東京湾景・第7&8話
空前の韓流ブームのきっかけとも言える、大人気の韓国ドラマ「冬のソナタ」の地上波放送版が終わりました。私も全20話を奇跡的にも見続けてこられたけど、確かに面白かったですね~、良かったですね~。そんな中、何やら「夏のソナタ」なる妙なパクリドラマが日本で放送されているとか? っていうか「東京湾景」のことか(笑)。ここでレビューを書いているのに知らないフリしてわざとらしく振舞う自分・・・見る資格はあるのか?(苦笑)
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「東京湾景~Destiny of Love~」
第7話「夏のソナタ~祖国へ~」←「ソナタ(新聞掲載時)」
亮介(和田聡宏)を特集した雑誌が発売される。亮介の書を見た美香(仲間由紀恵)の会社の韓国支社社員・カン(パク・ヨンハ)が、亮介の作品集を韓国で出版することを申し出る。出版を承諾した亮介はカンの提案で美香と韓国を訪ねることを決意。そんな中、真理(佐藤江梨子)は佳男(佐藤隆太)に弘一(中村俊介)が亮介と美香を別れさせようと画策していたと打ち明ける。弘一の実情を聞かされた美香は激怒し、弘一に婚約指輪をつき返す。後日、美香と亮介の渡韓を知った弘一は、空港まで2人を追いかける。
第8話「決断」
美香(仲間由紀恵)と亮介(和田聡宏)は韓国文化を体感するため韓国を訪れる。優里(仲間・2役)と青年時代の健介(川端竜太)が訪れた約束の場所で2人は愛を誓い合う。そんな中、美香は弘一(中村俊介)が空港で暴漢に刺され危篤状態に陥ったことを知らされる。さらに、亮介の母・光代(岩本多代)も夫・健介(夏八木勲) の裏切りで錯乱状態になり入院。帰国した美香に父・正雄(石坂浩二)はケガで下半身不随となった弘一と結婚するべきだと告げる。動揺する美香は亮介にしばらく会わないほうがいいと提案する。
いや~、びっくりしましたね~。前回の第5&6話レビューで、くどいほどに「冬ソナ(冬のソナタ)」を意識してるなんて書いたけど、間違いなく意識しまくってます! まあこの第7&8話におきましては、まずは「冬ソナ」のサンヒョク役のパク・ヨンハさんがゲスト出演。強引にストーリーに紛れ込ませ、第8話では冒頭にインタビューなんてやってたぞ? それから、第7話のサブタイトル! 新聞のラテ欄で「ソナタ」と出ていて苦笑したけど、始まってみたら「夏のソナタ~祖国へ~」になってる! 「夏ソナ」かよ! とツッコミを入れるのも束の間、CM入り前の画面右下にタイトルロゴと共に「夏ソナSP」という表記が! おまけに「冬ソナ」と同様に親の代から何かあって、誰が誰の子か引っ張る様子。もうやり過ぎで、苦笑しまくりでした、はい・・・。ストーリー自体のレビューについては、ここでは割愛させていただきます。なぜなら、早くからツッコミ系レビューにすることに決めていたから(笑)。
さてさて、第1話のレビューのコメント欄でも書いた通り、脚本の原夏美ことプロデューサーの栗原美和子さんは、ノーギャラで脚本を手がけていて、ドラマスタート時の時点で既に8話分書き上げていました。その第8話辺りが現在のこの状況。これでやっと、最初っから「冬ソナ」仕立てとして考えていたことがはっきりしましたね。なんたってこっちは「夏ソナ」だもんね(笑)。逆に、「冬ソナ」色というか日韓色の無い、ぶっちゃけて言えばクリーンな(笑)、原作小説の「東京湾景」をじっくり読んでみたくなったなあ~。
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