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2005.07.31

ミスチル・「四次元」全曲感想・まとめ

Mr.Children「四次元 Four Dimensions」の最後の感想記事。
「四視点 Four Viewpoints」に基づくまとめ感想です。

「新曲4曲+インスト曲1曲+PV1曲」で\1,500。ミスチルファンとして満足度で考えると、どう考えてもやっぱりお買い得だと思いました。一ヶ月経った現在も、聴く機会が多いですからね・・・。私的な話だけど、全4曲を好きな順に並べると、ちょうどこのCDの曲順通りになります。逆に「どの曲順が最適か?」なんて考えてみると、「やっぱりこの曲順で正解だった」と思います。これまで書いてきたように、「未来」の詞による問題提起みたいなものがあって、「and I love you」、「ランニングハイ」、「ヨーイドン」というそれぞれの応答があるような、そんな気がしてならないんです(考え過ぎかな?)。「and I love you」でゆっくり、「ランニングハイ」で激しく、そして「ヨーイドン」で再起、という流れなんかが、実に良いと思ったなあ・・・。といったところで、感想記事はいかがだったでしょうか? 勢いのまま書き付けたので、ちょっととんでもない方向へ向かってしまったかも?(笑) 後日また見直すけど、満足できたことには変わりありません!

さて最後に、「近未来の展望」、つまり「次にリリースされるアルバム」について。今日現在、前作「シフクノオト」以降に発表された曲は、以下の7曲になります。

○「シフクノオト」以降に発表された7曲

(シングル「Sign」収録曲)
・Sign
・妄想満月
・こんな風にひどく蒸し暑い日
(シングル「四次元 Four Dimensions」収録曲)
・未来
・and I love you
・ランニングハイ
・ヨーイドン

当初の予想としては、シングル「Sign」のリリース後、「未来」等の新曲を含めたアルバムがリリースされると思っていました。しかし、驚くことに「4曲A面」と言える「四次元 Four Dimensions」がリリースされたため、考えが変わってきました。そこで改めて予想してみます。

まず、シングル「Sign」の収録曲3曲について。「Sign」は確実に収録されるでしょうね。しかも、ラスト曲かその前曲辺り? 「妄想満月」や「こんな風にひどく蒸し暑い日」は、従来のパターンから考えて「c/w曲として残したい位置付け」となるでしょうね。「こんな風にひどく蒸し暑い日」は、ちょっとびっくりしちゃう歌詞だもんね(笑)。

次に、シングル「四次元 Four Dimensions」の収録曲4曲について。これは予想が難しい! それ自体がミニアルバム的なものになっているから、あえてアルバムに再収録するかはかなり微妙。でも、テレビ等でのCMソングとして強い印象を植え付けた「未来」と「and I love you」は、「2005年のミスチルを象徴する曲」という意味で再収録されてもおかしくないような? 「ランニングハイ」は前の2曲に比べれば認知度が薄いし、「ヨーイドン」はシングルにインスト曲が一緒に収録されたからそこで閉じた形になっているし、アルバムへの再収録は可能性が低いと思われます。

つまり私は、「Sign」、「未来」、「and I love you」の3曲が次のアルバムに収録されると予想します。さあ、どうだ!

←4曲目「ヨーイドン」の感想記事へ

←「四次元 Four Dimensions」の感想目次記事へ

05051503
Mr.Children「四次元 Four Dimensions」

「SWITCH」(JULY 2005 VOL.23 NO.7)
「Switch」(JULY 2005 VOL.23 NO.7)

※「四次元 Four Dimensions」のインタビュー記事が良過ぎです! →関連記事

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2005.07.30

ミスチル・「四次元」全曲感想[4]・「ヨーイドン」

Mr.Children「四次元 Four Dimensions」の4曲目「ヨーイドン」。
「四視点 Four Viewpoints」に基づく感想です。

Track 04. 「ヨーイドン」(フジテレビキッズ教育番組テーマソング)

○第一印象
初めて聴いたのは、ラジオとネット配信コンテンツ(2005/06/0?)。
「これが『キッズ教育番組向け』で噂の曲か!」という感嘆。
同時に、「子供が歌うとしたら難しいかも」という感想(笑)。
でも楽曲としては良いですね~。

○従来曲との比較
オリジナルキーは「Gメジャー」。
最初の出会いから曲全体を聴いたので、「当初の展開」は予想していません。
聴いていきなり浮かんだのが「名もなき詩」。メロディそのまんまだ!
その後浮かんだのが「君がいた夏」。デビューシングル曲だ!
それで、どこか「ロード・アイ・ミス・ユー」らしくもある!
それと、どこか「旅人」や「Sign」のコードが見え隠れする部分もある!
ついでに言うと、MY LITTLE LOVERの曲調に似る部分も随所にあって、
「shooting star」や「日傘~japanese beauty~」を連想してしまう!
まあ、マイラバに似てるっていうのは、編曲に小林武史さんが参加してるから?
でも意外に深いですよ、この曲。ただの「キッズ教育番組向け」ではないな・・・。

○詞の世界・曲の世界
“♪アーアーアアアー こーろっがーれっ!”っていうアカペラのコーラスで始まるこの曲。いろんな楽器の音が聴こえてきて、楽曲的にも楽しい! それで歌詞は「キッズ教育番組向け」ということだけど、子供視点で大人になっていく自分を歌うものになっていますね。

ヨーイドンの合図 待たずして僕ら大人になっていくよ
どこに向かっているのかなんて分かんない
でも飛び出していくよ 転がりだしていくよ

とりあえずヨーイドンしましゅ~。後で何とかなりましゅ~。移動手段はひたすら転がるだけでしゅ~(笑)。なんて、一見子供らしい詞が並んでいるんだけど、全体的に詞を眺めてみると「大人の現実を良く知った子供」が主人公のようにも思える。「実は僕ちん、ませた子供なんでしゅ~」みたいな? もしや「ヨーイ首領(ドン)」か?(笑)

「キッズ教育番組向け」という前提があったことで、「イントロが流れたときにすぐMr.Childrenだと分かるようなものがいいな」という思いが存在したことは、メンバーたちが公的に話しています。しかも、「『名もなき詩』とか『君がいた夏』を連想させるような感じがあって、それが一番分かりやすいMr.Childrenの姿のように感じたのかもしれない」とも。考えてみたら、上で書いた「大人の現実を良く知った子供」って、「Mr.Children」という造語のバンド名に通ずる所がありますよね? そういった所もあって、デビューシングル曲の「君がいた夏」、いや厳密にはデビューアルバム「EVERYTHING」のリリースの方が先でその1曲目が「ロード・アイ・ミス・ユー」なんだけど、ミスチル自体がデビュー当時の「原点」を見据えつつ「再出発・新たな展開への冒険」みたいなものを暗に意識していて、それも含めての「ヨーイドン」なんじゃないか、なんて思ってしまうのでありまして・・・。その先には、「名もなき詩」のような誰もが知る名曲が誕生したり、「旅人」のような隠れた名曲が誕生したり、「Sign」のようないつになっても「ミスチルは良い!」と思わせられる名曲が誕生したり、という経過がまたあるんじゃないか、なんて思ってしまうのでありまして・・・。こう言いながら、私が当初浮かんだ従来曲を全て肯定化させているんですが・・・。

あれこれ言ってきた所で、やっぱりこの曲でも「未来」の詞に通ずるものを感じたり。“♪数字やデータで未来はつくれない”って、具体的に「未来」を思うフレーズも登場するし、無邪気ながらもブランコを思い切り漕いで飛び出していく気持ちが描かれているし。ねっ? 結構この曲、深いでしょう?


Track 05. 「ヨーイドン」(Instrumental)

○第一印象
“♪アーアーアアアー こーろっがーれっ!”っていうアカペラのコーラスがあって良かった(笑)。これが無かったら、いきなりイントロから始まることになるもんね。やっぱり曲だけ聴くと、イメージが変わったり気付きにくい音がはっきりするものですね。せっかくだから、カラオケで歌っちゃおう!

※「従来曲との比較」、「詞の世界・曲の世界」は、インスト曲のため省略します。

→「四次元 Four Dimensions」のまとめ記事へ

←3曲目「ランニングハイ」の感想記事へ

●「ヨーイドン」関連記事
○関連記事『ミスチル・キッズ教育番組で新曲「ヨーイドン」発表』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/03/post_31.html

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ミスチル・「四次元」全曲感想[3]・「ランニングハイ」

Mr.Children「四次元 Four Dimensions」の3曲目「ランニングハイ」。
「四視点 Four Viewpoints」に基づく感想です。

Track 03. ランニングハイ(映画「フライ、ダディ、フライ」主題歌)

○第一印象
初めて聴いたのは、映画の試写会を告知するCMでのBGM(2005/06/1?)。
あまりにも音量が小さく、しかもリアルタイムでいきなり聴いた状態だったので、
ほとんど印象に残りませんでした(苦笑)。
全4曲の中では一番最初に作られた曲らしいけど(確か某雑誌に書いてあった)、
私が聴いたのは全4曲の中で一番最後の曲となりました。何か妙だなあ~。

○従来曲との比較
オリジナルキーは「Bm」。
最初の出会いから曲全体を聴いたので、「当初の展開」は予想していません。
でも聴いた感じでは、「I'LL BE」に似ているなあと。
(アルバム「DISCOVERY」の「I'll be」ではなくてポップ調のシングルの方です)
詞の力強さや勢いから、「旅人」に似ているなあと。
そんな風に思いました。だからこそ、気に入った!

○詞の世界・曲の世界
いきなり“♪向こう側にいる内面とドッチボール”から始まる詞が、まず面白いなあと思いましたね。

甲「理論武装で攻め買ったと思うな バカタレ」
乙「分かってる 仕方ないだろう他に打つ手立て無くて」
甲「威勢がいいわりにちっとも前に進めてないぜっ」
乙「黙ってろ!この荷物の重さ 知らないくせして」

この言い合い・・・。「バカタレ」は“バッカッタッレ~エェー!”と歌うのがコツ? “♪前に進めてないぜっ”の「ぜっ」は是非とも表現したい所? 一見して「甲」が優勢かと思いきや、「乙」も言い攻められて“♪黙ってろ!”とたまらず口に出してしまうのが面白い? この冒頭のドッチボールだけでも特徴が強いですね~。

2番では、“♪あれっ 俺ッ 何してんだろう? 忘れた 分からねぇ”は、日常でも使えるフレーズだったり(笑)。サビになると「亡霊が出るお屋敷が取り壊されて、マンションに変わって金になる」という現実でもありがちな展開が描かれ、“♪少しだけ感傷に浸った後 「まぁ それもそうだなぁ」”と締めて、その余韻とも取れる数小節が流れます。実はこの2番における「サビから余韻の数小節(ラストサビ前まで)」が、「I'll be」のそれに似ているなあと真っ先に思ったんですよ。「サビで上昇していくコード進行と、それが終わってジリジリとただ流れる数小節」ってやつ? どうでしょう?

また、随所で見られる「鳴らねぇ」や「分からねぇ」や「ならねぇ」という勢い付いた「野郎口調」が印象的で、なおかつ“♪息絶えるまで駆けてみよう 恥をまき散らして”や“♪退きどきだと言うなかれ素人!まだ走れるんだ”という助言的な言葉も登場。これらにおける「教訓的導き」が、「旅人」のそれに似ているなあと後で思ったんですよ。共通点は「力強さ」で、歌う際には「思いっきり大声を張り上げてシャウトしまくっちゃえ!」って感じ? どうでしょう?

あと、これまで挙げてきた詞の中の言葉やフレーズ以外にも、「胸に纏う玉虫色の衣装」や「まだ間に合うかなクーリングオフ」等といった、興味あるフレーズが出てきますよね。特に思い悩んでしまったのが「玉虫色の衣装」。「玉虫色」とは、昆虫の玉虫の体色そのもので「光の具合によって緑色や紫色に光って見える色」という意味。それをはためかさたり見せびらかしながら、『グングンと「ランニングハイ」していこう!』みたいな?  どうでしょう?

あれこれ言ってきた所で、やっぱりこの曲でも「未来」の詞に通ずるものを感じたり。そこには、「自分を強気に攻めて、自分なりに激しく立ち向かう」といったイメージがあったりします。そんな曲が映画「フライ、ダディ、フライ」の主題歌に抜擢されたわけだけど、映画の内容とリンクする部分はあったりするのかな? まだ見ていないから分からないけど、いつの日か見たとしたら「まぁ それもそうだなぁ」という風に思ったりするのかな? そう言えば、全4曲中この曲だけ、曲タイトルが詞の中で一切登場しないではありませんか! “♪あれっ 俺ッ 何気付いてんだろう? 忘れた 分からねぇ”等と、さっそく「日常でも使えるフレーズ」を試してみたり・・・。

→4曲目「ヨーイドン」の感想記事へ

←2曲目「and I love you」の感想記事へ

●「ランニングハイ」関連記事
○関連記事『ミスチル・映画「フライ,ダディ,フライ」で新曲「ランニングハイ」発表』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/04/post_6.html
○関連記事『ミスチル・僕らの音楽で「ランニングハイ」他披露』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/07/post_e3f8.html
○関連記事『ミスチル・CDTVで「ランニングハイ」披露』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/07/post_17e9.html

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2005.07.29

ミスチル・「四次元」全曲感想[2]・「and I love you」

Mr.Children「四次元 Four Dimensions」の2曲目「and I love you」。
「四視点 Four Viewpoints」に基づく感想です。

Track 02. 「and I love you」(日清カップヌードルCMソング)

○第一印象
初めて聴いたのは、今年2005年の元旦(2005/01/01)。
2005年に入って、一番最初に聴いたミスチル曲がこれ。
「今年はこんな所からやっていくんだなあ」と思いましたね。
当初は「I love you... and I love you...」というフレーズでCMが切れるから、
「この先にサビがあるのではないか?」と思っていたけど、そこがサビでした。

○従来曲との比較
オリジナルキーは「Dメジャー」。
私もそうだったけど、ミスチルを良く知る人なら、
「Hallelujah」が真っ先に浮かんだのでは?
それもそのはず。曲を作った桜井さんがアルバム「Q」の世界を自己評価していて、
そこからヒントを得てイメージを膨らませたのがこの曲なんですね。
特に強く影響されたのが、「Hallelujah」だったというわけで。

○詞の世界・曲の世界
「I love you」という言葉の頭に「and」が付くことで、「継続」とか「追伸」みたいな意味合いが強くなるものですね。1番の詞だけで、メッセージの全容が伝わってくるかのようです。

飛べるよ 君にも
羽を広げてごらんよ
一緒に行こう さぁ準備を
ほら 早くしておいでよ
はぐれずに付いて来れるかい? 僕に
君には従順を 僕には優しさを
互いに演じさせて 疲れてしまうけど
それでも意味はあるかい? どう思う?
今も欲しがってくれるかい? 僕を
傷付け合う為じゃなく
僕らは出会ったって言い切れるかなぁ?
今 分かる答えはひとつ ただひとつ
I love you
and I love you
and I love you

CMでお馴染みの“♪君には従順を”からのフレーズは素晴らしいですね! “♪今でも欲しがってくれるかい? 僕を”なんていう所は、ゾクゾクしてしまって最高! なかなか言えるセリフじゃないけど(笑)。2番の“♪今ならきっと照れないで 歌える 歌える 歌える”の所で聴ける「歌える」の3連発も良い! そうかと思えば、Cメロ部分に入ると意外なメロディになって、当初「この先にサビがあるのではないか?」という所はここ、みたいな気分になれたなあ。そしてラストは「(and)I love you」の9連発! 聴いている分ではどの「(and)I love you」も微妙に異なっていて、でも連続して聴くと「(and)I love you」で甘く押しを続けているという、そんな印象ではありますね。何より、心に響く桜井さんのファルセットが素晴らしい! 「この曲が全4曲の中で一番好き」という人が多いという事実には納得。だって・・・やっぱそうだよね?

ここで一つ、1曲目の「未来」を交えてのお話。「未来」は「平面的なベクトル」、つまり「二次元」世界の内容なのに対して、「and I love you」は“♪飛べるよ 君にも”とか“♪羽を広げてごらんよ”とか“♪一緒に超えてくれるかい”という詞から、「三次元」世界の内容になっています。それでいて、「昨日・今日・明日」と近い未来に向かう姿が描かれていて、ラストでは“♪未来がまた一つ ほらまた一つ 僕らに近づいてる”と結んでいます。この辺りから察しても、「未来」の詞を読んで思った時のように「未来はある一点の場所に存在するものではない」と結論付けられるように思えるんですね。またちょっと思い切った解釈をしてみると、“♪飛べるよ 君にも”から続く詞が、「未来」のラストにある『客観的に自分を見つめて手助けしよう』に対する「自分への語りかけ」のようにも思えるんですね。まあその解釈の下で「I love you... and I love you...」と聴くと、「自己愛・自己陶酔」の方向へ広がってしまいそう?(苦笑) 私が言いたかったのは、曲の発表順こそ「and I love you」の方が先行したけど、「未来」という曲の存在があって「and I love you」の世界が生きてくるように感じたので、この曲順で良かったと思いました!


ENHANCED CD仕様:「and I love you」MUSIC VIDEO

過去にPV自体の感想記事を書いたので、そちらに任せる形にしてここでの感想は省略します。

→3曲目「ランニングハイ」の感想記事へ

←1曲目「未来」の感想記事へ

●「and I love you」関連記事
○関連記事『ミスチル・「カップヌードル」CMで新曲発表』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/01/post_1.html
○関連記事『ミスチル・「and I love you」のPV視聴』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/06/post_34d9.html
○関連記事『ミスチル・Mステで「and I love you」披露』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/06/post_ef95.html
○関連記事『ミスチル・うたばんで「and I love you」披露』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/06/post_0939.html

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ミスチル・「四次元」全曲感想[1]・「未来」

Mr.Children「四次元 Four Dimensions」の1曲目「未来」。
「四視点 Four Viewpoints」に基づく感想です。

Track 01. 未来(大塚製薬「ポカリスエット」CMソング)

○第一印象
初めて聴いたのは、CMシリーズ第1弾「走る春」篇のCM放送開始初日(2005/03/05)。
綾瀬はるかさんや平岡祐太くんが出演するCMで、
そのBGMとして流れるこの曲のサビに釘付けだったなあ。
その後すぐに大塚製薬のCM動画サイトをチェックして、
何度もCM動画を見て楽しんだものです。

○従来曲との比較
オリジナルキーは「Bメジャー」。
当初はサビから察して「A♭m」だと思っていました。
Bメロからサビまでが「Any」に似ていると感じたっけ。
元々CMでサビを聴いた時にすぐそのように感じて、
その後Bメロを聴いた時にますますそのように感じたっけ。
それで、Aメロは形容し難い(苦笑)。

○詞の世界・曲の世界
まず聴いてみて思うのが、Aメロ・Bメロ・サビの詞と曲調が全く別物のように異なっていること。でもそれらが上手くと言うか自然につながっているから、面白いなあと。1番は、名前もない路上で生きる価値に悩む「僕」がいて、「未来」という存在についてお馴染みの詞で自分に言い聞かせるような形になっていますね。

生まれたての僕らの前にはただ
果てしない未来があって
それを信じてれば 何も恐れずにいられた
そして今僕の目の前に横たわる
先の知れた未来を
信じたくなくて 目を閉じて過ごしている

2番がまた面白い展開。ある女が運転する車が止まってヒッチハイク成功。しばらく見知らぬ女相手にやり過ごしていたけど、途中でそれが面倒くさくなって眠ったフリをしてしまい、自分の恋が実らなかった過去を何とか振り切ろうとする心が前面に出ていますね。

それで最後、情けない「僕」でも自分なりに希望の光を見つける意志が芽生えて、“♪先の知れた未来を信じたくなくて”から“先の知れた未来を変えてみせると この胸に刻みつけるよ”と宣言。それによって“♪自分を信じたなら ほら未来が動き出す”という強気な姿勢になって、“ヒッチハイクをしてる 僕を迎えに行こう”と結ぶ、そんなラストになっています。「ヒッチハイクをしてる僕」というのが曲の冒頭部分の詞に直結していて、「情けない自分」を「一歩たくましくなった自分」が見つめ直すという、「再帰的自己完結型」になっている所が、また面白いなあと。

「未来」っていう曖昧なゴール地点がどこかにあって、そこに至るまでの果てしない道のりを何気無く進もうとする「僕」。途中誰かの手を借りたって良いじゃん。現在地点とゴール地点を結ぶ1つの道が全てではないじゃん。目指す点は果てしなく遠い所にあるけど、それはある一点の場所に存在するものではなく、にれはこれからどうとでも変化していくもの。必ずしも目の前の方向にあるとも限らないし、自分の信じる方向へひたすら目指せば良いじゃん。そんな風に開き直った「僕」と「動き出す未来」の対比が集約されているなあと私は思うんです。これって「ポカリスエット」のCMでも見られた、「自分の足で自由にひた走る綾瀬はるかさん」と「決められた道をその通りに走る青色の電車」の対比そのものだと思うんです。「人生」って、そうあるべきもの?

曲の構成についてはベースの音にまず注目! 「1番Aメロで無音・2番Bメロで無音」と、微妙に変化させていますよね。また2番Bメロでは、1番Bメロに無かったピアノの弾けるようなメロディが良過ぎ! あれは弾いてて楽しいだろうなあ。ヘッドフォンで聴くとギターの音が全体に渡って響いていて、Aメロやラストサビ辺りではドラムのリズムパターンが効果的に鳴り響いていますね。演奏をするとしたら、どの楽器を担当しても楽しくできるだろうなあと思いました。私は全4曲の中ではこの「未来」が一番大好きなんですよ!

→2曲目「and I love you」の感想記事へ

←「四次元 Four Dimensions」の感想目次記事へ

●「未来」関連記事
○関連記事『ミスチル・「ポカリスエット」CMで新曲発表』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/03/post_6.html
○関連記事『大塚製薬・「ポカリスエット(POCARI SWEAT)」のCM』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/03/post_7.html
○関連記事『ミスチル・「未来」のPV視聴&ジャケット公開』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/05/post_eca0.html
○関連記事『ミスチル・「未来」がCM曲好感度初の首位に』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/06/post_0049.html
○関連記事『ミスチル・Mステで「未来」披露』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/06/post_c83c.html
○関連記事『大塚製薬・「ポカリスエット(POCARI SWEAT)」のCM・2』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/06/post_4d51.html

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ミスチル・「四次元 Four Dimensions」全曲感想

Mr.Childrenのニューシングル「四次元 Four Dimensions」が6/29にリリースされてから、ちょうど一ヶ月が経ちました。さて私はあえてこの時期を見計らって、シングルに収録されている「新曲4曲+インスト曲1曲+PV1曲」の全曲感想を今月末までかけて書いて公開したいと思います!

05051503
Mr.Children「四次元 Four Dimensions」

2005/06/29発売 TOY'S FACTORY
TFCC-89139 \1,500(税込)

01. 未来
02. and I love you
03. ランニングハイ
04. ヨーイドン
05. ヨーイドン(Instrumental)

ENHANCED CD仕様:「and I love you」MUSIC VIDEO収録

「四次元 Four Dimensions」は、何と言っても「4曲全て(インスト曲は除く)がタイアップ付き」というのが最大の魅力で、まさに「4曲A面」! それでいて、「and I love you」のPVまで収録されているし、普通のシングル盤と変わらない価格設定だし、それもまたうれしい! 約13ヶ月ぶりのニューシングルとなったわけだけど、待った甲斐がありました!

ジャケットのデザインを担当したのは、イギリスのデザイン集団「tomato」。外側だけに留まらず、内側や歌詞カードにまでデザインが施されています。黄色・水色・茶色を基調とした、隕石の落下を思わせる不思議なデザインが特徴ですね。私的にはジャケット前面の、「Mr.Children」と「四次元 Four Dimensions」の2つが「.(ピリオド)」の位置で直交している形が何気に好きです。

それでは、各曲の感想に入っていきます。独自の色を出すために、「四次元 Four Dimensions」の「四次元・ヨンジゲン」の「四・4」に掛けて、感想も「4つの異なる視点」をシンクロさせて迫っていきたいと思います。なお、以後は「四次元 Four Dimensions」を「四次元」という略称で表記する場合もあります。

○全曲感想・4つの視点

1. 第一印象という「視点」
2. 従来曲との比較という「視点」
3. 詞の世界を味わう「視点」
4. 曲の世界を味わう「視点」

名付けて、「四視点 Four Viewpoints」。さあ、行ってみましょう!

