オレンジデイズ・第8話
ドラマ「オレンジデイズ」が盛り上がっています。今日は、ミスチル(Mr.Children)の主題歌「Sign」が5/26に発売後の、初の放送。皆さんは「Sign」買いました? このドラマのファンである多くの人が買っていることだと思いますが?
○TBS系日曜劇場「オレンジデイズ」
第8話「結ばれる二人」 (この話のコメントやトラックバックは、本記事へ!)
沙絵は、「自分の不幸に他人を巻き込みたくない」と思い始め、櫂にきつく当たって離れようとする。そんな二人を仲直りさせるため、茜(白石美帆)と翔平(成宮寛貴)は、仲間同士で海へ行く計画を持ち掛けた。
前回終盤で、櫂と沙絵が抱きしめ合った日「5/25」の後からのスタート。今話はセリフを忠実に追うほどの展開ではなかったような? もちろん、重要なシーンはたくさんあったけど。そんなわけで、今回は思ったことを率直に書くスタイルの感想文にしようと思います。
前半部分、沙絵は「自分の不幸に他人を巻き込みたくない」という理由で、櫂にわざときつく当たって、自ら離れようとするわけなんですが。この沙絵という女性、はっきり言って、難しい。「私だけを好きでいてほしいの」という強い願望が元々ありつつ、「会いたい」と言って誘うこともあれば、「他人を巻き込みたくない」と言って突き放すこともある。まるで反比例のグラフ。「y=1/x」のようだよ。
ここで、翔平と茜の方を先に触れておきますか。この二人も、いまだ将棋で言う「歩」のような単調な進み具合。私はどうも、「優しい姉貴と不良の弟」みたく思えちゃうんだけど(笑)。ドラマ「アンティーク」の第3話でもあったっけ、エイジ(滝沢秀明)と常連客の珠美(眞鍋かをり)が擬似デートした時に、字幕で「・・・・・どうみても不良の弟」って出るんだけど、まさにそんな感じ? 二人は櫂と沙絵を計画通り二人っきりにさせて、自分たちも急遽デート。渋セン(渋谷センター街)で映画「真珠の耳飾りの少女」を鑑賞。手が触れた時、茜ときめき、翔平寝てる。その後路上で口論。訳の分からないケガ。まあちょっと妙な展開ではありました。それにしても、あのケガは何だったんだろう?(笑) 最初、茜にいろいろ言い責められた翔平が、たまらず一芝居(下手芝居?)打ったんだと思ってたけど、後で病院のシーンになって、本当に「骨にヒビ」という診断結果。しかもいつの間にか茜までケガ。そのまた後、茜の家の前での別れ際、茜は翔平を誘っていたのに、翔平はくさいセリフで拒否。うーん、この二人のストーリー、いったい何なのさ?(笑) 相変わらず不思議な話が多過ぎ・・・。
さて、今度は櫂と沙絵。翔平と茜の“罠”にはめられた二人だったけど、茜からの電話で沙絵の本心を知った櫂は、その沙絵を連れて予定通り海へ行くことにする。そのシーンで流れてた「Sign」のインスト曲、これがまた良かった! 櫂は沙絵に「右、左、どっち?」と尋ね、沙絵は「右」とサイン(手話)。直前まで櫂からずっとケンカ口調で言われ続けてた分、沙絵はうれしかったんだろうなあ。ドライブする二人を見て、スポンサーのTOYOTAのCMが頭に浮かんできちゃった。「♪ホレたオレが悪いのさ ~ ドライブしよう オレのランクスで~」。車は「ランクル(ランドクルーザー)」だったけどさ(笑)。
いつの時期だかわからないけど、寒そうだった夏の海(笑)。櫂と沙絵はここでもケンカ。でも櫂くん、離れていく沙絵に向かって、ついに大声で言っちゃったっ!
「俺はお前が好きだーーーーーっ!」
※今回ばかりは、私が櫂のセリフを全て書く資格はないだろうと判断。
沙絵は気付いた! そして海辺でキス! と思ったら、直後ベッドで「ニャー」! へえ~、サブタイトルの「結ばれる二人」、こういうことだったわけね。イヤン。
というわけで、「先週よりまた進展したなあ」と思ってたラスト。しかし! 自転車に乗った沙絵がめまいでよろけてるじゃん! ああ、このシーン前で終わっておきたかったような・・・。次回予告では、沙絵・ピアノの高音部強打に衝撃! 「き、聴こえた・・・」ならうれしいんだけどね。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
おじゃまします。感想書かせてください。
y=1/x いやぁ、これ最高の例えですよ!
