CBC「ノブナガ」の名物コーナー「ワッキーの地名しりとり」で、ついにゴールしたワッキー(お笑いコンビ「ペナルティ」の脇田寧人さん)。これまで2回に渡って「おかえりなさいスペシャル」が放送されましたが、本日11/07昼に2時間特別番組として「ワッキーの地名しりとり 季節はずれの卒業式」が放送されました。内容は、10/28にCBCホールで応募当選者を入れて行われたイベントの模様です。以下にその詳細を書きますが、進行は番組で放送された構成に基づくものであり、実際のイベントでのものとは一部異なっているかもしれません。
○関連記事・『「ワッキーの地名しりとり」ついにゴール! 』(コーナー紹介あり)
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/10/post_20.html 】
○関連記事・「ノブナガ・ワッキーおかえりなさいSP・1」
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/10/post_29.html 】
○関連記事・「ノブナガ・ワッキーおかえりなさいSP・2」
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/10/post_41.html 】
司会進行は、「地名しりとり」ナレーション担当だった、CBCアナウンサー渡辺美香さん。コーナー前の名セリフ「お願い! 誰か“三重”って言って~!」を言うと、会場はいきなり大盛り上がり。そのままワッキーが紹介され、本人はリュックサックを背負ったお馴染みのラフスタイルで登場! 会場はさらに盛り上がって、ワッキーは客席に向けて投げキッスを返していました。
その直後、野呂昭彦三重県知事が登場! 三重県の知名度アップに貢献したということでワッキーに感謝状が渡されたんだけど、なんとそれは木の板に文字が彫られた「木彫りの感謝状」でした。あれ、欲しい・・・。続いて、三重県観光連盟から特産品が贈呈されました。和田金の松坂牛と伊勢志摩名物の伊勢エビ・サザエ。あれはすごかった・・・。
そこからは「地名しりとり3年10ヶ月の軌跡」の映像が延々と流れましたが、内容は「おかえりなさいスペシャル」で放送されたものとほぼ同じでした。所々でワッキーのコメントが入っていたんだけど、特に悩まされた「『ん』ルール(元の地名へ戻る)」の“第1回目・悲劇のシーン”では、「番組史上初のマジギレです」とコメント。うん、確かに(苦笑)。
その途中で、番組に寄せられたファンレターの「ワッキーへの要望」に、ワッキーが応えるコーナーがありました。
・ケン玉妙技披露: 「世界一周」と「宇宙一周」を難なく決める。
・リフティング披露: 名門・市立船橋高(千葉県)のサッカー部出身の証明。
・肉体芸披露: 服脱いで胸ピク。早腕立て、逆立ち、ブルース・リーのモノマネ。
「軌跡」映像が終わったところで、「お祝いメッセージ」の映像が始まりました。
・じゃこ天おばちゃん: 愛媛県松山市のじゃこ天屋の店頭にて。
・路上ギターアーティストのアキさん: 作成依頼していた歌を初披露。
○「みんなのおかげ」/詞・曲・唄 あき
いつも出会いは突然で
前触れを告げる風すら吹かない
気まぐれに訪れて
忘れられなくなる
いくつもの出会いを繰り返して
いくつもの別れを繰り返して
出会ったみんなのおかげで
歩き続けることができる
空から見た僕の街は
地上の天の川のようで
あの星が僕を待つみんななら
怖いものなんてないよね
・「ノブナガ」出演者たち(スタジオVTR):
司会陣(敬称略)の、今田耕司・東野幸治・雨上がり決死隊の蛍原徹と宮迫博之、
準レギュラーゲストの小倉優子、CBCアナウンサーの占部沙矢香の6人がコメント。
お笑いの心を忘れない爆笑メッセージを提供。さすが吉本の先輩たち(笑)。
その後、ワッキーが「ワッキーマウス」の踊りを披露。これも爆笑。
続いて、ワッキーの相方(ペナルティ)のヒデ(中川秀樹)登場! 「地名しりとり番外編・相方ヒデの『うまし伝説』」の総集編映像が始まりました。「地名しりとり」中不定期に登場し、ワッキーやディレクター(カメラ担当)に毎回まかれ、「全国で置き去りにされた男」としてコーナーを盛り上げてくれたっけ(笑)。その後成り行きで、なぜかワッキーが熱唱しました。歌ったのは「大きな古時計」だったけど、なぜかオペラっぽく、それでいて面白く・・・。