○「四次元 Four Dimensions」感想記事群

ミスチル・「四次元 Four Dimensions」全曲感想(本記事)
ミスチル・「四次元」全曲感想[1]・「未来」
ミスチル・「四次元」全曲感想[2]・「and I love you」
ミスチル・「四次元」全曲感想[3]・「ランニングハイ」
ミスチル・「四次元」全曲感想[4]・「ヨーイドン」
ミスチル・「四次元」全曲感想・まとめ

→1曲目「未来」の感想記事へ

●「四次元 Four Dimensions」関連記事
○関連記事『ミスチル・シングル「四次元 Four Dimensions」の発売決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/04/post_751a.html
○関連記事『ミスチル・「四次元 Four Dimensions」記事特集』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/05/post_deac.html
○関連記事『ミスチル・「四次元 Four Dimensions」購入!』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/06/post_e39e.html
○関連記事『ミスチル・「四次元 Four Dimensions」がオリコン初登場1位!』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/07/post_c2cb.html
○関連記事『ミスチル・雑誌「SWITCH」で「四次元 Four Dimensions」特集』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/07/post_b7cd.html

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2005.07.28

コカ・コーラ懸賞「いま、狙いにゆきます」

コカ・コーラ社の懸賞に、この夏挑戦します! 「KUMA! COOL! SUMMER!(クーマ! 来ーる! サマー!)」というキャンペーンで、缶やペットボトルに付いている応募シール、ラベルの王冠マーク・ミディマークまたはペーパーカップ製品のポイントチップを規定の点数分集めると、いろんなオリジナル賞品がもらえるんです。今回狙うのは「ミュージックーマ」、ただ一つ! 「iPod shuffle(512MB)+オリジナルKUMA型スピーカーセット」で、さらに「オリジナルCMソング+ケース・ロゴステッカー付き」のこの賞品は、1口10ポイント・計5,000名に当たるそうです。このキャンペーンは2005/07/08から1週毎に抽選が行われ、2005/08/31の最終応募締切日まで計9回続きます。とりあえず本日、「ミュージックーマ」を狙う2口分の応募はがきを投函してきました。この先ポイントが貯まり次第、次々に応募していきます。全てはタイミングと運のみ!

実はこのキャンペーンの参加に当たって、3つのことを試そうと思っているんです。

○キャンペーン「KUMA! COOL! SUMMER!」・試す3つのこと

1. キャンペーンで再び当選できるか?
2005年の冬、コカ・コーラ社の缶コーヒー「ジョージア(GEORGIA)」の懸賞で、見事に当選を果たした私(ニヤリ)。今回同社の本キャンペーンに応募するんだけど、連続して当たるものなのかを試してみたいと思います。

○関連記事群・3部作「いま、当てにゆきます~ジョージア懸賞~」

○前編『ジョージア懸賞「いま、当てにゆきます」』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/12/post_10.html
○中編『ジョージア懸賞「いま、当たりました」』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/02/post_10.html
○後編『ジョージア懸賞「いま、届きました」』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/03/post_27.html

2. 以前のポイントシールは有効かどうか?
かつてジョージア製品を箱買いしていたため、当時のポイントシールが1ケース分ほど貯まっています。応募要領で指定のあるポイントシールとは違うけど、以前のポイントシールでも当たるものなのかを試してみたいと思います。それが検証できるようにある工夫を凝らして応募してみるけど、まあおそらく有効ではないでしょうね・・・。

3. 別のキャンペーンで同時当選できるかどうか?
現在大塚製薬で「POCARI SWEAT SKY MESSAGE(ポカリスエット・スカイメッセージ)キャンペーン」を実施中です。こちらも規定枚数分集めると、いろんなオリジナル賞品がもらえるというものです。実はこちらの応募シールも着々と集まってきているので、いずれ応募する予定です。狙うのは「iPod shuffle+スポーツケース オリジナルポーチ付き(計500名)」、ただ一つ! そう、この夏は「iPod shuffle」を根強く狙います(笑)。最悪の場合は、諦めて買うことになるのかな・・・。でも最善の場合は、2つのキャンペーンで見事に当選して、「iPod shuffle」を2つ操ることになるのかな・・・。とにかく、最善コースの「同時当選」が達成できるかを試してみたいと思います。

よし、「挑戦宣言」はこれでOK! 「いま、狙いにゆきます」。これはもちろん、小説や映画やドラマで話題になった「いま、会いにゆきます」のパロディです(笑)。「いま当て」の感動はまた来るかな? 続報をどうぞお楽しみにっ!

小説「いま、会いにゆきます」 映画「いま、会いにゆきます」 主題歌「花」
・原作小説「いま、会いにゆきます」(市川拓司)
・映画「いま、会いにゆきます」(竹内結子、中村獅童、他出演)
・主題歌「花」(ORANGE RANGE)

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2005.07.27

2005年夏ドラマ・レビュー方針

2005年夏ドラマの、序盤の批評とレビュー方針です!
(ドラマのスタート前に、期待作品を3つ決めておきました。)

※批評対象:21:00~24:00の時間枠で放映される民放の連続ドラマ。
  ただし、2クールにまたがるドラマ、シリーズものの常連ドラマは、一部対象外。


■月曜日
○スローダンス(フジテレビ系・月曜21:00)
期待作品その1。カテゴリを作ってレビューを書くことに決定! 第4話以降、2話単位でレビューを書きます。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/sd/

■火曜日
○海猿(フジテレビ系・火曜21:00)
カテゴリを作ってレビューを書くことに決定! 第4話以降、2話単位でレビューを書きます。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/umizaru/

○がんばっていきまっしょい(フジテレビ系・火曜22:00)
カテゴリを作ってレビューを書くことに決定! 第4話以降、2話単位でレビューを書きます。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/shoi/

■水曜日
○おとなの夏休み(日本テレビ系・水曜22:00)
カテゴリを作ってレビューを書くことに決定! 第4話以降、3話単位でレビューを書きます。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/otonatsu/

■木曜日
○幸せになりたい!(TBS系・木曜21:00)
カテゴリを作ってレビューを書くことに決定! 第3話以降、2話単位でレビューを書きます。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/shiawaseninaritai/

○菊次郎とさき(テレビ朝日系・木曜21:00)
気になった回のみレビューを書きます。
○関連記事「菊次郎とさき・第1話」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/07/post_64c6.html

○女系家族(TBS系・木曜22:00)
実質、リタイアしました。
○関連記事「女系家族・第1~3話」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/07/post_c97e.html

○電車男(フジテレビ系・木曜22:00)
期待作品その2。カテゴリを作ってレビューを書くことに決定! 第4話以降、しばらく2話単位でレビューを書きます。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/denshaotoko/

■金曜日
○ドラゴン桜(TBS系・金曜22:00)
カテゴリを作ってレビューを書くことに決定! 第4話以降、しばらく2話単位でレビューを書きます。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/dragonzakura/

○はるか17(テレビ朝日系・金曜23:15)
カテゴリを作ってレビューを書くことに決定! 第4話以降、3話単位でレビューを書きます。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/haruka17/

■土曜日
○女王の教室(日本テレビ系・土曜21:00)
カテゴリを作ってレビューを書くことに決定! 第4話以降、3話単位でレビューを書きます。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/jyoou/

■日曜日
○いま、会いにゆきます(TBS系・日曜21:00)
期待作品その3。カテゴリを作ってレビューを書くことに決定! 第4話以降、3話単位でレビューを書きます。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/ima-ai/

○その他
特に無し。

以上です。夏の時期は仕事やプライベート等の理由で在宅率が低くなりそうなので、ドラマの試聴さえ飛び飛びになる可能性があります。でもそこでレビュー作品を絞るよりはなるべく多く書いた方が良いということで、実験的に「毎話~数話単位のレビュー」というスタイルを取り入れようと考えました。ストーリーの本質についての話が欠如しそうだけど、幾分か気が楽になるのでこれで行こうと思います!

それにしても今クールは、小説&コミックスが原作のドラマが多い! 加えて、映画が先行したドラマも多い! 完全オリジナルのドラマが少ない!

○原作小説からのドラマ

・がんばっていきまっしょい
・菊次郎とさき
・女系家族
・電車男
・いま、会いにゆきます

○原作コミックスからのドラマ

・海猿
・ドラゴン桜
・はるか17

○「映画化→ドラマ化」のパターンのドラマ

・海猿
・がんばっていきまっしょい
・電車男
・いま、会いにゆきます

○完全オリジナルのドラマ

・スローダンス
・おとなの夏休み
・幸せになりたい!
・女王の教室

それから、「教育・学習」がテーマの一つになっているドラマも多い!

○「教育・学習」がテーマの一つであるドラマ

・スローダンス(自動車教習)
・海猿(潜水士訓練)
・がんばっていきまっしょい(ボート部練習)
・電車男(恋愛実習)
・ドラゴン桜(大学受験)
・はるか17(タレント活動)
・女王の教室(学校学習)

さすが、夏!(どんな締めだ・・・) 皆さんはどんな感じかな? 今クールも盛り上がっていきましょう!

※2005/09/27追記
2005年夏ドラマの、最終的な批評&視聴率ランキングを公開しました。
○関連記事「2005年夏ドラマ批評ランキング」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_d2f9.html
○関連記事「2005年夏ドラマ各部門賞」(←実験的に今回初導入!)
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_10a2.html
○関連記事「2005年夏ドラマ視聴率ランキング」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/09/post_a078.html

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2005.07.26

はるか17・第1~3話

雑誌「週刊モーニング」で連載中の同名マンガが、このたびテレビ朝日系でドラマ化されました。平山あやさんの連続ドラマ初主演作になるんだけど、制作サイドが原作の主人公・はるかを演じられる女優を検討した結果、「平山あやしかいない」という結論に達したそうです。ほほう、そこまで言うのなら、彼女の演技っぷりを見てみましょうか。ところで、関東地区ではこのドラマが今クール最初のスタートを切ったわけですが、こちら東海地区では土曜深夜に放送されるため2番手になり(1番手は「女王の教室」)、ここでのレビューとしては全ドラマの足並みを揃えたせいで、今クール最後のスタートとなりました。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○テレビ朝日系「はるか17」
第1話「なんで私がアイドルに!?」

芸能事務所に就職した女子大生がアイドルとして活躍する姿を描くコメディー。女子大生・遥(平山あや)は就職先が決まらず焦っていた。芸能プロのマネジャー職に応募し、即日採用されて喜ぶ遥だが、社長の福原(古田新太)は彼女を17歳のアイドルとして売り出そうと考える。数日後、何も知らない遥は、グラビア撮影の仕事をさせられる。

第2話「水着!?オーディションの罠」

遥(平山あや)は映画のオーディションを受ける。大手芸能事務所のマネジャー・崎谷(杉本哲太)は、自社の新人タレント・ユリ(瀬戸早妃)が合格するように圧力をかけていた。ほかの参加者に気後れしていた遥だったが、2次の水着審査に進む。だが、監督・河原崎(ケーシー高峰)のセクハラにキレた遥はオーディション会場を追い出される。

第3話「グラビアコンテストの秘密」

新人カメラマンの仁(冨田翔)が、遥(平山あや)に漫画雑誌の水着コンテストのモデルを依頼。遥は父・岩男(ガッツ石松)にバレるのを恐れるが、周りの説得でコンテスト出場を決める。雑誌発売後、岩男が偶然、遥に会いに童夢企画を訪問。遥は内証でタレント活動していることに胸を痛める。そんな中、遥は読者投票の中間発表で1位を獲得する。

にゃは、にゃはは、にゃはははは。一言で語ると、「テレ朝らしい~」っていう印象(笑)。何と言いましょうか、お笑い・シリアス・チープさの間でうごめくいつもながらの作りで、それが「テレ朝らしい~」の一言に集約されるってことです。「面白い・面白くない」のどちらかと問われたら、うん、これは面白いですよ。弱小芸能事務所「童夢企画」にマネージャー志望で就職した“宮前遥・22歳”が、事務所の意向でタレントにさせられて“はるか・17歳”として活動するという、いかにもマンガっていうかベタなストーリー。でもそのプロセスっていうのがなかなか面白くて、原作に沿って程よく展開させているところなんかが「テレ朝らしい~」と思わせる。さすがにしつこくなってきましたね(苦笑)。

「童夢企画」は、社長・福原剛史(古田新太)、遥の同期&マネージャー・桃田猿男(金子貴俊)、経理担当・幸子(大島蓉子)、それに宮前遥がいて、超売れっ子の天才メイクアップアーチスト・尾倉兼三(深沢敦)がサポート。一方、ライバルとなる大手芸能事務所「ファインプロ」は、社長・松永洋一(橋本さとし)、マネージャー・崎谷浩平(杉本哲太)、栗山賢吾(マギー)、所属女優・佐倉ユリ(瀬戸早妃)、長谷川菜々子(相沢紗世)がいて、両事務所は激しく対立中。遥の父親・岩男(ガッツ石松)と母親・ミドリ(高橋ひとみ)も登場して、ストーリーが進行しています。

最初はあれだけアイドルになるのを嫌がった遥だったけど、いつの間にか対抗意識が強くなってアイドルになることを決意。かなり地味路線でいたのに、急に「意見を言う時はキッチリ強気で言う」っていうキャラに豹変したもんだからびっくり。その間笑いあり涙ありで、普通に楽しめていつの間にか1話分が終わってしまう感じですね。なんと、ドラマに合わせて「はるか」名義のイメージDVDがリリースされたから、また面白くなってきました。そうそう、平山あやさんの演技っぷり、なかなか良いですよ。「はるか」としても、ここは一つ応援していきましょう!

●ドラマ
「はるか 17歳」
・イメージDVD「はるか 17歳」
主題歌「アオバ」(メレンゲ)
・「はるか17」オリジナル・サウンドトラック

●原作コミックス
「はるか17 (1)」
・原作コミックス「はるか17」(山崎さやか)

※あっ! 著者の山崎さやかさんって、大問題になったあのマンガ「マイナス」の作者か~!

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2005.07.25

ドラゴン桜・第1~3話

雑誌「週刊モーニング」で連載中の同名マンガが、このたびTBS系でドラマ化されました。タイトルだけ見ると、「裏世界の抗争モノ?」とか、「アニメ『ドラゴンボール』は今回桜集めになったのか?」とか「ドラマ『タイガー&ドラゴン』の続編?」とか思うかもだけど(?)、実際は「東大入学の挑戦物語」です。しかし、それを実現すべく強気に働きかけるのが「元暴走族の三流弁護士」というから面白そう!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「ドラゴン桜」
第1話「バカとブスこそ東大へ行け」

破天荒な弁護士が落ちこぼれ高校の再建を目指す。元暴走族の弁護士・桜木(阿部寛)は、経営難の三流私立校・龍山高校に債権者代理として乗り込む。教師・真々子(ままこ・長谷川京子)らを前に、学校の解散と教師の解雇を通達。だが、弁護士としての名を上げるため、桜木は解散ではなく、東大合格者を輩出する進学校にする再建案をブチ上げる。

第2話「自分の弱さを知れ!」

桜木(阿部寛)は東大受験のための特別進学クラスを創設。一方、再雇用試験が行われることを知った教師たちは、理事長の百合子(野際陽子)に、特進クラスに生徒が集まらなかった場合、桜木の学校からの追放を訴える。そんな中、勇介(山下智久) は、父の借金返済のため、アルバイトを開始。桜木は勇介のバイト先に現れ、特進クラスに入れと執拗(しつよう)に迫る。

第3話「遊べ!受験はスポーツだ!」

勇介(山下智久)ら特進クラスの生徒が10日間の合宿生活に入る。生徒が勉強を始めたことに危機感を抱いた教師たちは、特訓を妨害するために、桜木(阿部寛)を直美(長澤まさみ)の実家の小料理屋に呼び出す。桜木は、母・悠子(美保純)からバカにされた直美に東大受験を勧め、5日間で生徒全員に数学のテストで満点を取らせると宣言する。

落ちこぼれの生徒が多い私立・龍山高校の再建のため、主人公の三流弁護士・桜木建二は東大を目指す特進クラスを設け、ようやく5人の生徒を招集。独自の教育手段で5人全員の東大合格を目指します。その桜木が言い放つ、サブタイトルにもなっているようなセリフがすごい! 「バカとブスこそ東大へ行け」って、強烈。「自分の弱さを知れ!」って、その通り。「遊べ!受験はスポーツだ!」って、そうなのか? でも卓球のマネをさせながら本当に覚えさせていたけど(笑)。ただでさえ普通の受験生より大幅に遅れをとっているのだから、今更普通に勉強させてもそれは無理というもの。だからこそ、桜木はどうやって教え込んでいくかが見ものですね。

それで、目指すのが文系ではなく理系というから、理系人間の私は一気に注目度が増しました!(笑) 私が特に好きなのが「数学」。こいつはすごい学問だ。「世の中の全てのことは、数学だけで形がつく」とは、誰かが言ったかどうだったか。私が桜木的に言えることは、「数学とは発想力の学問・エレガントに解け!」でしょうか。今年も8月に行われる「日本数学コンクール」は、その精神が活かされる場の一つですね。なんか「東大」・「数学」って聞くと、江川達也さんのマンガ「東京大学物語」を思い出してしまいます(ドラマにもなりましたね)。あれは秀才の主人公が東大受験で失敗して仮面東大生になるというストーリーだけど、途中からエロ要素が強くなっていくからなあ(苦笑)。ちなみに著者の江川さんは、私の高校時代の数学の先生の大学の同志。愛知教育大学の数学科(応用数学専攻)の卒業生で、当時はその先生から江川さんの「マンガ家・マル秘エピソード」をいろいろと聞いたものです。それはもうすごい話で・・・って、しまった、かなり脱線したっ!(笑)

それでは、主な登場人物についてコメントしたいと思います。

・桜木建二(阿部寛)
いまだに人格が読めない!(笑) 特進クラス生を東大へ入学させようと動くけど、この先確実に一波乱も二波乱もありそう。でもその桜木を演じる阿部さん、似合ってるよね?

・井野真々子(長谷川京子)
「真々子(ままこ)」なんていう名前は初耳! かなりの正統派主義で良い子ちゃんですね。彼女も桜木に一応付いて、「東大への挑戦」を支援しています。

・矢島勇介(山下智久)
特進クラス生・その1。バンドでボーカルとトランペットを担当しているけど、桜木に借金を肩代わりしてもらい特進クラスへ。山下くんって東大じゃないけど明大に合格して、「NEWS」としての活動の傍ら、今まさにキャンパスライフを送っているんだよね。だから「大学受験生」という役柄にイマイチ違和感を感じたりする(笑)。

・水野直美(長澤まさみ)
特進クラス生・その2。長澤さんは可愛くて良いね~。何かと出演ドラマは見て追っています。でも、勉強が苦手なんて・・・。第1話で高い所からテスト用紙を破り捨てていたけど、それと同じことをやっていた生徒が小学生時代にいたっけ・・・。

・緒方英喜(小池徹平)
特進クラス生・その3。勇介と同じバンドでギター担当。小池くんは「ウォーターボーイズ2」「ごくせん」でも高校生を演じたけど、童顔だからまだしばらくは高校生でいけるかも?

・香坂よしの(新垣結衣)
特進クラス生・その4。勇介の彼女という重要な役で、その勇介に付いていく形で特進クラス入り。動機はそんなものだけど、何やらやってくれるかもしれない。実は新垣さんをドラマで見るのが初めてなので、どうしても当たり障りのないコメントになってしまう。

・小林麻紀(サエコ)
特進クラス生・その5。サエコさんは、同局のバラエティ番組「学校へ行こう!(現在は『学校へ行こう!MAX』)」で、V6のメンバーたちとスタジオの教室で遊ぶコーナーに出ていた時の「(パンパン)サエサエ!」という掛け声を真っ先に思い出すなあ。今回は目立ちたがり屋の役だけど、東大目指しちゃいますか!

・奥野一郎(中尾明慶)
特進クラス生になりたがってる? 一流進学校に通う双子の弟を自慢に思う余り、正反対のタイプの自分は現在「一歩身を引く」という立場。でも特進クラスで自分を変えたがっているようです。中尾くんも「ウォーターボーイズ2」「H2~君といた日々」で高校生を演じたけど、小池くんと同じでしばらくは高校生役が続く? しかもオチャラケ系キャラも続く?

・龍野百合子(野際陽子)
亡くなった夫に代わって、龍山高校の理事長に就任。おっと野際さん、今回は珍しく威厳が無い役だぞ? でも野際さん、ドラマによっていろんなキャラを上手く演じますよね。さすがベテランって感じ。

最後に一つ。脚本を担当するのは秦建日子さんで、過去に日本テレビ系ドラマ「最後の弁護人」で脚本を担当したんだけど、その主人公の有働弁護士を演じたのが阿部寛さん! へえ~、「秦・阿部・弁護士」で、こんなリンクがあったんですね~。これ、東大の試験に出るよ!(ほんとか?)

●ドラマ
「realize」
主題歌「realize」(melody.)

●原作コミックス&関連書籍
「ドラゴン桜 (1)」 「ドラゴン桜」公式ガイドブック 「ドラゴン桜 東大合格をつかむ言葉161」
・原作コミックス「ドラゴン桜」(三田紀房)
・書籍「ドラゴン桜」公式ガイドブック(三田紀房・モーニング編集部)
・書籍「ドラゴン桜 東大合格をつかむ言葉161」

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2005.07.24

電車男・第1~3話

日本最大のインターネット匿名掲示板「2ちゃんねる」から生まれた、純愛物語「電車男」。書籍化、マンガ化、映画化、舞台化と続き、このたびフジテレビ系でドラマ化されました。とどまることを知らない「電車男」ブーム。いったい“終点”はどこにあるのか? いや、存在するのか? また形を変えて、「電車男、キター!」と言わせる何かが登場するのか?

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「電車男」
第1話「100万人が見守った恋の行方」

美女とオタクの恋を描く。オタクで冴えない営業マンの剛司(つよし・伊藤淳史)は、ある日、電車で酔っ払い(泉谷しげる)に絡まれたOL・沙織(伊東美咲)を助ける。お礼がしたいと連絡先を聞かれた剛司は有頂天に。その出来事をネット掲示板で報告。やがて沙織から“エルメス”のカップが届くと、掲示板の常連たちは剛司に電話をしろとせっつく。

第2話「初デートへ向け大変身」

ネット掲示板で“電車男”と呼ばれるようになった剛司(つよし・伊藤淳史)は、“エルメス”こと沙織(伊東美咲)に電話をかけ、食事に誘う。が、店が思いつかず、電話をしながら掲示板に「めし どこか たのむ」とアドバイスを請う。そんな中、剛司が担当する派遣の陣釜(白石美帆)から「“ヲタ臭”消してから出直せ」ときつい一言を浴び、剛司は掲示板に泣きつく。

第3話「初デートに大ピンチ!!」

ネット掲示板の助言に従い、外見を変え、デートコースも下見した剛司(伊藤淳史)は、沙織(伊東美咲)とのデートを成功させた。二人の恋を応援する掲示板の常連たちは、電話で次の約束を取り付けろと、“電車男”の剛司をけしかける。沙織は剛司の誘いを快諾。沙織の変化に驚く友人・果歩(佐藤江梨子)は、剛司に会わせてほしいと言いだす。

さて、この「電車男」のストーリーは・・・等とネットをやっている人に教えるのは、料理人に料理を教え込むのと同じくらい、余計なお世話ってことですか?(笑) あまりにも有名だから、詳しく知らないとしても「モテない男がキレイな女性にアタックする物語」であることは周知だと思われます。しかし、そのきっかけとなる事件からグランドフィナーレへのプロセスが本当に面白い! 私も以前ネットで公開されていたのを読み始めたら、時間を忘れて一気に読んでしまったくらいハマりましたよ。

そしてドラマ版。「とにかく工夫しながら頑張って作ってる!」と思わせてくれますね~。電車男は、電車で迷惑な酔っ払いオヤジに一喝し(映画版の電車男・山田孝之くんがリーマン役で登場!)、若い女性(後のエルメス)から2個セットのエルメス製のカップが届けられ(この時の「エルメス!? キター!」の騒ぎは感動モノ!)、エルメスに電話してデートに誘うネット実況で「めしどこかたのむ/おk」等の有名な書き込みをし(もう大盛り上がり!)、無事第1回デート(面会?)終了。それまでに、巨大掲示板で25人くらいのスレ住人が電車男へアドバイスをするんだけど、そうだよなあ、実際はあんな風に各人部屋でパソコンに向かってやっていたんだよなあ。それぞれの格好はかなり誇張されてはいる(だろう)けど、その姿は妙に現実味がありましたね。

「電車男」こと山田剛司を演じるのは伊藤淳史くん。「チビノリダー」っていう肩書きの方が有名?(笑) それにしても、それこそチビノリダーの頃から彼を見てきたけど、いつの間にか主役格・メイン格を演じるまでに成長したんですね~。アキバ(秋葉原)大好きのオタク青年の姿も似合ってて良かったけど、スレ住人にアドバイスを受けながらカッコ良く変身する姿も面白くて良かったです。「エルメス」こと青山沙織を演じるのは伊東美咲さん。実際のイメージの通りかは置いといて、「気品あるお姉さん」の役が似合っていますね~。ドラマ版は電車男の目線で描かれるストーリーに加えて、エルメスの主観を取り入れた所が新しい要素だとされていて、一応こっちが主役。何事も広く受け止めるっていうか、ちょっと天然ボケみたいな所もあるかな(笑)。他のキャスト陣に関しては、今後また書いていくことにします。

それから、「キター!」という掛け声がかなり登場。第1話の冒頭から「キター!」の特大オブジェだったし、他にも「ウマー(良い結末の意)」とか「おまいら(お前ら)」とか「もちつけ(落ち着け)」とか、いろんな用語が登場しますね。それらは、現実には「巨大掲示板」こと「2ちゃんねる」の定番用語ばかり。私も以前は用語の意味がさっぱり分からなかったけど、普段暇な時に読みに行ったり知人に教えてもらったりしているうちに、何となくついていけるようにはなったかな。これらは良くも悪くも、もはや一つの「文化」と言えるものですね。