しばしの間「lim(x→0)でy→無限大」みたいな計算してました(笑)。この8話最後にはy=xになったのかな~と。
茜の行動には謎が多いですね。自分の中では「不思議ちゃん」と思っているんですが、共感できることもあり、ありえないなぁとも感じることもあり、それでいて良い事言ったりと。翔平もすっかりペースにハマってしまったかな?
啓太の出番が少ないですね~。名古屋、盛り上げてくれぃ!赤福と坂角のせんべい(えびせんべい"ゆかり"のことかな?)は有名ですよね。これが納屋橋まんじゅうだったりしたら...通かな?
海での櫂と沙絵のシーン、王道と言った展開だったと思いますが、それなりに感動しました。7話で沙絵は柿崎(永井大)から「好きだよ」と言ってくれた事に嬉しく思った(結果、嘘ではあったけども...)ように、櫂からこの言葉を言って欲しかったんだなぁと。この段取があったからなおのこと盛り上がったと感じました。
最後の沙絵の"めまい"発祥と予告のピアノの所、更に失聴度合いが増してしまいそうな予感がして、ちょっと物悲しい気分になりました。でもきっと良い事あるさって願って次週を期待したいです。
投稿: LX | 2004.06.01 00時37分
沙絵の「女心」は反比例のグラフ?
これって面白い。やっぱり理数系!
でもこう言う猫みたいな女の子ってでも魅力的かもしれませんね。
(付き合うと苦労するかも知れないけど)
それに沙絵もこんな「複雑骨折してる」自分の心を持て余してるのかも・・。
櫂はヤワじゃ無いから、そんな沙絵を受け止められると思うけど。
沙絵は中々そこまで信じられないんでしょうね!
でも櫂の捨て身の告白で、やっと沙絵も信用出来た?
「もう1回言って」って所がかわいいですよね。
翔平と茜・・確かに兄弟みたいですね。
珠美とエイジ・・かぶるかも。滝沢君はまた童顔だし。でもお酒が好きらしくて意外!
「Sign」のインスト、良かったですよね。メロディも美しい!
海のシーンて5月12日に館山でロケしたんじゃないかしら?
(公式サイトより)
ちょっと夏の海って感じじゃなかったですね。
櫂の告白シーンも良かったですね。
このドラマ毎回、、名シーンが有るんですよね。
でも最後は悲しい予感。ほんとドキドキもんです。
(植田Pも「櫂と沙絵の一瞬の幸福な日々」って書いてたし・・)
投稿: TAMA | 2004.06.01 01時04分
やっぱり男性の目で見ても、沙絵は難しいって思います?安心しました(笑)でも、可愛いから何でも許されちゃいますね。
だから、櫂もよほどの決心だったと思いますよ。柿崎先輩の出現がなければ、このまま友情でいっちゃったかも・・・そう思うと永井くんは、とても重要なやくどころだったんですね(苦笑)
それにしても、2人早かったですね~もう、あずさん「イヤン。」なんて、言わないでくださいよ。キャッ(赤面)。
しかし、Signの歌詞にTAMAさんのコメント、予告より衝撃が大きいんですけど(汗)
投稿: シェリー | 2004.06.01 09時31分
>LXさん
ドラマのストーリーを数学的に話すことって、あまりないけど面白いものですね。「y=1/x」は絶妙な表現でしょう? LXさんみたいに、limして極限値まで考えていたのも事実です(笑)。第8話の最後は劇的なものだったけど、私としてはもはや原点に戻ってほしくないんだよね。「y=x(x>0,y>0)」でありたい・・・。
茜はつかめませんね。でもある時突然積極的になるのはありますね。「不思議ちゃん」、確かに。まあ好感度は高い方なんでしょうね? 啓太は盛り上げ役に徹してるけど、今回の名古屋話は良かったです。
櫂くんは、これまで沙絵には良いセリフは言ったけど、「好きだ」というのは今回初めてでしたからね。よほどうれしかったんでしょうね。終盤と予告の展開には驚いたなあ。「きっと良い事あるさ」、これは私も願っています。
>TAMAさん
理系の私はそんなことを考えていました。でも櫂と沙絵が結ばれて、まずは良かったですね。確かに、沙絵みたいな人がいたら難しい、と書きました。でも実際はそれがどうであれ、好きになると無我夢中になってしまうものなんですよね。
海のシーンは、「常夏」っていう感じがしなかったです(苦笑)。太陽があまり照ってなかったからかな? 5月の海か、それはまだ無理があったかな? でも櫂が大声で告白して、沙絵がタッタッと走ってきて、勢いを止められず櫂を押し倒しちゃう所なんて、良かったですよね。植田Pの「櫂と沙絵の一瞬の幸福な日々」、マジで~?
