世界の中心で、愛をさけぶ・第1話
小説や映画で超話題の、「世界の中心で、愛をさけぶ」のドラマ版。私は前クールのドラマ「オレンジデイズ」のあるこだわりのせいで、結局映画を見ずにドラマで追うことにしました。だからストーリーは全く知りません!(自慢でも何でもない) 今日ようやく録画したのを見ました。「セカチュウ」とか「セカチュー」とか「世界中(これはないな)」とか、いろんな略称があって混乱しそうだけど、さてこのドラマ、今後どうなっていくのでしょうか?
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「世界の中心で、愛をさけぶ」
第1話「(サブタイトル無し)」
恋人の死によって喪失感を抱える男子高校生の純愛物語。原作は片山恭一。’87年、高校生のサクこと朔太郎(山田孝之)は傘をさしかけたことを機に、同級生の亜紀(綾瀬はるか)と親しくなる。ある日、サクは亜紀のことをラジオ番組に投稿。悲劇的な脚色に亜紀は激怒する。17年後、34歳の朔太郎(緒形直人)のもとに、恩師・谷田部(松下由樹)から手紙が届く。
冒頭、サクがいたのは、オーストラリアのエアーズロック? 通称「地球のへそ」だけど、「世界の中心」ってもしやそういうこと? なんていう初っ端の感想でした。大人になった主人公が過去を振り返る形なんですね。ヨロヨロして疲れきったような姿がいきなり印象的だったなあ。
時は1987年。現在2004年から17年前へさかのぼる。高校生のサク・松本朔太郎役の山田孝之くんが、のどかな地で自転車を走らせてるのを見て、昨年夏放送のドラマ「ウォーターボーイズ」を思い出した。そのうち川に突っ込むんじゃないかと(ないない)。しかしこの年に、アキ・廣瀬亜紀(綾瀬はるか)との出会いがあった。そこから運命が始まった、と・・・。
初回話での一番の感動シーンは、ウォークマン(懐かしい~! カセットテープだよ!)を介しての二人の会話だよね? あれは素直に良かった。そう言えば自分も高校生の頃、彼らのようにラジオをつけながら受験勉強してたっけ・・・。もっとも私の場合は、「オールナイトニッポン」を好んで聴く深夜族だったけどね(笑)。ところで、私は録画したのを2回見たんだけど、その理由は「いつ白血病の話がサクに伝わったんだっけ?」でした。それで見返したけど、無かったか見逃してる(苦笑)。そこが引っかかっているけど、とにかく初回話は気楽な調子で感動して見られました!
主役の山田くん、実はファンなんですよ。あの熱演ぶりが良いんだよね! また綾瀬さん、実はちょっと苦手なタイプだったんだけど(苦笑)、今回は大丈夫そう? それから脇が固いですね! 全員は挙げられないけど、桜井幸子さん、松下由樹さん、手塚理美さん、三浦友和さん、そして仲代達矢さんですか! これは安心安定で見られそう。ついでに演出が、あの堤幸彦さんか! いつも楽しい演出で笑わせてくれるけど、今回は久々にシリアスものを手掛けることに? 愛知県名古屋市出身っすか~、地元じゃないっすか~、マジっすか~! 最後に主題歌は、映画版に出演している柴咲コウさんの「かたちあるもの」ときたもんだ! TBS、力入れ過ぎです!!
こう見ると、「オレンジデイズ」をこよなく愛した私から見ると、その「高校生編」のように見えた部分もありました(あはは)。っていうか、初回話の視聴率が、拡大無しで18.5%(関東地区)も出てるんですけど・・・。これは間違いなく、ドラマでも注目作になりそうですね。レビュー継続決定です。この作品については、小説や映画等で語り尽くされている感もあるので、純粋に感想を書き綴って楽しんでいこうと思っています!
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コメント
私も、本も映画も番宣も見なかったので、ちょっとはまりそうな嬉しい予感の初回でした(^o^)
>「いつ白血病の話がサクに伝わったんだっけ?」でした。それで見返したけど、無かったか見逃してる(苦笑)。そこが引っかかっている
やっぱり、あずさんもですか。私もここは、見返しましたが?のままですヨ。見ている人にはわかってるみたいですね。もう、あの子は白血病なんですか?まだでは?・・・と、あずさんと、ストーリーも全く知らないもの同士になれて、かなり嬉しいです(笑)
投稿: シェリー | 2004.07.06 13時05分
あずさん、こんにちは。「世界の中心~」第一話、3回見ました(笑)原作、映画とともに何度も見ている私にも楽しめました。原作ファンなので、ドラマはどうなるのやら、と心配してたんだけど、けっこう良かったですね。正直、これがフジテレビじゃなくて良かった。月9とかだったら引いてたかも( ̄ー ̄; やっぱりTBSのドラマはいいですよね~。原作を大事に作ってくれるし・・・。
山田孝之君も、綾瀬はるかちゃんも妻夫木君と超新人のときから共演が多くて、知ってたんだけど、すごくいい俳優になってきましたね~。演技力はしっかりしてるし、爽やかでしつこくない。こういう雰囲気はもって生まれたものなんでしょうか。
「いつ白血病の話がサクに伝わったんだっけ?」ということですが、今週ではないですね。映画でも中盤くらいだったし、もう少し先じゃないですかね?今週は両想いになって、これから楽しいひと時が描かれると思うなあ。後半悲しいシーンが多いだろうから、二人の幸せなときをいっぱい見ておきたいな。
今週のお気に入りシーンは、相合傘のシーン。。。
初々しくて、きゅんとなりました。「朔って呼んでいい?」
はにかみながら「うん!」ってぇ~~~!なんて可愛いんだろう、若いっていいなぁなんてちょっとおばちゃん入ってました(笑)
オレンジデイズより、ハマってしまうかもしれない・・・。
また感想書きにきます!
