でも・・・大好きや!

(いきなり立ち上がる幸雄)
よっしゃっ! 行くぜ琵琶湖!

最高のシーンでした。悦ネェがボートを始めるまで仲の悪かったこの父娘は、いつの間にかボートを通して心が通じ合うまでになっていたんですね。ボートを始めたことは、その後確かに意味があったと・・・。それにしても幸雄の言葉は、頼もしいというか説得力のあるメッセージでしたね。なるほど、悦ネェが人を言葉で説得させるのは、父親譲りだったんだ? ほんと、良い親子だね!

ところで私、冒頭でも少し触れたけど、「サブタイトルのすごい秘密」みたいなものを発見してしまいました! もしかしたら既に誰かが気付いているかも?(これが初出でありますように) とりあえず、このドラマのサブタイトルをずらりと並べてみます。

○「がんばっていきまっしょい」サブタイトル一覧(現在進行形)

第1話「漕ぎたい」
第2話「涙の青い海」
第3話「必勝新人戦」
第4話「ふざけんな」
第5話「好きなんよ」
第6話「せつない海」
第7話「別れる二人」
第8話「初めての夜」
第9話「かなわぬ夢」
第10話「(現在未放送)」(最終話)

※「特別艇」は除きます。

これを眺めてみると、第1話は「漕ぎたい」、第2話は「涙の青い海」、最新の第9話は「かなわぬ夢」で、「第1話のみ4文字/第2話以降は5文字」であることが分かります。第1話のラストの時点では、悦ネェ・リー・ヒメ・イモッチの4人がボート部の部員になる決意を固めましたよね? それで、第2話でダッコがようやく決意を固めて5人になりましたよね? 良く見ると、サブタイトルの文字数が女子ボート部の主要メンバーの現在数と一致しているじゃありませんか! お~、すごいすごい! だとしたら、最終話のサブタイトルの文字数が気になると共に、そのサブタイトル自体が気になります。「永遠の五人(5文字)」とかだったらキレイに収まるかも? 第10話・最終話にあたる「最終艇」の展開が楽しみです!

なお、第9話は「とにかく泣ける話」だということを、このドラマの照明担当“かねごん”さんのblogで知っていました。

○「がんばっていきまっしょい」(blog名が作品のタイトル名です)
http://blog.goo.ne.jp/kanegontic/

このblogの8/28の投稿記事「家族っていいなぁ」で「ハンカチ5枚、いや、6枚、いや・・・16枚ぐらい必要かもしれません。」とあって、第9話放送当日の9/06の投稿記事「スパート!」では、放送を見た視聴者のコメントがたくさん寄せられています。そしてなんと、悦ネェこと鈴木杏さん本人(だと信じるんよ)が「キャプテンの、篠村です (篠村悦子)」というタイトルでコメントを残したことで、盛り上がりは最高潮! なんか良いですね、blogを通してドラマの登場人物やスタッフの方とコミュニケーションが楽しめるなんてね!

ついでに、女子ボート部員を演じるタレントたちの日記が読める、blogやサイトをご紹介しておきましょう。

○「あんチャンプルー」[篠村悦子(通称“悦ネェ”/鈴木杏)]
http://www.web-foster.com/foster/cgi/suzuki/bbs.cgi
○「相武紗季の本日のワレワレハ・・・」[矢野利絵(通称“リー”/相武紗季)]
http://warewarewa.blogzine.jp/
○「いわまゆのナイショ話」[菊池多恵子(通称“ダッコ”/岩佐真悠子)]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/iwasa_mayukojp/
○「佐津川愛美の私とT time」[中崎敦子(通称“ヒメ”/佐津川愛美)]
http://aimi.cocolog-tnc.com/
○「イモッチの中の人のプロフィール」中浦真由美(通称“イモッチ”/藤本静)
http://www.fathers.jp/profile/fujimoto.html
ごめん、イモッチだけ日記じゃなくてプロフィールページなんよ・・・。
年齢的にベテランってことは知ってたけど、
お好み焼き屋の根本満こと小日向文世さんと同じ事務所だとは知らなかった~。

さあ、次回「最終艇」は30分拡大放送。ファンの皆さん、しっかり応援していきまっしょい!

○関連記事「がんばっていきまっしょい・第1~3話」
○関連記事「がんばっていきまっしょい・第4話&特別艇」
○関連記事『aiko・Mステで「キラキラ」披露~支持される秘密~』
○関連記事「がんばっていきまっしょい・第5&6話」

●ドラマ
「キラキラ」
・主題歌「キラキラ」(aiko)
・「がんばっていきまっしょい」オリジナル・サウンドトラック

●原作小説&映画
小説「がんばっていきまっしょい」 映画「がんばっていきまっしょい」
・原作小説「がんばっていきまっしょい」(敷村良子・「第4回坊ちゃん文学賞」大賞作)
・映画「がんばっていきまっしょい」(田中麗奈、他出演)
・「がんばっていきまっしょい」オリジナル・サウンドトラック

○アルタミラピクチャーズの代表作(私のオススメ!)
映画「ウォーターボーイズ」 ドラマ「ウォーターボーイズ」DVD-BOX ドラマ「ウォーターボーイズ2」DVD-BOX
・映画「ウォーターボーイズ」
・ドラマ「ウォーターボーイズ」DVD-BOX
・ドラマ「ウォーターボーイズ2」DVD-BOX

○関連カテゴリ「ウォーターボーイズ2」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/waterboys2/

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海猿・第8~10話

常に死の危険性がある海上保安官としての任務。いくらフィクションだとはいえ、その死を映像として目にすると辛いものです。見なければ良かった。でも見届けたかった。思いは複雑です。このドラマが強く訴え掛ける「命の尊さ」というメッセージは、確かに受け取りました。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「海猿」
第8話「池澤、死す」

不審船事件で警備が強化され、大輔(伊藤英明)らは2週間の出航を命じられる。池澤(仲村トオル)は出産の迫る尚子(芳本美代子)のため、子供の名前を思案。大輔が口出しするなど、艦内は平和な空気が流れていた。そんな中、「ながれ」は漂流者を発見。救出されたロシア人の男は武装集団に船を襲われたと話し、「ながれ」は捜索に向かう。

第9話「失われた夏を求めて」

池澤(仲村トオル)がロシア船を乗っ取った犯人に撃たれて殉職。海に飛び込んだ犯人グループを救助した大輔(伊藤英明)らは行き場のない怒りを覚えていた。後日、葬式で大輔は、池澤が考えた子供の名前を尚子(芳本美代子)に伝える。そんな中、勝田(夏八木勲)は、落ち込んで精気を失った大輔に教官助手として海上保安大学校への異動を言い渡す。

第10話「命にかえて」

大輔(伊藤英明)は新たにバディとなった吉岡(佐藤隆太)の指導を始める。そんな中、大輔は、環菜(かんな・加藤あい)の部屋で母親・歌子(朝加真由美)と遭遇。歌子は大輔が海上保安官と知り交際を反対する。環菜の父親は海で亡くなっていた。一方、下川(時任三郎)は、里江子(奥貫薫)から、娘の唯(一木有海)ともう会わないでほしいと告げられる。

この第8~10話で起きた大きな事件は、何と言っても「池澤の死」でした。池澤が大輔たちと打ち解け合うようになって、いつもながらの強面でありながら面白く振舞う姿は本当に良かった。でもそれが「死亡フラグ(死を示唆する伏線)」であることは薄々感じていたけど・・・。不審船の追跡にあたった池澤や大輔たち。任務の一部が成功して喜び合う二人だったけど、池澤が武装集団が放った銃弾を受けてしまった! その瞬間を描かずに、大輔の笑った顔に池澤の血しぶきがかかるという「間接的演出」を取り入れたことで、そのシーンは非常に印象深いものになりましたね。

池澤は大輔たちの願いも届かず死亡。それを関係者から淡々と告げられた尚子の、すぐに理解できず言葉も出ない姿が悲しかった・・・。また、工藤(伊藤淳史)に続いてまたもバディを失ってしまった大輔の、悲しむ表情や一つ一つの言葉に涙が出そうになった・・・。こんな事件があった後、大輔は新たなバディとして吉岡を迎え入れました。そんな中、大輔は環菜の母親・歌子と上手くいかず、また下川の娘が海で行方不明になったことで、いまだ問題多し。全ては良い方向へ向かうのでしょうか? 既に続編となる映画の公開が決定しているだけに、そのつなぎとなるドラマのラストの展開がかなり気になっています!

この作品は、海上保安官の活動シーンがあまりにもリアリティがあり過ぎて、熱心に見入ってしまうためにレビューがすごく書き辛いです。実際に有り得る話ばかりだから、思ったことを軽はずみに書けないし。これは作品のクオリティが高いことの裏返しになるわけだけど、見応えだけは確かにありますね。「常に任務優先」である海上保安官の仕事は、相当大変なんだろうなあ。目前にある問題を無事解決させて、少なからず感動できるラストに期待しています!