2ちゃんねる・・・。随分前は、凶悪犯罪の犯行予告があったり、誹謗中傷の書き込みで訴訟問題に発展したりで、とにかく悪い話ばかりが目立ったものでした。でも最近は、この「電車男」を始めとする「2ちゃんねるから広がる話題・2ちゃんねる特有の話題」で、日本のエンタテインメント界が動いている面も多々見られますよね。その実例として、CMや歌番組で顔文字キャラが登場したり、タレントが2ちゃんねるのことやそこでの専門用語を話したり、と様々。またblog界では近頃、2ちゃんねるの各スレッドから面白いネタを引用し、場所をblogに移して二次的にワイワイと盛り上がるケースも多くなっていますね。いろんなblogサービスでもそういったblogが大人気で、アクセスランキングでも安定して上位に位置付けられているという事実。ネット界は「2ちゃんねるを中心に回っている」と言っても過言ではない状況にあるような気がします。あっ、2ちゃんねる的には、「そうであるような希ガス(気がする)」、ですか?(ぷっ)

第1話放送時は、本家・2ちゃんねるの実況板の様子を専用ソフトで伺っていたけど、さすがにすごい盛り上がりでした。そう、このドラマは、2ちゃんねらーの支援も強いというわけですね。好印象のまま、感動のグランドフィナーレへ向かってくれると良いなあ・・・。

※次回放送分もまた、実況板の様子を伺いながら見ることにします。 (^_^;)

○関連記事『映画「電車男」の主演が山田孝之に決定』

●ドラマ
・主題歌「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」(サンボマスター)
・電車男「オリジナル・サウンドトラック」

●原作小説&関連書籍
小説「電車男」 書籍「ありがとう!電車男 50万人が涙した純愛」 書籍『封印された「電車男」』 書籍『「電車男」は誰なのか-“ネタ化”するコミュニケーション』
・原作小説「電車男」(中野独人・架空名称)
・書籍「ありがとう!電車男 50万人が涙した純愛」(宝島編集部)
・書籍『封印された「電車男」』(安藤健二)
・書籍『「電車男」は誰なのか-“ネタ化”するコミュニケーション』(鈴木淳史)

●映画
書籍『映画「電車男」オフィシャル・ビジュアルブック』
・書籍『映画「電車男」オフィシャル・ビジュアルブック』
・主題歌「ラヴ・パレード」(ORANGE RANGE)
・「電車男」オリジナル・サウンドトラック

●関連コミックス
「電車男」第1巻 「電車男 がんばれ毒男!」第1巻 「電車男 でも、俺旅立つよ。」第1巻 「電車男 美女と純情ヲタク青年のネット発ラブストーリー」
・「電車男」第1巻(原秀則・ヤングサンデーコミックス)
・「電車男 がんばれ毒男!」第1巻(道家大輔・ヤングチャンピオンコミックス)
・「電車男 でも、俺旅立つよ。」第1巻(渡辺航)
・「電車男 美女と純情ヲタク青年のネット発ラブストーリー」
 (御茶まちこ・デザートコミックス)

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2005.07.23

女系家族・第1~3話

昭和38年に発行された、山崎豊子原作の遺産相続をめぐる対立劇「女系家族」が、設定を現代に代え、舞台を大阪から東京に置き換えて、このたびドラマ化されました。もう何だか、あらすじを読んだだけでも背筋が凍るような争いが目に浮かんでくるんですが・・・。他人事・フィクションだと割り切って、こっそり見てみました。自宅で見るのだから、別に「こっそり」じゃなくても良いんだけど・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「女系家族」
第1話「激突!愛人と三姉妹骨肉の遺産相続争い!目的は遺産より復讐」

愛人と3人の娘が遺産相続をめぐり激しく争う。山崎豊子原作。老舗呉服問屋の社長・嘉蔵(よしぞう・森本レオ)が他界し、愛人・文乃(ふみの・米倉涼子)は悲しみに暮れる。嘉蔵から死後の手続きを一任された専務の宇市(ういち・橋爪功)は、遺言を発表。長女・藤代(ふじよ・高島礼子)ら三姉妹は、文乃の存在を知り嫌悪感をあらわに。宇市に文乃を家へ連れてくるよう命じる。

第2話「確執」

文乃(ふみの・米倉涼子)は藤代(ふじよ・高島礼子)らに、嘉蔵(よしぞう・森本レオ)の子を妊娠していると明かした。日本舞踊家で藤代の相談役でもある芳三郎(高橋克典)は、早々に金を渡して手を打つよう藤代に助言。翌日、藤代は文乃に小切手を差し出し、“今後一切、矢島家とかかわらない”と書面に残してほしいと迫る。だが、文乃は「お金ではない」とかたくなに拒否する。

第3話「非情」

藤代(ふじよ・高島礼子)らと病院に行った文乃(ふみの・米倉涼子)は、妊娠4カ月と判明。診察中、屈辱的な扱いを受けた文乃は激怒する。藤代らは、医師から文乃が妊娠中毒症になりやすい体質と聞き、再び思案をめぐらす。一方、藤代の信頼を得た芳三郎(高橋克典)は、不動産業者と結託して藤代の相続分の鑑定を行う。その裏で文乃にも近づき、食事に誘う。

第1話から2時間拡大スペシャル。第2話、第3話と続けて録画した所で最初から見始めたんだけど・・・。第1話の中盤・1時間くらいまで見た辺りで、「これは見られない」と判断(苦笑)。その後一応見続けたけど、「これはやっぱり見られない」と確信(苦笑)。「敬遠」という形で、今クールのリタイア作品としました。

いや、ストーリーは決して悪くはなくて、見ればその展開で面白くなるとは思う。でも、キャスト一同の血に飢えたような顔が怖いんだ! それに、サブタイトルを読むだけでも怖いんだ! 死んだ矢島嘉蔵の愛人の浜田文乃、長女の藤代、次女の千寿(瀬戸朝香)、末っ子の雛子(香椎由宇)たちが、男たちの支援もある中で敵対心を燃やしていく・・・。「女系バトル」だね、これは! そういう意味では、フジテレビ系ドラマ「大奥」にどこか通ずるものを感じたり。金に眩む人間の生き様、女同士の激しいぶつかり合い、なんていう要素が、この先もっとすごいことになりそう。貴島誠一郎プロデューサーもかなり意気込んでいるそうで、そうなることがもう決まったようなもの。なんか、敵対心を燃やすその果てに、「炎上」というキーワードがチラつくのは気のせい?(燃え→萌え?) それに、米倉涼子さんが実は苦手っていうのは気のせい?(さらっと毒を吐いてみる) この夏の暑さ対策に、試聴による冷や汗で凌ぐのが一番?(私は嫌だけど) というわけで、説得力無いけど、これらが「敬遠リタイア」の理由です。

ところで、原作小説を書いた山崎豊子さんのドラマ作といえば、フジテレビ系ドラマ「白い巨塔」が記憶に新しいですね。あれが放送されたのはフジテレビ系の「木10」で、今回の作品はTBS系の「木10」か。この辺りにもテレビ局同士の隠れた確執あり? 無駄に考え過ぎてしまって、それもまた怖いよ~!

●ドラマ
「女系家族」DVD-BOX
「女系家族」DVD-BOX

主題歌「愛の詩」
・主題歌「愛の詩」(今井美樹)

●原作小説&過去ドラマ
小説「女系家族(上)」 「女系家族(下)」 「女系家族」
・原作小説「女系家族(上)」(山崎豊子)
・原作小説「女系家族(下)」(山崎豊子)
・ドラマ「女系家族」(「白い巨塔」で有名な田宮二郎も出演)

○山崎豊子の小説&ドラマ化DVD作品「白い巨塔」(私のオススメ!)
小説「白い巨塔」(第1巻) 「白い巨塔」第一部 DVD-BOX  「白い巨塔」第二部 DVD-BOX 「白い巨塔」劇場版
・小説「白い巨塔」(第1巻)
・「白い巨塔」第一部 DVD-BOX
・「白い巨塔」第二部 DVD-BOX
・「白い巨塔」劇場版(田宮二郎、東野英治郎、他出演)

○関連記事『「白い巨塔」の2つの名言』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/03/post_6.html
○関連記事『「白い巨塔」の名場面が蘇る』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/12/post_32.html

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2005.07.22

菊次郎とさき・第1話

タレント兼映画監督であるビートたけし(北野武)の両親を描くホームドラマが、2年ぶりに復活! 主要キャストや雰囲気がほぼ同じなので、以前見ていた人なら自然に入り込めると思われます。しかし今回、前作と最も異なるのは、次男のたけしの青年時代が新たに描かれること・・・。面白そうですね! 今クール最後のスタートになるということで、各ドラマのレビュー開始はそれに足並みを揃える形にしました。一応、これが公式な言い訳(苦笑)。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○テレビ朝日系「菊次郎とさき」
第1話「ビートたけしを生んだ感動家族ふたたび」

ビートたけしの実家を描く家族ドラマの続編。北野家の三男で小学生の武(桑原成吾)は、酒に酔って家族に暴力をふるう父・菊次郎(陣内孝則)にうんざりしていた。そんなある日、酔って足を滑らせた菊次郎が、家族に八つ当たり。祖母・うし(草笛光子)の大事な三味線まで壊してしまう。次男の大(村上雄太)や武は、菊次郎への仕返しを画策する。

冒頭で、見知らぬ青年(塚本高史)が軽くタップダンスを披露。これは北野武さん監督の映画「座頭市」のラストシーン(大勢でタップダンス)を意識? 実は彼こそが青年時代の武の姿で、しばらくはその武が客観的に少年時代の北野家を振り返る形になりそうです。

ストーリーの方は、もうのっけからドンチャン騒ぎ! 北野家は、酒を飲んでは暴れるペンキ職人の菊次郎、働き者で教育熱心のさき(室井滋)、祖母のうし、長女の安子(市川由衣)、次男の大、そして三男の武の6人で構成。その他、既に家を出て暮らす長男の重一(賀集利樹)、その妻の久美子(京野ことみ)、武の担任の藤崎先生(西島秀俊)等も登場し、笑いあり泣きありの一風景が展開されました。実は前作も時々しか見ていなかったんだけど、見れば安定して楽しめるこんなドラマもあって良いかも。そして何より、第5話以降から武が芸人を目指す青年期が描かれていくので、既に楽しみ~!

と言ったところで、主題歌! 何故に久保田利伸さんの「Club Happiness」になったんだろう? 「4年ぶりに連ドラ主題歌!」とか「昭和の風景にあえてこの曲!」という話は聞いているけど、はっきり言おう、やっぱりドラマに合わん!(苦笑) あっ、別に久保田さんが悪いってことではないですからね。今作の第1話を見て、最後にその主題歌が流れた辺りで、「ありゃりゃりゃ・・・」と思ってしまったわけです。でもまあ、せっかくだから主題歌は聴く、聴く、菊次郎。よし、聴くが先、先、さき。なんだこの、イケてないオチは?(苦笑)

●ドラマ
・主題歌「Club Happiness」(久保田利伸)

●原作小説
小説「菊次郎とさき」
・原作小説「菊次郎とさき」(ビートたけし)

○ビートたけしの小説&ドラマ化DVD作品「たけしくん、ハイ!」(私はこれが好きでした)
「たけしくん、ハイ!」DVD-BOX 「続 たけしくん、ハイ!」DVD-BOX
・小説「たけしくん、ハイ!」
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2005.07.21

幸せになりたい!・第1&2話

「幸せになりたい!」。そんな風に思うのは誰だって同じ。「不幸になりたい!」なんて、普通は考えたくありませんよね? “♪幸せは歩いてこない だから歩いて行くんだね”なんて歌もあります。“逢うべき糸に出逢えることを 人は仕合わせと呼びます”なんて歌もあります。そう、幸せって素晴らしい! さて、このドラマを見ることで、幸せな気分になれるでしょうか?

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「幸せになりたい!」
第1話「お金がない!?テレビのお仕事始めます!」

借金返済を目指す少女と高視聴率を狙う女性プロデューサーがテレビ局を舞台に奮闘。死んだ父親の借金を返すため、ひかり(深田恭子)は高校を中退。高校の先輩でテレビ局に勤める長谷川(谷原章介)の紹介で、局の清掃員に。ある日、長谷川はプロデューサーの永井(松下由樹)の指示でドラマの手書き脚本を清書する途中で熟睡。長谷川を気遣い、ひかりは勝手に手伝う。

第2話「フーゾクに就職!?」

雅子(松下由樹)は脚本家の小宮山(江守徹)に、台本の手直しを謝罪。勝手に手を入れたひかり(深田恭子)は、雅子に怒られ、仕事を辞めさせられてしまう。そんな中、ひかりの母・芳江(銀粉蝶)が入院。困窮したひかりは風俗店で働く決意をする。一方、雅子はひかりの台本がことのほか評判が良いことに困惑。職を失ったひかりを気に掛けるように。

「見て幸せな気分になれたかどうか?」は、当分の間「後回し」。とりあえず、ハマれないのだ・・・(苦笑)。舞台がテレビ局だから、テレビネタ好きの私としては結構ハマれると思っていたけど、2話続けて見てもどうもダメ。キャスト陣の平均年齢が高いけど、それはあまり気にしておらず、「ストーリー自体にハマれない」って感じかな・・・。

それで、深キョンが演じる浅田ひかりの、キャラ設定っていうか人生! それってモロに、フジテレビ系ドラマ「お金がない!」の萩原健太郎(織田裕二)の設定にそっくりだぞっ! 男が女に代わっただけで、二人の弟がいて、貧乏と借金で苦しんで、二人の借金取りの男に追われて、金稼ぎのため会社の清掃員から始める所までに加えて、やがて何らかの形で成功して幸せになる展開や、タイトルに“!”マークがあることや、第1話のサブタイトルに「お金がない」なんて言葉がズバリ入っている所まで、全部が全部“クリソツ”なんだよコノヤロー!!(摩邪?) 分かった、分かってしまったよ、ハマれない理由が。私はいまだに「お金がない!」が大好きなんだけど、その思いを踏みにじられたってことにつながったようだ・・・。

それで、ネットでちょっと調べたら、大変興味あることが分かりました。このドラマの脚本を担当する両沢和幸さんが、その「お金がない!」の脚本を担当していたそうです!(爆笑) 私のツッコミは、全部が全部“自己完結”に終わったんだよコノヤロー!(再び摩邪?) この事実、皆さんはご存知でした? ちっ、全く気付かなかったぜ。っていうか、なんか複雑な気分だぜ。期待、落胆、継続、不安・・・切り札が無くて困り果てた。どうすんのよ、オレ、どうすんのよ・・・続くっ!(By オダギリジョー@ライフカードCM)

それで、その両沢和幸(もろさわかずゆき)さんとプロデューサー役の松下由樹さんは、同局TBS系では「ドールハウス」、フジテレビ系ドラマでは「お仕事です!」や「ナースのお仕事」と、ドラマの仕事を共にする機会が結構多いですね。でも今回の主演は深田恭子さんで、いまだにセーラー服を着て頑張ってます。特徴ある走り方はいつ見ても変わらないなあ。それから、谷原章介さん、滝沢沙織さん、鶴見辰吾さんは、前クール放送のフジテレビ系ドラマ「恋におちたら~僕の成功の理由~」から一斉に流れてきたような感じ? しかも鶴見辰吾さんはまた悪役? でも谷原章介さんは今回お笑いの要素が強い? その他、伊藤かずえさんや岡田浩暉さんは、久々にドラマで見たような気がしましたね。あと、テレビ局の上役として、伊原剛志さんや津川雅彦さん等がいますね。この二人も、前クール放送のフジテレビ系ドラマ「曲がり角の彼女」「離婚弁護士II」から流れてきたような感じ? なんか、「幸せを掴めるのはフジテレビじゃなくてTBS」と思えてしまって・・・(苦笑)。

そんなわけで、私的には「(見てハマれて)幸せ(な気分)になりたい!」ということで!

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おとなの夏休み・第1~3話

寺島しのぶさんの連続ドラマ初主演作。それにしても、キャスト陣の平均年齢が妙に高い? あっ、そうか、「おとなの夏休み」だから、そういうことにもなるわけか・・・(変に納得)。そんな理由もあって、「これはF1・F2層向けだろう」と決め付けていたけど、「とりあえず」ということで数話続けて見てみました。社会人の私としては、「大人の長期休暇」が欲しかったりする・・・(笑)。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「おとなの夏休み」
第1話「主婦の初体験!?私たち海の家始めます!」

海の家の経営に乗り出す女性たちを描く。主婦・みゆき(寺島しのぶ)はパートで介護していた、ふね(南田洋子)の遺志で、海の家の経営権を譲られたことを知る。そんな中、中学時代の友人・壽美子(すみこ・中島知子)と20年ぶりに再会。ふねの息子・蔵田(小野武彦)に経営権の放棄を約束していたはずのみゆきは、酔った勢いで壽美子に海の家の開店を宣言する。

第2話「渚のピンクレディ」

みゆき(寺島しのぶ)は、海の家オープンを決意する。みゆきは和幸(石黒賢)に店のことを伝えるが本気にしてもらえない。一方、壽美子(すみこ・中島知子)は、子宮筋腫が良性だと分かって安心するが、若年性更年期障害と診断される。そんな中、みゆきは壽美子の力を借りてビーチバーの準備を開始。だが、壽美子はみゆきに店を手伝えないと切り出す。

第3話「開店早々のビンタ」

ビーチバーは開店するものの、雨のせいで客は来なかった。オープン3日目、優(中越典子)は、浜辺で男から注目を集める女性サーファー(佐田真由美)を無料で招待。彼女目当てにライフセーバーたちが来店し、店は活気付く。翌朝、みゆき(寺島しのぶ)は、和幸(石黒賢)を店に誘うが、洋介(ささの貴斗)と約束した家族旅行の話を持ち出される。

おっ、なかなか面白い? 主婦の琴原みゆきが、ひょんなことから榎壽美子や蔵田優と協力して海の家「petit ami」を開店。「“ひと夏の想い出作り”を楽しむドラマ」になりそうかな。私的には、「petit ami(プチタミ)」を開店させるまでのプロセスが面白かったなあ。第3話から開店後が描かれ始めたけど、みゆきは夫の和幸から経営の件で責められたり、壽美子は子宮筋腫や若年性更年期障害の疑いがあったり、優は注文を正しく受けずミスばかりしたりで、見ているうちにだんだん重い気分になってしまったかな。何となく面白みが上下する気はするけど、全ては想い出の一つになっていくのかな・・・。

ところで、このドラマの面白い所は「主題歌が週替わり」ということ! 第1話はサザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」、第2話はピンクレディの「渚のシンドバッド」、第3話は南佳孝の「モンローウォーク」。第2話では、挿入曲として松田聖子の「青い珊瑚礁」も登場したけど、良く考えてみるとどの曲も30、40代以上向けなんだよな・・・(笑)。いずれ、チューブや山下達郎や大瀧詠一辺りの曲が登場する予感。全て出揃った所で、レーベルの壁を越えた「おとなの夏休み・主題歌全曲収録盤」がリリースされたらすごいぞ!(軽く希望) そうそう、GONTITI(ゴンチチ)のさりげない癒し系BGMも、なかなか良いですね。これらから考えると、制作サイドは明らかにやや上の世代をターゲットにしている感じ? 若者の視聴者は既に望んでいない? だとしたら、“視聴率の日テレ”、強気だ! 私はとやかく言いませんが(苦笑)。

水曜日はこれ以外のドラマを見る予定は無いし、試聴だけは続けていこうと思います。レビューを続けるかどうかは、今のところ微妙だなあ・・・。

●ドラマ
・「おとなの夏休み」オリジナル・サウンドトラック

○こんな「夏歌」オムニバス盤もあるよ!
「夏歌」 「夏歌2」
「夏歌」/「夏歌2」

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2005.07.20

がんばっていきまっしょい・第1~3話

1998年秋に映画化されて話題を呼んだ小説が、このたびフジテレビ系でドラマ化されました。ドラマのスタート前にテレビ雑誌でキャスト一覧を見た時、「こ、このキャスト陣で行くのか?」と少しだけ不安視してしまったんだけど・・・。「見て驚き、そして納得」。私に何が起こったかはこの後で。さあこのドラマのレビューも、がんばっていきまっしょい!(しょい!)

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「がんばっていきまっしょい」
第1話「漕ぎたい」

’98年に映画化された、ボートに情熱を燃やす高校生の恋や友情を描いた敷村良子原作の青春ドラマ。一本気な性格の悦子(鈴木杏)はボートを始める気で高校に入学。新入生・三郎(内博貴)に情熱を語る。だが、学校には女子ボート部がなかった。悦子が幼なじみ・浩之(錦戸亮)のいる男子部に入ると、部員は悦子がマネジャー志望と勘違いする。

第2話「涙の青い海」

4人の女子部員を集めた悦子(鈴木杏)らは練習を開始。早々に退部したいと漏らす運動の苦手な敦子(佐津川愛美)を、悦子は懸命に引き留める。一方、新人戦出場のためにはあと一人部員が必要だと顧問の福田(相島一之)に言われていた悦子は、新入生の多恵子(岩佐真悠子)を勧誘。利絵(相武紗季)は多恵子が入部するなら辞めると言いだす。

第3話「必勝新人戦」

部員がそろい女子部も新人戦に出場することになった。新人戦が終わると敦子(佐津川愛美)が部活を辞めると聞き、悦子(鈴木杏)たちは決勝進出を誓う。そんな中、コーチ・大野(池内博之)は悦子がほかの部員に比べ、筋力や持久力が劣っていると指摘。特訓の特別メニューを課す。だが、体力が追いつかない悦子はメニューをこなすフリをする。

※最初に言っておきますが、原作小説や映画は今日現在「未見状態」です。

実は私、このドラマの楽しみ方を悟ったんです。「そうかなるほど、『ウォーターボーイズ』の時みたいに楽しめば良いんだ!」と。「ド素人チームから始まって、夢を掴むまでとことん突き進む青春ストーリー。そうだ、そうだったんだ!」と・・・。生徒たちについて、主役と数人くらいしかあまりドラマで見かけたことが無かったけど、そのパターンは「ウォーターボーイズ」シリーズ(映画・ドラマ)でも同じでした。だからこそ逆に新鮮に思えて、新人を暖かく応援したくなるような気持ちになれるんですね。 う~ん、しぇいしゅんだなあ~! 良く考えたら、映画版はどちらも「アルタミラピクチャーズ」の制作作品でした。そうだった、これでかなり納得。冒頭の「見て驚き、そして納得」とは、こういうことでした!

ストーリーの本編は、愛媛の松山第一高校の入学式からスタート。新入生の篠村悦子は、入学前に4人漕ぎボートの魅力にハマってしまい、ボート部への入部を決意。しかし男子部しか無かった。「だったら私が女子ボート部を作ろう」と、1年の各教室を回って必死の勧誘。その後いろいろあったけど、規定人数の5人がようやく集結。そこから「女子ボート部の伝説」が始まります。このストーリーは、後に女子ボート部のコーチとなる大野仁美(石田ゆり子)の回想に沿って展開されるんですね。つまり私たち視聴者は、「伝説になるまでの経過を見ていくことになる」ということです。

これまで第3話まで見てきたけど、次に挙げる悦子の2つの言葉に、かなり感動してしまいました。

○第1話・悦子が他の教室でバカにされながら語った勧誘の言葉

(黒板には、悦子が書いた「女子ボート部!」という大きな文字)
細胞は・・・人間の細胞は日々、何万個も再生されるんよ。
一週間もすれば、外見は同じでも、どんどん違う人間になってしまうんよ。
この自分は今しかない。一瞬の自分・・・。
今、感じていることを誤魔化したくない。
やりたいんよボート。あんな風に、ピタって一つになってみたい・・・。
回りの顔色、伺うような毎日は嫌や。
その場凌ぎの毎日、送るゆうのは嫌なんよ。
深い、深い、深い友達が欲しい。濃い、濃い、濃い高校生活を送りたい。
やりたいんよボート。やりたいんよ、やりたいんよ、やりたいんよ・・・。

悦子が必死に訴えかけるのを見て、まず数人が心を打たれて女子ボート部へ入部しました。私もこの言葉で、自然に涙がこぼれてきました。これが、今クールのドラマ試聴における初めての「涙」。以前同じ「火10」で放送されたドラマ「みんな昔は子供だった」でも、そのクール初の涙を流した経験がありました。この時間枠って、私的に涙を誘われるドラマが結構多いかも。悦子の言葉は、今でも心に残ってるんよ・・・。

○第3話・悦子が新人戦で最悪な状況になった時に語った涙ながらの言葉

(湖の真ん中でボートが止まり、部員たちの士気も低下し、
 普段からボートの件で怒られている父親が岸を後にするのを見た悦子)
このままじゃ・・・ダメなまんま・・・。
当然や、見てもらえんで当然や。
逃げてたんよ。あたし、もうずっと、
お父ちゃん、えこひいきばかりやとか、
どうせあたしはダメやとか、そんなことばかり言うて・・・。
逃げるようにボート始めて、でも、そんな甘いもんやなくて・・・。
本当は、サボってたんよ。
特別メニュー、やれ言われても、辛くて、
やってるフリして、あたし、サボっとった!
あたし、皆に嘘ついた。
なのに、また逃げたら、本当に負けや。
ここで逃げたら、本当に負けや!
(泣きながら一人で漕ぎ始める悦子)
みんなゴメン、あたしもう逃げんよ!
どんなに辛くても、もう逃げん! だから・・・。
オールメーン! がんばっていきまーっしょいっ!
最後まで漕ごう! がんばっていきまーっしょい!
(悦子の言葉を聞いて、再び漕ぎ始める部員たち)
キャッチ! ロー! キャッチ! ロー!

