ミスチル・the pillowsのトリビュートアルバムに参加
Mr.Childrenが、the pillows(ザ・ピロウズ)のトリビュートアルバムに参加! 現在も活動を続けるバンド・the pillows。結成15周年を迎えた本日9/16に、「シンクロナイズド・ロッカーズ」という全11曲収録のトリビュートアルバムがリリースされました。有名なアーティストたちがthe pillowsの名曲たちをカバーしている中、ミスチルがカバーしたのは「ストレンジ カメレオン」。ミスチルファンなら、やっぱり一度は聴いておかないとねっ!
○the pillows・公式サイト
【 http://www.pillows.gr.jp/ 】
○公式サイト内・トリビュートアルバム「シンクロナイズド・ロッカーズ」紹介
【 http://www.pillows.gr.jp/p/15th/ 】
○「シンクロナイズド・ロッカーズ」曲リスト(カッコ内はアーティスト名)
the pillows トリビュートアルバム「シンクロナイズド・ロッカーズ」01. RUNNERS HIGH(ストレイテナー)
02. Funny Bunny(ELLEGARDEN)
03. 巴里の女性マリー(The ピーズ with クハラカズユキ)
04. Vain dog(in rain drop)(noodles)
05. この世の果てまで(YO-KING)
06. カーニバル(佐藤竹善)
07. LITTLE BUSTERS(GOING UNDER GROUND)
08. Our love and peace(SALON MUSIC)
09. ハイブリッド レインボウ(BUMP OF CHICKEN)
10. ストレンジ カメレオン(Mr.Children)
11. Sad Sad Kiddie(YUTA.TOSHI.CHIHO
and JIRO'S SESSION [from GLAY JIRO])
ミスチルがカバーする「ストレンジ カメレオン」を初めて聴いたのは、今月9月上旬に近所の大型薬局店へ行った時。生活用品を見て回っていると、店内の有線放送で「♪あいわな (なんとか) じぇんと~るま~ん!」という聴き覚えある歌声が突然流れ出したんです! それは誰がどう聴いてもミスチル・桜井さんの歌声。でも待てよ? 最近リリースの話あったっけ? Bank BandとしてのCD「沿志奏逢」のリリース記事が発表されたばかりだったけど、どうもその収録曲では無さそうだし? このように疑問が多く、後日気になって調べてみたんです。決め手になったのは、なんと言っても店で聴いた「♪あいわな~」という特徴ある歌詞。それで後々the pillowsの名曲だと分かって、しかも「トリビュートアルバムに参加」ということも分かって、確かにミスチルの歌声(カバー曲)であったことが確定したんですね。
「ストレンジ カメレオン」の歌詞・一部のみ引用I wanna be your gentleman
変われる場所を探しに行こうか 誰かみたいに
I wanna be your gentleman
隠れる森を目指してみようか 痛くないように・・・
たとえ世界はデタラメで タネも仕掛けもあって
生まれたままの色じゃ もうダメだって気づいても
逆立ちしても変わらない 滅びる覚悟はできているのさ
僕はStrange Chameleon
この「ストレンジ カメレオン」はミドルテンポの曲で、ネットでいろんな批評を探しても、その多くが「好評」という意見ばかりでした。それをミスチルがカバーすることによって、ファンとしては良いように聴こえてしまうんですね~。実は私、これまでthe pillowsの名は知りながら、進んで楽曲を聴いたことが一度ありませんでした(苦笑)。そこで今回、the pillowsの「ストレンジ カメレオン」を改めて聴きました。ちなみにその原曲は、アルバム「Please Mr.Lostman」の6曲目・「ストレンジ カメレオン -ORIGINAL STORY-」として収録されています。公式サイトで動画も見られるようです。うん、これは確かに名曲だっ! 両者を聴き比べると、共にメインキーがGメジャーで“私の大好き路線”。the pillowsの方はややゆったりとした曲調で、私的には原曲支持派。しかし逆に「ミスチルがカバーするとこんな風に変わるのか」という思いもあって、やはりカバー曲も魅力があります。以前尾崎豊のトリビュートアルバムに参加して「僕が僕であるために」をカバーしたけど、それと同じで見事に「ミスチル風の世界・あたかもミスチル曲」という印象を与えてくれるんですね。ミスチル曲の中では、同じGメジャーの曲の「名もなき詩」に近い雰囲気かな。ところでミスチルの桜井さん、この曲のカバーに当たって、公式サイト他でこんなコメントを残しています。
「ストレンジ カメレオン」の桜井和寿さんのコメント(公式サイトより)pillowsが放り込んできた球根は
僕の心の中にいくつもあって、今も深く根を伸ばし続けている。
曲を作ったり、詩を書いたり、ギターを弾いたり、
アレンジを考えたりする時突然それは花を咲かすんだけど、
毒を持ち、狂っていて、スタイリッシュなのに不格好で、とても優しい。
僕によく似た、というか
人間そのものによく似たニオイをはなっている。
改良を試みたり、違うものと掛け合わせたりして
ミスター・チルドレンの中に咲いたこの花。
それに知らず知らず魅せられた人もいるだろう。
でも僕は知っている。根っこはpillowsからのもの。
根を、花を、実を、もっと増やしていけばいい。
う~ん、良いこと言うね~! 曲を付けたら良い歌が一曲できるかも? そんなわけで、こういった経緯で間接的に知れた「the pillowsの世界」を、一度聴いて楽しんでみませんか?
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