スウィングガールズがテレビ生演奏すっぞー!
本日、フジテレビ系の朝番組「とくダネ!」で、今月9/11より全国で上映中の映画「スウィングガールズ(SWING GIRLS)」のスウィングガールズ(アンド ア ボーイ)たちが出演して、ライブ生演奏を披露します! 私もまだ雑誌で見ただけであまり知らないので、今日は祝日で休みだし朝からしっかりチェックします!
○「スウィングガールズ」・公式サイト
【 http://www.swinggirls.jp/ 】
「スウィングガールズ」は、映画「ウォーターボーイズ(WATER BOYS)」で原作・監督・脚本を手掛けた矢口史靖さんの新作で、片田舎の高校の女子高生たちがジャズバンドを結成して活動する姿を描いたストーリーです。映画やドラマの「ウォーターボーイズ」シリーズ全作を楽しく見てきた私は、それだけで以前から気にはなっていたんだけど、この放送を見て詳細が分かりそうです。
今からみっぞー! (見るぞー!・正しい方言かは不明)
(視聴前)
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(視聴後)
見たべー! 良かったべー!(笑) ジャズやるべー!
番組内コーナーの「とくダネ! 特捜部」で、「指令・生演奏でジャズやるべ♪ 素顔の“スウィングガールズ”を特捜せよ」というテーマで、「スウィングガールズ」の特集がありました。そしてスタジオ内には、スウィングガールズ(アンド ア ボーイ)の皆が! まずは映画では披露されなかった曲「オーバー・ザ・レインボー(OVER THE RAINBOW)を演奏し、インタビューや映画のメイキング映像が流れた後、映画でも盛り上がった(らしい)「シング・シング・シング(SING SING SING)」が演奏されました。特に「シング・シング・シング」は往年のジャズナンバーで、聴き応え十分で良かった~!
演奏前後に前へ出てきた5人は、左から、上野樹里(主役)、貫地谷しほり、本仮屋ユイカ、豊島由佳梨、平岡祐太。上野樹里ちゃんと豊島さんと平岡さんには単独質問があったけど、本仮屋ユイカちゃんや貫地谷さんにはなくてちょっと残念。上野樹里ちゃんはさすが主役って感じで、可愛くて色白で光ってたなあ。まあスタジオの照明がやけに強かったのもあるけどね。「シング・シング・シング」ではサックスのソロパートがあるんだけど、やっぱりサックスは持つだけでカッコ良く見えるし、そこで目を閉じてソロ演奏する姿なんて見たらかなり良い感じ! 他のメンバーも、トランペット・トロンボーン・ギター・ベース・ドラム・ピアノで応戦。うん、ジャズは良いっ!
スタジオセットの色使いは、NHK朝ドラ「てるてる家族」の最終話エンディングのものに似ていました。三女・秋子役だった上野樹里ちゃん&来々期ドラマ「ファイト」のヒロインに決定した本仮屋ユイカちゃんとの、“朝ドラ”つながり? それから、実際は17人のはずだけど、今回出演したのはどう数えても16人でした。調べたらトロンボーンの子が1名いなかったようです。また、「スウィングガールズ」は映画内の架空のビッグバンドだけど、理由を付けてしばらくの間バンド活動を維持させて、歌番組等にもどんどん出てほしいですね。番組内で小倉智昭さんも同じようなことを言ってて、そこで先に言われちゃったけど、中国の人気アーティスト「女子十二楽坊」に通ずるものがあると思っていてね。あちらはエリート集団だけど、日本では「モーニング娘。」みたいに素人集団っぽい方が売れたりするんだよね。今回見た中でも各列の真ん中辺りにいた子は可愛いと思ったし、それなりにいけると思うんだけど、どう?