「ボートをやる!」と強く決意したはずの悦子。他の部員より筋力や持久力が劣っていたため、男子ボート部のコーチから特別メニューをこなして追い付くように言われていたのに、やったことにしてサボりっ放し。しかしこの新人戦で自分の愚かさを知った悦子は、涙を流しながら部員たちに謝って、自己のやる気をより一層向上させようと決意したのでした。ああ、映像を見ながらセリフを書き起こしていたら、また涙が出てきたんよ・・・。

そして新人戦のレースを見た回想主の仁美が、ボートを教えることを正式に彼女たちへ伝えたところで、第3話が終わりました。こ、これは、場合によっては私的評価が最終的にかなり上位へ食い込む可能性あり! ドラマ制作の方も、がんばっていきまっしょい!(あっ、まあ、いろんな意味で・・・)

その他、どうしても言いたかったのが、aikoの主題歌「キラキラ」。これ、すごく良くて大好き! ピアノの弾けるようなイントロから始まって、Aメロはメロディが絶妙で、Bメロはコード進行が巧みで、サビは何だか勇気が湧いてくるような、そんな気分になれる曲です。「aikoならでは」っていう感じですね~!

○aiko「キラキラ」・サビの一節

羽が生えたことも 深爪した事も
シルバーリングが黒くなった事
帰ってきたら話すね

その前にこの世がなくなっちゃってたら
風になってでもあなたを待ってる

そうやって悲しい日を越えてきた

エンディングのタイトルバックでこの曲が流れながら、女子ボート部の普段の姿が描かれるんだけど、それを見て今度は感動の涙を流しそうになる。やっぱりaikoは良いね! 曲も良いけどメッセージ性の強い詞が良いんだよね! ちなみにこの曲、aiko自身が「デモの段階からイメージがあったので、ピアノはもういっぱい入れてくださいっていう話をアレンジャーにしましたね。」と某誌で語っていました。「歌に関してはけっこう難しかったんですけど、もう熱唱しましたよぉ(笑)。ツアーの最中のレコーディングだったから、気分がよりノッてる感じもあったし。気持ちよかったですね。」とも。「キラキラ」というタイトルが、女子ボート部の輝きとリンクしているかのようで、ナイスタイアップですね~!

そうそう、タイアップといえば、今回ちょっと面白い試みがありますね。このドラマ「がんばっていきまっしょい」の主題歌と共に、TOYOTAの自動車「Porte(ポルテ)」のCMソングにもなっています。つまり、ダブルタイアップ。しかも、ドラマでは仁美の愛車としてポルテが登場し、CMでは仁美こと石田ゆり子さんがポルテで湖のほとりに来ていて、湖では5人の女子ボート部たちが「ファイトー、がんばっていきまっしょい!(しょい!)」と叫びながらボートを漕いでいて、最後に石田さんが背伸びしながら「ポルテでいきまっしょい! ポルテ。」と言うナレーション。つまり、ストーリーリンク。このドラマの時間枠でTOYOTAがスポンサーの一つだから、毎回その両者を見られるということで、面白い! ますますナイスリンクでナイスタイアップですね~!

というわけで私は、当初の不安視が申し訳無いくらい、かなり気に入ってしまいました! 第1~3話のまとめレビューではあるけど、既に長文ではないか!(笑) そんなわけで、もっと書きたいことがあったんだけど、次回レビューに回すことにします。特に当初不安視した理由でもあった「キャストについて」のことを、しっかりじっくり書きたいのでね~(実は残念ニヤリ?)。おっと、このドラマのレビューは毎話書いていく予定ですよ。さて最後に、女子ボート部の今後の活躍を願って、悦ネェ(悦子)直伝のアレ(掛け声)、いっときますか!

○頑張れ、松山第一高校・女子ボート部!

中浦真由美(通称“イモッチ”/藤本静): 「夢はでっかく!」
菊池多恵子(通称“ダッコ”/岩佐真悠子): 「目標は大きく!」
中崎敦子(通称“ヒメ”/佐津川愛美): 「心はまーるく!」
篠村悦子(通称“悦ネェ”/鈴木杏): 「四角はとうふ!」
矢野利絵(通称“リー”/相武紗季): 「おでんのこんにゃくはさんかく!」

篠村悦子: 「がんばっていきまっしょい!」
全員: 「しょい!」

そして私ももう一度。このドラマのレビューも、がんばっていきまっしょい!(しょい!)

●ドラマ
「キラキラ」
・主題歌「キラキラ」(aiko)
・「がんばっていきまっしょい」オリジナル・サウンドトラック

●原作小説&映画
小説「がんばっていきまっしょい」 映画「がんばっていきまっしょい」
・原作小説「がんばっていきまっしょい」(敷村良子・「第4回坊ちゃん文学賞」大賞作)
・映画「がんばっていきまっしょい」(田中麗奈、他出演)
・「がんばっていきまっしょい」オリジナル・サウンドトラック

○アルタミラピクチャーズの代表作(私のオススメ!)
映画「ウォーターボーイズ」 ドラマ「ウォーターボーイズ」DVD-BOX ドラマ「ウォーターボーイズ2」DVD-BOX
・映画「ウォーターボーイズ」
・ドラマ「ウォーターボーイズ」DVD-BOX
・ドラマ「ウォーターボーイズ2」DVD-BOX

○関連カテゴリ「ウォーターボーイズ2」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/waterboys2/

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2005.07.19

海猿・第1~3話

2004年夏に映画化されて話題を呼んだマンガが、このたびフジテレビ系でドラマ化されました。重要なポイントは、「映画の内容のリメイク」ではなく、「映画の続編」であること。かつての出演者も登場する中で、新たなストーリーが展開していきます。さらに来年2006年の春には、映画の第2弾が公開されるらしいですね。「海猿」の話題性は、まだまだ尽きることは無さそうです。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「海猿」
第1話「運命の幕開け」

佐藤秀峰原作マンガをドラマ化。同名映画の続編で、潜水士となった海上保安官の1年後を描く。潜水士・大輔(伊藤英明)は福岡から横浜へ異動に。恋人・環菜(かんな・加藤あい)との再会を喜ぶ大輔だが、遠距離恋愛で思いが冷めていた環菜は困惑する。そんな中、タンカー転覆事故が発生。大輔は先輩・池澤(仲村トオル)と行方不明者捜索に向かう。

第2話「潜水士浮上せず」

タンカー転覆事故の救出処置をめぐり、大輔(伊藤英明)は、池澤(仲村トオル)と衝突。年配の船長救出を後回しにして死なせたことを悔やむ大輔だが、池澤の真意を知り、自分の行動を責める。一方、非番の日に会おうと思っていた環菜(かんな・加藤あい)には、仕事だとウソをつかれショックを。そんな中、中国籍の漁船が座礁したと「ながれ」に連絡が入る。

第3話「置きざりの愛」

仕事で落ち込む大輔(伊藤英明)は、環菜(かんな・加藤あい)の携帯電話に別れ話を残した。そんな中、大輔と池澤(仲村トオル)が訓練中に減圧症にかかり、入院してしまう。大輔は、見舞いに来た池澤の妻・尚子(なおこ・芳本美代子)と対面。「マーくん」と呼ばれる池澤の、家庭的な一面を知る。一方、病院を訪れた環菜は、友達からやり直そうと大輔に伝える。

※最初に言っておきますが、原作マンガや映画は今日現在「未見状態」です。

スリリングな展開がなかなか面白い! 海での救助活動がどれほど大変かが分かりました。また、いくら訓練を重ねても海での身動きは難しいことも分かりました。さらに、バディ(パートナー)との信頼関係は大事であることも分かりました。見ている時の緊迫感は、「救命病棟24時」に似ていますね。私がまず驚いたのは、フジテレビ系の連続ドラマとしては珍しく「フィルム映像」の映像処理(フィルタ加工?)がなされていること。これによって、映画のイメージを引き出す効果や、ノンフィクションのドキュメントっぽくする効果が期待できますね。私的には「良くぞそうしてくれたっ!」と思いました。

主人公の仙崎大輔は、かつて海上保安大学校で人命救助の潜水士になるため研修を受け、足手まといの工藤(伊藤淳史)とバディを組んだ。しかし工藤が不慮の事故で命を落としてしまい、大輔はひどく落胆した。しかし新たなバディ(海東健)と組むことになり、再び潜水士への道を歩み始めた・・・。というのが映画版、らしいです。ドラマ版はその続編ということで、大輔が潜水士になった後の話になるわけだけど、環菜との出会いやその経過も含めて、随所で過去・映画版のストーリーもちらほら出てきますよね。このドラマが始まる前に、同局の「プレミアムステージ」で映画版が放送されたわけだけど、録画だけしてそのまんま(笑)。今後の続編の展開を良く知るためにも、映画版を早めに見ておくべきですね・・・。

主演の仙崎大輔こと伊藤英明さんは岐阜県出身で、その恋人(?)の伊沢環菜こと加藤あいさんは愛知県出身。二人とも私(愛知県)と同じ東海地区出身なので、ついつい応援してしまいます。今回大輔とバディを組むことになった、潜水士エリートの特殊救難隊である池澤真樹(仲村トオル)は、徐々に大輔を認め始めて良きバディになっていくのかな。下川いわお(時任三郎)や勝田孝太郎艦長(夏八木勲)他の面々も良いですね。主要キャスト・脚本家・監督等が映画版と同じだし、収録には海上保安庁の全面協力があるそうだし、ドラマとして安定して見ていけられそうです!

先に「映画版」を見て、ドラマ版をもっと楽しもうと思います!

●ドラマ
「OCEAN」
・主題歌「OCEAN」(B’z)
・「海猿」オリジナル・サウンドトラック

●原作コミックス&映画
「海猿 (1)」 映画「海猿」
・原作コミックス「海猿」(原作・佐藤秀峰/原案&取材・小森陽一)
・映画「海猿」(伊藤英明、加藤あい、他出演)
・「海猿」オリジナル・サウンドトラック

○原作・佐藤秀峰の代表作「ブラックジャックによろしく」(私のオススメ!)
「ブラックジャックによろしく (1)」 「ブラックジャックによろしく」DVD-BOX ブラックジャックによろしく 涙のがん病棟編
・原作コミックス「ブラックジャックによろしく」(原作・佐藤秀峰)
・ドラマ「ブラックジャックによろしく」DVD-BOX
・ドラマ「ブラックジャックによろしく 涙のがん病棟編」

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2005.07.18

スローダンス・第1~3話

W主演の妻夫木聡くんと深津絵里さんは両人とも大ファン。広末涼子さんは結婚・出産を経て連続ドラマの久々復帰。そして「月9」主題歌を手掛けるのが初めてとなる福山雅治さんは、その書き下ろし曲「東京」が通算20枚目のシングルになるという記念付き。これだけの要素だけでも期待してしまう「スローダンス」。さあどんなステップで楽しませてくれるのか? Shall we ダンス?

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「スローダンス」
第1話「夏の恋が始まる」

夢を捨てきれない男と、強気だが恋に奥手な女の恋模様。自動車教習所で働く理一(りいち・妻夫木聡)は、高校時代の教育実習生・衣咲(いさき・深津絵里)と再会。そこから衣咲の後輩・実乃(みの・広末涼子)や理一の友人・幸平(田中圭)を交え、4人は親しくなる。衣咲が婚約者と別れたと知った理一は、高校時代に衣咲の言葉に励まされたことを明かす。

第2話「うっかりデート!」

理一(りいち・妻夫木聡)は、恋人に振られた衣咲(いさき・深津絵里)を慰めたお礼に、ディナークルーズのチケットをもらった。理一は数日前に再会した元彼女の歩美(小林麻央)を誘おうとするが、携帯番号が変わってしまい連絡が取れない。そんな中、チケットが惜しくなった衣咲は、返してもらおうと理一の家を訪れ、理一の兄・英介(藤木直人)と出会う。

第3話「キスと接点」

理一(りいち・妻夫木聡)は、昔の彼女・歩美(小林麻央)がいまだに英介(藤木直人)のことを好きだと勘違いしていた。歩美に未練のある理一は、教習所に来た衣咲(いさき・深津絵里)に英介のことを聞かれて思わず不機嫌に。そんな中、理一は、幸平(田中圭)から映画を撮るよう誘われるが、試験があるからと断る。数日後、理一は衣咲と偶然に会い、運転を教える。

えーっと・・・このドラマはいったい、どう工夫して見ていけば良いんでしょう?(苦笑) 見れば見るほど、退屈になってくるんです。自分がダンスステップ(ストーリーのテンポ)についていけてない・・・っていうか“ツマラナイ路線”を歩んでる? 映画監督に憧れつつも、現在は自動車教習所の教官でいる芹沢理一。一度は教師を目指しつつも、現在はアパレルメーカーの路面店で店長を勤める牧野衣咲。二人は過去に「教育実習生(衣咲)と生徒(理一)」という関係があり、現在は「教官(理一)と教習生(衣咲)」という逆転関係。そんな二人がやがて恋に落ちて・・・となると思うんだけど、現状は何かと意見が合わずケンカばかりでほぼ進展無し。スローだなあ・・・(笑)。

ところでこの二人、妻夫木聡くんと深津絵里さんだけど、ドラマ外でも間接的に関係があるんですね。それは「KDDI」系のCMキャラクター歴があるということ。妻夫木くんは「au」のCMで、深津さんは「DION」のCMで、それぞれ活躍しました。深津さんについては、空港で華麗なダンスを踊るCMでも有名だけど、覚えているかなあ? あの時は見事だったなあ、今回も華麗に振舞ってもらえないだろうか?

それでは、主な登場人物についてコメントしたいと思います。

・芹沢理一(妻夫木聡)
何事も「リーチ(一歩手前)」の男。人を責めたり優柔不断になることもしばしば。妻夫木くんがタバコを吸うシーンは初めて見たかな。今後たくましくなっていけば良いと思う。あと、自動車教習所の教官なのだから、それにちなんだナレーションがあったら面白かったかも。「僕は彼女を見て急ブレーキを踏んだ」とか「君との距離が縮まるようにアクセル全開だ」とか。他は書けないようなセリフしか浮かばないけど、書いていて恥ずかしくなるな(笑)。っていうか、こんなセリフがあると引くか・・・。

・牧野衣咲(深津絵里)
何かとグチグチ言うキャラが引っかかるんだよね。なんか、かつての月9ドラマ「いつもふたりで」を思い出しましたよ。初回数話でグチグチ言う口調によって一気に悪印象を植え付けた、谷町瑞穂(松たか子)的なウザさが妙に似ていて・・・。

・小池実乃(広末涼子)
衣咲の部下だけど、本人はママになっても演技力やキャラは変わらず、若干拍子抜け。

・芹沢英介(藤木直人)
理一の兄だけど、本人はまあ良いとして、キャラの設定が無茶というか何というか。

・長谷部幸平(田中圭)&木田貴司(西野亮廣・キングコング)
今のところ頑張っているという感じ。いまだに学生っぽいところもあり?

・八嶋優太(小泉孝太郎)
衣咲の会社の営業マン。何度かあんな役を見ているから、もう慣れた(笑)。

・園田雪絵(蛯原友里)
この人をまともに見るのは初めて。英介と微妙に絡むけど、まだ不明点が多い。

・広瀬歩美(小林麻央)
「理一の元カノ役」に意義あり! 演技力は、予想以上にイケてない。まだ早かった?

うーん、どうもマイナス要素が目立ってしまう。この先の展開に期待したいところだけど、確実に何かを変えていかないと、印象にも残らない結果になるかも。スローじゃなくて、もっとクイック、クイック! ターンもしていこうよ!

●ドラマ
「スローダンス」オリジナル・サウンドトラック
・「スローダンス」オリジナル・サウンドトラック
・主題歌「東京」(福山雅治)

●妻夫木聡くん主演ドラマの私的No.1ドラマ「オレンジデイズ」
「オレンジデイズ」DVD-BOX
○関連カテゴリ「オレンジデイズ」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/orangedays/
○関連サイト「オレンジデイズノート」
http://homepage1.nifty.com/sodey/adstv/orange/odnote/

●深津絵里さん主演ドラマの私的No.1ドラマ「恋ノチカラ」
「恋ノチカラ」DVD-BOX

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2005.07.17

いま、会いにゆきます・第1~3話

2004年秋に映画化されて話題を呼んだ小説が、このたびTBS系「日曜劇場」にてドラマ化されました。ネームバリューは充分にあるので、後は映画に負けない勢いの作品作りが見ものになりそうです。「いま、見にゆきます」。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「いま、会いにゆきます」
第1話「6週間の奇跡」

6週間という期限付きで生き返った亡き妻と、父子2人の、家族の絆を描く。1年前に妻・澪(みお・ミムラ)を亡くした巧(たくみ・成宮寛貴)は息子・佑司(武井証)と暮らしていた。澪は生前、「雨の季節にお母さんが帰って来る」という内容の絵本を描き、佑司に送っていた。そして、季節は梅雨に。巧と佑司は、森で奇跡的に澪と出会う。

第2話「授業参観」

巧(たくみ・成宮寛貴)の家に、死んだはずの澪(みお・ミムラ)が記憶喪失で戻ってきた。佑司(武井証)は、澪にも授業参観に来てほしいと願うが、巧は自分が行くので澪が戻ってきたことは内証にしているよう言い聞かせる。が、巧は急な仕事で授業参観に行けないことに。そんな中、買い物に出かけた澪は、店の人から佑司の小学校で授業参観があることを聞く。

第3話「約束」

巧(たくみ・成宮寛貴)と佑司(武井証)は、澪(みお・ミムラ)が元気で暮らせるように心配をかけないと誓った。ある日、佑司のクラスに博史(吉田理恩)が転入してくる。佑司は友達ができたと喜ぶが、博史に教室の水槽を割った犯人だと周囲にうそをつかれ、ショックを受ける。巧は仕事のミスに追われる中、佑司が博史を突き飛ばしたと学校に呼び出される。

※最初に言っておきますが、原作小説や映画は今日現在「未見状態」です。

私の歪んだ試聴前の印象としては、セカチュー(世界の中心で、愛をさけぶ)の類似作品?」という扱いでした(苦笑)。だって、セカチューが話題になった後だったし、「○○、△△」ってタイトルが似過ぎているし、同じようにTBS系ドラマになったし、理由はたくさん。でも内容が全く違うっていうことは、ちゃんと分かっていましたって(威張ることではない?)。心を入れ替えて、初回話から第3話まで見てきたつもりです。

しかし! 何だろう、この脱力感は・・・。「雨降りシーンが多用される、静かで独特な世界」は、見ている私も何だか湿っぽい気分になってしまいました。観賞における感動よりは、感傷に浸る方が強いかな。期待していた作品だけに、次回を楽しみにする気持ちもどうも薄れがち。「いま会い」って、こんなものだったの? いや違う、この作品は映画と同じで数時間内にストーリーを押し込んだ方が良いと、映画を未見だとしても思うんだよね・・・。

なにはともあれ、ストーリーの感想。亡くなった妻が、生前に描き残した絵本での言葉通り、1年後・雨の季節に帰ってくる。しかし、かつての記憶は無かった・・・。こんな切ない再会の下で展開される6週間の出来事は、うれしくもあり、悲しくもあり。しかし、現時点ではやっぱり感動するものが少なかった・・・。こんな切ない出会いの下で展開させる3ヶ月のドラマレビューは、難しくもあり、リタイア心もあり。以上により、ストーリーの本質的な感想はほとんど語れず。ああ、この先大丈夫かな、自分・・・。

気になる所としては、秋穂巧(あいおたくみ)が成人後(成宮寛貴)と少年期(福本有希)で利き腕が違うこと。秋穂澪(あいおみお)も成人後(ミムラ)と少女期(黒川智花)で利き腕が違うこと。プラスしてホクロの位置が違うこと。この辺はキャスティング依存だけど(笑)。秋穂佑司(あいおゆうじ)こと武井証くんの起用は映画版と同じですね。作品慣れしているのもあってか、セリフの発言がハキハキしていてよろしい! 後は何だろう? 原作や映画には出てこない澪の母親・榎田涼子(三田佳子)の存在が気になるかな。それから「かなりうまいケーキ屋」の菊池夫妻について。頭髪とヒゲがもっさりしている菊地俊輔(生瀬勝久)と不妊治療で悩む菊地あすか(中井美穂)。「菊地俊輔」っていったら、「ドラえもん」とか「仮面ライダー」のテーマ曲を手掛ける名作曲家・菊地俊輔さんと同姓同名ですよ? あすかこと中井美穂さんは久々のドラマ出演になるけど、この夏は「世界陸上」のキャスター姿の方がきっと目立ちますよ? うーん、大丈夫かな、総括するとちょっと不安・・・。

それで主題歌! ORANGE RANGE(オレンジレンジ)の「キズナ」なんだけど、「沖縄の楽器を使った、情景の浮かぶような歌」にしては、音程がいっぱいいっぱいで聴き応えが無いなんて。映画版では同じORANGE RANGEの「花」が主題歌になったけど、メインキーを同じ(Cメジャー)にした曲「キズナ」をもって、ドラマ版でも安易に主題歌を担当させるなんて。「アンチ・オレンジレンジ」を克服したつもりなのに、その度合いさえ微妙になってきました。せっかく嫌いでは無くなったのに・・・。

というわけで、期待作であっただけに期待を裏切られた感もあって、現時点では「悪評価」という結果です。読んでくれた「いま会い」ファンの皆さん、悪い気にさせてごめんなさい。なるべく良い方向で書きたいものなんだけど、やはり無理してそう書くことができず、率直に本音をぶつけてしまいました。まあ梅雨明け前後ということだし、今後は現実の暑さと相殺して心地良く見られるようになるのかな? そんなことを期待しつつ、もう少し様子を見ていくことにします。「いま、“熱心に”見にゆきます」という気にさせてくれたら・・・。

先に「映画版」を見てしまおうと思います。やっぱ歪んでる自分。 (^_^;)

●「あずスタ」実話系短編記事・3部作「いま当て~ジョージア懸賞~」
○前編・ジョージア懸賞「いま、当てにゆきます」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/12/post_10.html
○中編・ジョージア懸賞「いま、当たりました」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/02/post_10.html
○後編・ジョージア懸賞「いま、届きました」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/03/post_27.html
○主題歌?・ミスターチルドレンジレンジ「花」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/02/post_14.html

●ドラマ

・主題歌「キズナ」(ORANGE RANGE)
・「いま、会いにゆきます」オリジナル・サウンドトラック

●原作小説&映画
小説「いま、会いにゆきます」 映画「いま、会いにゆきます」 主題歌「花」
・原作小説「いま、会いにゆきます」(市川拓司)
・映画「いま、会いにゆきます」(竹内結子、中村獅童、他出演)
・主題歌「花」(ORANGE RANGE)
「いま、会いにゆきます」オリジナル・サウンドトラック

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2005.07.16

女王の教室・第1~3話

2005年の夏ドラマが続々とスタートしています! 既に半月ほど経ちましたが、そろそろここでもドラマレビューを始めていきたいと思います。まずは、こちら東海地区では最初のスタートを切った、賛否両論の話題作「女王の教室」から!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「女王の教室」
第1話「悪魔のような鬼教師に戦いを挑んだ六年生の一年間の記録!」

冷酷無比だが一流の女性教師と生徒の交流を描く。6年生に進級した和美(志田未来)の担任が、赴任したばかりの冷徹教師・阿久津(天海祐希)に決まる。阿久津は突然テストを実施し、点数の悪いニ人をすべての雑用をこなす代表委員にすると宣言。和美はあまりの緊張から0点を取り、お調子者の由介(松川尚瑠輝)と担当することに。

第2話「鬼教師の目に涙!?子役の秘められた過去と哀しい友情の告白!」

阿久津(天海祐希)が、和美(志田未来)をかばったクラスメートのひかる(福田麻由子)に“代表委員”を押し付ける。和美は阿久津にひかるを許すよう頼むが、阿久津は、授業中は成績上位の2名としか話さないとあしらう。そんな中、阿久津に耐えかねた恵里花(梶原ひかり)が、阿久津の行いを母(黒田福美)に言いつけ、学校に抗議してもらう。

第3話「親友・裏切り・涙。小学校最後の思い出…先生お願い、私に踊らせて!」

開校記念日を祝う会で、阿久津(天海祐希)のクラスは創作ダンスをやることに。阿久津はリズム感の悪い馬場(永井杏)に厳しく当たり、トレーニングと称して居残りのぞうきん掛けを命じる。それでも馬場は必死で練習をするが、阿久津に本番は来なくていい、と言われてぼうぜん。怒った和美(志田未来)は、クラス全員でのボイコットを提案する。

はは~んなるほど~、こりゃあヤバいわ~(苦笑)。っていうか、サブタイトルが長い! 女教師・阿久津の「絶対服従せよ。さもなくば、罰を受けよ。」という精神がまず怖ぇ~。でも実際に話を聞いていると、正論に思えることも言っていたりする。それって、見ている私も“阿久津マジック”でマインドコントロールされているんだろうか? いや、それが違うんだな。私が小・中学生の時、あそこまで冷徹ではなく罰なんて与えないにしても、「絶対服従らしき心」を執拗に押し付けてくる教師が実際にいたんですよ。それはもう辛い日々を過ごしたものだけど、でも冷静に考えるとやっぱり正論であることしか言っていなかったり。そんなこんなで、私のトラウマを突かれているようで・・・つい見てしまうのであった(笑)。

さて、ストーリーについては、言うまでも無く賛否両論が激しいでしょうね。特にPTAはカンカン? 公式サイトの掲示板には、メッセージが12,000件という異例の数にまで達しているらしく、何にしても注目度は上がっているのは確か。視聴率の推移もそれを物語っているようですね。過激なストーリーに過激なセリフ。当初は「一教師×生徒軍」というバトルが繰り広げられるものだと勘違いしていたけど、さてさてこれからどうなっていくことやら・・・。

それでは、主な登場人物についてコメントしたいと思います。

・阿久津真矢(天海祐希)
そのスタイルは、「完璧な女」というイメージが強い。しかし、まあ見事に“ダークネス・イリュージョン”的パワーを放ちまくっている。天海さんと言えば、ちょうど一年前に同じ日テレ系で「ラストプレゼント」の主演を担当したし、前クールはフジテレビ系「離婚弁護士II」でやはり主演を担当し、頼れる女性弁護士を熱演したばかり。それらに次いでまたもや主演、しかし今回はあのような役ですか? 私的には、今まで見たことが無い役どころですね・・・。

・神田章子(羽田美智子)&神田武(尾美としのり)
夫の方からやんわりと妻を責める形で、微妙に夫婦仲が悪い。温和な章子が、いつか豹変しそうだ。武は・・・いや尾美さんは、今回はクドカン的キャラではないな。まあ、当然だけど・・・。

・神田和美(志田未来)&神田優(夏帆)
“妹・姉”の順で、妹は生徒軍の視点的役割。初回話からかなり気になっているのが、和美っていうか未来ちゃんの“過剰な演技”なんですよ~。驚くシーンで目を見開く時なんかは、「超~っと、わざとらしい?」と思ったり。それでいて、「てへっ!」みたいなお茶目な一面も見せたり。親・“イボリー”にして子・“てへっ!”娘か・・・。“マンハッタン”してるなあ、和美の将来はタクドル?(謎) 出来の良い姉・優を暗に妬む辺りで、何かが起こるはず、何かが・・・。

・進藤ひかる(福田麻由子)&田中桃(伊藤沙莉)&馬場久子(永井杏)
麻由子ちゃんは「ラストプレゼント」の歩、沙莉(さいり)ちゃんは「14ヶ月」のナツキ、杏ちゃんは「瑠璃の島」のいっちゃん(いずみ)。いずれも過去の日テレドラマで脚光を浴びたということで、「日テレ系☆子役ユニット(名前募集?)」と勝手に決めさせてもらおう(笑)。麻由子ちゃんについては、その出演ドラマで天海さんと親子だったけど、今度は敵対しちゃうわけ? このユニットは和美とも絡んでいくんだけど、“今日の友は明日の敵”になっていたりで怖い。「仲良きことは美しき哉」であってほしいんだけど・・・。

・天童しおり(原沙知絵)
彼女のおかげで、「一人カラオケ」の面白みを私に代わって広めてくれそうだ(笑)。

・真鍋由介(松川尚瑠輝)
男子で唯一目立つおちゃらけ生徒。わざわざ別で紹介しました。だから、何かネタ見せて?

