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2004.07.19

世界の中心で、愛をさけぶ・第3話

久々に3連休以上続いたこともあって、録画したのをゆっくりと3回ほど鑑賞。また、いつもはDVDレコーダーで録画して1.3倍速(メーカーが分かってしまいますね)で見るけど、今回は都合によりビデオで録画したこともあって通常速で鑑賞。さらに、これまで以上の素晴らしいストーリーに長いこと感動。放送終了後からレビューを書いて公開するまで、随分と時間がかかってしまいました・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「世界の中心で、愛をさけぶ」
第3話「永遠の別れ」

サブタイトル・・・ついに判明! でも過去2回の分はやはり見つからず。

’04年、故郷に帰った朔太郎(緒形直人)は、心配して追ってきた明希(桜井幸子)たちを連れ実家へ。明希は朔太郎の母・富子(大島さと子)から17年前の話を聞く。16歳のサク(山田孝之)は死んでいる祖父・謙太郎(仲代達矢)を発見。葬儀後も元気なそぶりを見せるが、亜紀(綾瀬はるか)はそんなサクを心配する。そんな中、「昔の恋人と自分の骨を混ぜてまいてほしい」と謙太郎に託されたサクは、骨をまく場所を探しにいく。だが、いざとなるとまけず、状況を察し追ってきた亜紀に「骨は落とした」と嘘をつく。

序盤、2004年の大人のサクが、大学時代の親友・小林明希(この人も「アキ」?)の息子に、自分の子供の頃の写真が集まったアルバムを見せる。その中にサクが一人で自転車に乗る一枚の写真があった。アップで映ったけど、過去に何があったのか? そんなところからその「エピソード編」が始まりました。1987年のシーンに移る前にチェックしておいたのは、その写真の裏に何やら縦書きの文があったこと。これが「エピソード編」の後半で重要になってくるんじゃないか、と・・・。

1987年に移ったばかりのシーン。これは前回ラストでチラッと映った、松本写真館でサクと横たわっていたじいちゃん・謙太郎のシーンだったけど、なんとこの時点でじいちゃんは亡くなっていた・・・。しかしサクは、あまりの衝撃さに涙も出ず、無理をして元気な姿で振舞おうとする。そんな中、心配して駆けつけたアキに、サクはじいちゃんとその昔の恋人の遺灰を無くしたと嘘の説明。しかしそれを真に受けたアキは、雨の降る夜に学校へ探しに行く。サクがその事実に気付いて学校で発見した時、アキは屋外のゴミ収集場でびしょぬれになって探していた。サクが嘘だったことで謝ると、アキは怒るどころか「良かった」と笑顔で一言。アキみたいにあそこまでしてくれる人なんて、そういないよね。それにサクへも怒らず優しい言葉。元々自分で探してサクに見せて喜ばせるつもりだったようだけど、サクの気の沈みを知って何とか励まそうと思ったんだろうね。アキ、良い子だ・・・。

この間、数々の「親子愛」も展開されました。まずはサクの父・潤一郎(高橋克実)が、農協を辞めてまでしてじいちゃんの写真館を継いだこと。あまり親孝行できなかったことを悔やんだのか、そんな形で間接的な親孝行。その後、潤一郎と妻でサクの母・富子(大島さと子)が港で会話するシーンがあったけど、それまで「突然の転職」にやや怒り気味だったのに、そこでは「シフト、増やしてもらったから」と優しく声をかけていましたね。二人で海を見ながらタバコを吹かすシーン、あれは良かったなあ・・・。次にアキと父・真(三浦友和)。母・綾子(手塚理美)とは友達感覚で話すも、父とはあまりうまくいっていなかった。でも真が職場の人に「(同じく)娘とうまくいっていない」という話を聞いて、勉強中のアキの部屋をノックして、慣れないそぶりで「頑張れよ」と励ますシーン、あれも良かったなあ・・・。もちろん、サクと父・潤一郎の親子愛も良かったけど、写真館の中でのシーンで、なんか重要な会話をしてた。潤一郎によれば、じいちゃんがサクに遺灰をまくよう頼んだのは、何やら昔交わした「約束」が関係すると・・・。

ある日サクとアキは、じいちゃんたちの遺灰をまく場所を探しに行き、ある駅で無事にまくことができました。でもそれは、二人での会話中に起こった突風で、ごく自然に。その遺灰が舞う瞬間、スロー映像に切り替えた辺りは良い演出だった! 自転車で二人乗りしながらアキを送ったサク。アキを降ろして一人帰路を走るところで、「ペダルが・・・軽かった・・・(NHK「プロジェクトX」風だった)」から始まるサクのナレーションが! これまでサクが自転車の後ろにじいちゃんを乗せて走るシーン(父を乗せたシーンもあり)が何度かあったけど、全てはここへの伏線だったんだ。サクはじいちゃんに自転車の乗り方を教わった子供の頃のことを思い出していた。1975年7月16日。練習の結果、ちゃんと乗れるようになった時に、「おじいちゃんをどこへでも連れて行ってあげる」といった「約束」をしていたんだ。序盤で出た写真の裏の縦書きの文は、じいちゃんが書いたその「約束」だったんだ。じいちゃんがサクに遺灰をまくよう頼んだのは、最後の「約束」だったんだ。そこで全てがつながりました。回想シーンの、じいちゃんが両手を広げて「サクー!」と言って導くところで、涙が止まらなくなりましたよ。ものすごく良くて・・・。

心配して後から駆けつけたアキが、両手を広げてそのままサクを抱きしめる。両手を広げたところなんか、回想シーンのじいちゃんの姿にもつながるんだけど。そして「世界で一番美しいものを見た」から始まるナレーション。あれだけ泣けなかったサクは、ここに来て思いっきり泣くことができたんですね。もうね、この辺に来たら、サク並みに泣いていましたよ、ほんと・・・。

今話はかなり良かった! これって原作小説や映画にはあったの?(全く無知なもので・・・)。ドラマオリジナルにしても、これは最高レベルの出来なのでは? 第3話の時点でこれほどのレベルだなんて、これはすごいよ。TBSの制作陣はものすごく丁寧に作ってるなあと感じました!

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コメント

あずさん、セカチュードラマ版、いいですよねー。
私はすっかりハマってしまいました。
原作はまだ未読なんですが、
どうやら今回の話はオリジナルらしいですよ。

ドラマ版は結構、オリジナル要素を足しているようで、
それが作品のクォリティを下げることなく、
より、作品の純粋さをクリアーにしている気がします。

投稿: ふくなお | 2004.07.20 08時12分

良いですねー。ふくなおさんは映画は見たんですよね。私は映画も原作も全く見ていないだけに、純粋にドラマを楽しんでいるんですが、かなり良いです! 第3話はオリジナルですか、それにしても伏線を組んでの素晴らしい出来。感動の涙でテレビ画面が見えないや・・・。

引き伸ばしている感もなく、質を保ったまま丁寧に作られていますよね。間違いなく今クールの最終批評で上位作品になりそうです!

投稿: ads(あず)@管理人 | 2004.07.20 23時57分

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