Mの悲劇・第1話
冬ドラマのスタート前に、番宣を最も多く見たのがこの「Mの悲劇」でした。あまりに見させられ過ぎて、もうそれだけで悲劇? 「Bの悲劇(B:番宣)」って感じだよ・・・(苦笑) ところで「~の悲劇」というと、角川映画の名作「Wの悲劇」を思い出してしまいます。見たことは無いけどね。でも、「M」をひっくり返すと「W」になるし、何か関連はありそう? ふっ、ある訳ないね。小ネタが冴えない。「Nの悲劇(N:ネタ)」って感じだよ・・・(苦笑)。「N」? 「M」と字が似・・・(←強制終了)
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「Mの悲劇」
第1話「なぜ僕を狙う、君は誰だ」
順風満帆だった男の人生が、ひとりの女との出会いで狂いだす。人一倍慎重で、危機回避することこそが幸せだと考える衛(まもる・稲垣吾郎)は、警備保障会社に就職。仕事ぶりが評価され、専務の島谷(伊武雅刀)の娘・有紀(岡本綾)との婚約も決まり、幸福の絶頂にいた。そんな折、重要な商談があり、渋滞を心配した衛は電車で取引先へ。だが、車内でトラブルに遭遇し、現場に居合わせた女(長谷川京子)に犯人扱いされて留置場へ送られてしまう。翌日釈放された衛は、商談に行けなかった理由をウソで取りつくろう。
思いっきりダークな世界で突き進むかと思ったけど、序盤は何かあっけらかんとしていて結構明るいタッチで、徐々に恐怖のストーリーに変化していきました。幼い頃に自宅へ泥棒に入られた実体験から、何事にも慎重な性格に代わり今日まで生きてきた、「石橋を叩いて渡る」の男・安藤衛。警備保障会社に就職してもその慎重さは変わらず、業績を伸ばして出世街道まっしぐら。しかし! その慎重さが裏目に出て、利用した電車内でチカン行為を疑われ、謎の女・相原美沙に人生をめちゃくちゃにされてしまったんですね。幸福の絶頂から、地獄の底へ。今回は「Mの悲劇(M:衛[まもる])」の第一章でした。悲劇はまだまだ続く?
名前が「衛(まもる)」で就職先が「警備保障会社」というのが、出来過ぎだけど面白い設定ですね。その衛役はSMAPの稲垣吾郎さんだけど、キャラに上手く合っていたと思いましたよ。あと、謎の女役の長谷川京子さんも、怪しさが匂っていてなかなかのもの。今後もこの人が出てくるたびに、「また悲劇が起こるのかよ!」と思うことになるのかな。サブタイトルにもなっているけど、何故衛が狙われているのかはまだ秘密。でも実際にあんな風に陥れられたら、辛いだろうなあ・・・。
私は主題歌に注目! 新人の女性ダンスボーカルユニット「Sister Q」の「Night and Day」だけど、ドラマに合っていないようで合っていそうだという微妙な印象。でもなかなか良い曲でした。MASAMI(18)、AYANO(18)、AYA(14)の3人構成で、2万人が応募したオーディションで選ばれた実力派ということだけど、詳細は未公表らしいです。しかし! ドラマで謎が明かされていくと同時に、彼女たちの素顔も徐々に明らかになっていくそうですよ!
「Mの悲劇」主題歌「Night and Day」(謎の新人ユニット・Sister Q)
「Mの悲劇」サウンドトラック
週明け前にこのドラマ。見るとちょっとテンションが下がってしまうかも・・・。
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コメント
主題歌良かったですよね。
ジャズのスタンダードでうちにもCD
(シカゴの『ナイト・アンド・デイ』と言うアルバム)が有りますけど、
オシャレで小粋で好きな曲です。
作曲なあのコール・ポーターなんですよね。
現在公開中の映画「五線譜のラブレター」のサントラにも
「夜も昼も」の題名で収録されています。
「夜も昼も君を思う」って言う強烈な愛の歌みたいですけど、
ドラマの内容とはリンクしてるのかしら?
ドラマの方は「世にも奇妙な物語」を思い出すシュールな出だしだったんですけど、
やっぱりその後主人公が次々とひどい目に遭って・・。
ちょっと衛がかわいそうで見ていられない様な?
京子ちゃんがどこまで悪女?を演じ切ってくれるか
様子見ってところです・・。
投稿: TAMA | 2005.01.17 00時27分
主題歌が光っていましたね。オリジナルを聴きたくなりましたよ。「Night and Day=夜も昼も(見続ける)」という所で、ドラマに合っている気がしますね。
衛が次々と辛い目に遭うのには、見ていられなくなりましたよね。ただ、謎の女も全てが謎ばかりではなくて、「過去に何かあった」というのが描かれたのは意外でした。私も様子見という感は強いですね。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.01.17 00時40分
こんにちは。
「Mの悲劇」怖かったです。
なんか衛に同情しちゃって、
あーまた来る!また来る!・・って
一人ビクビクして見てました。
でも、美沙の謎も気になるんですよね・・。
投稿: まりこ | 2005.01.17 14時50分
美沙と衛の関係はしばらく謎のまま引っ張るそうですが、これからどんな風に美沙が仕掛けていくのか興味があります。
毎回衛のメガネが壊れたりする目に遭うようで、衛も結構ボロボロになるのかな?