ここで、番組に寄せられた「ファンからのメッセージ」が紹介されました。それで分かったんだけど、見て全国を旅行した気分になったり、見て同じく全国を回る旅に出たりと、視聴者はいろんな形で楽しんでいたんですね。私はワッキーと全国の地で出会う人たちとの交流を見て楽しんでいましたが、その裏では三重県の地名がなかなか出ないことで、「三重県に対して失礼なのでは?」と思ったこともありました。でも逆に、全国各地で三重県のことを知ろうとする動きがあったのは確かなようで、間接的ではあるけど知名度アップに貢献したのも確かです。それはワッキーが、出会う人たちへ丁寧に挨拶したり説明したことで功を奏したのも含まれるわけですが。
そして終盤。ワッキーが「愛・地球博祝祭市民合唱団」をバックに舞台中央で立って、観客や関係者たちも同じく立って、全員で「仰げば尊し」を斉唱。まさに「季節はずれの卒業式」でした。ここでサプライズゲストが! なんと、ワッキーのご両親が花束を持って登場しました! ワッキーはかなり焦りまくっていた様子でした。最後に、照明を全て落としたCBCホールで、スポットライトを当てられたワッキーが「最後のメッセージ」を語りました。
○ワッキー最後のメッセージ(ボケは当然一切無し)
今日この場を持ちまして、
「地名しりとり」というこの番組の一つの企画が、全て終了になります。
約4年やらせてもらったんですけども、
まあ本当にいろんなことがありました。
いろんな方に支えられてやってきたと思いますけども、
やってて今思うのは、恥ずかしがらずに「人に聞く」っていうことが、
どれだけ大事なことなのかと思いました。
「人に聞く」という行為が、これだけ広がって、幸せを呼ぶんだっていうことに、
この企画で僕は教えられたような気がします。
皆さんも「恥ずかしい」という感情をですね、
あまり持たずに、人に聞いて、どんどんどんどん出会いを作って、
広げていってほしいなあってすごく思いました。
なんか若輩者の僕が言うのもなんですけども。
これで全て終わりですけども、あそこに相方もいますが、
僕は「ペナルティ」というコンビでやってる芸人なので、
今度はお笑いで皆さんに恩返しをしたいと思いますので、
是非、「旅人ワッキー」じゃなくて「芸人ワッキー」として、見てください。
今まで本当にありがとうございました!(深く一礼)
ワッキーが退場して、「ワッキーお疲れ様 そしてありがとう」という字幕が出て終了しました。これにて「ワッキーの地名しりとり」に関する放送は全て正式終了となりました。終わってみると、もの寂しい・・・。ところで、ワッキーを始めとする「ノブナガ」出演者たちは、「東京で売れる前に東海地区のローカル番組で人気が出て売れた」という共通点があります。「地名しりとり」が始まった当初はワッキーのことを知らない人が多かったと思うけど、3年10ヶ月も続いた名物コーナーのおかげでワッキー自体の知名度もアップ。その後東京でも人気が出て、「ペナルティ」としての仕事も増えて、少なくとも東海地区ではテレビで見かける度に「あっ、ワッキーだ!」と言う人が多くなりました。そんな一芸人が、今回の一イベントで「最高のヒーロー」になったんですね。「地名しりとり」は終わってしまったけど、ワッキー&ヒデの「ペナルティ」は今後も応援していきたいと思います。ワッキー、本当にお疲れさまでした!
ということで、「地名しりとり」関連の記事もこれが最後になりそうですが、ニュースがあります!
11/05(金)に、「ワッキーの地名しりとりII~完結編~」という本が出ました。「地名しりとり」のファンの方は必見です! 名古屋の数ヶ所で、ワッキーのサイン会もあるよ!
○ワッキーの地名しりとりII・サイン会詳細
11/08(月) *終了・ファンが殺到したそうです*
12:00 星野書店 近鉄パッセ店(名駅前・8F)
17:00 丸善 名古屋松坂屋店(栄・松坂屋本店南館5F)
11/22(月)
12:00 三省堂書店 テルミナ店(名駅地下街・B2F)
17:30 リブロ 名古屋店(栄・名古屋パルコ東館4F)
(22日の各回では、“あきさん”のミニライブあり)
それから、「じゃこ天おばさん」がいたことで有名になった、愛媛県松山市の「安岡蒲鉾」さんが、11/10(水)~11/16(火)にトヨタメグリアで「諸国味めぐり」・手造りじゃこ天の実演販売を行うそうですよ! 私は自宅から行けそうな距離なので、行って買ってじゃこ天を実際に食べてみたいと思います~。
「ワッキーの地名しりとり」関連商品の紹介はこちら!
○関連記事・『「ワッキーの地名しりとり」ついにゴール! 』(コーナー紹介あり)
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/10/post_20.html 】
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