アテネオリンピック閉幕!
アテネオリンピックが閉幕しましたね! 今回の「第28回オリンピック競技大会」は、時差の関係でちょうど帰宅後の夜から朝方にかけてテレビ中継されたこともあって、じっくり見られたせいか今までで一番注目したオリンピックになりました。
最終競技は古い歴史のある男子マラソン。私もリアルタイムで見ていたけど、先頭を走っていたブラジルのデリマ選手が、ゴールに近い36キロ付近で突然男につかまれて走行を妨害されるハプニングが発生! 結果的にリズムを崩して3位となり、栄光の金から銅になってしまったことで、本人はレース後絶対に怒って抗議すると思っていました。でもそのデリマ選手、ゴールした直後は終始笑顔で観客にキスを送り、国旗を広げて競技場を回ったんですね。経緯を全て知る観客も、その前向きな姿に感動して大きな拍手を送ったんですね。私も大変感動してしまいました。本当の意味での金メダリストは、彼だったんだと・・・。
その後閉会式。なんとマラソンの表彰式が閉会式内で行われるという意外な展開で、さすがアテネらしいなあと思いましたね。ついつい夜中の4時まで見続けたけど、式のプログラムが延々と続いていて、聖火塔の火が消されるところまでは見られませんでした。8/29(日本時間8/30)、近代オリンピック発祥の地で17日間に渡って開催されたアテネオリンピックは、ついに閉幕しました!
さて、今大会での「日本のメダル獲得数」は・・・?
●金16 ●銀9 ●銅12
オリンピック史上最多の37個のメダルを獲得しました。おめでとうございます! 正直に言うと、この「アテネオリンピック」カテゴリの記事は、前回2000年のシドニーオリンピックでのメダル獲得数を見た上で、「メダルニュースだけは必ず記事にしよう」と安易な気持ちのまま始めたものでした。しかし大会が始まってみれば、連日のようにメダルニュースで盛り上がり、記事執筆が追いつかない状態に。でもその状況が、逆にうれしかったですね。
メダルラッシュに関しては、柔道の連日メダル、競泳の大健闘、体操ニッポン等、書ききれないほどの活躍がありましたね。メダル圏外でも数々の健闘ぶりが見られました。名言もたくさん生まれたけど、誰もが感動したと思われるのは、男子体操団体決勝でNHK刈屋富士雄アナウンサーが叫んだ「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架け橋だ!」。素晴らしかったですね! 盛り上がったオリンピックも、終わってしまうと寂しくなるものです。
オリンピックで学んだことは「正々堂々、成せば成る」。感動をありがとう!
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