こんなところで、最後にもう一つ! 毎話のエンディングは、「ロケお疲れ~、ねぇ、ちょっと校庭で踊っていかない?」みたいな明るいダンスシーン!(笑) そして、共演者たちも何組かに分かれてEXILEの主題歌「EXIT」を口ずさむという明るい雰囲気! 校長役の泉谷しげるさんが、歌詞通りハモっていなくて微妙に気になるけど(笑)。これはたぶん、ストーリーがあまりにダークなもんだから、「せめてエンディングで嫌悪感を明るく吹き飛ばしちゃおう!」みたいな働きかけ? っていうか、そのようにしか思えん! 天海さんもイメージダウンにならぬよう、得意のダンスを明るく披露しちゃってるとか? 確かに笑顔で活き活きとしてるもんね。もう、若い子好き~!(何かのドラマで聞いたセリフ?)

脚本の遊川和彦さんも、今回は思い切ったものを書いていますね。しつこく賛否両論の話を書いてきたけど、話題性はとにかくたっぷりあるので、なるべく毎話見てなるべくレビューも書いていきたいと思います!

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2005.07.15

ミスチル・CDTVで「ランニングハイ」披露

ミスチルことMr.Childrenが、7/13深夜(日付は7/14)放送のTBS系「CDTV」に出演! 新曲「ランニングハイ」が聴けました! 関東地区他での7/16深夜(日付は7/17)の放送分が、こちら東海地区では翌週の水曜深夜に放送されるため、数日遅れでようやく見られたというわけです。

「四次元 Four Dimensions」
ニューシングル「四次元 Four Dimensions」(「ランニングハイ」収録・6/29発売)

ちなみに、ミスチルのCDTV出演は、東海地区では2004/06/09深夜(日付は6/10)にあの名曲「Sign」を披露した日以来になります。その頃から「翌週の水曜深夜放送」は変わっていないという・・・(苦笑)。

○関連記事「ミスチル・CDTV&MD&楽譜本」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/06/post_9.html

この日のランキングでは、ニューシングル「四次元 Four Dimensions」が初登場1位! ミスチルのメンバー全員が、白いアンダーシャツに黒いジャケットという格好で登場しました。おっと違った、JENだけ黒のTシャツだったか。1位の喜びを笑いながら語った後、すぐにゲストライブへ入りました。てっきり「未来」か「and I love you」が歌われると思っていたけど、実際は「ランニングハイ」でした。この曲は今夏上映される映画「フライ,ダディ,フライ」の主題歌で、先日7/09にその映画が全国公開されたため、タイムリーな選曲にしたのでしょうか。まあどの曲だとしても、テレビでミスチルを見られるのだから良しとしましょうか。いよいよ「ランニングハイ」が披露されました!

「テレビバージョン」の構成は、以前の「僕らの音楽 OUR MUSIC 2」出演時と同じで、「イントロ・1番Aメロ・Bメロ・サビ・2番Aメロ・Bメロ・サビ」という構成で、最後で無音になる終わり方も同じでした。桜井さんはほとんどずっと目を閉じて熱唱していて、途中で力強く歌い放つ時だけ一瞬目を開けたりして、最後「まぁ それもそうだなぁ」で締めた後は目を閉じたまま鼻の穴をピクピク動かしていました。また髪型が変だったJENも目を閉じて口ずさんでいて、田原さんや中川さんはいつも通り淡々と演奏をこなしていました。スタジオのセットについては、奥行きのある空間に何やらオブジェがあって、最後の方は赤い葉っぱのようなものを散らしていました。大きな変化は特に無く、どちらかと言えば地味な感じだったかな。

それにしても、この歌は実際に歌ってみると結構難しそうだなぁ。一度カラオケで挑戦してみようかなぁ。そういえば、「ヨーイドン」だけはテレビで演奏しているのを見たことが無いなぁ。一度見てみたいんだけど実現に至るかなぁ。子供向けを意識しているから優先度は低いだろうなぁ。まぁ、それもそうだなぁ・・・(この言葉で結びたかっただけです)。

ミスチル、今日もありがとうっ! \(^o^)/

05051503
「四次元 Four Dimensions」

○関連記事『ミスチル・僕らの音楽で「ランニングハイ」他披露』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/07/post_e3f8.html
○関連記事『ミスチル・シングル「四次元 Four Dimensions」の発売決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/04/post_751a.html

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2005.07.14

「愛・地球博」レポート[1-9]・記念写真館&あとがき

ここは、後日「記念写真館」にする予定です。今は公開できるものだけ。
今後さらに増やす予定なので、また後日チェックしてくださいね!

[記事リンク] 【0】【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】



モリゾーとキッコロのオブジェ


日立グループ館


トヨタグループ館


※今後何度か見直しをした後、この下に「あとがき~エピローグ編~」を書く予定です。

以上、「愛・地球博」のレポート・第1弾は、いかがだったでしょうか?

→トップ記事へどうぞ!

※全レポートの感想コメント・質問受付は、トップ記事でのみ行います!


[記事リンク] 【0】【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】

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「愛・地球博」レポート[1-8]・トヨタグループ館~退場

「愛・地球博」レポート・第1弾  8. 【企業パビリオンゾーン・2】

[記事リンク] 【0】【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】


○トヨタグループ館→退場→帰宅[18:30~23:00]

↓(徒歩移動)

18:40~21:00 トヨタグループ館

21:00~23:00 退場→リニモ・万博会場駅→万博八草駅
      →(乗換え)→愛知環状鉄道・万博八草駅→愛知環状鉄道の某駅
      →某店で外食→車で自宅到着

『トヨタグループ館@企業パビリオンゾーン~地元民談・信じて良かった』
●コンセプト『21世紀の「モビリティの夢、楽しさ、感動」』
○「愛・地球博」公式サイト内「トヨタグループ館」
http://www.expo2005.or.jp/jp/C0/C3/C3.7/C3.7.6/
○関連サイト・「EXPO 2005 TOYOTA GROUP PAVILION Official Site」
http://expo.toyota-g.com/

北ゲートに戻ったということで、近くにある企業パビリオンゾーンへ再び行ってみました。「トヨタグループ館」の入場を諦めてから約1時間半。どこか諦めきれない気持ちがあって向かってみると・・・なんと行列に並べばまだ入れるとのことでした! しかしある条件が係員によって告げられました。「最終公演までに何かトラブルが発生した場合、今からせっかく並んでも公演中止で見られなくなる可能性がある」といったものでした。何が起こるか分からない中で、事前にマイナスの可能性を告知し、承諾した上で並ばせるスタイルは良いと思いました。これならトラブルが発生しても文句は言えないわけだし? 最終公演まで約2時間。ここで私は、告知の件を承諾した上で待ち行列に並びました。当初から行く予定だったパビリオンはここ以外全て回ったし、もうかなり疲れていて歩くのも辛くなってきた頃だったので、この待ち行列で大休憩しながら「今回はここで締めよう」と考えたのでした。

ここで、当日予約無しの場合における私からの一言アドバイス! 企業パビリオンゾーンでは、隣り合わせになっている「トヨタグループ館(左側)」と「日立グループ館(右側)」の2つのパビリオンがやはり大人気。どちらも行きたい気持ちはあるでしょうけど(当然私もです)、2つを連続して並ぶことだけはやめた方が良いです。朝・昼のうちに2回も長時間並ぶくらいなら、体力が有り余っているうちにあちこちへ動いて楽しんだ方が絶対良いです。遅くまでいられることを前提にした場合、2つへの入場を「朝・昼の部」と「夕方の部」に大きく分けた方が良いですね。これは「大きな楽しみを大きく2分させる」という意味も含まれています。それでは、どちらを先に行った方が良いか? 私は迷わず「日立グループ館」の優先をオススメします! 「日立グループ館」は入場者を順次入場していくのに対して、「トヨタグループ館」は一回の公演で大人数の約800人を入れ、30分の公演時間毎に次の入場者を入場させます。これを「入場待ち」として考えると、「日立グループ館」では常に歩いて進まなければならないのに対して、「トヨタグループ館」は30分の公演の間はある程度静止状態が保てるため、地面に座って待機することが暗黙の了解で許されているんです。つまり、先に「日立グループ館」に入っておいて、あちこちのパビリオンに行ったりして疲れるほど歩き回った後で「トヨタグループ館」へ行けば、そこで待ちながらゆっくり休めるということですね。「日立(あるいは他の人気パビリオン)が先、トヨタは後」。私が体験した上で語れる、私なりのアドバイスです!

最終公演までの約2時間は、早かったような、遅かったような。適当に会話したり、パビリオンの写真を撮ったり、これまでにもらってきたパンフや冊子を見ているうちに、最終公演間近にまで迫りました。先着順に複数の扉の前へ振り分けて導かれ、入場時刻になったらそのまま中へ導かれました。中は観客席付きの小型のスケートリンクのようになっていて、かなりの大人数が収容できるようになっていました。私は最終公演の大行列の中では割と前の方にいたので、パビリオン入場後は地面に近い位置の座席を確保できました。そして、30分の公演がスタート!

タイトルは「MOVE LIVE」。「ウエルカムショー」と「メインショー」の2部構成です。まずは「ウエルカムショー」。ヒップホップ系のMC(司会者)が登場して、2足歩行のロボットと楽しい掛け合いをしたかと思えば、ロボットの楽器演奏団が一斉にやってきます。トランペットを吹く2足歩行のロボットが3台、ドラムを叩いたりトロンボーン等を吹く車輪走行型ロボットが4台、DJロボットが1台の計8台で構成されているんだけど、館内放送ではなくその場で本当に音を鳴らしているのだからびっくり! 特にドラムロボットは、機械制御ならではの正確な刻みが行えることもあって、私はかなり注目していました。演奏する曲は「聖者の行進」。2足歩行のロボットたちはその場でゆらゆらと揺れながら演奏し、他の車輪走行型ロボットたちは車輪で動き回りながら演奏して、楽しかったです!

その後「メインショー」へ。高い天井で何か白い布が揺れていると思えば、なんと白い衣装の人間が舞い降りてきます。サーカスさながらのパフォーマンスを見せた後、10人くらいの子供のダンサーたちが現れて、一人乗りの未来コンセプトビークル「i-unit(アイユニット)」が12台、搭乗歩行型ロボット「i-foot(アイフット)」が1台登場し、一緒になってパフォーマンスを披露しました。途中床から火が出たりして演出も細かいんだけど、同じようなバリエーションが続いたこととこれまでの疲れのせいで、ちょっとだけ眠ってしまいました(苦笑)。それでも、パフォーマンスそのものは元気一杯で良かったですね。私的には、申し訳無いけど「メインショー」より「ウエルカムショー」の方が好きでした。そんなわけで、「さすがは地元企業・トヨタ」ということで、一度は諦めたけど無事見られて良かった~!

「トヨタグループ館」の評価【★★★★☆】

『またいつか行くよ、「愛・地球博」へ!』
気が付けば21:00。これにて今回の「愛・地球博」巡りは終了とし、帰宅することにしました。この頃になると、リニモの乗車を待つ長い行列ができているので、もう一踏ん張り! 当然ながら名古屋・藤が丘方面行きの行列の方が長く、万博八草方面行きの方は割とスムーズに行けました。リニモから愛環の乗換えも切れ目無く行けて、退場後は行きに乗り始めた駅へ最速で到着できました。今回の強みは、何といっても「交通手段で待ち時間無く実にスムーズに行き来できたこと」ですね。信じられないくらい上手くいきました!

→次のレポートへ

※全レポートの感想コメント・質問受付は、トップ記事でのみ行います!


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「愛・地球博」レポート[1-7]・キッコロゴンドラ~イギリス館~ロシア館~IMTS

「愛・地球博」レポート・第1弾  7. 【グローバル・コモン4】

[記事リンク] 【0】【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】


○キッコロゴンドラ(南へ)→イギリス館
 →ロシア館→IMTS(北へ)[17:00~18:30]

↓(徒歩移動&トヨタグループ館の状況把握)

17:00~17:10 キッコロゴンドラ・北駅→南駅

↓(徒歩移動)

17:20~17:40 イギリス館

17:40~18:00 ロシア館

↓(小休憩)

18:20~18:30 IMTS・EXPOドーム駅→北ゲート駅

『トヨタグループ館の状況をチラ見』
この日どうしても行きたかった、企業パビリオンゾーンの人気パビリオン「トヨタグループ館」の予約・行列状況を把握しに、全長2.6km・幅約21mでバリアフリーな空中回廊「グローバル・ループ」を歩きながらそこへ向かいました。ここは「夕方から行けば予約無しでも余裕で入れる」という事前情報をキャッチしていたので、元々後回しにしていました。17:00までの公演は整理券が必須で、その後20:20の最終公演までは整理券無しの先着順で、定員になり次第入場不可になるんだけど、情報掲示板を見ると既に最終公演入りの待ち行列ができていました! 最終公演の開始時刻まで3時間以上。頑張って行列に並ぶべきか、残念ながら諦めるべきか、それが問題だ・・・(シェークスピア作「ハムレット」の名セリフ風に)。ここで私が下した判断は、後者の「残念ながら諦める」でした。だって3時間もあるのなら、他の面白そうなパビリオンを回った方が良いじゃない? 事前に予約で動かなかったのも悪いけど、とにかく今回は諦めることにしました。この時点では、ですが・・・。

○「愛・地球博」公式サイト内「グローバル・ループ」
http://www.expo2005.or.jp/jp/C0/C3/C3.3/
○「愛・地球博」公式サイト内「グローバル・ループについて」
http://www.expo2005.or.jp/jp/C0/C3/C3.3/C3.3.1/

『キッコロゴンドラで一気に南へ』
○「愛・地球博」公式サイト内「モリゾー・ゴンドラ、キッコロ・ゴンドラ」
http://www.expo2005.or.jp/jp/A0/A9/A9.3/

長久手会場はとにかく広いため、遠方への移動手段は乗り物の利用が一番。その中でも、会場内に入場した時から気になっていたのが、南の方へ向かう空中移動手段「キッコロゴンドラ」でした。会場全体を空から一望できるのがポイントで、ゆったりとした気分で空中散歩を楽しめる乗り物です。この「キッコロゴンドラ」は有料だけど、瀬戸会場へ行けるゴンドラ「モリゾーゴンドラ」はなんと無料! しかし今回は長久手会場のみを回ることにしていたため、「モリゾーゴンドラ」は乗りませんでした。話を戻して、大人\600・小人\300のチケットを購入した後、キッコロゴンドラに乗り込みました。ゴンドラそのものはスキーで乗り慣れているので、特に怖くはありませんでした。徐行が続いた後で一気に加速。おぉ~、本当に会場全体が一望できる~! センターゾーンの真上を通過するコースで、どこを見ても楽しめました。そのセンターゾーンの中央にある「愛・地球広場」では舞台演劇が行われていたんだけど、キッコロゴンドラから見るとその舞台裏もバッチリ見られてなかなか面白いです。ピョンピョン飛び跳ねて出番を待っている人もいたなあ。そのまま進むと、左方向・東方面の森の中にある、あの「サツキとメイの家」の赤い屋根が見えてきます。今回は行く予定ではなかったけど(予約殺到で入れない状態だったけど)、とりあえず位置だけは確認できました。やがて地上に向かって下り始め、南駅で降りました。「乗る価値あり」という感想でしたね。

『イギリス館@グローバル・コモン4~イギリス旅行を思い出す?』
●コンセプト「自然からのインスピレーション」
○「愛・地球博」公式サイト内「イギリス館」
http://www.expo2005.or.jp/jp/A0/A9/A9.3/
○関連サイト「UK at Aichi Expo 2005」
http://www.my-earth.org.uk/

南へ行ってまず目立つのが「EXPOドーム」。開会式、閉会式、大型イベント等が行われる半屋外型のメインイベント会場なんだけど、既に夕方だったせいかイベントは特に無く消灯されていました。そこで、「グローバル・コモン4」内にある「イギリス館」へ向かいました。学生時代に卒業旅行で行ったことのある国で、当日着ていったTシャツはイギリスの島形と国旗がプリントされているもの。“自称イギリス好き”の私にとっては「訪れるべき場所」でした(笑)。混雑の様子は全く無く、すぐに中へ入れました。内容は「ガーデンとアート」ということで、「多くの植物が植えられた庭園」と「科学を楽しむアート空間」があったんだけど、これがちょっとイマイチ? アート空間の方では、レバーをガチャガチャ動かすとモニター内で壁に張り付いたヤモリがピタピタと歩くものがあったんだけど、高速&フルパワーでガチャガチャやっていたら、英国の係員に「そんなに動かさなくても良いよ」みたいに言われてしまいました(苦笑)。「ああ、やれやれ」といった感じで、“自称イギリス好き”の私にとっては「無理して訪れなくてもよい場所」となりました(苦笑)。っていうか、ここは女性に人気があるようで、笑顔があちらこちらで見られました。はい、女性向きですよ!(必死のフォロー)

「イギリス館」の評価【★★☆☆☆】

『ロシア館@グローバル・コモン4~工夫次第では面白くなるのに?』
●コンセプト「人智圏の調和」
○「愛・地球博」公式サイト内「ロシア館」
http://www.expo2005.or.jp/jp/C0/C3/C3.13/C3.13.15/

イギリス館のすぐ近くにあるロシア館へ。これは事前にチェック済みだったんだけど、実はロシア館にもマンモスがいるんです! 「マンモスラボ」のマンモスとは違って原寸骨格なんだけど、全身がちゃんとあってしっかり立っているんです。巨大な牙が左右非対称に伸びていて、結構迫力がありました。また、そのすぐ横にちっちゃいマンモスもいて、そちらも人気がありました。多くの人が記念撮影を楽しんでいましたよ。他には、水晶他の石や宇宙開発の紹介等があったけど、それらは普通に楽しめる程度で終わりました。ここはやっぱり原寸骨格のマンモスが見ものです! ウォッカ大飲み大会や、コサックダンス大会や、本場テトリス大会や、ロシアンルーレット大会等があったら、入場客は倍増しただろうなあ・・・。でも「愛・地球博」の基本テーマからは随分離れてしまいますね(苦笑)。

「ロシア館」の評価【★★★☆☆】

『IMTSでゆっくり北へ』
○「愛・地球博」公式サイト内「IMTS(インテリジェント・マルチモード・トランジット・システム)」
http://www.expo2005.or.jp/jp/A0/A9/A9.1/

長久手会場を北へ南へ移動する手段は、「キッコロゴンドラ」だけではありません。地上を走る「IMTS」があります。これは圧縮天然ガスで走る自動運転の大型低公害バスなんだけど、どちらかと言うとバスよりは電車に近い感じでした。「キッコロゴンドラ」の空中散歩が高くて怖い人は、こちらを選ぶと良いでしょう。チケットも大人\200・小人\100と安めです。次のIMTSが来るまで近くのベンチで小休憩していたけど、来る前には行列に並んでおかないと定員オーバーで乗れなくなることも有り得るのでご注意を。これに乗って、EXPOドーム駅からゆっくり北ゲート駅へ向かいました。乗り心地はなかなか良くて、どれほど良いかと言うと、私が安心してうたた寝するくらい(笑)。というわけで、入場時にふと思い付いた「ニシエヒガシエ」とは対照的に、「キタエミナミエ」も実現に至りました。あっ、そういえば今回「ニシ(西)」方面には行かなかったなあ・・・。

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2005.07.13

「愛・地球博」レポート[1-6]・国際赤十字・赤新月館~タンゴショー~アメリカ館

「愛・地球博」レポート・第1弾  6. 【グローバル・コモン2】

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○国際赤十字・赤新月館→アルゼンチンのタンゴショー
 →アメリカ館[13:40~16:30]

↓(徒歩移動&小休憩)

14:00~15:00 国際赤十字・赤新月館

↓(小休憩)

15:20~16:00 アルゼンチンのタンゴショー(野外ステージ)

16:00~16:30 アメリカ館

『国際赤十字・赤新月館@グローバル・コモン2~タガタメ、セカイヘイワノタメ』
○「愛・地球博」公式サイト内「国際赤十字・赤新月館」
http://www.expo2005.or.jp/jp/C0/C3/C3.11/C3.11.11/
○関連サイト・Mr.Children公式サイト内・関連記事(2005/03/01)
http://www.mrchildren.jp/topics/050301tagatame/
○関連サイト・日本赤十字社公式サイト内「国際赤十字パビリオンを出展」
http://www.jrc.or.jp/aichi/

大ファンであるMr.Childrenが名曲「タガタメ」(アルバム「シフクノオト」に収録)を特別提供したということで、当初から行く気満々だったパビリオン。割と人気があって行列もできていたけど、30分ほど待っただけで入れました。待っている間、「タガタメ」を3回以上聴けました。中で何が起こっているんだろうと期待しつつ・・・。パビリオン入場前に整理券代わりの冊子が手渡され、それによると館内は4つのセクションに分かれていて、順次進んで行くようでした。まずは「ギャラリー・ゾーン」。赤十字の活動を紹介する展示物がありました。地雷や手榴弾といった恐ろしい兵器もあったり・・・。

そしてしばらく待った後、メインとも言える「マインド・シアター」へ。小型のプラネタリウムのようになっていて、中は円形で天井には4つのモニターがありました。壁に向かってソファーに寝る体勢で、モニターの映像を見ることになります。暗くなった後でいきなり流れてくるのは「タガタメ」。外で何度も聞いたのはこれだったんですね。“♪ディカプリオの出世作なら”というお馴染みのフレーズからラストのオーケストラまで、約7分間フルで流れます。その間、世界で起こる悲劇を物語るノンフィクション映像が流れるんだけど、これはすごかった! 飢餓で苦しむ人、地雷で足を失った人、大量の死体・・・。見ていて結構きつい映像もあるけど、「タガタメ」の詞とのつながりは強くて激しく、また「世界平和」を願う希望というものをまじまじと考えさせられました。また同時に、「タガタメ」ってこんなに良い曲だったんだ、と強く再認識しました。ミスチル、すごい!

