不機嫌なジーン・第1話
「月9」にして今クール最後のスタートとなった「不機嫌なジーン」。このタイトルは当初仮タイトル扱いだったけど、結局本採用されたみたいですね。それはそうと、私はつい最近まで「不思議なジーン」だと思っていました(苦笑)。主題歌が原由子さんの「じんじん」だったら面白いとも思ったり。ああごめんね、勝手なことばかり言って、“不機嫌”な気にさせて・・・。
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「不機嫌なジーン」
第1話「仁子、恋に迷う!」
鵯越(ひよどりごえ)大学大学院生・仁子(よしこ・竹内結子)は1年前、恋人に浮気されたショックで、男は浮気をする生物と決めつけていた。そんな中、仁子は鵯越大付属小学校教師・健一(黄川田将也)と知り合い、互いに意識するように。その後、仁子の元恋人で世界的な科学賞を受賞した環境生物学者・南原(みなみはら・内野聖陽)が教授として大学に赴任。仁子に未練を残す南原は再び言い寄る。後日、南原の受賞パーティーで泥酔した仁子は翌朝、南原と同じ部屋で目を覚ます。
思い切ったドタバタ系ラブコメ! 脚本の大森美香さんと山口雅俊プロデューサーのコンビと言えば、「カバチタレ!」や「ロングラブレター~漂流教室」が有名で、「ランチの女王」に至ってはこのドラマと同様に竹内結子さんが主演をしています。大森さんは、「きみはペット」を通して育んだ「人間主体の動物行動学」を、面に出すことができますね。山口Pは、過去に手掛けた「きらきらひかる」や「ビギナー」等も含めて、女性が主人公のドラマ作りを展開することができますね。これらのこともあって、このドラマも例外無く「フジテレビ系ドラマの安定路線」になりそう?
バラエティ番組での番宣の時から「ラブコメ」を強調していたけど、本当にその通りでしたね~。小ネタで攻めたり、妙にハイテンションだったり、とにかく騒がしい(笑)。終盤で、仁子と南原が逃げたハリスホーク(鷹)を呼び戻すシーンがあったけど、二人でワーワーキャーキャー叫んじゃって。私はそこで、「あれ? もしかしてここって笑う所?」なんて、冷静に自問してしまいましたよ(苦笑)。笑いどころが難しい妙なストーリーではあるけど、私的には学問と日常生活をリンクさせる話が好きな方なので、ひとまずその方向で楽しめそうな気はします。アニメやCGを駆使する映像技法や、タイトルバックでの事細かなキャスト紹介、それにラストで「今日のおさらい」と題した、今話の登場人物&キャラのダイジェスト紹介なんかは、山口P作品ならではですね。それだけでも楽しめそう? あっ、そのラストで出た仁子こと竹内結子さんは、赤いメガネを掛けていましたね。ちょっと遅れて、眞鍋かをりさん他による「“なりきり”メガネ祭り」に便乗したって感じ?
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コメント
ドタバタ系ラブコメで,気楽に見られそうな感じですね。
みんなのセリフがテンポよくて面白かったです。
長崎に関する謎とオダギリさんの関係が何なのかなあって思いました。
内野さん,小林さんはうまくて面白い役者さんで好きです。
まとまりのない感想でごめんなさい~。
投稿: うさこ | 2005.01.18 14時29分
気軽に楽しめそうな反面、今回ばかりは見ていて結構疲れる感も正直あります。でもそれは良い意味でのことでね。つまらないまま見させられることは無かったです。
初回話は最初ということで、仁子と南原(「なんばら」じゃないんですね)が大きく描かれたけど、徐々に他の気になる人物たちとの関係が描かれていくんでしょうね。どの人物もひとクセありそう?
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.01.19 02時45分
「笑いどころが難しい妙なストーリー」
↑確かに。
鷹を呼んで大騒ぎしてパトカーが来ちゃう・・って言うシーンはあんまり笑えなかった。
内野さんのインテリ役は大歓迎なので注目して行きたいと思います!
投稿: TAMA | 2005.01.20 23時43分
見たそのままに笑えるタイプではなかったですね。ある意味で「難解で学問的」なところかな? でも山口P作品だから、ついつい期待してしまいますよ!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.01.21 02時00分