○関連記事「海猿・第1~3話」
○関連記事「海猿・第4&5話」
○関連記事「海猿・第6&7話」

●ドラマ
「OCEAN」
・主題歌「OCEAN」(B’z)
・「海猿」オリジナル・サウンドトラック

●原作コミックス&映画
「海猿 (1)」 映画「海猿」
・原作コミックス「海猿」(原作・佐藤秀峰/原案&取材・小森陽一)
・映画「海猿」(伊藤英明、加藤あい、他出演)
・「海猿」オリジナル・サウンドトラック

○原作・佐藤秀峰の代表作「ブラックジャックによろしく」(私のオススメ!)
「ブラックジャックによろしく (1)」 「ブラックジャックによろしく」DVD-BOX ブラックジャックによろしく 涙のがん病棟編
・原作コミックス「ブラックジャックによろしく」(原作・佐藤秀峰)
・ドラマ「ブラックジャックによろしく」DVD-BOX
・ドラマ「ブラックジャックによろしく 涙のがん病棟編」

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2005.09.08

スローダンス・第10話

前回「第8&9話」のレビューでは、多くの方が長文コメントで本音を語ってくれて本当にうれしかったです。ありがとうございました! 私もその熱意に応えるよう、これまでに無いほどに長文で丁寧な回答コメントを書かせていただきました。それで、本来次のレビューは「第10話&11話(最終話)」として公開する予定でしたが、某番組を見てどうしても言いたいことができたので、急遽「第10話」レビューを独立して公開することに決めました。このドラマは賛否両論ありますが、今後もいろんな意見をお待ちしています!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「スローダンス」
第10話「もう離さないから」

衣咲(いさき・深津絵里)は、仕事のことで悩んでいたが、理一(りいち・妻夫木聡)はそのことに気付けず、久しぶりに再会するも口論に。一方、実乃(広末涼子)は英介(藤木直人)に告白する。翌日、理一は一坂(温水洋一)に映画の主演を依頼。その後、木田(西野亮廣)が勤める撮影会社の社長に脚本を気に入られ、撮影のバックアップをしてもらえることに。

なるほど・・・最終話に希望を持たせる内容で勝負に出たみたい? 期待してみましょう! 今回のストーリーについてのレビューは、以上!(笑)

さて、冒頭で書いた「某番組を見てどうしても言いたいこと」について。某番組とはTBS系「情熱大陸」の8/21放送分のことで、その日はこのドラマの主題歌「東京」を歌う福山雅治さんのインタビューが見られました。その中で、彼が展開する「福山プロジェクト」について、いわゆる作りものである「エンターテインメント」の話を交えてこんなことを言っていました。

(移動中の電車内にて)
ただ、本当に・・・、
多くの人に見られるっていうのは
多くの理解と多くの誤解を同時に生む

っていうことは、すごく実感しましたね。
ちょっとの理解と多くの誤解? ハハハ。

(番組の結び・雑誌の屋外ロケにて)
いつも少しの誤解がありながら、誤差がありながら、
それで進んでいくもんだと思いますよ。
誤解と誤解がこう、重なり合う部分が「エンターテイメント」だと思うんです。
そこにやっぱり、面白さだったり、しんどさだったり、
っていうのがあるんだと思うんですよね。

うんうん、マシャ様、すごく良いことをいうなあ・・・。実は、彼の「エンターテイメント」についてのコメントを聞いて、「これって『スローダンス』の現状に通ずるものがあるかも?」と思ったんですよ。

多くの視聴者に見られるのだから、各人による多くの感想が生まれる。しかしそれが「理解」へ集まるか「誤解」へ集まるかは、「作品次第」である。私はこのように解釈しました。きっと「スローダンス」は、「ここをこうしてこんな風に面白くしよう」等と試行錯誤して脚本が練られたことだと思うけど、それを元に作られたドラマが実際に放送されると、私を含む多くの人が「スロー過ぎる」とか「じれったい」とか思ったはず。これこそ制作サイドが痛感したであろう「誤解」にあたるものだと思うんです。また、こういった事実もあって批判が飛び交ってはいるけど、逆に「多くの人に注目されている」という証明にもなると思うんです。それは、視聴率が衰えること無く好調のままであることからも言えます。「誤解」として捉えられた批判が飛び交う中、「ちょっとの理解」も存在するわけで、「なるほど、ここに面白みがあったわけか」とか「こうだったら良いんだけどなあ」とかいう感想も生まれ、ここが「誤解と誤解が重なり合う部分」であり「エンターテイメントの醍醐味」でもあります。福山さんは、このドラマのために「東京」という曲を書き下ろすと共に、他局の番組の場でこのドラマのことにも暗に触れていたのではないか? 私はそんな風に思えたんですね。まあそれが「誤解」であると言われてもいいや・・・。

私はこれまで批判内容のレビューばかり書いてきたけど、「次からは面白くなるかな?」等と常に期待し続けてきたのは事実です。残念ながらそれがすぐに叶えられることは無く、あれよあれよで最終話前まで来てしまいました。しかしあれこれ批判しておきながら、リタイアせずにやっぱり注目し続けている自分って何? あるドラマについて批判内容ばかりのレビューを書き続けてきたのは私としては初めてのことで、このドラマはもしかしたら別の意味で印象に残る作品の一つになるかもしれない? 実はこういった自問がずっと続いていました。レビューを書きながら多くのコメントを読んだことで、ようやく何かが吹っ切れたような気がして、今回急遽こうして一風変わったレビュー、いや、ドラマ自体の感想や在り方等を書き連ねてみたわけです。いかがだったでしょうか?

ということで、最終的に「理解」と「誤解」の間のどの位置へ収束するのか? それが楽しみにもなってきました。最終話における私の見どころは、以下の3つです。

1. 「登場人物たちの行き着く先」
二組ほどがくっついてハッピーエンドになりそうな感じではあるけど、多くの視聴者が納得できる「理解あり」の結末を望みます。最後まで「誤解」のままなんて悲し過ぎる!

2. 「理一の夢・衣咲の夢・皆の夢」
理一の「映画」に対する情熱は、どの程度のものなのか? 夢を再び目覚めさせた衣咲は、どう思い何を感じるのか? これは大きいです。予想では「○年後」というシーンが描かれると思います。そしてラストカットは、二人の後姿のシルエットと共に「Fin.」という字幕が出たりして、映画の1シーンみたいになると良いなあ!

3. 「『スローダンス』というタイトルが意味するもの」
まさか「ストーリーがスローだから」というつまらない理由で終わるはずがない? きっと何か本当の理由が見出せるはず? 基本的に「スローダンス」というタイトルはオシャレでキレイで好きでした。エレガントなものは特に求めないけど、ドラマにおける“ラストダンス”は最高のものを求めたい!

さあ、これが最後の賭けです。私がここまで追い続けた意味はあったのかどうか? その思いは報われるのかどうか? その全てが明らかになる最終話に期待しましょう!
(注意)最終話のレビューは必ず書きます。皆さんからの感想コメントは望みますが、最終話の感想はこの第10話の記事のコメント欄には書かないでください(第10話の感想はOKです)。最終話のレビューのコメント欄で、大いに語り合いましょう!

○関連記事「スローダンス・第1~3話」
○関連記事「スローダンス・第4&5話」
○関連記事「スローダンス・第6&7話」
○関連記事「スローダンス・第8&9話」

●ドラマ
「スローダンス」オリジナル・サウンドトラック
・「スローダンス」オリジナル・サウンドトラック
・主題歌「東京」(福山雅治)

●妻夫木聡くん主演ドラマの私的No.1ドラマ「オレンジデイズ」
「オレンジデイズ」DVD-BOX
○関連カテゴリ「オレンジデイズ」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/orangedays/
○関連サイト「オレンジデイズノート」
http://homepage1.nifty.com/sodey/adstv/orange/odnote/

●深津絵里さん主演ドラマの私的No.1ドラマ「恋ノチカラ」
「恋ノチカラ」DVD-BOX

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2005.09.07

いま、会いにゆきます・第7~9話

ドラマの中盤に差し掛かった所で、未見だった映画版を見るという異例の行動を取った私。今でもある意味でそれで良かったと思っています。見た直後にあたる回から、この作品で面白くなる展開と重ねながら見ることができますからね。私はそういう楽しみ方にすることを決めたんです。「ハマれない」と言い続けて来たけど、決して嫌いではないこのドラマ。ストーリー自体は、ドラマ版と映画版がしっかりハマってきていますよね。それでは、そろそろ私も。「いま、ハマリにゆきます」。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「いま、会いにゆきます」
第7話「わずかな時間」

澪(ミムラ)らの留守中に、母・涼子(三田佳子)が家を訪れた。巧(成宮寛貴)は、澪の存在が知られないよう、両親には連絡せず、しばらく現状のままでいることに。そんな中、巧は梅雨が明けたら澪が物語の通りに消えてしまうと考え、絵本を隠す。一方、近所のケーキ店を訪れた澪と佑司(武井証)は、あすか(中井美穂)が妊娠したことを知る。

第8話「好きです。でも」

澪(みお・ミムラ)は巧(成宮寛貴)の見舞いに来た万里子(岡本綾)と再会。万里子は、死んだはずの澪が巧の家にいることに驚き、帰ってしまう。巧は、澪から万里子が見舞いに来たと聞き、万里子と連絡するがつながらない。翌日、澪の存在を信じられない万里子は、再び秋穂(あいお)家を訪れる。そこで、佑司(武井証)と会話する澪の姿を目撃し、愕然とする。

