おとなの夏休み・第1~3話
寺島しのぶさんの連続ドラマ初主演作。それにしても、キャスト陣の平均年齢が妙に高い? あっ、そうか、「おとなの夏休み」だから、そういうことにもなるわけか・・・(変に納得)。そんな理由もあって、「これはF1・F2層向けだろう」と決め付けていたけど、「とりあえず」ということで数話続けて見てみました。社会人の私としては、「大人の長期休暇」が欲しかったりする・・・(笑)。
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「おとなの夏休み」
第1話「主婦の初体験!?私たち海の家始めます!」
海の家の経営に乗り出す女性たちを描く。主婦・みゆき(寺島しのぶ)はパートで介護していた、ふね(南田洋子)の遺志で、海の家の経営権を譲られたことを知る。そんな中、中学時代の友人・壽美子(すみこ・中島知子)と20年ぶりに再会。ふねの息子・蔵田(小野武彦)に経営権の放棄を約束していたはずのみゆきは、酔った勢いで壽美子に海の家の開店を宣言する。
第2話「渚のピンクレディ」
みゆき(寺島しのぶ)は、海の家オープンを決意する。みゆきは和幸(石黒賢)に店のことを伝えるが本気にしてもらえない。一方、壽美子(すみこ・中島知子)は、子宮筋腫が良性だと分かって安心するが、若年性更年期障害と診断される。そんな中、みゆきは壽美子の力を借りてビーチバーの準備を開始。だが、壽美子はみゆきに店を手伝えないと切り出す。
第3話「開店早々のビンタ」
ビーチバーは開店するものの、雨のせいで客は来なかった。オープン3日目、優(中越典子)は、浜辺で男から注目を集める女性サーファー(佐田真由美)を無料で招待。彼女目当てにライフセーバーたちが来店し、店は活気付く。翌朝、みゆき(寺島しのぶ)は、和幸(石黒賢)を店に誘うが、洋介(ささの貴斗)と約束した家族旅行の話を持ち出される。
おっ、なかなか面白い? 主婦の琴原みゆきが、ひょんなことから榎壽美子や蔵田優と協力して海の家「petit ami」を開店。「“ひと夏の想い出作り”を楽しむドラマ」になりそうかな。私的には、「petit ami(プチタミ)」を開店させるまでのプロセスが面白かったなあ。第3話から開店後が描かれ始めたけど、みゆきは夫の和幸から経営の件で責められたり、壽美子は子宮筋腫や若年性更年期障害の疑いがあったり、優は注文を正しく受けずミスばかりしたりで、見ているうちにだんだん重い気分になってしまったかな。何となく面白みが上下する気はするけど、全ては想い出の一つになっていくのかな・・・。
ところで、このドラマの面白い所は「主題歌が週替わり」ということ! 第1話はサザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」、第2話はピンクレディの「渚のシンドバッド」、第3話は南佳孝の「モンローウォーク」。第2話では、挿入曲として松田聖子の「青い珊瑚礁」も登場したけど、良く考えてみるとどの曲も30、40代以上向けなんだよな・・・(笑)。いずれ、チューブや山下達郎や大瀧詠一辺りの曲が登場する予感。全て出揃った所で、レーベルの壁を越えた「おとなの夏休み・主題歌全曲収録盤」がリリースされたらすごいぞ!(軽く希望) そうそう、GONTITI(ゴンチチ)のさりげない癒し系BGMも、なかなか良いですね。これらから考えると、制作サイドは明らかにやや上の世代をターゲットにしている感じ? 若者の視聴者は既に望んでいない? だとしたら、“視聴率の日テレ”、強気だ! 私はとやかく言いませんが(苦笑)。
水曜日はこれ以外のドラマを見る予定は無いし、試聴だけは続けていこうと思います。レビューを続けるかどうかは、今のところ微妙だなあ・・・。
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コメント
表題を見たとき、もっと、したたかで、または、ほのぼのとしたドラマが始まるのかと
思いました。少し肩透かし。
投稿: mari | 2005.07.27 00時44分
なるほど~、私は当初から「こうなっていくかな?」と予想していたので、「ああ、やっぱり?」っていう感じでした。プチタミは、今後上手く経営できると良いですよね。週替わりの主題歌にも注目しながら見ますよ!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.07.27 03時47分