ミスチル・楽譜本を購入
ミスチルことMr.Childrenの楽譜本を買いました! 今年6月に発売されたばかりの、ドレミ楽譜出版社の「ミスター・チルドレン/ギター弾き語り全曲集」で、最新シングル「Sign」までの公式発表曲・全129曲(一部インスト曲を除く)の楽譜が載っています。ミスチルファンの方は必携ものです!
○関連記事・「ミスチル・CDTV&MD&楽譜本」
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/06/post_9.html 】
2004年06月発行 3,780円(3,600円+税)
ISBN 4-8108-8465-1 C-CODE 0073
左の写真、左側が私の弟くんに以前から借りていた同名本の昨年版で、右側が今回買った今年版です。右の写真は「Sign」の楽譜サンプルで、ボーカル部とギター部の2段構成になっています。一部のインスト曲を除いた全ての公式発表曲の楽譜が網羅されているし、ギターコードもしっかり確認できるので、ギターを弾かなくても(私がそうです)見るだけでかなり楽しめる本だと思います。楽曲を聴いただけでは気付きにくく、楽譜を見て初めて気付くような再発見も多いですよ!
ここで、昨年版と今年版の違いを書いておきます。まずシングル「掌/くるみ」以降の、アルバム「シフクノオト」とシングル「Sign」に含まれる12曲(既発表曲・重複を除く)が追加されて、117曲から129曲になったこと。本の最後にある「ギター演奏の小楽典」で、ギター譜面の基本事項や奏法説明はそのままに、キー(調)とコード、カポタスト(カポ)、音符の長さ・休符の長さ、拍子記号の説明が新たに追加されたこと。これらに伴って、ページ数が60ページほど追加されて約660ページになったこと。本体価格(税抜)が100円上がって3,600円になったこと。誤字脱字が訂正されたこと。以上が主なところです。楽譜自体は当然ながら変わりはありません。
私はやっぱり「Sign」の楽譜を真っ先に開いて注目してしまったけど、部分的に驚くようなコードやすごいコード進行があって、見応え十分! それから「天頂バス」の曲世界は以前からすごいと言い続けてきたけど、やっぱりやばいくらいにすごい! これは一回ちゃんとレビューしなきゃいけないなあ。ということで、今後はこの本を参考にしつつ、ミスチル曲の歌詞やコード進行を踏まえたレビューを不定期に書いていこうと思います。これはこれでお楽しみに!
ちなみに、他にもミスチルの楽譜本がいくつか新発売されていました。まず、同じくドレミ楽譜出版社から出た、アルバム「シフクノオト」のバンドスコア。アルバム全曲の楽器別譜面が網羅されているので、バンドコピーする人は必携! それから、某出版社が同じようなギターブックを出していたけど、上記の本より安い分、楽譜的価値がイマイチ劣っている気がしました。ミスチル楽譜本の購入の際は、私としてはやっぱり、「ミスター・チルドレン/ギター弾き語り全曲集」の方を強くお奨めします!
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コメント
いやー、奇遇ですねえ。真野も今日、「シフクノオト」のバンドスコアを買ってきたばかりであります。
プライナスで洋楽カバーをやったことでプロのアレンジの極意をまた研究してみたくなってしまった、というわけです。
コードに対して、どの楽器がどの音を弾いているか?
というのは、シンプルな曲ほど難しいわけで。そういったところに着目してみると、ほんと奥がふかいったらありゃしない。
ミスチルを全曲聴けばポップスのコード理論はすべてが
理解できると思います。[es]なんかはもう芸術的な転調の嵐。
ものすごーく勉強になりました。
投稿: 真野であります。 | 2004.07.04 09時49分
真野さん、お久しぶりです! そしてコメント、感謝します!(皆さん、名古屋発のバンド「プライナス」のキーボード担当の方です!)
バンドスコア買ったんですね! 同時期にミスチルの楽譜買いとは、なんてタイムリー! なるほど、洋楽カバーをやったんですか~。「コードに対して、どの楽器がどの音を弾いているか?」、これ着目してしまう点ですよね。未熟者ながら分かります。ミスチルの楽曲の良さを追求すると、年が経つに連れてその色が濃くなっているのが見えますよね。「es」はまだじっくり見てないけど、あれも転調の嵐! 確かに芸術的ですね。「テンチョウ」つながりで「天頂バス」も、転調はもちろん曲の構成がすごすぎて、一言では語れないほどになってます。心地良い“転調”が大好きなんですよ、どうですか“店長”?(笑) 私もコード理論を独学中だけど、楽譜を見ることで理解度も増して、本当に勉強になるものですね!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2004.07.05 01時13分