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2005.05.12

水曜プレミア・夜王~YAOH~

TBS系「水曜プレミア」で、5/11に2時間単発ドラマ「夜王~YAOH~」が放送されました。原作は週刊ヤングジャンプ(集英社)にて連載中の人気マンガで、新宿・歌舞伎町の新人ホストが主人公のホストストーリーです。その主人公を務めたのが、TOKIOの松岡昌宏さん。放送当日は、同TBS系の朝番組「はなまるマーケット」や昼番組「きょう発プラス!」で番宣を兼ねてゲスト出演していました。この日私はたまたま徹夜仕事明けの代休で、「きょう発プラス!」で知ってやや興味を持ち、そのままその夜何となくドラマ自体を見てみました。

○TBS「水曜プレミア」公式サイト内・「夜王」
http://www.tbs.co.jp/suipre/050511/story.htm

夜王~YAOH~「No.1ホストにのぼりつめてみせる!不夜城の女性たちの心に極上の癒しとやすらぎを!超人気コミックが待望のドラマ化!」

土砂降りの新宿・歌舞伎町を傘もささずにずぶ濡れの男が歩いている。その男、的場遼介(松岡昌宏)は、東京で一発当てたいと野望を持って北海道から上京してきたものの、そのきっかえさえつかめず、打ちのめされていた。
この街も、見納めか・・・と高層ホテルを見上げていると、エントランスに高級車が横付けされる。その高級車から、聖也(北村一輝)にエスコートされ、一人の華麗な美女・加納麗美(かたせ梨乃)が降り立つ。別れを惜しむように抱き合う二人。

何かを思い立った遼介は、ホテルのエレベーターに駆け込み、麗美の住むホテルの一室に招かれる。何をやってもうまくいかない、と自分の思いを伝えると、麗美は答える。「この街は誰も手を差し伸べてはくれない。でも、努力すれば必ず報われる。成功すれば、普通では見られない景色を見ることができる」と。

翌日、遼介は、ホストクラブ『ロミオ』で飛び込みで働くことを決意する。そのロミオのNO.1ホストが聖也。ロミオで、麗美と再会した遼介は、麗美が世界的に有名なデザイナーであり、特定のホストを指名しないことで有名な女性と知り、驚く。

遼介に与えられた試練は、1週間以内に指名客をつかむこと。もしそれが出来なければクビだ。修(要潤)、潤(大倉孝二)ら同僚に励まされ、指名を取るために奔走するが・・・。キャバクラ嬢の愛理(真中瞳)、OLのエリカ(大谷允保)との出会いを経て、成長していく遼介を、暖かく見守る麗美。
果たして遼介は、一流のホストになれるのか!?

おぉ~、面白かった~~~! ホスト界には縁が無く、それでいて、昼間の新宿は大好きな私(なんのこっちゃ)。夜の歌舞伎町も何度と無く歩いたことはあって、ホストクラブも外からならいくつか見たことがあるけど、そんな私の知らない中側や裏側の世界が描かれていました。こんな風になっているんだ~! 厳しい世界だなあ~! なんて新鮮な気分で・・・(笑)。

さて何から話そう? とりあえず行っとけ? まず舞台となるホストクラブ「ロミオ」は、女性客が入店するとイケメンのホストたちが廊下を挟んで2列でズラリと並んでいて、「ようこそ『ロミオ』へ、ジュリエット!」と言って華々しく迎えます。その後指名したホストに奥のソファーへ導かれるんだけど、高い酒をジャンジャン注文したり、貢物をホストへバンバンとプレゼントしたりで、そこは一夜にして大金が動く「魅惑の世界」。そんな中、田舎から遼介という青年が上京し、ひょんなことからそこで働き始め、本名のままひたすら独自のホスト道を貫き、次々と指名を受ける人気ホストへのし上がっていく、というストーリーでした。

ここで登場人物とキャストをご紹介。まず主人公・的場遼介(松岡昌宏)。働き始めた「ロミオ」のオーナー・矢島輝彦(内藤剛志)。その支配人・秋山茂(酒井敏也)。オーナーの知り合いで遼介を何かと気にかける有名デザイナー・加納麗美(かたせ梨乃)。「ロミオ」のNo.1ホスト・聖也(北村一輝)。遼介を支持するベテランホスト・修(要潤)と、まだ未熟なホスト・潤(大倉孝二)。近くで店を出す屋台のおじさん・高橋藤吉(竹山隆範・カンニング)。こんなメンバーを中心に、愛理(真中瞳)、エリカ(大谷允保)を始めとするいろんな女性客と共にストーリーが進行していきます。

