素晴らしきかな漢方
現在「体質改善」の目的で、近所の病院に月2ペースで通っています。そこは東洋医学と西洋医学を取り入れて治療を行う病院で、院長は時には真面目に時にはひょうきんに語るおばあちゃん。これがまた評判が良いらしく、私も他人から紹介されて通い始めたものです。
そんな病院だけど、治療で主に使われるのが「漢方(薬)」。これまで見たり聞いたり、ある一時期だけ使ったことはあったけど、今回ほどまともに服用するようになったのは初めて! とりあえず質問されるがままに今ある体質症状について答えていくと、先生は「う~~~ん」と声を出して(この辺りがひょうきんなところ?)悩み込み、「○○と△△と□□で行ってみようか~」と言って適切な漢方薬を提示してくれます。1回の往診で約2週間分の漢方薬をもらい、朝・昼・晩の食前・食中に服用するのが基本です。食後でないのは、体内に吸収させて効かせるためだそうです。
この漢方薬というのが、「良薬口に苦し」と言いましょうか、いや、「漢方薬口に激し」と言いましょうか(笑)。モノによっては苦味ではなくきつい味の種類もあります。これが全て良いように作用するかというと実は違って、個人との相性みたいなものがあって、「合う・合わない/効く・効かない」がはっきりと分かれてくるようです。実際、私が初めてもらったある組合せの漢方薬を数日間服用したところ、右耳が真っ赤に腫れて皮がめくれてしまいました(苦笑)。会社でも同僚たちに「大丈夫ですか?」とか「虫刺されですか?」等と気遣われるほどに目立っちゃって、マギー審司の「こんなにでっかくなっちゃった!」の耳デカギャグなんて正直シャレにならない有り様に。あえて言うなら「こんなにすごく効き過ぎた!」って感じかな。現在は別の漢方薬に代えてもらって、日々服用しています。こうして服用後の状況や過程を見て相談しながら徐々に治していくのが、漢方の治療の基本になるのかなあ?
とにかく、体の外部からの「革命」的療法よりも、体の内部からの「クーデター」的療法は、効果がすごいのです。漢方というものを服用してそれが良く分かりました。私も現在、漢方そのものの理解を深めるため、少しずつ勉強中です。私が強くオススメするのも変ですが、正しく服用すれば効果が現れるこの漢方について、興味を持ってくれたら良いなあと思います。
●関連サイト
○ツムラ・公式サイト「漢方について」
(漢方の基礎知識を始め、種類や効能等もいろいろ学べます)
【 http://www.tsumura.co.jp/kampo/ 】
○漢方の世界
(事例を合わせて漢方を大きく紹介しています)
【 http://www.e-kampo.org/ 】
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コメント
漢方の効果ってやっぱりスゴイんですね!
私も実は漢方に興味があったんです。
体質改善して,花粉症を何とかしたくって。
家の近所にも漢方のお店がありますが,あずさんが通ってるところも,よかったらメールでいいので教えてください!
投稿: うさこ | 2005.05.11 23時32分
いや~、漢方ってものは体験してみるとそのすごさが分かるってもんです。以前は中途半端に服用していたから効果が対して分からなかったけど、今回は特に手に取るように分かるんだなあ・・・。最近は漢方薬の名前まで覚え始めています。
それでは、また何らかの形でご紹介しますね!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.05.12 02時02分