投稿: hana | 2004.07.06 13時42分
見てない方も「白血病」になることはみんな知ってるんですよね^^?
ハガキにサクが書いたのは単なる作り話で、それが不幸にも後で現実になっちゃう…てことです。1話ではまだ誰も病気じゃありませんでした。
投稿: ちゅん | 2004.07.06 14時19分
またお邪魔させて下さい。番宣や雑誌記事を一切仕入れていないという点はあるものの、原作読んだ自分としてはこれは見ておきたいドラマだったわけです。映画は見ていませんが、映画のストーリーを小説化した「指先の花」という本は読みました。ドラマではいい感じで原作と異なる出会いや進展だったりして新鮮に見ていけそうだな、と第1回目を見終えてそう思いました。どうやらドラマにおける主人公2人の生きる時代背景は「映画版」に近く、ストーリーは「原作」に基づいて進んでいくということになっていくのかなと想像しております。
「白血病」がドラマの大きな一つのテーマになっていると思います。hanaさん、ちゅんさんが書かれているように、まだこの時点では主人公たちの周りに実際に起こった出来事ではなく、後々訪れる事象の伏線を引いているものです。ですからあずさんやシェリーさんが穴が空くほど録画テープを見ても???な所は仕方ありませんです(苦笑)。
実は原作と映画小説本にどっぷりハマって(ちょっと腑に落ちないところがあってモヤっとボールを伊東四郎さんに投げたい気持ちもありますが...)、いろいろ書いてしまいそうですが、また寄らせて下さい。このblog、ドラマ共々めちゃ期待しております!!
投稿: LX | 2004.07.06 22時34分
自分の作り話の通りに最愛の人が病気になって亡くなったら、
やっぱり立ち直れないですよね・・。
サクに取って一番失いたく無いものがアキだったのに・・。
(考えただけでウルウル)
映画を見た私ですがドラマもかなり楽しめました!
ドラマは時間がたっぷり有るんだから、じっくり描いて行って欲しいですね。
投稿: TAMA | 2004.07.07 22時07分
本作品のレビューについてのコメント、ありがとうございます! 先に言っておくと、「いつ白血病の話がサクに伝わったんだっけ?」に関して、二回見返したところようやく気付きました。アキが怒ったシーンで、「なぜばらしたの?」という意味でとらえたから混乱したわけで、実際この時点では「なぜあんな作り話を書いたの?」というのが正解だったようですね。「白血病」というテーマを知っていただけに、誤りがありました!
>シェリーさん
見返しても出ないはずですね(苦笑)。これでわかってもらえたと思うけど、「よくこんなに書けるね!」と言われても熟知しているわけではなく、私だって皆さんと同じ・それ以下の視点で見ているというわけです。シェリーさん、今回の気分は、既に知る人は知る「冬のソナタ」を新鮮な気持ちで追い続けるのと似てますよね。同じくうれしかったです!
>hanaさん
この作品への思い入れ、はなちゃんは相当大きいよね。小説当然・映画鑑賞3回。これはすごい! フジテレビ系製作だったら、また微妙に雰囲気が違っていたかな? 最近は「元祖・ドラマのTBS」というのを見せつけられている感もありますね。私も以前とは見方が変わりました。っていうか、本当に力入れ過ぎですから!
山田くんも妻夫木くんと同じく、熱演ぶりが好きなんですよ。共通点は「ウォーターボーイズ」の主役~。初めて見たのは遅くて、同じくTBS系のドラマ「恋がしたい 恋がしたい 恋がしたい」だったけど、後になって「ちゅらさん」での恵達(けいたつ)役でも確認。今じゃ主役としても安心して見られるし、役者として大きくなったものです。
「朔って呼んでいい?」って“サク”っと言っちゃう辺り、良かった~(笑)。今年はなんだかんだでこの作品一色になるんじゃないかな? 今年の流行語大賞も「セカチュー or セカチュウ」が有力? それでは毎回楽しく追って、感想を書きに来てくださいね!
>ちゅんさん
そうなんですよ。「白血病」がテーマであることは周知なんですよね。だから余計な方向で考えてしまいました(苦笑)。
解説ありがとうございます。私も見返してようやく理解できたし納得できました。それにしても実は現実になるなんて・・・そんなの嫌だ~!
>LXさん
ほうほう、「指先の花」ですか、映画を小説化したのも出てるの? 映画のアンサーブックみたいなもの? 今度本屋へ行ったら探してみます。小説に映画にこの本、そしてドラマ。全て追うと大変なことになりそう~!
「白血病」の件は周知のテーマに惑わされた早とちりでした。突然出たから、それに手紙とか言ってたから、余計に気になってしまってね。この作品は暖かな気持ちでずっと見ていきたいと思います。こんなblogですが、毎回来てくれて感謝してます!
>TAMAさん
第1話はいずれなる「白血病」の伏線みたいなものだったんですね。せっかく素晴らしい出会いがあったのに、それではあまりに切なくて立ち直れないですよね。うーん、まだ泣くのは早いけど、返って現時点の二人の楽しげな姿を見られる時期が一番良いのだろうか・・・。
映画での知識を持っての視聴ということで、ドラマの方はどう展開するかという楽しみ方がありますね。じっくり見ていきましょうね!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2004.07.08 02時14分