アテネ五輪・柔道で阿武が「金」
アテネオリンピック第7日の8/19、女子柔道78kg級で阿武教子選手(警視庁)が金メダルを獲得しました!
阿武教子選手は、まずは非常に間違いやすいと思われる読み方から書くと、「あんの・のりこ」ですので! 試合を見始めたのは準決勝からだけど、その試合はセリーヌ・ルブラン(フランス)が守りの姿勢を変えず、なんとポイントを先取した方が勝ちの延長戦へ。しかしそれでも勝負が長引いて、かなりイライラ感が強まった延長終了間際で、大内刈りが見事に入って有効を取りポイント勝ち。この時点で、阿武選手も見ている方も疲れてしまった・・・。疲労が不安だったけど、決勝では劉霞(中国)を袖釣り込み腰で一本勝ちし、金メダル獲得となりました。阿武選手は名前こそ有名な選手だけど、オリンピックでは過去2回出場して、その2回とも初戦敗退という結果に終わっていたんですね。屈辱を味わいながら、厳しい試練を乗り越えてきたんでしょう。「3度目の正直」ってやつで、ようやく「悲願の金メダル」を手にしたというわけです。
一方、男子柔道100kg級で注目されていた井上康生選手(綜合警備保障)は、準々決勝で攻めにいったところを背負い投げで返され、まさかの敗退! これは見ていて辛かった・・・。
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