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2005.08.09

いま、会いにゆきます・第4~6話

第6話の放送後に映画の「いま、会いにゆきます」を見ました。うん、なかなか面白かった! 大ヒットになったわけだ! やっぱり、ドラマ版とは雰囲気が全く違います。当然ながら、映画版の方がストーリー進行も早いです。「ドラマが終わっていないのに、映画を先に見るなんて」と思われるでしょうけど、私的には「それで良い・その方が良い」と思えましたよ、特にこのドラマに関しては。理由は追って語りましょう。「いま、語りにゆきます」。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「いま、会いにゆきます」
第4話「母の愛」

澪(みお・ミムラ)は巧(たくみ・成宮寛貴)と佑司(武井証)の遠慮がちな態度に不安を募らせていた。ある日、澪は「澪より」と書かれた封筒の中から、四つ葉のクローバーを見つける。一方、佑司は様子の変わった澪に寂しさを感じて、ワザと服を汚して帰ってくる。だが、昔のように怒ってくれない澪に落胆。佑司は、クローバーの葉っぱを取ってしまう。

第5話「恋の予感」

巧(たくみ・成宮寛貴)の図書館で本のバザーをやることに。本の整理をした巧は、澪(みお・ミムラ)のパラパラ漫画が描かれた中学の国語の教科書を発見。自転車に乗れない澪が懸命に練習をする内容だった。澪は自転車に乗れないことさえ忘れていたことに衝撃を受ける。昔を思い出すより今を大事に生きようと決意した澪は、自転車の練習を始める。

第6話「三角関係」

巧(たくみ・成宮寛貴)は澪(みお・ミムラ)にせがまれて、学生時代の思い出を聞かせる。澪は自分の知らない思い出に、気を落とす。そんな中、巧の働く図書館が、人員を削減することに。巧は、リストラされないようにフルタイムで働き始める。澪は帰りが遅くなった巧を心配して、図書館へ。巧が万里子(岡本綾)と一緒にいる姿にショックを受ける。

第4~6話も、秋穂家の不思議な生活が描かれました。「四つ葉のクローバー」の話もありました。「自転車の練習」の話もありました。「リストラ疑惑」の話もありました。どれも「良かった」と思いました。しかしやっぱり、この夏における「試聴によるジメジメ感」が嫌で、今後訪れるであろう「別れの時」までどうもじっくり見られない気分になってしまうんです。私と同じような思いでいる人がいるかどうかは分からないけど、現実に視聴率が下がりまくっています。初回話はネームバリューと放送拡大のおかげで15.2%とまずまずのスタートを切ったけど、回を重ねる毎に上がることなく下がる一方だというのは、いったいどうしたことでしょう? 第6話に至っては9.0%ですよ? 中盤の折り返し点で、初回話から連続ダウンで6%もの下がり幅。これは相当痛いのでは? 「まずまず」のスタートが「まずい」経過になっているではないか・・・。

理由は一体何? そう思う所もあって、映画を先に見ることにしたんです。幾分かはっきりするでしょうからね。

映画「いま、会いにゆきます」ややネタバレ系あらすじ(ドラマも同じ)

澪が亡くなってちょうど1年後。巧と佑司の前に、澪の姿が! 過去の記憶が無い澪は、巧から昔あったいろんな出来事を聞くことによって、二度目の恋に落ち、やがて結ばれ、愛を深めていく・・・。やがて雨の季節も終わった頃の六週間後、澪は姿を消すことになる。しかし澪は二人へ、この上無い宝物を残していった。澪は最後のメッセージとしてこう結ぶ。「いま、会いにゆきます・・・」。

映画をまだ見ていない人も多いと思うので、ネタバレながら深入りせず端的に書きました。良く分かったのは、映画は澪と巧の「過去の出来事」に重点を置いて、「二度目の恋」の発展を丁寧に描いているということ。もちろん、ドラマでも毎回「過去の出来事」を挟んではいるけど、「現在の出来事」にも大きくクローズアップしているせいか、見ていて「いま、どちらを注目しにゆきます?」と自問してしまいます(苦笑)。「セカチュー(世界の中心で、愛をさけぶ)」に似た雰囲気があると常々思うけど、あの作品のドラマ版は完全に過去と現実を切り離していたから、「過去の出来事」の方を強く注目することができました。今回はそれとは違うし、「感動」はあっても「素晴らしい感動」は芽生えないというのが今の素直な気持ち。どうもハマれません・・・。