>シェリーさん
はい、正直に「難しい」と書きました。同時に男として、櫂の気持ちもわかりましたね。「どうしたらいいのさ!」みたくなると思うし。柿崎は本当にあれだけの出演みたいだけど(笑)、その後のストーリーに影響を与えたのは事実ですね。友情と愛情、これはなかなか難しい境界だ・・・。
「2人早かったですね」って、「な・に・が」?(笑) かなりラブラブでしたね!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2004.06.01 23時33分
数学的考察、面白かったです。双曲線ですか。漸近するけど永遠に交わらない。何やら示唆的な。
この後放物線のように、あの夜が極値で最もX軸に近づいていた、という展開にならなければいいのですが。
刺激を受けましたので、少しお遊びレポートでお邪魔させてください。
公式HPに、翔平の家のテレビの上に金のシャチホコが乗っているスナップが載っています。
一番小さく見積もってテレビが14インチだと仮定すると、ブラウン管の横幅は23.4cmで一定と既知ですから、ここからシャチホコの大きさが推定できます。
これもかなり控えめに見積もって、口側上半身と尻尾側下半身をそれぞれ直径4cm・長さ9cm、直径3cm・長さ8cmの円筒と近似してその体積を計算すると、約170立法センチメートルになります。
この値に純金の比重19.3をかけると、シャチホコ1個の重さは約3.3kg。2個で6.6kg。
片手で軽々と持って袋から出すにはなかなかキビシイ重さです。薄い箱だと真ん中で折れてしまいそうだし。
そして何より、金地金としての価格は現在のレート(1370円/g)で904万円!!
式を挙げたカップル全てにプレゼントしていたら、啓太の結婚式場は倒産してしまいますね(笑
ということであのシャチホコは、純金ではないか、啓太の言を信じて純金だとすると中が大きな空洞になっているか、だと思います。
投稿: tele | 2004.06.02 20時15分
>teleさん
どうも! 数学的考察しているなんてやってるの、ここぐらいでしょうね。それだけに貴重な存在?(笑) そう、双曲線。その軌跡が、何かしらもの悲しさを語る所がありますね。ストーリー的には「3次曲線」を描いてくれると良いなあ、と・・・。
おっと、これまた新たな数学的考察! 金のシャチホコの推定重量から予想価格まで! これは面白かったです。出ましたね、数学ならではの「仮定」。実際数値が入ると、訴えるものが違いますね~。私はやはり「純金」発言を信じた「中が空洞」説が有力だと思いました。しかし、これもまた「仮定」・・・。
以前teleさんには、コメントでの順序立てた推論を見て「脚本書きの勉強をしてみては?」なんて言いましたけど、もしかして理系の人ですか? あと男性ですか? いや、最近は私のように理系視点でドラマを語る人が増えてうれしいので、つい・・・。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2004.06.03 23時48分
3次曲線ならどこかで必ずX軸と交わりますもんね。上がったり下がったりしながらうまくいけば3回。第1話のエンディングと前回の夜ですでに2回交差してるという考え方も出来るし、う~ん、見事な例え。
はい、思いっきり理系で男です(笑
数学も昔から好きでした。だから「場合分け」的な考え方を好むのかもしれませんね。
コメント拝見するとLXさんも理系だそうですし、理系は理系を呼ぶのかな?
