ハチミツとクローバーとドラマチックとワルツ
本日8/03は「はちみつの日」。「はち(8)みつ(3)」という語呂合わせから、全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会が1985年(昭和60年)に制定したそうです。へぇ~! というわけでこの「はちみつの日」に合わせて、いつか記事にしようと考えていたマンガ原作のアニメ「ハチミツとクローバー」と、関連する楽曲「ドラマチック」と「ワルツ」について、いろいろ語ってみようと思います!
●ハチミツとクローバー(通称「ハチクロ」)
あれは今年の5月中旬だったかなあ。平日の深夜にネットをしながらテレビを見ていたら、突然見たことのないアニメが始まったため、ちょっと見てみることにしました。それが「ハチクロ」との最初の出会い。フジテレビが「ノイタミナ」という新たなアニメ枠を設けたらしく、その中で放送されるアニメが「ハチクロ」なんだそうです。
○「ハチミツとクローバー」公式サイト
【 http://www.hachikuro.net/ 】
○フジテレビサイト内「ノイタミナ『ハチミツとクローバー』」
【 http://www.fujitv.co.jp/b_hp/hachikuro/ 】
○「ハチミツとクローバー」とは?(上記サイトより一部抜粋)・番組紹介
全員片思い!逆走ラブコメディー
美術大学に通う男女5人を中心とした青春群像劇
優しさが少しずつすれ違う、切なく、もどかしく、
ちょっとおかしくて、そしてどこか懐かしい、そんな物語!!
~この恋は 空の色に似てるね~・登場人物(カッコ内は声優)
竹本祐太(神谷浩史)
花本はぐみ(工藤晴香)
森田忍(うえだゆうじ)
山田あゆみ(高橋美佳子)
真山巧(杉田智和)
花本修司(藤原啓治)
原田理花(大原さやか)・ストーリー紹介
おんぼろアパートで貧乏ながらも楽しい生活を送る美大生、竹本、真山、森田。
ある日3人は、彼らが通う浜田山美大の教員・花本から、彼の従兄弟の娘で少女のように小さく可憐な女の子・はぐみを紹介される。
あどけないはぐみを見て、竹本と森田は一瞬にして恋に落ちてしまう。
周囲がもどかしくなるほど分かりやすく不器用な竹本と、難解すぎるアプローチで周囲を戸惑わせる森田。正反対の二人の愛情表現が交錯するなか、森田はもちろん、竹本もはぐみさえもお互いの気持ちに気づかないまま時は流れていく。
一方、真山は、交通事故で亡くした夫の影をいつまでも追い求める建築デザイナー・理花への想いを強めていく。自分に対して真っ直ぐな想いを送り続ける同級生・山田の気持ちに気づきながら・・・。
理花の心の穴を埋めたいと願う真山、真山の愛が重い理花、大好きな真山を振り向かせる事ができない山田。
2つの三角関係を中心に、それぞれが恋と夢に思い悩む。
優しさが少しずつすれ違う、切なく、もどかしく、ちょっとおかしくて、そしてどこか懐かしい、キラキラした「片思いのお話」がゆっくりと動き出す――。
・原作コミックス「ハチミツとクローバー (1)」(羽海野チカ)
・DVD「ハチミツとクローバー 1」
・「ハチミツとクローバー」オリジナル・サウンドトラック
・「ハチミツとクローバー」Official fan book
・CONTINUE SPECIAL 特集「ハチミツとクローバー」
原作は、集英社・月刊「YOUNG YOU」で連載中の、羽海野チカ(うみの・ちか)さんの同名マンガ。アニメは静止画とオチャラケ画が目立つ中、独特な雰囲気のまま進行していきます。「番組紹介」では「全員片思い!逆走ラブコメディー」とあるけど、「ストーリー紹介」を読んでも分かる通り、何か見ていて「せ、切ねぇ~!」なんて思ったり。現在はたまに見る程度だけど、人気はジワジワと上昇しているみたいです。関東・関西・東海地区でしか放送されていないのかな? これが全国放送になってもう少し早い時間帯に移動したら、もっと人気が上がるかも? この夏ついにDVD化されるので、それでチェックするのも良いかも?
