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2005.07.22

菊次郎とさき・第1話

タレント兼映画監督であるビートたけし(北野武)の両親を描くホームドラマが、2年ぶりに復活! 主要キャストや雰囲気がほぼ同じなので、以前見ていた人なら自然に入り込めると思われます。しかし今回、前作と最も異なるのは、次男のたけしの青年時代が新たに描かれること・・・。面白そうですね! 今クール最後のスタートになるということで、各ドラマのレビュー開始はそれに足並みを揃える形にしました。一応、これが公式な言い訳(苦笑)。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○テレビ朝日系「菊次郎とさき」
第1話「ビートたけしを生んだ感動家族ふたたび」

ビートたけしの実家を描く家族ドラマの続編。北野家の三男で小学生の武(桑原成吾)は、酒に酔って家族に暴力をふるう父・菊次郎(陣内孝則)にうんざりしていた。そんなある日、酔って足を滑らせた菊次郎が、家族に八つ当たり。祖母・うし(草笛光子)の大事な三味線まで壊してしまう。次男の大(村上雄太)や武は、菊次郎への仕返しを画策する。

冒頭で、見知らぬ青年(塚本高史)が軽くタップダンスを披露。これは北野武さん監督の映画「座頭市」のラストシーン(大勢でタップダンス)を意識? 実は彼こそが青年時代の武の姿で、しばらくはその武が客観的に少年時代の北野家を振り返る形になりそうです。

ストーリーの方は、もうのっけからドンチャン騒ぎ! 北野家は、酒を飲んでは暴れるペンキ職人の菊次郎、働き者で教育熱心のさき(室井滋)、祖母のうし、長女の安子(市川由衣)、次男の大、そして三男の武の6人で構成。その他、既に家を出て暮らす長男の重一(賀集利樹)、その妻の久美子(京野ことみ)、武の担任の藤崎先生(西島秀俊)等も登場し、笑いあり泣きありの一風景が展開されました。実は前作も時々しか見ていなかったんだけど、見れば安定して楽しめるこんなドラマもあって良いかも。そして何より、第5話以降から武が芸人を目指す青年期が描かれていくので、既に楽しみ~!

と言ったところで、主題歌! 何故に久保田利伸さんの「Club Happiness」になったんだろう? 「4年ぶりに連ドラ主題歌!」とか「昭和の風景にあえてこの曲!」という話は聞いているけど、はっきり言おう、やっぱりドラマに合わん!(苦笑) あっ、別に久保田さんが悪いってことではないですからね。今作の第1話を見て、最後にその主題歌が流れた辺りで、「ありゃりゃりゃ・・・」と思ってしまったわけです。でもまあ、せっかくだから主題歌は聴く、聴く、菊次郎。よし、聴くが先、先、さき。なんだこの、イケてないオチは?(苦笑)

●ドラマ
・主題歌「Club Happiness」(久保田利伸)

●原作小説
小説「菊次郎とさき」
・原作小説「菊次郎とさき」(ビートたけし)

○ビートたけしの小説&ドラマ化DVD作品「たけしくん、ハイ!」(私はこれが好きでした)
「たけしくん、ハイ!」DVD-BOX 「続 たけしくん、ハイ!」DVD-BOX
・小説「たけしくん、ハイ!」
・「たけしくん、ハイ!」DVD-BOX
・「続 たけしくん、ハイ!」DVD-BOX

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