アテネ五輪・体操で男子団体総合が「金」
アテネオリンピック第4日の8/16(日本時間8/17)、体操で男子団体総合が金メダルを獲得しました!
体操の男子団体総合の金メダルは、1976年のモントリオールオリンピック以来で、実に28年ぶりの快挙。鹿島丈博選手、水鳥寿思選手、中野大輔選手、冨田洋之選手、塚原直也選手、米田功選手の計6名が、やってくれました! 予選はトップで通過したけど、決勝はかなり苦戦。しかし得意の平行棒等で徐々に追い上げ、最終種目の鉄棒で高得点を連発して強敵国ルーマニアを抜き、見事な逆転優勝を決めました。鉄棒では日本選手たちが次々ときれいな着地を披露。あれだけバシバシ決まると、見ている方も気分が良いね。団体メンバーの塚原直也選手は、日本体操のチームリーダーである塚原光男さんの息子。光男さんは「体操ニッポン」の黄金期を支えた名選手で、金メダルを5個も獲得しているんですね。そして今回、息子の直也選手が金メダルを獲得したことで、日本のオリンピック史上初の「親子2代の金メダル」という快挙を成し遂げたことになりました。これはすごい! 「体操ニッポン」復活!
冨田洋之選手の最後の鉄棒のフィニッシュで、NHK刈屋富士雄アナウンサーが叫んだ「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架け橋だ!」。これは映像と実況が見事にリンクしていて素晴らしかった! 名言として残りそうです。
この時点で、金メダル数は前大会のシドニーオリンピックに並んだそうですね。今大会はとにかく勢いがあって調子が良い! 「メダル獲得数の最高記録」という観点でも楽しんでいけそうです!
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