第9話「あと一日」

澪(みお・ミムラ)は巧(成宮寛貴)の机から絵本を発見。雨の季節が終わると、澪がアーカイブ星に帰ってしまうと、と書かれた内容に不安を感じる。佑司(武井証)に絵本の内容を尋ねると佑司は、澪が記憶を取り戻したと喜んで森へ連れて行き、タイムカプセルを掘り起こす。澪は、日記を見つけ、自分が死んだことを知り、ショックを受ける。

第8話の予告だったか、「急展開」と字幕で出しただけあって、ストーリーはいよいよ原作や映画版での核の部分に迫ってきていますね。「本当の自分」に気付いてしまった澪が、さりげなく佑司に家のことや家事のやり方を教え込んでいる姿が切ない・・・。巧も残り僅かしか澪といられないことを悟っている分、止まらぬ時の経過を悔やんでいるようで悲しい・・・。そして何と言っても、家族3人で楽しいままいられると思っていた澪の悲しげな表情が見ていて辛い・・・。

これまでのレビューで「ハマれない」と言い続けた私も、さすがに「ハマリ傾向」にあります。何度も言うようだけど、このドラマは決して嫌いではないんです。正直に言うと、核の部分に至るまでが遅過ぎたように思えるんですね。もう数回先に起承転結の「転」が来ていれば、欲を言うと放送時期が春クールであれば、もっと良い印象になっていたと思います。ドラマの作り込みがとても丁寧なだけに、他のドラマに負けて話題性に欠けている感があり、また視聴率もあまりよろしくないようで、残念ですね・・・。

それで主題歌! ORANGE RANGE(オレンジレンジ)の「キズナ」なんだけど、前々回と前回のレビューに続いてまたまた触れたいと思います。第9回の放送を前に、ORANGE RANGEが9/02放送のテレビ朝日系「ミュージックステーション(Mステ)」に生出演して、「キズナ」を披露しました。ドラマーが脱退して5人となった彼らの歌と演奏を見たけど、ドラマの主題歌として流れるのは端々をカットした「ドラマバージョン」なんですね。まあ何となく予想はできたけど、「短縮版」というよりは最初から最後までを適度につまんで集めた「凝縮版」といった感じかな。うん、聴く分にはやっぱり良い曲ですね。イントロとサビとラストサビ後半の、メロディとその構成なんかは結構好きですね。普通に応援できました(何か表現が悪いけど)。ただ、表示される歌詞を見ながら「へえ~、歌詞はこんな風だったんだ~」って思うことが多かった! “♪キーポンキーポン百万円!”だと思っていた部分は、“♪一歩一歩ただ前へ”だったとは!(笑)

さて、次回はいよいよ最終回! 予告では「感動のフィナーレ」と字幕で出しつつ、ひまわり畑の映像が流れていたけど、そこまで出しちゃう? とりあえず「悪評価」という評価は確かに消え去った現在、主題歌「キズナ」と上手く合わせて感動させてもらいたいものです。思わず涙を流してしまったら、「制作サイドの粘り勝ち」ということで好評価に位置付けたいと思います!

○関連記事「いま、会いにゆきます・第1~3話」
○関連記事「いま、会いにゆきます・第4~6話」

●「あずスタ」実話系短編記事・3部作「いま当て~ジョージア懸賞~」
○前編・ジョージア懸賞「いま、当てにゆきます」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/12/post_10.html
○中編・ジョージア懸賞「いま、当たりました」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/02/post_10.html
○後編・ジョージア懸賞「いま、届きました」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/03/post_27.html
○主題歌?・ミスターチルドレンジレンジ「花」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/02/post_14.html

●ドラマ

・主題歌「キズナ」(ORANGE RANGE)
・「いま、会いにゆきます」オリジナル・サウンドトラック

●原作小説&映画
小説「いま、会いにゆきます」 映画「いま、会いにゆきます」 主題歌「花」
・原作小説「いま、会いにゆきます」(市川拓司)
・映画「いま、会いにゆきます」(竹内結子、中村獅童、他出演)
・主題歌「花」(ORANGE RANGE)
「いま、会いにゆきます」オリジナル・サウンドトラック

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2005.09.06

女王の教室・第7~9話

半ばレビューを放置していそうだけど、ドラマ自体は毎話欠かさず見ています。何かもう、「ドラマ」というフィクションの枠を越えて、社会問題やスポンサー問題にまで発展していますね。確かに描写はキツイけど、あれが現実の縮図だったりもする。それをありのままに表現しているようにも思えます。私から率直に言わせてもらうと、現代の教育うんぬんって「過保護」が目立つんだよなあ。昔で言う「愛あるゲンコツ」が、今では「屈辱的な一撃」として扱われるし、それじゃあ子供はナヨナヨしてしまうんじゃないの? 高野連も美化を重視するあまり、某暴力事件を過剰に意識して結果大騒動になってしまったし、事件よりもその発端の論議と再発防止の徹底が重要じゃないの? そんな感じで、このドラマを見て思うことは様々あります。うーん、この主張も結構キツイ・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「女王の教室」
第7話「学校が燃える夜、鬼教師が流した血の涙…先生お願い友だちを助けて!」

夏休み返上の授業に反発し、和美(志田未来)たちは休みを楽しむことに。だが、新学期を迎えると和美らの机が消えていた。阿久津(天海祐希)の仕業だと聞き、和美は校長(泉谷しげる)に相談。しかし、阿久津に先手を打たれ、らちが明かない。そんな中、恵里花(梶原ひかり)が阿久津のスパイ役だったことがクラス中に判明。恵里花は姿を消す。

第8話「卒業行事はやりません!悪魔か天使か?生徒が知る鬼教師の哀しい過去」

阿久津(天海祐希)の成績至上主義が高じ、和美(志田未来)らの不満が募る。そんな中、ひかる(福田麻由子)が阿久津に反旗を翻す。これを機に、クラスの半数が担任の交代を求めてストライキに突入。だが、阿久津は平然と授業を続行、修学旅行や運動会も中止すると宣言。楽しみな行事が奪われ、スト不参加の成績優秀組に不安が広がる。

第9話「鬼教師への刺客」

進路相談の親子面接を前に、阿久津(天海祐希)はクラス全員の素行を記録した資料を配る。親へのデータ公表をちらつかせて児童の発言を封じ、面談は阿久津のペースで終了。意に反した展開に、和美(志田未来)らは不満を漏らす。一方、由介(松川尚瑠輝)がデータの消去を試みるが、失敗。阿久津は、授業参観日に親の前での謝罪を命じる。

相変わらずインパクトある長文のサブタイトルが並ぶと思ったら、第9話では急に短くなっちゃって、妙にびっくりしたと同時にやや不安(苦笑)。各種メディアで賛否両論の意見が交わされているけど、ついにサブタイトルにまで影響が及んで恐縮してしまったのかなあ・・・というのはいらぬ推測? まあ「鬼教師への刺客」という言葉も充分すごいけどね(笑)。

あれだけクラスの生徒たちから仲間外れにされた和美だけど、あれ以来クラスの生徒たちから支持を受けるようになって、生徒たちの団結力はアップ! そこからは「打倒・阿久津真矢(ゲームのラスボスかよ)」に燃えるわけだけど、そう簡単には倒されない「女王・阿久津真矢(だから何者だって)」。特に言いたかったのは、第9話で生徒たちが「真矢のパソコンから生徒データを消去してやろう」と計画し、何人かが職員室にこっそり侵入して、パソコンに強そうな生徒がIDとパスワードを見破って任務を遂行したシーン。「おいおい、小学生がそんなことやるなんて有り得ないだろう~!」なんて思ったけど、どうやら私が甘かったようです。つい先日、中一の男子生徒が当時小6の昨年に、ネットのオンラインゲームで他人のIDとパスワードを見破って侵入した疑いで、「不正アクセス禁止法違反」により今になって補導されるニュースがありました。パスワードが推測されやすいものだったとはいえ、ニュースになって広く報道されるようなことをやってしまうという事実。恐ろしかったですね~。そうそう、ドラマの方で任務を遂行して喜ぶ生徒たちのそばに、「怪物・阿久津真矢(もう放っておいて)」が静かに突っ立っていたシーンも恐ろしかったけどね~。

話題性だけはとにかくすごいみたいです。放送終了後の土曜夜は、続けて放送される「エンタの神様」の効果もあって(波田陽区摩邪オリエンタルラジオの記事あり)、アクセスがものすご~~~く伸びて私もびっくりしています。「女王の教室」のレビューは数話毎にのんびり書いて公開していたけど、何だかそれについてはアクセスしてくれた人たちに申し訳無いなあと(苦笑)。というわけで、期待に応えられるように残り数話は毎回レビューを書こうと思います!

