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2004.09.15

東京湾景・第11話(最終話)

なんだかんだとツッコミを入れながら、ついに全話見てしまいました! 「なるほど・納得・当たり前」のハッピーエンドで、何だかちっとも・・・面白かったです(日本語が変?)。「見る資格はあるのか?」と自問し続けてきたけど、私的には「見る資格はたぶんあった」という結論です。こういうドラマもあるべきだと思った作品でした。さてと、今回のドラマにおける売上げはどうよ?(本当に見る資格はあったのか?)

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「東京湾景~Destiny of Love~」
第11話(最終話)「輪廻」

亮介(和田聡宏)と自分が兄妹ではないと知った美香(仲間由紀恵)は結婚式場を飛び出し亮介のもとへ。が、事故により記憶喪失となる。一方、亮介は留学先の韓国でカン(パク・ヨンハ)と再会し、美香が長期休暇中と聞かされる。そんな中、正雄(石坂浩二)は娘の記憶を取り戻すために神谷(仲村トオル)に美香と優里(仲間・2役)を描いた小説の執筆再開を要請する。

最終話に差し掛かる直前で、交通事故で記憶喪失になってしまった美香。記憶を取り戻すまで、もっと長く重く辛い日々が続くと思いきや、意外にもあっさりと全てを思い出しました! そのきっかけは、早瀬&大杉他の仲間たちが、かつての空港での亮介との出会いを再現させたため。ついでに美香のケータイが、同じauながらストレート型(INFOBAR・ANNIN)から折りたたみ型(W21S/ソニー・エリクソン製)に替わっていたっけ。最終話では登場人物全員が良い人になっちゃって、美香と亮介は東京湾景を見渡せる品川埠頭で再会して、感動のキスシーンとエンドロールで無事完結しました。全て“お見事”な運びのハッピーエンドでしたね。

銀色のブレスレット、出まくり。韓国俳優のパク・ヨンハさん、出まくり。そして、「冬のソナタ」色、出まくり(笑)。ドラマのタイトルに付けられた「Destiny of Love」とは、ドラマ内作家の神谷文が書いた小説のタイトルだったんですね。本の帯の言葉がすごい! 「母から娘に繋がる壮大な恋物語。悲恋の結末は……?/直川賞作家・神谷文の初の恋愛小説」だって! 直川賞・・・直木賞と芥川賞の合体か(笑)。そんな所まで楽しめました。「哀しみの土は必ず掘り起こされる。希望の箱は必ず陽の光を浴びる。恋人たちの手によって、鍵は必ず開かれる。」で始まり、「運命の力に勝てるのは、ただ、愛の力だけである。 完」で終わるこの小説。一度読んでみたい? なんと9/09より実際に出版されましたので、どうぞ! 一言で言うならこのドラマは、「フジテレビ系テレビショッピング」のようでした。

全て見た上で言うと、前クールでものすごいツッコミを入れながら見た「仔犬のワルツ」のような楽しみ方ができました。他で何を言われようと、「冬ソナ」のような展開を貫き通したところは、ある意味で“お見事”!

「東京湾景」DVD-BOX
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「東京湾景」オリジナルサウンドトラック
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「東京湾景」登場小説「Destiny of Love」
「東京湾景」登場小説「Destiny of Love」(神谷文)
(ドラマの中でも皆元気に読んでいました)

「東京湾景」原作小説
「東京湾景」原作小説(吉田修一)
(ストーリーは恐ろしいほど異なります)

「東京湾景」フォトエッセイ「Destiny of Love」
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(フォトエッセイ&名セリフ集)

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(いわゆる“パクリ元”です 笑)

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「韓流」の月9「東京湾景」…9月13日「最終話」で 案の定!「美香」の「記憶」は戻ったのであるが!… しかも「3年後」ではなくて!…「1年足らず」で! それも「 [続きを読む]

受信: 2004.09.15 03時06分

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