そこを出た後は「メッセージ・ゾーン」へ。世界平和のことやパビリオンの感想についてのメッセージを紙にマジックで書いて提出すると、後日壁に貼ってもらえるようで、既にたくさんのメッセージが展示されていました。それらを読んでいると結構感動したりして、日本テレビ系「24時間テレビ『愛は地球を救う』」で生まれた名曲「サライ」じゃないけど、メッセージをいくつか集めると一つの素晴らしい歌詞が軽くできあがってしまうような、そんな感じさえしました。そのメッセージ群の下には3つの小さなモニターがあって、ここでミスチルの桜井さん他のメッセージ映像が流れていました。ミスチルファンらしき若者たちとしばらくの間モニターを凝視(笑)。「タガタメ」の詞の中で「♪子供らを被害者に 加害者にもせずに この街で暮らすため まず何をすべきだろう?」という詞が出てくるんだけど、「いまだにその答えを見つけ出すことができない」みたいなことを言っていました。しかし同時に、前向きに考え抜くことも言っていました。これはなかなか良かったなあ。他には、ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手も登場。メジャーリーグ入りでアメリカへ行った際、すぐにあの忌まわしき「9・11事件」の現場へ行ったとか。これもなかなか良かったなあ。そして最後は「スーベニア・ショップ」へ。いわゆるお土産コーナーです。グッズの売上の一部が赤十字の活動に役立てられるということで、ボランティア活動の一環のようでした。うん、ここは行っておいて良かった!

「国際赤十字・赤新月館」の評価【★★★★☆】

『タンゴショー(アルゼンチン館演目)@グローバル・コモン2~タンゴ・タンゴ・タンゴ』
●コンセプト「平和的なグローバル関係と持続可能な発展、環境保護」
○「愛・地球博」公式サイト内「アルゼンチン館」
http://www.expo2005.or.jp/jp/C0/C3/C3.11/C3.11.3/

アルゼンチン館に入ったわけではなく、その前辺りにある野外ステージで行われた「タンゴショー」を鑑賞しました。実は「国際赤十字・赤新月館」の待ち時間の時もやっていたんだけど、そのパビリオンを出たら「もうすぐタンゴショーをやる」という情報を入手できたので、野外ステージ前にて一旦小休憩。そして15:20にタンゴショーが始まりました。男女のダンサーが目の前で華麗なダンスを披露するんだけど、まあこれが情熱的というか、途中途中で顔を近付けて熱くチューしたりで、すごかったわ~。最後は決めポーズを作ってフィニッシュ。その後は中年の男性シンガー(有名だったらゴメン)が南米チックな歌を披露しました。日本で言う演歌みたいなものでしょうか、心に響くものは確かにありました。歌い終わった後、カタコト日本語のジョークで観客を笑わせていましたよ。その後再びタンゴのダンスが行われて、全ての演目が終了しました。気付けば大勢の観客が集まっていたけど、前日の7/11がアルゼンチンのナショナルデーだったこともあって、噂を聞いて見に来た人も多くいたのかもしれません。野外ステージの演目としては、「大成功!」といった感想でしたね。

「アルゼンチンのタンゴショー(野外ステージ)」の評価【★★★☆☆】

『アメリカ館@グローバル・コモン2~フランクリン生誕300年記念』
●コンセプト「フランクリン精神(The Franklin Spirit)」
○「愛・地球博」公式サイト内「アメリカ館」
http://www.expo2005.or.jp/jp/C0/C3/C3.11/C3.11.2/
○関連サイト・「愛知万博 アメリカ館」
http://www.uspavilion.com/jp/

アメリカ館の門前で、米国の見習い係員に「どのくらい待つの?」と尋ねたら、「10分クライデスー、270人ハイレマスヨー」と気さくな口調で言ってくれたので、入ることにしました。気分は「オゥ、サンキュー!」って感じで(笑)。「アメリカ」というと、野球? ハリウッド? もしや「9・11事件」? いろいろと考えたけど、雷から電気を取り出したエピソードで有名なアメリカ人の発明家「ベンジャミン・フランクリン」の生誕300年記念ということで、それに関連したコーナーになっていました。大人数を収容できる巨大シアターで、フランクリンがホスト役を務めて電気に関する映像が見られるんだけど、途中で映像の演出によって床から衝撃があったり、天井から霧雨を吹き付けられたりで、「こ、これはいったい・・・(怒)」と一言(苦笑)。しかしそこを出た後にある展示品コーナーで、米国の係員が乗る「電気の乗り物」に皆の目は釘付け! 「Segway(セグウェイ)」という電動の立ち乗り二輪車です。日本円で45万円以上するとか言ってたっけ、高い~! テレビでは見たことがあったけど、係員が自慢気に乗っているのを見てかなり欲しくなっちゃった。一緒に見ていた人も、興味津々といった顔で驚嘆の声を上げていました。最後はセグウェイで持っていかれちゃったって感じ? シアターでの悪印象はすっかり忘れちゃった。フランクリンさんも忘れそうになっちゃった(笑)。

「アメリカ館」の評価【★★★☆☆】

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「愛・地球博」レポート[1-5]・グローバル・ハウス(ブルーホール)~マンモスラボ

「愛・地球博」レポート・第1弾  5. 【センターゾーン】

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グローバル・ハウス(ブルーホール)~マンモスラボ[12:00~13:40]

↓(小屋で休憩)

12:40~13:40 グローバル・ハウス(ブルーホール)~マンモスラボ

『休憩は忘れずに(言われなくとも?)』
「グローバル・ハウス」の入場時刻の12:40まで、その付近にあった小屋で小休憩。いくつかあるので、そこでゆっくり休めます。また、近くでペットボトルの対面販売や自販機販売があるので、そこで飲み物を買って落ち着くのも良いですね。なんとこの頃になると、曇り空がみるみるうちに明るくなって、太陽が顔を出してきてくれました! うれしい、しかし、暑い!(笑) そして30分くらい経った後、「グローバル・ハウス」の入場口へ向かいました。

『グローバル・ハウス[ブルーホール]@センターゾーン~レーザー美』
●コンセプト「Only One Earth(自然の叡智と人類の想像力)」
○「愛・地球博」公式サイト内「グローバル・ハウス」
http://www.expo2005.or.jp/jp/C0/C3/C3.5/C3.5.4/C3.5.4.1/
○「愛・地球博」公式サイト内「グローバル・ハウス ブルーホール」
http://www.expo2005.or.jp/jp/C0/C3/C3.5/C3.5.4/C3.5.4.3/
○関連サイト・ソニー公式サイト「Sony Japan」
 「ソニーの最新技術 GxL(ジー・バイ・エル)が愛・地球博で体験できる。」
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/GxL/
○関連サイト・「Sony PCL」
 『「愛・地球博」レーザードリームシアター [ 2005 our planet ]』
http://www.pcl.sony.co.jp/aichi_expo/

「グローバル・ハウス」内の「ブルーホール」へ。ここはソニーのパビリオンと言っても過言ではなく、新開発技術を用いた「レーザー・プロジェクション・システム」を体験できます。一度に大人数を収容できるこのブルーホールに入ると、いくつかのモニターでソニーの映像技術の歴史と共に、レーザーによる新映像技術「GxL(ジー・バイ・エル)」が紹介されます。説明によれば、「16:9」のワイド画面を3つ横並びにさせた「48:9」という超ワイドスクリーン画面へ、レーザービームで綺麗な映像を映し出すということでした。「48:9」ってすごいや・・・と思っているうちに、次の部屋「レーザードリームシアター」に誘導されました。しかしそこは、「部屋」というよりは「映画館」そのものでした!

実物にして、横約50m・縦約10mというドデカ画面が! それを大勢の人で一斉に見るわけです。座席はシネコンみたいに上下差があるので、前の人のせいで見えないってことはまずありません。前の人がドデカアフロだって問題無し(笑)。そして、約20分間の映像「2005 our planet」がスタート。すごい、すご過ぎる! 映像がめっちゃキレイ! 横広映像を録画できる特殊カメラによる空撮がしばらく続きます。イメージとしては、映画「ネバーエンディング・ストーリー」のエンディングで、主人公の少年・バスチアンが幸運の白い竜・ファルコンに乗って見る景色みたいな感じ? 一つ違うとすれば、恐ろしくリアルな映像ってことかな・・・。印象に残ったのは、「152人の出現ベイビー」、「酸素と二酸化炭素が行き来するキャッチボール」、「ラストの地球」の3つ。それから何かと「カウンタ式の数字表示」が目立ちました。特に「ラストの地球」は、ソニーの映像技術の見せ付け所と言いましょうか、小さくて四角い無数のカラーチップが竜巻のようにグルグル回って、やがて大きな地球を形成していくという感動モノ。そして最後に「one planet, our planet(確かこんな英語文)」という文字が中央に大きく表示された時には、もう鳥肌が立ってしまいました。さらにエンドロールは、3つのワイド画面分・3列で流れるという豪華さ。大勢の日本人スタッフのローマ字表記名の他に、英語圏やアジア圏の英語表記名もありました。「アンチソニー」な私だけど、それは「製品を買う・買わない」のことだけであって、その技術力には素直に「やっぱすごいよ! It's a sony!」と思わされました。元々見る予定で無かっただけに、満足度は高かったです! ちなみに「オレンジホール」は、NHKによる「スーパーハイビジョン」の世界が楽しめるようです。そちらは見ていないから公平な判断はできないけど、初めて行って見るなら、「ブルーホール」を選んだ方が良いと思いました!

「グローバル・ハウス[ブルーホール]」の評価【★★★★★】

『グローバル・ハウス[マンモスラボ]@センターゾーン~マンモスヤッピー!』
○「愛・地球博」公式サイト内「グローバル・ハウス マンモスラボ」
http://www.expo2005.or.jp/jp/C0/C3/C3.5/C3.5.4/C3.5.4.6/
○関連サイト・YUKAGIR MAMMOTH(ユカギルマンモス)
http://www.yukagirmammoth.net/

「愛・地球博」へ行ったら、マンモスを見なきゃ意味が無い! そうとも言える、このイベントの目玉コーナーの一つです。「ブルーホール」を出た後、そのまま「マンモスラボ」へ直行。ここで一つ重要なポイント! マンモスは進行方向に対して右方向にあって、観覧は「左寄りの上段」と「右寄りの下段」の高さ別の2列で行われます。また、「前に動く床」に乗って強制的に進みながら見ることになります。これらを総括すると、観覧前に右側へ寄っていた方が間近で見られて得した気分になれます。左側だと少し高い位置からマンモスを見下ろす形になります。まあ、どちらを選ぶかは人それぞれ。でも私は「右側で並んで見るのがオススメ」と断言しておきます!

ようやく「前に動く床」に乗って前へ進むと、目の前には冷凍保存されたマンモスの標本が! あまりにも大きくて、それでいてノスタルディックで、圧倒されました。マンモス、ああ、マンモス・・・と思っているうちに、強制的に前へ前へと進まされて、観覧が終わります。終わってみれば「これだけ?」って思ったりもするけど、考えてみれば「すごいもん見たよね?」って感じ。当初は「まあ見られなくてもいいや」と思っていた私だけど、今更ながら空いているならやっぱり見ておくべきだと思いました! マンモスヤッピー!(これってやっぱり死語だよね?)

「グローバル・ハウス[マンモスラボ]」の評価【★★★★☆】

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「愛・地球博」レポート[1-4]・大地の塔

「愛・地球博」レポート・第1弾  4. 【日本ゾーン】

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○(グローバル・ハウス整理券取得)→大地の塔[11:00~12:00]

↓(グローバル・ハウス整理券取得)

11:10~12:00 大地の塔

『マンモスの混雑は無さそう? マンモスラッキー!』
開幕当時、ニュース等で「大人気、しかし、大混雑」等と散々ひどく報道され続けた、冷凍マンモスが眠る「マンモスラボ」。しかし主催側も検討を重ね、マンモスの単独観覧コースを設けて混雑を避けるようにしました。私はテレビ番組でマンモスを何度も見たので、「まあ見られなくてもいいや」なんて思っていたけど、いざ向かってみたら何のことは無い、かなり空いてるよ~! 逆に拍子抜けしてしまったけど、整理券の配布も含めて上手く対処したようですね。

すかさず「12:40開始」の整理券をゲット。「Blue Hall(ブルーホール)→MANMOTH lab(マンモスラボ)」と書かれていました。「Orange Hall(オレンジホール)→MANMOTH lab(マンモスラボ)」という別コースもあって、時間によって入場客を両コースへ振り分けて誘導していました。「グローバル・ハウス」は、「マンモスラボ」、「オレンジホール」、「ブルーホール」の3館で構成されていて、内容が異なる2つのホールのいずれかを見た後でマンモスラボへ行ける2コースがあり、さらにマンモスの単独観覧コースがあります。私はその3コース中の「Blue Hall(ブルーホール)→MANMOTH lab(マンモスラボ)」を楽しめるということになるわけですね。開始時刻まで時間があったので、他のパビリオンへ行くことにしました。マンモスうれピ~!(これってもう死語だよね?)

『大地の搭@日本ゾーン~白い巨塔ではなく茶色い巨塔』
●コンセプト「日本のこころ・地球のいのち」
○「愛・地球博」公式サイト内『名古屋市パビリオン「大地の塔」』
http://www.expo2005.or.jp/jp/C0/C3/C3.6/C3.6.5/
○公式サイト「2005年国際博覧会 名古屋市ホームページ」
http://www.n-expo.city.nagoya.jp/

「グローバル・ハウス」の近辺にあって、会場内でも一際目立つ巨塔・「大地の搭」へ。総合プロデューサーはアーティストの藤井フミヤさんということで、結構人気があるパビリオンです。高さ47mの変形塔で、その中で見られる「世界最大の万華鏡」はギネスワールドレコードにも認定されたそうです。塔の上からは水が流れていて、塔の壁面をつたって地上まで落ちてきます。この状態で風が吹くと・・・そう、真下は場所によっては雨状態(笑)。パビリオン入場待ちの時に、雨天でもないのに傘やカッパで雨対策をする人が続出するという妙な光景が見られました(苦笑)。待ち時間の目安が書かれた看板表示よりは早く、30分ほど待っただけで入場できました。ちなみに、当日予約機による予約は既に終了していました。やっぱり人気があるんですね~。ついに「茶色い巨塔」の中へ。「里見へ、このレポートをもって僕の入場者としての最後の仕事とする・・・」って、それは「白い巨塔」の名言のパロディですわ~(ああ、「白い目」だ)。「ひいては、僕の体験を詳細分析の後、君の観覧材料の一石として役立てて欲しい」って、もうそのネタはいらない? 「回避不能の空気で終わることを、心より恥じる ads(あず)」。しつこい?(ちょっと言ってみたかっただけでして)

階段を上がって高い天井の一室へ入ると、そこには巨大な万華鏡が! クッションの付いた斜めの外壁があるので、そこにもたれかかってしばらくの間「変化する色彩光の世界」を楽しみました。館内は写真撮影が許されているようで、私を含む多くの入場者は思う存分写真を撮っていました。また明確な時間制限は無いので、急かされること無くゆっくり堪能できました。まあそこばかりいても飽きてしまうけどね。堪能した後は、出口へ向かって階段を下ります。「大地の塔」の中は意外にもこれだけ。でも外には、風を動力とした不思議な楽器「音具」、市民から募集した切り絵作品をはめ込んだ「切り絵灯籠」、記念品が買えるお土産屋等があって、それらでも楽しめます。優しく癒される「和」の空間は、なかなか良かったですよ!

「大地の搭」の評価【★★★★☆】

『大地の搭@日本ゾーン~白い巨塔ではなく茶色い巨塔』
他の記事に比べるとこの記事は短文なので(それでも結構長文だけど)、この場を借りてちょっと余談でも。実はこの先回っているうちに、ある所持品を落としてしまったことに気付いたんです。落とした場所に心当たりがあったので近くの警備ボックスへ問い合わせたら、運良く届けられていました(本当に助かった)。少々面倒くさい書類手続きをした後で、所持品を取り戻せました。この時必要だったのが「身分証明書」。私は持ち備えていた「車の運転免許証」で対応したけど、もし無かったらどうしていただろう・・・。実はその書類を書いている間も、警備ボックスへ問い合わせがあったり落とし物をした人が訪れたりであたふたしていました。大勢の人が集まる会場だから、気を付けているつもりでもどこか抜けてしまって、こういったトラブルに陥る可能性はあると思います。とりあえず、身分を伝えられる身分証明書(保険証や学生証、そのコピー等)は持ち備えておきましょう!

ついでに、その一件で良く分かったんだけど、会場内の警備員や係員は「近代技術」を駆使していました。名札には名前と共にQRコードが添えられ、警備ボックスには紛失物を検索できるパソコン(警備員用)が完備され、電話に至ってはネットワークを使ったIP電話でした。でも見回り担当との連絡手段は、従来技術のアナログ無線(Respect for えなりかずき)だったような・・・。また、各パビリオンにおける「自然保護の取り組み」にも注目しました。大部分の資源をリサイクルできる造りの建造物や、省エネ構造の備品等、随所にあるものですよ。それから、気になったのが北ゲートの売店。大型のお土産コーナー、これは分かる。逆に分からなかったのは、宝くじ屋があったこと(笑)。こんな所へ来て買う気になるものなの? それから、餡と餅の和菓子「赤福」も売っていたけど、それは三重県伊勢市の名物だって(笑)。名古屋名物と間違えられちゃうんじゃないの? まあ、あって困るものではないですけどね。「愛・地球博」は、本当にいろんな発見があります!(こんな締め、どう?)

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2005.07.12

「愛・地球博」レポート[1-3]・入場~日立グループ館

「愛・地球博」レポート・第1弾  3. 【企業パビリオンゾーン・1】

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○入場→日立グループ館[09:00~11:00]

09:00~10:30 入場~日立グループ館

10:30~11:00 昼食(少し早めに)

『入場、それは、愛(入場チェック)』
開場時刻の9:00になると同時に、「愛・地球博」の公式イメージソング「I’LL BE YOUR LOVE」(楽曲:YOSHIKI/歌:DAHLIA)が流れ始めました。う~ん、良い歌だ! さて、入場時には「手荷物検査」と「金属探知機検査」による入場チェックが一人一人行われます。まずは手荷物検査で、目視によるチェックを実施。時間短縮のために、予めカバンのチャックは全て開けておきましょう。その後は金属探知機検査で、機械によるチェックを実施。ここで要注意! 入場前に係員から透明袋を渡され、金属類をまとめてその中に入れておくよう求められるんだけど、金属探知機は見落としがちなものにまでしっかり反応します。私の例では、携帯電話やポータブルMDプレーヤーはまとめておいたので難無く済んだんだけど、ベルトの金具、自宅のカギ、ポケットに入れていた財布(硬貨が反応)、そしてチューインガムの包み(アルミ箔)までもが反応して、チェック抜けが少々遅れました。どんな金属にも反応するようなので、思い当たる金属類は見落とさず確実にまとめておいた方が良いですよ! この入場チェックを抜けると、入場券を挿入する自動改札口があります。これは電車の駅にあるものと同じだけど、挿入した後に出てくる入場券は忘れずにちゃんと取ってから前へ進んでください。それを忘れて放置してしまうと、その後予約機による予約ができなかったり、パビリオンによっては必須になるので困ったりします。必ず持っていってください! 特に、電車に乗り慣れていない方! 乗り慣れている私でさえも焦って忘れそうになったので、強調して言っておきます!(これで大丈夫?)

○「愛・地球博」公式サイト内「入場チェック」
http://www.expo2005.or.jp/jp/T0/T12/T12.1/
○「愛・地球博」公式サイト内「会場内持ち込み禁止物」
http://www.expo2005.or.jp/jp/T0/T12/T12.2/
○「愛・地球博」公式サイト内「会場内禁止行為及び持込禁止物等について」
http://www.expo2005.or.jp/jp/T0/T12/T12.2/T12.2.1/

『日立グループ館@企業パビリオンゾーン~仮想現実の自然がいっぱい』
●コンセプト「Nature Contact ~希少動物達とのふれあい~」
○「愛・地球博」公式サイト内「日立グループ館」
http://www.expo2005.or.jp/jp/C0/C3/C3.7/C3.7.7/
○公式サイト「日立グループ館」
http://hitachi-pavilion.com/

朝一入場時の一発目。ほとんどのパビリオンへ予約無しで先着順に入れるため、その選択は重要です。多くの人は、北ゲートを抜けた後の左方向・東方面にある「企業パビリオンゾーン」へ向かいます。しかも辺り構わず一目散に猛ダッシュ! “♪ニシエヒガシエ 必死で猛ダッシュです”なんて、Mr.Childrenの「ニシエヒガシエ」が頭の中で自然に流れていました。ナイステーマ曲だ・・・(笑)。私は当初から決めておいた「日立グループ館」へ“必死で猛ダッシュです”を決めました。7:30並び&入場チェック遅れの状態にもかかわらず、そこへ到着して行列に並んだ時点で60分・1時間待ち。とにかくすごい人気だ!

「日立グループ館」は大人気パビリオンで常に大行列。ひどい時は3~4時間待ち以上になることもあります。パビリオン入場待ちの間、天井に設置されている扇風機が涼しい風をくれて、蒸し暑くても結構涼むことができます。モニターがいくつかあって、“♪この木何の木気になる木~”でお馴染みの「日立グループのCM」が流れつつ、パビリオン内の紹介映像が流れています。それも見ながら待っていたけど、実際は「60分待ち」ではなく「45分待ち」でした(ラッキーだと勘違いしたりする?)。パビリオン入場の直前でふと振り返ってみると、既に気が遠くなるほどの長蛇の列が! 最後尾の人は、3時間待ちくらいだっただろうなあ・・・。

そして入場。オペレーターの指示で下の名前を尋ねられ、またその場で顔写真を撮られ、入場券にそれらのデータがインプットされます。まずは「プレショー」。携帯ゲーム機みたいな端末「Nature Viewer(ネイチャー・ビューアー)」が手渡されるんだけど、カラー液晶画面とAボタンとBボタンがありました。これは何かというと、その後進むコース内のあちこちに何重丸かの印「アクセスポイント」があって、その真上で端末をかざしてAボタンを押すと、印に埋め込まれたミューチップ(極小の情報元)から希少動物に関する情報データを拾って、液晶画面で画像や動画や紹介文等を見られるというもの。Bボタンは、「戻る」とか「キャンセル」といった操作用です。余談ですが、「Bダッシュ」は使えません(謎)。それでイメージとしては、カメラ付き携帯電話でQRコードの情報を読み取るという感じですね。この技術は、今後一般社会でも広く活かされることだと思います。希少動物については、チンパンジーやコンドルやライオンの一種があったのを覚えています。「自分で情報を取りに行く」という面で、結構面白かったなあ。

端末を返した後は「メインショー」。これが最も楽しかった! 「ユビキタス・エンターテインメント・ライド」という、横方向に動く鈍速ジェットコースターみたいな乗り物に乗って、仮想現実の自然内で希少動物たちとの触れ合いを楽しめるものです。シートに着席すると、左手に双眼鏡を持たされ、右手にバンドのようなものを装着されます。そして右方向へ横向きのまま出発進行! 双眼鏡を覗くとガイド役のフクロウ博士が存在していて、シート後部のスピーカーから音声や効果音が流れる中、なんと自分の下の名前(入場時にインプットされた名前)をスムーズに呼びかけてくれるんです! これにまず感動! 計5つのゾーンがあって、現実で目の前に広がるのは作り物のオブジェによる自然。でも双眼鏡を覗くと、仮想現実の自然の中で希少動物がいっぱい! これにかなり感動! しかも手元にバナナが出現してそれを動物たちに与えることができたり、ワニやキリンが突然近寄ってきて一瞬驚く鼻息の風を吹きかけられたり、手元に小型の動物が乗って立体標本を見られたりで、もう面白過ぎ! これに超感動! ふと双眼鏡を覗くのをやめると、目の前には作り物の自然のオブジェがあるだけで、横にはワイワイ騒ぎながら何も無い空間で手を振っているだけの人間・・・なんだけど、仮想現実の世界は本当に楽しかった!

乗り物から降りた後は「ポストショー」。指定の位置に入場券をかざすと、先ほどまで楽しんでいた自分たちの正面写真が大型のディスプレイに映し出されて、あら恥ずかしい(笑)。また、入場時に撮った顔写真がはめられた記念写真も映し出されます。なんとその記念写真は、日立グループ館のサイトである手続きを済ませれば入手できるんです。もう、うれしいことやら。日立グループ館を出てパビリオンを見ると、やはり自然をイメージした造りになっていて楽しめました。入場前・館内体験・入場後と、全てにおいて好評価! 自信を持って言えます。ここはかなりオススメですよっ!