○関連記事「女王の教室・第1~3話」
○関連記事「女王の教室・第4~6話」

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2005.09.05

ドラゴン桜・第9話

今回放送分の裏番組として、フジテレビ系でドラマ「積木くずし真相~あの家族、その後の悲劇~」が2夜連続で放送されました。民放の連続ドラマの最高視聴率記録を維持し続けている「不朽の名作」の続編だけあって、今回ばかりはそちらを優先してリアルタイムで見ました。放送規制が厳しい現在、不良少女の荒れぶりをどこまで描写するかも見ものだったけど、なかなか良かったです。そして強引にこのドラマへ話を移すわけですけど、昔の不良と現代の不良はまず格好が全然違いますね。昔の不良の例が桜木だとすれば、現代の不良の例は龍山高校の落ちこぼれ生徒になるわけで。それはそうと、「積木くずし真相」の方で不良少女の部屋にあった「全国制覇」という垂れ幕を見た時は、「ああ、特進クラスの生徒たちの心意気に通ずるものがあるなあ」と思いましたね。「本気」と書いて「マジ」でっ!(笑)

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「ドラゴン桜」
第9話「信じろ!成績は必ず上がる」

勇介(山下智久)は成績が伸びないことに悩んでいた。一方、直美(長澤まさみ)の母・悠子(美保純)が倒れ、病院へ運ばれる。そんな中、桜木(阿部寛)は2学期に入り、生徒の家庭環境が重要になると考え、「受験生を持つ家庭の心得」を講義するため、真々子(ままこ・長谷川京子)に保護者を呼び出させる。桜木は集まった保護者に各家庭の教育方針を尋ねる。

ストーリーは、現実とリンクするかのように二学期へ。今回もまた良い話が出ました。大きく3つに絞って、一つ一つじっくり感想を書いていきます。

1. 「行間を読む・正しく読む・なぜなにの心」
国語担当の講師・芥山龍三郎(寺田農)が、「問題を良く読むことの重要さ」を生徒たちへ教えるために「行間を読め」と伝えました。私は小説等を読む時には意識するようにしているけど、文字で書かれていること以外の要素(=行間)を読み取るのは大事ですよね。例えば起こる物事の背景だったりするけど、その解釈の違いによる損得は大きいということです。

また芥山講師は、課外授業みたく皆で外へ出た時も、「日本語の他に英語や中国語やハングルで書かれた表示板を見て何を思うか?」といった質問を出しつつ、4ヶ国語で書かれていることの背景を読み取ることで「正しく読め」と伝えました。例えば中国語やハングルの記載が増えたことから、その言語圏の人が裕福になって日本へ訪れる機会が多くなった、と推測できるんですね。普段何気無く見ている表示板でさえ、いくつものストーリーが詰まっているものです。ちなみに東海地区在住の私だったら、質問に対して迷わず「『愛・地球博』対策に決まってるじゃん!」と答えていたかも(笑)。それから芥山講師は、常に「何故そうなのか?」と疑問に思いそれを追求する「何故・何(なぜなに)の心」についても伝えました。お笑い芸人のテツ&トモが「なんでだろう~?」というネタで大ブレイクしたけど、彼らの精神こそがその典型例で、常に謎を追求する心を教えてくれた。しかし、結論までは言わずに放置してすぐに次の謎を追求することも教えてくれた。ついでに、そのネタだけじゃ世間に飽きられて人気が持たないことも教えてくれた・・・。

2. 「受験生を持つ家庭の心得」
特進クラスの生徒の親たちを集めて、こんな講義が行われました。ただし、矢島勇介の母親は就職の面接のため、水野直美の母親は病で倒れたため欠席。桜木は親たちが口々に言う自分なりの教育方針を聞きました。それは「面倒見切れず」だったり「放任主義」だったりいろいろだったけど、その全てを聞いた桜木が「なるほど、思った通りの0点ぶりですね。全員0点です!」と発言! 申し訳無いけど、そのセリフと言い方で笑えてしまいました(苦笑)。

子供は7歳くらいまでは直感的思考段階
7歳から11歳くらいまでにかけて論理的思考が身につきはじめる

「子供はそれぞれのタイミングで無理せず成長すれば良い」という桜木的理論。それを怠って執拗に我が子を教育するのは「バカ」らしい・・・。良かれと思って行う行為が、逆に仇にあることもあるんですね。褒め過ぎてもダメ、叱り過ぎてもダメ、じゃあどうする? 「繰り返す」なのです。「子供の話をきちんと聞く。そして子供の言葉を繰り返す。」なのです。話を繰り返すことで、子供に安心感や信頼感を与えるものなのです。これらも全て桜木的理論。以前模擬試験の際に「己との対話」について生徒たちへ話したことがあったけど、家庭内では「リアルな対話」が必要なんですね。子供の成長には当然親にも責任の一端があるわけで、そういった精神の下で接してほしいという「学問外からの改革」が行われました。これらの理論、皆さん(子を持つ親でない人も)は素直に納得できますか?

3. 「東大合格の素質」
私立高校の合同説明会にて、龍山高校は桜木や真々子の他、特進クラス生の矢島くんや水野さんが同席しました。大勢のエキストラを動員してのロケは大変だっただろうなあ。そこでバンドを組んでいるツッパった中学生と頑固で口うるさそうな父親が、桜木の口車に乗せられて興味本位で説明を聞くことに。そこで桜木が「東大へ入れる素質がある」と言い、父親が「どこにそんな素質がある?」と理由を聞くと、桜木は自信有り気に「息子さんの頭が、見るからに空っぽそうだからです」と発言! おいおい、そりゃ無いだろうよ~! って思ったけど、実は「最大の褒め言葉」でもありました。「空っぽ」だからこそ、今からでもいろんなものを素直に得られるということ。つまり、知識を溜め込むキャパが充分にあると言いたいみたいですね。ここまでだと「物は言い様」みたいな感じもするけど、桜木は続けて「何かに熱中してきた人間は、努力する資質が勝手に育まれている。そういう人間が集中すると、ものすごい力を発揮する」と話しました。これは、何となく分かる気がするなあ。桜木の説得に近いこれらの発言によって、頑固な父親が激怒しまくる“パフォーマンス”も手伝って、大勢の参加者が龍山高校のブースへ駆け寄りました。第8話で矢島くんも言っていたけど、桜木は相変わらず犯罪的に口が上手いな(笑)。でも、いいトコついてるな。

ちょっと論点が狂うかもしれないけど、私の持論を。小学生時代、国語や算数のテストは点が悪かったけど、自動車のことに関しては大人顔負けの知識を持つ友達がいました。彼みたいな人がその道を専門に勉強し続ければ、将来素晴らしいエンジニアになるかもしれない。いや、実は現在そうなっているかもしれない。義務教育である小中学校での授業って、存在する札を揃ったまま配るトランプのようなイメージがあって、どれを捨て札にするかの選択を長いこと無意味にさせられている感があります。ゲームを指揮するディーラー(=教師)が札配り(=義務的、いや、事務的指導)をして終わるだけで、見ものとなる賭け勝負の対象は「受験」であるような。生徒個人の才能を見極めて進むべき道へ導いてやるのが、将来を踏まえた本来あるべき「教育」であり、賭け勝負として見どころを生む時ではないか? 現在の日本は学歴社会である反面、受験で落ちぶれた人・ついていけなくなった人が溢れ返って、フリーターやニートが増加する傾向になるのではないか? そんな風に思います。数年前に数々の職業を子供向けに紹介した村上龍さんの書籍「13歳のハローワーク」が売れまくったけど、書籍の内容はどうあれ「13歳」という設定は良いと思いましたね。専門学習における「飛び級制度」も積極的に導入してほしいとも思ったり・・・。

といったところで、今回はここまで。私も自分なりに「物事の背景」を見据えていたりします。それが同意か否かは別として・・・。勉強に限らず「何かをやること」には「限界点(limit)」というのが付き物で、矢島くんは近頃学力が伸びずに悩んでいたけど、桜木による「マイペース精神」の説得で回復に向かいそうですね。でも今度は、母親が倒れたこともあって「東大受験辞めます」と涙ながらに語った水野さんのことが心配です。「全員揃って東大合格」であってほしいけど・・・。

○関連記事「ドラゴン桜・第1~3話」
○関連記事「ドラゴン桜・第4&5話」
○関連記事「ドラゴン桜・第6話」
○関連記事「ドラゴン桜・第6話(番外編)“英語って楽しい!”」
○関連記事「ドラゴン桜・第7話」
○関連記事「ドラゴン桜・第8話」
○関連記事『ドラゴン桜・第8話(番外編)“melody.の主題歌「realize」に注目!”』

●ドラマ
「realize」
主題歌「realize」(melody.)

●原作コミックス&関連書籍
「ドラゴン桜 (1)」 「ドラゴン桜」公式ガイドブック 「ドラゴン桜 東大合格をつかむ言葉161」
・原作コミックス「ドラゴン桜」(三田紀房)
・書籍「ドラゴン桜」公式ガイドブック(三田紀房・モーニング編集部)
・書籍「ドラゴン桜 東大合格をつかむ言葉161」

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2005.09.04

電車男・第9話

この前通勤帰りの電車に乗っていたら、目の前に座っていた高校生数人が中学校時代の恩師らしき女性を見つけたようで、パーっと駆け寄って近くから様子を見て本人が気付くのを待っていました。気付いた女性は笑顔で高校生たちの下に駆け寄って、楽しく会話していました。その一部始終を見ていた私を含む乗客たちは、その光景を見て心から感動しましたね(感動したでしょうね)。電車って、こんな風にドラマが生まれる「不思議な空間」だったりします。この「電車男」も、その産物というわけで・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「電車男」
第9話「最終決戦は悲劇の予感」

沙織(伊東美咲)は剛司(つよし・伊藤淳史)とパソコンを買いに秋葉原へ。いいムードになるも、なかなか告白できずに落ち込む剛司。後日、沙織に恋人がいないと知り、少し前向きに。沙織から家族との食事会に誘われた剛司は、またもや掲示板に対応策を相談。今や人気掲示板となり、住人たちはエルメスが掲示板の存在を知るのではと不安がる。

電車男は、青山エルメス(え?)の部屋に入ってパソコンの設定をし、青山ママ(秋吉久美子)の誘いで週末に青山家一同と食事会に行ったまでは良かった。しかしそこで元熱血ラグビー監督の青山パパ(山下真司)が現れてからは何かが狂い始め、陣釜さん(白石美帆)経由で青山弟くん(速水もこみち)に毒男スレの存在がバレて、エルメスにも密告されてしまった。一方その頃、電車男はエルメスへ毒男スレの存在を伝える決意して青山家へ向かい、今まさにインターホンのボタンを押そうとしていた。しかし!

