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2004.11.16

めだか・第7話

今話は“大人生徒がいる学級”ならではのテーマで、「結婚」が取り上げられました。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「めだか」
第7話「結婚反対の理由」

刈谷(泉谷しげる)は娘・景子(酒井若菜)の結婚が決まったと得意げ。喜ぶめだか(ミムラ)だったが、学校を訪れた景子に、刈谷が結婚相手と会おうとしないことを聞く。心配して刈谷の店を訪ねためだかは、結婚相手に会わないのは自分が傷つくのが怖いからではないかと刈谷を戒める。一方、小山田(山崎樹範)は、由布子(須藤理彩)の再婚を聞いてショックを受ける。

泉谷さん、待ってました~っ! ドラマスタート当初から期待していた、刈谷さん(泉谷しげる)さんメインの回でした。刈谷さんは、娘・景子の結婚が決まったけど、どうもそのことに好意的ではない様子? ある日めだかは、学校を訪ねてきた景子と話をしたが、「結婚相手と会った」という刈谷さんの言葉が嘘だったことを知る。妻を早くに亡くし、その上一人っ子の娘も家を出ることで、刈谷さんは寂しい気持ちでいるのではないか?

その後刈谷さんと娘は自宅で再度「約束」の会話。酒呑みの父に才女の娘。その絵はまるで“親子版・美女と野獣”だったね(笑)。でも刈谷さんはまたすっぽかし。ある夜娘が学校を訪ねて父親に直談判するも、その刈谷さんはバレバレの嘘で弁解し、クラスメイトも態度の不自然さを感じる状態。やっぱり反対してる? いや、そうでもないらしい。同級生の種田さん(小日向文世)に「刈谷さん、お嬢さんに結婚辞めてほしいんですか?」と問われれば、「とんでもねえよ、こんな良い話めったにあるもんじゃねえよ。俺は本気でそう思ってるよ。景子が選んだ相手だ、間違いはねえだろうしなあ・・・。」と答える刈谷さん。でも、相手方とはどうしても会いたくないみたい。めだかの口癖そのものだけど、「どうして?」。

ある日の昼間、めだかは刈谷さんの花屋へ行って、本人に「“どうして”定時制高校に通おうと思ったんですか?」とズバリ質問。めだかのこういった「切れ味ある質問」というか「視聴者の代弁」が良いんだけどね。その昔、中学生だった景子に宿題の質問をされた時すぐに答えられず、「明日の朝答えてやる」と言って誤魔化しておいて、夜中に娘の教科書や参考書をこっそり持ち出して必死で問題を解いた際に、「何かを学ぶってのは面白いもんだなあ」と感じたんだって。今じゃその娘は社長秘書で、このたび課長と結婚することも決まったけど、自分みたいなヤツが出て行くと相手方がガッカリするんじゃないか、娘に恥をかかせるんじゃないか、会わない方が良いんじゃないか、と一人で勝手に悩んでいたんですね。そこでまた、めだかが言ってくれました。「違うんじゃないですか? 自分が傷つきたくないからなんじゃないですか?」。刈谷さんは激怒してめだかを追い返してしまいました。“酔っ払いオヤジの追っ払い”ってところか・・・。

後日、景子からの電話でホテルでの面会の話を聞いた刈谷さん。仏壇の前で娘の写真がたくさん詰まったアルバムをめくりながら、妻の遺影を見つめ続けていたが・・・。そして当日昼、現場にクラスメイトが学校でないのに集まって、ついには刈谷さん以外が全員集合! そして残るは来るべき人物・刈谷さん。来ました来ました、ビシッとした正装で現れて、一同は一安心して即解散(笑)。刈谷さんは「めだか、ありがとな」と申し訳無さそうに一言。めだかはものすごい笑顔で無言の返事。このシーンは良かったなあ~! 面会の席で刈谷さんは、相手方との初顔合わせで緊張しまくっていたけど、自虐の弁はありながら良き娘ぶりだけは強く伝えました。その後、自分が定時制高校に通っていることを告白したけど、それも既に娘から相手方に伝えられていて、「どんなに酔っ払って帰ってきても、朝の仕入れには遅れたことがない」という良き父親ぶりも同じく伝えられていたようでした。刈谷さんは顔を歪ませながら「よろしくお願いします!」と言って深々と頭を下げたけど、そのまま声無く涙を流していました。もうその時の刈谷さんの表情が良過ぎて、見ているこっちも涙が出てきましたよ。やっぱり泉谷さんの演技は大好き。歌手としても俳優としても、純粋にすごい人だと思います。期待した甲斐があったっ!