●ドラマチック(YUKI/「ハチクロ」オープニングテーマ)
実は「ハチクロ」と出会ってから数回見続けたのは、オープニングテーマの「ドラマチック」がかなり気に入ったから! 初めて聴いた時はマジで震えた~。“♪失くした~約束は星に~ 思い出はとけ~な~い~”というイントロから、“こわれた~大切なも~の~と いつか又~あえる日がくるかっし~ら~”で始まるサビに至るまでのコード進行。間奏は私が大好きな路線のメロディ。そして曲全体で響き渡る印象的なストリングス。「四つ葉のクローバー」という「ハチクロ」ライクなキーワードも何気無く登場したりで、ほんと感動しちゃいました! 一度番組を録画して、「テレビバージョン」を録音して、50回以上はループ演奏して楽しんだかな~。
そして6/29にリリースされた待望のシングル盤は、オリコン初登場2位という快挙! フルバージョンを何度も聴きつつ、そのPVも何度か見ました。ただ・・・、テレビバージョンを基準にすると、フルバージョンはそれが1番と2番にバッサリと分かれてしまい、2番のサビ以降は間奏のメロディが何度も続いて間延びを感じる形に。曲の流れ上仕方が無い所はあるけど、テレビバージョンのBメロで“♪すれちがう人の数だけ ドラマチックになるの~”と段々と盛り上がりを見せておいて、一旦“♪ドン”と落としてからサビの“♪こわれた~”に入っていく流れが大好きだったのに! というわけで、フルバージョンよりはテレビバージョンの方が好きな私でした。
それにしても、最近はYUKIの活躍が目立ちますね。そして、いつ見ても若い! 彼女が所属していたJUDY AND MARY(以下「JAM」)の解散後は、音楽性がガラっと変わったせいであまり追いかけていなかったけど、ここ最近はCM等のタイアップ曲として耳にする機会が本当に増えました。特に、花王「エッセンシャルシャンプー」のCMソング「ハローグッバイ」(“♪私が見てきたすべてのこと~”っていう曲)は、現在もなお使われているけど良い曲ですよね。それで「この機会にYUKIの楽曲を振り返ってみよう!」と考えたのが、「ドラマチック」リリース前の6月のこと。アルバム「joy」からどんどん遡って聴いていったけど、やっぱり最近の曲の方がJAM時代の彼女らしくて良いなあと思いましたね。実はその理由に、蔦谷好位置という方が作詞・作曲として参加し始めたことが密かに関係していて、その辺りから彼女の転機が訪れたように思えます。ちなみに、シングル「ハローグッバイ」への参加が最初で、もちろん「ドラマチック」も彼が作曲を担当しています。それで結局「joy」を中心に聴く日々が続いたんだけど、そのうちに私が現在最高に絶賛するYUKIの曲「長い夢」に出会えたんです。詞も曲もアレンジも良くて聴き所満載で、はっきり言って私的には「ドラマチック」以上に大好き! シングルに収録されているインスト曲(カラオケ)も熱心に聴いたけど、インスト曲をそこまで聴いたのは久々でした。元を正せば「ハチクロ」から、そこへたどり着いたことになりますね。
●ワルツ(スネオヘアー/「ハチクロ」エンディングテーマ)
実は初めてスネオヘアーというアーティストの曲を知って、なおかつ「良いなあ」と素直に思ったのがこの曲。それまで名前だけは知っていたけど、「スネオ」という名前から怪しさが先行して、どうも聴く気になれなかったんです(笑)。でもこの「ワルツ」を聴いてみたら、至って真面目な曲で歌も上手くて、ネオアコっぽい曲調に惹かれてしまいました。ただ・・・、惹かれたには惹かれたんだけど、サビはTM NETWORKやPERSONZ(パーソンズ)が良くやっていた「サビメロ4連発系」で、聴いているうちにやや飽きる面も。それでもやっぱりたまに聴いていたりします。 これも元を正せば「ハチクロ」から、スネオヘアー自体を知れたことになりますね。YUKIとスネオヘアーはどちらもレコード会社が「EPICレコードジャパン」で、「ハチクロ」のアニメ制作にあたって手を結んで両アーティストの楽曲が採用されたのかな?
以上、数々の出会いの機会を与えてくれた「ハチクロ」に、感謝!
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コメント
以前,ミュージックバトンの記事でいってた,「ドラマチック」にまつわる話は,こういうことだったんですねー。
わたしもYUKIちゃんの曲を振り返って聴いてみたくなりました♪
投稿: うさこ | 2005.08.05 20時45分
うさこさん、そうそう、こういうことでした。とりあえずはアルバム「joy」がなかなか良いですよ。でも次のアルバムにはシングルが3曲は収録されるだろうし、期待してしまうなあ~!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.08.06 10時09分