がんばっていきまっしょい・第5&6話
諸事情により急遽「特別艇(訳あり特番)」が放送され、私も「ここで“リセット”しまっしょい!」という暗黙のメッセージを受け取ったため、その後第5話からはまた新たな気分で楽しめています。まあ一時は「ボート転覆(ドラマとしての失敗)」の事態へ陥りそうになったけど、視聴率も上向きで良い傾向になっているのが現状です。やっぱり、本来このドラマは面白いと思うんだよね・・・。
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「がんばっていきまっしょい」
第5話「好きなんよ」
海で遭難騒ぎを起こした悦子(鈴木杏)たちは、ボート用具を使うなと部室を追い出された。悦子は、男子部と話し合おうとするが、関野(錦戸亮)と口論になり、さらに険悪な状態に。そんな中、男子部と女子部がボートで張り合い、女子部のボートがライバル校・新海高校のボートに衝突。悦子たちは一人5万円の修理代を請求される。
第6話「せつない海」
女子ボート部は連敗を続けていた。意気消沈する部員に、利絵(相武紗季)は朝の練習を提案する。一方、悦子(鈴木杏)は利絵に関野(錦戸亮)へ告白するよう勧める。だが、その話をほかの女子部員に聞かれ、二人は気まずい雰囲気に。そんな中、新海高校との対抗戦が決定。体育の授業中に貧血で倒れた悦子に代わり、利絵がキャプテン代理に選ばれる。
第5話では、悦ネェ(悦子)たち女子ボート部員が男子ボート部員と張り合い、お互いボートで併走して熱戦を繰り広げました。しかし女子部のボートが方向を誤って、ちえみ(関めぐみ)率いる新海高校のボートに衝突! そのせいで一人5万円の修理代を請求されたけど、顧問の福田(相島一之)が話をつけ「雑用係」としてしばらく働くことで問題解決となりました。やがてOB会のカンパが集まったため、悦ネェはちえみに手渡そうとしたけど、ちえみはそれを拒否。さらに悦ネェが「自分たちも練習したい」と言うと、ちえみはレベルの違いについて言い責めた後「頭下げて」と要求。それを見て黙っていられなかったのが、ブーこと関野くんですよ! 「ふざけんな!」。おっと、出た~! 「自分たちの間だったら、いろいろあるけどまあ何とかするわ。でも、他からそんな風にとやかく言われる筋合いはないわ!」。こんな思いがあったのかな? 灯台下暗し。ホントお前は良いヤツ。実はだね、ブーがね、最高の色男さ! こうして秋、冬が過ぎて、悦ネェたちは2年生の新学期を迎え、女子ボート部に二人の新入部員がやってきました。最後は結構駆け足だったんよ・・・。
第6話では、初夏に勝負で連敗続きの女子ボート部の中で、「部内のいざこざ」や「恋愛のトラブル」が発生。特に悦ネェとリーの仲が悪くなっていたんだけど、ある日悦ネェが体育の授業中に貧血で倒れてしまったため、急遽リー(利絵)がキャプテンを務めることに。リーは機転を利かせて、大野コーチ(池内博之)が参加する選抜メンバーの強化練習見学を実現させたりで、大いに張り切っていました。悦ネェがまだ練習に参加できない中、リーは1年生部員を代理に立てて、「岬まで10往復、20km。漕いで漕いで漕ぎまくろう!」と言って練習に専念。しかし、肥満を気にして断食を続けていたイモッチ(真由美・藤本静)の様子がおかしい? 苦痛の表情が収まらず、明らかに一人だけリズムが狂ってる? 漕ぎの位置がボートの最後尾だからか、リーもダッコ(多恵子・岩佐真悠子)もヒメ(敦子・佐津川愛美)も、誰一人それに気付いていない? 唯一それに気付いていたのは、砂浜で練習を見ていた悦ネェでした。突然駆け出して、海の中へ入りながら「オールメーン、戻ってー!」と大声で伝えたのでした。リーたちはようやくそれに気付いてボートを漕ぐのを止めたんだけど、この辺りから涙が出てきたんよ・・・。
悦ネェはイモッチに「大丈夫?」と問い掛けると、イモッチは笑って「平気よ、あたしは」と回答。練習を止められたことで半ば怒っていたリーは、「ローアウト精神」を重んじるあまり「自分たちはもっともっと練習して、変わっていかなダメなんよ!」と悦ネェへ言い責めました。しかし! そこで悦ネェがこんなことを言ったんよ・・・。
○第6話・悦子が利絵たちに向かって語った説得の言葉(リーの言葉を遮るように)
ダメやない。そんな、ダメやない。
私、難しいことよう分からんけど。
確かに、「ローアウト精神」は必要やと思う。
でも、何も無理して変わっていくことない。
私らは、私らのままでええ。イモッチは、イモッチのままで。
ダッコは、ダッコのままで。
ヒメは、ヒメのままで。
リーは、リーのままで。私ら、ええとこたくさんある思うんよ。
私らで漕いで行こう?
