ごくせん・第7話
このドラマの放送が終わると、まるで受験勉強のようにレビュー執筆で焦ってしまいます(笑)。視聴率は前回第6話で27.3%を達成し、高視聴率の記録をまた更新したそうです。「ごくせん」の人気ぶりは、とどまる事を知らない・・・。
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「ごくせん」
第7話「自分の人生と真剣に向き合え」
進路の決まらない3Dの生徒に、企業から面接の話が舞い込む。自分の任期が3月までと知り、焦るヤンクミ(仲間由紀恵)だが、生徒の将来を考え自分のことは後回しに。早速、土屋(速水もこみち)らに面接の練習を始めるが、あまりにも無作法な生徒たちに愕然(がくぜん)。そんな中、竜(亀梨和也)、土屋らが十文字高校の生徒に絡まれ、乱闘騒ぎを起こす。翌日、就職試験を受けた土屋の面接官は、乱闘を見ていた会社員(渡辺憲吉)だった。黒銀学院の生徒は、面接を受けることも許されず、全員不採用になってしまう。
黒銀学院に新校舎が建つようだけど、ヤンクミは3月までの臨時担任だから、あまり関係無し? 3年D組でも4月からどうするかなんて話になったけど、前回ヤンクミの正体を知ってしまった隼人(赤西仁)が「家業継ぎゃいいじゃん、4代目なんだし」と呟いてしまったからさあ大変! 同じく正体を知る竜もびっくりして、他の生徒たちも「家業?」と大声で斉唱。焦ったヤンクミだったけど、そこで隼人が「蕎麦(そば)屋・・・」とごまかしたんですね。苦しい言い訳だなあ・・・。まあいずれにしても、ヤンクミは4月から新たな職を探さなければなりません。憧れの九條先生とも、もう頻繁に会えなくなる? でもその九條先生には、バスの中でおばあさんに席を譲らない高校生に説教したのをしっかり見られてしまったけど・・・。
ところで3年D組では、土屋を含む4人がジョイフル産業の面接を受けるため、ヤンクミは模擬面接を実施。でも生徒たちは全然ダメで、代わりにヤンクミがお手本を見せてあげたけど、面接官役の生徒たちはふざけた質問ばかり(笑)。その夜、履歴書を書いて顔写真も撮った土屋が仲間たちといたところ、他校の生徒とバッタリ会ってケンカ騒動に発展。そこにはスーツ姿の男もいて迷惑がっていたけど、なんとその男は土屋が面接を受ける会社の面接官だった! それで面接すらさせてもらえなかったんだけど、そこでヤンクミがサブタイトルにもなっている「自分の人生と真剣に向き合え」という主張で生徒たちに説教したんですね。理事長たちからも厳重な注意を促されたけど、ヤンクミは生徒たちを思いやって対立の姿勢。土屋たち5人は怒って教室を飛び出してしまったけど・・・。
そこからのヤンクミがすごい! 生徒たちに就きたい職を探すアドバイスをしてあげたり、生徒たちのために面接を受けさせてくれる会社を探したり。生徒5人もその姿を見て心を入れ替えたんですね。その翌日、3年D組では就職内定者の第1号が出たことで大盛り上がり! ヤンクミは土屋にジョイフル産業の再面接を取り付けたと伝えたけど、逆に土屋たちは「全員揃って卒業すること」や「卒業するまでケンカはしないこと」を誓いました。しかしその後5人は、以前ケンカした他校の生徒たちに絡まれてしまった! ヤンクミとの約束通り一切手を出さなかった5人は、無抵抗のまま殴られっ放し。その現場をたまたま発見した白鳥先生がヤンクミに電話で連絡しました。他校のリーダーも、全くやり返してこないのを不思議がりながら、さらに攻撃を加えていたけど・・・。
ようやく現場に駆けつけたヤンクミは、生徒5人が誓いを守ったことを悟り、「私の大事な教え子に、手ェ出すんじゃねえっ!」と一喝! そして「これ以上、こいつらには指一本触れさせねえっ!」と言うと、縛った髪を解いて眼鏡を外して、久々にあの戦闘スタイルに~! かと思えば、他校のリーダーに一発殴られても手を出さないヤンクミ。その代わり、抵抗しない理由を問い掛けながら、気迫だけで相手を打ち負かしてしまうヤンクミ。さすがだった! 他校の生徒たちが去った後、ヤンクミは誓いを守り通した5人に向かって「お前ら・・・、やっぱりお前らは、私の自慢の教え子だ」と涙を流しながら言ったんですね。ヤンクミは5人の頭を激しく撫でてやった後、彼らを笑顔で見つめ直しました。翌日、3年D組では土屋たちの再面接を“フォーメーションF(列になって手でアーチを作る花道?)”で見送ってやりました。これでひとまず一件落着!