「日立グループ館」の評価【★★★★★】

『早めの昼食』
スキー等へ行った時もそうですが、昼食は確実にピーク時を避けましょう。私は10:30~11:00を割り当てて、ジャンボフランクフルトや味噌カツやきしめん等を食べました。席は空いていました。腹も空いていました(笑)。

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「愛・地球博」レポート[1-2]・出発~入場前

「愛・地球博」レポート・第1弾  2. 【入場前】

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○出発→会場到着→開場待ち[06:15~09:00]

06:15~06:40 出発~車で愛知環状鉄道の某駅→万博八草駅
      →(乗換え)→リニモ・万博八草駅→万博会場駅
      →(会場到着)→長久手会場・北ゲート

07:25~09:00 開場待ち


『効率良く会場へ』
さあ、「愛・地球博」へ出発! 自宅を出てから、約1時間で現地に到着しました。意外にも早かった! というのは、交通機関の出発時や乗換え時の待ちがほとんど無く、かなりスムーズに行けたからです。愛環(愛知環状鉄道)は、一度逃すと15分以上待つことになるからね・・・。ところで、その愛環に乗っていた時に「結構乗客が多いなあ」とは思っていたけど、万博八草駅で案の定ほとんどの乗客が降りていったので、予想していながら「やばい、急がねば!」と焦ったのでした(笑)。皆が急いで向かうのは、リニアモーターカー「リニモ」の万博八草駅。そこから2駅先が長久手会場付近の万博会場駅で、乗車時間は約3分です。高架を走るため駅構内は透明の壁で覆われていて、線路へ降りられないようになっています。東京・ゆりかもめ線の駅に見られる安全構造と同じです。乗った感想は「ほぉ~」って感じかな(おいおい)。なお、シャトルバスで向かう手段もあるけど、8:30頃から運行が始まるし、乗車の待ち行列も当然発生する中で約10分乗車することになるので、現地到着は早くても8:45くらい? 早朝狙いの人にとっては選択の余地無しで、遅めに行く人向けと言えるでしょう。それでも、万博八草駅経由は名古屋・藤が丘駅経由に比べれば混雑が少なく、また移動が結構楽だと思われます。行く前に前売乗車券やプリペイドカードを用意しておくとナイス。また、電車やバスで現地に着いたら、帰りを想定して先に乗車券を買っておくとさらにナイス!

○「愛・地球博」公式サイト内「会場への交通手段>電車・バスでご来場の方々へ」
http://www.expo2005.or.jp/jp/G0/G2/G2.1/

『長久手会場・北ゲートでの開場待ち』
万博会場駅に到着したら、すかさず長久手会場・北ゲートで開場待ち。いくつかの入場ゲートがあって、それらの前で既に数百人が並んでいました(気合い入ってるな~、って自分もか?)。人気の「企業パビリオンゾーン」は、北ゲートから見ると左方向・東方面にあるので、なるべく左寄りで若い数字のゲートに並んだ方が良いかも。でも実際は「入場時の入場チェックを早く抜けた者勝ち」なので、行列で並んでいる人が少ないゲートを選ぶのが一番! そのためには、敷物の面積を広めに取って休んでいる団体に注目し、そういう団体が多いゲートを選んで、立っている人が多いゲートは避けるのがコツ。そうすれば、開場直前になって前へ詰めるよう指示された時に、グンと前に行けて入場チェックを早く受けられますよ! 私はそれを一部考慮して、1?番ゲートで並びました。しかし、先に言っておくとそのゲートはちょっとだけ落とし穴あり。そのゲートの係員ったら、不慣れなせいか入場チェックの作業が遅くて遅くて。この辺は「運」になりますね・・・(苦笑)。

『あったら良いと思う物』
待ち時間の一風景をご紹介。多くの人が、「愛・地球博」の各種ガイドブック(いろいろあるものですね~)を読んで勉強&暇潰しをしていました。また、持参した弁当やコンビニ調達の食料で朝食を取っている人もいました(私もです)。ところで、こういうイベントではありがちなことだけど、開場時刻まで並んでいるうちに、これから楽しい時間を共有することになる周りの人たちと突如仲良くなったりします(笑)。そうして交流を深めると、「実は入場○回目のベテラン入場者」がいたり、「お得情報をたくさん知り尽くしている人」がいたりします。ラッキーだと思って、この際いろんな情報を得ちゃいましょう。ちなみに私は、ベテラン入場者から「入場チェックの必勝テク」や「人気パビリオンの普段の状況」等を聞き出しました(サンキューです!)。待ちのスタイルだけど、ナイロン製の敷物とキャンプ用の小さな折りたたみ椅子は、結構持って来ている人が多かったです。入場後も至る所で使えるので、あっても良いかも。いや、あった方が良いかな。また、折りたたみの傘があると雨対策や紫外線対策で使えます。そして目立ったのはデイバッグ。子供から老人、そして私も活用したけど、荷物を手持ちで歩くよりは背負って歩く方が随分楽です。それから、帽子はほとんどの人がかぶっていました。会場内での暑さ対策にもなるし、パビリオンでの演出等による水粒や霧雨の水浴び対策にもなるので、ほぼ必須と考えて良いと思いますよ!

『開場前にトイレへ入場』
タイトルは別にギャグじゃないんだけど、開場待ちの間にトイレへ行きたくなる衝動はどうしても避け切れません。せっかく前の方に並んでおきながら行きたくなったら、同伴者がいればそのまま、いなければ周りの人に一言言って存在をアピールした上で、堂々と行けば良いと思います。開場待ちやパビリオン入場待ちにおける“トイレの途中抜け→再び横入り”は、「仕方が無い」ということで許される傾向ではありました。しかし! “並んでいなかった人が新たに横入り”は、「おいおい」といった感じで許されない傾向がありましたね。裏技だか何だか知らないけど、誰か一人が行列に並んで、その人が携帯電話で仲間と連絡を取り合い、その仲間が後から横入りしてくると、やっぱりムッとくるものです。あるパビリオンにて目の前でそれをやられてムッときたので、「ああ、この人たちって横入りだよね」みたいに後ろからねちっこく言ってみたり・・・ってことでやめましょう。そうそう、北ゲートにおける最寄りのトイレは、東側の割と離れた所にあります。男性トイレは出入りが激しい割にスムーズ。それに引き換え、女子トイレは常に長蛇の列ができています。こういう時、男性の方が得だなあと思ったり。最悪「野原で」でも良いし?(失礼)

『飲み物についての注意とオススメ』
会場内へのペットボトルやビン等の持ち込みは厳しく禁止されています。とはいえ、北ゲート付近にはペットボトルの自販機が設置されていたりするんだけど、やはりそれも会場内へ持ち込めず後々没収されるという甘い罠があります。この辺りが妙ではあるんだけど、開幕時話題になった「持参した弁当の持込禁止」は無くなって現在は「持ち込み可能」なので、それだけでもマシかなあと。私はお茶と氷を入れた魔法瓶の水筒を持参したけど、広い会場を歩く際に多少なりとも負担がかかりました。だから、素直に「会場内でペットボトル購入」としておいた方が、飲んだ後で捨てられるし暑かったら水道水を入れておけるし無難かも。あっ、会場内でもペットボトルはちゃんと買えますからね。ほとんどがコカ・コーラ社製のもので、1本150円だから「自販機・コンビニの定番価格」になりますね。もちろん100円くらいのカップジュースもあります。ちなみに私のオススメだけど、自販機で販売されているものではなく、会場内のあちこちで氷漬けにして販売されているものが良いです。氷で冷えまくっているから、手に取った瞬間ヒンヤリして良い感じ。自販機で買うと、たまにぬるいものに当たる時があり・・・(苦笑)。

『不吉な雨の中、ついに開場!』
開場30分前の8:30頃のこと。怪しい曇り空だとは思っていたけど、ここで突然大雨が! 皆一斉に敷物等をしまって傘を広げ、行列が縮まったために蒸し暑くなりました。傘から滴る水に濡れないようにすることで大変でした。「ああ、にわか雨であってほしい・・・」という願いも叶わず、しばらく降り続けました。そして開場10分前の8:50に、入場について日本語と英語の2種類のアナウンスが流れました。そしていよいよ開場時刻の9:00。ゲートが一斉に開かれ、「愛・地球博☆7/12の部」がスタートしました!

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「愛・地球博」レポート[1-1]・タイムスケジュール

「愛・地球博」レポート・第1弾  1. 【タイムスケジュール】

[記事リンク] 【0】【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】


○7/12のタイムスケジュール

06:15~06:40 出発~車で愛知環状鉄道の某駅→万博八草駅
      →(乗換え)→リニモ・万博八草駅→万博会場駅
      →(会場到着)→長久手会場・北ゲート

07:25~09:00 開場待ち

09:00~10:30 入場~日立グループ館

10:30~11:00 昼食(少し早めに)

↓(グローバル・ハウス整理券取得)

11:10~12:00 大地の塔

↓(小屋で休憩)

12:40~13:40 グローバル・ハウス(ブルーホール)~マンモスラボ

↓(徒歩移動&小休憩)

14:00~15:00 国際赤十字・赤新月館

↓(小休憩)

15:20~16:00 アルゼンチンのタンゴショー(野外ステージ)

16:00~16:30 アメリカ館

↓(徒歩移動&トヨタグループ館の状況把握)

17:00~17:10 キッコロゴンドラ・北駅→南駅

↓(徒歩移動)

17:20~17:40 イギリス館

17:40~18:00 ロシア館

↓(小休憩)

18:20~18:30 IMTS・EXPOドーム駅→北ゲート駅

↓(徒歩移動)

18:40~21:00 トヨタグループ館

21:00~23:00 退場→リニモ・万博会場駅→万博八草駅
      →(乗換え)→愛知環状鉄道・万博八草駅→愛知環状鉄道の某駅
      →某店で外食→車で自宅到着

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「愛・地球博」レポート・第1弾

7/12に、「愛・地球博」へ行ってきました! 満を持して、レポート・第1弾を公開します!

モリゾーとキッコロ○関連記事
・「愛・地球博」が開幕!(情報ナビ)
・「愛・地球博」公式入場者数の記録
・総入場者数が1千万人突破

「愛・地球博」-入場券のお買い求めは「楽天チケット」で!

○「愛・地球博」行き・第1弾を7/12(火)に設定した理由

・当初から、梅雨入り後~学校の夏休み前と決めていた。
 →開幕当初からの問題点が解決した頃、開催期間の折り返し点辺りを狙っていた。
・月・火に計画年休を適用して4連休にし、火曜日を狙いに行った。
 →統計的に見ると火曜日や木曜日の入場者数が少ないため、火曜日を狙っていた。
・学校(小中高大)の夏休み入り(7/20前後)の前に行くことで、混雑を避けた。
 この頃になると、学校単位の見学入場者も落ち着いているため。
・梅雨入り後の6月中が第一候補だったが、多忙のため行けなかった。
 →梅雨入り後にしたのは、雨天だと当日入場者数が極端に減るため。

結果的には、この日に設定して正解でした!

当日(7/12)の行動パターンとタイムスケジュールを先に書いておきます。

○「愛・地球博」・7/12の状況

・07/12: 入場者数:91,185人/総入場者数:10,906,063人
・会場の天気: 曇りのち雨(予想)→曇り時々雨&晴れ(実際)
・ナショナルデー: ガボン共和国

○7/12の行動パターン(記事リンク)

・以下に挙げる全9記事で、行動順にレポートします。
 なお、今回の行動パターンで私自身も非常に満足できたため、
 「あずスタ」管理人ads(あず)が推奨する“オススメコース”とします!

1. 【タイムスケジュール】
当日の行動パターンをタイムスケジュールと合わせて一覧表示
2. 【入場前】
出発→会場到着→開場待ち
3. 【企業パビリオンゾーン・1】
入場→日立グループ館
4. 【日本ゾーン】
(グローバル・ハウス整理券取得)→大地の塔
5. 【センターゾーン】
グローバル・ハウス(ブルーホール)~マンモスラボ
6. 【グローバル・コモン2】
国際赤十字・赤新月館→アルゼンチンのタンゴショー→アメリカ館
7. 【グローバル・コモン4】
キッコロゴンドラ(南へ)→イギリス館→ロシア館→IMTS(北へ)
8. 【企業パビリオンゾーン・2】
トヨタグループ館→退場→帰宅
9. 【写真館&あとがき】
記念撮影した写真とあとがきを記載

○行動順記事リンクの説明


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・全レポート記事に、上記の形式で行動順の記事リンクを添えます。
・現在読んでいる記事は、緑色でマーク表示されている位置になります。
・マウスカーソルを数字の上に置くと、記事の内容が表示されます。

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2005.07.10

ミスチル・「愛・地球博」国際赤十字・赤新月館に「タガタメ」を特別提供

現在愛知県で行われている「愛・地球博」のパビリオン「国際赤十字・赤新月館」に、Mr.Childrenが「タガタメ」を特別提供したという話は、以前公式サイトにて2005/03/01付で発表されたことがあります。ミスチルファンなら、きっとご存知、ですよね?

○Mr.Children公式サイト
http://www.mrchildren.jp/
○Mr.Children公式サイト内・関連記事(2005/03/01)
http://www.mrchildren.jp/topics/050301tagatame/

○愛・地球博「国際赤十字・赤新月パビリオン」に楽曲「タガタメ」を特別提供。(関連記事より)

2005年3月25日~9月25日まで、愛知県にて開催される2005年日本国際博覧会(愛・地球博)の「国際赤十字・赤新月パビリオン」に、楽曲「タガタメ」を特別提供しました。

「タガタメ」は、パビリオンのメインとなる「マインド・シアター」のテーマソングとして採用され、桜井和寿からのメッセージ映像も同パビリオン内でオンエアされます。
いずれの映像もこのパビリオンでしか見ることができない貴重な映像となっています。

これに関連して、日本赤十字社でも同様の件が発表されました。

○日本赤十字社公式サイト内『「愛・地球博」に「国際赤十字・赤新月パビリオン」を出展』
http://www.jrc.or.jp/aichi/

○『「愛・地球博」に「国際赤十字・赤新月パビリオン」を出展』より一部抜粋

赤十字では、「愛・地球博」に「国際赤十字・赤新月パビリオン」を出展します。~人間愛が地球を救う~を大きなテーマに掲げ、「地球で生きている人間と戦争、自然災害、疾病の脅威」をクローズアップし、その中で人の命と尊厳を守る人々と赤十字の姿をお伝えします。

万博のテーマである「自然の叡智」。赤十字は、様々な脅威から人々を守るための「人類の叡智」ではないでしょうか。ぜひ、赤十字パビリオンで、皆さんの中から自然に湧き出る「想い」を感じ取ってください。ご来場を心からお待ちしています。

【マインド・シアター】
ソファーに寝そべり天井を見上げるユニークな円形シアターです。

Mr.Children(特別協力)の曲「タガタメ」にのせて、戦争、地震、津波などの脅威、その中で傷つきながらも力強く生きる人々、そして赤十字の姿を4面のスクリーンに描き出します。

というわけで、私は近日中に「愛・地球博」へ行く予定なので、当日は「国際赤十字・赤新月館」に向かって「タガタメ」と関連映像を鑑賞してこようと思います。無事達成できたらそのレポート記事を書くので、どうぞお楽しみに!

※2005/07/12追記
本日「愛・地球博」へ行って、「国際赤十字・赤新月館」を訪れてきました。
噂には聞いていたけど、本当に良かったです。そのレポート記事はこちら!
○関連記事『「愛・地球博」レポート[1-6]・国際赤十字・赤新月館~タンゴショー~アメリカ館』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/07/post_8d15.html

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2005.07.09

猿投温泉へ行ってきました

地元の愛知県にある「猿投温泉」へ行ってきました! 目的は、天然ラドン温泉「岩風呂」に入ること。自宅から約1時間で行けるその温泉施設は、全国的に有名らしいです。つまり、それだけ効能が評価されているということですね。

○猿投温泉・公式サイト
http://www.sanageonsen.jp/

○「猿投温泉」概要(公式サイトより)

〈施設ご案内〉
◆男女大浴場(岩風呂)
 源泉飲用コーナー、サウナ、ジャグジー、ジェットバス、
 全身・足つぼマッサージ、アカスリエステ
◆男女庭園露天風呂
◆お食事処/「岩風呂レストラン」「名泉」
◆売店/野菜市コーナー
◆くつろぎガーデン

〈利用料金〉
◆大人/1,500円
◆小人/1,000円(3才~小学生)

〈営業時間〉
◆10:00~24:00(日・祝9:00~24:00)[年中無休]
※タオル・バスタオル・浴衣・石鹸・シャンプー等完備(無料)。

事前に入手していたクーポン券を使ったので、割引料金で入れました。正直な感想としては、「まあまあ」といった感じでしたね。割と広くて居心地も良かったけど、もっと山奥へ行った所にもっと良い温泉があるのを知っているから、どうしてもそこと比較してしまいます。「料金がやや高い」と「お湯の温度が低い」と「外の休憩所が狭い」が大きいかな。

ところで、私が露天風呂に入ってゆっくりしていると、関西弁で騒ぐ10人ほどの子供軍団が登場! こちらでのスポーツ試合の帰りにでも寄ったんでしょうね。しかし! タオルも何も持たずに私の周りをウロチョロ走りまくるもんだから、プルプル震える“可愛いアイツ”がどうしても目に飛び込んできて大変でした(笑)。それから、岩風呂の方でジャグジーの放水口に向かって、中腰の姿勢を保っているオッチャンがいました。ちょっと見た感じでは、妙に心地良さそうだったような(笑)。いかんいかん、変なレポートになってる!

温泉水を持って帰っても良いとのことだったので(入泉者のみ)、持参した数本のペットボトルに入れて帰りました。温泉の効能は、良いように効いたかな?

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2005.07.08

4連休の予定~有言実行~

明日からの7/09~7/12の4日間、計画年休を適用して4連休にすることができました! そこでこの4連休における、「ホームページ・blogの運営」と「プライベートの用事」の予定を書いておきます。有言実行で行くぞっ!

7/09(土)
○地元(愛知県)の猿投温泉・岩風呂(温泉)へ行ってきます!
ゆっくりゆったり温泉で骨休みしてきます。結構楽しみ~!
同じく地元で行われている「愛・地球博」の会場にも近いので、
その関連事項も含めてレポート記事を書こうと思っています。

7/10(日)
○本館「adsTV-web」の更新作業
この春は忙しく、本館「adsTV-web」の運営はほぼ放置状態でした(苦笑)。
そこで、この機会に更新作業をしたいと思っています。
主にドラマ系のコーナーを更新します。

(追記)→更新完了!

7/11(月)
○春ドラマの試聴
同じく、この機会に録画だけしておいた春ドラマをできるだけ試聴します。
それらの試聴が落ち着かないと、夏ドラマのレビューに向かえないので・・・。
その後、一度公開した批評ランキングも更新する予定です。
・離婚弁護士II (追記)→視聴完了!
・曲がり角の彼女 (追記)→視聴完了!
・anego~アネゴ~
・瑠璃の島 (追記)→試聴完了!
・あいくるしい(レビュー作品) (追記)→試聴を後回し
・恋におちたら~僕の成功の秘密~(レビュー作品) (追記)→視聴完了!
・タイガー&ドラゴン(レビュー作品) (追記)→試聴を後回し

○関連記事「2005年春ドラマ批評ランキング」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/06/post_b72a.html

○夏ドラマの試聴&レビュー
そろそろ、夏ドラマのレビューに入っていきたいと思います。
とりあえず試聴から。後は遅れ気味にならない程度で行こうかな。

7/12(火)
○「愛・地球博」へ行ってきます!
ついに行きます、「愛・地球博」へ!
朝から晩まで楽しんできます。今から計画を立てなくちゃ!
もちろん、レポート記事を書こうと思っています。

○関連記事「愛・地球博」が開幕!(情報ナビ)」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/03/post_25.html

さあ、全て予定通りに行くかな? (^_^;)

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2005.07.07

Musical Baton(ミュージカル・バトン)

「Musical Baton(ミュージカル・バトン)」という“連鎖的パレード”の参加依頼を受けたので、ちょいと力を入れてバトンを手元でぶん回したいと思います!

○関連記事・はてなダイアリー「Musical Baton」
http://d.hatena.ne.jp/keyword/Musical%20Baton

○「Musical Baton」の概要(関連記事より一部抜粋)

・概要
音楽に関するいくつかの質問が「バトン」として回ってきたら、
自分のブログ上でこれらの質問に答え、
次の5人を選びその人にバトンを渡す、というルール。

・質問
1. Total volume of music files on my computer
(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
2. Song playing right now
(今聞いている曲)
3. The last CD I bought
(最後に買ったCD)
4. Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
5. Five people to whom I'm passing the baton
(バトンを渡す5人)

・私の見解を一言!
これは形を変えた“チェーンメール的企画”だと思います。
また、何らかの形で統計的に調査される可能性もあると思います。
しかし、そんな「Musical Baton」を受け渡された場合、
面白そうだと思ったのなら普通に回答すれば良いし、
迷惑だと思ったのなら回答する義務は無いから無視すれば良いし。
私は音楽レビューを書くのが元々好きなので、
上記のことを踏まえた上で参加しようと考えました。
というわけで、前置きが長くなっちゃいましたね。ではスタート!

1. Total volume of music files on my computer
(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

ざっと計算して、20GBほどあります。多い?(笑)
でも、アルバムごと音楽ファイル化する機会が何かと増えて、
聴かずのままの状態のものも多くあるのが実状なんです。
それらをしっかり計算するともっとあるなあ。正確には回答できません。

2. Song playing right now
(今聞いている曲)

「最近のヒット曲」が多いですね。ただし、J-POP限定。
しかし同時に、「懐メロ」と呼ばれる曲も合わせて聴いています。

 ・Mr.Children「未来」[「四次元 Four Dimensions」より]
(今、強烈に聴いているヒット曲! ハイパーループ状態です。)
 ・YUKI「長い夢」
(この曲の編曲センスはすごい! 久々に感動してしまった。)
 ・南野陽子「話しかけたかった」[ベスト盤より]
(意外でしょう? これは明るく泣ける名曲だわ。)

3. The last CD I bought
(最後に買ったCD)

 ・Mr.Children「四次元 Four Dimensions」(2005/06/29リリース)
  ちなみに、「最後に買ったDVD」に回答しておくと、
  Bank Bandの「BGM Vol.2 ~ 沿志奏逢」(2005/03/30リリース)になります。

4. Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

「よく聞く」に限ると、Mr.Childrenの曲ばかりになるのはお察しの通り?
ということで、「特別な思い入れのある」の方を重視したいと思います。

 ・1曲目: Mr.Children「Sign」
  ファンとして昨年のうちに関連記事を相当書いて、
  ほぼ語り尽くした感があるので、全てはそちら任せの方向で!
  ○関連記事『「Sign週間」を盛り上げよう!』
  【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/05/post_19.html

 ・2曲目: 渡辺美里「恋したっていいじゃない」
  確か高校時代に出会った曲で、美里さん自体を知った想い出の曲。
  作曲は、解散したSPEEDのプロデューサーとして名高い伊秩弘将さん。
  編曲は、平松愛理さんの夫で名アレンジャーである清水信之さん。
  コーラスとして、岡村靖幸さん、佐橋佳幸さん、そして美里さんが参加。
  そして作詞は、美里さん本人。今振り返ると、すんごい豪華な面々!
  アップテンポでカッコいい。それでいて、色褪せること無く盛り上がれる。
  というわけで、めちゃめちゃ大好きです! ♪D・A・T・E~

 ・3曲目: オフコース「I LOVE YOU」
  「I LOVE YOU」というタイトルの曲は世の中に数多くあるものだけど、
  その中でもこれはある意味で「別格」だと今でも思う名曲。
  多く甘く語り尽くすのではなく、単純な詞を重ねていく世界。
  「I LOVE YOU」の連呼に幻想的なものを感じる世界。これらがすごい!
  「こんな『I LOVE YOU』もあるんだ?」と大きな衝撃を受けました。

 ・4曲目: 松任谷由実「守ってあげたい」
  ユーミンを知った初めての曲。それは子供の頃、いとこのお姉ちゃんの部屋にて。
  今でも「名曲」として受け継がれる理由が、良く分かる気がします。
  ○関連記事「3曲選評[02]・松任谷由実(荒井由実)」
  【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/10/post_22.html

 ・5曲目: 大塚愛「さくらんぼ」(選曲は変更するかも?)
  本当は「HimawaRi」時代のアレンジの方が大好き。♪だーって良いんだもん!
  詳しくは、殿堂入りの大人気記事にて。♪もう一回!
  ○関連記事『大塚愛・「さくらんぼ」の種』
  【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/06/post_17.html

5. Five people to whom I'm passing the baton
(バトンを渡す5人)

 自分の音楽心を知れる良い機会となりました!

 ・「Musical Baton」を手渡してくれたのは・・・?
  「MY MUSIC LIFE~音楽人生~」のtoproadさん(ありがとう!)
 ・「Musical Baton」を手渡す5人は・・・?
  手元でぶん回したバトンの受け渡し先は、現在打診中です。
  受け取ってもらえるかどうか。。。

  ※バトン手渡しを私から打診された方々へ
   自身の判断に基づいて、バトンの“受け取り/拒否”を決めてくださいね。
   受け取ってもらえるとうれしいです!