ところで、ずっと続いている小山田くんと由布子さんのサイドストーリーだけど、小山田くんは由布子さんのアパートへ行っては、彼女の一人息子・数馬くん(佐藤和也)と遊ぶ日々。しかしある夜、小山田くんはその数馬くんが高熱でうなされているのに気付いて、急いで病院へ連れて行ったんですね。その頃の由布子さんは、結婚を考えている男性との外出中。小山田くんが必死でかけた電話にも、出ないと言うか気付かない由布子さん。携帯電話の着信履歴でやっと異変に気付いた由布子さんは、小山田くんに電話で事情を聴いて慌てるように病院へ。結局数馬くんはいつもの扁桃腺の症状だったけど、小山田くんは激怒。でも由布子さんの相手の男性には、「単なるクラスメイトで単なる数馬くんの友達」と弱気の弁解。小山田く~ん(苦笑)。由布子さんは数馬くんとの面会の時、小山田くんから預かった見知らぬトレーディングカードを渡すと、数馬くんはその「ウルトラレア(超貴重)」のカードに大喜び。由布子さんは「何、これ?」と呟くが、それを説明する息子がカードを大事に集めているのを知らなかったことに痛感したんですね。由布子さん、今回の小山田くんの“行為”で“好意”を持ったかな? ちなみに、登場したトレーディングカードは、アニメ「金色のガッシュベル」のカードダスらしいです。少年少女のトレンドも一応把握しておかないと(笑)。

○東映アニメーション「金色のガッシュベル!!」・公式サイト
http://www.toei-anim.co.jp/tv/GB/
○「金色のガッシュベル!! THE CARD BATTLE」
http://www.carddas.com/gashbell/
○「金色のガッシュベル!!」・カードリスト
(確かに、ガッシュ・ベル[TBB-093/M-164]は「ウルトラレア」扱いでした)
http://www.carddas.com/gashbell/cardlist/bestbst.html

それにしても、食事をする時のめだかって、なんでいつもあんなにうれしそうなんだろう・・・。疑惑の恋のライバル“桜木くん VS 椎名先生”の方も、静かに熱くなってきましたね。さらに注目していきましょう~!

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コメント

今週は刈谷さんメインということもあって、楽しく気軽に見れました。
泉谷さんって同じような役ばっかりなんですけど、
泉谷さんにしかできない役って感じですごくいいですよね。
種田さんと話してるときの「とんでもねぇよ。・・・」と言うときの表情、
婚約者に「お父さんのことを話す時すごく楽しそう」と言われたときの表情、
すごくうまいなぁと思いました。

あと、小山田くんと由布子さんの話もよかったです。
あの二人はなんか落ち着いて見れます。

ただ最近「めだか」を純粋に見れなくなってきてまして...
桜木くん役の瑛太さんにはまってしまいまして...
特に第7話は桜木くんの出番が多くて興奮してしまいました。
来週は椎名先生の過去が分かるようで、内容も濃そうなんですが、
椎名先生とめだかの仲が進展するのは「イヤだーっ!」と
かなり私情が入ってしまって。
なので客観的なadsさんのレビューを見て、落ち着こうと思います。

投稿: ふんが | 2004.11.18 08時41分

泉谷さんの演技、良かったですね~!
アップの表情がすごく良かった。
「いい顔してる!」ってつくづく思いました。
人生が顔に表れてる?
酒井若菜ちゃん扮する景子も良かった。
あんなに父親を思ってるなんて。
婚約者もいい人で良かった。(^。^;)ホッ

「こんじきのガッシュベル」を「きんいろのガッシュベル」とつい
読んでしまう私なのでした~♪

投稿: TAMA | 2004.11.18 19時32分

>ふんがさん

毎回熱いコメントありがとう! このドラマはイマイチ盛り上がりに欠ける部分があるんだけど、私は大好きです! 今話は、本当に待っていた刈谷さん、いや泉谷しげるさんメインの回でしたね。ガンコ親父の役が多い役者は何人かいるけど、泉谷さんが演じる親父は何か少し違って、良い印象で終わることが私の中では多いんですね。そうそう、「泉谷さんにしかできない役」っていうのが魅力かな。今回もいろんな表情を前面に出して、思いっきり演じてくれましたよね。うん、実に上手いです! そして、役者としても大ファンです!

小山田くんと由布子さんの話は、毎回引っ張ってるし安泰でしょう。めだかの方はまだ複雑でいるけど・・・。そうですか、その件で微妙に悩んでいるんですね? 私の毎回のレビューで、落ち着いてもらえたら幸いです。

>TAMAさん

泉谷さんの演技、最高でした~! うん、いい顔してる! あの人、実生活でも絶対温かい心の持ち主なんですよ。言う時は言って、引く時は引く、みたいな? 景子の方も、そんな父親が大好きで、誇りに思っている様子でしたね。それに婚約者まで良い人だし。良い話でした。

ひえ~! TAMAさんに言われるまで、「金色」を「きんいろ」って読んでた・・・(苦笑)。まだまだ少年少女のトレンドに付いていけていないなあ。いやもしかして、その無知ぶりこそが「ウルトラレア」?(笑) でもかなり人気みたいですね。

投稿: ads(あず)@管理人 | 2004.11.19 01時47分

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