もう一つ! 職員室で理事長たちに再面接の件で責められていたヤンクミだけど、そこへ「理事の松原」なる人物が登場。なんとその人物は、以前バスの中で席譲りをしてあげたおばあさんだった! 多額の融資もしている松原は、この4月に入学する孫をヤンクミのクラスに入れてほしいと言ったんですね。理事長も大事な人物の発言には逆らえず、さっきまでの冷たい態度を変えて「山口先生、4月からもよろしくお願いしますね!」と一言。理事長は眼鏡を手で握りつぶすほど悔しがり、猿渡教頭たちは口あんぐり。その帰り道、これまで生徒と上手くいっていなかった山口先生が「生徒たちと向き合うことの大切さ」を理解したとヤンクミに伝えていた時、再面接から帰ってきた土屋たちから「とりあえずやれるだけのことはやったつもり」と聞いて、ヤンクミは一安心。3年D組の生徒たちも集まってきたところで、ヤンクミは「よーし、お前ら分かってるな? 全員揃って、卒業するぞっ!」と言って、全員で「オーッ!」と掛け声。さらに、「もういっちょっ!」、「ついでに!」、「まだまだ!」、「あいうえ!」と続けました。最後だけ、ベタベタなネタだな(笑)。
これで「3月までの臨時教師」という肩書きから抜け出せそうなヤンクミ。でも彼女のことだから、この先何が起こるか、どうなってしまうのか、まだまだ分からないですね。それにしても、黒銀学園の理事長って、ヤンクミをあそこまで敵視するキャラだったっけ? 以前は味方だと思っていたけど? 猿渡教頭は、変わらない態度でいるけどね。妙な髪形も変わらないけどね(笑)。
※ここでもドラマレビューがたくさん探せます。blogランキング!
○集英社「ごくせん」サイト(漫画誌「YOU」内)
【 http://you.shueisha.co.jp/gokusen/ 】
原作コミックス「ごくせん」1~10巻(森本梢子・集英社「YOU」連載中)
「ごくせん」主題歌
今シリーズ「NO MORE CRY」(D-51・ディーゴーイチ)
前シリーズ「Feel your breeze/one」(V6)
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コメント
あずさん、こんにちは!
TBありがとうございました。
ヤンクミは4月からも黒銀の先生でいられるんですね!
ということは、次シリーズの期待、あるかな~!?
投稿: ちーず | 2005.03.02 14時12分
あずさんこんにちは!
ヤンクミは、ほんとにいつでも生徒に一生懸命ですよね。
毎回定番になっているカメラ目線の「おー!」が
楽しそうだな~と思いつつ見てます(笑)
投稿: まりこ@「どらまにあ」 | 2005.03.02 14時56分
>ちーずさん
ヤンクミは4月からの正式就任が決まって良かったですね! 次シリーズの構想は、ものすごい高視聴率続きだし有り得るんじゃないかな? でも何となく、理由があって黒銀学園からは去ることになる気がします・・・。
>まりこさん
なんか最近、掛け声シーンが全体的に面白くなってきましたよね? バリエーションが増えたし、次はどうするんだろうなんて期待してしまいます。あのカメラ目線が、またベタで良いんだなあ~。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.03.03 02時25分