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2005.07.06

ミスチル・雑誌「SWITCH」で「四次元 Four Dimensions」特集

Mr.Childrenのニューシングル「四次元 Four Dimensions」のリリースに合わせて、いろんな音楽雑誌で彼らのインタビューを交えた特集記事が組まれました。「CDでーた」や「WHAT's IN?(ワッツイン)」や「ORICON STYLE」等があって、私はそのほとんどを本屋で立ち読みしましたが(苦笑)。しかし! そうした中で「こ、これは、特に良いっ!」と思ったのが、雑誌「SWITCH」。手に取って数ページ見たまま、迷わずレジに行って買いました。何がそんなに良かったって? それはね・・・。

「SWITCH」(JULY 2005 VOL.23 NO.7)
「Switch」(JULY 2005 VOL.23 NO.7)

まずは「ミスチルが表紙を飾っていること」。これ当然(笑)。その表紙の上部には「今語られるミスター・チルドレンの現在地点」と書かれ、下部には「MR.CHILDREN “FOUR SONGS FOR LIFE”[繰り返される言葉の向こうに]」と書かれ、全面にミスチルのメンバー4人による演奏風景の1カット! それだけでも期待させられるところだけど、中身は本当に素晴らしい! 多くの雑誌が「四次元 Four Dimensions」についてのインタビューだけで終わる中、「SWITCH」はそれに加えて多くの写真や関連対談企画や関連宣伝企画等があって、50ページ以上のボリュームでミスチルワールドが展開されているんです!

○SWITCH(スイッチ・パブリッシング)公式サイト
http://www.switch-pub.co.jp/
○公式サイト内・Vol.23 No.7(2005年7月号)紹介コーナー
http://www.switch-pub.co.jp/switch/2005/07/
○公式サイト内・Vol.23 No.7(2005年7月号)取材裏話
http://www.switch-pub.co.jp/switch/2005/07/backside02.html

○「Switch」(JULY 2005 VOL.23 NO.7)の詳細内容

・メンバーや楽器や演奏風景の写真
ズームイン・アウトのカットあり。メンバーのアップ写真は良いぞ!
実際に使用する楽器やアンプ等がスタジオに運び込まれた上での、
演奏風景もあり。「音楽を楽しんでいるなあ」と思いました。
・「四次元 Four Dimensions」の長文インタビュー
「繰り返される言葉の向こうに」というタイトルの長文インタビューあり。
インタビュアーの主観的文章と共に、各メンバーの言葉が綴られていて、
各収録曲についての詳しく鋭い話で楽しめます。他の雑誌の比ではない!
・桜井和寿×金城一紀「同じ時代を生きる」スペシャル対談
映画「フライ,ダディ,フライ」で脚本を手掛けた、直木賞作家の金城さん。
その主題歌「ランニングハイ」を作詞作曲した、ミスチルの桜井さん。
彼らの「同世代トーク」は、読んでいてなかなか面白いです。
ミスチルの近年の歴史にも触れていて、ファンなら思わずニヤリ。
・日清カップヌードル「NO BORDER」CMとの連動企画
CMでは新曲「and I love you」が印象的に使われているけど、
世界を撮り歩く写真家・石塚元太良さんの人物作品に重ねて、
世界平和を訴えかけるメッセージが添えられています。
ちなみに、裏表紙にも「NO BORDER」のメッセージ付きの宣伝があります。
・大塚製薬「ポカリスエット」CMとの連動企画
CMでは新曲「未来」が効果的に使われているけど、
「旅立ち」というタイトルと共にCM部分の歌詞が掲載され、
さらにCMに登場する綾瀬はるかさんの写真がいくつかあります。
写真家・佐内正史さんによる「写真集」みたいな感じですね。

05070602

すごいでしょう? さらに進むと、「ap bank」から小林武史さんと企業ゲストのインタビュー記事があったり、「Bank Band」と新曲「to U」でコラボレーションしたsalyu(サリュ)さんの記事があったりで、何気にミスチル(主に“桜井→櫻井”さん)絡みになっています。もちろんこれらの他にもいろんなアーティストの記事があって、普通に楽しめる内容でした。

ミスチルファンの私が保証します。これは買いだと思いますよっ!

「SWITCH」(MAY 2004 VOL.22 NO.5) 「SWITCH」(MAY 2004 VOL.22 NO.5) 「SWITCH」(FEBRUARY 2005 VOL.23 NO.2)
「SWITCH」(MAY 2004 VOL.22 NO.5)
「SWITCH」(JANUARY 2005 VOL.23 NO.1)
「SWITCH」(FEBRUARY 2005 VOL.23 NO.2)[無関係だけどスラムダンク特集が良い!]

○公式サイト内・Vol.22 No.5(2004年5月号)紹介コーナー
http://www.switch-pub.co.jp/switch/2004/05/
○公式サイト内・Vol.23 No.1(2005年1月号)紹介コーナー
http://www.switch-pub.co.jp/switch/2005/01/
○公式サイト内・Vol.23 No.2(2005年2月号)紹介コーナー
http://www.switch-pub.co.jp/switch/2005/02/

バックナンバーもオススメですよ~!

05051503
「四次元 Four Dimensions」

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2005.07.05

ミスチル・「四次元 Four Dimensions」がオリコン初登場1位!

オリコンの2005/07/11付のシングルランキングで、ミスチルことMr.Childrenの「四次元 Four Dimensions」が、今年最高の初動売上56.9万枚で初登場1位を獲得しましたっ! 前作「Sign」の時の初動売上37万枚を超えたことだし、少なくともこの夏の間には100万枚を突破しそうな勢いがありますね!

○ORICON STYLE「ミスチル、初動50万枚突破!23作目の首位!!」
http://www.oricon.co.jp/music/topics/chart_t050705_02.html

○「ミスチル、初動50万枚突破!23作目の首位!!」の記事本文を抜粋

Mr.Childrenの1年1ヵ月ぶり、通算27枚目のシングル「四次元 Four Dimensions(未来/and I love you/ランニングハイ/ヨーイドン)」が初登場で首位を獲得。94年に「innocent world」で初のシングル首位を獲得して以来、12年連続、通算23作目の首位獲得を果たした。

今回の初動売上56.9万枚は、ORANGE RANGE「* ~アスタリスク~」の32.8万枚を抜いて、05年発売のシングル最高。初動での50万枚突破は、03年3月に発売され、63.0万枚を記録したSMAP「世界に一つだけの花(シングル・ヴァージョン)」以来、2年4ヵ月ぶりとなった。

また、今回でMr.Childrenの通算首位獲得数(通算23作)は、シングル首位獲得数記録で、B’z(34作)、松田聖子(25作)に次ぐ歴代3位記録、連続初登場首位(23作連続)は、連続初登場首位記録で、B’z(34作)に次ぐ歴代2位記録、連続シングル首位(12年連続)は、シングル首位連続年数記録で、B’z(16年連続/1990~2005)に次ぐ歴代2位記録となっている。

首位に関する記録も更新したようですね! 先日こんな記事もありました。

○ORICON STYLE「ミスチル、早くも今年度最高の売上に期待!」
http://www.oricon.co.jp/music/topics/chart_t050629_01.html

○「ミスチル、早くも今年度最高の売上に期待!」の記事本文を抜粋

Mr.Childrenの「四次元 Four Dimensions(未来/and I love you/ランニングハイ/ヨーイドン)」がデイリーシングルチャートで2位以下を大きく引き離すスタートを切った。本作は昨年5月発売の「Sign」以来、1年1ヶ月ぶり、通算27作目のシングル。今回の好スタートで、23作連続での週間チャート初登場首位が確実となった。

本作収録楽曲について発売1週前の時点で行なったオリコンNINKI度調査では「とてもよいと思った」という評価が全体の57.8%と、発売前の時点で好スタートが充分に予想される結果が出ていた。

今作の好調の要因としては、彼らにとっては初めての4曲入りシングルだったこと、「未来」(ポカリスエットCMソング)、「and I love you」(日清カップヌードル『NO BORDER』CMソング)、「ランニングハイ」(東映配給映画『フライ,ダディ,フライ』主題歌)、「ヨーイドン」(フジテレビキッズ教育番組テーマソング)と全ての収録曲にタイアップがついていることで、早い段階から注目を集めてきたことが挙げられるだろう。デイリーチャート初登場時点での売上レベルは極めて高く、週間チャートでは今年度最高の売上規模が期待できそうだ。

望むは、次週1位による連続首位。大きく望むは、今年2005年の年間売上トップだっ!

○ORICON STYLE『Mr.Children「四次元の新曲が遂にヴェールを脱ぐ…!」』
http://www.oricon.co.jp/music/special/050629_02.html

関連する記事も紹介しておきます。うん、確かに収録曲たちはどれも良いぞっ!

05051503
「四次元 Four Dimensions」

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2005.07.04

「愛・地球博」総入場者数が1千万人突破

こちら愛知県で行われている「愛・地球博」の総入場者数が、開幕から102日目の本日7/04午前に1千万人を突破しました!

モリゾーとキッコロ

「愛・地球博」-入場券のお買い求めは「楽天チケット」で!

○中日新聞「愛・地球博特集」内記事
 「入場1000万人突破 開幕から102日目」
http://www.chunichi.co.jp/expo/news/20050704_009.html

○記事より一部引用

愛・地球博(愛知万博)は4日午前、開幕から102日目で総入場者数が1000万人を突破した。このペースだと、博覧会協会が目標とする1500万人を上回り、9月25日の閉幕までに1820万人を超える見込み。

この日は、午前11時現在で5万4486人が入場。同協会の中村利雄事務総長は「開幕から102日目という早い段階で達成できたことは大きな喜び。夏のシーズンを迎えるにあたり、より一層の来場者サービスに万全を期したい」とコメントした。

協会によると、開幕時からの1日平均入場者数は約9万8500人。4月末までの1日平均入場者数は約7万人と出足が鈍ったが、大型連休明けから順調に推移し、5月23日には総入場者数が500万人に到達。梅雨入り後の6月の1日平均入場者数は約11万9000人となり、同18日には過去最高の17万1860人を記録した。

午後には、入場者に贈られる記念品の「サハ共和国産ダイヤモンド」(2・2カラット、250万円相当)の抽選がある。

予定より早く達成したようで、まずはおめでとうございます! ちなみに、7/04は「アメリカ独立記念日(Independence Day)」でもありますね~。さらに誕生花は「木蓮(紫)」で、花言葉は「自然愛」だそうです。なるほど、「愛・地球博」らしいですね~。さて私も、いよいよ今月7月中に「愛・地球博」へ行ってきますっ!

※2005/07/05追記
総入場者1千万人突破記念に、ある入場者へダイヤが贈られました。おめでとう!

○中日新聞「愛・地球博特集」内記事
 「こぼれる笑顔ダイヤの輝き 1千万人突破記念抽選会」
http://www.chunichi.co.jp/expo/news/20050705_001.html

○記事より一部引用

愛・地球博(愛知万博)の入場者が1千万人を達成したのを記念し、博覧会協会は4日午後、同日入場者から抽選で選んだ名古屋市千種区の会社員大石峰生さん(39)に、ロシア連邦サハ共和国産のダイヤモンド(2カラット、250万円相当)を贈った。

抽選は、コンピューターで下3けたの入場券番号を選び、午後2時までに入場した人の中から第1次当選者141人を決定。さらにコンピューター抽選で10人に絞った。この中から最終的な当選者をくじで選び、ダイヤが大石さんに当たったほか、「白神山地と奥入瀬渓流3日間の旅」が愛知県瀬戸市の中学生鈴木拓哉君に贈られた。ダイヤは、サハの永久凍土から見つかったマンモスを万博で展示している縁で、同国が寄贈した。

入場は4回目という大石さんは静岡県藤枝市に住む両親の照雄さん(69)妙子さん(68)を連れて訪れた。サハのボリソフ首相からダイヤの鑑定書を受け「予想していなかったので驚いてます。親孝行をしたのが幸運につながったのかも」と笑顔で話した。

博覧会協会の中村利雄事務総長は贈呈式の後、「会期の後半に人が増えると想定をしてきた。実現させるため、(夏場に)夕方からのイベントも充実させるなど、サービスを強化する」と述べた。

○関連記事『「愛・地球博」が開幕!(情報ナビ)』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/03/post_25.html
○関連記事『「愛・地球博」公式入場者数の記録』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/04/post_7.html

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2005.07.03

名古屋栄巡り(三越&松坂屋&パルコ・はねトびフェア)

先日通勤カバンを買う目的で、会社帰りに名古屋・栄へ行ってきました。7年ほど前は栄付近にある会社に出向していたから周辺を良く回ったものだけど、それ以来久々にゆっくり回りました。本当に懐かしかった!

それでまず向かったのは、私が大好きで良く行っていた三越で、正確には「名古屋三越栄本店」。現在使っているカバンもそこで買った良品なんだけど、今回はどれだけ探しても良品が見つからず断念。ああ、落ちたなあ・・・。そこで次に向かったのが、たまに行っていた松坂屋で、正確には「松坂屋名古屋本店」。本館と北館を中心に回ったんだけど、やはりどれだけ探しても良品が見つからず断念。良い物を求め過ぎなんだろうか?(笑) 既に20:00近くになっていたので、その日はカバンを買うこと自体を断念しました。絶対良いのを買ってやる・・・じっちゃんの名にかけて!(おいおい)

とりあえず、その決定までに見たものをいろいろとご紹介します。

・近年できたオシャレな都市公園「オアシス21」へ。大きくてきれいでした。
 「愛・地球博」の連動で、七夕イベントみたいのをやっていました。
・栄の地下街「サカエチカ」へ。見渡す限り人・人・人でいっぱいでした。
 そこで、ルーズソックスで化粧の濃いコギャル発見! まだいたか!(笑)
 名古屋のファッションは、東京よりかなり遅れるのが常(服飾系趣味の友人より)。
・松坂屋の地下売り場で食品のお買物をしてきました。
 ドンクの甘いパンと、御座候の大判焼をゲット! 以前も良く買ってました。
・丸栄及び丸栄スカイルを素通り(笑)。まあ時間が無かったのもあるけど。
 このデパートはあまり長居したことがありません。合わないのかな?

さて本題。当初の目的を大変更して、以前良く行った名古屋パルコへ行ってきました。すると入口付近で、「はねるのトびらフェアII」というチラシを発見! 西館7Fのパルコギャラリーで7/01~7/18まで行われる入場無料のイベントらしかったので、すぐに行ってみました。人気コントキャラクターたちの等身大人形があるんだけど、似過ぎててリアル過ぎててキモかったり(笑)。でも記念撮影を楽しむ女性ファンが多かったです。番組グッズも売っていたし、はねトびファンなら結構楽しめる空間だと思いましたよ! それにしても、その番組に出ている若手芸人コンビ5組11人(キングコング、ロバート、ドランクドラゴン、北陽、インパルス)は、現在例外無く人気があってすごいですね~。その割に私はあまり見たことがないんだけど(苦笑)。そんな私は、同時開催の「HT-STORE」というフジテレビ系番組のグッズ販売コーナーで楽しんできました。東京・台場にあるフジテレビ社屋の見学コーナー等で売っているグッズが勢揃い。「めざましテレビ」とか「めちゃイケ」とか「踊る大捜査線」とか、お馴染みの番組のグッズが置いてあるので、興味ある方は是非行ってみてくださいね!

「はねるのトびら」 「はねるのトびらII」 「はねるのトびらIII」
・DVD「はねるのトびら」
・DVD「はねるのトびらII」
・DVD「はねるのトびらIII」
書籍『かってに!はねる 「はねるのトびら」エピソードBOOK』

それでは、名古屋パルコ(特に東館)で他に楽しんだことをいろいろとご紹介します。

・かつていろんなアーティストを知ることができた6Fのタワーレコードへ。
 ここで知っては、8Fのクラブクアトロでライブを楽しんだものです。
 主なところでは、Cymbalsやadvantage Lucy等。懐かしい~!
・様々な商品をじっくり見て触れる楽器5Fの楽器・楽譜コーナーへ。
 ギターとキーボードに注目しました。ギターをちょっと始めてみたいなあ。
 楽譜だけど、ミスチル他のものは結構置いてありましたよ!(探している方へ)
・見つけにくい本も探せる4Fの書籍コーナーへ。
 ここでミスチル特集がある「SWITCH」の最新刊を発見。良過ぎたので迷わずゲット!
 いずれ改めてご紹介したいと思います。あと、バックナンバー特集を展開中でした。

最後にまとめ。栄付近は名駅付近とはまた違った雰囲気がありますね。名駅付近は駅が集まっているせいもあるけど世代がバラバラなのに対して、栄付近は特に遊び目的の若者が多く集まっている感じがしました。たまには名古屋特有のトレンドを知りに行くのも良いかも? そうだ、通勤カバンはどこで買おうか・・・(笑)。

○関連記事「名駅地下街巡り(DELLショップ&カスカード)」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/04/post_813f.html

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2005.07.02

ミスチル・僕らの音楽で「ランニングハイ」他披露

ミスチルことMr.Childrenが、7/01放送のフジテレビ系「僕らの音楽 OUR MUSIC 2」に出演! 6/29にリリースされたばかりのニューシングル「四次元 Four Dimensions」の収録曲が数曲聴けました!

「四次元 Four Dimensions」
ニューシングル「四次元 Four Dimensions」(「and I love you」収録・6/29発売)

今回の放送分は「Mr.Children×草なぎ剛」ということで、ナレーション担当の草なぎ剛くんとミスチルが、トークや歌で楽しませてくれました。通常の歌番組での「新曲を1曲披露」とは違って「新旧問わず数曲披露」というのが強みで、「どんな曲が披露されるんだろう?」なんて思いながら見ていたんだけど、“ある意味予想通り・ある意味驚き”といった感じで、予想以上に良かったです!

まず冒頭で、Mr.Childrenの歴史が軽く紹介されました。「君がいた夏」のPVも流れたりしてね。同世代のバンドであるスピッツについての話、ファンとあえて距離を置いている話、デビュー時の車移動の話等が展開されたけど、その多くは過去に聴いたことのある話でした。お互いが面と向かって話をしたのは初めてということだったけど、草なぎくんはややぎこちなかったかな。

いきなり1曲目は「ランニングハイ」! これは予想外で、テレビで見るのは初めてでした。しかし驚くのはまだ早かった! メンバーたちが円になって演奏するという珍しいスタイルで、しかもライブツアーのサポートメンバーである浦清英さんや河口修二さんやSunnyさんまでいるじゃないですか! うわ~、すごく豪華~! 「テレビバージョン」は、「イントロ・1番Aメロ・Bメロ・サビ・2番Aメロ・Bメロ・サビ」という構成でした。最後は「まぁ それもそうだなぁ」で無音になって終わり。ほほう、こんなのも良いかも?

トークの続き。「メンバー間の関係」では、なんと草なぎくんが普段しゃべらない田原さんや中川さんにうまく振ってくれました。おぉ、しゃべってるしゃべってる! でもメンバー間ではあまり会話は無いそうで(笑)。それは仲が悪いわけではなくて、長年の付き合いで照れ臭さがあるとかどうとか。「桜井の曲作りについて」では、メンバーに気持ち良く演奏してもらいたい、バンドがこんなことを欲している、なんてことを思いながら曲を作っていると桜井さんが言っていました。そしてメンバーは自然とそれに従う。ちゃんと信頼しているんですね。

さて2曲目は「未来」。ブルースやジャズでも始まるかのようなオープニングで、桜井さんがハーモニカを吹き終わるとお馴染みのイントロから曲が始まりました。「テレビバージョン」は、「イントロ(数小節カット)・1番Aメロ・Bメロ・サビ・2番Bメロ・サビ・ラストサビ(間髪入れず・途中から)」という構成でした。以前の「Mステ」出演時と同じだったけど、やっぱり安定して良いと思わせる曲だなあ。

再びトークの続き。「売れてからの心境の変化」では、知らない誰かが自分たちを知っていることが逆に気持ち悪く不快であって、売れなくてもいい、売れない方がいい、みたいな心境は確かにあったらしいです。でもそのうちに、誰かに喜んでもらうっていうのも良いかな、と思い始めたらしいです。まあこの辺りのことは分からないでもないかな。「僕らは何故こんなに注目されるんだろう?」みたいなところもあったかもしれないな。「売れ続けることへのプレッシャー」では、草なぎくんが「常に期待されることへのプレッシャー」に代えてミスチルを軽く攻めていました(笑)。「○○もここまでだね」なんて言われることの怖さは、お互いきっとあるんだろうなあ。

さて3曲目は「and I love you」。PVの一部が静止画で紹介された後、イントロ付きで始まりました。イントロ付き? これは「Mステ」でも「うたばん」でも無いパターンだぞ? しばらく聴き惚れていたんだけど、やっぱり構成も違っていました! これまでに無い「テレビバージョン」は、「イントロ・1番Aメロ・A’メロ・サビ・2番Aメロ・サビ・Cメロ・ラストサビ」という構成でした。ほぼフルコーラスじゃないですか! 力強いCメロに加えて、「(and) I love you」の9連呼(+α)までしっかり聴けました! うわ~、これはめっちゃ貴重~、録画しておいて良かった~!

といったところで全てが終わったんだけど、一つうれしいおまけがあったんです。次回の予告映像が流れた後、なんと「未来」が流れる「ポカリスエット」のCMが! これだから、録画はしてもCMカットはやめられない! 結局、旧曲は無く新曲のみの3曲披露という形になったけど、ニューシングルがリリースされた直後だからある程度予想できていたし、良い宣伝にもなったと思いました。

ミスチル、今日もありがとうっ! \(^o^)/

05051503
「四次元 Four Dimensions」

○関連記事『ミスチル・Mステで「未来」披露』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/06/post_c83c.html
○関連記事『ミスチル・Mステで「and I love you」披露』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/06/post_ef95.html
○関連記事『ミスチル・うたばんで「and I love you」披露』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/06/post_0939.html
○関連記事『ミスチル・シングル「四次元 Four Dimensions」の発売決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/04/post_751a.html

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2005.07.01

ココログ系読み物集

「あずスタ」で紹介したココログ関係の記事を集めてみました。
題して「ココログ系読み物集(仮名)」。今後も随時更新していきます!


※現在編集中です!

【カスタマイズ編】
○ココログをプラン変更します!
ココログのプランをプロからベーシックへダウングレードする方への参考記事。
○ココログをプラン変更しました!
ココログのプランをプロからベーシックへダウングレードする方への参考記事。
○「ベーシック」を「プロ」並みに使いこなそう!
ココログのプランを検討中の方への参考記事。ただし2004年当時の場合です。
○カテゴリ表示を自分好みにしよう・1
○カテゴリ表示を自分好みにしよう・2
○カテゴリ表示を自分好みにしよう・3
カテゴリ表示にこだわってみる有効カスタマイズの三部作。
○ココログ・トラックバックURLをコピーするスクリプト
ココログのトラックバックURLを1クリックでコピーできます。
○ココログ・カテゴリ内全記事の表示速度改善
カテゴリ内全記事の表示が速くなります。ただし「プロ」専用です。
○ココログ・使い方ガイドに「サイドバー折り畳みスクリプト」


【ココログ事件簿】
○ココログ・カテゴリ文字化け&プラン変更
○ココログ・カテゴリ文字化けが解決
カテゴリ文字化け事件。もう過去のことです。
○「モブログ」テスト投稿
○名古屋の巨塔・モブログ投稿編
○巨塔より・モブログ再挑戦
○モブログ投稿・大成功!
○モブログ投稿・試験会場にて
○モブログ・改行有効化が実現
モブログ投稿をいろいろと試したものです。

○ココログ・ファイル削除機能
○ココログ・「記事ファイル名」の命名不具合?
○ココログ・「記事ファイル名」の命名不具合修正
○ココログ・ディスク容量がプチっと増量
○ココログがバージョンアップ!(TypePad 1.5対応)
○ココログバージョンアップに伴う修正&新カスタマイズ
○ココログ・記事ファイル名の命名規則変更
○ココログ・記事ファイル名の旧命名規則は残ってる?
○blogクライアントで文字化けーション
○ココログ・「プロ」にプラン変更&ディスク大容量化
○ココログ・「ココログフリー」スタート&サービス改善
○ココログフリーはじめました
○コココログのココだけの話
○眞鍋かをりのブログ普及委員会


【意見・要望】
○ココログ・コメント削除機能が欲しい
○ココログ・記事公開日時設定の自由度
○誤字脱字はチェックしようね
○コメントスパムは深刻な問題
○ココログ・「ココフラッシュ」に対する多くの不満
○ココログ・「みんなで解決!広場」の不満もみんなで解決!
○ココログ・「みんなで解決!広場」向上委員会


【独自規約】
○blogリンクサービスの活用方針
○blogリンクサービスの活用方針を改正
○「あずスタ」管理人へ連絡
○ドラマレビューのトラックバック方針


【外部サービス利用】
○こうさぎ飼い始めました
○BlogPetサービスがリニューアル
○BlogPetが大幅リニューアル

○できればやりたいblog個人運営
○「瞬!ワード」の拡張サービスを試用
○「RSSリーダー」を試用&活用
○blogクライアントで使い良いのは?
○ココログブックスコンテストの参加を考えた
○ココログ+はてな=ブログる場合ですよ!!


【blog的な読み物】
○芸能人&著名人のblogに注目
○ココログと私~日記の変化~
○DOMカスタマイズの分かりやすい説明
○ブログなるもの
○「あずスタ」が「週刊ココログ・ガイド」に掲載!
○「あずスタ」の管理タイムテーブル
○ココログ・女性ブロガーたちが大活躍

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