幸せになりたい!・第5&6話
ドラマ制作のプロセスを描くストーリーが前面に出てきました。こういう展開を待っていた! 当初あった不満が自己解決に至ったことで、私も毎回見ながら「ドラマというのはこんな風に作っていくんだなあ」という気分で楽しんでいます。結構面白いドラマになってきたんじゃないかな?
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「幸せになりたい!」
第5話「クビにしないで!!」
プレゼンで佐久間(伊原剛志)に負け、異動の覚悟を決めた雅子(松下由樹)。必然的に職を失うひかり(深田恭子)のために、仕事先を見つけようと各方面に当たる。一方、勝ち誇る佐久間は、予定通り長谷川(谷原章介)をプロデューサーに任命。何も知らないひかりは、新たな企画を練ろうと意欲を見せるが、雅子の異動を知りショックを受ける。
第6話「見かけだおしの男」
ひかり(深田恭子)は新作ドラマのアシスタントプロデューサーとして本格的に働き始めた。一方、雅子(松下由樹)と一緒にプロデューサーの役職を得た長谷川(谷原章介)だが、会議でやる気が空回り。飲み会の席でも悪酔いして、自分を評価してくれない雅子への不満を爆発させてしまう。翌日、ファクスでプロデューサーを辞退する旨を伝え、行方をくらました長谷川を、ひかりが必死で捜す。
第5話は、ドラマの企画選考から制作発表までがメイン。スペシャルドラマの企画選考の結果、雅子とひかりの企画は佐久間と長谷川の企画に負けてしまいました。そして佐久間は長谷川をプロデューサーに任命し、雅子は約束通り海外異動を覚悟していたけど・・・。なんと原作者である平山信二氏が、雅子にプロデューサーをお願いしたいと希望してきたんですね。このことで事情が大きく変わり、雅子は長谷川と組んでプロデューサーを引き受けることになって、ひかりをアシスタントプロデューサーとして採用することも決まりました。スペシャルドラマ「流れよ我が涙と少年は言った」の制作発表では、一同がずらりと整列。スペシャルドラマの新体制が今発足!
第6話は、脚本家決めから物語の箱書き(構成表)や分析までがメイン。プロデューサーの雅子は自分が認めた新人脚本家の塚田美智子(あめくみちこ)を起用して動いたけど、もう一人のプロデューサーの長谷川は手を掛け過ぎた資料を作ったりおっちょこちょいを繰り返したりでもう最悪。そんな情けない長谷川も、飲み屋の席でロケクルーからも「プロデューサーなんて無理無理」と小バカにされたことで、今まで塞ぎ込んでいた思いがついに爆発!
何が無理なんだよ・・・。何が無理なんだよっ!
いいかお前ら、今度のドラマのプロデューサーは、この俺だぞ?
この長谷川純一さんが、初めてプロデューサーをやるんです。
分かってますかーっ!(怒)
飲み過ぎでかなり酔いが回っていたのもあるけど、最後はちょっとだけアントニオ猪木の「元気ですかーっ!」みたいだったなあ(笑)。「自分なりに努力はしているつもりなのに、何故認めてもらえないんだろう?」等と、相当思い悩んでいたんでしょうね。まあ、自分が悪い所も確かにあったわけだけど、ねぇ、じゅんじゅん♪ そんな長谷川は、ひかりとも話したその夜会社の一室に立てこもり、翌朝雅子とひかりがその扉を開けた頃には、徹夜して何やら書類を完成させていました。
スカイ生命保険株式会社
21世紀スペシャルドラマ特別企画平山信二原作
「流れよ我が涙と少年は言った」映像化に関する分析
制作局ドラマ班 プロデューサー
長谷川純一
じゅんじゅん、やるぅ~! 頭にネクタイ巻いてまでして、頑張ったなあ~! それでまた、たくさん書いたなあもう~! さすがに雅子もその熱意に感銘を受けて、長谷川を見直した様子でした。しかしその後、雅子は新人脚本家の塚田からの電話で、「やっぱりこの仕事できません。下ろしてください。ごめんなさい!」と言われてしまった! ドラマは脚本が大事なのにこの事態、さあどうする? これは私の提案だけど・・・。長谷川さんね、このドラマ「幸せになりたい!」の脚本を手掛ける両沢和幸さんは、プロデューサーもやっているわけなんですよ。どうだろう、その頑張りで一つ脚本も書いてみるかい? まあ、意外に良い脚本を書きそうな「脚本家の卵」みたいな若手は、一人知っているんだけどね・・・。
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コメント
こんにちは~!
じゅんじゅん、頑張りましたね!
脚本家の方がプロデューサーも?すごい才能のある方なんですね。
ドラマ内の新人脚本家、女性でした。
三人の女性と長谷川、スタッフたちが力をあわせて作リ上げるドラマ、
楽しみになってきました!
投稿: ちーず | 2005.08.19 09時21分
こんにちは。
今回、ようやく目覚めた(と期待の)長谷川がどのように成長していくか期待ですね。
次回の脚本家問題はどのようにして解決するのか、楽しみです。
投稿: lavish | 2005.08.19 10時26分
1・2・3・ダーーーーーーーーっ!( ̄Д ̄)ノ
確かに!じゅんじゅん、猪木化してましたっ!(笑)
じゅんじゅんが徹夜で練り上げた綿密な資料が、
今後の脚本作りのお役立ちになるんでしょうか?
だとしたら、じゅんじゅんが報われるのに・・・(笑)
投稿: まこ | 2005.08.19 11時48分
今回は本当に谷原さんが良い味を出していましたよね!
今まではどちらかというと雅子派だった俺ですが、今回ばかりは流石に長谷川を応援したくなっちゃいましたよ!!
今後はこの件をキッカケとして、長谷川も上手い具合に成長していってくれると良いんですけどね!
投稿: フェイク・ヒーロー | 2005.08.19 11時59分
>ちーずさん
じゅんじゅんが本当に頑張りましたー! 谷原さんは、「恋におちたら」の神谷の時に比べたらもうすごい変化ぶり! さて、どんなスペシャルドラマができるんでしょうね?
>lavishさん
長谷川にはかなり期待しています。頑張りだけは認めてるし? いきなり浮上した脚本家問題をどう対処するか、それもまた楽しみになってきましたよ!
>まこさん
どう見ても、猪木的ジェスチャーにしか見えませんでした(笑)。私も、徹夜で作ったあの分析資料が、何か大きな役割になってくれると良いと思っているんですよ。
>フェイク・ヒーローさん
谷原さんはこれまでいろんなドラマで見てきたけど、あれだけ羽目を外した姿を見たのは今回が一番かな? 私も今回ばかりは長谷川を応援し続けましたよ。いろいろ辛い目にあったし、その反動でさらに成長していくのでは?
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.08.20 02時21分
TBありがとうございました。
谷原章介さんの芝居をじっくり見たのは初めてですが。
コメディいけますよね。今回は深キョンよりめだっていました。
投稿: きこり | 2005.08.20 06時14分
きこりさん、こんにちは! 谷原章介さんは過去ドラマから言うと、主人公に対立したり打ち負かされたり振られたりで、割と可哀想な役柄が多いんですね。でもそんな過去ドラマを思い返すと、多くの人が必ず彼のことを思い出してしまいます。つまり、「存在感が強い」と言えるんですね! このドラマでもまあ同じような役柄なんだけど、変わらず良い味出してます。しかも、あんなにコメディに徹する谷原さんを見るのは初めてだから、新鮮な気持ちで注目しています。うん、コメディも充分いけますよね!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.08.20 16時10分