さてどこから攻めよう? とりあえず放っとけ? まずオーナー・的場を演じる内藤剛志さんの冷静な仕草は、ある意味怖くて威圧感たっぷりのキャラでした。その知人・麗美を演じるかたせ梨乃さんは、こういうゴージャスな役が本当に似合ってる! フジテレビ系ドラマ「白い巨塔」で見せた庶民のおばさんとは打って変わって、映画「極道の妻たち」シリーズで見せたどこか強みあるキャラがすごいです。そして、修、潤ときて、注目したいのはやはり、No.1ホスト・聖也こと北村一輝さん! シムケンボイスはそのままに、金髪でキレのある顔立ちのキャラは“ナイスホスト!”って感じ? また、ホスト界には縁がないものの、客としてのホストたちを自慢のトークで迎える、屋台のおじさん役の竹山隆範さんが良い! なんか良い! ドラマで見るのは初めてかな、それにしても頑張っていました。そしてそして、何と言っても主人公の的場遼介こと松岡昌宏さん。最初は髪を下ろして田舎もんらしさを演じていたけど、麗美に何百万のスーツを貢いでもらい整髪料でバッチリ髪を立てれば、これまた“ナイスホスト!”って感じでした! TBS系ドラマ「マンハッタンラブストーリー」では無口でヒゲの似合う純喫茶の店長を演じていたけど、あの風貌からヒゲを除いたような形で今回登場。今度は独自のトークでしゃべりまくり、そして女は彼の魅力にイチコロ・・・。うん、キャスティングはバッチリ!

それから、遼介と聖也のホスト対立が見ものでした! ホスト界は「派閥」というものがあって、聖也は他の派閥を制圧しながら今日の地位を獲得してきました。こうして「正統派ホスト」としてやってきたけど、独自の手段で成功を収める無知な遼介に対しては怒りを覚えるばかり。しかし! 聖也は一味も二味も違うのです。独自の手段で愛理からの指名を獲得した遼介に対し、聖也は腹を殴って制圧。でもこれは「ホストは顔が命」というところからの行為なのでした。つまり聖也は、遼介を「ホスト」として認めたことにつながるんですね。また、聖也派のホストがエリカに頼んで遼介を連夜のように指名させ、お勘定のツケを貯めさせていました。でもこれは「ツケの未払いはホストがかぶる」というところからの行為なのでした。それを知った聖也はそうさせたホストたちを殴り、なんと遼介に謝罪までしたんですね。ホストとして、暗に認める姿勢と真っ向から勝負する姿勢、これがすごかったです。それと同時に、「聖也、アンタはステキなホストだよ!」なんて思いましたね・・・。

さて締めといきましょう。これ、連続ドラマとして充分いけるんじゃない? 毎回客を変えての「一話完結ストーリー」としてしっかり成立するんじゃない? プロデューサーがあの貴島誠一郎さんだから、その線も大いに期待できますね! もしそれが実現したら、私は遼介役の松岡昌宏さんと聖也役の北村一輝さんの“二人の名ホスト”をまず褒めたいです。なぜなら、現在TBS系で放送中の連続ドラマ「タイガー&ドラゴン」に続いて、“スペシャルから連続ドラマへ”というパターンに貢献する人物になるからです! 松岡昌宏さんはそのドラマで主役を務める長瀬智也さんと同じTOKIOのメンバーとして、北村一輝さんはそのドラマと共に個性あるキャラで盛り上げた名脇役として。これは絶対いける、いけます、力及ばずとも私が保証します。是非連続ドラマ化をっ!

「夜王-YAOH 1 (1)」 「夜王-YAOH 2 (2)」 「夜王-YAOH 3 (3)」 「夜王-YAOH 4 (4)」

「夜王-YAOH 5 (5)」 「夜王-YAOH 6 (6)」 「夜王-YAOH 7 (7)」 「夜王-YAOH 8 (8)」
原作コミックス「夜王~YAOH~」(倉科遼 著/井上紀良 画)

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コメント

私、このドラマ見逃してしまったんですよぉ~!
adsさんのレビューを読んで、しまったーーーー!!と思いました。
面白そうなドラマだったんですねぇ・・・。
もし、連ドラになったら、是非是非見たいと思います!!
コミックに手を出すかなぁ(笑)
あぁ、早く再放送してくれないかなぁ・・・(^-^;

投稿: ミウミウ | 2005.05.13 22時28分

ミウミウさん、これ結構良かったですよ~! 原作や現実との違いは置いといて、見て楽しめる内容だと思います。まずは連続ドラマ化を望んでいるけど、変わらず評判が良いようならきっと再放送があるでしょうね!

投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.05.14 23時53分

あずさん、おはようございます!
私も見ました。面白かった~!
聖也は、遼介の腹を殴ったのはホストと認めたから。
そして、自分の派閥だったホスト2名の卑劣なやり方を知った彼は
今度はその2人の顔を殴った。=ホスト失格。ホストと認めない。
そこがすごく好きになりました。
私も連ドラ化してほしいです。

投稿: ちーず | 2005.05.16 06時54分

ちーずさん、良かったでしょう? 普通に楽しく見られたでしょう?

そうそう、聖也が「正統派ホスト」として殴る位置を変えたのがまた良かった! 遼介はその聖也に「一人のライバル」として認められたわけで、今後が楽しみ・・・というところで終わってしまいましたね(笑)。

連続ドラマ化の希望には、ちーずさんも同意してくれたようですね。心強いです!

投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.05.16 22時45分

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