この低迷の打開策は? ちょっと考えてみたんですけれども・・・。

・映画で出演した中村獅童(秋穂巧)と竹内結子(秋穂澪)が
 本当に結婚したように、成宮寛貴とミムラが熱愛騒動になる。
・中村獅童と竹内結子が、子供の名前を「佑司」にすると発表する。
 女の子だったら「佑子」? 「結子」とかぶるなあ。アチャー。
・そもそも、金曜夜辺りで放送した方が良かったと思う。で、金曜夜とチェンジ。
・「野球中継を15分延長に切り詰め」じゃなくて、「延長無し」で強気に勝負。
・ORANGE RANGEのメンバーを出演させる。「上海ハニー」でも躍らせる。
・「世界陸上」連動で、家のテレビに中井美穂を出す。あすか「私に似てる!」。
・「世界陸上」連動で、織田裕二が秋穂家へ。目薬持って「きたー!(古!)」。

共通点は、「いま会い」に関する要素でとにかく話題性を作ること。ボツ?(苦笑)

それで主題歌! ORANGE RANGE(オレンジレンジ)の「キズナ」なんだけど、前回のレビューに続いてまた触れたいと思います。とは言っても今回は別視点。まずは、大人気で絶頂期のこの時期に、ドラマー・KATCHANが脱退するというニュースを聞いた時は驚きました。「左手小指付け根腱鞘炎のための休業」が「バンド内での自分のあり方等をじっくり考えた結果の脱退」になりましたからね。何があったんでしょう? まあぶっちゃけて言うと、「解散は早いだろう」とは思っていたけど・・・(ゴメン)。それから「キズナ」。毎回思うんだけど、ラスト辺りで“♪キーポンキーポン百万円!”と聴こえてしょうがない。「キーポンが欲しい! っていうかそれは何やねん!」とか言って、一人ノリツッコミを展開中(笑)。でも「キズナ(絆)」という言葉は、このドラマ、いやこの作品における「最大のテーマ」だとは思うんですよね。そういう意味ではマル。主題歌としては、良い方向で捉えるようになりました。しかし、肝心なドラマの方が芳しくない・・・。中盤の折り返し点後は、一気に感動のラストへ向かうストーリー展開になるのでしょうか? まあそうなるはずだけど、私はまだまだ不安視しているのです。現時点でも「悪評価」という評価は変わらず。「いま、“熱心に”見にゆきます」という気になれるかどうか・・・。

○関連記事「いま、会いにゆきます・第1~3話」

●「あずスタ」実話系短編記事・3部作「いま当て~ジョージア懸賞~」
○前編・ジョージア懸賞「いま、当てにゆきます」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/12/post_10.html
○中編・ジョージア懸賞「いま、当たりました」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/02/post_10.html
○後編・ジョージア懸賞「いま、届きました」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/03/post_27.html
○主題歌?・ミスターチルドレンジレンジ「花」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/02/post_14.html

●ドラマ

・主題歌「キズナ」(ORANGE RANGE)
・「いま、会いにゆきます」オリジナル・サウンドトラック

●原作小説&映画
小説「いま、会いにゆきます」 映画「いま、会いにゆきます」 主題歌「花」
・原作小説「いま、会いにゆきます」(市川拓司)
・映画「いま、会いにゆきます」(竹内結子、中村獅童、他出演)
・主題歌「花」(ORANGE RANGE)
「いま、会いにゆきます」オリジナル・サウンドトラック

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コメント

あずさんも映画みたんですね!
私は映画に感動して,それから原作を読み,オレンジレンジの「花」も感動したので,アルバムも買ってしまうくらい,「いま,あい」に,はまりました(笑)。
去年の11月に書いた記事ですが,映画の感想の記事をトラバさせていただきますね^^

映画に比べて私もドラマの方ははまれないです^^;
今週は録画するのも忘れました(笑)
雨の季節の話なので,1クール前に放送したほうが良かったかもしれないですね。
確かに暑い夏に見るには,ジメジメしているかも・・・。

投稿: うさこ | 2005.08.09 04時35分

>中村獅童と竹内結子が、子供の名前を「佑司」にすると発表する。
あははは。ぜひそうしてもらいたいですね。賛成!
私、これ途中でみるの挫折してしまったんですけど。けっしていやになったのではないのですがなぜかなかなか見れなくて。。。ずるずると。。

投稿: yumi | 2005.08.09 08時36分

>うさこさん

映画見ましたー! ドラマに比べて良さが凝縮されているようで、好評価でした。うさこさんがハマったのも分かる気がするなあ。それで、見てしまうとドラマにハマれなくなるという(苦笑)。覚悟はしていたけど、記事でも書いたように今でも「それで良い・その方が良い」と思っています。春ドラマだったら、また印象が変わっていたかも? 小説の方も読んでみたくなりました!