映画のメイキング映像中で、今回出演しなかった矢口史靖監督のインタビューがあって、「音楽の雰囲気がリアルじゃないと表現しきれない。お客さんに届かない。演奏は本人たちがやるということは決めていた」と言っていました。この映画の魅力はここなんですね。プロ奏者の音をアフレコで当てず、本人たちに猛練習させて、本当に演奏させるところね。これなんかは、映画「ウォーターボーイズ」でボーイズたちに与えた試練と方針そのままですね。それがあって良い作品に仕上がったと思うんだけどね。でもまだ映画は見てないんだけどね(笑)。
ところで、矢口史靖監督。前作「ウォーターボーイズ」は「シンクロに懸ける男子高校生」というモデルが先に実在したけど、今回の「スウィングガールズ」は有りがちなブラスバンドのストーリーながら、「ジャズ」と「山形弁」に目を付けたあたり、「やるなあ~!」と思いました。特にジャズは、日本では「大人の音楽」というイメージが強かったけど、近年では各地で行われるジャズフェスティバルには若者も多く集うし、ジャズ奏者の活躍ぶりも目立つようになりましたよね。それに、映画「海の上のピアノスト」やドラマ「マンハッタンラブストーリー」でもジャズが取り入れられたりしたことで、新たにジャズを聴くようになった人や、本来ジャズが熱狂的に好きな人も、興味をそそられるだろうし。しかもそれに「山形弁」という独特の方言口調を取り入れたことで、作品に面白みのエッセンスが加わっただろうし。こういった所が「やるなあ~!」と思わせた点でした。名作映画「Shall we ダンス?」等で有名な周防正行監督のやり方にどこか似ている感じもしますね。日本の映画監督も、こうしてどんどん活躍してほしいですね。
とにかく、テレビ生演奏は良かったです! みんなー、スウィングすっぞー!(映画みっぞー!)
映画「スウィングガールズ」オリジナル・サウンドトラック
(出演者本人たちの演奏が収録)
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コメント
情報ありがとうございます。
ギリ間に合ったのかな?
これからチェックします^^
投稿: acchi | 2004.09.20 09時12分
あずさん、さすが情報通。
私も矢口監督大好きです!なにせ、妻夫木くんの育ての親みたいなものですからね。映画、ウォーターボーイズも何回観たかわからないくらい観たもん。DVDも大事にしています。
スウィングは、映画館に観に行きましたが、すごく面白かったですよ~♪方言がかわいいし、キャラもみんな濃い~の(笑)
山形弁に目をつけるところが、矢口監督さすが!って感じました。出演者自身が演奏してるっていうのが聴き応えあるし、こっちまで楽しくなりますよね。観た人はみんな楽器がやりたくなったって言ってます。うちのHPに来る人,映画好き多いんで。
この映画でピアノ担当の平岡祐太くん、私が注目している俳優さんです。JUNONボーイらしいですが、なかなかの存在感!かわいいし、演技も自然で、昔の妻夫木くんを思い出します。
映画もあずさんに是非観てほしいです~。
投稿: はな | 2004.09.20 12時48分
>acchiさん
書き込み時刻を見た分では、どうやら間に合ったようですね! 少し前からオンエア情報を知っていたから、早めに告知記事を公開した方が良かったかな? 生演奏は良かったです! 裏番組の「はなまるマーケット」でクボジュン(久保純子さん)がゲストで来ていて、どちらも見たかったので上手く調整して両方とも見られましたよ。
>はなさん
矢口史靖監督は話題作りが上手いですね! 妻夫木聡くんは、私も「ウォーターボーイズ」で知ったし、あれで知名度が上がったとも言えますよね。平岡祐太くんや他に気になった人も、一度調べてみようっと!
「ジャズ」と「山形弁」も流行りそう。これまでやりたい楽器に管楽器っていうのは無かったけど、今回みたいに数ヶ月前は全く吹けなかった人が上手に吹いているのを見ると、確かにやりたくなるなあ。映画はもう見に行ったんだ? 映画のメイキング映像を見ただけでも面白かったし、見に行ってみようかな?
投稿: ads(あず)@管理人 | 2004.09.21 00時40分
遅ればせながらTBありがとうございます。
いやぁ~、すっかり見逃してしまいました。残念(-_-;;)
「Over the rainbow」聴いてみたかったなぁ。
あずさんの意見に賛成!当分の間、活動してほしいですねぇ。
(中国で活動する時は、女男十七楽坊!?^-^)
投稿: まゆげぶた | 2004.09.24 16時05分
こんにちは。そちらの記事も読ませていただきました。映画見たくなりましたよ、ほんとに!
「Over the rainbow」は、放送日前に行われた渋谷での路上ライブの時にも演奏されたようです。3拍子でなかなか良かったですよ。「女男十七楽坊」、これいいね、実現に期待(笑)。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2004.09.24 23時46分