投稿: ミウミウ | 2005.01.17 21時59分
この曜日・時間帯ドラマってついつい見てしまうので、今回も見ようと決めました(笑)。ドラマの内容もまずまずとっついて行けそうで、ハセキョー演じるミサの行動が楽しみです。ハセキョー自身が妖艶なイメージを持っているように思っているので、ハマリ役なんではないかなと。主題歌、これも非常に気になりました。こんなことならビデオに撮っておけば...
TAMAさんのコメントにあるCHICAGOの「Night & Day」(もう10年近く前の発売なんですけど、オリジナルアルバムはなかなか出ませんね(悲))を見て、自分も持っていたなぁとさっそく探して聴きました。このCHICAGOというバンドのレギュラーアルバムはだいたい持っているんですが、これはレギュラーではないとは言うもののあんまり聴いてなかったなぁと。このアルバムの解説書によれば、かのフランク・シナトラさんが歌う「Night & Day」が抜きん出た人気だそうです。SONYのHD-DVDレコーダ「スゴ録」(だったかな?)で「Chicago」という曲を歌っているのもフランクさんヴァージョンでしょうか。
かなり脱線してしまいましたが、稲垣吾郎さん演じる衛もいいですね!ハマっていると思います。いつも何かに怯えるようなビクビクした感じがイメージと合っているような...佐々木蔵之介さんや岡本綾さんにも期待してます。この2人が衛とどれだけ信じ合い続けられるのか、裏切られて破滅的な結末になるのか、演技にも注目したいですね。長々と恐縮しました。
投稿: LX | 2005.01.17 23時28分
>まりこさん
最初は「あれ、コメディ?」だと思ったけど、次第にゾクゾクする展開になりましたね。私も衛に同情しちゃいましたよ。何とか困難を乗り越えたのに、「うわ~、また来た~!」みたいな(笑)。美沙はいったい何者なんでしょうね?
>ミウミウさん
ドラマの中盤辺りまで引っ張るそうですね。次回の予告を見たけど、またドキっとさせることをしていたみたい。ハセキョーなら許せる? そんなわけないか。彼女の悪女ぶりが、怖いながらも見ものです。衛もとんだ災難に遭ったもんだ・・・。
>LXさん
日曜劇場って、最近「どよ~ん」とした作品が多いのでは? 今回もその例だけど、とにかく怖いですよ。ハセキョーは、役どころによって良くも悪くも毎回化けますよね。美沙役もなかなかハマっていて、良い味は出しているように思えました。衛役の稲垣吾郎さんもハマっていますね。真面目一筋だけど、それゆえに抜けている所があって落とし穴にはまりやすい感じなんかね。今後もソワソワと落ち着きのない姿が何度も見られるのでしょうか? 衛の婚約者(岡本綾さん)は、衛を信じ続けられるのか? 衛の同僚(佐々木蔵之介)は、衛を裏切る行為を行う日が来るのか? そんなことも気になりますね。ところで、序盤に幼少期の衛家へ忍び込んだ泥棒が登場したけど、佐々木蔵之介さんの顔に似ていたんだよなあ・・・。もしかして、「泥棒は同僚の父親だった」という謎の過去が?
主題歌「Night and Day」だけど、やっぱり音楽通としては気になるところですよね。私はオリジナルを聴いていないだけに、是非とも聴いてみたいと思っています。紹介してくれた話はすごく面白かったですよ! ちなみに、「スゴ録」のCMで「♪シッカ~ゴ シッカ~ゴ」って歌っているあの「シカゴ」は、CM用のオリジナル作品だそうです。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.01.18 01時54分
前回の日曜劇場もどちらかと言えば重い雰囲気でしたから、しばらくこんなシリーズで行くのでしょうか?確かに週明け月曜の朝から『どよーん』としちゃうかも(笑)。
「スゴ録」でかかっている曲はCHICAGO「Night & Day」のアルバム1曲目にも収録されている「Chicago」のようですね。CMに用いられている曲はこのアルバムからのものではありませんけど(悲)。以下は参考に見つけたものです。
http://www.cdjournal.com/main/research/research.php?rno=1222
ま、これはともかくとして「Mの悲劇」の主題歌「Night and Day」の歌い手さんである「Sister Q」さん達も謎に包まれていて、曲の全容と共に大変気になりますね!
adsさんと同じで自分も前クールはドラマがいまいちだったかな~と思っていたんですが、このクールは今のところ大体を見ていますので、楽しみ満載です!
投稿: LX | 2005.01.18 23時22分
昨年春の私的大ヒットドラマの「オレンジデイズ」以来、「逃亡者 -RUNAWAY-」、「夫婦。」と、「どよ~ん」系ドラマが続いているというのが私の認識です(苦笑)。
思わぬ「シカゴ」論争に、音楽通の私は妙に喜んでいます。なるほど、詳細も分かりました。めちゃくちゃ聴きたくなった! 「Sister Q」も、現時点では謎の存在ですね。今でも初回話で聴いた歌が断片的に頭の中でループ演奏を繰り返しているんだけど(しかし只今「シカゴ」も乱入中!)、注目した通り良い曲ですよね!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.01.19 02時41分