>yumiさん

「佑司説」は密かに期待しています(笑)。あの映画のファンは、相当驚いて喜んじゃうんだろうなあ~。そうなんですよ、私も決して作品自体が嫌になったわけじゃなくて、1クールに引き伸ばされたストーリー構成と時期的な問題で悪く思っているだけです。でもまあ、最終話までは見るつもりですよ。

投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.08.10 02時40分

あずさんこんにちは
TBありがとうございます。
私は、映画見てないんですよ。
やっぱり評判がよかっただけ、おもしろいんですね・・
ドラマ版の低視聴率打開案、笑わせてもらいました(笑)
映画版の2人が、子供の名前を佑司とつけたらすごいですよねー。
女の子だったら、佑香とか^^
「世界陸上」連動で、家のテレビに中井美穂が出て、「私に似てる!」ってあったら楽しいだろうな~(笑)

投稿: まりこ@どらまにあ | 2005.08.10 05時08分

TB&コメントありがとうございました。
俺もTBさせて貰いますね。

確かに映画版とドラマ版は全くの別物ですよね!
たっくんと澪にしたって全然雰囲気は違いますし、佑司君にしたってドラマ版ほどわがままでは無いですし(笑)
でも個人的には、ドラマ版の尚美先生&沙織先生なんかは凄く良い味を出していると思いますし、オリジナル・キャラの涼子の存在なんかも非常に気になるところではありますので、今後もドラマ版を温かく見守っていきたいと思います!!

投稿: フェイク・ヒーロー | 2005.08.10 07時06分

TBありがとうございました。
私は映画と原作どちらも観てますがドラマの低迷の原因は
設定を無理やり変えたことではないかと思っています。
主役を若い人にやらせたかったからかもしれませんが・・・
オリジナル部分がしっくりしないし。

結局観ちゃうんでしょうけど(苦笑)

投稿: ゆか | 2005.08.10 08時53分

映画版を見てないせいか、ドラマ版を楽しめてま~す♪←今んとこ(笑)
結子ちゃんの切ない雰囲気の演技は大好きなので、ショップでDVDを手にしては
「いやいや、もう時期テレビで放映するだろうから我慢我慢」
と自分に言い聞かせてます( ̄┰ ̄;)ゞ

投稿: まこ | 2005.08.10 10時02分

あずさん、こんばんは!
あずさんはドラマ版にハマれないんですね。
でも、打開策を考えちゃうところがあずさんらしい!
一つでも実現させたら、視聴率アップしそうですね。素晴らしい!!(笑)

投稿: ちーず | 2005.08.11 01時42分

>まりこさん

まずはすみません! 以前そちらの記事で「見たことがある」みたいなのを読んだことがあると思っていたけど、別のドラマでの話だったかな?(苦笑) じゃあまりこさんは、ドラマが終わったら映画の方も楽しんでみてくださいね! 打開策は、TBSらしいところを狙って考えてみました(笑)。ほんと、子供の名前を「佑司」とつけたら、お祭り騒ぎになりそう! 今日も「世界陸上」で中井美穂さんが出ています。ユニークな夫役の生瀬さんと、「私に似てる!」ネタを演じてくれないかなあ・・・。

>フェイク・ヒーローさん

そうですね、「映画版とドラマ版は全くの別物」と考えるべきなんだけど、この作品の場合はどうしてもそう割り切れませんでした。キャラ設定も微妙に異なりますよね。それで、確かに脇役たちの存在は良いように捉えてはいます。後半戦は、ドラマ版らしい所で楽しむことができるかな?

>ゆかさん

そう、「設定を無理やり変えたこと」、それなんですよね~。私はドラマ版が先になるけど、映画版を見たらキャラが違って戸惑いも正直あったし(苦笑)。私的には、ボケキャラ設定が多いミムラさんが真面目な役に徹する辺りで、残念に思う所がありますね。オリジナル部分については記事で書いた通りで、注目度の度合いが調整できません。で、やっぱり私も見ちゃうんですけどね(笑)。

>まこさん

うん、そうならそうで、ドラマ版をひたすら楽しんだ方が良いですよ~。映画版は一つ一つのシーンが印象的で、感動させられます。「感動が約2時間に凝縮されている」と言った方が早いかな。今はもうちょっと我慢我慢で、いつかは見てみてくださいね。その頃は秋ドラマに目移りしていたりして・・・。

>ちーずさん

「今クールの期待作」として挙げていただけに、ハマれない気持ちが増幅している感はありますね。だからこんな内容の記事をもって、他人様のblogに顔を出すのには迷いがありましたよ(苦笑)。で、一応キャッチ-な話題も入れておいたんですけどね。打開策が一つでも実現しますように・・・。希望は「織田裕二・見参!」説で(笑)。

投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.08.11 02時33分

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