次回の「電車男」は
9月15日(木)放送
奇跡の最終章へ突入!!
キタ━━\(゚∀゚)/━━!!!!!

今回はここで終点~♪ _| ̄|○ 残念

一週置いた次回はもう最後になるんですか。全11話だと思っていたけど、「世界柔道2005」の放送もあって全10話になる模様? 予定通り? 短縮? まあいいか、良くここまでオリジナルストーリーも含めて引っ張ってこられたものです。乙!

※追記 あくまで「最終章」であって「最終話」ではないそうです。全ては「番組編成上の当初予定のまま」ということで、全11話でOK。早とちりしました。いや、上手く騙されました(苦笑)。

というわけで、今回はストーリーについて特に注目すべき点はあまり無かったんだけど、私的に気になった点だけ列挙していきたいと思います!

1. 着せ替えエルメス
メイド姿、中途半端な丈の花柄ワンピース&ツインテール姿、パジャマ姿。空想の世界で、いろんなエルメス像が見られますた。それはそれでまあ良いんだけど(軽く流す)、最近伊東美咲さんは、ドラマの中とはいえいろんな衣装で楽しませてくれますね。春クールのTBS系ドラマ「タイガー&ドラゴン」でも、バスガイド姿、江戸時代の女子姿、その他もろもろの姿で出ていましたね。秋クールからはフジテレビ系の「月9」ドラマでキャバクラ嬢を演じるそうじゃない? すごいよなあ・・・。っていうか、最近活躍し杉!

2. お嬢の世間知らず
電車男とエルメスが、アキバ(秋葉原)へエルメスのパソコンを買いに行った時に出た、エルメスの「素」のセリフ。リュックを背負っている人は「一泊する人」という認識らしいですね。ああ、お嬢・・・。かなり以前に、とんねるずの番組で石橋貴明さんが元フジテレビアナウンサーの○村○○子さんに「バナナむいて」と言われて、皮を残さずに全部ひんむいてしまった時のような「世間知らずさ」を目の当たりにしました。

3. ググってマンセー!
電車男がエルメスの求めるパソコンをネット検索する時に「ググる」。これは「検索サイトのGoogleで検索」ってことでOK? もうネット用語の一つとして確立されていますね。それから、アキバに着いて歩く二人の後姿と共に登場した橋「萬世橋(まんせいばし)」。これはあえて放っておこう・・・。昔は「よろずよばし」と呼ばれていたそうです。ちなみに「秋葉原」という名前は静岡の秋葉神社が由来で、「あきばのはら」から「あきはばら」になったそうです。だから「アキバ」って略称で呼ぶのも、あながち間違いではないってことね。

4. 元祖エルメス像
毒男スレでのやりとりで、さりげなく「中谷美紀」や「国仲涼子」という元々のエルメス像が登場しましたね。映画版では中谷美紀さんがエルメス役だったり、原作では「YOUと国仲涼子を足して2で割ったイメージ」だったりするわけで、間接的に登場といったところでしょうか。YOUは出なかったけど・・・もしかしてYOU(あなた)のこと?

5. 電車男改造計画2
久々に「改造計画」が出ました。電車男こと伊藤淳史くんについて「改造」と言われると、やっぱり「仮面ノリダー」を思い出してしまうのは私だけではないはず? 「やめろ~、ジョッカ~、ぶっとばぁすぞぉ~!」って、これは本家ノリダーのセリフか(笑)。でも、チビノリダーもあんな風に改造されたはず? 「やめてくださいよ~、おまいら~、がんばっちゃうぞぉ~!」って、何かが違う、何かが・・・(笑)。

6. ナイスDeath!
電車男と陣釜さんの、スレ住人の実況を交えたおかしなやりとり。「何を言われても笑顔で対応」を余儀なくされる電車男は、陣釜さんにどれだけけなされても「ナイスです! ナイスです!」と連呼。どこで覚えたんじゃ(笑)。そして最後は陣釜キックが炸裂して、「Death(死)」と呟く電車男。BGMはお馴染みの「スターウォーズ・ダースベイダーのテーマ」。相変わらずこの二人のやりとりは笑えます。実は一番良い仲だと思っていたり・・・。

7. 電車男もどきに「エスパー伊東」?
キター! っていうか、デター!(笑) カバンの中から出てくるお馴染みのパフォーマンスにはびっくりしました。あのさ、正装したあなたを見たらさ、マジでカッコ良く見えたよ、いやマジで・・・。それでよく考えたら、電車男は伊藤淳史くんで、エルメスは伊東美咲さんで、それで今回登場のエスパー伊東さん。妙に「イトウさん」が多いんだよね。このまま頑張って、ドラマとしても“イットウ賞”を狙ってよ!

以上、共感する部分はありましたでしょうか? さて、上記の通り次回・最終話は一週お休みとなるわけですが。「電車男」が楽しみでウズウズしている皆さん、9/08の夜は何も言わずに「世界柔道2005」を見てください。男子100kg級で、最近何かとお茶目なあの桜井さん(豊原功補)が登場しますから! というのはウソで本当は鈴木桂治さんなんだけど、彼って桜井さんっていうか豊原さんに似てると思いません? 試合前にパソコンに向かっていたり、試合中にラジコン操作とかやったら、激しく笑いそう・・・(冗談です)。それは置いといて、鈴木桂治さん並びに日本代表の選手の皆さん、試合頑張ってくださいっ!

05090601
桜井さん? 本当は鈴木桂治さんでした!

○関連記事「電車男・第1~3話」
○関連記事「電車男・第4&5話」
○関連記事「電車男・第6話」
○関連記事「電車男・第7話(前編)」
○関連記事「電車男・第7話(中編)」
○関連記事「電車男・第7話(後編)」
○関連記事「電車男・第8話」
○関連記事『映画「電車男」の主演が山田孝之に決定』
○関連記事『トリビアの泉・「電車男」調査(街で女性を助ける男性は100人中何人?)』
○関連カテゴリ「電車男」

●ドラマ
・主題歌「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」(サンボマスター)
・電車男「オリジナル・サウンドトラック」

「ベリー・ベスト・オブ・ELO」
・エレクトリック・ライト・オーケストラ「ベリー・ベスト・オブ・ELO」
(オープニングテーマ「トワイライト」が収録)

●原作小説&関連書籍
小説「電車男」 書籍「ありがとう!電車男 50万人が涙した純愛」 書籍『封印された「電車男」』 書籍『「電車男」は誰なのか-“ネタ化”するコミュニケーション』
・原作小説「電車男」(中野独人・架空名称)
・書籍「ありがとう!電車男 50万人が涙した純愛」(宝島編集部)
・書籍『封印された「電車男」』(安藤健二)
・書籍『「電車男」は誰なのか-“ネタ化”するコミュニケーション』(鈴木淳史)

●映画
書籍『映画「電車男」オフィシャル・ビジュアルブック』
・書籍『映画「電車男」オフィシャル・ビジュアルブック』
・主題歌「ラヴ・パレード」(ORANGE RANGE)
・「電車男」オリジナル・サウンドトラック

●関連コミックス
「電車男」第1巻 「電車男 がんばれ毒男!」第1巻 「電車男 でも、俺旅立つよ。」第1巻 「電車男 美女と純情ヲタク青年のネット発ラブストーリー」
・「電車男」第1巻(原秀則・ヤングサンデーコミックス)
・「電車男 がんばれ毒男!」第1巻(道家大輔・ヤングチャンピオンコミックス)
・「電車男 でも、俺旅立つよ。」第1巻(渡辺航)
・「電車男 美女と純情ヲタク青年のネット発ラブストーリー」
 (御茶まちこ・デザートコミックス)

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2005.09.03

「@nifty BB Festa 2005」へ行ってきました(後編)

『「@nifty BB Festa 2005」へ行ってきました』の「後編」記事です。「中編」を先にご覧ください!

●眞鍋かをりトークライブ(第1回)
ライブ席の整理券は既に配布済みだったので、ステージ左方向から立ち見で見ることにしました。とは言ってもステージからの距離は近めで、ステージ上に立つ人の顔の表情もはっきり分かるくらいでした。うん、問題無し!