自分たちのペースで、楽しく。
楽しいから、頑張れる思うんよ。
私は、楽しく頑張りたい。
どんなに練習辛くても、
「ああ、ボート漕ぐんは楽しい!」って、
ニコニコしてられる、そんなチームがええ。でも、今のイモッチは辛そうや。見てられん。
イモッチ、ええんよ?
辛かったら「辛い」って、言うてええんよ?
言うてほしい、正直に。
ずっと同じボート漕いできたんよ? 隠したって分かる。
正直に言うてよ、イモッチ。
悦ネェ、切ねぇ~! イモッチは悦ネェの言葉(無理に言わせようとしていた感じもしたけど)を聞いた後、涙を浮かべて「ごめん、あたし、しんどい!」と言ったのでした。キャプテンというのは、リーのように部員を引っ張っていくのも大事だけど、部員を良く見ていくのも大事なわけで。まあこれは、一般社会でも全く同じことが言えるわけで。とにかく悦ネェの説得により、部員たちは「今日は練習やめよ?」等と言ってイモッチを気遣ったのでした。今日は今日。明日からまた頑張ってよ! でもリーは、その翌日から練習に出てこなくなっちゃったんよ・・・。
このところ悦ネェとリーの仲が悪いのは、色男・ブー(言葉の対比が妙~)が大きく関係しています。悦ネェとは幼馴染みなのもあって気軽に話す仲。リーはブーに対して密かに恋心を抱いていたけど、悦ネェと楽しそうに話しているのを見るたびに、辛い気持ちも抱いていたんですね。でもイモッチの一件の後には、ついに本人へ「好きよ。私、関野くんのことが好き。」と告白しました! 私は、そんなリー(いや、相武紗季ちゃん?)が部員たちの中で一番好きだけどね! また悦ネェの方は、ラグビー部を辞めて自宅にまで訪れた中田三郎(田口淳之介)が、成り行きとはいえ良い関係になりつつありますね。ブーとは「ただの幼馴染み」から発展しないのかな? 余談だけど、ようやく“姿の変わった中田くん”に慣れてきました(笑)。それからもっと余談だけど、毎回冒頭で仁美(石田ゆり子)とある女子高生が会話するシーンの中で、毎回出てくる「日清カップヌードル」が気になっています(笑)。まあいいや、がんばっていきまっしょい!(「ゴーアウト精神」?)
○関連記事「がんばっていきまっしょい・第1~3話」
○関連記事「がんばっていきまっしょい・第4話&特別艇」
○関連記事『aiko・Mステで「キラキラ」披露~支持される秘密~』
●ドラマ
・主題歌「キラキラ」(aiko)
・「がんばっていきまっしょい」オリジナル・サウンドトラック
●原作小説&映画
・原作小説「がんばっていきまっしょい」(敷村良子・「第4回坊ちゃん文学賞」大賞作)
・映画「がんばっていきまっしょい」(田中麗奈、他出演)
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コメント
最近の悦ネェにイライラしっぱなしのあたしとしましては、
今回リーにかなり同情的!
ads(あず)さんがウルウルきてたであろうその時間、
「楽しいだけじゃ物足りなくなって来てたからこその、ハードな練習じゃんか!
