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2004.09.02

世界の中心で、愛をさけぶ・第9話

今話の直後、「綾瀬はるか+坊主」といったキーワードによる、検索サイトからのアクセスが激しかったんです。話の中で“そういったシーン”があったからだけど、放送日から数日遅れて今頃公開してるのに、「どうして?」と思っていました。実は「坊主」の方、どうやらサクの幼馴染みの「ボウズ・坊主」表記が理由で、過去記事に多くヒットしていたようです。わかんないもんだ、そして、期待外れですみません。でもこのレビュー記事こそは、今度こそ期待通りになるはず?

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「世界の中心で、愛をさけぶ」
第9話「最期の選択」

明希(桜井幸子)親子の家族写真に加わった朔太郎(緒形直人)は、17年前の亜紀(綾瀬はるか)との別離について語りはじめる。亜紀との結婚を心に決めたサク(山田孝之)は、大木(田中幸太朗)らに協力を求め、婚姻届を偽造するが、谷田部(松下由樹)に見つかってしまう。せめて結婚写真だけでも撮ろうとウエディングドレスの調達に奔走する。綾子(手塚理美)からドレスを借りることに成功し、サクと亜紀は両親、谷田部、大木ら友人に囲まれ、結婚写真を撮影。だが、幸せな時間は長くは続かず、まもなく、亜紀の容態が急変する。

序盤、2004年の大人のサクが、松本写真館で明希(桜井幸子)やその息子・一樹(仲條友彪)と一緒に家族写真を撮影したところから始まりました。そのまま1987年、同じ場所で写真を撮る数日前からスタート。かつてサクとアキがウエディング写真を撮ったらしいけど、それに関連して何かがあった様子? そしてそのエピソードが語られ始めました。その前に映ったタイトル画面のバックは、いつもの青空ではなく夕焼け空。これは何を物語る? 何か嫌な予感・・・。

前回の続きで、婚姻届に名前を記入するサクとアキ。サクは16歳でアキは17歳。アキの方が早く生まれていたんですね。どっちにしたって、アキは良いけどサクは18歳じゃないから結婚はできず。それでも友達に記載を手伝ってもらったりして、サクはサクなりに頑張っていましたね。大安の日に結婚式の写真を撮ろうと計画を立てる、サクとゆかいな幼馴染みたち(笑)。両親の許可も得て、それをアキへ報告しに行くサク。そしてベッドの仕切りのビニールの壁越しにキス。家に帰れば、幼馴染みたちの粋な計らいで、サクの衣装が届けられていた。サクは他のことばかりで動いていて、肝心な自分のことを忘れていたんですよね。それを想定してちゃんと用意してくれていた幼馴染みたち、すごいぞ! その夜、サクもアキも眠れずに起きてしまう。アキの方は、枕元にまたごっそりと毛が抜け落ちていて、思わず「根性無し」とつぶやく・・・。

気が付けば朝。サクは写真館のソファーで、自分が病気になっている夢を見ていたんだけど、起きたら既に皆が集まっていました。アキのウエディングドレスの姿を見て、別の部屋で一人で泣いちゃって。幸せいっぱいだったんだろうなあ。まずはサクとアキの二人だけの写真を撮影。サクは緊張しまくって、「笑え」と言われてもなぜか頬を膨らます状態。その表情が笑えたんだけど(笑)。その後は全員写真を撮影。サク、アキ、ボウズ、スケちゃん、智世、松本家の両親と妹、廣瀬家の両親、谷田部先生の、総勢11名による記念写真は良い絵だったね! ドラマのキャスト陣や製作陣も、写真化して記念に残しているのかも・・・。

この日からアキの病態が急変。サクは空の写真を撮ってはアキに届けるが、アキの方は薬を替えたせいで病状も悪くなり、面会はできなかった。しばらくはカセットテープでアキの話を聴いていたけど、抑えきれなくなってついに許可を得てご対面。アキはニット帽姿。それを取ると、なんと毛を全て剃り落としていた! サクは泣きながら、でも笑顔で正直に、驚いたことを伝えました。アキは泣きながら、でもやっぱり笑顔で、「キスでも、しませんか?」と答えました。いつかのようにベッドの仕切りのビニールの壁越しにキス。中盤の同シーンとの対比が良かった・・・。

ここで2004年のシーンへ。なんと明希の息子・一樹が、バイクにひかれそうになる! サクは慌てて駆け寄るが、そのせいでアキの遺灰が入ったビンを落として割ってしまった! またもや不吉な予感を残しつつ終わりました。予告では、映画でも有名な「助けてください」というサクの名セリフ。映画を見ていない私もCM等で知ってはいるけど、ついにドラマ版もそこへ行く着くことに・・・。

なるほどね! 結婚式の写真を撮った日が幸せのピークの日になったわけだけど、その直後に悲劇が待っていたというエピソードがあったんですね。それにしてもアキ役の綾瀬はるかさんは、映画版のアキ役の長澤まさみさん同様、本当に丸坊主にしたんだよね? 以前とは印象も変わって、女優として頑張ってるなあと思います。サク役の山田孝之くんも、相変わらずの熱演ぶりで見る者を魅了させるね。この二人を組ませたのは成功だよなあ。

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