ライブスタート! まずは司会進行を務めるDJ TAROさんが登場し、軽くツカミの小ネタをかましていました。すみません、名古屋近辺の人って意表を突かれると結構黙っちゃうかも(笑)。そしてライブのコンセプトを伝えた後、“blog界の女王”こと眞鍋かをりさんがステージに登場しました! 以下は、こんな形式で。後ほど説明を。

「眞鍋かをりのココだけの話」
ココログブックス「眞鍋かをりのココだけの話」

(“blog界の女王”がステージ右端から登場し、かなり甲高いお声で一言!)
眞鍋かをり「こんにちはーーーーーっ!」

すげぇ可愛かった。衣装とかもね。 (*^。^*)デレデレさ

トークの内容は、大きく3つだったと思います。

一つ、「blogの楽しさの紹介」。
二つ、「本人のblogと面白く書くコツの紹介」。
三つ、「本人の発売されたばかりのblog本の紹介」。

た~のしかった~! っていうか、お~もしろかった~!

途中で、陰陽師の石田千尋さんが登場。
独特なスタイルかと思いきや、ホテルマンみたいな正装でびっくり!
朝食は「クロワッサン」だそうです。和風じゃなくて洋風か!

「DJ TARO・石田千尋・眞鍋かをり」という座り位置。
占いの話で結構盛り上がっていたんだけど(あまり興味無しです・・・)。
足を揃えて椅子に座る“アイドル眞鍋”と、
足を組んで椅子で半回転する“女王眞鍋”の、
その対比が面白くて、オイラはトーク中彼女をずっと見てた。
他の参加者たちを見たら、ほとんどの人が彼女をずっと見てた(笑)

一般者から事前に集めた質問をぶつけるコーナーでは、
「名古屋で好きな食べ物」とか、「愛・地球博」のロケ話とかをしてました。
名古屋某所の店で、たまに飲んでいるらしいよ・・・。
そうそう、blog本のアピールは当然しまくってたけど、
ヤクルトスワローズの古田選手へ一言。
帯の言葉を書いてくれたこと、眞鍋さんが強調して伝えてたよ! (@^∇^@)

そんなこんなで、とっても面白かったです。ごっつぁんです。

これ、ライブで眞鍋かをりさんが言っていた、「blogを書く時の表現方法の秘訣」ってやつです。日常会話での口調を再現したかのような文面を心掛けると、面白く伝わるんだって。私、まだまだ甘チャンです。「眞鍋」以前に「ちゃんこ鍋」食べて勉強します。ごっつぁんです。実はこんな風に「鍋」を掛けてみたんですが(笑)。

ちなみに、ステージに登場した3人全員がblogをやっているので、ここでご紹介!。
・眞鍋かをり「眞鍋かをりのココだけの話」
(今気付いたんだけど、「ココ」って「ココログ」に掛けてるの?)
・石田千尋「陰陽師 石田千尋の平成徒然草」
(意外にお茶目な日常が知れます♪)
・DJ TARO他「[M+] DJ TARO plus STAFF blog」
(あなたもblogをやっていたんですね!)

●参加型オンラインゲームステージゲームイベント(第1回)
ライブが終了してすぐに、「Game@nifty」で私も遊んだ「DJ MAX」でのゲーム対決が始まりました。そうそう、実は「ビートマニア」よりも韓国発の「EZ2DJ」の方がソックリなんだけど、どっちにしたって「ビートマニア」がオリジナルじゃん(笑)。人がガラっと減ったのもあって、私は設置カメラがある正面辺りにまで移動して見ていました。そこで参加者の中から対決希望者2人が勝負したんだけど、一人は小6の少女・○○ちゃん(なんと小学生ブロガーらしい!)で、もう一人は大人のおじさん・○○○さん。でもこのシチュエーションでの「お約束勝負」は考慮されなかったようで、おじさんが普通に勝ってしまいました。そして(実は薄々分かっていたんだけど)、ここで再び眞鍋かをりさんがステージに登場! そのおじさんにサイン入りのblog本がプレゼントされました。それとは別に、2人には参加賞としてUSBメモリがプレゼントされました。どさくさに紛れて言っておくと、私は正面辺りに移動していたのもあって、眞鍋さんと目がバッチリ合いました。それだけですが(苦笑)。ゲームイベント(第1回)はこんな感じでした。

●ミニセミナー(第1回)
セキュリティ、マイキャビ、ココログ等の、いわゆる「ユーザ向けプレゼン」といったミニセミナーがありました。担当は女性の方で、一部男性がサポートしていました。この頃になると人が激減して、座席にも整理券無しで自由に座れたんだけど、皆どうしてこんな良い機会を見逃すんだろう? 実は企業体が提示する端末画面(Windows系でした)を見ていれば、どんなソフトをインストールしているか、どんなソフトを常駐させているか、システムに詳しい内部の人がどこをどう操作してどう効率を挙げているか、等が見られて貴重なんだけどね。私の職業柄、そう期待しているだけかな?(笑) やや駆け足で説明されたけど、結構良かったと思いました。ココログの説明では、記事の投稿を実演していました。その際の投稿内容(例)はこちらです。

・スタッフ日記 ~イベント&セミナー~「名古屋BBフェスタ」

ただしこの記事は、タイムスタンプを見る限りでは「ミニセミナー(第2回)」の時のものだと思われます。第1回の時は、投稿で画像をアップロードする際にブラウザが落ちるというハプニング発生! それでも担当の方は焦る様子もなく、冷静に再トライして投稿まで行いました。さすがだと思いましたね。私だったら、重い空気を吹き飛ばすために一発ギャグでもやっていたと思います(笑)。それで、ここでも私は見逃さなかったんだけど、その専用blogは有料の「ココログプロ」でしたね・・・(ニヤリ)。

●眞鍋かをりトークライブ(第2回)
ミニセミナーが終わった後で回っていなかったブースをゆっくり巡回していたら、第2回ライブが始まっていたのでまた見ることにしました。しかし、第2回ライブは第1回ライブに比べて圧倒的に見物客が多い! 私はステージ右方向に行って、デイリーポータルの生デイリーを見ながらライブを見ていました。内容は第1回と同じようだったので普通に見ていたんだけど、でも違いがありました! 明らかに第2回ライブの方が、話がぶっ飛んでて面白かった! 眞鍋さんは毒舌トークしまくりで「椅子で半回転」から「椅子で一回転」にまで進化していたし、石田千尋さんはトークに慣れたせいか顔が活き活きとしていたし、DJ TAROさんは・・・変わらずハイテンションなのがすごかった(笑)。とにかく第2回ライブの方が、見物客が増えた分より一層楽しめました!

●「@nifty BB Festa 2005」を退場
この後ゲームイベント(第2回)他が続いたんだけど、私はここで退場しました。「デイリーポータル」のライブは見なかったけど、例のエアギターが炸裂して面白かったそうですね。まあ私は既に満足しきっていたのでOK。最後に3つのスタンプを押したスタンプラリー用紙を出して、抽選会に挑みました。抽選台のガラガラを回したその結果は、5等!(いばるもんじゃないけど) @nifty特製のカラークリップをもらいました。これにて本当に終了。本当に楽しかったよっ!

●「@nifty BB Festa 2005 in 名古屋」のまとめ
「大成功」と評価されても良いのではないでしょうか? 少なくとも私は、初参加というのもあってかなり満足できました。100点満点で85点くらいかな。減点の理由は、スタッフの方に質問しまくったわけですけど、15%くらいが期待してもいない回答だったから(苦笑)。そう、全ては「会話」だと思うんですよ。ネットサービスのお祭りだから、私は普段できない「人と人とのコミュニケーション」を重視していたんです。だから積極的に会話して楽しんでいたわけなんですね。

それから、今年末に「@nifty入会10周年」を迎える私ですが、「@niftyが会員に提供するサービス」の多くを活用しきれていなかったことには大変痛感しました。会員である以上自由に使えるサービスが豊富に揃っているというのに、現在主に使っているのは「アット・ホームページ」と「ココログ」と「メール」くらい。今回良く知れた「マイキャビ」とか一時期使った「マイニフティ」なんて結構使えるレベルにまで達していると思うし、他にもネットユーザが楽しく使えそうなサービスやツールが揃っていると思うし、「もっと活用してみたい!」、いや、「活用しなきゃ!」とまで思いました。これが今回参加して得られた最大の「お得情報」だったのかもしれません。

行かなかった方や行けなかった方、来年行われるであろう「@nifty BB Festa 2006」に行きましょう!
(コメント&トラックバックは「前編」でのみ受け付けます!

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「@nifty BB Festa 2005」へ行ってきました(中編)

『「@nifty BB Festa 2005」へ行ってきました』の「中編」記事です。「前編」を先にご覧ください!

●「ココログ」ブース
開場後真っ先に向かったのは「ココログ」ブース。「ココログブランド」が大好きな私は、どうしてもそこを優先したかった! 割と年輩のスタッフの方が対応してくれて、画面を見せながら説明を始めたんだけど、「ココログはやっていますか?」と尋ねられて「はい、もう1年半くらいやってますよ、ココログ好きなんですよ~♪」と答えました。これはその場のお世辞ではなくて、私の本心ですからね・・・。サイトは教えなかったけど、実はココログの中ではちょいと名高い「あずスタ」っていうのをやってましてね・・・。それではそこでのやりとりを、一般公開型の「ココログスタッフさまへの手紙」と題して書き綴ります。ココログユーザは必見かも?

