めだか・第6話
「めだか」は順調に話が進み、今話・第6話で折り返し地点へ。小さなめだかが勇気と力を振り絞って、確実に前へ前へと泳ぎ進んでいるかのようです。そのイメージは、「何事にも前向きなめだか」とバッチリとリンクする?
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「めだか」
第6話「教師の死」
順平(平岡祐太)が酔っ払いに殴られ顔にアザをつくって登校してきた。心配するめだか(ミムラ)に、順平は元同級生・賢吾(郭智博)に殴られたと明かす。めだかは賢吾の自宅を訪問。だが、誤って教育官僚で父親・寿男(山田明郷)にケガを負わせてしまう。寿男はめだかを解雇するよう国見(浅野ゆう子)に圧力を。その行為に憤るめだかを、椎名(原田泰造)は励ます。
前々回、閉じこもっていた殻を自ら破った高杉くんが、今回またまた受難! ある夜、街でバッタリ出会った前の学校の同級生・賢吾やその仲間たちに殴られてしまった様子。高杉くんは、クラスメイトには酔っ払いに絡まれたと説明したけど、めだかだけには真相を打ち明けた。そのめだかは高杉くんを連れて賢吾の自宅へ行き、父親に事件のことを説明。しかしそこでもみ合いになり、花瓶が父親の頭を直撃! さらに悪いことに、その父親は教育省高等教育局の局長だった! 局長権限でめだかを解雇させる動きが広まってしまったんですね。局長の命を受けた理事会役員・日比野(升毅)は、後日行われる調査報告会で理事会全員の賛同を得るため、その調査を国見先生に一任すると役員会議で告知。実は日比野と国見先生は、「一緒に暮らさないか」・「そうね」と語り合うほどの熱い仲。国見先生は日比野の言葉に負けて、めだかを解雇させるように仕向けてしまうのか・・・。
でもちょっと待って? 今話はそんなベースストーリーじゃなくて、サブタイトルになっている「教師の死」の話の方が大事でしょう! 病院で療養中ながら度々元気な姿を見せていた、めだかの小学校時代の恩師・森村先生(林隆三)が、なんと突然亡くなってしまった! これには、同じく森村先生の教え子でめだかの級友である川嶋さん(木内晶子)や桜木くん(瑛太)も驚き、悲しみを抑えきれなかった・・・。病院の先生の話では、めだかたちが本人から聞いていた病名はウソで、実際は末期のリンパ節ガンだったんですね。森村先生は病気のことを知られたくなかったために、ウソをついていたんですね。「元気になったら飲みに行こう」と、めだかとも約束していたのに。そこに現れたのは国見先生と椎名先生。国見先生は、森村先生が昨日学校へ訪れていたことを話し、頼まれていためだかへの伝言を伝えた。「何か悩んでいるんじゃないか?」と心配した森村先生の最後の伝言は、「何があったかは良く知らないが、自分が正しいことをしたと思うなら、どんな結果になっても胸を張っていろ。大切なのは、舞台に上がることだから。」だった。めだかはその場で泣きじゃくっていたけど、それを見た国見先生は「あなたは舞台へ上がったのよ」と言い残してそこを後にしました。国見先生の中で、何かが変わった予感? そしてそれはその通りに。緊急理事会が開かれ、国見先生による調査報告が行われたけど、全ての事情を把握した国見先生はめだかの行動を正当化。日比野の圧力に屈せずありのままを説明し、「定時制主任としては、目黒先生の解雇理由は、何一つ思い当たりません」と断言。カッコ良かった~! っていうか、おいおい、ついに国見先生の心まで動いちゃったよ! こうして解雇要求は取り下げられて一件落着。森村先生の死は、いろんな意味で人に影響を与えた結果になりましたね。国見先生と日比野のその後が気になるけど。事の発端だった、高杉くんと賢吾たちのその後も気になるけど。もっと言うと、めだかへ静かなアプローチを見せて、酔っためだかを自宅に一晩泊めてあげた椎名先生のその後も気になるけど。まあ、いいか(笑)。
さてさて、ドラマ「めだか」の主題歌と富士フイルムの企業CMイメージソングのダブルタイアップとなった、スピッツの「正夢」が本日11/10にリリース! 今話の最後でも、そのCDの視聴者プレゼント告知がありましたね。この歌、ドラマの朗らかさに良く合っていて、結構好きです。
○スピッツ「正夢」・サビの部分の歌詞どうか正夢 君と会えたら
何から話そう 笑ってほしい
小さな幸せ つなぎあわせよう
浅いプールで じゃれるようなずっと まともじゃないって わかってる
もう一度 キラキラの方へ登っていく
ドラマの主題歌で聴けるこのサビの部分は、2番後のリピート部分(ラストサビ)に当たります。「もう一度」から始まる最後の詞は、歌の一番最後のみに存在するんですね。実は2番最後で「あのキラキラの方へ登っていく」という詞があるんだけど、それに対して一番最後で「もう一度 キラキラの方へ登っていく」と歌われることで、“キラキラ”を2回目指したということです。作詞・作曲は、ボーカルの草野正宗さん。「どうか正夢(まさゆめ)」の部分が、たまに「どうか正宗(まさむね)」に聴こえるのは、私だけ~?