皆の向上心を否定するような事言いやがって~!」と
せっかくのみんなの頑張りを振り出しに戻すかのような
悦ネェの台詞にご立腹してました(笑)。
キャプテン代理として、ちょっといい気になってた気分をへこまされた上に、
思わず告白してしまった際のブーの反応・・・・・・
ダブルパンチをくらったリーの気持ちを考えると、
そっちの方に泣けてくるんよ~((((_ _|||))))
投稿: まこ | 2005.08.18 11時21分
あずさんこんにちは
結局悦ネェがいいところ、全部持っていってしまった
感じですね(笑)
私は、悦子の自由奔放なところも好きなのですが
リーがいないと、ボート部として不安ですね。。
投稿: まりこ@どらまにあ | 2005.08.18 16時50分
>まこさん
悦ネェは、確かにキャプテンとしては適任。ただ、まこさんの言うことも良く分かったりします(笑)。悦ネェとリーの精神を足してキャッチー・ローさせると(この辺が適当)、良いキャプテンが誕生したりして・・・。リーは本当に頑張りましたよね。リー役の相武紗季ちゃんが好きなので、今回いろいろな表情を見られて良かったですよ。あ~あ、早く練習に出てきてくれないかな~。
>まりこさん
うん、悦ネェ、イイトコドリ!(笑) でも、海に向かって入っていくシーンで、本当に泣けてきたんよ・・・。それで例の長文セリフでしょう? あれには前々から弱くてね。出てくるたびに、記事で全セリフを書き起こしたくなるんです。読んでまた泣けるようにね。リー、カムバック!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.08.19 03時37分
あずさん、こんにちは。
悦ネェとリー、二人がいてこそのボート部ですね。
それぞれの役割をちゃんと果たしている。
リーのガッツポーズ、ホントに可愛かった!
悦子のセリフはほんわかしていて温かい。
セリフ起こしでわからない言葉のとき(とくに去年のタイガー&ドラゴンは苦労しました!)
耳で聞いて、一応検索にかけて確認しています。
投稿: ちーず | 2005.08.19 08時33分
TBありがとうございます。
悦ネェとブーとの幼馴染みの関係、リーのブーに対する恋心、リーの抜けた女子ボート部の先行きと、まぁ、次回も心配がいっぱいです。
恋、けんか、挫折など盛りだくさんのこの作品、青春してますねぇ。
ところで、石田ゆり子と高校生の会話のシーンで、ほんと、なぜ、カップヌードルを食べてるんでしょうか?
それに、イケメンの中田を呼ぶときはなぜ、フルネームの「中田三郎」とみんなが言うんでしょうか?
投稿: 飛行少年。 | 2005.08.19 10時17分
>ちーずさん
サッカーに例えると、悦ネェとリーは「ツートップ」だと思います。実はキャプテンの悦ネェを、本来大の仲良しであるリーがやや裏手に回って、一緒にチームを引っ張っている感じ? 私はリーの見方です(笑)。でも、悦ネェは言葉で人(私も?)を納得させる能力も持っているのが強みですね。セリフ起こしの件、そちらでも質問させていただいたけど、参考になりました。ありがとう! ただ書くのは楽だとしても、専門用語とか臨場感を込めていくのが本当に難しいです・・・。
>飛行少年。さん
今回はリー絡みで問題が多発しましたね。そのリーは練習に出てこなくなっちゃったけど、この先どうなるのかな? でもそれも、青春なんですよね。そう、カップヌードル! 何故あんなにこだわるんだろう? 最初は全編通して出すことで、「全てはそれを食べている間の回想」だと思ったけど、現在シーンもどれほどか時が過ぎていますよね? 分かんないなあ~。フルネームで「中田三郎」と呼ぶのも分かんないなあ~。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.08.20 02時10分
TBありがとうございます。
ほんとうに、ブーというあだ名と見かけがあってないですよね。
それにしてもカップヌードル・・・提供会社ってこともないんですよね??謎だ・・・
投稿: ろーそ | 2005.08.20 23時28分
TBやコメントありがとうございます。カップヌードル少女こと、悠城早矢さん(17)は結構はじけた人のようですね。記事にしましたのでお暇なときにみてください。ドラマのほうは、新中田君が意外に?健闘してさらに面白いドラマになりそうな予感です。
投稿: ドラマの視点 | 2005.08.21 11時59分
>ろーそさん
こんにちは! ブーはあだ名こそ悪いけど良いヤツですよね。何だかんだ言って、やっぱり悦ネェが好きなんだろうなあ。うん、カップヌードルの謎は、いまだに解き明かせません。っていうか、熱心に調べていないだけですけど(苦笑)。
>ドラマの視点さん
ほうほう、あの子ね! いつも冒頭だけでしか見ないけど、気になるのでまた記事を読ませていただきますね。新しい中田三郎(表現が変)にも慣れてきました。ここから意外な展開になるはずですよ!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.08.23 00時52分