ココログ・記事ファイル名の命名規則変更
ココログのバージョンアップ(TypePad 1.5対応)に伴う仕様変更で、私が管理人(他には一部の閲覧者)として最もショックだったのが「記事ファイル名の命名規則」の変更でした。「固定リンク」で確認できる記事ファイル名のことです。
従来は、記事タイトルに半角文字が含まれなければ「post_n.html(n:数字)」という定型形式で命名され、その後は投稿するたびに数字を1ずつ上げて命名され続けました。また半角文字が含まれていれば、その文字を使った独自形式で命名されました(「sample1です」の場合「sample1.html」)。私はある時期から、草稿を用意した後で「空タイトル&空本文」のまま一度下書き保存し(この時点で「post_n.html」形式で命名)、すぐにタイトルと本文を入れて公開することにしていました。また特別な場合は、意図的に半角文字ありの記事タイトルにして一度投稿し(この時点で「独自形式」で命名)、すぐに記事タイトルを直して更新していました。これらの方法を行っても、ココログナビの「新着記事一覧」にはちゃんと掲載されたんですね。
なぜ私がそうまでして「記事ファイル名」にこだわったか?
○「記事ファイル名」のこだわりの理由1. ある月について最終投稿分の記事ファイル名を見れば、
その月にいくつ記事を投稿したかが簡単に把握できた。
2. 連番で命名され続けるので、記事の投稿日時設定を変更しても、
本来の投稿順が把握できた。
3. 告知用記事や関連記事群で意図的に記事ファイル名を命名させることで、
記事ファイル名の直感的な関連付けができた。
(例:「波田陽区」関連記事群「波田陽区ゲートウェイ」)
さてココログのバージョンアップ後の現在、「記事ファイル名の命名規則」が変更されて、「post_xxxx.html(x:16進数の文字が4文字)」という形式で命名されるようになりました。しかしこれにより、私の記事ファイル名のこだわりに影響がありました。
○「記事ファイル名」のこだわりへの影響(番号は上記理由と対応)1. 16進数4文字の羅列では、記事の月間投稿数が把握できない?
2. 16進数4文字の羅列では、本来の投稿順が把握できない?
3. 半角文字が含まれると、「sample1です」の場合「sample1_xxxx.html」になるため、
直感的な関連付けは一応できる。ただし、16進数4文字の羅列は付与される。
※一部「?」を付けたのは、把握できる方法があるかもしれないため。
ココログヘルプでは、この仕様変更の理由を「月をまたがって記事の日付を変更しても、変更先の月のファイルに重複しないため」としています。この件は以前から問題になっていたけど、今回の命名規則の変更で回避できるようになったようですね。ここで私は、「16進数4文字は投稿時にランダムで決定されるのか?」という疑問が浮かびました。たまたま命名規則の変更を知らずに投稿してしまった「不要な記事」があったので、その記事ファイル名を覚えた後で削除して「正式な記事」を新規投稿したところ、それは全く同じ記事ファイル名になりました。つまり、16進数4文字はランダムで決定されるのではなく、何らかの内部規則に従って決定されている?
「記事ファイル名の命名規則」の変更記念に、過去の裏エピソードを交えて語ってみました。ショックだったことには違いないけど、全ては「システム改善」のためだと解釈して、「ココログの歴史に残る出来事」としておきます。それにしても、いったいどれくらいの人が、私のように細かく気にしているんでしょうね?(笑)
○関連記事『ココログ・「記事ファイル名」の命名不具合?』
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/12/post_16.html 】
○関連記事『ココログ・「記事ファイル名」の命名不具合修正』
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/12/post_13.html 】
(過去にもこんなこだわりの記事を書いてました・・・)
※2005/04/20追記
なんと! 旧命名規則が一部残っている模様です。
○関連記事「ココログ・記事ファイル名の旧命名規則は残ってる?」
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/04/post_11.html 】
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