<^ ))))><<=<^ ))))><<=<^ ))))><<=<^ ))))><<=<^ ))))><<
<^ ))))><<
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
今回は今までよりも重い(?)話でしたね。
病院で森村先生の伝言を伝える国見先生、
緊急理事会での国見先生、本当にかっこよかったです。
最後の青空もなかなか素敵でした。
でもadsさんと同じく、高杉くんと元同級生の問題、
国見先生と日比野の同棲(?)話、今後学校は大丈夫なのか?
というのが気になります。
今回は1話で解決したようなしてないような...
恋の方はとうとう椎名先生も動き始めましたね。静かにですが。
ラーメン屋での「僕に一言声をかけてください」。
あれはちょっとかっこよかったです。
桜木くんの出番が少なかったのがちょっと悲しかったですが、
病院でしゃがみ込んでめだかを優しく励ますとこがよかったです。
来週は待ってました、刈谷さんっ!
あと小山田と川原の関係も動きがありそうですね。
来週も楽しみです。
投稿: ふんが | 2004.11.10 09時46分
「小さなめだかが勇気と力を振り絞って、確実に前へ前へと泳ぎ進んでいるかのようです。」
↑うまいっ!確かにその通りですよね。
ほんとに皆のその後が気になる!
結局高杉君の件は警察に判断してもらうみたいだし、
椎名先生とめだかの中も?
それに学校に反旗を翻した定時制部もただじゃ済まない様な?
せっかくめだかが「舞台に上がる」事の出来た職場。
無くならないで欲しいですね!
投稿: TAMA | 2004.11.10 19時47分
>ふんがさん
重い話ではあったんだけど、「気軽に見られるめだか」のせいか、見て気が沈むまでには至らなかったですね。でもストーリーとしてはなかなかでした。何と言っても、国見先生がめだかの味方になってくれたのが良かったですね!
青空を見上げたラストも良かったんだけど、やっぱり気になっていた件が片付けられなかったのは残念。今後また続きがあるのなら良いんですけど。椎名先生が静か~に動き始めたのは、なぜか笑えました。そのセリフもナイス? 桜木くんは出番こそ少ないものの、毎回ちゃんとアップで写るしセリフもあるし、変わらず良い感じです。私的には、めだかの親友の川嶋さんにも同じことが言えてうれしいですよ。
次回は、「私も待ってました!」の刈谷さんメイン。行動も視聴率も少し勢い付きそう?
>TAMAさん
冒頭の文は、ちょっとした名言かな? その冒頭部分というのは、トラックバックを送った時相手のblogにも表示されるから、実は毎回それを踏まえてあれこれ考えているんですよ。
ほんと、その後が描かれなかった皆については、「どうなっちゃってんだよ(By 岡村靖幸)」って感じ(笑)。でも、昔から「舞台に上がる」ということに臆していためだかも、「教壇」という舞台に立ち、「自分の意思を貫く」という精神的な面も育って、強くなっていますね。半クールを教師として過ごしてきためだかだけど、そのままずっと続けてほしいなあ・・・。
(ところでTAMAさん、そちらでは「刈谷さん」が「仮谷さん」になってましたよ!)
投稿: ads(あず)@管理人 | 2004.11.11 00時55分
w(゜o゜)w オォーありがとうございます。m(__)m
早速直しておきました。
「どうなっちゃってんだよ(By 岡村靖幸)」←こちらもありがとうございまぁ~す!
投稿: TAMA | 2004.11.11 06時50分