○関連記事「ココログ・女性ブロガーたちが大活躍」
(先にこちらの記事内の「私のココログに対する要望」を読んでいただけると、
 後々ちょっと泣けるかもしれません^^)
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/08/post_44f6.html

○一般公開型の「ココログスタッフさまへの手紙」

前略、ココログスタッフさま。

「ココログブランド」が大好きな、
ココログ「あずスタ」の管理人・ads(あず)です。
本日は、私の数々の質問に対してご丁寧なる回答、本当にありがとうございました。
スタッフさまと実際に会話できる今回のような貴重な機会を活用して、
「私のココログに対する要望」をお伝えさせていただきました。

「ココログナビ(ココログのポータルサイト)」にて、
『「ココログアクセスランキング」を設けてみては?』と尋ねれば、
「(負荷が掛かって)難しいけどいずれは対応したい」と答えられ。
すぐに「Podcasting Juice」にアクセスして画面を見せながら、
「ここでは既に行っている」とも答えられ。

まだ明るみに出ていない「優れた内容のココログ」を発掘していただきたく、
『「ココログピックアップ」みたいなものを設けてみては?』と尋ねれば、
「それはいろいろと考えている」と答えられ。
特に尋ねはしなかったのに、申し訳無さそうな顔で正直に、
「ココログの全文検索は現在遅いけど、改善する」とも答えられ。

同じような業界にいる者として、「ユーザサポート」の苦労を理解した上で、
「私も体験済みですが、障害等があると何かと大変かとは思いますが?」と尋ねれば、
「5月、6月は大変でした」、「現在18名で対応しています」と答えられ。
さらに私を驚かすような口調で、
「企画と開発を同じチームでやっているんです」とも答えられ。

ココログは、私的には使いやすくて本当に重宝しているので、
「ココログナビは、現在は初心者が見やすい構成になっていますね?」と尋ねれば、
「○頃と○頃に大きくドーンと出します(サービス&機能追加)」と答えられ。
「私の要望」も、そこで何らかの形で実現するのをほのめかす発言もありましたね・・・。


ココログスタッフさま。
「私のココログに対する要望」はまだお伝えしたばかりですが、
今回の件で私がさらにココログを好きになったのは言うまでもありません。
最後は「要望はいつでも出してください」とも言ってくださったので、
これからも実用性や可能性を考慮した上で提案させていただきます。
長いようで短いひと時でしたが、もう一度言わせてください。
私の質問に対してご丁寧なる回答、本当にありがとうございました!


9/03 「あずスタ」管理人・ads(あず)

ココログを愛するユーザの皆さん。中部圏・名古屋イベント参加者を代表して、私が以上のことをお伝えしておきましたよ! ココログのさらなる進化に期待していましょう~!

●各ブース巡回
ほぼ全てのブースを回り、各スタッフの方と会話をしながらコミュニケーションを楽しんできました。文字説明だけならネットで充分。こういったイベントでやるべきことは、文字説明だけでは知り得ない「意外な情報」の入手です。それでは、各ブースの紹介と一言感想を書いていきます(ココログは記載済みなので除きます)。

○コンテンツゾーン
・「Game@nifty」
ステージイベント連携で「DJ MAX」という音楽ゲームの体験コーナーを展開しつつ、サイト内の「ネットマーブル」を宣伝していました。「DJ MAX」を見て「『ビートマニア』そっくりですね~」と言うと、スタッフの方はほんのり苦笑い。「ビートマニア」はやったことがあるので、イベント連携の曲をやらせてもらったら余裕で高得点! 「難しいレベルのをやりますか?」と尋ねられたので、当然「やりたいですね~」と答えると、同じ曲で難易度の高い譜面のコースをやらされました。他の曲がやりたかったのに(笑)。そしてそこでも余裕で高得点! 他のスタッフの方に「すごいすごい!」と賞賛されたけど、すみません、余裕でした。後で知ったんだけど、7鍵盤で激ムズ譜面もあるそうじゃない? それがやりたかったんですよ~。無料らしいし、自宅でやろう。結構好評のブースでした。

・「アット・ニフティストア」
アンケートでのみ参加。ネットショップでの購入における、まだ高いハードルについて要望を出しておきました。景品として、首かけ扇風機にも惹かれたけど、無難に保温マグカップをいただいておきました。でも何故か「Microsoft」っていうロゴが入っていたんですが(笑)。

・「マイキャビ」
後で説明する「ミニセミナー」を聞いた後で訪れました。要するに「ユーザが許可した人しか見られない、ネット上のファイル用フリースペース」で、使い様によってはかなり有益なツールだと思いました。WindowsXPのネットワークドライブを介した利用法も実演してもらったけど、私はWindows2000ユーザなので「2000とかMacって考慮されていないんですか?」と尋ねると、スタッフの方はさすがに困惑した表情になってしまいました。その「使用環境による有利・不利」が重要なんですよね・・・。9/05にはコーナーのトップページが一新するということで、今後のバージョンアップと共にサービスの発展も期待しています。私は、今後使わせていただきますよ!

・「アニメ@nifty」
通りすがっただけ。訪れやすい場所にあったにもかかわらず、参加者の誘い込みがやや悪かったように思えます。「バンダイチャンネル」を宣伝していました。

・「占い@nifty」
通りすがっただけ。占いは基本的に「動物占い」しか信じていないのです(笑)。テレビであーだこーだ言ってる占い師たちの言葉は、どれも信じられない。あーいう人たちは占いどうこうじゃなくて、人を導く「道しるべ的存在」だと思っているから。もっと言いたいけど、趣旨から外れるのでこの辺で。いつか、ズバリ言うわよ!(誰のことかがバレるじゃないか)

・「@nifty温泉」
「温泉予約サイト」ではなくて「温泉クチコミガイド」。これはかなり良かったです! キーワードで検索するとその温泉の情報が出てきて、一般人のクチコミ情報がずらりと表示されるシステム。これは今後伸びるんじゃないですかね? そこではクイズを実施していて、「3つの中で本当にある温泉は?」みたいな問題に対して選んだものを実際に検索し、ヒットしたらA商品を、ヒットしなかったらB商品をもらえるというものでした。私はある問題で、スタッフの方に「これ、ですかね? これは、無いですよね?」と揺さぶりをかけつつ、見事にヒットしたのでA商品をゲットしました! A商品とは「@nifty温泉」と書かれた手ぬぐい。記念に部屋で飾っておきますね。おんせん、はっぴー!(該当サイトのキャッチフレーズ)

・「Car@nifty」
「自動車カタログサイト」でもあり「自動車クチコミガイド」でもある、自動車情報サイトです。結構面白かったけど、まだクチコミ情報が少ないので今後に期待。ちょっとスタッフの方が元気無かったような。

「コンテンツゾーン」内のブースは他にもありましたが、省略させていただきます。

○キッズコーナー
・キッズ@nifty
こどもたちのかいたぬりえが、たくさんかざってあったよ。

○光インターネットゾーン
・「光リビング&ひかり電話」
会場のど真ん中に位置するコーナーで、家のリビングに見立てた造りになっていました。光ネット時代の生活例の紹介といったところでしょうか。まあそれが、本イベントの趣旨の一つになるわけですが。

・Conceptual Design Project for @nifty toppage
サブタイトルは「さまざまなトップページの提案」。早い話が@niftyの技術ショーですね。これは面白かったです! 「ニフくん」、「フリフル・カラフル」、「Instinct~本能~」、「ミュージック・クリック」という、4タイプのトップページのイメージがあって、それぞれを体験しました。「架空のトップページで遊ぼう」という感じで、どれも良かった。特にどれとは言わないけど、今後活かされると面白いですね。その後アンケートに答えたけど、私は「最高評価」としておきました。ついでにそこで色鉛筆セットをいただきました。後で知ったんだけど、ネットで正式に公開しているんですね(こちらです)。自宅でも楽しんでみたんですが、「フリフル・カラフル」を使用中にブラウザが落ちました(苦笑)。

○デイリーポータルゾーン
・「デイリーポータルZ」の生デイリー企画
別名で「ぁ ゃι ぃ ゾーン」と言う(笑)。異様な人気ぶりで、常に人だかりができていました。面白いのは、アクリル板で仕切られた密室ブースの中でライター陣がパフォーマンスを演じることで、後ろの見物客にも様子が分かるように内部を写すモニターが設置してありました。私は発泡亭スチ子さん(乙幡啓子)の「発泡スチロール切り絵」だけじっくり見たんだけど、何か起こるたびに「お~!」とか「パチパチ!(拍手)」とか反応があって、それだけでも大爆笑! あと、エアギターで有名らしい宮城さんもいました。会場内のある場所でずっと立っていて、多くの参加者から「写真撮らせてください」と言われて記念写真を撮られていたのを見て、「この人はすごい人なんだ?」と思っていたけど、本当にすごい人らしいです(笑)。詳しくは、「デイリーポータルZ」の「BBフェスタ名古屋会場の全貌」を見ると良いでしょう。それから、「BBフェスタ準備日記」の該当記事も見ると良いでしょう。とにかく全てが、マニアック!

次はいよいよお待ちかねの「眞鍋かをりトークライブ」。続きは「後編」で書き綴ります!
(コメント&トラックバックは「前編」でのみ受け付けます!