一応前回の推論の根拠の明示を。
テレビの上のシャチホコの写真。
http://www.tbs.co.jp/orangedays/pola7_8.html
で、テレビのサイズを推定する素材とした写真。
http://www.tbs.co.jp/orangedays/repop32_4.html
カラーボックスと同じくらいの奥行き、壁に貼ってあるA2サイズくらいのカレンダーとの比較、それと翔平の家の経済事情を勘案すると、14インチくらいが妥当かなあと思いまして。
で、前回自説で提案しておきながらそれを否定するようで申し訳ないのですが、ちょっと気になったので再度計算してみました。
今回は逆の見方として、結婚式場からの記念品として幾らくらいのものなら妥当なのか。
名古屋の結婚式は派手で有名だそうですが、確か啓太は式を上げたカップル全てに贈られるようなニュアンスで話してたと思うので、高くてもせいぜい2個一組10万円くらいのものではないかと。ここもまた根拠の薄い「仮定」ですが(笑
そうすると金地金としての重さは約73g、シャチホコ1個当たりだと36.5g。金の比重19.3で割ると体積は約1.9立方センチメートル。
前回近似した二つの円筒形を組み合わせた形の表面積は約210平方センチメートルになりますから、全体が均一な厚さだとすると体積÷表面積はなんと0.009cm、つまり厚さ約0.1mm!!
こうなるとほとんど金箔です。純金はもともと柔らかいから持った瞬間に握りつぶしちゃいそうですね(笑
実際のシャチホコは表面の形がはるかに複雑なのでもっと薄くなりそうだし、それ以外に加工費も相当かかりそうだし。
考えてみればTBSの「東京フレンドパーク」でゲームをクリアしてもらえる金貨があの大きさで約10万円と言ってますから、あれと比較しても翔平が貰ったシャチホコ純金説は難しいのかなあと思ってしまいました。
それとも啓太(と啓太のお父さん)は、あまりに感激してとっておきの特大サイズを大奮発しちゃったのかな?
続けての長文ですいません。。。
投稿: tele | 2004.06.04 21時45分
>teleさん
「3次曲線」、これまた絶妙な表現でしょう? ストーリーは既に変曲点を超え、これからY軸の負の方向へ向かうところですね。そこから軌跡通り無限大へ伸びるとドラマ的には良いんですが。teleさん、理系でしたか! 数学は私も好きでした。命題をあらゆる解法で解き明かすのが面白かったりね。その解法に「エレガント」さを求められたりね。なるほど「場合分け」ね。もしかして「背理法」なんてのも得意では? これで理系がまず3人集まりましたね。LXさんも「仮定」を置いて筋道の通った見解を話してくれるから、うれしいんですよね。「理系は理系を呼ぶ」、これが真実ならうれしいです。LXさん気付いてくれるかな? 「オレンジの会」に対抗して「リケイの会」でも作ります? (^o^)/一応募集してみるか
シャチホコの写真は、アップ写真は見つけたけどもう一つのは知らなかった! 「経済事情」って、その外的要素の着目、するどい(笑)。確かに14インチくらいに見えますね。その後の計算、全て読みましたからね。結論として、金箔・・・。以前書いてくれた仮説と合わせても、「純金の塊」ではないと言えそうですね。
この週末、第9話があるわけですが、また理系的見解なんて聞かせてもらえませんか? こちらも久々に数学熱が高まってきましたよ!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2004.06.05 00時57分
その前に、数学を復習しておかなきゃ(笑)。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2004.06.05 01時28分
先週末から長期お出かけしてまして、疲れもとれた所です。
>teleさん
の話、大変面白いですね!!シャチホコ純金使用量考察論。楽しく出来た時の数学を思い出しました...(遠い目)
計算するほうには一時期ハマったんですが、図形関係はかなり苦手な部類なんです(苦笑)
「リケイの会」ですか?参加したいですね(笑) まずはそれらしく「キャンパス・ノート」を作って回覧でしょうか!色はオーソドックスな薄水色で...!でもすぐに落ちこぼれそうだな(間違いない!)
グラフついでの話...最後の櫂と沙絵はカーディオイド曲線
( 極座標 r = 1 + cos(t) t:0~360度 )で、フィニッシュ!
ああ、マニアックな展開なのでこの辺で...
投稿: LX | 2004.06.09 08時50分
LXさん、お疲れさまでした。だいぶ楽になりました? teleさんの数学的考察論、面白いでしょう? ちなみに私は、微分・積分がものすごく好きで、高校・大学とそればかりやってましたよ。
「リケイの会」のノートはキャンパス? ははー、らしいねー、いいねー! ドラマとの関連付けは最近難しくなってるけどね、また何かで関連付けて話しましょう。カーディオイド曲線・・・それは忘れてた(苦笑)。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2004.06.09 23時27分