地元で起きたスーパー幼児殺傷事件・店のその後
皆さんは覚えていますでしょうか? 今年2/04の10:45頃、愛知県安城市の大型スーパー「イトーヨーカドー安城店」で、包丁を持った男に刺された男児が死亡するという悲しいニュースを・・・。地元で起こったこの事件を、私はいつまでも忘れることはないでしょう。そして本日も、自宅から近いその安城店に行ってきました。あれからもう半年が経ちましたが、現在どうなっているのかを、レポートも含めてお伝えしたいと思います。
○関連記事「地元で起きたスーパー幼児殺傷事件」
(いろんな方から、また店に勤務する方から、貴重な意見をいただきました!)
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/02/post_3.html 】
事件発生後の数週間は、1階の全出入り口に警備員を1名ずつ配置させ、現場の2階にはさらに多くの警備員を配置させて、再発防止のため厳重なチェックをしていました。今日現在は、かつてほどの警備は無くなりました。
まず2階ですが、事件の起きた「ちびっこひろば(ちびっこ広場)」は「なかよしひろば」というコーナー札が付けられ、場所もあるエスカレーターを上った先から反対側のエスカレーターを上った先に移りました。今日も親が見ている下で、たくさんの子供たちが笑顔を見せて遊んでいましたよ。その周辺には、おもちゃや子供グッズの売り場がとにかくいっぱい! また別の場所には「こども図書館」があって、この週末は「折り紙で遊ぼう」という先着イベントに参加する親子客も多かったようです。別のイベント広場「センターコート」では、今日は「さんまのまんま」の人気キャラ・まんまちゃんが来る「まんまちゃんと遊ぼう!」が行われ、明日は「魔法戦隊マジレンジャー・ショー」が行われるそうです。
どうでしょう、これだけ見ても「子供が思う存分楽しめる空間」という気がしませんか? 一部ニュースでも報道されたけど、この店の売りの一つは元々それで、あの事件後は再発防止の一環で縮小するのではないかと心配さえしたけど・・・。その心配とは逆に、子供たちがより楽しめるような工夫がなされ、親に「子供を楽しませられる場所」と思わせて利用させるコーナーやイベントも拡大されました。もし自分が子供だったら、確かに半日は飽きずに遊んでいられるかも。
また1階ですが、大部分を占める食料品売り場は今日も大盛況。各商品棚の通路には、カートを持った親子連れや一人客がたくさんいて、レジへ行けば応援を必要とするくらいに長い行列が。イトーヨーカドーは、従業員やバイトに守るべき教訓や身だしなみ等をマニュアルに沿って厳しく徹底させていると聞いたことがあるけど、そのことで「客が安心感を覚える」ということにつながっているのは確かだと思いますね。私も学生時代に地元のスーパーで長年バイトした経験があるので、それを比較した上で特にそう思います。一時期は事件の影響による客離れを食い止める「超特価セール」も連日実施していたけど、その時は「あのヨーカドーがここまでやるの?」なんて正直思いましたね。現在も毎週商品を買えて安く提供しているけど、そんなことよりも買い物に来ている客の笑顔が良くて、「純粋に買い物を楽しんでる!」とさえ思ったりします。
どうでしょう、ここまで読んでも「理想像に向かって展開し続けているスーパー」という気がしませんか? あの事件の何年か前に「商品への針混入事件」でも評判を落としてしまった「イトーヨーカドー安城店」だけど、私が思う上では、少なくともこの店は「素晴らしいスーパー」だと評価しています。行けば本当に「今日もいろいろ見ていろいろ買おう!」という気分になるし? そして今日もたくさんの物を買ってきました。というわけで店の現状をあれこれ書いてきましたが、「店と客」という観点としては「現在、問題無し」と言えそうです!
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