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「@nifty BB Festa 2005」へ行ってきました(前編)

本日、@nifty主催の大イベント「@nifty BB Festa 2005」へ行ってきました! 7/02に東京で行われ、8/06に大阪で行われた本イベントは、この名古屋の回でファイナルとなることで注目も集まったはず? 今年末に「@nifty入会10周年(NIFTY-Serve時代からの会員)」を迎える私は、今回が初参加。朝一で行って充分に楽しんできました。その体験レポートを「記事3部作」でお伝えします!

○@nifty内「@nifty BB Festa 2005」
http://www.nifty.com/festa05/

○「@nifty BB Festa 2005」概要(上記サイトより引用)

日時: 2005/09/03(土)(名古屋にて開催・東京と大阪では開催済み)
時間: 10:30~17:30(入場は17:00まで)
場所: ナディアパークデザインセンタービル 3F デザインホール(名古屋・栄)

説明:
史上最大規模の「@nifty BBフェスタ2005~光ドキドキ体験~」へ行こう!
今年3回目となる@nifty BBフェスタは、光時代に対応した@niftyの新しいサービスをご紹介!盛りだくさんのイベントにゲストを迎えて誰でも楽しく過ごせる、年に1度のお祭りです。
ここでしか体験できない光インターネットの世界へ、是非お越しください!

名古屋会場各案内(直リンク)
・名古屋会場案内
・イベント内容
・タイムテーブル
・昨年(2004年)の会場風景

私の3大目的(優先順):
1. 「眞鍋かをりトークライブ」で「blog界の女王」を生で拝見!
2. 「ココログ」ブースで「私のココログに対する要望」を直に説明!
3. なるべく多くの方々と会話!

●「@nifty BB Festa 2005」前日までのエピソード
開催日の9/03といえば、「企業内システム系業務」に携わる私の仕事のスケジュール上、納期が迫っていて各種作業が多くなっている時期でした。そのため、本イベントに初参加を決めたくても残業やら休出やらで忙しく、実際の参加はかなり難しいという状態にありました。だから事前予約をして優待券を得ることさえしなかったんだけど・・・。なんと、開催日前日になって週末は休める見込みとなったので、「優待券無しの当日入場」を決めたというわけです。判断の時は、本当にギリギリでした!

●「@nifty BB Festa 2005」開場前
当日朝は早起きして、開場時刻の10:30に合わせて出発し、10:15くらいに会場へ到着。既に50数名が並んでいました。ただし、「優待券持ちの入場者列」と「当日入場者列」に分かれていて、優待券持ちの入場者を先に会場内へ入れるようでした。まあ当然ですよね、それが「優待」ですからね。私はというと、当日入場者用の用紙に名前等を書いた後、列に並んでしばらく待ちました。スタッフの方に「一度出てもまた自由に入れますか?」と聞いてみると、「はい」という回答がありました。 一応他のイベントにありがちな入退場の件を確認しておきたかったんです。これで良し! ちなみに、この日私は「PORTERの緑色のバッグ」を背負っていました。それが紛れも無く「あずスタ」管理人です。イベント参加者でそれらしき人物を見かけた方はいるかな?

●「@nifty BB Festa 2005」いよいよ開場!
優待券持ちの入場者者の受付がどれほどか進んだ後、ようやく当日入場者の受付が始まりました。パンフレット等が入った手提げ袋や会場マップ兼スタンプラリー用紙(後に抽選会のチャレンジで必要)を受け取って、いざ会場内へ!

ここからは、なるべく行動順に書いていきたいと思います。続きは「中編」で書き綴ります!
(コメント&トラックバックは「前編」でのみ受け付けます!

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「@nifty BB Festa 2005」へ行ってきます

本日は朝から、@nifty主催の大イベント「@nifty BB Festa 2005」へ行ってきます!

○@nifty内「@nifty BB Festa 2005」
http://www.nifty.com/festa05/

○「@nifty BB Festa 2005」概要(上記サイトより引用)

日時: 2005/09/03(土)(名古屋にて開催・東京と大阪では開催済み)
時間: 10:30~17:30(入場は17:00まで)
場所: ナディアパークデザインセンタービル 3F デザインホール(名古屋・栄)

説明:
史上最大規模の「@nifty BBフェスタ2005~光ドキドキ体験~」へ行こう!
今年3回目となる@nifty BBフェスタは、光時代に対応した@niftyの新しいサービスをご紹介!盛りだくさんのイベントにゲストを迎えて誰でも楽しく過ごせる、年に1度のお祭りです。
ここでしか体験できない光インターネットの世界へ、是非お越しください!

「光ドキドキ体験」を思う存分に楽しんできます。「眞鍋かをりトークライブ」を何としてでも見てきます。そしてココログ「あずスタ」の管理人として、「ココログ」ブースにもお邪魔してきます。行けば、会場で私に会えるかも? 目印は特に言わないけどね・・・(笑)。

そろそろ出発の時間が近付いてきたのでこの辺で。それでは行ってきま~すっ!

※2005/09/04追記
行ってきました! レポート記事を3つに分けて公開します。

○関連記事『「@nifty BB Festa 2005」へ行ってきました(前編)』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_3ff6.html
○関連記事『「@nifty BB Festa 2005」へ行ってきました(中編)』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_45fc.html
○関連記事『「@nifty BB Festa 2005」へ行ってきました(後編)』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_f50a.html

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2005.09.02

おとなの夏休み・第7~9話

小学生時代の夏休みに、宿題で「夏休み」と書くべき所をいつも「夏体み」と書き間違えていました(苦笑)。今思うと「分かってはいたのに何で毎回間違えていたんだろう?」と自分でも思いますね。「なつやすみ」って書いておけば問題無かったかも? このドラマだって、タイトルは「大人」じゃなくて「おとな」だし? でもあえて平仮名にすることで意味を持たせる例もあるわけなんですね。「おとな」になって分かりました(ニヤリ)。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「おとなの夏休み」
第7話「恋と台風接近中!」

夫との関係を修復したいが、言い出せないみゆき(寺島しのぶ)に代わって、壽美子(中島知子)が和幸(石黒賢)にみゆきの気持ちを伝える。一方、優(中越典子)が健人(姜暢雄)に部屋に呼び出される。里奈(北川弘美)に健人との同棲を聞かされた優は、健人にやり直そうと訴えるが、受け入れてもらえない。そんな中、台風が日本に上陸し、Petit ami(プチタミ)を直撃。

第8話「花火×キス=愛?」

みゆき(寺島しのぶ)は自分の気持ちを和幸(石黒賢)に伝えたが、余計に二人の溝が深まってしまう。和幸はみゆきとの結婚記念日の約束を無視し、壽美子(中島知子)との食事会を選ぶ。一方、レストランで夫を待つみゆきの前に岡崎(大倉孝二)が現れる。

第9話「はずした結婚指輪」

洋介(ささの貴斗)が砂像大会に参加することに。みゆき(寺島しのぶ)は、和幸(石黒賢)を大会に誘うが、和幸は、開催日に壽美子(中島知子)と会う約束をしていたことを思い出し、インド出張で午後に帰国するとウソをついてしまう。そんな中、Petit ami(プチタミ)に来店した岡崎(大倉孝二)が和幸の出張を不審に思い、真実を知る壽美子を慌てさせる。

第8話辺りから急展開があって、不倫や浮気で大騒動! Petit amiでの出来事がまったりと描かれるかと思いきや、ここに来て予想もしなかった展開になってきました。う~ん、別に不満は無いけど、話題の作り方としてはやや遅かったような? 私的には第7話の台風の話が結構良いと思ったけど、その後はまさに「おとなの情事」みたいな感じになってしまって(もうそれ以外は何も言いません)、既に子供には見せられないドラマになってしまったようです(苦笑)。元々このドラマは「Petit amiを通しての一夏のエピソード」を描いているんだけど、海の家での楽しい出来事の他に、そんなことも想い出の一つになってしまうのか・・・。

話変わって、もう一つ注目点「主題歌が週替わり」について。この第7~9話は、リアルタイムで聴いていた曲が少なめでちょっとガッカリしてしまいました。第7話は杉山清貴&オメガとライブの「ふたりの夏物語」、第8話はサーカスの「Mr.サマータイム」、第9話は平山みきの「真夏の出来事」。まあこうして書き並べてみると、全ての曲に「夏」というキーワードがあってナイスなラインナップになるわけだけどね。唯一良く知っていたのは、父親が昔良く聴いていた「ふたりの夏物語」でした。この曲は本当に良いね! 今聴いてもちっとも色褪せていないね! 「♪オンリーユー」とか普通に歌えちゃったし! というわけで、次回はもう最終回? 最後に持ってくるのは、あれか? それともあれか? 意外にもあれか? 一応最後に相応しい曲は3曲ありますが、どれが来るかでこのドラマ自体の最終的な評価も決まりそうです(すごく重要だ!)。さあ、濃い恋で故意に来い!

○関連記事「おとなの夏休み・第1~3話」
○関連記事「おとなの夏休み・第4~6話」

●ドラマ
・「おとなの夏休み」オリジナル・サウンドトラック

○こんな「夏歌」オムニバス盤もあるよ!
「夏歌」 「夏歌2」
「夏歌」/「夏歌2」

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2005.09.01

●「あずスタ」アンケート

締め切りました。どうもありがとうございました!
結果は、後日お伝えします!!

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